JPS5813600A - ２β，１６β−ジ−アミノ５α−アンドロスタン類の新規なモノ−及びビス第四級アンモニウム誘導体及びこれらを含有する医薬製剤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は２β、１６β−ジ−アミノ−５α−アントロス
タン誘導体の新規な七ノー及びビス第四級アンモニウム
誘導体とモノ第四級化合物の酸附加塩に関し、又活性成
分々１て前記アントロスタン化合物の１種又は２種以上
を含有する医薬製剤に関する。これらの化合物の製造方
法も開示される。

特に、本発明は１７β−酸素−含有基の次に１６β−ピ
ペリジノ基を有する前記アントロスタン誘導体に関する
。

２β、１６ｆｉ−’）−７ｉ／−５α−アントロスタン
類の第四級アンモニウム霞導体は、例えば英国特許明細
−９ｇ　１．１３８．６０５号及び第１．４５４．７４
９号により公知であるｏ　Ｊｏｕｒｎａｌ　ｏｆ　Ｍｅ
ｄｉｃｉｎａｌ　Ｃｈｅｍｉａ−ｔｒ７１６巻、１１６
頁〜１１２４頁（１９７３年）本参照されたい・これら
の化合物は神経筋遮断活性（ｎｅｕｒｏｍｕｓｃｕｌａ
ｒ　１）ｌｏｃｋｉｎｇ　ａｃｔｉｖｉｔｙ）を有する
◎このタイプの明知の化合物はパンクロニウムプロミド
（３α、１７β−ジアセトキシ−２β、１６β−ジビベ
リジノ−５α−アンドロスタンジメトプロミド）でおる
。この化合物は中程度の作用持続期。

間をもつ臨床上有用な非脱分極性筋弛緩桑（ｎｏｎ−一
″′５、 ｄｅｐｏｌａｒｉｓｉｎｇ　ｍｕｓｃｌｅ　ｒｅｌａｘ
ａｎｔ）であることが判っているへ 篤くべきことに、一般式 〔式中、Ｒ１は水素又はアルキル（１〜４０）基であり
ｉＲｌ及びＲ，はそれぞれアルキル（１〜４０）基であ
るか又はＲ，とＲｓが窒素原子と共にピペリジノ、ピロ
リジノ又はモルホリノ基を形成し；Ｒ４Ｆｉ酸素又Ｆｉ
Ｈ（βＯＲ，Ｘ但し、Ｒ，は水素又は１〜１８個、好ま
しくは１〜６個の炭素原子を有する有機カルボン酸から
誘導され九アシル基である）である〕で示される２β、
１６β−ジー７くノー５α−アンドロスタン類の新規な
モノ−及びビス第四級アンモニウム誘導体は、急速な発
現回復特性と比較的短い作用持続期間とを有する極めて
強力な神経筋遮断系である◎史に、この新規な化合物は
高い選択性を示す、即ちこれらの化合物は神経筋作用と
不必要な迷走神経抑制作用（Ｖａｇｏｘｙｔｉｃａｃｔ
ｉｖｉｔｙ）との好ましい比率を示し、又心臓血管系に
影響しないし、筋弛緩薬ａ−ｔｕｂｏｃｕｒａｒ１ｎｅ
と同楊度までにはヒスタミンを放出しない。

従って、本発明は上記モノ及びビス第四級アンモニウム
誘導体に係り、又本発明の新規化合物の１種又は２種以
上の医薬上有効量を含有する医薬組成物にも及ぶ０ ３位及び／又は２β−アミノ基に存在しつるアルキル（
１〜４０）基はメチル、エチル、プロピル、インプロビ
ル、ブチル又はイソブチルでありｔ好ましくはメチル又
はエチルである。

２位のアミノ基は好ましくはピペリジノでめる・第四級
アンモニウム誘導体中の第四級化している基は、メチル
、エチル−エチニル、プロピル、中 アリル１プロハギル、ブチ乞イソブチル等の１〜４個の
炭素原子を有する飽和又は不飽和の脂肪族炭化水素基で
あり、好ましくはメチルである。

第四級アンモニウム酵導体中の陰イオンは、原則トシて
、メチルスルホ＊−ト、ｐ）ルエンスルホネート％　　
０１　ｓ　　Ｂｒ−又はニー等の任意の医薬上許容しう
る有機又は無機の陰イオンであり得、好ましくはＢｒ−
である・モノ第四級アンモニウム誘導体の場合に、第四
級基は２β−位又は１６β−位のいずれにあってもよく
、１６β−位にあるｐが好ましい。第四級化されてない
ピペリジノ基を、塩醗、臭化水素酸、３つ化水素酸、硝
酸、硫酸、燐酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、カプロン
酸、マロン鈑、コハク酸、グルタル酸、マレイン＃１フ
マル酸、酒石酸、リンゴ酸１ピルビン酸、乳酸、クエン
酸等の任意の＠楽土許容しうる有機又は無機の酸からＩ
４されたこれらの酸附加塩に転化してもよい０本発明化
合物は、当該技術分野の専門家に公知もしくは自明のス
テップを用いる方法で製造することができる・　　　　
　′Ｉ“−”′１゜Ｒ１が水素である場合の適当な出、
発物質は２β−ヒドロキシ−５α−アントロスタン−１
７−オンある。

この１７−オキソ化合物はイソプロペニル−アセテート
／酸と反応して、２β、１７β−ジアセチルオキシ−５
ａ−アンドロスト−１６−エンを生スる◎Δ１＠−化合
物は過酢酸等の過酸と反応して、相当する１６α、１７
α−エポキシドを与える・この１６α、１７αゴエボキ
シドは高温で、好ましくは水の存在下でピペリジンと反
応させることにより２β−アセチルオキシ−１６β−ピ
ペリジノ−５α−アントロスタン−１７−オンに転化さ
れる。２β−アセチルオキシ基をアルカリで２β−ヒド
ロキシ基に加水分解し、この２β−ヒドロキシ基を通１ 常の方法、例えば０ｒＯ１を用いて２−オキソ基に；： 酸化して、蟻酸の存在下でこの２−オキソ化合物、：： アミノ基を導入して相当する２β−アミン化合物を得る
。

３−アルキル化された化合物に適する出発物質は、例え
ば３−メチル−５α−アンドロスト−２。

−エンー１７β−オールアセテート（Ｃｏａｌ、　０ｚ
ｅｃｈ。

Ｏｈ＠ｍ、○ｏｍｍ、、　２５巻、　１６２４頁、　１
９６０年）である。この化合物は１７β−オールに加水
分解され１この１７β−オールを三酸化クロムで酸化し
て１７−ケトンにする。酢酸中で沃化カリウム／沃素で
処理すると２β−アセトキシ−３α−ヨウビー３β−メ
チルー５α−アントロスタン−１７−オンを得る。１７
−ケトンを例えばエチレンアセタールとして適切に保纒
したｖｋ％　　２β−アセトキシ−３α−ヨウ）’−３
β−メチルー５α−アントロスタン−１７−オンから３
−ヨウ素原子を水素化アルミニウムリチウムで除去する
ことができる０次に１７−オキソ化合物を上に指定した
反応に更に使用することができるＯ １７β−ヒドロキシ化合物を得るために、１７−オキソ
化合物を水素化金属複合体、例えば水素化ホウ素ナトリ
ウムで還元する。この還元は２β−ア七チルオキシー１
６β−ピペリジノ−５α−７７ドロスタンー１７−オン
又は相当する２β−アセチルオキシ−１７β−オールを
与える３−アルキル類似体に対して行われる◎アルカリ
を例えば水酸化ナトリウムを用いて加水分解すると、２
β、１７β−ジヒドロキシ化合物が得られる。２β−ヒ
ドロキシ基を酸化する前に、例えばピリジン中の酢酸無
水物を用いる選択的アーｍル化によって、１７β−ヒド
ロキシ基を保躾する０酸化ステツプの後に行われる２−
位のアミノ化の際に、１７−アシル基が加水分解され、
２β−アミノ−（３−アルキル−）ＩＳβ−ピペリジノ
−５ａ−アントロスタン−１７β−オール化合物を得る
０所望とめれば、通常の方法、例えば酸無水物又はそれ
らの酸塩化物等の１〜１８１！！の炭素原子−好ましく
Ｆｉ１〜６情の炭素原子を有する有機カルボン酸の官能
性誘導体を用いるエステル化によって１７β−オールを
再びアシル化することができる。好ましい有機カルボン
酸としてｔ酢酸、プロピオン酸、酪酸、イソ酪酸１トリ
メチル酢酸がある。

３ａ−アルキル化された化合物を得る丸めに１中間生成
物１７β−アシルオキシ−３β−アル中ルー１６β−ピ
ペリジノ−５ａ−アントロスタン−２−オンを２０％ア
ルコール性硫酸を用いてエピマー化して、３β−アルキ
ル−２−オキソ化合物と３ａ−アルキル−２−オキソ化
合物との混合物を得１これらの化合物をクロマトグラフ
ィーによって分離し、次にそれぞれを更にアミン類と反
応させる◎ 塩化メチレン等の適切な溶媒中で１〜４個の炭素原子を
有する飽和又は不飽和の脂肪族炭化水素のハロゲン化物
の過剰量と２β−アミノ−１６−−□ ピペリジノ化合物を室温で数日間又は高温で数時間反応
させることにより第一級アンモニウム化合物が得られる
。２−一アミノー１６β−ピペリジノ応時間を減少させ
ながら反応させ、例えばクロットゲラフィー又は分別晶
出によシ反応混合物から２−一モノ第四級化合物及び／
又は１６β−モノ第四級化合物を分離することによりモ
ノ第四級化合物を得ることができる０又１６β−モノ第
四級化合物はある溶媒例えばエーテル中で溶解性に乏し
いという事典を用いることができる。次に、反応中に１
６−−モノ第四級化合物が沈殿するか又は反応後に１６
β−モノ第四級化合物がそのような溶媒の添加によって
反応混合物から沈殿するようにｔそのような溶媒の存在
下で反応を行うことができる。

母液から例えばアルミナ上のクロマトグラフィーによっ
て２−一モノ第四級化声物を得ることができる。

通常の方法、例えば水溶液中で医薬上許容しうる有機酸
又は無機酸と反応させることにより、モノ第四級化合物
をそれらの酸附加塩に転化するととができる。

本発明の第四級アンモニウム化合物は特に外科手術の際
に骨格筋麻痺を生ぜしめるべく実際の臨床に使用するこ
とを意図したものである＠これらの化合物は通常静脈注
射により、５〜５０ｑ（全量注射）の初期用量、次いで
必要とあれば比較的小鴬の補足的用量で投与される◎ク
ロクロースで麻酔をかけたネコの神経筋遮断作用と迷走
神経遮断作用について、本発明化合物をパンクロニウム
プロミドと比較テストし九〇パンクｏ＝ウム　Ｂｒ　　
　６．２　　Ｂ、３　　１９　　　２．０実施例璽ａ）
　　　　　　　３．７　０．５　　６．１　　７．０実
施例１　（１６β−イル）　２．０　１．０　　４．８
　　９．２実施例１（２β−イル）　　２．９　１．７
　　８．７　　７．７Ｒ−神経筋遮断活性と迷走神経遮
断活性間の比率Ｏ下記実施例により本発明を説明する０ 実施例Ｉ 濃硫酸（０，４ｍｇ）のインプロペニルアセテート（２
０＋＋ｄ）溶液の一部（１７，２３ｍｇ）を２β−ヒド
ロキシ−５ａ−アントロスタン−１７−オン（２７，５
７ｒ）のインプロペニルアセテート（１４０ｓｄ）溶液
に滴下添加した０６時間後にこの溶液が約６０−に濃縮
されるような速度でビグロイクスカラム（Ｖｉｇｒ＠ｕ
ｘ　ｏｏｘｕｍｎ）を介して蒸留により溶媒を徐々に除
去した０反応混合物を水浴中で冷却して、結晶性生成物
を得た。この生成物を炉別して、ヘキサン（３００ｍｇ
）で洗滌し九〇トルエン中の生成物（３３，２１１Ｆ）
　ｔ−シリカゲルカラム（６６０ｆ　ｉ　Ｏ，２゜〜Ｏ
、Ｂ　ｍ　）を介して枦遇し九１溶離液を蒸発転調し、
残留物をア七トンから晶出させて、５ａ−アンドロスト
−１６−ニン二２ｐ、１７−シオールジアセテート（ｇ
ｎ、ｓｓｒ）（ｍ、ｐ、ｔｓｓ　〜１３４℃；（−３゜
＋　３４．４”（ＣＨＯ１１中００．６１）：ｌを得た
。

５ａ−アンドロスト−１６−エン−クチ−１フβ−ジオ
ールシア七チー）　（ａｙ、ｓｔ）のクロロホルム（１
９０ｓｄ）溶液に無水酢駿ナトリウム（ｓ、ｙａｒ）を
添加し、この懸濁液を水浴中で冷却し九〇〇−Ｓ℃の温
度を維持しながら、この攪拌した懸濁液に過酢酸（ｓｙ
、ｓ−，４ｏＸＮ）を滴下添加し九〇３．２ｓ時間後、
水（２００ｍ）を加え、有機層を分離し１水で中性にな
るまで（４Ｘ　２００ｍｇ）洗滌しｔ乾燥した。（ｎｇ
ｓｏ、　）この溶液をａｌＩｉ乾個し転調舗物をジエチ
ルエーテルから晶出させｓ　　１６α。

１７ｇ−エポキシ−５ａ−アントロスタン−２β。

１７β−ジオールジアセテー）　（ｓｘ、ｓｙｒ）（ｍ
、ｐ−１６２〜１６４℃１（１）Ｉ）＋１１．４＠（０
１０１，中ｏｏ、ｅ４））を得え。

ジニル）−５α−アントロスタン−１７−オ二つ ピペリジン（ｔｓｚｓｔ）と水（ｔｓ、ｚ−）との混合
物中の１６＃＃１７ｆｆ−エポキシ−５ａ−アントロス
タン−２βｔｌ？−一ジオールジアセテー）　（３１，
８７ｆ）の溶液を遺麺下で１時間加熱した◎この溶液を
減圧下で蒸発転調し１！１ｌＩｌ留ゴム質物をジクロロ
メタン（２００ｍ）中に捕集し九・　この溶液を乾燥（
Ｍｇ＃０４　）Ｌ％蒸発乾転調て−２β−アセチルオキ
シ−１６７−（１−ピペリジエル）−５ａ−アントロス
タン−１７−オン（３３１，６１Ｆ　）を非晶質で淡黄
色のゴム質物として得九。

２β−アセチルオキシ−１６７−（１−ピペリジニル）
−ＳＯ−アントロスタン−１７−オン（４６，９９ｔ　
）のメタノニニ（２３５ｍｇ）溶液を攪拌し・これに水
素化ナトリク！ホウ素（９，４０ｆ　）を分割して添加
し、九０１時間後、水（３００ｓｄ　）　　を加え生成
物をゴム質物として沈殿させ九〇この生成物をジエチル
エーテル（３００ｍｇ　）中に抽出した。抽出物を水（
３Ｘ３００ｍ）で洗滌して中性にし、乾燥（ＭｇＢＯａ
　して１蒸発乾個した。残留物をメタノールから晶出さ
せて１６β−（１−ピペリジニル）−５ｍ−アントロス
タン−２β、１７β−ジオール２−アセテ−）　（２５
，４９Ｆ　）　（ｍ、ｐ、　１６２〜１６６℃。

（Ｗ）。＋２９．１°（ａＩＩａｔ、中、Ｈｏ、４ｓ）
）を得九〇ｔｓＪ−（ｌ−ピペリジニル）−５ａ　−ア
ントロスタン−２β、１７β−ジオール２−アセテ−）
　（２５，４９ｆ）のメタノール（１２０ａｄ　）溶液
に水酸化ナトリウム溶液（６０−；４Ｍ）を添加しｔこ
の混合物を還流下で１時間加熱し九〇この溶液を室温ま
で冷却したときに、水（２００ｍｇ　）を加えて生成物
を沈殿させ、この生成物をＶ別して、水（３Ｘ　２００
ｍ）で洗滌し九・この粗製固体のジエチルエーテル（ｉ
ｓｏ　ｓｔ　）　ｓ液を水（ｚｘｚｏｏｓｇ）で洗滌し
て中性とし、乾燥（Ｍｇ８０ａ　）　Ｌ、て、蒸発転調
した。得られる白色固体をメタノールアセトンから結晶
化させて１６−−（１−に’ペリジニル）−５ａ−アン
トロスタン−２β、１フβ−ジオール（１７，５１Ｆ）
（ｍ、ｐ。

２１５〜２１９℃；　（ｇ）Ｄ＋　３６．１°（ＯＨ（
３１，中９０．４８）を得九。

１６−−（１−ピペリジニル）−５ａ−アントロスタン
２β、１７β−ジオール（１４，Ｏｆ）のピリジン（２
８０ｍ）溶液を攪拌しｔ氷浴によ９５℃未満の温度に維
持しなから１この溶液に無水酢酸（５，２１ｓｄ）を滴
下添加した◎添加終了し丸際に、冷却浴を除去し九０２
時間後、飽和炭酸ナトリウム溶液（約１２０−）を加え
てｐＨ）？とし、沈殿した生成物をジクロロメタン（１
００ｍｇ）中に抽出した〇抽出物を水（３Ｘ　２００ｍ
）で洗滌し、乾燥（Ｍｇ８０ｎ）　して、蒸発転調し九
〇残留物をアセトンから晶出させて１６β−（１−？：
”ペリジニル）−５α−アントロスタン−２β、１７β
−ジオール１７アセテー）　（１４，３８ｆ　）　（ｍ
、ｐ、　２３９〜２４０℃；　（）、　＋　２５．５℃
（ＯＨＯＩＩ中旦０．５３））を得九〇アセトン中の１
６β−（１−ピペリジニル）−５α−アントロスタン−
２β、１７β−ジオール１７−７セテー）　（１４，Ｏ
ｆ　）の懸濁液を攪拌して水浴中で約５℃に冷却して、
この懸濁液にジョーンズ試薬（２１；０ｄｉ８Ｎ）を滴
下添加した０添加終了し死際に、冷却浴を取シ除き％　
３時間攪拌を継続したＯ飽和炭酸ナトリウム溶液（１０
０ｓｄ　’）を加えてｐＨを約９にし、生成物をジクロ
ロメタン（ＸＳＯ−）中に抽出した。有機層を分離し、
水（３Ｘ　１５０ｍｇ）で洗滌して中性にし、乾燥（Ｍ
ｇ８０ａ）　したＯ　この溶液を濃縮し、エーテルを加
えて１７β−アセチルオキシ−１６β−（１−ピペラジ
ニル）−５α−アンドＤスタンー２−オン（１２，２ｆ
　）　（ｍ、ｐ、　１６５〜１６７℃ｉ　（：＆）。＋
４４．６°（０ＨＯＩＩ　ＣＦＩ　ＣＯ，４５，））を
得た。

ピペリジン（３ｓ−）と蟻酸（１２ｓｄ）中の１７β−
アセチルオキシ−１６−−（１−ピペリジニル）−５α
−アントロスタン−２−オン（ｓ、２４ｒ）の溶液を窒
嵩（酸素を含まない）雰囲気下、還流温度で４．５時間
加熱した０溶液を室温に冷却した後、水（５０ｍｇ）を
加えて生成物を沈殿させた。この沈殿を炉別し、水（３
００−）で充分洗滌した。粗生成物のジエチルエーテル
（６（ｌｄ）溶液を水（２×１００ｄ）で洗滌し、乾燥
（Ｍｇ８０４）　して、蒸発転調し友。残留物をアセト
ンから晶出させて、２β。

１６β−ジー（１−ピペリジニル）−５α−アンドロ・
ニ スタン−１７β−オニル、≦４．１７１Ｐ）（ｍ、ｐ、
　１７６〜１８１℃；　ｌ：ａ）、＋４１．３°（（Ｈ
Ｃ！１３中ｏｏ、５ｓ））を得たＯｉ）　　２β、１６
β−ジー（１−ピペリジニル）−５α−アントロスタン
−１７β−オールアセテート乾燥ピリジン（７５ｍ）中
の２β、１６β−ジー（ｌ−ピペリジニル）−５α−ア
ントロスタン−１７β−オール（３，７７ｔ）の溶液に
０〜５℃で無水酢酸（１，２１ｍ　）を加え、この溶液
を室温に１９時間放置した０飽和炭酸ナトＩＪウム溶液
（４０ｍ）を加えて生成物を沈殿させ九〇この生成物を
炉別し、水（２００−）で充分洗滌したＯ粗生成物のジ
エチルエーテル（ｓｏｄ）＋１！液を水（ｚｘｔｏｏ−
）で洗滌し、乾燥（Ｍｇ８０４）　Ｌ、濃縮して２β、
１６β−ジー（１−ピペリジニル）−５α−アントロス
タン−１７／ｌ　−オー　ルア　＊ｆ−）　（３，９１
ｆ）［ｍ、ｐ、　１５６〜１６１℃；　（ａ）Ｄ＋　２
８．７°（ＯＨＯＩｓ中９０．４７））を得た。

乾燥ジクロロメタｙ（ｘｏ−）と乾燥ジエチルエーテル
（１０ｗ１ｔ）との混合物中の２β、１６β−ジー（１
−ピペリジニル）−５ａ−アントロスタン−１７β−オ
ールアセテ−）　（１，ｏｒ）の溶液にブロモエタン（
１，５ｆ）を添加した。この溶液を耐圧瓶中に封入し、
室温で７．５時間放置し九〇次に加熱することなしに、
減圧下で溶媒を除去して白色固体を得た＠この固体を最
少量の乾燥ジクロロメタン（８，０ｓｄ）中に溶解し、
乾燥ジエチルエーテル（３ｏｓｇ）を加えて粗生成物（
ｏ、３ｒ）を沈殿させた。母液から得られる物質を、上
述の如く、乾燥ジクロロメタン（７，０ｄ）と乾燥ジエ
チルエーテル（７，ｏＩｗｊ）中のブロモメタン（ｔ、
ｏｓｒ）で再処理して粗生成物（０，３ｆ）を更に取得
した。この手順をもう一度繰返して最後の粗生成物（０
，２５ｆ）を得九−この３つの生成物を一緒にして、ジ
クロロメタン−アセトンから晶出させて、１−［：１７
β−アセチルオキシ−２−一（１−ピペリジニル）−５
α−アントロスタン−１６−−イル〕−１−メチルーピ
ペリジニウムブロミド（０，３０ｒ）［ｍ、ｐ、　２１
３〜２１９℃；〔α〕。

−１９，５＠（ＯＨＯＩｓ中ｇ　０．３６））を得たＯ
母液から得た物質を酸洗滌したアルミナ上で注意深くク
ロマトグラフィーにかけ１一方のモノ第四級化合物１−
（１７β−アセチルオキシ−１６β−（１−ピペリジニ
ル）−アントロスタン−２β−イル〕−１−メチル−ピ
ペリジニウムプロミド（ｍ、ｐ、　２０６〜２１１℃；
〔α〕−＠■＋７３°（ＯＨＯＩ、中０１．２））と少
量のビス第四級化合物（実施例還参照）とを得たＯ実施
例■ 乾燥ジクロロメタン（２０ｍ）中の２β、１６β−−ジ
ー（ｔ−ピペリジニル）−５α−アントロスタン ノー１フβ−オールアセテ−□）　（１，ｏｒ）の溶液
にブロモメタン（２，ｏｒ）を添加し、この溶液を耐圧
瓶中に封入し九０２．５時間後、この混合物を加熱する
ことなしに蒸発させて白色固体（１，ｔｒ）を得た。

この粗生成物のエチルアセテートイソプロパノール（３
！１）＃液を酸洗滌したアルミナ（４４ｆ；等級Ｈ）上
のクロマトグラフィーにかけ、前端流出不純物（ｆｒｏ
ｎｔ　ｒｕｎｎｉｎｇ　ｉｍｐｕｒｉｔｉｅｓ）（モノ
第四級化合物）を除去した◎エチルアセアートイソプロ
パノール（２：１）で溶出させ、且つ得られる物質をジ
クロロメタン−エーテルから再結晶させて、純粋な１．
１’−〔１７β−アセチルオキシ−５α−アントロスタ
ン−２β、１６β−ジイル〕ビス〔１−メチル−ピペリ
ジニウム〕ジプロミド（１，Ｏｆ）（ｍ、ｐ、　２０４
〜２０９℃；［ａ］、＋２０°（Ｈ８０中旦０．４７）
）を得た。

ｂ）　　ビス（１−アリル−ピペリジニウム）化合物。

実施例１ａ）に於いて、テロモメタンの代りにアリルプ
ロミドを用い名と”ｓ　　Ｌｌ’　　［１７β−アセチ
ルオキシ−５α−アントロスタン−２β、１６β−ジイ
ル〕ビス〔１−アリル−ピペリジニウム〕ジプロミドが
得られる。

実施例■ 実施例１ｊ）及び実施例■に於いて説明したと類似の方
法で、実施例１ｈ）の１７−ヒドロキシ化合物を、相当
する１６β−モノ第四級化合物、相当する２β−モノ第
四級化合物及び相当する２β、１６β一ビス第四級化合
物にそれぞれ転化し友。

実施例■ 実施例１ｃ）の１７−オキソ化合物を実施例１ｅ）に於
いて説明したように２−位で加水分解し１次に実施例１
ｇ）に於いて説明した如く２−位で酸化した。実施例１
ｈ）で説明した如くアミン化して、２β、１６β−ジー
（１−ピペリジニル）−５α−アントロスタン−１７−
オンを得た。この化合物を実施例工ｊ）及び実施例１に
於いて説明したと同様な方法で、相当する１６β−モノ
第四級化合物、相当する２−−モノ第四級化合物及び相
当する２β、１６β−ビス第四級化合物にそれぞれ転化
し九。モノ第四級化合物を、塩酸及びクエン酸から四導
される酸附加塩にそれぞれ転化した。

実施例■ 各種の２−一アミノ化合物 実施例１ｈ）に説明し九と同様の方法で、１７β−アセ
チルオキシ−１６β−（ｌ−ピペリジニル）−５α−ア
ントロスタン−２−オンをモルホリン、ピロリジン及び
ジメチルアミンを用いてそれぞれアミノ化し、このよう
にして得られたジアミノ化合物を実施例１１）及びｊ）
１実施例璽又ｒｉ実施例１に於いて説明したと同様の方
法で第四級化したＯモノ第四級化合物をそれらの酸附加
塩に転化したＯ実施例■ １７β−オール ３−メチル−５α−アンドロスト−２−エン−１７β−
オールアセテ−、）　（ｓｏｔ）のメタノール（４００
ｍｇ　）溶液に水酸化す）　ＩＪウム水溶液（５ｏゴ；
４Ｎ）を添加し、この溶液を還流下で１時間加熱した◎
この溶液、を冷却し、水を加えて生成物（４３Ｆ）を沈
殿させ九〇エーテルから試料を再結晶させ、純粋な３−
メチル−５ａ−アンドロスト−２−エン−１７β−オー
ル（ｍ、ｐ、１２８〜１３０°；（ａ）。＋６８°（Ｋ
ｔＯＨ中旦０．３１））を得たＯ１７−オン ３−メチル−５ａ−アンドロスト−２−エン−１７−−
オール（ｔａｒ）のアセト７　（１７０ｄ　）溶液にキ
リアニ試薬（Ｚｏｏ　ｓｇ　）を徐々に添加した・添加
が終了した際に、水を加えて沈殿を得、この沈殿をＶ別
した０生成物をテセトンに再溶解し、水を再び加えた・
沈殿をＦ別し、水で洗滌し１乾燥して３−メチル−５ａ
−アンドロスト−２−二７−ｌツーオン（ｓｓ、ｔｒ）
を得た・試料をエーテル−軽油（＋ｓｔｈｅｒ−１ｉｇ
ｈｔ　ｐｅｔｒｏｌｅｕｍ）（４０〜６０＠）から再結
晶させ、エーテルから再結晶させて純粋な物質（ｍ、ｐ
、　１２４〜１２６°ｉ　（＆）、　＋　１４１’（Ｋ
ｔＯＨ中立０．４８））を得た◎ ３−メチル−５ａ−アンドロスト−２−エン−１７−オ
７　（１００ｔ　）の木酢ｔａ＜ｓｔ＞ｔｒ液に沃度（
ｎｙｒ）と沃化カリウム（１０）を加え、混合物を６０
℃でり、Ｓ時間攪拌した・混合物を室温に冷却し１水（
２，５ｔ　）を加えて、生成物をジエチルエーテル中に
抽出した。抽出物を重炭酸カリウム溶液（１ｔ）、亜硫
酸オトリラム溶液（５ｏｏ−）、ＩＩＩｋ後に水（３Ｘ
　１ｔ）で−滌して中性にした・有機層を乾燥（Ｍｇ８
０ａ）　Ｌ、濃−して２β−アセチルオキシ−３ａ−ヨ
ード−３β−メチル−５ａ−アントロスタン−１７−オ
ンを無色同体（９４，０３ｆ）として得た。

ｄ）２β−アセチルオキシ−３１−ヨード−３β−メチ
ｉ、ｘ−エタンジオール（１１５ｓｄ）及びトリエチル
オルトフオーメー）（１１！ｉｓｇ）の混合物中の２−
一アセチルオキシー５ａ−Ｗ−ドー３−一メチルー５ｇ
−アントロスタンー１７−オン（ｓｙ、５ｓｒ）の懸濁
液を攪拌し１この懸濁液に４−メチル−ベンゼンスルホ
ン１Ｉ２（５，７Ｆ）を添加し九ｏｌｏ分後を完全な溶
液が得られ、次いで生成物を沈殿させた。この沈殿は水
（２００ｓｄ　）を加えることによ〕完全に沈殿し九〇
生成物を炉別し、水（３Ｘ５００ｍｇ）で洗滌し、ジエ
チルエーテル（３００ｍｇ　）中に捕集し九〇溶液を乾
燥（Ｍｇ！１０４）　Ｌ％蒸発乾個して一白色固体を軽
油（ｌｉｇｈｔ　ｐｅｔｒｏｌｅｕｍ）（４０〜６０”
）から再結晶させ、２−一アセチルオキシー３ａ−冒一
ドーｓｐ−メチル−５ａ−アントロスタン−１７−オン
−サイクリック１．２−エタンジイルアセタール（５２
，３１Ｐ）を得た。

２−一アセチルオキシー３ト１−ドー３β−メチル−５
ａ−アントロスタン−１７−オンサイクリック１．２−
エタンジイルアセタール（ｓｌ、ｙｔ）のテトラヒドロ
フラン（１ｔ）溶液を１氷で冷やした水素化リチウムア
ルミニウム（１２，３４１Ｆ）のテトラヒドロフラン（
２ｔ）懸濁液に添加し、得られる混合物を攪拌しながら
還流下で０．５時間加熱した。反応混合物を水浴中で冷
却し、水（３−）を注意深く滴下添加し、次いで水酸化
ナトリウム溶液（３−；４Ｎ）を加え、得られる懸濁液
をダイカライドパッド（ｌｉａａｘｉｔｅ　ｐａｄ）を
介して濾過して無機物質を除去した。このパッドを熱テ
トラヒドロフラン（ｓｏｏＩｌｇ）で洗滌し、Ｆ［を蒸
発転調した。残留物をジクロロメタン（２００ｍｇ　）
中に溶解し、溶液を乾燥し、蒸発転調して白色固体を得
た０白色固体をアセトンから再結晶させて、２β−ヒド
ロキシ−３−一メチルー５ａ−アントロスタン−１７−
オンサイクリック１．２−エタンジイルアセタール（３
４，７１Ｐ）を得た。

米酢＠　（２１０ｄ　）と水（２１＋ｄ）中の２β−ヒ
ドロキシ−３β−メチル−５ａ−アントロスタン−１７
−オンサイクリック１．２−エタンジイルアセタール（
４２，１Ｆ）の溶液を水浴上で１０分間加熱した。冷却
した溶液に水（ａＯＯ−）を加え生成物を沈殿させ、沈
殿を炉別し、水（３Ｘ５００ｍ）で洗滌しｔジエチルエ
ーテル（３ｏｏ　ａｔ　）中に捕集した◎この溶液を飽
和炭峡ナトリウム溶液（２Ｘ２５０ｍ）及、１′１゜ び水（２Ｘ３０Ｇｍｇ）で洗滌し、″□乾燥（Ｍｇ８０
ａ）　シｓ−鑵して２β−ヒドロキシ−３β−メチル−
５ａ−アントロスタン−１７−オン（２５，４９ｆ）を
得た。

ｇ）実施例１ａ）〜ｇ）に於いて説明したと同様な方法
で、２β−ヒドロ中シー３β−メチルー５ｇ−７ンドロ
スタンー１７−オンを１７β−アセチルオキシ−３−一
メチル−１６β−（１−ピペリジニル）−５α−アント
ロスタン−２−オンに転化した。

硫酸（１０，９ｍ）のメタノ−／’　（Ｚｏｏ　ｗｔ）
溶液に１７β−アセチルオキシ−３−一メチル−１６β
−（１−ピペリジニル）−５α−アントロスタン−２−
オン（２０，Ｏｆ）を分割して添加し九〇この溶液を室
温で１時間攪拌した０水を加え、生成物をジエチルエー
テルで抽出した。抽出物を水１重炭酸ナトリウム溶液及
び水を用い、て洗滌して中性にし、乾＾ ｆｌｋ　Ｃ”ｇ８０４＞　シｓ蒸発させ七淡黄色のゴム
質物（ｔｓ、６Ｆ）を得た０このゴム質物をエーテル中
に溶解し１酸で洗滌したアルミナ（２００Ｆ）上でクロ
マトグラフィーにかけた。エーテル−エチルアセテ−）
９　！　１で溶出して、回収された１７β−アセチルオ
キシ−３−一メチル−１６β−（ｌ−ピペリジニル）−
５トアンドロスタンー２−オン（ｓ、１ｒ）を得、次に
３ト異性体（７，３Ｆ）を得九〇この異性体をエーテル
から晶出させた・ １７β−７セチルオキシー３β−メチル−１６−（１−
ビペリシニル”）−ｓａ−ｙノドロスタン−２−オンを
、実施例１ｈ）に説明したように１　ピペリジンと蟻酸
で処理して、３−一メチルー２β、１６β−ジー（ｌ−
ピペリジニル）−５ａ−アントロスタン−１７β−オー
ルを得九〇 同様にして下記化合物を製造し九冨 ３β−メチル−２７−（４−モルホリニル）−１６７−
（１−に’ペリジニル）−５α−アントロスタン−５１
７β−オール； ３β−メチル−２β−ジエチルアミノ−１６β−（１−
ピベリジニル）−５ａ−アントロスタン−１フβ−オー
ル； ３α−メチル−２β、１６β−ジー（１−ピペリジニル
）−５α−アントロスタン−１７−−オール；３ａ−メ
チル−２β−（４−モルホリニル）−１６β−（１−ｔ
’ペリジニル）−５α−アントロスタン−１７β−オー
ル； ３α−メチル−２−一ジエチルアンノー１６β−（１−
ピペリジニル）−Ｓａ−アントロスタン−１７−−オー
ル＠ ｊ）実施例Ｖｌｉ）の３−メチル−１７β−アルコール
を実施例１１）に説明したようにアセチル化した。

ｋ）実施例Ｖ１ｇ）、ｉ）及びｊ）の化合物のモノ第四
。

級アンモニウム化合物及びビス第四級アンモニウム化合
物を、実施例Ｉ　Ｊ）、　Ｉ及び■に於いて説明し九と
同様の方法で製造し九〇モノ第四級化合物をそれらの讃
附加塩に転化した。

ｔ）実施例■に記載したと同様の方法で、２β−アセチ
ルオキシ−３β−メチル−１６β−（１−ピペリジニル
）−・５α−アントロスタン−１７−オンを２−位で加
水分解し、酸化し、アミノ化して、実施例１ｋ）に於け
ると類似の化合物を得た。モノ第四級化合物をそれらの
酸附加塩に転化した。

伏型り香キ土　３　　村　　　　尤

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）　　一般式 ｃ式中、ＲＩ　　Ｆｉ水素又はアル中ル（１−４０）基
   であり、Ｒ２とＲｓはそれぞれアル中ル（１〜４０）基
   であるか又はＲ２とＲ３が窒素原子と共にピペリジノ基
   、ピロリジノ基又はモルホリノ基を形成し：Ｒ４は酸素
   又はＨ（β０Ｒ５）（但し、Ｒ８は水素又は１〜１８個
   、好ましくＦｉ１〜６個の炭素原子を有する有機カルボ
   ン酸から誘導されたアシル基を表わす）であり、ｇ四級
   化している基Ｆｉ１〜４個の炭素原子を有する飽和もし
   くは不飽和の脂肪族膨化水素基で６タ、陰イオンはハｐ
   ゲンイオンである〕で示される２β。 １６β−ジ−アミノ−５ａ−アントロスタン類の新規な
   モノ第四級アンモニウム誘導体とビス第四級アンモニウ
   ム誘導体及びモノ第四級化合物のｌｌ附加塩。 （２）Ｒ１が水素又はメチル基であることを特徴とする
   特許請求の範ｓ纂１項に記載の化合物。 （３）　　Ｒ１及びＲｓがそ九それメチル基又はエチル
   基であることを特徴とする特許請求の範囲第１１ｉ又ｔ
   ｌｌｌＥ　２１［Ｋｌｅｌｌ！Ｘ？；合物。 （４）　　Ｒｔ及びＲ３が窒素原子と共にピペリジノ基
   を表わすことを特徴とする特許請求の範囲第１項又は馬
   ２項に記載の化合物。 （Ｉ）　　ＲａがＨ（β０Ｒ５）であり、Ｒ５がアセチ
   ル基であること￥ｔ４Ｉ像とする特許請求の範８第１項
   〜第４項のいずれかに記載の化合物。 （６）　　＠４級化している基がメチル基であることを
   特徴とする特許請求の範囲１１１項〜第５項のいずれか
   く記載の化合物。 （７）ハロゲン陰イオンがＢｒ−であることを特徴とす
   る特許請求の範ｌ！ｌ第１項〜第６項のいずれかに記載
   の化合物。 （８）　　特許請求の範囲第１項〜第７項に記載の１種
   又Ｆｉ２種以上の化合物の医薬上有効量からなる、神経
   筋遮断活性を有する医薬製剤。