JPS5813172B2 - コ−ヒ−抽出装置 - Google Patents

コ−ヒ−抽出装置

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JPS5813172B2
JPS5813172B2 JP50090770A JP9077075A JPS5813172B2 JP S5813172 B2 JPS5813172 B2 JP S5813172B2 JP 50090770 A JP50090770 A JP 50090770A JP 9077075 A JP9077075 A JP 9077075A JP S5813172 B2 JPS5813172 B2 JP S5813172B2
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JP
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water
coffee
transistor
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storage pot
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隆保 成田
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Toshiba Corp
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は各種コーヒーの味を出すことができるコーヒ
ー抽出装置に関する。
従来、コーヒー抽出装置としてはコーヒー豆を細挽きし
、そのコーヒー粉末に湯を注いで1分半程度かきまぜ、
その後フィルターを通してコーヒーを抽出するサイホン
方式、100℃近い湯をネルのこし袋内に入れた中挽き
のコーヒー粉末に数回に分けて注ぎ、3分程度でコーヒ
ーを抽出するドリップ方式、コーヒー豆を粗挽きし、そ
のコーヒー粉末と水との混合液を7分前後沸騰させなが
らコーヒーを抽出するパーコレータ方式、コーヒー豆を
細挽きし、そのコーヒー粉末に少量の水を点滴し、3〜
4時間かかつてコーヒーを抽出するウオータドリップ方
式など各種のコーヒー抽出装置が知られている。
しかしながらこのようなものはそれぞれ個有の味のコー
ヒーを抽出できるが、それ以外の味、たとえばサイホン
方式のものでドリップ方式の味を出すようなことは全く
できない問題があった。
また、一般にコーヒー豆にはタンニン酸、カフェイン、
脂肪、タンパク質、糖分など各種成分が含まれており、
これら各種成分はコーヒー豆を浸す湯の温度と浸される
時間とに関係して、各々別個の特性を示して抽出される
またコーヒーの味は酸味、苦味、香り、渋味等で判断さ
れるが、この味は基本的には生豆の種類及び焙煎によっ
て決定されるものであるが、抽出方法によっても決定さ
れるものである。
たとえば低温抽出においては、脂肪分の抽出は極めて少
なく又、香りも非常に逃げにくいコーヒーが得られる。
なお、低温抽出によって濃いコーヒーを得るには抽出時
間を長く設定すればよい。
この発明はこのような点にかんがみてなされたもので、
コーヒー粉末に注ぐ水温および単位時間当りの給水量、
給水回数を変化することによって多種の味のコーヒーを
抽出することができるコーヒー抽出装置を提供するもの
である。
以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図において1はベースで、このベース1内には後述
する制御回路2が収納されている。
前記ベース1の端上部には支柱3が立設されている。
前記支柱3の先端部には一端部側に発熱体4を収納する
とともに他端部側に貫通孔5をあけた支持板6が水平に
設けられている。
前記支持板6の上面には底面の端部に図示のごとく内側
に多少盛り上がった排水口7を設けた貯水ポット8が上
記排水口7を前記貫通孔5に位置させて載置される。
前記貯水ボット8の上部には上蓋9が載せられている。
前記支持板6の下面中央部には弁ケース10が取付けら
れている。
この弁ケース10内には電磁弁11が収納されている。
この電磁弁11は側部外方に突出させて流入口12を設
けるとともに底部外方に突出させて流出口13を設け、
非通電時においてはプランジャ14を圧縮スプリング1
5によって押圧して上記流出口13を閉塞し、通電時に
おいては上記プランジャ14を圧縮スプリング15の圧
力に抗して上方へ引き上げ上記流出口13を開口するも
のである。
前記電磁弁11の流入口12の先端には一端に雌ねじを
切った第1の取付け具16をその他端を回転自在にかつ
互に端部を係止させて取付けている。
前記貯水ポット8の排出口7の先端にゴムなどの弾性体
からできている管17を、その一端を上記排出口7の先
端に被せと取付けている。
前記管17の他端には外周面全体に雄ねじを切った第2
の取付け具18を、その一端を上記管17の他端に嵌め
込ませて取付けている。
そして前記第1、第2の取付け具16,18間にパッキ
ン19をはさんで、その両取付け具16,18を締付け
、前記貯水ポット8の排出口7と前記電磁弁11の流入
口12とを連通するようにしている。
前記貯水ポット8の側壁下方には感温抵抗素子、たとえ
ば負特性サーミスタ20が取付けられている。
この負特性サーミスタ20は一端が前記貯水ポット8内
に突出し、他端がリード線21を介してアダプタ22に
取付けられる。
このアダプタ22は前記支柱3に対して取りはずし自在
に設けられており、上記支柱3に取り付けされたときは
支柱3内に配線されたコード(図示せず)を介して前記
制御回路2に電気的に接続される。
前記ベース1の中央部上面にはコーヒー抽出容器23が
載置されている。
このコーヒー抽出容器23はコーヒー液収容室としての
コーヒー液収容ポット24の上にコーヒー粉末収納室ト
してのバスケット25を載置してなるもので、上記ポッ
ト24の外側部には取手26が固定されており、上記バ
スケット25の上部にはバスケット蓋27が載置されて
いる。
上記バスケット蓋27は中央部に注入口28があけられ
、かつその注入口28の下方に位置して拡散板29が取
付けられている。
前記バスケット25の底面は網目状に形成され、その底
面上にはろ紙等のフィルタ30が敷設されている。
なお底面の網目を充分細かくすればろ紙を省略しても良
い。
前記制御回路2ぱ第2図に示すような回路構となってい
る。
商用電源に接続する1対の電源端子101,102間に
電源スイッチ103を介して、後述する第2のリレー1
38の常開接点138aと前記電磁弁11のコイル10
4との直列回路ならびに後述する第1のリレー118の
常閉接点118bと前記発熱体4との直列回路を互に並
列して接続している。
また前記1対の電源端子101,102間に前記電源ス
イッチ103を介して電源トランス105の1次巻線を
接続している。
前記電源トランス105の2次巻線をダイオード106
を介して平滑コンデンサ107に接続し、さらに上記平
滑コンデンサ107を抵抗108を直列に介してツエナ
ーダイオード109に接続して定電圧電源110を形成
している。
前記定電圧電源110の出力端、すなわち前記ツエナー
ダイオード109の両端間には前記発熱体を前記貯水ポ
ット8内の水温に応じて制御する水温設定回路111を
接続するとともに後述する第1のリレー118の常開接
点118aを介して前記電磁弁11の開閉動作を制御す
る給水量設定回路112を接続している。
前記水温設定回路111はNPN形の第1、第2のトラ
ンジスタ113,114からなる差動増幅回路115な
らびに、PNP形の第3のトランジスタ116,NPN
形の第4のトランジスタ117および第1のリレー11
8からなる第1の出力回路119で形成されている。
前記差動増幅回路115は前記ツエナーダイオード10
9のカソード端子に対して前記第1のトランジスタ11
3のベースを抵抗120を介して接続するとともにその
第1のトランジスタ113のコレクタを抵抗121を介
して接続し、かつ前記第2のトランジスタ114のベー
スを抵抗122および前記負特性サーミスタ20を直列
に介して接続するとともにその第2のトランジスタ11
4のコレクタを抵抗123,124を直列に介して接続
している。
また、前記差動増幅回路115は前記ツエナーダイオー
ド109のアノード端子に対して前記第1のトランジス
タ113のベースを抵抗125を介して接続するととも
に前記第1、第2のトランジスタ113,114のエミ
ツタを抵抗126を共通に介して接続し、かつ上記第2
のトランジスタ114のベースを第1の可変抵抗127
および抵抗128を直列に介して接続している。
前記第1の出力回路119は前記ツエナーダイオード1
09のカソード端子に対して前記第4のトランジスタ1
17のコレクタを前記第1のリレー118を介して接続
するとともにその第4のトランジスタ117のベースを
抵抗129および前記第3のトランジスタ116を介し
て接続している。
なお、前記第1のリレー118に保護用のダイオード1
30を並列に接続している。
また前記第1の出力回路119は前記ツエナーダイオー
ド109のアノード端子に対して前記第4のトランジス
タ117のペースを抵抗131を介して接続するととも
にその第4のトランジスタ117のエミツタを直接に接
続している。
そして前記差動増幅回路115の抵抗123,124の
接続点に対して前記第1の出力回路119の第3のトラ
ンジスタ116のベースを抵抗132を介して接続し、
かつ上記第3のトランジスタ116のベース・エミツタ
間に上記抵抗132を介してコンデンサ133を接続し
ている。
前記給水量設定回路112はNPN形の第5、第6のト
ランジスタ134,135からなる無安定マルチバイブ
レータ136ならびにNPN形の第7のトランジスタ1
37および第2のリレー138からなる第2の出力回路
139で形成されている。
前記無安定マルチバイブレータ136は第5のトランジ
スタ134のベースをコンデンサ140を介して前記第
6のトランジスタ135のコレクタに接続し、上記第6
のトランジスタ135のベースをコンデンサ141を介
して上記第5のトランジスタ134のコレクタに接続し
ている。
また前記無安定マルチバイブレータ136は前記第1の
リレー118の常開接点118aに対して前記第5のト
ランジスタ134のコレクタを抵抗142を介して接続
するとともにその第5のトランジスタ134のベースを
抵抗143および第2の可変抵抗144を直列に介して
接続し、かつ前記第6のトランジスタ135のコレクタ
を抵抗145を介して接続するとともにその第6のトラ
ンジスタ135のベースを抵抗146および第3の可変
抵抗147を直列に介して接続している。
さらに前記無安定マルチバイブレータ136は前記ツエ
ナーダイオード109のアノード端子に対して前記第5
、第6のトランジスタ134,135のエミツタを直接
に接続している。
前記第2の出力回路139は前記第1のリレー118の
常開接点118aに対して前記第7のトランジスタ13
7のコレクタを前記第2のリレー138を介して接続す
るとともに前記ツエナーダイオード109のアノード端
子に対して上記第7のトランジスタ137のエミツタを
直接に接続している。
そして前記第7のトランジスタ137のベースを抵抗1
48を介して前記無安定マルチバイブレータ136の第
6のトランジスタ135のコレクタに接続している。
なお、前記第2のリレー138に保護用のダイオード1
49を並列に接続している。
また前記ツエナーダイオード109の両端間には前記第
1のリレー118の常開接点118aを介して第3のリ
レー150を接続している。
そして上記第3のリレー150の常開接点150aを前
記第1のリレー118の常開接点118aに並列に接続
している。
つぎにこのような構成の本発明実施例における作用を述
べる。
水温設定回路111において第2のトランジスタ114
のベース電位が第1のトランジスタ113のベース電位
よりも高くなると第2のトランジスタ114がオンし、
それによって第3、第4のトランジスタ116,117
がオンするので、第1のリレー118が付勢され、その
常閉接点118bを開放するとともにその常開接点11
8aを閉成する。
したがって発熱体4の発熱が停止されかつ水量設定器1
12が動作を開始する。
ところで第2のトランジスタ114のベース電位は負特
性サーミスタ20と第1の可変抵抗127によって変化
する。
すなわち負特性サーミスタ20の抵抗値が小さくなるか
第1の可変抵抗127の抵抗値が大きくなると第2のト
ランジスタ114のベース電位が高くなり、その逆では
第2のトランジスタ114のベース電位が低くなる。
ここで負特性サーミスタ20は貯水ポット8内の水温を
検知して抵抗値を変化するものであり、第1の可変抵抗
127は予め設定されるものである。
したがって第1の可変抵抗127の抵抗値を比較的大き
く設定すれば負特性サーミスタ20の抵抗値がそれほど
小さくならなくても第2のトランジスタ114はオン動
作し、上述したように発熱体4の発熱が停止される。
すなわち第1の可変抵抗127の抵抗値を大きく設定す
れば貯水ポット8内の水が比較的低温でも第2のトラン
ジスタ114はオン動作することになる。
逆に第1の可変抵抗127の抵抗値を比較的小さく設定
すれば負特性サーミスタ20の抵抗値がかなり小さくな
らなければ第2のトランジスタ114はオン動作するこ
とはない。
すなわち第1の可変抵抗127の抵抗値を小さく設定す
れば貯水ポット8内の水がかなりの高温にならなければ
第2のトランジスタ114はオン動作しないことになる
しかして第1の可変抵抗127は貯水ポット8内の水温
を設定するものであり、第1の可変抵抗127の抵抗値
を大きくすれば貯水ポット8内の水温を比較的低温に設
定することができ、第1の可変抵抗127の抵抗値を小
さくすれば貯水ポット8内の水温を比較的高温に設定す
ることができる。
また、給水量設定回路112において無安定マルチバイ
プレータ136が発振するとその発振周期に応じて第7
のトランジスタ137がオン・オフ動作をくり返えすか
ら、それによって第2のリレー138が付・消勢をくり
返えし電磁弁11のコイル104を付・消勢制御する。
ところで無安定マルチバイブレータ136の発振周期は
第2、第3の可変抵抗144,147によって変化する
ことができるからその第2、第3の可変抵抗144,1
47の抵抗値を変化すれば結局電磁弁11のコイル10
4への通電非通電時間を変化することができる。
すなわち第2の可変抵抗144の抵抗値を小とし、第3
の可変抵抗147の抵抗値を大とすれば、コイル104
への通電・非通電は第3図のaに示すような周期でくり
返えされ、また、第2の可変抵抗144の抵抗値を大と
し、第3の可変抵抗147の抵抗値を大とすれば、コイ
ル104への通電・非通電は第3図のbに示すような周
期でくり返えされ、さらに第2の可変抵抗144の抵抗
値を小とし、第3の可変抵抗147の抵抗値を小とすれ
ば、コイル104への通電・非通電は第3図のcに示す
ような周期でくり返えされ、さらに第2の可変抵抗14
4の抵抗値を犬とし、第3の可変抵抗147の抵抗値を
小とすれば、コイル104への通電・非通電は第3図の
dに示すような周期でくり返えされる。
そして電磁弁11はコイル104が通電されている間プ
ランジャ14を上方へ引き上げて流出口13を開口する
しかして第2、第3の可変抵抗144,147はその抵
抗値を変化することによって貯水ポット8からコーヒー
抽出容器23のバスケット25の注入口28に単位時間
内に注入される水量を変化することができる。
したがって今、貯水ポット8にたとえば10℃程度の水
を入れるとともにバスケット25にコーヒー粉末を入れ
、第1の可変抵抗127によって貯水ポット8内の水温
を80℃に設定するとともに第2、第3の可変抵抗14
4,147の抵抗値を比較的小さく設定し、電源端子1
01,102を商用電源に接続して電源スイッチ103
を第4図のaに示すように時刻toで投入すると、第4
図のbに示すように発熱体4への通電がすぐに開始され
るとともに水温設定回路111が動作する。
この電源スイッチ103の投入時は貯水ポット8内の水
温が略10℃と低いから負特性サーミスタ20の抵抗値
がかなり大きくなっており、第2のトランジスタ114
はオフしている。
したがって第3、第4のトラジジスタ116,117も
オフし第1のリレー118は消勢状態にあり、発熱体4
の発熱が停止されることはない。
こうして貯水ポット8内の水が発熱体4によって加熱さ
れ第4図のcに示すように徐々に上昇する。
やがて時刻t1において貯水ポット8内の水が設定値、
すなわち80℃になると水温設定回路111の差動増幅
器115が反転し、その差動増幅器115の第12のト
ランジスタ114がオン動作する。
すると第3、第4のトランジスタ116,117もオン
動作するので第1のリレー118が付勢され、その常開
接点118aが閉成するとともにその常閉接点118b
が開放する。
しかして発熱体4への通電が停止されるとともに給水量
設定回路112の動作が開始される。
まだ第3のリレー150が付勢されてその常開接点15
0aを閉成し、自己保持する。
したがって以後第1のリレー118の常開接点118a
が途中で開放するようなことがあっても水量設定回路1
12は動作状態を持続することができる。
水量設定回路112は第2、第3の可変抵抗144,1
47による設定値にしたがって無安定マルチバイブレー
タ136から所定発振周期の出力を第7のトランジスタ
137に供給する。
しかして第7のトランジスタ137が無安定マルチバイ
ブレータ136の発振周期に応じてオン・オフ動作をく
り返え1第2のリレー138を付・消勢制御する。
したがって電磁弁11のコイル104が第2のリレー1
38の付・消勢動作に応じて付・消勢動作する。
一方、水温設定回路111は貯水ポット8内の水温が8
0℃より低下すると差動増幅器115が反転し、第2の
トランジスタ114がオフして発熱体4を再び加熱する
しかして時刻t1以後は貯水ポット8内の水温に応じて
水温設定回路111の第1のリレー118は第4図のd
に示すように付・消勢動作をくり返えし、したがって発
熱体4は第4図のbに示すように通電・非通電状態をく
り返えし、第4図のcに示すように貯水ポット8内の水
温を略80℃に保持する。
一方、第3のリレー150が第4図のcに示すように自
己保持して水量設定回路112を動作保持し、その水量
設定回路112によって電磁弁11のコイル104は第
4図のfに示すように通電・非通電をくり返えす。
したがって貯水ポット8内の水は80℃の湯に保持され
た状態で電磁弁11が開口されるごとに流出口13を介
してコーヒー抽出容器23のバスケット25の注入口2
8へ供給される。
そしてバスケット25の注入口28へ供給された湯は拡
散板29によってバスケット25内のコーヒー粉末の全
面にふりかけられる。
このコーヒー粉末にふりかけられた湯はコーヒー粉末お
よびフィルタ30を介してコーヒー液となってコーヒー
液収容ポット24内に収容される。
こうしてコーヒー液は抽出温度が略80℃で、かつ単位
時間当りの給水量(給湯量)が給水量設定回路112に
よって設定された状態でコーヒー粉末から抽出されて得
られる。
この場合給水量設定回路112は単位時間当りの水量を
設定しているが、抽出されるコーヒー液の量を一定とし
ておけば、単位時間当りの水量を設定することは結局コ
ーヒー液の抽出時間を設定することになる。
すなわち給水量設定回路112によってコーヒー液の抽
出時間を設定することができる。
このように水温設定回路111によってふりかける水温
を自在に設定することができるとともに給水量設定回路
112によってふりかける単位時間当りの水量つまり抽
出時間を自在に設定することができ、各種の味のコーヒ
ー液を抽出することができる。
また第3図のbとcに示すように全体の抽出時間を略同
一としても電磁弁11の動作回数すなわちコーヒー粉末
にふりかける湯の回数を異ならせることができるが、コ
ーヒー液を抽出する場合湯のふりかける回数によっても
コーヒー粉末の膨張のしかたが異なるので、本実施例に
おいてはさらに多くの味のコーヒー液を抽出することが
でき、きわめて微妙な味のコーヒー液を抽出することが
できる。
すなわち、第3図のcによるものはbによるものに比べ
て酸味、苦味等は弱く、香りはbによるものの方がcに
よるものに比べてパーコレータ的な焼けたような香りを
呈する。
このように本実施例では水温設定回路111の第1の可
変抵抗127および給水量設定回路112の第2、第3
の可変抵抗144,147を適時設定することによって
パーコレータ方式のように香りが抜け、苦味の強い味の
もの、サイホン方式やドリップ方式のように一般的な風
味のもの、あるいはウオータドリップのように冷えても
濁らず、油分が少なく香があまり抜けない味など各種の
微妙な味を出すことができる。
なお、前記実施例ではバスケット25の注入口28に対
して水を電磁弁11を使用して断続的に供給するように
したがかならずしもこれに限定されるものではなく、た
とえばモータ式のポンプなどで連続的に供給するように
し、そのときモータの回転数を変化させて単位時間当り
の給水量を変化し、それによって抽出時間を変化するよ
うにしてもよい。
以上詳述したようにこの発明によれば貯水ポットからコ
ーヒー抽出容器のコーヒー粉末収納室に1供給する水の
温度を水温設定回路によって自在に設定するとともに単
位時間当りの給水量または給水回数を給水量設定回路に
よって自在に設定するようにしているので、多種の味の
コーヒーを抽出することができるコーヒー抽出装置を提
供できるものである。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の実施例を示すもので、第1図は断面図、
第2図は制御回路図、第3図は電磁弁の動作形態を示す
波形図、第4図は各部の動作を示すタイミングチャート
である。 2・・・制御回路、4・・・発熱体、8・・・貯水ポッ
ト、11・・・電磁弁、20・・・負特性サーミスタ、
23・・・コーヒー抽出容器、24・・・コーヒー液収
容ポット、25・・・バスケット、30・・・フィルタ
、111・・・水温設定回路、112・・・給水量設定
回路、118,138,150・・・リレー、127,
144,147・・・可変抵抗。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 上部にコーヒー粉末収納室を設けるとともに下部に
    コーヒー液収容室を設けたコーヒー抽出容器と、このコ
    ーヒー抽出容器の上部コーヒー粉未収容室へ水を供給す
    る貯水ポットと、この貯水ポットを加熱する発熱体と、
    上記貯水ポット内の水温を検知し、上記発熱体を発熱制
    御することにより各種の水温を設定する水温設定回路と
    、上記貯水ポットから上記コーヒー抽出容器の上記コー
    ヒー粉末収納室へ供給する単位時間当りの水量または給
    水回数を設定に応じて制御する給水量設定回路とを具備
    し、前記水温設定回路と給水量設定回路とを組合わせる
    ことにより複数種の味のコーヒーを抽出することを特徴
    とするコーヒー抽出装置。
JP50090770A 1975-07-25 1975-07-25 コ−ヒ−抽出装置 Expired JPS5813172B2 (ja)

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