JPS5813704Y2 - 多点記録計の印点印字装置 - Google Patents

多点記録計の印点印字装置

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JPS5813704Y2
JPS5813704Y2 JP2225078U JP2225078U JPS5813704Y2 JP S5813704 Y2 JPS5813704 Y2 JP S5813704Y2 JP 2225078 U JP2225078 U JP 2225078U JP 2225078 U JP2225078 U JP 2225078U JP S5813704 Y2 JPS5813704 Y2 JP S5813704Y2
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JP
Japan
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wheel
printing
marking
shaft
fixed
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Expired
Application number
JP2225078U
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English (en)
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JPS54126652U (ja
Inventor
境野靖
上杉利明
Original Assignee
株式会社千野製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、多種のデータを同一記録紙上にデータに応じ
て色分けされた一連のドツトとして記録してゆく多点記
録計において、多種のドツトの視覚的識別能力を高める
ために一連のドツトに沿って数字等の印字を行う印点印
字装置に関するものである。
この種の印点印字装置はある一定のドツト数毎にその入
力を表わす記号としての印字を行うものが一般的であり
、それはすべてのドツト毎に印字記号を付するより、あ
る一定の数のドツト毎に印字記号を付するようにした方
が符号同士の重なり合い等が避けられ明瞭度が高いとい
う見地によるものである。
従来におけるこうした印点印字装置は、外周に印点ポイ
ントを有する印点ホイールと外周に符号等の活字を有す
る印字ホイールとを記録紙の走行方向と平行に並設し、
入力値に応じた位置において夫々を順次上下に揺動させ
ることにより印点、記録若しくは印点印字記録を施して
いた○ 然しなから上記従来の印点印字装置が設けられる記録計
は、その印点、印字ホイールが記録紙の走行方向と平行
に並設されていることから記録紙に打点を行う記録点位
置が目盛板より少なくともホイールの半径だけ後方に位
置されるものであり、従って記録後において記録紙が前
面に繰り出されて記録を読み取ることができる状態とな
る1でに時間を要し、データ入力時刻と読み取り時刻と
の間に時間的ずれがある問題点があった。
然も多数入力されている各種データの中で、今現在記録
が行なわれ、表示板に指示されている値がどのデータを
示すものか、記録後に記録紙を読み取る1では確認する
ことができないという問題点があった。
又、各ホイールを回動させるために歯車の複雑な組み合
せ機構を必要とし、装置全体が大型となってし壕う問題
点があった。
本考案は以上のような点に鑑み、印点ホイールと印字ホ
イールとを、前後重合位置に前面を平行として、即ち記
録紙の走行方向と直交する方向をホイールの回動力向と
して重合状に軸支させ、この各ホイールのいずれか一方
を定位置で回動する固定ホイールとすると共に、他方を
その固定ホイールの方向に摺動操作自在とした移動ホイ
ールとして、更にその各ホイールを回動させるための駆
動伝達を一本のホイール軸で行うことにより、表示板に
指示されている値がどこから送られてくるデータである
のかを標示させて虐にその瞬間におけるデータを把握で
きるように或し、更に複雑な伝達機構を用いろ必要のな
いコンパクトな印点印字装置を提供することを目的とす
るものである。
次にこの考案に係る印点印字装置の一実施例を図面につ
いて以下に説明する。
図中1はこの考案に係る印点印字装置を有する記録計で
前面上部には指示目盛板2が左右に渡設されており、こ
の目盛板2の背部には該目盛板2の目盛をさししめず指
針3を有する印点印字装置4が設けられている。
更に上記目盛板2の下部には記録紙5が走行せしめられ
る走行案内板6が設けられており、この案内板6の下部
は記録後の記録紙5bを収納させる収納箱7とされてい
る。
父上記案内板6の背部には記録される前の記録紙5aを
格納させておく格納箱8が設けられており、この格納箱
8内に納められている記録紙5aは、上記案内板6の上
部左右端に設けられているスプロケット9,9により次
々と繰り出され、印点印字装置4により記録が施された
記録紙5bは案内板6の下部に設けられている押し込み
ローラー10により収納箱7内に順次押し込み収納せし
められる構成とされている。
更に、上記印点印字装置4は記録紙5の走行方向と直交
するようにして設けられる駆動軸11上において、該駆
動軸11の軸方向のみ移動自在に支持されており、この
装置4は第3図に示すように外部フレーム12と内部フ
レーム13とを有しこの外部フレーム12と内部フレー
ム13とは外部フレーム12内に内部フレーム13が納
められた状態で支点軸14により枢着されている。
上記外部フレーム12は略逆U字状に折曲されて成る基
部12aと該基部12aの両側部から前方に延出された
左右腕部12b、12bとを有する形状とされており、
基部12aにはその左右両側部間に渡設される管状軸1
5が回動自在として枢着されている。
この管状軸15は内部に前記駆動軸11が嵌挿されると
共に、この管状軸15内には係合突起15aが形成され
ており、該係合突起15aは駆動軸11の軸方向に連続
して形成される係合溝と係合せしめられ、これにより管
状軸15と駆動軸11とは回動力向に対してのみ一体と
されている。
又、上記外部フレーム12の左右腕部12b。12b間
には内部フレーJ−13が上下に揺動自在として取り付
けられており、この内部フレーム13は矩形の枠形状と
され、後方上面には、前方にやや傾斜した上板16が形
成されている。
更にこの内部フレーム13の下部後端における左右両側
には支点軸14が回動自在として貫挿されており、この
内部フレーム13の左右側部の一方における上記支点軸
14の後部には、該支点軸14から斜め後方に延出され
たカム受はレバー17が形成されている。
このカム受はレバー17の先端にはカム受げコロ18が
形成され、このカム受げコロ18は前記管状軸15の外
周に形成されるカム15bと当接せしめられている。
一方、内部フレーム13における前後両側間にはホイー
ル軸19が回動自在として枢着されており、このホイー
ル軸19の後端は内部フレーム13を挿通して該フレー
ム13の背部に位置される間欠受動歯車20と一体に固
着されている。
この間欠受動歯車20は前記管状軸15の外周に形成さ
れる間欠能動歯車21と噛合され、管状軸15が1回転
する毎にホイール軸19を60度の回転角度で回動せし
める歯数比に設定されている。
又、上記ホイール軸19の前端はフレーム13に枢支さ
れ、この枢支部に隣接してホイール軸19と一体に固定
ホイールとしての印点ホイール22が該ホイール軸19
を軸として固着されており、この印点ホイール22の外
周ニは6個の印点ポイント23が等間隔で形成されてい
る。
更に、上記印点ホイール22の背部には移動ホイールと
しての印字ホイール24が配設すれ、この印字ホイール
24はホイール軸19を軸として該ホイール軸19と一
体に回動自在とされると共に、ホイール軸19上におい
て軸方向には摺動自在とされている。
この印字ホイール24の外周には略り字形状とされた6
個の印字ブロック25が印点ホイール22側に突出して
等間隔に形成されており、この各印字ブロック25の先
端外周の径は前記印点ポイント23の先端外周の径とほ
ぼ同等とされると共に、第5図に示すように印点ホイー
ル22と印字ホイール24とが当接された状態において
各印字ブロック25は、この各印字ブロック25と対応
する夫々の印点ポイント23に対して、ホイール220
円周方向、即ち装置4の正面から見て左右いずれか一側
方に隣接するように配置せしめられている。
又、印字ホイール24の背部には保合束26が該印字ホ
イール24と一体に固着されており、この保合束26は
ホイール軸19を軸とする回転体形状とされ外周中央に
は係合溝26aが形成・されている。
上記係合溝26aは、支点軸14を中心として回動自在
とされる操作伝達レバー27と係合せしめられており、
この伝達レバー27は外部フレーム12に突設されるレ
バー軸28を支点軸とする操作レバー29と係合されて
いる。
更にこの操作レバー29の後部は外部フレーム12より
外部に突出されており、この外部に突出された操作レバ
ー29は前記駆動軸15と平行に渡設される操作杆30
と係合されている。
この操作杆30は、第6図及び第7図に示すようにその
両端が操作杆揺動アーム30a。
30aの回動先端に取り付けられており、この操作杆揺
動アーム30a、30aはその基部側が枢軸30bによ
り固定部に回動自在に取り付けられているとともに、該
揺動アーム30aにはその揺動操作を行うソレノイドS
1と復帰用スプリングS2が接続されている。
上記ソレノイドS1はカウンタにより所定の印点回数毎
に1回づつ駆動されるものである。
又、前記伝達レバー27にはバネ31が取り付けられ、
このバネ31により印字ホイール24は通常後方に移動
せしめる方向に附勢されており、上記操作杆30が前後
に揺動操作せしめられることにより、印字ホイール24
は伝達レバー27を介して前後に移動操作せしめられる
O 又、前記ホイール軸19の略中央部には能動傘歯車32
が設けられており、この能動傘歯車32はインク塗付円
盤33と同軸の受動傘歯車34を回動せしめろと共に、
前記保合束26の後方側ストッパーとしての機能を有し
ている。
上記受動傘歯車34は前記上板16を貫通している円盤
軸35に固着されており、この円盤軸35は上板16に
回動自在として枢着されると共に、該円盤軸35におけ
る上板16より突出している部分の中央部には支持円盤
36が固着されている。
この支持円盤36を内装するようにしてインク塗付円盤
33が該支持円盤36上に載置されており、この支持円
盤36とインク塗付円盤33とは、支持円盤36に形成
される切り欠き部3Tとインク塗付円盤33に形成され
る係合板38との係合により互いに回転方向の位置決め
が行われると共に、回動力向に対しては一体とされてい
る。
上記インク塗付円盤33の外周には6個のインク室39
が等間隔で形成されており、この各インク室39内には
夫々異なる色のインクを含むフェルト等のインクパッド
40が詰められているハこのインク室は上下開放とされ
、下方は上記インクパッド40が露出されており、上方
は中央にインク注入口41が形成されたパッド押えキャ
ップ42が嵌合されている。
然して上記インクパッド40は前記印字ホイール24と
印点ホイール22における最上部に位置している印字ブ
ロック25及び印字ポイント23の夫々の先端部と接触
せしめられている。
一方、外部フレーム12の腕部12bにおける先端部に
はビス43.43によりビス止め固着される指針3及び
幕板44が取り付けられており、又、印点ホイール22
の前面にはその印点ポイント23の夫々を示す符号が記
載された表示盤45が貼り付けられている。
然してこの表示盤45は上記幕板44により前面が覆わ
れると共に、幕板44に形成される切欠窓46より、印
点ホイール22の最下端に位置されている印点ポイント
23の符号が表示せしめられている。
次に以上説明した構成による作用を説明する。
1ず入力信号に応じて印点印字装置4は、駆動軸11の
軸方向に入力信号に対応する位置1で移動せしめられる
この移動せしめられた位置における指針3の示す目盛板
2上の値が、その入力信号値を示すものであり、ここで
駆動軸110回動は管状軸15を介してカム15bに伝
えられているのでこのカム15bの凹部とカム’lkf
コロ18が係合すると内部フレーム13は支点軸14を
中心に回動し、印点ホイール22は落下せしめられ、こ
の印点ホイール22の最下端に位置されている印点ポイ
ント23により、記録紙5上に記録が施こされる。
この印点記録の際には印字ホイール24が後方に位置し
ているので印字ブロック25は記録紙5に触れることな
く印点記録だけが行なわれることになる。
又、この印点記録における印点ポイントの色は入力信号
のデータの種類に対応したものであり、従って幕板44
間に現われる印点ホィール220側部に記載された符号
はその時のデータの種類を表わすものである。
更に、カム15bは回動し続けているのでふたたび内部
フレーム13は上方に持ち上げられて、切り換えられた
次の入力信号に応じた位置1で移動せしめられ、このと
き間欠能動歯車21はカム15bと一体に回動せしめら
れているので間欠受動歯車20を介してホイール軸19
は60度回転せしめられ、これにより印点ホイール22
の下端には次の印点ポイント23即ち、切り換えられた
入力に対応する印点ポイント23が位置される。
こうして順次印点記録が施されてゆき、所定の回数だけ
印点記録が施されると、こんどは操作杆30が操作せし
められる。
すなわち、所定の印点回数を計数したカウンタはソレノ
イドS0を駆動させ、これにより揺動アーム30aはス
プリングS2に抗してその先端が回動され、該揺動アー
ム30aの先端に取り付けられている操作杆30は前方
に平行移動されることになるこの操作により該操作杆3
0が前方に移動されると、操作レバー29及び伝達レバ
ー27を介して印点ホイール24は前方に移動せしめら
れる○こうして印字ホイール24は印点ホイール22と
当接されて、印字ブロック25は夫々対応する印点ポイ
ント23に隣接する側部に位置せしめられた状態となる
ここで上述のようにカム15bの凹部とカム受げコロ1
8との係合により内部フレーム13が回動せしめられる
と印点記録と同時に印字記録が施される。
この印点印字記録が施された後は前述と同様に各ホイー
ル24.25が持ち上げられ、次に操作杆30が元の位
置にもどされると、伝達レバー27はバネ31により引
き上げられるので印字ホイール24が引きもどされて、
印点記録だけが行われる状態となる。
尚、上記実施例においては移動ホイールとしての印字ホ
イールは固定ホイールとしての印点ホイールの背部に位
置され、移動ホイールが前方に往動されることにより印
点印字される構成とされているが移動ホイールを固定ホ
イールの前面に位置させて後方に往動されることにより
印点印字を同時に行わせる構成としてもよい。
以上説明したように本考案によれば多点記録計の印点印
字装置として、同一のホイール軸上に設けられる印点、
印字ホイールを前後重合位置に前面な略平行にして設け
、一方を定位置で回動する固定ホイールとし、他方を固
定ホイールの方向に摺動操作自在とした移動ホイールと
して、移動ホイールの固定ホイール方向への往動位置に
おいては印点と印字が同時に行われ、復動位置において
は固定ホイールによる印点印字のいずれか一方が行われ
るようにしたので、左右重合位置に印点印字ホイールが
設けられる従来装置に比し、記録紙への記録点を少なく
ともホイールの半径分だけ目盛板に近づけることができ
、それだけ記録後の記録紙が繰り出されて記録を読み取
ることができる状態となる1での時間的ずれが少なくな
る効果がある。
然も、このように目盛板に近づけることができると共に
、この目盛板とホイールの側部とは平行とされているの
で、このホイールの前面にホイールの最下端に位置する
印点ポイント及び印字ブロックを示す符号を付して記録
計の外部前面より確認されるように構成することができ
、又、そのホイールの最下端に位置する印点ポイント及
び印字ブロックと現在入力されているデータとは対応関
係にあるので、ホイールの前面に記載された符号を読み
取ることにより現在目盛板上に指示されている値がどこ
から送られてくるデータであるのかを容易に把握するこ
とができる効果がある。
又、ホイールを回動させるための動力伝達機構を複雑な
歯車による組み合せ機構を用いず一本のホイール軸で行
うことができ、それだけ簡素でコンパクトな機構とする
ことができる効果があり、それ故、機構負荷が小さくな
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案に係る多点記録計の印点印字装置の一実施
例を示すものであり、第1図はこの印点印字装置が設け
られた記録計の斜視図、第2図は同側断面からの機構説
明図、第3図は印点印字装置の斜視図、第4図は同装置
における外部フレームを取り除いた断面図、第5図は第
4図における印点ホイールを往動操作せしめられた際の
断面図、第6図A、Bは操作杆の作用を示す動作説明図
、第7図は操作杆と印点印字装置との位置関係を示す斜
視図である。 1・・・・・・記録計、4・・・・・・印点印字装置、
19・・・・・・ホイール軸、22・・・・・・固定ホ
イールとしての印点ホイール、24・・・・・・移動ホ
イールとしての印字ホイール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前後重合位置に前面な略平行にして印点ホイールと印字
    ホイールが同一のホイール軸を軸として設けられており
    、この印点ホイールと印字ホイールのいずれか一方は定
    位置で回動する固定ホイールとなっており、他方は該固
    定ホイールの方向に摺動操作自在とした移動ホイールと
    なっていると共に、上記移動ホイールの上記固定ホイー
    ル方向への往動位置においては印点と印字が同時に行わ
    れ、復動位置においては固定ホイールによる印点又は印
    字が行われることを特徴とする多点記録計の印点印字装
    置。
JP2225078U 1978-02-24 1978-02-24 多点記録計の印点印字装置 Expired JPS5813704Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2225078U JPS5813704Y2 (ja) 1978-02-24 1978-02-24 多点記録計の印点印字装置

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JP2225078U JPS5813704Y2 (ja) 1978-02-24 1978-02-24 多点記録計の印点印字装置

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Publication Number Publication Date
JPS54126652U JPS54126652U (ja) 1979-09-04
JPS5813704Y2 true JPS5813704Y2 (ja) 1983-03-17

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ID=28856658

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JP2225078U Expired JPS5813704Y2 (ja) 1978-02-24 1978-02-24 多点記録計の印点印字装置

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