JPS58127647A - 身体障害ドライバ−用自動車 - Google Patents

身体障害ドライバ−用自動車

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JPS58127647A
JPS58127647A JP57215677A JP21567782A JPS58127647A JP S58127647 A JPS58127647 A JP S58127647A JP 57215677 A JP57215677 A JP 57215677A JP 21567782 A JP21567782 A JP 21567782A JP S58127647 A JPS58127647 A JP S58127647A
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seat
vehicle
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「技術分野」 本発明は、平素は車椅子の使用を余議なくされている様
な身体障害者が使用するに適した自動車に関する。
「背景技術」 身体障害者、特に通常は車椅子に乗架している様な身体
障害者が湧出することを目的とした特殊自動車は十分に
確立されている。しかしながら、斯かる自動車は特殊な
形状を有しく一人しか乗れない場合もある)かつその色
彩は特殊なものでおるので、その自動車が身体障害者用
の自動車でおることを容易にかつ直ちに認識することが
出来る。
したがって身体障害ドライバーは彼等の身体が不自由で
あることを常に想起させられることになり、その様な感
情はしばしば深刻であるにもかかわら(7) ず、身体障害者用自動車は安全性に欠け、より高価であ
シ、かつ通常の大量生産された自動車よ)も頻繁に維持
補修しなければならない。特殊な形や色彩を有しない他
の自動車は身体障害者にある程度適応したものではある
が、身体障害ドライバーが車に乗シ降りする時に他人の
援助を求めなければならない場合が多い。
身体障害者、特に車椅子に乗った身体障害者が使用する
ことが可能な汎用のスタンダード生産可能な乗用車であ
って、ただし改造したことが俄には判らず、したがって
身体障害ドライバーもしくは乗客が経済2乗シ心地、操
作の容易性、信頼性。
および健全な肉体を有するドライバーとの平等感、の見
地において利益を享受し得る様な自動車を提供すること
が要請されて込る。
「発明の開示」 本発明は、自動車内の通常の位置から自動車の外側に向
って側方に突出した変位位置へと移動可能なシート(好
ましくはドライバー用シート)と、前記シートに近接し
てドアの内側に設けた格納手(8) 段であって前記ドアとシートとの間において折シたたま
れた車椅号を係止するための手段、とを備えて成ること
を%徴とする身体障害ドライバー用自動車を提供するも
のでおる。
好ましくは、前記シートは、たとえば自動車に対して横
断方向に延長した一対のレールに沿って、その通常位置
と変位位置との間で自動車に対して側方に摺動し得る様
に装着されておシ、このシートは自動車に対して前後に
かつ垂直方向に移動し得る様にしてもよい。
ドアの内側Kmけた格納手段は、ドア内に形成した好ま
しくは円形の凹みであって車椅子の一方の車輪を収容す
るものと、ドアと車椅子との間で作動する係止手段であ
って車椅子をドアに対して係止するものとで構成す、る
ことか出来る。
好ましくは、ドアの内側には折シたたまれた車椅子を地
面からその格納位置へと持ち上げるための昇降部材を設
ける。この昇降手段は手動式1機械式、空気力式、油圧
式、または電気機械式の様な適当な手段により作動させ
ることが出来る。ドライパーが車椅子をその格納位置へ
と持ち上げるに十分な力を治する場合にはこの昇降手段
は必要ではない。好ましくは、この昇降部材は、アーム
を含んで成り、このアームの一端にはドアに設けたほぼ
水平な軸を中心として枢動可能であ)その他端は車椅子
を担持し得る様な形を有する。
この様な構成であるから、折シたたみ代車椅子に乗った
身体障害者は車のドアをあけ、運転者用シートを自らに
向って外側に引き出し、シートの横に車椅子を持来し、
自動車側の車椅子の打力;1けを取シ除き、車椅子から
自動車シートへと滑シ込み、車椅子を折シたたみ、車椅
子を昇降部材に引掛けて車椅子をその格納位置へと持ち
上げ、車椅子をドアの内側に固定し、運転者用シートを
その本来の運転位置へと戻すとともにドアを閉じること
が出来る。昇降操作の終シに車椅子が自動的にドアに固
定される様にしてもよい。
自動車の一以上の他のシートも自動車内の通常の位置か
ら自動車から外側に向って側方に突出した変位位置へと
移動し得る様にすることが出来、その場合にはこれ等信
のシートに対応してドアの内側に車椅子格納手段を設け
てもよい。
ドアの内側に格納される車椅子は折シたたみ式のもので
あシ、好ましくは少くとも一つの車輪を容易に取シ外し
得る様な型式のものである。理想的には、折りたたまれ
た状態の車椅子は対応するドアの窓の底部の高さよシも
完全に下方に位置する様な小さなものであシ、短身の人
の側方の視界が制限されない様なものである。更に、車
椅子の金属フレームの上に折りたたまれた布製もしくは
グラスチック製のシートはドライバーの肘掛ケトして使
用することが出来るとともに、車椅子を窓の高さよシも
下に配置するようにすればドライバーが不具者であるこ
とを外側から眺める者から部分的に隠すことが出来る。
好ましくは、車椅子のハンドルは通常のほぼ水平な位置
から折シたたみ位置へと移動させることが出来、との−
・シドルの運動に伴い車輪係止機構が解除されて車輪を
車椅子から取シ外して自動車内に格納し、もって、ドラ
イバーの動きのためのよシ大きな空間が確保されるよう
にしてもよい。
身体障害者用の従来の自動車の運転11jlJ御機構特
にアクセルおよびブレーキは一般に手で操作し得る様に
なっている。しかしながら、この様な手動式の制御装置
は比較的複雑でしかも身体障害ドライバーにとっては不
便なものである。更K、長距離の旅行等において健全な
肉体を廟する者が交替で自動車を運転する様な場合には
その者は通常のイダル操作で自動車を運転するのは不可
能であシ、あるいはその車に取り付けられたある種の手
動制御装置の使用に慣れるのは困難に感するであろう。
したがって、本発明の好ましい態様においては、ステア
リングコラムの上端には、かじJ41ハンドルに近接し
て、ブレーキおよびアクセルを制御するための制御機構
の手動レバーの一端が枢動可能に取り付けてあシ、前記
制御機構は剛性の管状部材と剛性のロッド部材と衝当手
段とを備えて成シ、前記管状部材の一端は自動車の!レ
ーキペタルに連結されているとともにその他端は前記手
動レバーに近接してその下方に配置されておシ、前記ロ
ッド部材は前記管状部材内を摺動自在に延長していてそ
の上端は手動レバーに連結されているとともにその下端
はアクセル制御クープルの端部のうち気化器から離れた
方の端部に接続されており、前記衝当手段はロッド部材
の上端近傍に固着されていて管状部材の他端と係合して
管状部材に対するロッド部材の下向き運動の限界を規定
し得るようになっておシ、前記制a機構は衝当手段が管
状部材の上端に近接して位置するとともにブレーキが解
除されかつアクセルが閉鎖されるようなニュートラル位
置を有し、前記各構成部材の構成は、前記手動レバーを
そのニュートラル位置から一方の方向に旋回させてロッ
ド部材を管状部材から引き出すことによジエンジンが加
速され、前記手動レバーをその二−−トラル位置から他
の方向に旋回させることKよシロ、ド部材および管状部
材が互いに一体となって下向きに移動してブレーキを作
動させ得るよう釦なって−る。
この様な構成にしたので、ドライバーが身体障害者であ
るか否かを問わず、単なる選択のみによシかつ機械的な
改造を行なうことを要することなく、手動式の制御装置
ま之はペダルのいずれかを用すて自動車を運転すること
が可能となるのである。
好ましくは、ロッド部材の下端は枢動レバーを用いてア
クセルケーブルに接続し、との枢動レノ9−の一端はロ
ッド部材に装着するとともにその他端はアクセルケーブ
ルに接続し、前記枢動レバーは管状部材に対して固定さ
れた中間軸を中心として枢動し得る様にすることが出来
る。
「発明を実施するための最良の形態」 第1図から第10図はスタンダード生産された自動車の
一部を示すもので、この自動車の内部は本発明に従って
改造されている。よシ詳しくは、運転者用のシート2(
このシートは自動車に対して前後に移動し得る様になっ
ている)は一対のトラックすなわちレール4の上で通常
の運転位1kから、第1図に示した中間的位置を□経て
、外側に変位した位t(この位置ではたとえば絽2図に
示す様にシートの外側エツジは自動車から若干突出して
いる)へと自動車に対して横方向に摺動させることが出
来る。この摺動運動を容易にするためシートにはストラ
ップその他類似の部材が取ル付けてあり、このシートは
またたとえばラック/ピニオン機構の一部を構成する回
転式ハンドルを制御することによシ上下に移動させるこ
とが出来る。
好ましくは、シート2の三次元運動方向のそれぞれにつ
いてブレーキ機構が設けであるとともに、このシートは
横方向トラックすなわちレール上で完全に変位した位置
と通常の位置とにおいて自動的にロックされる様になっ
ている。
シート2に対応する自動車のドア6の内側面には凹み8
が形成してアシ、この凹みは好ましくは円形であってそ
の直径は折りたたみ代車椅子10の手透シ式輪の直径よ
シも僅かに大きい。
昇14アーム12の一端は140所でドア6の内側に枢
着されておυ、この昇降アームの自由端には以下に述べ
る理由によシスピボット16もしくは類似の固着機構が
設けである。巻き上げ機構はハンドル1Bを含んで成シ
、このハンドルはドア6内に装着されていて昇降アーム
12と協働し得る様になっておシ、この−・ンドル18
を回せば昇降アーム12が第4図に示した最下位置と第
5図に実線で示した持ち上げ位置との間で移動し得る様
になっている。巻き上げ操作を容易にするためこの巻き
土げ機構にはスプリング、ダウンイアリングもしくはラ
チェットレバーの様な補助手段を設けてもよく、あるい
り:たとえばモーターによジアーム12を運動させるよ
うにしてもよい。
身体障害者が折シたたみ代車椅子10から運転者用シー
ト2へと移aするためには、彼は第1図から第10図に
示した操作を順次に行なう。すなわち、身体障害者は第
1図に示した様に自動車の開いた運転席ドアの傍らに車
椅子10を持来し、シート2を第1図の中間位fRを経
て第2図の完全変位位置へとトラックすなわちレール4
に沿って外側に引き出し、シートをロックする。
次に身体障害者は車椅子10の左側の肘掛けを増り除い
た後、適描に位置決めされたベルトまたは握シバー等を
引張りながら車椅子から運転者用シート2へとその身体
を移す。シート2は4?リエテレンもしくは、Ieす塩
化ビニルの様な摩擦の小さな材料で被接されている。次
に身体障害者は昇降アーム12がその最下位置にある状
態で第3図の様に車椅子10を折シたたみ、車椅子10
を昇降アーム12のスピゴット16もしくは他の固着機
構に取シ付ける(第4図)。
次に−・ンドル18を手で回すかあるいは連動したモー
ターを作動させることによシ巻き上げ機構を操作してア
ーム12ならびにそれに付着した車椅子を第5図および
第6図に示した様にドア内の凹み8の高さの所迄持上げ
る。そうすれば車椅子は車輪200手送シ輪が凹み内に
収容される迄ドアに向って自動的に引き込まれ(第7図
)、この時には車椅子tよなお昇降アーム12に支持さ
れている。この位置では、車輪もしくは手送り輪は昇降
運動のM終段階としてドアに自動的にロックされるか、
あるいは上下クランプもしくは類似の固定装着を操作し
て車椅子10をドア6の格納位置に係止する。
必要ならば、ドライバーに最も近い車椅子100車輪2
6を第81図に示した様に取)外して第8図図に示した
様に自動車内の適当な位置にその車輪を格納することが
出来る。次にドライバーはシート2をかじ取りハンドル
の後の運転位置へと自動車の内側に摺動させるとともに
1シートの前後位置および高さを調節する。第9図に示
した様にシート2の運転位置は標準位置よりもやや内側
にあシ、ステアリングコラムならびに関連する制御機構
もこれに応じて内側に移動させてもよい。
したがって第10図に示す様にドライバーがドア6に接
近した時には、車椅子10を収容するための十分な空間
が残されておシ、シたがって車椅子がドライノ々−の障
害となることがなくかつドライバーが彼の傍らの同乗者
のスイースに侵入するこトモなくしかもドライバーか−
・ンドブレーキやギヤレバーを操作した9シートベルト
をしめたりするに必要な空間も確保される。
昇降アーム12はドア6から取シ外すことも可能であシ
、またスピデッ)16はドライバー〇身体に向って突出
しない様なドア6の内側面に平行な位置迄90°旋回出
来るようにしてもよい。昇降アーム12は微調整F+J
能な一以上の部材で形成してその長さを変え得る様にし
てもよく、この昇降アームのうち自動車内に突出しない
方の自由端には車椅子を同定するための機構を設けても
よい。
ある因は、手動操作可能なもしくはコグおよびラチェッ
ト機構、スクリ、−およびウオーム機構、チェーンその
他類似の機構を備えた動力式推進機構を備えた任意の類
似のホイスト機構を使用してもよい。
との自動車の一以上の他のシートはシート2と同様に側
方に摺動し得る様にすることが出来、これ等信のシート
はシート2とliJ]様に摩擦の小さな材料で被櫟して
その上を容易に滑シ動くことが出来る様にしてもよい。
これ等信のシートには荷物室ドア、ボンネットもしくは
りャハッチドアを含む車の全長にわたって握シハンドル
、ストラップその他の部材を適当に配置することが出来
る。
運転席の窓28は手hJJまたは電動によし昇降させる
ことか出来、また、シート2の三次元運動方向のそれぞ
れについてロック機構もしくはストップ機構を設けても
よく、更にこの三次元運動は電動式その他動方式にして
もよい。
自動車から降シる時には、ドライバーは第1図から第1
0図の操作とは逆の操作を行なう。
車椅子10を昇降アーム12に取シ付けるのを容易にす
るためならびにD〒シたたまれた時の車椅子を出来るだ
けコン・母りトにするためには車椅子には特に第11a
図、第11b図および第13図に示した様な特徴を備え
させることが出来る。
すなわち、車椅子10のハンドル102は104のとこ
ろでヒンジ結合されていてfilla図に示した作動位
置から第11b図に示した格納位置へとこれ等の−・ン
ドルを旋回させ得る様になっている。車輪26の車軸1
06には車椅子の7レーム108の内側において円形の
スロットが設けてあシ、第11a図に示した様に1車椅
子上の固定点112i中心として枢動可能なキャッチグ
レート110がこのスロット内に通常は収蔵されていて
車輪26が外れない様になっている。
対応するヒンジ104の上方においてハンドル102に
溶接されたブラケット116と、グレート110のうち
支点112とは反対側の自由端、との間には口、ド11
4が設けてあシ、ハンドル102 ′?I:その格納位
置へと旋回させた時には、プレート110が第11b図
に示した位置へと枢動して車軸106から外れもって車
輪26を車椅子から取シ外し得る様になっている。
好ましくは、車椅子10には更に貫通孔を有するグレー
ト117が設けてあシ、このグレートは車椅子のメイン
フレームの頂部にバランス位置において固定されている
。このグレート117の貫通孔には車椅子の折シたたみ
の障害とならない様な方法で昇降アーム12のスピゴッ
ト16を挿通することが出来、プレート117は車椅子
に乗った身体障害者の邪魔にならない様に配置する。
車椅子の両側に設けるフットステップは好ましくは取シ
外し可能である。しかしフットステ、ゾが取シ外し可能
でなく格納位置へと旋回し得るものである場合には、フ
ットステラグのクイックレリース機構を互いにやや異る
高さに設けて車椅子を折シたたんだ時にステップが互い
に衝突することがなく互いに上下に重なる様にするのが
好ましい。この様にすれば標準的な配置に比べて折)た
たまれた車椅子の幅を減少させドライバー用のスペース
をよし広くすることが出来る。更に、車椅子の両横フレ
ームおよび後横フレームは互いに異る高さに設けるとと
もに、第13図に示す様にそれ等の中央でヒンジ結合す
れば、車椅子を折シたたんだ時にはこれ等の前後横フレ
ームは互いに衝突することがなくて互いに上下に配置)
されるので折りた/こまれた状態の車椅子の幅を更に減
少させることが出来る。舘13図においでは、車椅子の
シートの下には引綱126が設けである。この引き綱は
両横フレームおよび後横フレームの互いにヒンジ結合さ
れたフレーム半休に取っ付けられておシ、この引き綱を
引くことによシ車椅子の折シたたみを容易にするもので
ある。
第12&図に示した様に、ドア6の凹み8には上下舌状
突起118.120ならびに内向きのサイドガイド12
2を設けることができ、これらの突起およびガイドは車
椅子10がその短稈の上端(第12b図)K移動した時
に自動的に平送シ輪21を捕えるとともにそれをその格
納位置へと案内する。第6図、第7図、第8a図に示し
た様に1凹み8にはまたストン・臂部材124を設ける
ことがでれる。このストツノ平部材124は第6図に示
したその通常位置においては凹み8から突出しているが
、車椅子がその格納位置へと到達した時には(第7図お
よび第8a図)このストラミ4部材124は車椅子によ
シ押されて昇降アーム12のモーターを停止させる。車
椅子をその格納位置から取り出す時には、これ等の突起
およびガイドは車椅子をその凹み8から取)出すのを容
易にするとともにそれを下に降ろすのを可能にする。あ
るいは、Mルトやフラングその他の同着部材を用いて車
椅子をドア6に固定しである場合には、それ等の固着部
材は舌状突起118.120ならびにガイド122と組
合せて用いることができる。
(23) 車椅子に着座した身体障害ドライバーが上向きに開いた
自動車のドアを閉めるのを容易にするため、その様なド
アには握シ輪もしくはグリラグを有するまたは有しない
自動巻込み式のストラップを取シ付けることが出来る。
以上にはドライバーのツ゛イドドアに関連して説明した
が、前述した様な改造は更にもしぐは択一的に自動車の
一以上の他のドア特に身体障害者の同乗者が使用するた
めのフロントザイドドアに設けることも可能である。
この様に、本発明は、沖椅子を有するもしくは有しない
身体障害ドライバーが完全に波向らの力のみによシ安全
かつ便利に車のドアを閉制し車に乗り降υしかつ車を運
転することが可能でしかもその様々障害者が身体障害者
であるか否かを問わず他の乗客を運搬するために使用し
得る様に、既存の汎用の自動車を改造するための手段を
提供するものである。更に、この自動車は一般市場にお
いて再び販売するために元の汎用自動車へと容易に再改
造することが可能である。本発明にしだか(24) って改造された自動車の外観はドライバーに彼が不具者
であることを想起させるものでもな(、また他の人々が
それを容易に知少得る様なものでもない。
第14図および第15図は、前述した様に身体障害者が
運転するに特に適した運転制御機構を示すものである。
よシ詳しくは、操作ハンドル32の一端30はかじ取り
ハンドル38のすぐ下方において自動車のステアリング
コラム36に34のととるで枢着されておシ、この操作
ハンドル32はその自由端に固定されたグリラグ40に
よって枢着点34を中心としてドライバーに対して前後
に移動させることが出来る。
剛性の管状部材42がブレーキペダル44に取り付けら
れていてペダル44から上向きに延長し′Cおシ、この
管状部材42はペダルと連動して因る。
管状部材42内には剛性のロッド46が摺動自在に装着
されておシ、とのロッドの下端はアクセルケーブル48
に連結されておシ、アクセルケーブル48は気化器50
に接続されている。ロッド46の上端は管状部材42か
ら突き出ておシ、この上端r、i /% y )ル32
の中間点に取シ付けである。
ロッド46にはストップ部材52が一体に形成してあり
、ロッドから半径方向に突出して管状部材42の上端に
衝尚し得る様釦なっている。この制御機構は第14図に
示す二−−トラル位置を有シ、コノニュートラル位置に
お−てはストップ部材52は管状部材42の上端にごく
近接しておシスロットルは閉鎖されかつブレーキは解除
されている。ハンドル32をドライバーに向って動かす
と、ロッド46は静止した管状部材42内でドライバー
に向って移動してスロットルを開くがブレーキは解除さ
れたままである。ノ1ンドル32をドライバーから離れ
る方向に動かすと、ロッド46が押し下げられてスロッ
トルを閉じ、ストップ部材52は管状部材42に突含尚
る。更に−・ンドル32を押し下げれば管状部材ならび
にロッド46が一体となってドライバーから離れる方向
に移動してブレーキが作動するがスロットルは閉じたま
まである。
第15図に示した様に口、ド46の下端はレバー54を
介してアクセルケーブル48に接続することが出来る。
レバー54の中央点56は管状部材42と一体のU字形
ブラケット58の様な部材に枢着されている。枢着点5
6とケーブル48の取付点との間の距離を変えることに
よシ、ハンドル32を引くことKよシ生ずる距離と気化
器の制御アームを全開させるに必要な距離との間の比を
変えることが出来、特定の要求に適合させることが出来
る。
云うまでもなくこの様な構造は標準型にダルの選択的な
制御手段を提供するために標準型ペダルに追加的に設け
られるものであって、この構造は、必要な場合には、改
造や変更を施すことなく標準型ペダルをなお使用して従
来方法によシ自動車を制御することを可能にするもので
おる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第10図は身体障害者がその車椅子から本発
明の自動車内の運転位置へと移動するために必要な操作
を順次に示したものであp1第11a囚および第11b
図は本発明の自動車内に格納するに好適な車椅子の詳細
を示し、第12a囚、第12b図および第12c図は本
発明の自動車の好ましいドアと車椅子との配置の詳細を
示すものであり、 第13図は本発明の自動車に使用するに好適な車椅子の
下面図でおシ、 第14図は本発明の自動車のブレーキおよびアクセルの
制御機構を示し、 第15図は第14図の制御機構の下端部の峰細を示す拡
大図である。 2・・・ドライバー用シート、4・・・トラック(レー
ル)、6・・・ドア、8・・・凹み、10・・・車椅子
、12・・・外陣アーム、16・・・スビゴッ)、20
.26・・・車輪、32・・・+動しバー、36・・・
ステアリングコラム、38・・・かじ取υノーンドル、
42・・・管状部材、44・・・ブレーキペダル、46
・・・ロッド部材、50・・・気化器、52・・・働当
部拐、102・・・車椅子のノ・ンドル、106・・・
車椅子の車軸、108・・・車椅子の7レーム、110
・・・キャッチグレー)、118゜120・・・舌状突
起、122・・・ヤイドガイド、124・・・スト、ノ
臂。 %許出願人 ロバート ニドマントトッド %許田−代理人 弁理士 宵 木   朗 弁理士 西 舘 オロ 之 弁理士 中 山 恭 介 弁理士  山  口  昭  之

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 自動車内の通常の位置から自動車の外側如向って
    (I(il方に突出した変位位置へと移動可能なシー)
    (2)と、前記シート(2)に近接してドア(6)の内
    側に設けた格納手段(8,12)であって前記ドア(6
    )とシート(2)との間において折シたたまれた車椅子
    (10)と係止するための手段(8,12)、とを備え
    て成ること′(il−特徴とする身体障害ドライバー用
    自動車。 2  %FF請求の範囲第1項記載の身体障害ドライバ
    ー用自動車であって、前記シート(2)は前記通常位置
    と変位位置との間で自動車に対して側方に摺動151J
    能に装着されていることを特徴とする自動車。 3、特許請求の範囲第2項記載の自動車であって、前記
    シート(2)は自動車の横断方向に延長した一対のレー
    ル(4)に沿って摺動可能であることを%徴とする身体
    障害ドライバー用自動車。 4、特!)!F請求の範囲第1項から第3項1でのいず
    れかに記載の自動車であって、前記シート(2)は自動
    車に対して前後に移動可能であるとともに垂直方向に移
    動可能であることを%徴とする身体障害ドライバー用自
    動車◎ 5、%rR請求の範囲第1項から第4項までのいずれか
    に記載の自動車であって、ドア(6)の内側の前記格納
    手段は、ドアに形成した円形の凹み(8)であって車椅
    子(10)の一方の車輪(20)を収容するもの(8)
    と、ドア(6)と車椅子(10)との間で作動して前配
    車椅子(10)をドア(6)に対して係止するための係
    止手段(118,120,122)とを包含して成る身
    体障害ドライバー用自動車。 6、  %fFil*求の範囲第1項から第5項までの
    いずれかに記載の自動車であって、折りたたまれた車椅
    子(10)を地面からその格納位置へと持ち上げるため
    にドア(6)の内側に昇降部材(12)を設けたことを
    特徴とする身体障害ドライバー用自動車。 78%許請求の範囲第6項記載の自動車であって、前記
    昇降部材はアーム(12)を備えて成り、前記アームの
    一端はドア(6)に設けたほぼ水平な!11114(1
    4)を中心として枢a可能であp、前H(ジアーム(1
    2)の他端(16)は車椅子(10)をそこに担持し得
    るような形に成形されていることから成る身体障害ドラ
    イバー用自動車。 8 特許請求の範囲第5項、第6項または第7項に記載
    の自動車であって、前記車椅子は昇降操作の終りに自動
    的にドア(6)に固定されるようにしたことを特徴とす
    る身体障害ドライバー用自動車。 9、  %*BI4求の範囲第6項から第8項咬でのい
    ずれかに記載の自」a1申であって、前記昇降部材(1
    2)は+動式にもしくは動力駆動機構によ、り作動oJ
    能であることを特徴とする身体障害ドライバー用自動車
    。 10、特許請求の範囲第1項から第9項までのいずれか
    に記載の自動車であって、自動車の一以上の他のシート
    は自動車内の通常位置から自動車の外側に向って側方に
    突出した変位位置へと移動可能であることを特徴とする
    身体障害ドライバー用自動車。 11、前記他のシートに対応するドアの内側には車椅子
    格納生膜を設けたことを特徴とする特許請求の範囲第1
    0.IJI記載の身体障害ドライバー出自&IJ東。 12  少くとも一つの車輪(26)を取υ外すことが
    出来るような折りたたみ代車椅子を備えて成る%gtc
    蛸求の範囲第1項から第11項までのいずれかに記載の
    身体障害ドライバー用自動車。 13、特11′flIk求の範囲第12項記載の自動車
    であって、車椅子(10)のハンドル(102)は通常
    のはぼ水平な位置から折シたたみ位置へと移動h]能で
    あり、前記ハンドル(102)の運動に伴ない車椅子係
    止機構(104から116)が解除されて前記車輪(2
    6)が車椅子(10)から取シ外し得るようになってい
    ることを特徴とする身体障害ドライバー用自動車。 (3) 14、特許請求の範囲第12項または第13項記載の自
    動車であって、前記車椅子(10)は異る高さにそれぞ
    れ設けた両横フレームと後横フレームとをイjし、これ
    らのフレームは車椅子を折シたたんだ時にフレームが互
    いに上下に位置するようKそれぞれの中央でヒンジ結合
    されていることを特徴とする身体障害ドライバー用自動
    車。 15、特πF請求のホIL囲第4項記載の自動車であっ
    て、車椅子の前横フ1/−ムならびに後横フレームの一
    部には引き綱が取シ付けてあシ、この引き綱を引っ彊る
    ことにより車椅子を折りたたみイ4るようになっている
    ことを特徴とする身体障害ドライバー用自動車。 16、%言争ハ肖求の拳巳囲第1項から記15項までの
    いずれかにi己載の自動車であって、ステアリングコウ
    ム(36)の上A1シには、かじ取シー・ンドル(38
    )に近接して、ブレーキおよびアクセルを制御するため
    のfIIll m1機構の手動レバー(32)の一端(
    30)が枢ジノl:IJ能(34)に取p付けてあシ、
    前記制(財)槙桶は剛性の管状部U(42)と剛(4) 性のロッド部材(46)と衝当手段(52)とを備えて
    成り、前配管状部材(42)の一端は自動車のブレーキ
    (ダル(44)に連結されているとともにその他端は前
    記手動レバー(32)に近接してその下方に配置されて
    おシ、前記ロッド部材(46)は前記管状部材(42)
    内を摺動自在に#J長じていてその上端はレバー(32
    )に連結されているとともにその下端はアクセル制御ケ
    ーブル(48)の端部のうち気化器(50)から離れた
    方の端部に接続されており、前記衝当手段(52)はロ
    ッド部材(46)の上端近傍に固着されていて管状部材
    (42)の他端と係合して管状部材(42)に対するロ
    ッド部材(46)の下向き運動の限界を規定し得るよう
    になっておシ、前記制御機構は衝当手段(52)が管状
    部材(42)の上端に近接して位置するとともにブレー
    キが解除されかつアクセルが閉鎖されるようなニーート
    ラル位置を有し、前記各構成部材の構成は、前記手動レ
    バー(32)をその二−−トラル位置からいずれかi方
    の方向に旋回させてロッド部材(46)を管状部材(4
    2)から引き出すことによりエンジンが加速され、前記
    手動レバーをその二−−トラル位置から他の方向に旋回
    させ石ことによシロラド部劇(46)および管状部材(
    42)が互いに一体となって下向きに移動してブレーキ
    を作動させ得るようになって込ることを特徴とする身体
    障害ドライバー用自動車。 t7. %[H1i求の範囲第16項記載の自動車であ
    って、前記ロッド部材(46)の下端は枢動レバー(5
    4)を介してアクセルケーブル(48)K接続されてお
    り、前記枢動レバー(54)の一端はロッド部材(46
    )に装着されているとともにその他端にはアクセルクー
    プル(48)が接続されておシ、Ail記レバー(54
    )は管状部材(42)に対して1.!、j定された中間
    軸(56)を中心として枢動可能であることを特徴とす
    る身体障害ドライバー用自動車。 18、特許請求の範囲第16項またはm17項に6己載
    の自動車であって、ブレーキならびにアクセルを制御す
    るための前記制御機構(30から58)はブレーキペダ
    ル(44)およびアクセルペダルをそれぞれ直接に踏込
    むことKよシブレーキならびにアクセルが作動し得る様
    になっていることを特徴とする身体障害ドライバー用自
    動車。
JP57215677A 1981-12-10 1982-12-10 身体障害ドライバ−用自動車 Granted JPS58127647A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006122568A (ja) * 2004-11-01 2006-05-18 Isuzu Motors Ltd 車両乗降用リフト装置に用いる車椅子

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006122568A (ja) * 2004-11-01 2006-05-18 Isuzu Motors Ltd 車両乗降用リフト装置に用いる車椅子
JP4576978B2 (ja) * 2004-11-01 2010-11-10 いすゞ自動車株式会社 車両乗降用リフト装置に用いる車椅子

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