JPS58136689A - コ−クス乾式冷却法および冷却塔 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は灼熱コークスを特殊スキップによりコークス炉
から冷却塔へ輸送し、その中で冷却し、そのため特殊ス
キップを冷却塔へのせ、次にふた、充てん孔および中間
部材を収容するケーシングからなるせきを通して冷却塔
へコークスを充てんするコークス乾式冷却法に関する。

本発明はさらにこの方法を実施するための、特殊スキッ
プ側光てんホッパおよび充てん孔に配置されたせきを有
する冷却塔に関し、せきは中間部材およびふたを収容し
て充てん孔へ接続するケーシングからなる。

いわゆるコークス乾式冷却により灼熱コークス消火の際
の環境汚染が著しく低下される。灼熱コークスはそのた
め特殊スキップによりコークス炉から消火装置へ輸送さ
れ、その際特殊スキップは輸送の間閉鎖されている。特
殊スキップは冷却塔へのせられ、コークスはスキップ底
部の開放によって冷却塔へ装入される。この過程の間、
高温ガスおよびダストが流出するのを防ぐため、冷却塔
閉鎖用の特殊なせきが使用される。

冷却塔用の上昇降下および側方走行可能のふたは原理的
に公知であり（西独公開特許公報第３００４１７５．９
号参照）、その際ふたは走行ローラおよび中間部材とと
もに１つの閉鎖されたケーシング内に配置される。ふた
の範囲のレール上に凹所が設けられ、その凹所へ走行ロ
ーラがふたの閉鎖状態で入りこむ。もちろんこの形成の
ためふたは制限された上昇降下しか可能で々い。そのた
めふたのシール効果は付加的手段に依存している。さら
に全面的に閉鎖されたケーシングは大きいスペースを必
要とし、ガスの流出を確実に防止するようにシールしな
ければ々らない欠点を有する。ガスをケーシングから吸
出す場合、ケーシングが大容積を有することは不利であ
る。さらにふたを左右に走行させる走行ローラは閉鎖さ
れたスライドケーシング内で高度の要求を充足しなけれ
ばならず、そのため特殊材料の使用が必要となる。とく
に前記のようにケーシングの大きい構造寸法が不利であ
り、この欠点は走行ローラおよび走行レールならびに固
有のふたおよび中間部材がケーシング内に配置されるこ
とによって生じ、その際ふたおよび中間部材はケーシン
グ内で左右摺動および上昇運動を行う。

本発明の目的はコークス冷却法を冷却塔の所要の開放の
際にも放出がないように形成し、かつそのために必要な
吸出空間をできるだけ小さく形成することである。

この目的は本発明により特殊スキップを冷却塔にのせた
後、中間部材とふたをいっしょに摺動し、その際これら
部材が包囲され、かつ雰囲気に対し十分シールされ、こ
の狭く包囲した空間から充てん孔開放の際放出されるガ
スを吸出すことによって解決される。

本発明の方法により最小可能の容積のせきで、それにも
かかわらず冷却塔開放の際流出するガスを確実に捕集お
よび除去することができる。

したがって冷却塔充てん過程で放出が発生せず、環境汚
染が避けられる。ふたおよび中間部材は左右摺動および
上昇降下可能であり、これらの部材を収容するケーシン
グすなわちせきはつねに非常に小さい容積を有する。

本発明のもう１つの実施例によれば中間部材はふたとと
もに走行フレームに包囲される。このような包囲により
せきの容積がさらに縮小され、それにもかかわらず冷却
塔からの放出が著ｌ−い時間内に有効な吸出が保証され
る。

この方法を実施するためおよびケーシングの容積をでき
るだけ小さくする目的を解決するため、ふたおよび中間
部材を封鎖するケーシングフレームを全部または１部ふ
たおよび中間部材とともに走行可能に形成することが提
案される。

このようなケーシングは摺動運動を考慮することなくふ
たおよび中間部材の寸法に適合させ１うるので、その容
積が当然小さくなる。この最小可能の空間のため構造費
用も後の吸出のための作業費用も少ない。　　　　　゛
□ 本発明の有利な形成によれば充てんホッパおよび充てん
孔に対して配置された水平のケーシングカバーおよびケ
ーシング底部へ接続するケーシングフレームの側壁はふ
たおよび中間部材に配置され、これらとともに走行可能
である。

有利にせ、きとして有効なケーシングが得られ、とのケ
ーシングは最小可能の容積を有し、構造的に実施が簡単
であり、それにもがかわらず充てん孔周囲の範囲を有効
に、ふた開放の際雰囲気に対し封鎖する。

走行ローラも簡単に安価に形成し、同時に保守を容易に
するため、本発明により側壁を、中間部材およびふたを
支持する走行フレームにその走行ローラおよび走行レー
ルの余地を空けて配置することが提案される。走行レー
ルおよびその上を転動する走行ローラはしたがってケー
シングの外部にあり、流出するガスにさらされず、とく
に容易に近づきうるので保守が簡単である。

左右に摺動する側壁とケーシングカバーおよびケーシン
グ底部との間の十分気密な封鎖は有利に側壁ならびにケ
ーシングカバーおよヒ底部が互いに相対する端縁にアン
グルを備えることによって達成される。このアングルに
より大きい接触およびシール面が得られる。側壁ならび
にケーシングカバーおよびケーシング底部を端縁の範囲
で適当に折曲げて形成し、それによって接触およびシー
ル面を得ることもできる。

本発明のもう１つの形成によれば側壁はケーシングカバ
ーおよび底部に面する端縁にこの部分に接して滑るシー
ル要素を備える。このシール要素は圧力または他の負荷
にさらされないので、少し摩耗するだけであり、周囲空
気の吸込が不所望または有害であることが顕著な場合、
最適のシールが達成される。

すべての範囲で均一で迅速なふたの上昇および充てん過
程終了後の降下は本発明によりふたを摺動駆動装置と結
合したスピンドル駆動装置により上昇降下させることに
よって保証される。

有利にこの場合とくにこのよ゛うなスピンドル駆動装置
は小さいスペースしか必要とせず、状態に応じて配置お
よび形成することができ、そのために大きい構造費用を
必要としない。摺動駆動装置への結合によって周期的に
連続作業が保証され、摺動駆動装置の早過ぎる作動によ
るふたの不慮の損傷が確実に避けられる。さらにこのよ
うな駆動装置は２つの機能のために順次に使用しうるよ
うに形成することができる。

スピンドル駆動装置および充てん孔近くの走行レール配
置により、ふたを十分に上昇および降下することができ
るので、有利に水封装置等を使用す葱ことができる。そ
のため本発明によりふたの端縁に１周する端縁板を調節
可能に配置することが提案される。この摺動可能の配置
によってこのようなふたをそのつどの条件に適合させる
ことができる。それによって汎用のふたが得られ、貯蔵
部材を減少することができる。

さらに別個の圧着装置なしに良好なシール効果が得られ
る。有利にふたの断熱材が耐火マットからなることによ
りふたは軽く形成される。

本発明によりとくにきわめて好ましい構造寸法で有効な
シールが達成されるコークス乾式冷却の方法および冷却
塔のふたが得られる。小さい構造高さならびにふたおよ
び中間部材とともに走行するケーシング側壁によりケー
シングまたはせきは小さい容積を有し、それによって同
時に作業費の低下が達成される。ケーシング側壁の特殊
な形成および配置によりふたおよび中間部材を収容する
ための広く突出する構造が避けられる。走行フレームの
付属部材はケーシング外部にあり、したがって流出する
ガスおよび熱から十分に保護される。

次に本発明を図面により説明する。

第１図は冷却塔１の充てん孔２に終る上部範囲を示し、
充てん孔は第１図に示す位置でぶた３により雰囲気に対
し閉鎖される。冷却塔１″または充てん孔２の上部に灼
熱コークスを冷却塔１へ充てんする充てんホッパ５があ
る。充てん過程の間ふた３を上げて横に走行し、同時に
中間部材４がふた３の位置へ達し、充てんホッパ５と充
てん孔２０間の移行範囲が閉鎖される。

充てんホラ２５０両横に吸出口６が示される。

吸出口６を介して冷却塔開放の際流出するガスが吸出さ
れ、その際吸出口はふた３および中間部材４を密封する
ケーシングフレーム９と結合している。

冷却塔１は充てん孔２の範囲まで達するライニング７を
備える。ふた３自体も断熱材８を備える。軽量構造のた
めふたは取扱い容易である。

ふた３および中間部材４は共通の走行フレーム１０に配
置され、このフレームは走行レール１２．１４上を転動
する多数とくに４つのローラ１１．１３を備える。第１
および２図から明らかなようにローラ１１．１３は側壁
１５．１６．１７．１８からなる包囲の外部に配置され
る。走行レール１２．１４自体もふた３の開放の際流出
するガスを確実に導出および吸出するため、ケーシング
フレーム９によって形成される範囲へ含まれていない。

走行フレーム１０の構造は後に第６図により詳細に説明
する。

走行フレーム１００走行方向と直角の断面である第２図
には側壁１５，１６．１７．１８の上縁１９または端縁
がケーシングのカバー２０または底部２１に案内される
状態が示される。

ケーシングカバー２０は充てんホッパ５に配置され、５
ケ一シング底部２１は冷却塔１または充てん孔２に配置
される。相互の協力作用により側壁１５．１６，１７．
１８ならびにケーシングカバー２０およびケーシング底
部２１はケーシングを形成し、このケーシングはその容
積が小さいため、小費用をもって吸出によりダスト２　
　を除、去することができる。外気のケーシング内への
吸込は側壁１５．１６，１７．１８の上縁１９または端
縁の前記特殊形成によって有効に避けられる。第２図は
さらにふた３および所属部材の工作をいかに正確に行い
うるかを示す。

というのはローラ１１．１３およびふた３の運動に重要
な他の部材を側壁を介して密閉する範囲内へ含める必要
がないからである。

走行レール１２．１４は固有のふた３より下を充てん孔
２に対し平行に走る（第６図）。■型部材２４の上側フ
ランジにローラ１１，１３の均一な転勤を保証する走行
レール１２．１４が支持される。第２図によれば走行レ
ール１２゜１４は充てん孔２の端縁２２より下にその壁
２３に対し平行に配置される。それによって装置はふた
３のための十分な上昇高さが得られ、冷却塔の閉鎖状態
で最適のシールを保証する水封装置２６を使用すること
ができる。そのためふた３の下縁に端縁板２７が配置・
され、この板の自由端２８が水封装置２６へ導入される
。自由端２８と反対側で端縁板２７は２回折曲げられ、
それによって充てん孔端縁２２に正確に支持される自由
端縁２９が発生する。この自由端縁２９および水封装置
２６を介して冷却塔１は前記のように最適に封鎖される
。

ふた３の上昇降下には図示の例では摺動駆動装置３３と
組合せたスピンドル駆動装置３２が使用される。スピン
ドル駆動装置３２によりスピンドル３４．３５が駆動さ
れ、スピンドルは支持ビーム３６に固定したふた３を上
昇し、または水封装置２６へ降下させる。スピンドル駆
動装置３′２はそのためふた３をすべての４隅で同時に
均一に上昇降下させるようにロッド３７゜３Ｂを作動す
る。

ふた３および中間部材４は前述のように１つの同じ走行
フレーム１０に配置される。この走行フレーム１０はロ
ーラ１１，１３が固定された縦ビーム４０およびふた３
または中間部材４が固定された横ビーム４１からなる。

ローラガーＰ４２により個々のローラ１１，１３はダス
ト等による影響から十分確実に保護される。

スピンドル駆動装置３２およびロッド３７゜３８の作動
の際、まずふた３は上昇し、続いて摺動駆動装置３３に
より充てん孔２から離される。ふた３および中間部材４
は同じ走行フレーム１０に配置されているので、ふた３
が走行する際同時に中間部材がこの範囲へ引込まれ、コ
ークス充てんの際この範囲は有効に封鎖される。

その中間時にはとくに側壁１５．１６，１７゜１８が充
てん孔２から流出するガスの確−実な導出および吸出に
役立ち、その際これらの側壁はそれぞれその上に配置さ
れたケーシングカバー２０またはその下に配置されたケ
ーシング底部２１と協力し、前記のせきが形成される。

ケーシング底部２１はこの場合走行レール１２．１４の
間に、側壁１５．１６．１７．１８の下縁が気密に底部
２１上を摺動しうるように配置される。

中間部材４の内壁４４は斜め内側下向きに傾斜配置され
るので矩形または４角形ホツパ４５が発生する。灼熱コ
ークスの均一な導入がそれによって保証される。中間部
材４および中間部材４とふた３の間の結合の特殊な形成
は第３図によって明らかである。

【図面の簡単な説明】

第１図は走行フレームの走行方向における冷却塔のふた
の範囲の縦断面図、第２図は第１図と直角方向の縦断面
図、第６図は走行フレームの平面図である。 １・・・冷却塔、２・・・充てん孔、３・・・ふた、４
・・・中間部材、５・・・充てんホッパ、６・・・吸出
口、１０・・・走行フレーム、１１．１３・・・走行ロ
ーラ、１２．１４・・・走行レール、１５，１６．１７
゜１８・・・側壁、２０・・・ケーシングカバー、２１
・・・ケーシング底部 第１頁の続き ＠ｌ！　　間者　　エンゲルベルト・ブルンスドイツ連
邦共和国しツクリング ハウゼン・リューテンシュトラ ーセ３２ ＠発　明　者　ゲルト・オスターホルトドイツ連邦共和
国ドルテン１２ア ム・ハーゲン７

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　灼熱コークスを特殊スキップによりコークス炉か
   ら冷却塔へ輸送し、その中で冷却し、その際特殊スキッ
   プを冷却塔に支持し、ふた、充てん孔および中間部材を
   収容するケーシングからなるせきを通して冷却塔へコー
   クスを充てんするコークス乾式冷却法において、特殊ス
   キップを冷却塔にのせた後、中間部材およびふたをいっ
   しょに摺動し、その際中間部材およびふたが包囲され、
   かつ雰囲気に対し十分シールされ、この狭（包囲した空
   間から充てん孔開数の際放出されるガスを吸出すことを
   特徴とするコークス乾式冷却法。 ２、中間部材をふたと結合して走行フレームに収容する
   特許請求の範囲第１項記載の冷却法。 ６、　特殊スキップ用の充てんホッパおよび充てん孔に
   配置したせきを有するコークス乾式冷却塔において、せ
   きが中間部材およびふたを収容して充てん孔へ接続する
   ケーシングからなり、ケーシングフレーム（９）が全部
   または１部ふた（３）および中間部材（４）とともに走
   行可能に形成されていることを特徴とするコークス乾式
   冷却塔。 ４、充てんホッパ（５）および充てん孔（２）に配置し
   た水平のケーシングカバー（２０）およびケーシング底
   部（２１）へ接続するケーシングフレーム（９）の側壁
   （１５，１６゜１７．１８）がふた（３）および中間部
   材（４）に配置され、これとともに走行可能である特許
   請求の範囲第３項記載の冷却塔。 ５、側壁（１５，１＆、１７．１８）が中間部材（４）
   およびふた（３）を支持する走行フレーム（１０）にそ
   の走行ローラ（１１，１３）および走行レール（１２，
   １４）をよけて配置されている特許請求の範囲第６項ま
   たは第４項記載の冷却塔。 ６、　側壁（１５，１６，１７，１８）ならびにケーシ
   ングカバー（２０）およびケーシング底部（２１）が互
   いに相対する端縁にアングルを備えている特許請求の範
   囲第４項または第５項記載の冷却塔。 Ｚ　側壁（１５，１６，１７，１８）がケーシングカバ
   ー（２０）および底部（２１）に面する端縁にこのカバ
   ーおよび底部を滑るシール要素を有する特許請求の範囲
   第４項または第５項記載の冷却塔。 ８、ふた（３）が摺動駆動装置（３３）と結合したスピ
   ンドル駆動装置（３２）により上昇および降下可能であ
   る特許請求の範囲第３項記載の冷却塔。 ９　ふた（３）の端縁め周囲に端縁板（２７）が調節可
   能に配置されている特許請求の範囲第３項記載の冷却塔
   。 １０、ふた（３）の断熱材（８′）が耐火マットからな
   る特許請求の範囲第６項記載の冷却塔。