JP2014113907A - 超小型モビリティ - Google Patents

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基裕 小嶋
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亮 河村
Hidekazu Yamamoto
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Norio Yoshie
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Abstract

【課題】走行時における閉塞感を減らすことができ、かつ、駐車時における盗難や雨などで室内が濡れてしまうことを抑制できる、超小型モビリティの提供。
【解決手段】キャノピー30が駐車位置30aと走行位置30bと乗降位置30cとにボデー20に対して可動とされており、走行位置30bが駐車位置30aよりも開いた状態にある。そのため、キャノピー30が走行時に乗員Mをすべて囲むように覆ってしまう場合に比べて閉塞感を減らすことができる。また、駐車位置30aが、モビリティ10内に人が手を入れることができない位置まで閉まった状態にある。そのため、サイド(車幅方向両側)が常時オープンになっている場合に比べて、駐車時などに盗難に会うことを防止でき、室内が濡れてしまうことを抑制できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、1人または2人乗り程度の超小型モビリティ(小型自動車、パーソナルモビリティ)に関する。
1人または2人乗り程度の超小型モビリティは、現在各社で検討が進んでおり、たとえば図22、図23に示すようなモビリティ1がコンセプトカーとして提案されている。
超小型モビリティは路肩等を走り、車の脇を抜けていくことが想定されるため、車幅をあまり広くできない(800〜1200mm程度)。そのため、従来の超小型モビリティにはつぎの問題点がある。
走行時に乗員をすべて囲むように覆ってしまうと、閉塞感があり快適に運転できずストレスが溜まってしまう(図22に示すタイプ)。
閉塞感を取り除くためにサイド(車幅方向の両側)などを常時オープンにすると、駐車時などに盗難にあいやすくなる、雨などで室内が濡れやすくなる、などの不具合が発生する(図23に示すタイプ、特許文献1参照)。
特開2001−315573号公報
本発明の目的は、走行時における閉塞感を減らすことができ、かつ、駐車時における盗難や雨などで室内が濡れてしまうことを抑制できる、超小型モビリティを提供することにある。
上記目的を達成する本発明はつぎの通りである。
(1) ボデーと、該ボデーの上部に配置されるキャノピーと、を有する超小型モビリティであって、
前記キャノピーが、前記ボデーに対して、モビリティ内に人が手を入れることができない位置まで閉まった状態にある駐車位置と、乗員がモビリティ内で運転姿勢をとり得る状態まで前記駐車位置よりも開いた状態にある走行位置と、該走行位置よりもさらに開いた状態にある乗降位置と、に可動とされている、超小型モビリティ。
上記(1)の超小型モビリティによれば、キャノピーが駐車位置と走行位置と乗降位置とに可動とされており、走行位置が駐車位置よりも開いた状態にあるため、キャノピーが走行時に乗員をすべて囲むように覆ってしまう場合に比べて閉塞感を減らすことができる。また、駐車位置が、モビリティ内に人が手を入れることができない位置まで閉まった状態にあるため、サイド(車幅方向両側)が常時オープンになっている場合に比べて、駐車時などに盗難に会うことを防止でき、室内が濡れてしまうことを抑制できる。
本発明実施例の超小型モビリティの、キャノピーが走行位置にあるときの概略側面図である。 本発明実施例の超小型モビリティの、キャノピーが駐車位置にあるときの概略側面図である。 本発明実施例の超小型モビリティの、キャノピーが乗降位置にあるときの概略側面図である。 本発明実施例の超小型モビリティの、キャノピーが走行位置にあるときの概略正面図である。 図2のA1−A1線部分拡大断面図である。 本発明実施例の超小型モビリティの、図2のA1−A1線部位における変形例を示す断面図である。 本発明実施例の超小型モビリティの、図2のA1−A1線部位における変形例を示す断面図である。 本発明実施例の超小型モビリティの、図2のA1−A1線部位における変形例を示す断面図である。 本発明実施例の超小型モビリティの、図2のA1−A1線部位における変形例を示す断面図である。 本発明実施例の超小型モビリティの、図2のA1−A1線部位における変形例を示す断面図である。 図4のB1−B1線部分拡大断面図である。 本発明実施例の超小型モビリティの、ガイド機構のみの断面図である。ただし、図面の明瞭化のためにハッチングは省略する。 図12のC1−C1線断面図である。 本発明実施例の超小型モビリティのガイド機構の作動図である。 本発明実施例の変形例を示しており、超小型モビリティのガイド機構の作動図である。 本発明実施例の変形例を示しており、超小型モビリティのガイド機構の側面図である。 本発明実施例の変形例を示しており、キャノピーが走行位置にあるときの超小型モビリティの概略側面図である。 本発明実施例の変形例を示しており、キャノピーが走行位置にあるときの超小型モビリティの概略側面図である。 本発明実施例の超小型モビリティの、キャノピーのボデーに対する動きの変形例を示す概略側面図である。 本発明実施例の超小型モビリティの、キャノピーのボデーに対する動きの変形例を示す概略側面図である。 本発明実施例の超小型モビリティの、キャノピーのボデーに対する動きの変形例を示す概略側面図である。 従来の超小型モビリティの、走行時に乗員をすべて囲むように覆ってしまう場合の斜視図である。 従来の超小型モビリティの、サイド(車幅方向の両側)が常時オープンとなっている場合の斜視図である。
以下に、本発明実施例の超小型モビリティ(小型自動車、パーソナルモビリティ)を、図面を参照して説明する。なお、図中、UPは上方を示し、FRはモビリティの前方を示す。
本発明実施例の超小型モビリティ(以下、単にモビリティともいう)10は、1人または2人乗り程度の超小型のモビリティである。ただし、モビリティ10は、3人以上乗ることができるものであってもよい。
モビリティ10は、特に限定されるものではないが、前2輪と後2輪の四輪タイプである。ただし、モビリティ10は、前と後のいずれか一方が1輪であり他方が2輪の三輪タイプであってもよい。
モビリティ10は、図1に示すように、ボデー20と、ボデー20の上部に配置されるキャノピー30と、を有する。
ボデー20には、ステアリングハンドル21、タイヤ22など、モビリティ10の機能部品が設けられている。なお、ステアリングハンドル21は、ボデー20に対して可動とされていてもよい(格納可能とされていてもよい)。
ボデー20には、モビリティ10の床壁となる部分と側壁となる部分の一部のみが設けられており、モビリティ10の天井壁となる部分は設けられていない。ボデー20は、特に限定されるものではないが、モビリティ10に乗り込んで図示略のシートに着座している乗員Mの頭部より下方のみに位置している。
キャノピー30は、ボデー20を上方から覆うことができるようになっている。キャノピー30は、図1、図17に示すように、ボデー20の前後方向の全部または略全部を上方から覆うことができるようになっていてもよく、図18に示すように、ボデー20の前後方向の一部のみを上方から覆うことができるようになっていてもよい。キャノピー30は、主に透明樹脂製であり、ポリカーボネートなどの耐衝撃性の比較的高い樹脂材料で構成されている。
キャノピー30は、図1に示すように、ボデー20に、駐車位置30aと走行位置30bと乗降位置30cとに可動に支持されている。駐車位置30aにあるときのキャノピー30は、ステアリングハンドル21が格納式である場合、格納されていない(運転可能状態にある)ステアリングハンドル21と干渉する位置であって格納されている(運転不能状態にある)ステアリングハンドル21と干渉しない位置にある。ただし、図17に示すように、駐車位置30aにあるときにおけるキャノピー30の上下方向高さを比較的大にすることで、駐車位置30aにあるときのキャノピー30は、ステアリングハンドル21の位置によらずステアリングハンドル21と干渉しないようにされていてもよい。この場合、ステアリングハンドル21をボデー20に格納可能とするための機構が不要となりコスト上有利となる。
駐車位置30aは、モビリティ10に乗員Mが乗り込んでおらず、モビリティ10が駐車状態にある位置である。駐車位置30aは、モビリティ10内(ボデー20とキャノピー30とで囲まれる空間(車内空間))に人が手を入れることができない位置までキャノピー30が閉まった状態にある位置である。キャノピー30が駐車位置30aにあるとき、ボデー20とキャノピー30とは、駐車位置30aにあるときにおける盗難防止および雨等の浸入防止の観点から、図5に示すように完全に閉じている状態であることが望ましい。ただし、人の手が入ったり雨等が降り込んだりしないようになっていれば、必ずしも完全に閉じている必要はなく、たとえば、図6〜図8に示すように、モビリティ左右方向から見たときに上下方向の一部がラップするようにされていてもよく、図9に示すように、キャノピー30の下端部に少なくとも1個の孔31が設けられていてもよく、図10に示すように、キャノピー30に一体または別体のメッシュ状部32が設けられていてもよい。
走行位置30bは、図1に示すように、モビリティ10に乗員Mが乗り込んでおり、モビリティ10に乗り込んでいる乗員Mがモビリティ10を走行させることが可能な状態にある位置である。走行位置30bは、乗員Mがモビリティ10内で図示略のシートに着座して運転姿勢をとり得る状態までキャノピー30(キャノピー30の後端部)が駐車位置30aよりも上方に開いた状態にある位置である。キャノピー30が走行位置30bにあるとき、モビリティ10の前方にはキャノピー30とボデー20との間に大きな隙間は無いが、モビリティ10の左右両側および後方にはキャノピー30とボデー20との間に上下方向隙間がある。これは、乗員Mの運転中の閉塞感を減らすためである。
乗降位置30bは、モビリティ10に乗員Mが比較的容易に乗り降りすることが可能な状態にある位置である。乗降位置30cは、キャノピー30が乗員Mのモビリティ10への乗降の妨げにならない程度まで、キャノピー30(キャノピー30の後端部)が走行位置30bよりもさらに上方に開いた状態にある位置である。
キャノピー30は、図1に示すように、ボデー20に回動軸芯Pまわりに回動可能に支持されている。ただし、キャノピー30のボデー20に対する動きは、図19に示すように、上下方向の直線運動と回転運動とを組合せたものであってもよく、図20に示すように、スライドしながら回転するものであってもよく、図21に示すように、回転軸がずれながら回転するものであってもよい。以下、本発明実施例では、キャノピー30がボデー20に回動軸芯Pまわりに回動可能に支持されている場合を説明する。
ボデー20とキャノピー30には、図1に示すように、ボデー20に対するキャノピー30の回動軸芯Pまわりの回動を確実に行わせるために、ガイド機構40が設けられている。
ガイド機構40は、キャノピー30に設けられるガイドレール41と、ボデー20に設けられるガイドピン42と、を備える。ただし、ガイドレール41がボデー20に設けられガイドピン42がキャノピー30に設けられていてもよい。
ガイドレール41は、キャノピー30に固定されている。このため、ガイドレール41は、キャノピー30がボデー20に対して移動したときキャノピー30とともにボデー20に対して移動する。ガイドレール41は、回動軸芯Pを中心とする円弧状に延びて設けられている。
ガイドピン42は、ボデー20に固定されている。ガイドピン42はガイドレール41に沿って可動である。ガイドピン42は、2つ設けられており、第1のガイドピン42aと、該第1のガイドピン42aより上方に位置する第2のガイドピン42bと、からなる。第1、第2のガイドピン42a、42bは、回動軸芯Pを中心とする円弧上に互いに間隔をおいて設けられている。第1、第2のガイドピン42a、42bの少なくともいずれか一方が常時ガイドレール41内にある。第1、第2のガイドピン42a、42bのそれぞれの、モビリティ10の左右方向から見たときの形状は、図12、図14に示すように角がR形状とされた四角形であってもよく、図示はしないが、弾丸形状であってもよく、三角形以上の多角形形状であってもよく、その他の形状であってもよい。また、第1、第2のガイドピン42a、42bは、図16に示すように、連結部42cにて互いに繋がっていてもよい。
ガイドピン42が、ガイドレール41に対して、ガイドレール41の延び方向と異なる方向(モビリティ10の左右方向や前後方向)に移動してガイドレール41から外れることを抑制するために、図11に示すように、ガイドレール41をあり溝形状等にしてガイドレール41にてガイドピン42が囲まれるようにされていることが望ましい。
キャノピー30の動きは、図1に示すように、駐車位置30a、走行位置30bおよび乗降位置30cのそれぞれの位置でボデー20に対して固定されるように制御されている。ただし、乗降位置30cでは、完全に固定される必要はなく、下に倒れてこない(下がってこない)ようになっていればよい。また、駐車位置30aでは、図示略のキーなどにより施錠できるようになっていてもよい。
キャノピー30の動きの制御は、たとえば、ガイド機構40を用いて行なわれる。具体的には、たとえば、図12〜図14に示すように、ガイド機構40に以下の(a)、(b)の機構を設けることにより行なわれる。
(a)図12、図13に示すように、ガイドレール41に、該ガイドレール41の長手方向と異なる方向に可動とされた爪50を設ける。
(a−1)爪50は、図13に示すようにガイドレール41に対して往復直線動可能とされていてもよく、回動可能とされていてもよく、揺動可能とされていてもよい。爪50は、図示略のスプリング等によりガイドレール41内への突出量が大となる方向に付勢されている。
(a−2)爪50の上面は、ガイドピン42によって押されたときに爪50がスムーズに引っ込むように傾斜面を備えており、爪50の下面は、ガイドピン42に当たったときに爪50が引っ込んでしまわないように平面とされている。
(a−3)爪50は、キャノピー30の内側からでも外側からでも操作可能な図示略の可動手段により、乗員M(操作者)の意思で引っ込めることができるようになっている。
(b)図12に示すように、ガイドレール41の下端部に節度51を設け、ガイドピン42(第1、第2のガイドピン42a、42bの両方)に節度51が出入りする凹形状部52を設ける。ただし、ガイドレール41に凹形状部52を設けてガイドピン42に節度51を設けてもよい。
節度51は、図示略のスプリング等によりガイドレール41内への突出量が大となる方向に付勢されている。
ここで、本発明実施例の作動を説明する。
〔乗車時〕
1. キャノピー30を、図3に示すように、図2に示す駐車位置30aから引き上げる(図3の矢印A)。このとき、ガイド機構40は、キャノピー30の移動に伴い、ガイドレール41が図14の(i)駐車状態から(ii)乗降状態側に上方に移動する。
2. 第1のガイドピン42aの所では、ガイドレール41に設けられている節度51が第1のガイドピン42aの凹形状部52に嵌まるが、そのままキャノピー30を引き上げることで、節度51を第1のガイドピン42aの凹形状部52から外してキャノピー30を引き上げることができる。そのため、走行位置30bを越えて乗降位置30c側にキャノピー30を引き上げることができる。
3. ガイドレール41に設けられている節度51が第2のガイドピン42bの凹形状部52に嵌まる所まで(図14の(ii)乗降状態になるまで)キャノピー30を引き上げると(キャノピー30を乗降位置30cまで引き上げると)、節度51が第2のガイドピン42bの凹形状部52に嵌まり、キャノピー30が仮固定される。同時に、ガイドレール41に設けられている爪50が第2のガイドピン42bを乗り越えて第2のガイドピン42bの上面に引っ掛かり、キャノピー30が不意に乗降位置30cから下がってしまうことを防止できる。この状態で、乗員Mはモビリティ10に乗車できる。
4. 乗員Mがモビリティ10に乗車した後、キャノピー30内側から操作可能な図示略の可動手段により爪50を引っ込ませ、キャノピー30を節度51が第1のガイドピン42aの凹形状部52に嵌まる所まで(走行位置30bまで)下げる(図3の矢印B)。このとき、ガイド機構40は、キャノピー30の移動に伴い、ガイドレール41が図14の(ii)乗降状態から(iii)走行状態まで下方に移動する。
5. 節度51が第1のガイドピン42aの凹形状部52に嵌まると(図14の(iii)走行状態に達すると)、キャノピー30が走行位置30bで仮固定される。同時に、爪50が第1のガイドピン42aの上面に引っ掛かりキャノピー30が不意に走行位置30bから下がってしまうことを防止できる。この状態で、乗員Mはモビリティ10を走行できる。
〔走行時〕
1. 爪50と節度51および凹形状部52とは別の図示略の本固定機構を設け、キャノピー30を走行位置30bに固定できるようになっていることが望ましい。さらに、該本固定機構が働いていないとモビリティ10を走行できないようにされていることが望ましい。この制御は、該本固定機構が働いているか否かをリミットスイッチなどを用いて検知し、働いていないと判断される場合はモビリティ10の駆動源(エンジン、モーター等)を始動させないように電気的に制御すること等で行なわれる。
〔降車時〕
1. 図示略の本固定機構が設けられている場合には、該本固定機構を外す。
2. キャノピー30を走行位置30bから押し上げる(図1の矢印C)。このとき、ガイド機構40は、キャノピー30の移動に伴い、ガイドレール41が図14の(iii)走行状態から(iv)乗降状態側に上方に移動する。
3. ガイドレール41に設けられている節度51が第2のガイドピン42bの凹形状部52に嵌まる所まで(図14の(iv)乗降状態になるまで)キャノピー30を引き上げると(キャノピー30を乗降位置30cまで押し上げると)、節度51が第2のガイドピン42bの凹形状部52に嵌まり、キャノピー30が仮固定される。同時に、ガイドレール41に設けられている爪50が第2のガイドピン42bを乗り越えて第2のガイドピン42bの上面に引っ掛かり、キャノピー30が不意に乗降位置30cから下がってしまうことを防止できる。この状態で、乗員Mはモビリティ10から降車できる。
4. 乗員Mがモビリティ10から降車した後、キャノピー30外側から操作可能な図示略の可動手段により爪50を引っ込ませ、キャノピー30を一気に駐車位置30aまで(図14の(v)駐車状態になるまで)下げる(図1の矢印D)。その際、必要に応じてロックを掛けることができる。
つぎに、本発明実施例の作用、効果を説明する。
本発明実施例では、キャノピー30が駐車位置30aと走行位置30bと乗降位置30cとに可動とされており、走行位置30bが駐車位置30aよりも開いた状態(左右および後方が開いた状態)にあるため、キャノピー30が走行時に乗員Mをすべて囲むように覆ってしまう場合に比べて閉塞感を減らすことができる。
駐車位置30aが、モビリティ10内に人が手を入れることができない位置まで閉まった状態にあるため、サイド(車幅方向両側)が常時オープンになっている場合に比べて、駐車時などに盗難に会うことを防止でき、室内が雨などで濡れてしまうことを抑制できる。
また、キャノピー30が耐衝撃性の比較的強い樹脂製であるため、キャノピー30を比較的簡単に割ることはできない。よって、盗難防止の点で有利である。
ガイドピン42が、第1、第2のガイドピン42a、42bと複数設けられているため、ガイドピン42が1個のみ設けられている場合に比べてガイドレール41の延び方向長さを短縮しても、ガイドレール41にてガイドピン42をキャノピー30の位置によらずガイドすることができる。よって、ガイドピン42が1個のみ設けられておりガイドレール41の長さが比較的長い場合に比べて、(a)ガイドレール41が運転者(乗員M)の視界を妨げることを抑制できる、(b)精度の要求される部分の長さを短くできる、(c)成形が容易である、(d)ガイド機構40の動きがスムーズになる、などの作用・効果を得ることができる。
本発明実施例では、ガイド機構40がガイドレール41とガイドピン42とを備える場合を説明したが、ガイド機構40は、その他の構成を採っていてもよく、たとえば、図15に示すように、キャノピー30を乗降位置30cから走行位置30bを経由して駐車位置30aに移動させたときに格納できるようなロッド式であってもよい。
10 超小型モビリティ
20 ボデー
21 ステアリングハンドル
22 タイヤ
30 キャノピー
30a 駐車位置
30b 走行位置
30c 乗降位置
31 孔
32 メッシュ状部
40 ガイド機構
41 ガイドレール
42 ガイドピン
42a 第1のガイドピン
42b 第2のガイドピン
42c 連結部
50 爪
51 節度
52 凹形状部
M 乗員
P 回動軸芯

Claims (1)

  1. ボデーと、該ボデーの上部に配置されるキャノピーと、を有する超小型モビリティであって、
    前記キャノピーが、前記ボデーに対して、モビリティ内に人が手を入れることができない位置まで閉まった状態にある駐車位置と、乗員がモビリティ内で運転姿勢をとり得る状態まで前記駐車位置よりも開いた状態にある走行位置と、該走行位置よりもさらに開いた状態にある乗降位置と、に可動とされている、超小型モビリティ。
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