JPS6127015Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、タイムカードに対して印字を行なう
印字機として、特に、複数本の印字ワイヤーを制
御作動して印字を行なうドツトプリンタを用いた
タイムレコーダー用印字装置の改良に関する。

〔従来の技術〕

タイムカードに対してドツトプリンタで印字を
行なう従来のタイムレコーダー用印字装置は、ド
ツトプリンタを取付けたプリンタ基台の底面に垂
設した作動子を、ガイド軸の周面に螺旋状に凹設
したガイド溝に嵌込み、このガイド軸をモータで
回転することによつて、ドツトプリンタをカード
ポケツトに差込んだタイムカードの横幅全長に亘
つて横移動させ、且つ、この移動最中に制御部よ
りドツトプリンタの各マグネツトに印字用の励磁
信号を送ることにより、タイムカードの所定の印
字欄に印字を行なう仕組に成つている。

所が、上記ガイド軸を用いてドツトプリンタを
横移動する装置は、印字の文字間隔を一定に揃え
るために、ドツトプリンタをタイムカードの全横
幅に沿つて常時同じ速度で横移動させなくてはな
らないから、この移動を行なうガイド溝の形成が
非常に難しくて、製造価格が高く成る問題があつ
た。加えて、上記従来の印字装置では、ドツトプ
リンタがタイムカードの横幅全長に亘つて横移動
している最中に、印字を行なう例えば「出勤欄」
とか「退社欄」と云つた所定の印字欄にのみ正確
に印字を行なわなくてはならないから、その制御
が極めて複雑で面倒であると云つた問題があり、
更に、ドツトプリンタが横移動を終えて印字が完
了する迄の時間が比較的長いため、タイムカード
を誤つて印字最中に抜き出してしまつて、斜線状
に曲がつた変形活字が印字される操作ミスが発生
する問題もあつた。

そこで、タイムカードを差込むカードポケツト
をレコーダー本体に対して横移動自在に構成し、
印字に当つては、カードポケツトを移動すること
によつて印字を行なうタイムカードの印字欄の部
〓〓〓〓〓
分をドツトプリンタに位置合せし、且つ、ドツト
プリンタを前記ガイド溝によつて印字欄の横幅分
だけ横移動して、印字を短時間で完了できる簡易
式の印字装置が考えられた。

しかし、上記簡易式の印字装置については、ド
ツトプリンタによる印字を決められた印字欄の間
隔内に正しく印字することが難しい。ドツトプリ
ンタが円滑に印字移動しない。と云つた問題があ
つた。

上記の各問題は、タイムカードの横幅は一般的
に82mmであるのに対し、各印字欄の幅は通常12mm
と極めて狭く形成されており、加えて、ドツトプ
リンタの印字作動は、印字位置を揃える目的で、
先ず始動位置（停止位置）から印字始点位置に向
けてタイムカードの左方向にイニシヤル移動し、
次いで、印字終点位置迄右方向に横移動しながら
印字を行なつた後、再び上記始動位置迄復帰移動
を行なうものであつて、その作動は非常に複雑で
あり、この複雑な作動を上記12mmの非常に狭い間
隔内で、而も、上記ガイド溝に案内させて行なう
ことに起因している。

そこで考えられたのが、上記のドツトプリンタ
（具体的にはプリンタ基台）をカム盤の回転によ
つて押動して印字移動させる印字装置である。こ
の印字装置によれば、上記従来のガイド溝を用い
た印字装置に比較して構造が簡単であり、ドツト
プリンタを円滑に決められた印字欄の幅（12mm）
だけ印字移動させることができる。

〔考案が解決しようとする問題点〕

所が、略円盤状に形成した通常のカム盤では、
ドツトプリンタを一方向に印字移動する単純な作
動は行なえても、前述した様にドツトプリンタを
始動位置から印字始点位置にイニシヤル移動した
後、逆方向に印字移動し、再びこれを始動位置に
復帰移動させる複雑な移動を行なうことができな
い。その為、上記の複雑な移動をカム盤で行なう
には、移動切換専用の歯車とかクラツチ、或は、
牽引用のスプリングと云つた各種の部品及び附属
品が必要と成り、構造が却つて複雑化してしまう
問題があつた。

従つて本考案の技術的課題は、タイムカードの
決められた印字欄に対するドツトプリンタのイニ
シヤル、印字、復帰の一連した印字移動を、一つ
のカム盤を同一方向に回転するだけで正確に、且
つ、円滑に行なうことにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記の技術的課題を解決するために本考案に於
いて講じた手段は以下の通りである。

(1) ガイドローラを押動してドツトプリンタを横
移動するカム盤に、回転用のカム軸を中心にし
てその両側一線上に最小径部と、この最小径部
よりもタイムカードの印字欄の幅だけ大径に造
つた最大径部を設けること。

(2) 上記のカム盤には、最小径部から最大径部に
至る迄の間の周面に、上記のカム軸を中心にし
て次第に増径される左右対称のカム面を設ける
こと。

(3) 上記のカム盤は、カム軸を通る全ての直径を
左右のガイドローラの間隔と同一寸法に形成し
て、このカム盤を左右のガイドローラの間に緊
密に介在すること。

(4) 上記のカム盤を、印字の度に上記のカム軸に
よつて１回転すること。

〔作用〕

上記各要素から成る手段は以下の如く作用す
る。

上記(1)の要素は、カム盤によつて押動される
ドツトプリンタの移動幅を、カム盤の最小経部
と最大径部の差、即ち、タイムカードの印字欄
の幅に定めることができる。

上記(2)の要素は、左右のガイドローラを結ぶ
線に対して、カム盤の最小径部と最大径部を結
ぶ線が直交した位置をカム盤の始動位置（停止
位置）と定め、この状態からカム盤が90゜回転
する間にドツトプリンタを印字始点位置にイニ
シヤル移動し、次いで、180゜回転する間にド
ツトプリンタを印字終点位置に向けて印字欄の
幅だけ印字移動し、然る後残りの90゜の回転で
始動位置に復帰移動する。

上記(3)の要素は、左右のガイドローラに対し
てカム盤のカム面が必ず接しているため、ガイ
ドローラは、カム盤の回転に従つて安定した状
態で押動されるから、ドツトプリンタは円滑に
同一速度で往復移動して、一定の文字間隔で正
確に印字を行なう。

上記(4)の要素は、カム軸によつてカム盤を１
回転するだけで、ドツトプリンタのイニシヤ
ル、印字、復帰の各移動を正確に行なう。

〓〓〓〓〓
以上の通りであるから、上記の手段によつて上
述した技術的課題を解決し、前記従来の技術の問
題点を解消する。

〔実施例〕

以下に、上述した本考案にタイムレコーダー用
印字装置の好適な一実施例を添付した図面と共に
詳細に説明する。

第１図は本考案を実施したタイムレコーダーの
一例を示した外観図であつて、符号１で全体的に
示したレコーダーの上面には細長いスライド溝２
が横方向に穿設されており、このスライド溝２内
に嵌込んだタイムカード３用のカードポケツト４
は、第２図に示す如くレコーダー１内に横架した
スライド軸５に沿つて上記スライド溝２内を横動
できる仕組に成つている。

上述したタイムカード３には、普通の場合第９
図に示す如く定時の出退時刻を印字する出勤欄３
ａと退社欄３ｂ、遅刻、早退等の時刻印字欄３
ｃ，３ｄ、及び残業、早出等の時間外時刻とその
時間数を印字する欄３ｅ，３ｆが並べて形成さ
れ、これ等各欄の横幅は通常12mmに区画されてい
る。また、第１図に示す如くカードポケツト４の
上面に形成した見出し部４ａには、上述した各印
字欄に相当する表示文字（図示せず）が表示さ
れ、カードポケツト４を移動して例えば該見出し
部４ａの出勤表示文字の部分をレコーダー１の上
面に形成した指示マーク６に合せた場合には、こ
のカードポケツト４に差込むタイムカード３は、
その出勤欄３ａの部分を後述するドツトプリンタ
の印字位置に合せてセツトされる。また、移動操
作された上記カードポケツト４の位置は、第２図
に示したカードポケツト４側のセレクターラツク
７と、レコーダー１内のフレーム８に設けたバネ
ストツパー９の弾性的係合によつて保持される。

次に、第２図に於いて１０はレコーダー１の内
部に縦設した案内杆で、この案内杆１０にはラツ
ク１２を形成した摺動枠１１が上下移動自在に装
着されている。１３はラツク１２に噛合して摺動
枠１１を１日１段ずつ上方に段送りする印字段変
更用のラチエツト車で、１４は軸１５を以つて摺
動枠１１の先端に取付けたカード受レバーを示
す。このカード受レバー１４の先端は、上記カー
ドポケツト４の下端に連設したガイド通路４′上
に位置し、差込まれたタイムカード３の下端がカ
ード受レバー１４を回動すると、連動片１６が軸
１７を中心に回動して摺動枠１１に取付けたマイ
クロスイツチ１８をスイツチオンする仕組に成つ
ており、このマイクロスイツチ１８のオンによつ
て後述する印字部の動作が開始される。

上述した印字部の構造を第２図乃至第４図の記
載に基づいて説明すると、１９と２０は上記レコ
ーダー１内のフレーム１ａ間に平行に横架したガ
イド軸で、２１は両ガイド軸１９，２０間に移動
自在に取付けたプリンター基台を示す。該プリン
ター基台２１は両ガイド軸１９，２０に案内され
て、上記カードポケツト４のガイド通路４′内に
差込まれたタイムカード３の印字面に対して平行
に横移動でき、また基台上面にはドツトプリンタ
２２が印字ヘツド２２ａを上記ガイド通路４′
（具体的にはガイド通路４′内に差込んだタイムカ
ード３の印字面）に臨ませた状態で取付けられて
いる。２３，２４は上記プリンター基台２１の底
面に間隔をあけて平行に垂設した左右２本のロー
ラ軸で、これ等両ローラ軸２３，２４には夫々ガ
イドローラ２５，２６が回転自在に取付けてあ
る。２７は上記両ガイドローラ２５と２６の間に
緊密な状態に介在せしめたカム盤、２８はこのカ
ム盤２７を偏心させて取付けた回転用のカム軸
で、両ガイドローラ２５，２６の丁度中間部に設
けられている。

上記のカム盤２７には、第５図乃至第６図に示
す様にカム軸２８を中心にしてその両側一線上に
最小径部２７ａと、この最小径部２７ａよりも前
記タイムカード３の各印字欄の横幅分（通常は12
mm）だけ大径に造つた最大径部２７ｂを設け、且
つ、最小径部２７ａから最大径部に至る迄の周面
を、カム軸２８を中心にして次第に増径される左
右対称のカム面２７ｃ，２７ｄと成した、全体が
略ハート型形状に造られていて、上記カム軸２８
を通るカム盤２７の直径は、全て上記ガイドロー
ラ２５と２６の間隔と同一寸法に形成されてい
る。

また、上記のカム軸２８は、ブラケツト２９に
よつての中央部に取付けられた減速機構３０とモ
ータ３１によつて減速回転されるものであつて、
カム盤２７がこのカム軸２８によつて回転される
と、ガイドローラ２５，２６が押されて上記プリ
ンター基台２１がガイド軸１９，２０に沿つて横
〓〓〓〓〓
移動し、ドツトプリンタ２２をカードポケツト４
内に差込んだタイムカード３の印字面に対して横
方向に移動させることができる。

第５図乃至第７図の記載に基づいて上記カム盤
２７の働きを詳しく説明すると、第５図は両ガイ
ドローラ２５，２６を結ぶ直線に対して、カム盤
の最小径部２７ａと最大径部２７ｂを結ぶ線を直
交させて成る始動時（停止時）の状態を示し、こ
の状態からカム盤２７が図面上矢印方向（時計回
転方向）に回転されると、左側のガイドローラ２
５がカム面２７ｃに押されて矢印の如く左方向に
移動し、プリンター基台２１、即ちドツトプリン
タ２２を印字始点位置に向けてイニシヤル移動す
る。

第６図はカム盤２７が略90゜回転して、最大径
部２７ｂでドツトプリンタ２２を印字始点位置に
イニシヤライズした時の状態を示し、この位置か
らタイムカード３に対するドツトプリンタ２２の
印字が開始される。即ち、第６図の状態からカム
盤２７の回転を矢印方向に進めると、今度は右側
のガイドローラ２６がカム面２７ｃにされて図面
上右方向に移動し、従つてドツトプリンタ２２は
印字を行ないながら図面上右方向に横移動し、タ
イムカード３の所定印字欄にドツトマトリツクス
パターンによる印字を横打ちする。

第７図は上述した印字横移動が終了する直前の
状態を示したもので、印字始動時に於けるカム軸
２８と右側のガイドローラ２６の間隔を第６図に
示す如くＴとした場合、第７図の位置では上記の
間隔がＴ＋ｎと成り、従つてドツトプリンタ２２
は上記ｎの分だけ横移動（印字移動）したことに
なる。上記ｎの距離は前述したタイムカード３に
印刷した印字欄３ａ〜３ｆの各幅と同寸法に定め
られており、従つて、カム盤２７の１回転によつ
て横移動されるドツトプリンタ２２の移動幅（印
字幅）は、通常12mmである。

カム盤２７が第６図の位置から丁度180゜回転
して最大径部２７ｂが右側のガイドローラ２６を
押圧する位置に達すると、ドツトプリンタ２２の
印字移動は終了され、引続き行なわれるカム盤２
７の90゜の回転によつて、上記ドツトプリンタ２
２はカム面２７ｃに押動される左側のガイドロー
ラ２５によつて第５図に示す始動位置に復帰移動
される。この様にカム盤２７の１回転によつてド
ツトプリンタ２２の印字横移動は全て完了し、第
２図乃至第４図に示した位置で次回の印字に備え
て停止される。

尚、上記カム盤２７のカム面２７ｃがガイドロ
ーラ２５、或は、２６を押動している最中は、他
のカム面２７ｄは他方のガイドローラ２５、或
は、２６に接してこれをガイドして、ドツトプリ
ンタ２２の移動を安定させる。

第８図は上述したドツトプリンタ２２とモータ
３１の作動を制御する制御機構の一例を簡単に示
したブロツク図で、図中３２はマイクロプロセツ
サーを中心に構成した制御部を示し、この制御部
３２は電子メモリーを備えた記憶部（図示せず）
が組込まれている。また３３は時計回路で、この
時計回路３３から信号線３３ａを通して制御部３
２に対して各部の基準制御信号となる時刻信号が
入力される。制御部３２は信号線１８ａを通して
送られて来る前記マイクロスイツチ１８のオン信
号に従つて予め記憶部に記憶して置いた各種のデ
ータを読出し、且つ演算して、その制御信号を
夫々信号線３４ａ，３５ａを通してドツトプリン
タ２２の駆動部３４及びモータ３１の駆動部３５
に入力し、上述したモータ３１の回転とドツトプ
リンタ２２の印字作動を行なう。尚、図中３６は
表示時計を示す。

本考案は以上述べた如き構成であるから、印字
に当つては先ずカードポケツト４を移動して印字
欄の決定を行なう。印字欄を決定した後、タイム
カード３をカードポケツト４のガイド通路４′内
に差込む。差込まれたタイムカード３がカード受
レバー１４を押動すると、マイクロスイツチ１８
が閉成して制御部３２を演算作動せしめる。制御
部３２は先ずモータ３１の駆動部３５を制御して
モータ３１の回転を行なう。モータ３１が回転す
るとカム盤２７が回転してドツトプリンタ２２を
横移動し、且つ、この横移動中に印字タイミング
位置検出により上記制御部３２より送られて来る
信号に従つてドツトプリンタ２２の印字ワイヤー
が作動し、所要の勤務データを上記タイムカード
３の所定欄に印字する。

カム盤２７によつて移動されるドツトプリンタ
２２の移動幅は、上記カードポケツト４を移動し
て決定したタイムカード３の印字欄と同寸法（通
常は12mm）に構成されている。また、印字欄位置
〓〓〓〓〓
を変更する場合は、上記カードポケツト４を再度
見出し部４ａの表示と指示マーク６を照合しなが
ら移動し、希望する印字欄をドツトプリンタ２２
の印字位置に合せればよい。

〔効果〕

本考案に係るタイムレコーダー用印字装置は以
上述べた如くであるから、全体を略ハート型に形
成したカム盤をプリンター基台に取付けたガイド
ローラの間で１回転させることによつて、ドツト
プリンタを決められた印字欄の横幅内でイニシヤ
ル移動、印字移動、及び、復帰移動させることが
でき、従つて、印字を短時間で済ませて前述した
印字ミスを防止できる。また、本考案では上記の
様にカム盤の回転によつてドツトプリンタを移動
するから、ガイド軸に凹設したガイド溝によつて
ドツトプリンタを移動していた前記従来の印字装
置に比較して、ドツトプリンタを安定した状態で
円滑に移動することができ、従つて、同一文字間
隔の印字を印字欄の中に正しく行なえる利点を発
揮することができる。更に本考案では、ガイドロ
ーラの間でカム盤を１回転させるだけの極めて簡
単な構成によつて、上述したドツトプリンタの複
雑な印字移動を行なうことができるから、制御部
を含めた印字装置全体の構成が大幅に簡略化され
て、その分タイムレコーダーの製造価格を低減で
きる経済的な利点も発揮できるものであつて、構
成は簡単であるが、印字機としてドツトプリンタ
を使用するタイムレコーダーに実施して洵に好適
である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案に係る印字装置が実施されてい
るタイムレコーダーの一例を示した外観図で、第
２図はその側断面図、第３図は本考案の要部を示
した一部断面側面図で、第４図は同じく正断面
図、第５図、第６図、第７図はカム盤の回転によ
るガイドローラの移動状態を順番に説明した動作
説明図、第８図は制御機構のブロツク図、第９図
はタイムカードの一例を示した正面図である。 １はレコーダー、３はタイムカード、３ａ〜３
ｆは印字欄、４はカードポケツト、２１はプリン
ター基台、２２はドツトプリンタ、２２ａは印字
ヘツド、２３，２４はローラ軸、２５，２６はガ
イドローラ、２７はカム盤、２７ａは最小径部、
２７ｂは最大径部、２７ｃと２７ｄはカム面、２
８はカム軸、３１はモータ。 〓〓〓〓〓

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. カードポケツトをスライドすることによつて位
   置決めされたタイムカードの印字欄に対して、ド
   ツトプリンタをこの印字欄の幅だけ横移動して印
   字を行なうタイムレコーダーに於いて、上記のド
   ツトプリンタを取付けたプリンタ基台に左右のガ
   イドローラを間隔をあけて取付け、これ等両ガイ
   ドローラの丁度中間に配設したカム軸には、カム
   軸を中心にしてその両側一線上に最小径部と、こ
   の最小径部よりも上記印字欄の幅だけ大径に造つ
   た最大径部とを設け、また、最小径部から最大径
   部に至る迄の周面をカム軸を中心にして次第に増
   径される左右対称のカム面と成し、且つ、カム軸
   を通る全ての直径を上記左右のガイドローラの間
   隔と同一寸法に形成したカム盤を、左右のガイド
   ローラの間に緊密に介在させて取付けると共に、
   このカム盤を印字の度に上記のカム軸によつて１
   回転せしめることを特徴とするタイムレコーダー
   用印字装置。