JPS6133516Y2 - - Google Patents

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JPS6133516Y2
JPS6133516Y2 JP11811381U JP11811381U JPS6133516Y2 JP S6133516 Y2 JPS6133516 Y2 JP S6133516Y2 JP 11811381 U JP11811381 U JP 11811381U JP 11811381 U JP11811381 U JP 11811381U JP S6133516 Y2 JPS6133516 Y2 JP S6133516Y2
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pallet
dead plate
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ore
air
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JP11811381U
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  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は多数のパレツトをエンドレスに配置し
て構成されるドワイト・ロイド型焼結機、特にそ
の漏風防止手段についての改良に関するものであ
る。
一般にドワイト・ロイド焼結機は第1〜3図に
示す如く構成されている。第1図はドワイト・ロ
イド焼結機の一般的構成を示す部分側面図、第2
図はパレツトの部分拡大断面図、第3図は同じく
部分拡大平面図であり、図中10は機枠、20は
パレツトを示している。機枠10には図示しない
給鉱端と排鉱シユート11を配した排鉱端との間
にわたつてレールRによる無端軌道が形成されて
おり、各パレツト20はこの無端軌道に相互に連
接せしめた状態で無端状に整列配置されている。
給鉱端には図面には表わされていないが駆動スプ
ロケツトが設けられており、この駆動スプロケツ
トにより各パレツト20は正立した状態で第1図
に白抜矢符で示す如く給鉱端側から排鉱端側に向
けて移送され、排鉱端に達するとトラツクガイド
12に沿つて下向きに回行されてそのまま倒立し
た状態で給鉱端側に戻され、再び正立した状態で
給鉱端から排鉱端側に向けて移動される回動動作
を反復するようになつている。
各パレツト20は左,右サイドフレーム(図面
には左側のもののみが表われている)21間に前
後方向に一定寸法を隔ててサイドフレーム21と
略同じ高さを有する補強リブ21aを配設すると
共に、この補強リブ21a,21a間に略同じ高
さを有する補強リブ21bを固定し、全体として
平面視で矩形状をなし、内側を複数の長方形状部
分に区分されたパレツトフレーム22を形成し、
このパレツトフレーム22にグレートバー23,
サイドプレート24及び前,後車輪25,26を
設けて構成されている。グレートバー23はその
両側上縁部をパレツトフレーム22における相隣
する補強リブ21a上縁に係止せしめた状態で多
数並列架設されており、また右,左サイドプレー
ト24は夫々左,右サイドフレーム21,21上
に相対向して所要高さに立設配置されている。そ
して前,後車輪25,26は左,右サイドフレー
ム21の外面に突設してある軸受部25a,26
aから夫々左,右に突き出して軸支されレールR
上を転動するようにしてある。
而して相隣する各パレツト20は給鉱端側から
排鉱端側に向けてサイドプレート24を連ねた状
態で移送されてゆくこととなり、給鉱端側ではそ
の上方に配した床敷ホツパ,原料ホツパ(いずれ
も図示せず)からグレートバー23上に焼結原料
が均一な高さに供給され点火炉,保熱炉を通る過
程で焼結原料に点火,保熱され、パレツト20の
移動領域下に配した集風ボツクス27からの吸風
により、風をパレツトフレーム22を通して焼結
原料の上面側から下方に吹抜けさせ、焼結原料の
上方から下方に向けて焼結を進行させてゆき、パ
レツト20が排鉱端に達すると同時又はその直前
に焼結を完了せしめ、焼結鉱を冷却装置に送出せ
しめてゆくようにしてある。集風ボツクス27
は、ロート状であつて、その集風口を一列に連接
せしめた状態で給鉱端近傍から排鉱端近傍に至る
パレツト20の移送域下に配設されており、図示
しないダクトを通じてブロワにより風を吸引する
ようにしてある。
ところで一般に焼結原料に対する通風効率を高
めるためには集風ボツクス27の集風口27aを
パレツト20の下面に摺接状態に保持して漏風を
防止するのがよいが、構造的に安定した摺接状態
を得るのは極めて難しく、通常は集風口27aを
パレツト20の下面から僅かに離して配置する構
造が採られるが、当然の結果として漏風が生じ、
焼結原料に対する通風量の正確な制御が難しくな
る。このため従来にあつては集風口27aとパレ
ツト20の下面との間に形成される隙間のうち、
パレツト20の側方における隙間はシールバー2
8によつて、またパレツト20の移動方向におけ
る隙間はデツドプレート29によつて夫々封止す
ることとしている。
シールバー28は断面逆T字形に形成されてお
り、各パレツト20のサイドフレーム(図面には
片側のみ表われている)21にその略全長にわた
つて形成されている溝21c内に摺嵌せしめると
共に、シールバー28の長手方向両端部に穿つた
孔28a内に通したピン28bにより支持させて
構成され、パレツト20が給鉱端から排鉱端に向
け移動する間シールバー28を自重にて機枠10
における横梁13上面に摺接せしめ、集風口27
aとパレツト20下面との間隙のうち、両側の間
隙を封止するようになつている。またデツドプレ
ート29は排鉱端側(給鉱端側についても同様)
における排鉱シユート11に面して位置するトラ
ツクガイド12とパレツト20の移動方向最前方
に位置する集風ダクト27の集風口27aとの間
にあつてパレツト20の下面の広さと等大の平担
面を有し、集風口27aと対向する部分の縁部は
集風口27aの内側に臨ませた状態で集風口27
aに当接してあり、また下面にはその四隅部にウ
オームジヤツキ29aの作動杆が連結されてお
り、上面がパレツト20の下面に適圧で摺接し得
るようウオームジヤツキ29aにてパレツト20
下面に弾圧保持せしめられており、これによつ
て、最も排鉱端側に位置する集風ダクト27の集
風口27aとパレツト20下面との間隙のうちパ
レツト20の移動方向における間隙を封止するよ
うにしてある。
しかしこのような構成においては特にデツドプ
レート29は単一のパレツト20下面全域わたつ
てこれに摺接せしめるため、デツドプレート29
に不均一な摩耗、或いはゆがみが生じ易く、また
パレツト20からの落鉱がパレツト20下面とデ
ツドプレート29上面との間に喰み込まれてデツ
ドプレート29に不均一摩耗を生じる等のために
シール機能が低く、通風制御精度が十分でないな
どの欠点があつた。
本考案はかかる事情に鑑みなされたものであつ
て、その目的とするところは無端軌道に沿つて周
回回動可能に連設配置された多数のパレツト上に
順次供給される焼結原料の焼成を行うべくパレツ
トの移動域下に臨ませた集風ダクトから風を吸引
し、焼結原料の表面側から下方に向け風を通流せ
しめるようにした焼結機において、給鉱端及び排
鉱端の位置に、パレツトの移動域下にその移動方
向と直交する方向の略全幅にわたるデツドプレー
トを設け、またパレツトの下面には前記デツドプ
レート上を通過する際デツドプレートに摺接する
よう回動傾向を付与された遮風板をパレツトの移
動方向と直交する方向に設けることによつて、永
続的に確実なシール機能が得られ、またパレツト
自体は従来のものをそのまま利用出来て、設備費
も少なくて済み、更にパレツトからの落鉱によつ
てシール機能が損われることなく、正確な通風制
御を行なえる焼結機を提供するにある。
以下本考案をその実施例を示す図面に基いて具
体的に説明する。第4図は本考案に係る焼結機
(以下本案機という)のパレツト下面とデツドプ
レートとの間のシール構造を示す部分断面図、第
5図は第4図の−線による断面図、第6図は
本案機の部分拡大断面図であり、図中1はパレツ
ト、2はサイドフレーム、3はパレツトフレー
ム、4はグレートバー、5はサイドプレート、
6,7は車輪、10は機枠、Rはレールを示して
いる。機枠10にはレールRによる無端軌道が形
成されており、この無端軌道にパレツト1がその
車輪6,7を介して相互に連接した状態で多数載
架され、図示しない駆動スプロケツトによつて給
鉱端と排鉱端との間を周回回動せしめられるよう
にしてある。パレツト1は一対のサイドフレーム
(図面には片側のみ表われている)2間にパレツ
ト1の移動方向と直交する方向の補強リブ2a及
びパレツト1の移動方向の補強リブ2bを配し
て、全体として平面視で矩形状をなし、且つ内側
が矩形状の小区画に区分されたパレツトフレーム
3にグレートバー4、サイドプレート5及び車輪
6,7を設けて構成されている。グレートバー4
はパレツトフレーム3の矩形状をなす小区画に多
数並列して懸架されており、またサイドプレート
5はサイドフレーム2上に所要高さに立設され、
更に車輪6,7はサイドフレーム2の外面側前,
後部に突設した軸受部6a,7aに夫々軸支され
ている。サイドフレーム2にはその下面に集風ボ
ツクスの集風口とパレツト20下面の隙間のう
ち、パレツト1の移動方向と直交する方向の隙間
を封止するためのシールバー8が、また排鉱端側
近傍におけるパレツト1の移動域下にはパレツト
1の移動方向における集風口とパレツト下面との
間に形成される隙間を封止するデツドプレート9
が配設されている。
シールバー8は断面逆T字形をなし、その長さ
はパレツト1のサイドフレーム2のそれと略等し
く、長手方向の両端近傍には上,下方向に長い孔
8aが形成されており、サイドフレーム2の略全
長にわたつてその下面に開口させた溝2c内に摺
嵌せしめられ、孔8aに挿通した軸8bにて支持
されており、常時は自重によつて機枠10の横梁
13の上面に摺接し、集風口とパレツト20下面
との間の隙間のうち、両側の隙間を封止するよう
にしてある。
またデツドプレート9はパレツト1下面と同じ
広さの矩形状の平坦面を備えており、その下面の
四隅部は機枠10に配したウオームジヤツキ9a
の作動杆が連繋され、該ウオームジヤツキ9aに
よつてデツドプレート9上面がパレツト1の下面
移動域に臨んでパレツト1の下面と適正寸法を隔
てて対向するよう支持されている。
そして各パレツト1の下面にはパレツト1の下
面と前記デツドプレート9との間におけるパレツ
ト1の移動方向における隙間を封止するための遮
風板たるシールゲート30が複数列(実施例では
4列)配設されている。シールゲート30は断面
長円形状をなし、その幅はパレツト1の下面とデ
ツドプレート9の上面との間の離隔寸法よりも大
きく設定され、また長さはパレツトフレーム2に
おける補強リブ2a,2bにて区画された矩形状
領域の長手方向の長さよりも僅かに短く設定され
ている。各シールゲート30にはその幅方向の一
端寄りの位置に長手方向に貫通する長孔30aが
形成されており、この長孔30aに挿通せしめた
軸8bによつてパレツト1下に吊垂支持されてい
る。各シールゲート30の端部のうち、補強リブ
2bと対向する側の端部には補強リブ2bの下方
を封止すべく一端部又は両端部に補強リブ2b下
に延びる突部30bが形成されている。軸8bは
前述したシールバー8の支持軸をも兼ねており、
パレツトフレーム3を構成する各補強リブ2aの
後面側近傍に沿つて各補強リブ2bを貫通して配
設され、両端部は溝2c内に位置するシールバー
8を貫通してサイドフレーム2に固定されてい
る。
上述の如く構成された本案機にあつては各パレ
ツト1の下面にはパレツト1の移動方向を直交す
る方向にシールゲート30が配設されており、排
鉱端近傍に達してデツドプレート9上にさしかか
ると各シールゲート30はパレツト1の移動方向
前方側に位置するものから順次デツドプレート9
上に乗り上げて自重でデツドプレート9表面を摺
接しつつ移動し、パレツトフレーム2下面とデツ
ドプレート9上面との間の隙間を各シールゲート
30によりシールすることとなる。シールゲート
30の両端面とパレツトフレーム2の特に縦方向
の補強リブ2bとの間にはシールゲート30の自
由な傾動を許容するために僅かな隙間が形成され
ているか、シールゲート30によるシールが各パ
レツト毎に4重に施されることによつて、漏風は
殆んど生ずることがない。
なお上述の実施例はデツドプレート9を排鉱端
側に配した場合について説明したが図示しない給
鉱端側にもデツドプレートが配設されており、こ
のデツドプレートと各パレツト下面との間の隙間
もシールゲート30によつて封止されることは勿
論である。またシールゲート30は自重によつて
デツドプレート9表面に摺接せしめるべく回動傾
向を付与する構成としたが、シールゲート30を
スプリングによつてデツドプレート9表面に摺接
するよう回動傾向を付与せしめることとしてもよ
い。
以上の如く本案機にあつてはパレツト下面に、
デツドプレート表面に摺接するよう回動傾向を付
与された遮風板を設け、この遮風板をデツドプレ
ート表面に摺接せしめることによつてパレツト移
動方向からの漏風を阻止するようにしたから、パ
レツト上の焼結原料内に対する通風制御精度が著
しく向上し、焼結鉱品質の大幅な向上が図れるこ
とは勿論、デツドプレートと遮風板との摺接によ
つて漏風を防止するから、落鉱によるデツドプレ
ートの損傷防止を図り得、経年使用が可能とな
り、また遮風板により給鉱端から排鉱端までの各
集風ボツクス間の漏風防止も可能となり、各集風
ボツクス毎の風量コントロールも精度よく行い得
て精細な焼成を達成できる。更に従来設備に簡単
に適用し得るため、格別の設備費も必要としない
など本考案は優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はドワイト・ロイド焼結機の一般的構成
を示す部分側面図、第2図は従来のパレツトの部
分拡大断面図、第3図は同じく部分拡大平面図、
第4図は本案機のパレツト下面とデツドプレート
との間のシール構造を示す部分断面図、第5図は
同じく第4図の−線による断面図、第6図は
本案機の部分拡大断面図である。 1……パレツト、2……サイドフレーム、3…
…パレツトフレーム、4……グレートバー、5…
…サイドプレート、6,7……車輪、8……シー
ルバー、9……デツドプレート、29a……ウオ
ームジヤツキ、30……シールゲート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 無端軌道に沿つて回動可能に連設配置された多
    数のパレツト上に順次供給される焼結原料の焼成
    を行うべくパレツトの移動域下に臨ませた集風ダ
    クトから風を吸引し、焼結原料の表面側から下方
    に向け風を通流せしめるようにした焼結機におい
    て、焼結機の給鉱端及び排鉱端の位置に、パレツ
    トの移動域下にその移動方向と直交する方向の略
    全幅にわたるデツドプレートを設け、またパレツ
    トの下面には前記デツドプレート上を通過する
    際、デツドプレートに摺接するよう回動傾向を付
    与された遮風板をパレツトの移動方向と直交する
    方向に設けてなることを特徴とする焼結機。
JP11811381U 1981-08-07 1981-08-07 焼結機 Granted JPS5824699U (ja)

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JP11811381U JPS5824699U (ja) 1981-08-07 1981-08-07 焼結機

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JP11811381U JPS5824699U (ja) 1981-08-07 1981-08-07 焼結機

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JPS5824699U JPS5824699U (ja) 1983-02-16
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JP11811381U Granted JPS5824699U (ja) 1981-08-07 1981-08-07 焼結機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7296034B2 (ja) * 2018-12-17 2023-06-22 日本製鉄株式会社 シール装置及び焼結機

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JPS5824699U (ja) 1983-02-16

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