JPS5813518Y2 - 磁気バブルデバイス用磁気回路 - Google Patents

磁気バブルデバイス用磁気回路

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JPS5813518Y2
JPS5813518Y2 JP1977064013U JP6401377U JPS5813518Y2 JP S5813518 Y2 JPS5813518 Y2 JP S5813518Y2 JP 1977064013 U JP1977064013 U JP 1977064013U JP 6401377 U JP6401377 U JP 6401377U JP S5813518 Y2 JPS5813518 Y2 JP S5813518Y2
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JP
Japan
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magnetic
shunt plate
circuit
contact
plate
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Expired
Application number
JP1977064013U
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English (en)
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JPS53159244U (ja
Inventor
広田和夫
斎藤実
志田浩二
日比進
八反田隆亜
Original Assignee
株式会社日立製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は磁気バブルデバイス用磁気回路の構造に関する
ものである。
磁気バブル素子を動作させるためには磁気バブル結晶に
対し垂直に一様なバイアス磁界を印加する必要がある。
このバイアス磁界を与える磁気回路として一般的なもの
を第1図に示す。
図において、1,2は高透磁率磁性材料のフェライト、
パーマロイなどによる整磁板、3は図に示したように磁
化された磁石であり、この構成により整磁板1.2には
さ1れた空間に一様なバイアス磁界が得られる○しかし
、この磁気回路では外乱磁界に対してシールド効果が全
くないためこれを改良して第2図に示す磁気回路が考え
られた。
同図は従来技術による別の実施例を示す図であり、1,
1’。
6は整磁板で、6は特に中央に位置するため中央整磁板
とよばれる。
この磁気回路は高透磁率磁性材料よりなるシールドケー
ス7により磁気的に閉じているため外乱磁界に対し大き
いシールド効果を有する。
しかし、この回路においては上段と下段の整磁板間の距
離が各々等しく、かつ、整磁板1.1′とシールドケー
ス7とが密着していなげれば上下段のバイアス磁界は異
なった値になり、実用上問題がある。
すなわち、第2図に示すシールドケースのように探しぼ
りなど一体加工によるものでは整磁板、磁石などの寸法
精度によっては第3図に示す構造が形成され、整磁板、
シールドケース間が密着せず、上下段のバイアス磁界が
異なってしまう。
筐た外乱磁界のシールド効果については整磁板とシール
ドケースとを密着させることにより磁気抵抗を小さくし
、これにより外乱磁界のシールド効果を高める、即ち中
央整磁板近傍5外乱磁界が入りにくい構造とすることが
要求される。
そこで、第4図に示すようにシールドケースな二分し、
ネジどめ8の位置を変化できるようにしてシールドケー
スの高さを調節すれば、上記の欠点はなくすことができ
るが、通常2mm以上の厚さをもつシールドケースのネ
ジどめでは二分されたシールドケース71.720接触
面積は小さく十分なシールド効果が得られない大きな欠
点を有していた。
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をなくしシー
ルドケースの高さが可変で、かつ、十分なシールド効果
を有する磁気バブルデバイス用磁気回路を提供するにあ
る。
本考案ではE記目的を遠戚するため、高透磁率磁性材料
よりなる薄板を第4図のシールドケースのようにコの字
状としこれを上下から対向させそのような組みあわせを
さらに多層にすることにより上下のシールドケースの構
成要素7L72の接触面積を大きくした点に特徴を有し
ているものである。
以下に本考案の磁気バブルデバイス用磁気回路の実施例
を図面により詳細に説明する。
第5図は本考案の磁気バブルデバイス用磁気回路の一実
施例を示す図である。
71 .72は高透磁率磁性材料よりねる薄板で各々両
端がL字状をなし全体として略コの字状をなしており、
その主平面は整磁板1,1′に密着している。
又、薄板枚数はこの実施例では三枚の場合を示すが全体
としての厚さは外乱磁界に対しても飽和しない厚さであ
る。
さらに、上下の薄板は第5図に示すように上記両端のL
字状部が上下薄板の結合部で交互に積層されて互いに接
触しており、この構成により第4図に示す従来例のもの
とくらべて、上下のシールドケース構成要素71.72
の接触面積は5倍になりシールド効果は著しく向上され
、一体構造のシールドケースとほぼ同じ効果を有する。
そして本考案では、シールドケースとして高透磁率磁性
材料の薄板を使用しているため、その製造時に寸法のば
らつきや反りがあった場合でも、これらを容易に吸収し
て上下の薄板を良好に接触させることができる。
シールドケースの高さはネジどめ8をゆるめシールドケ
ース構成要素71,72の重なり幅を変え、再びネジど
め8をしめることにより調整できる。
なお、第6図は整磁板1,1′とシールドケースの構成
要素71 .720主平面を共用した他の実施例を示す
もので、本考案の第1の実施例と同様の効果を得ること
ができる。
以上説明したごとく本考案により高さ方向に調整の自由
度を有し、かつ接触部面積が太きいためにシールド効果
もよいシールドケースな有する磁気バブルデバイス用磁
気回路が得られたので、今後の実用化に際して多大な寄
与をなすものである0
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の磁気バブルデバイス用磁気回路の基本構
成を示す斜視図、第2図は従来の磁気バブルデバイス用
磁気回路の二段構成を示すものの側面図、第3図は第2
図図示の磁気回路の欠点の発生を示す説明図、第4図は
第3図図示の欠点をなくした磁気回路構成を示す側面図
、第5図は本考案に係る磁気バブルデバイス用磁気回路
の実施例の構造を示す側面図、第6図は本考案に係る磁
気バフ”/1/デバイス用磁気回路の他の実施例の構造
を示す側面図である。 1.1’ 、2:整磁板、3゜3′:磁石、6:中央整
磁板、7:シールドケース、71 .72 :2分され
たシールドケースの構成要素。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 高透磁率磁性材料よりなる中央整磁板の両面に、該中央
    整磁板に同極が対向し、かつ、その磁化方向が該中央整
    磁板に対し垂直になる如く磁石を設置し、該磁石の反対
    極側に接して該中央整磁板に平行に整磁板を設けて磁気
    回路を形成し、この整磁板に高透磁率磁性材料薄板の主
    平面を接するようになした磁気バブルデバイス用磁気回
    路であって、両端がL字状をなし、全体として略コの字
    状をなす高透磁率磁性材料薄板を上記磁気回路を取り囲
    むごとく上下から互いちがいにかつそれらのL字状部が
    互いに接触するごとく多重積層されて結合され、最も内
    側にある上記薄板の主平面が上記整磁板に接するように
    構成されたことを特徴とする磁気バブルデバイス用磁気
    回路。
JP1977064013U 1977-05-20 1977-05-20 磁気バブルデバイス用磁気回路 Expired JPS5813518Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS53159244U JPS53159244U (ja) 1978-12-13
JPS5813518Y2 true JPS5813518Y2 (ja) 1983-03-16

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ID=28967730

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JP1977064013U Expired JPS5813518Y2 (ja) 1977-05-20 1977-05-20 磁気バブルデバイス用磁気回路

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS531232U (ja) * 1976-06-16 1978-01-09

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JPS53159244U (ja) 1978-12-13

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