JPH07108833A - 自動車 - Google Patents

自動車

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JPH07108833A
JPH07108833A JP25592193A JP25592193A JPH07108833A JP H07108833 A JPH07108833 A JP H07108833A JP 25592193 A JP25592193 A JP 25592193A JP 25592193 A JP25592193 A JP 25592193A JP H07108833 A JPH07108833 A JP H07108833A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
driver
opening
seat
vehicle
hood
Prior art date
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Pending
Application number
JP25592193A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Mori
哲 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Araco Co Ltd
Original Assignee
Araco Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Araco Co Ltd filed Critical Araco Co Ltd
Priority to JP25592193A priority Critical patent/JPH07108833A/ja
Publication of JPH07108833A publication Critical patent/JPH07108833A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 駐車スペースの省スペース化を十分に図り得
るとともに、運転席への乗降を極めて容易にし得る自動
車を提供すること。 【構成】 当該自動車が、車両の前方から上方にまで至
る開口を有するボディ10と、このボディ10の前記開
口の前方を覆うフロントカウル21及びフロントウィン
ドウ22と前記開口の上方を覆うルーフ23を一体的に
備えてボディ10に前後方向へ回転可能に組付けられボ
ディ10の開口を開閉するフード20と、車両の左右旋
回,前進後退及び停止を操作する操作レバー42及び計
器パネル43を備えて運転席S1の側方から前方に延び
て配設されボディ10に対して上下方向へ回転可能に組
付けられてフード20に連動して回動する操作アーム4
0を備える構成とした。また、計器パネル43を偏平と
しこれを操作アーム40の先端部に回動可能に取付け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車において、左右ドア部とフロント
ウィンドウと前部ルーフ部を一体的に形成したフードを
ボディに後方へ旋回可能に取付けて、同フードを後方へ
旋回させることにより開放される車体側部の開口から乗
員が立ったまま乗降し得るようにしたものが実開昭62
−37513号公報に示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した自動車におい
ては、ドアオープニングスペースを必要としないので駐
車スペースの省スペース化を図ることができるものの、
車体側部の開口から乗員が乗降する構成であるため、駐
車に際して車両の側部に乗員の乗降を可能とするスペー
スが必要である。また、フードを後方へ旋回させること
により車体の側部と上部に連続した開口ができるもの
の、運転席には計器パネルおよびステアリング等の部品
が従来と同様に配置されているため、これらの部品が運
転席への乗降を妨げるおそれがある。本発明は上記した
問題に対処すべくなされたものであり、その目的は、駐
車スペースの省スペース化を十分に図り得るとともに、
運転席への乗降を極めて容易にし得る自動車を提供する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、当該自動車が、車両の前方
から上方にまで至る開口を有するボディと、このボディ
の前記開口の前方を覆うフロントカウル及びフロントウ
ィンドウと前記開口の上方を覆うルーフを一体的に備え
て前記ボディに前後方向へ回転可能に組付けられ前記ボ
ディの開口を開閉するフードと、車両の左右旋回,前進
後退及び停止を操作する操作レバー及び計器パネルを備
えて運転席の側方から前方に延びて配設され前記ボディ
に対して上下方向へ回転可能に組付けられて前記フード
に連動して回動する操作アームを備える構成とした。上
記した計器パネルが操作アームの先端部に取付けられる
偏平な計器パネルである場合には、これを操作アームに
対して回動するように構成するのが望ましい。
【0005】
【発明の作用・効果】上記のように構成した本発明の自
動車においては、フードをボディに対して後方へ回転さ
せると、ボディの開口が前方から上方にかけて開放され
るとともに、これに連動して操作アームが上方へ回動し
運転席の前方から上方に退避する。このため、かかる状
態では運転席の前方に乗降を妨げる物がなくなり、運転
者はボディの開口を通して極めて容易に車両の前方から
運転席に乗り込むことができるととも運転席から車両の
前方へ降りることができる。また、本発明の自動車にお
いては、上記したように車両の前方から乗降するもので
あるため、駐車に際して車両の側部に乗員の乗降を可能
とするスペースは不要であり、駐車スペースを極めて小
さくすることが可能であり、省スペース化を十分に図る
ことができる。また本発明の実施に際して、計器パネル
が操作アームの先端部に取付けられる偏平な計器パネル
である場合には、これを操作アームに対して回動するよ
うに構成すれば、操作アームが上記したように上方に退
避した状態にて偏平な計器パネルが操作アームに対して
略水平状態となるように予め回動しておくことが可能で
あり、これによって運転席の上方に確保される空間を大
きくすることができ、これによっても乗降性を良好とす
ることができる。
【0006】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1及び図2は本発明による自動車を示してい
て、この自動車は二人乗りの電気自動車であり、運転席
S1と助手席S2を設けてなるボディ10は車両の前方
から上方にまで至る開口を有している。またボディ10
の後方にはリヤウィンドウ11が一体的に設けられてい
て、このリヤウィンドウ11の下方には後輪RWを駆動
するするためのバッテリー及び走行用電気モータ(共に
図示省略)が組み込まれている。また、ボディ10には
フード20が組付けられている。
【0007】フード20は、ボディ10の開口の前方を
覆うフロントカウル21及びフロントウィンドウ22と
開口の上方を覆うルーフ23を一体的に備えていて、図
1〜図4にて示したように、フロントカウル21とルー
フ23を接続するサイドフレーム24に両端にて固着さ
れた支持パイプ25を介してボディ10のサイド支柱1
2に前後方向へ回転可能に組付けられており、ボディ1
0の開口を開閉するように構成されている。なお、ボデ
ィ10の開口の両側には図1及び図2にて示したように
乗降時に使用可能な取っ手13,14がそれぞれ取付け
られている。また図4にて示したように、サイド支柱1
2の内外両側にはボディ内板12aとボディ外板12b
がそれぞれ固着され、またサイドフレーム24の内外両
側にはフード内板24aとフード外板24bがそれぞれ
固着されている。
【0008】支持パイプ25は中間部にドリブンスプロ
ケット26を一体的に備えており、このドリブンスプロ
ケット26はボディ10に組付けた減速機付電気モータ
30のドライブスプロケット31にチェーン32を介し
て連結されていて電気モータ30によって回転駆動され
るように構成されている。なお、電気モータ30は走行
用電気モータ(図示省略)と同様にバッテリー(図示省
略)を電源とするものであり、ボディ10の側部外側に
設けた外部スイッチSW1(図2参照)または運転席S
1と助手席S2間に設けた内部スイッチSW2(図1参
照)の操作によって正転または逆転できるように構成さ
れている。
【0009】また支持パイプ25の上には、図3及び図
4にて示したように、操作アーム40がその基端スリー
ブ40bにて上下方向へ回転可能に組付けられている。
操作アーム40は、運転席S1の側方から前方に延びて
配設される中空状の本体40aとこの本体40aの基部
に固着した基端スリーブ40bによって構成されてい
て、基端スリーブ40bとドリブンスプロケット26間
に介装した圧縮コイルスプリング41によってボディ1
0のサイド支柱12に向けて付勢されており、基端スリ
ーブ40bには支持パイプ25に固着したロックガイド
25aと軸方向にて離脱可能に係合する切欠40b1が
形成されるとともに、ボディ10のサイド支柱12に固
着した一対のストッパプレート12a,12bとの係合
によって回転を規制されるブロック40b2が固着され
ていて、図3及び図4にて示した状態では支持パイプ2
5と一体的に回転するようになっている。
【0010】また操作アーム40における本体40aの
前方部位には車両の左右旋回,前進後退及び停止を操作
する操作レバー42が傾動可能に組付けられるととも
に、偏平な計器パネル43が回動可能かつ摩擦係合力に
て任意の位置にて固定可能に組付けられている。操作レ
バー42は後退用のノブ42aを備えていて、ノブ42
aを押さないで前へ倒すことにより直進前進が得られ右
に倒すことにより右旋回前進が得られ左に倒すことによ
り左旋回前進が得られ後へ倒すことにより制動が得られ
るとともに、ノブ42aを押して前へ倒すことにより直
進後退が得られ右に倒すことにより右旋回後退が得られ
左に倒すことにより左旋回後退が得られ後へ倒すことに
より制動が得られるように構成されている。なお、操作
レバー42及び計器パネル43に接続される各配線(図
示省略)は操作アーム40内及び支持パイプ25内を通
して制御装置(図示省略)に接続されるようになってい
る。
【0011】上記のように構成した本実施例の自動車に
おいては、外部スイッチSW1または内部スイッチSW
2の操作によって電気モータ30を正転起動させてフー
ド20をボディ10に対して後方へ回転させると、図5
〜図7にて示したように、ボディ10の開口が前方から
上方にかけて開放されるとともに、これに連動して操作
アーム40が上方へ回動し運転席S1の前方から上方に
退避する。このため、かかる状態では運転席S1の前方
に乗降を妨げる物がなくなり、運転者はボディ10の開
口を通して極めて容易に車両の前方から運転席S1に乗
り込むことができるとともに運転席S1から車両の前方
へ降りることができる。なお、同乗者も運転者と同様に
助手席S2に極めて容易に乗降することができる。ま
た、乗車後において内部スイッチSW2の操作によって
電気モータ30を逆転起動させてフード20をボディ1
0に対して前方へ回転させると、図1及び図2にて示し
たようにボディ10の開口がフード20によって閉じら
れる。
【0012】また、本実施例の自動車においては、乗員
が上記したように車両の前方から乗降するものであるた
め、駐車に際して車両の側部に乗員の乗降を可能とする
スペースは不要であり、駐車スペースを極めて小さくす
ることが可能であり、省スペース化を十分に図ることが
できる。また本実施例においては、偏平な計器パネル4
3が操作アーム40の本体40aの前方部位に回動可能
かつ摩擦係合力にて任意の位置にて固定可能に組付けら
れているため、操作アーム40が上記したように上方に
退避した状態にて図5及び図6にて示したように偏平な
計器パネル43が操作アーム40に対して略水平状態と
なるように予め回動させておくことが可能であり、これ
によって運転席S1の上方に確保される空間を大きくす
ることができ、これによっても乗降性を良好とすること
ができる。
【0013】また、本実施例の自動車においては、操作
アーム40が支持パイプ25に対して回転可能に組付け
られていて、図5,図6及び図7の状態で乗り込んだ運
転者が操作アーム40をスプリング41に抗して軸方向
に移動させて支持パイプ25のロックガイド25aと操
作アーム40の切欠40b1との係合を解除した状態に
て下方へ回動させれば、図8にて示したように、操作ア
ーム40のブロック40b2がサイド支柱12のストッ
パプレート12bに当接して操作アーム40が略水平状
態にて保持される。したがって、図5及び図6にて示し
たように、フード20を開けた状態にてオープン走行す
ることができる。なお、オープン走行時のフード20は
内部スイッチSW2の操作によって電気モータ30を逆
転起動させることにより操作アーム40とは別に単独で
前方へ回転させて閉じることができる。
【0014】上記実施例においては、運転席S1にのみ
操作アーム40を配置したが、助手席S2にも操作アー
ム40と同様の操作アームを配設して、同操作アームに
ナビゲータ用パネルを取付けるようにして実施すること
も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による自動車の一実施例を示す正面図
である。
【図2】 同側面図である。
【図3】 図1及び図2に示した支持パイプ,電気モー
タ,操作アーム等の関係を示す斜視図である。
【図4】 図3に示した各部材の関係を示す横断平面図
である。
【図5】 図1に示した自動車のフードを開けた状態の
正面図である。
【図6】 同側面図である。
【図7】 図5及び図6に示した支持パイプ,操作アー
ム等の関係を示す要部斜視図である。
【図8】 フードを開けた状態で操作アームを使用状態
とした要部斜視図である。
【符号の説明】
10…ボディ、12…サイド支柱、20…フード、21
…フロントカウル、22…フロントウィンドウ、23…
ルーフ、24…サイドフレーム、40…操作アーム、4
2…操作レバー、43…偏平な計器パネル、S1…運転
席。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の前方から上方にまで至る開口を有
    するボディと、このボディの前記開口の前方を覆うフロ
    ントカウル及びフロントウィンドウと前記開口の上方を
    覆うルーフを一体的に備えて前記ボディに前後方向へ回
    転可能に組付けられ前記ボディの開口を開閉するフード
    と、車両の左右旋回,前進後退及び停止を操作する操作
    レバー及び計器パネルを備えて運転席の側方から前方に
    延びて配設され前記ボディに対して上下方向へ回転可能
    に組付けられて前記フードに連動して回動する操作アー
    ムを備えてなる自動車。
  2. 【請求項2】 前記計器パネルが前記操作アームの先端
    部に取付けられる偏平な計器パネルであり前記操作アー
    ムに対して回動するように構成したことを特徴とする請
    求項1に記載の自動車。
JP25592193A 1993-10-13 1993-10-13 自動車 Pending JPH07108833A (ja)

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JP25592193A JPH07108833A (ja) 1993-10-13 1993-10-13 自動車

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JP25592193A JPH07108833A (ja) 1993-10-13 1993-10-13 自動車

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ID=17285421

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JP25592193A Pending JPH07108833A (ja) 1993-10-13 1993-10-13 自動車

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JP (1) JPH07108833A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001070559A1 (en) * 2000-03-23 2001-09-27 Dias Jose Ricardo Barbosa Multipurpose utility vehicle
JP2006312456A (ja) * 2006-06-26 2006-11-16 Kubota Corp トラクタのキャビン
JP2014113907A (ja) * 2012-12-10 2014-06-26 Kojima Press Industry Co Ltd 超小型モビリティ
EP2865583A4 (en) * 2013-02-08 2015-09-30 Searchware Kabushiki Kaisha COMPACT VEHICLE

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