JPS5813716A - 異収縮混繊糸の製造方法 - Google Patents

異収縮混繊糸の製造方法

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JPS5813716A
JPS5813716A JP11109681A JP11109681A JPS5813716A JP S5813716 A JPS5813716 A JP S5813716A JP 11109681 A JP11109681 A JP 11109681A JP 11109681 A JP11109681 A JP 11109681A JP S5813716 A JPS5813716 A JP S5813716A
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JP
Japan
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nylon
copolymer
yarn
undrawn
birefringence
Prior art date
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Pending
Application number
JP11109681A
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English (en)
Inventor
Hisashirou Eguchi
寿史朗 江口
Yoji Kaneda
洋二 金田
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Unitika Ltd
Original Assignee
Unitika Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はナイロン異収縮混繊糸の製造法に関するもので
あり、さらに詳しくはナイロン6を成分とする繊維糸条
とナイロン6/66共重合体を成分とする繊銀糸条を混
合して異収縮混繊糸を得る方法に関するものである。
本発明の目的は編織物にした後、熱処理した時かさ高で
しかも乾いた触感のある編織物となり得るナイロン異収
縮混繊糸の提供にある。
従来、熱収縮率の異なる2種以上の繊維糸条を混繊合糸
して、編織物になさしめ熱処理した時。
かさ高でしかも乾いた触感のある編織物が得られること
はよく知られており、ポリアミドの場合高収縮側の糸条
には主として共重合体を用いることが提案されている。
(例えば特会昭41−11654号等) しかし共重合ポリアミド糸条は溶融紡糸して水系油剤を
付与すると単糸間、糸条間の膠着が発生したり未砥伸糸
を捲取ってパッケージにする際捲崩れが発生し易いこと
も一般によく知られていることである。
これらの問題点を解決するためアμコーp顕もしくは鉱
物油醇を溶剤とする非水油剤を付与する方法が提案され
ているが、この方法はパフケージに*aつた糸条な数時
間放置すると、糸条が吸湿することにより、糸条の伸長
がおこりII取ボビンと糸条との間に隙間ができたり、
延伸工程での解舒時に糸条のスツl抜けが生じ安定して
糸条が引き出せず解舒切れが多発する等のトップ〃が起
る。
他の解決策として特公昭50−34127号の油剤濃度
および温度をコントロールする方法があるが。
温度制御の装置が必要になるばかりでなく、油剤濃度が
高いため油剤の付着斑が大きくなり好ましくない。
本発明者らはナイロン6/66共重合体を高収縮側糸条
に適用して、異収縮混繊糸を製造するに際し、上記間層
点について鋭意検討した結果9本発明に至ったものであ
る。
すなわち1本発明はナイロン6を成分とする繊維糸条と
ナイロン6/66共重合体を成分とする繊維糸条を混合
して異収縮混繊糸を得るに際し、ナイロン6/66共重
合体におけるナイロン66の重量、比Wg6と該重合体
を溶融紡糸し、水系油剤な付与して得た未延伸糸条の複
屈折率△罰の関係が下記(IL (2)式を満足するナ
イロン6/66共重合体未延伸糸条と複屈折率が35−
X10  以下のナイロン6未延伸糸条を合糸して同時
に延伸することを特徴とする異収縮混繊糸の製造方法で
ある。
5 ≦W≦20−・−・・−・曲(1)iSOXlo−
”≧△n≧−”−(21+ 50 ) X 10−”−
−−−−−−−・・(2)異収縮混繊糸の高収縮側糸条
になるナイロン6/66共重合体のナイロン660割合
は5〜20重量g6が好ましいがより好ましくは8〜1
5重量%の範囲にある。
第1図にナイロン6/66共重合体系条の清水収縮率と
ナイロン6/66共重合体のナイロン66の割合の関係
を示すが、清水収縮率とは以下に記す方法により測定し
た値である。
糸条を検尺機を用いて一定の長さに#g取りし。
41F/(lの荷重を!為けて25℃、65*R)Iの
雰囲気に24時間放置後、′試料長を測定し、このとき
の長さをIとする。次に荷重をかけたまま沸騰水中に3
0分間浸漬した後、再度25℃、6596RH@囲気中
に24時間放置後、試料長を測定する。このと□きの長
さをloとし、゛次式により清水収縮率を算出する。
海水収縮率=n二L×100(96) ナイロン6/66共重合体のナイiン66の割合が5%
以下になるとナイロン6との清水収縮差が小さくなりす
ぎて編織物になさしめ湿熱処理したとき、かさ高さの発
現度が不十分なため表面がヌメリ感を有し目的とする編
織物が得られない。またナイロン66の割合が20g6
以上になると未延伸糸の複屈折率を20X10 〜50
X10  の範囲に配向させたときでも゛パッケージに
捲き取る際の播崩れ、あるいは糸条間の膠着を生じ安定
して生産することができない。
未延伸糸の複屈折率を50X10−”以上に上げると一
条間の膠着は良化するが、他方延伸混繊を安定して実施
するためには、ナイロン6の未延伸糸とナイロン6/6
6未延伸糸の最適延伸倍率が実質的に同一になるように
ナイロン6の未延伸糸を調節する必要があり、ナイロン
6/66共重合体の安定紡糸域に対してナイロン6を合
わすためには。
紡糸速度は実質上2000#+/min付近く複屈折率
55X10−”付近)の繊維構造としては通常不安定な
領域を選ばなければならない。
当然、紡糸速度をさらに上げて複屈折率を55X104
以上にすれば安定構造に達しうるが、特別な高速の防止
装置を必要とし、コスト的にも不利になる。
第2図にナイロン6/66共重合体のナイロン66の割
合と複屈折率の関係を表すが1図中斜線で囲まれた部分
がナイロン6との対比において安定して生産できる範囲
を示す。
また複屈折率が20 X 1.0−”以下で水系油剤を
付与すると、未延伸糸をパッケージに捲取った際に糸条
の膠着を生じ、延伸時に解舒切れ等のトップ〃が多発す
る。
すなわち本発明の骨子とするところは高収縮側のナイロ
ン6/66共重合体系条は共重合比を限定し、かつ複屈
折率を上げることにより通常の水系油剤を用いて膠着防
止、m崩れ防止が可能であり−力紙収縮側のナイロン6
糸条を合糸し延伸混繊を実施するためには、ナイロン6
/66共重舎糸条と通常の紡糸で得られる複屈折率55
X10−”以下の範囲でナイロン6糸条の最適延伸倍率
を実質的に同一に合わす条件を選定することにある。
最適延伸倍率とは未延伸糸を延伸したとき延伸糸の残留
伸度が30優〜50%となる菖伸倍率のことを表す。こ
の最適延伸倍率がナイロン6糸条とナイロン6/66共
重合体系条とで大きく異なると延伸直談の収i縮差が異
なるため捲取張力に差を生じ糸長差によるμmプやたる
み、あるいは延伸時の糸条切断の原因となる。
従って先述した如くナイロン6/66共重合体系条の複
屈折率は20X10  の範囲を選ぶのがよいがより好
ましくは22.5X10 〜25.0X10  の範囲
である。
以上9本発明によればナイーン異収縮混繊糸が糸条の捲
量れ、膠着のトップ〃をひきおこすことなく、高生産効
率でしかも低コストで製造することができその工業的効
果は顕著である。
またこの異収縮混繊糸のナイロン6糸条とナイロン6/
66糸条の混合比は任意に選定することができ、制電剤
、顔料等を添加したり糸条の断面を異形にすることも可
能である。
以下2本発明の方法を実施例によって説明する。
相対粘度は試料1gを96!II硫酸100dに溶解し
25℃で測定したものである。
実施例 C−カブロックタふとナイロン6.6 @の割合を変化
させて表1に示す各混合比の共重合agjJアミド(相
対粘度2.60)を得た。
これらのポリアミドを通常の溶融紡糸機により255℃
で0.25%lI 12孔のノズルより紡出し油剤を付
与後捲厭って未延伸糸を得た。吐出量は延伸後の糸条の
繊度が55dになるよう各々調整して捲取速度を600
〜20.00*/Winまで順次変化させて複屈折率の
異なる牽条とし複屈折率に対する捲量の評価を行った結
果□を表1に示す。
また、この糸条を延伸した時の解舒性を表2に示した。
表  1 記号内訳 JLI)  未延伸糸の複屈折率(X10”)JLI)
  JI[速度(m/win)aリ ナイロン6/66
共重合体の重量比(ナイロン6/ナイロン66) (A)〜(F′)の油剤は鉱物油、制電剤、乳化剤の混
合油剤を10優水エマルジヨンとして用いた。
(G)の油剤は鉱物油系の非水油剤を用いた。
評価基準は次の通りである。
◎;捲捲量好で接置が3#以上でもパッケージとして採
取可能。
0:捲量はやや劣り接置が5#までは安定してパッケー
ジ採取可能だが5#以上では捲量れが発生しやすくなる
Δ:捲捲量良だが接置を500g以下にした揚台はパッ
ケージ採取可能 ×:捲量れによる切断およびカム外れが多発し実質上パ
ッケージ採取不能 表1のうちム1−Fは糸条が膠着し固着したため捲量は
見掛は上皇化した。非水油剤については捲!り中に吸湿
し捲量が悪化したものがあった。
表  2 判定基準は次の通りである。
◎:膠着現象は全く認められず解舒抵抗も−められない
O:若干膠着現象は認められるが解舒抵抗は小さい。
Δ:明らかに膠着現象が認められ解舒可能であるが解舒
張力の変動が大である。
×:膠着現象が著しく解舒不能 量:非水油剤を用いた場合膠着現象は認められないがス
ッポ抜けが多発し実質上延伸できなかった。
上記の未延伸糸のうち捲量、解舒性の良好なものから一
部を選出し別途紡出した延伸後55d/12filのテ
ィリン未延伸糸糸と171で合糸しそれぞれ延伸倍率を
調整して同時延伸混繊を行い糸質物性を測定した結果を
表5に示す。
1:; 表5 この混繊糸に関してはナイロン6/66共重合lリマー
とナイロン61リマーの相対粘度を同一にしたため紡糸
条件はナイロン6/66とティ9ン6は全く同一となっ
た。相対粘度が異なる場合は当然紡糸条件も異なってく
る。
ム5−F’に関してはナイロン6/66共重合糸条は容
易に採取できたが、ナイロン6糸条は繊―構1゜ 造の不定性さにもとづく未延伸糸パッケージの浄くずれ
のトラプ〃が発生し実質上連続操業不能であった。
得られた異収縮混繊糸を九編地とし精練、染色熱セツト
後の風合、触感の感覚的判定結果を表4に示す。
表  1 本発明のナイロン6/66共重合体のナイロン66共重
金比511以下の糸条を混繊したものについては充分な
風合効果が得られなかった。
【図面の簡単な説明】 第1図はナイロン6/66共重合体系条の沸水収縮率と
ナイロン6/66共重合体のナイロン66の割合の関係
を示すグラフ第2図はナイロン6/66共重合体のナイ
ロン660割合とナイロン6/66共重合体系条の複屈
折率の関係を示すグラフである。 特許出願人 ユニチカ株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ナイロン6を成分とする繊維糸条とナイロン6/
    66共重合体を成分とする繊維糸条を混合して異収縮混
    繊糸を得るに際し、ナイロン6/66共重合体における
    ナイロン66の重量比Wg6と該共重合体を溶融紡糸し
    、水系油剤を付与して得た未砥伸糸条の複屈折率へ罵の
    関係が下記(1)、 (2)式を満足するナイロン6/
    66共重合体未砥伸糸と複屈折率が35X10 以下の
    ナイロン6未砥伸糸条を合糸して同時に羅伸することを
    特徴とする異収縮混繊糸の製造方法。 51≦W≦20・・・−−−−・−(1)SO×10−
    s≧Δ舊÷(2W + 50 ) X 10−”・−・
    −−−−−−<2>
JP11109681A 1981-07-15 1981-07-15 異収縮混繊糸の製造方法 Pending JPS5813716A (ja)

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JP (1) JPS5813716A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6088122A (ja) * 1983-10-21 1985-05-17 Toray Ind Inc ナイロン66繊維の溶融紡糸巻取方法
JPS60146029A (ja) * 1983-12-29 1985-08-01 帝人株式会社 混繊糸

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6088122A (ja) * 1983-10-21 1985-05-17 Toray Ind Inc ナイロン66繊維の溶融紡糸巻取方法
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