JPS58129948A - 粘稠性香辛食品の製造法 - Google Patents

粘稠性香辛食品の製造法

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JPS58129948A
JPS58129948A JP57011022A JP1102282A JPS58129948A JP S58129948 A JPS58129948 A JP S58129948A JP 57011022 A JP57011022 A JP 57011022A JP 1102282 A JP1102282 A JP 1102282A JP S58129948 A JPS58129948 A JP S58129948A
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cinnamon
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spice
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JP57011022A
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Akira Sugisawa
公 杉澤
Fumio Matsui
松井 二三雄
Masaru Shibuki
渋木 優
Haruo Yamada
晴夫 山田
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House Foods Corp
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House Food Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はCinnamomum burrnanii 
Blums (学名)の物性に着目し、その物性を適切
に利用して粘稠性香辛食品を製造する方法に関する。
Cinnamomum burmanii Blume
は俗にジャワ産桂皮と呼ばれ、桂皮の一種である。桂皮
にはこの他に中国産桂皮(cinnamomum ea
asia Blumr)。
セイロン産桂皮(Cinnamomum ceylan
icumNees )、日本産桂皮(Cinnamom
um 1our@1riiNe@s )などがあり、一
般に桂皮という場合はセイロン産桂皮を指し、中国産桂
皮【カッシャ桂皮、日本産桂皮を内桂といい、カレール
ウ等の粘稠性香辛食品にはセイロン産桂皮が香味剤とし
て一般に使用されている。そして従来カレールウ等の粘
稠性香辛食品の有する粘稠性社主に小麦粉、ガム類の作
用に頼ってい友、それに対し俗にジャワ産桂皮と呼ばれ
ているCinnamomum burmani iBl
um@は日本ではあtn輸入しておらず、その使用分野
はそのはとんどが漢方薬等で食品とは関係のない分野で
あった。
ところが、本発明者等は上記Cinnamomumbu
rmanii Blunae の樹皮および/または葉
の粉末が水の存在下で多量の粘1Iil性物質を発現す
ることを見出した。更に研究を進めた結果、上記Cim
nanaomum bwrmanii Blumeの樹
皮および/また社業を粘稠性香辛食品の増粘剤として使
用することにより、従来増粘効果を期待して添加使用し
ていた小麦粉、ガム類の使用量を減少することができる
と共に、上記粘稠性香辛食品に対し濃厚感のある好まし
い粘稠性を付与することができるという知見【得て9発
QIit完成し良。
かかる知見を基に完成された本発明の要旨は、粘稠性香
辛食品tIl造するに当り、その製造工程中においてC
lnnannomum burmanii Blume
の樹皮および/またはli(以降単に本桂皮と称する)
の粉砕物を添加することを特徴とする粘稠性香辛食品の
製造法である。
以下本発明の内容について詳述する。
本発明の粘稠性香辛食品とは喫食時にペースト状あるい
は粘稠液状を呈し、香辛料の有する香味および/または
辛味を楽しみながら喫食するような食品をいい、例えば
カレールウ、カレー味、ビーフ味等のシチュー類、ウス
ター、ケチャツプ等のソース類、スープ類、ジャム、ク
リーム等の菓子類等がある、そして上記粘稠性香辛食品
の製品形態としては、固形状、粉末状、11粒状、フレ
ーク状、ペースト状等がある。
本桂皮の粉砕に当ってれ香辛料等の粉砕に一般に使用さ
れているスタンプンル式粉砕機、高速粉砕機等を使用す
ればよい・ 上記の不桂皮粉末の作用は主に増粘作用にある。
即ち不桂皮粉末は水、殊に熱水と接触するととによりて
粘稠性−質が半量に発現し、該粘稠性智質によって粘稠
性香辛食品の粘度を上昇せしめるのである。従って粘稠
性香辛食品の製造において上記本桂皮粉末を添加する際
には本桂皮粉末が均一に分散するように配慮する必要が
あり、そのためには本桂皮粉末の添加時期および添加方
法は粘稠性香辛食品の製造工程中、各11鳳料【粉体混
合する時期に本桂皮粉末も併せて粉体混合する方法が好
適である。
次に本桂皮粉末の添加量は粘稠性香辛食品の種類によっ
て異なシ、従って特に限定されるものではなく、粘稠性
香辛食品の種類及び実施者の希望する粘度になるように
適宜決足することができる。
また本桂皮は他の桂皮と同様に桂皮特有の香味が比較的
強く、上記した増粘作用の他に香味付与作用tも兼ね備
えている。*桂皮の使用によって従来粘稠性を付与する
九めに添加してい友増粘物     1質、例えば小麦
粉、ガム類等の添加量を減少させることができろという
効果が期待できる。
以下比較実験によって本桂皮粉末の増粘効果と他の桂皮
及び従来食品に粘稠性を付与するために絵加していた増
粘物質のそれと全比較する。
比較実験例 試料1 本桂皮粉末 試料2 中国産桂皮粉末 (Cinnamomum casein Blume 
)試料3 小麦粉 試料4 ローカストビーンガム 試料1及び2の各々5ft別個に100ccの熱水中に
添加溶解して溶液となし、50℃に冷却後その粘度倉欄
足し次。試料3052を100ccの水に添加し加熱溶
解して溶液となし、50℃に冷却後その粘度t−測足し
た。試料4の0.5ftloOccの熱水中に添加溶解
した後ホモゲナイズ処理して溶液となし、50℃におけ
る粘度音測定した。測足結果は@1表に示す如くである
。尚各試料毎にllF解方法が異なるのは各試料を完全
に溶解させるためである。そして、各溶液の粘度はB型
粘度計で#S定した。
謳1表 第1表から明らかなように試料lと試料2とt対比する
仁とによ〕、本桂皮粉末が中国産桂皮とは比較にならな
い程の粘度を有していることが奥証され、このことから
中国産桂皮には全く期待できない増粘効果を本桂皮粉末
が充分に有していることが明らかである。また本桂皮粉
末の増粘効果の程度は試料3及び4と対比することによ
って明らかとなる。例えば本桂皮粉末と小麦粉とでは同
量で略同程度の増粘効果を有しているが、小麦粉の場合
の増粘効果は小麦粉中の澱粉のα化によるものであり、
その結果小麦粉を完全溶解後加熱して小麦澱粉をα化さ
せなければ充分な増粘効果は期待できないのに対し、本
桂皮粉末は水又は熱水、殊に熱水に容易に溶解し、比較
的早く増粘効果を発揮するという利点がある。次に、試
料lと試料4とt対比すると、本桂皮粉末の増粘効果は
ローカストビーンガムのそれに対し同量で約8分の1に
相当することになる。
以上のように本桂皮粉末は充分にその増粘効果が期待で
き、従って本桂皮粉末を粘稠性香辛食品に添加、使用す
ることによって従来一般に使用されていた増粘剤の使用
量を減少することができる。
そして本桂皮粉末を添加して得られた粘稠性香辛食品を
そのままあるいは調理後喫食するに当っては、濃厚線の
ある好ましい粘稠性を有するものになる。
こうした本桂皮粉末の添加効果が最も発揮されるのは、
カレールウ等の如く桂皮を欠くことのできない原料とす
るような粘稠性香辛食品に使用する場合である。この場
合、従来使用されていた桂皮粉末に代えて本桂皮粉末を
使用することにより、粘稠性香辛食品の香味を変えるこ
となく又喫食時における粘度を低下させることもなく、
小麦粉。
ガム類等の増粘作用を有する原料の添加量を減少させる
ことができる。また濃厚ソース等濃厚な液状物で、その
中に不溶解物を含有するようなものの場合に本桂皮粉末
を使用すると、率に員厚味【向上させるのみならず、含
有する例えば植物性不溶解パルプ勢の不溶解物が沈澱す
るのを防止するという効果も発揮することがわかった。
更に本桂皮粉末を水に添加した場合に発現する粘稠性物
質は保水性にも優れており、従って例えば本桂皮粉末を
添加して得られた固形状のカレールウtlllll[し
てペースト状となし、そのまま−昼夜保存してもtlと
んど離水現象が生じないなどの離水防止効果も期待でき
る。更に本桂皮粉末を水に添加した場合に発現する粘稠
性物質は伸展性においても優れており、従って本発明の
方法で得られた粘稠性香辛食品は喫食に当って口当りの
よい滑らかな食感tmすると共にジャムやクリームの如
きパン等Klk有する場合、その伸びが良い等の効果も
併せて発揮する。
まえ本桂皮粉末を添加したS液は史に砂糖を添加するこ
とによって粘度が相乗的に上昇し、それを冷却すること
によって更に粘度が上昇を来すという傾向がToシ、そ
の結果砂糖を多量に使用するクリーム等の菓子類に本桂
皮粉末を使用することにより、ガム類の使用量の低減を
はかシ、あるいはガムfiIを全く使用せずに好ましい
粘稠性及び保形性を有し、且つ好ましい桂皮の風味を有
するクリーム等を製造することができる。
実施例!  濃厚ソース 野菜・果実破砕物       50重量部その他の香
辛料        101着色用カラメル     
    8N砂糖      301 食塩      201 食酢      101 こんぶの煮汁等の刺昧液    50 I野菜・果実破
砕物を十分に柔かくなるまで煮込んだ後、予め煮ておい
たこんぶの煮汁等(D@昧液を入れ、次いてCinna
nnomum burmanii B1un1*。
その他の香辛料2着色用カラメル、砂糖1食塩を加えて
よく攪拌混合し、最後に食酢を加える。
このようにして得られたソースは濃厚ソースとして好ま
しい粘稠性を有しており、また該ソース中の植物性不溶
解パルプの沈澱はほとんど見られなかつえ、これに対し
上記C1nnanxomumburmanii 131
w・ の代プに一般に使用されているセイロン産桂皮を
添加した場合、濃厚ソースとはならずに希薄ソースとな
)、腋ソース中の植物性不溶解パルプの沈澱を防止する
ためにはカルボキンメチルセルロース、アルギン酸ナト
リウム。
澱粉等の増粘剤を添加する必要があった。
実施例2 シナモン風味を有するカスタードクリーム牛
   乳            180  重量部砂
   纏             70  1薄刃粉
      10 1 卵黄液      33I カラギーナン            51Cinna
momum burmant i     8゜Blu
me (樹皮粉末) 牛乳を!!!面に農を生じない程度に加熱し、それに砂
糖、薄力粉、 Cinnamomum burmani
i Bluoxet少しづつ添加し十分に加熱した後、
加熱を停止し直ちに卵黄液とカラギーナンを添加し、十
分に攪拌混合する。得られたクリームはカスタードクリ
ームとして好ましい粘稠性を有していた。
これに対し、Cinnanxornum burnna
nii Blumeに代えてセイロン産桂皮を使用した
場合はカスタードクリームとしての粘稠性に欠け、更に
ガム類會添加する必要があまた。
実施例3  カレールウ (カレー粉) コリアンダー  (粉末)     40重量部カルダ
モン   (#)       5  #フエネグリー
ク (#)        4  p燕コ/ヨウ   
 (’)       15yターメリツク  (l 
)      30 lカレー@          
  100重量部牛  脂            3
60 l小麦粉       530I Ii1味料       10I 上記の各種香辛料を粉体混合してカレー粉となす。これ
とは別に牛脂を加熱溶解した俵、小麦粉を添加して加熱
混合しその後カレー@倉入れ調味料を添加し加熱した後
、型K[L込み冷却して固形のカレールウを得た。次い
でこの同形のカレールウ50重量部を熱水300重量部
に添加溶解し友ところカレールウとして好ましい粘稠性
を有してい念。
特許出願人 ハウス食品工業株式会社 代理人後 藤 道 生 手続補正書 昭和57年2月230 特許庁長官 島田春樹  殿 1、事件の表示 昭和57年特許  願第110229 2、発明の名称  粘稠性香辛食品の製造法3 補IF
をするh J71fllとの関係特許出願人 6 補11−により増加する発明の数08 補正の内容 (1)明細書の%許請求の範囲を別紙の通9補正する。
偉)明細書第1頁第10行目及び第13行目;第2頁纂
5行目」n〜10行目及び第13行目:第3頁第2行目
:第9頁第11行目;第1O頁第1行目、第7〜8打目
及び第20〜21行目及び@11頁第2行目、第7行目
及び第18〜19行目に記載の r Clnnamomum burnxanii Bl
ume J ikr Cinnamomum burt
nannii Blume Jと補正する。
特許請求の範囲 粘稠性香辛食品を製造するに当り、その製造工程中にお
いて、Cinnamomum burmannii B
lumeの樹皮および/または葉の粉砕物を添加するこ
とを特徴とする粘稠性香辛食品の製造法。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 粘稠性香辛食品を製造するに当シ、その製造工程中にお
    いて、(1:innamomum burmanii 
    Blumeの樹皮および/または東の粉砕物を添加する
    こと¥rq!l黴とする粘稠性香辛食品の義造法。
JP57011022A 1982-01-28 1982-01-28 粘稠性香辛食品の製造法 Granted JPS58129948A (ja)

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JPH0134027B2 JPH0134027B2 (ja) 1989-07-17

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104223028A (zh) * 2014-09-30 2014-12-24 曾盛钊 一种桂木酱料及其制备工艺
EP3419428A4 (en) * 2016-02-22 2019-10-02 General Mills, Inc. CEREAL PRODUCT AND METHOD FOR THE PRODUCTION THEREOF

Cited By (4)

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US11337445B2 (en) 2016-02-22 2022-05-24 General Mills, Inc. Cereal food product and method of making the same
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