JPS5812761Y2 - 易損物の組立式紙製収納容器 - Google Patents

易損物の組立式紙製収納容器

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JPS5812761Y2
JPS5812761Y2 JP9058678U JP9058678U JPS5812761Y2 JP S5812761 Y2 JPS5812761 Y2 JP S5812761Y2 JP 9058678 U JP9058678 U JP 9058678U JP 9058678 U JP9058678 U JP 9058678U JP S5812761 Y2 JPS5812761 Y2 JP S5812761Y2
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JP
Japan
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side wall
wall
top wall
window hole
handle piece
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JP9058678U
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JPS557775U (ja
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正行 松久保
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は易損物の組立式紙製収納容器に係り、主として
鶏卵や果物等で代表される易損物を、安全且つ確実に区
分けしつつ包装できるようにすると共に、その組立と分
解の容易化並びに輸送や携帯の至便化等を企図したもの
である。
以下、図示の実施態様に基いて本考案の構成を具体的に
説明すると、図例は鶏卵の収納に適用した本考案を例示
しており、その展開状態と組立状態を表わした第1〜5
図において、Mは段ボール紙、その他の適当な厚紙を素
材とする角形帯状の版体であり、その長平方向の両端部
中央には左右一対の把手片1が張り出されている。
aは一定帯域の水平な頂壁2を版体Mの中央部に区或す
る左右一対の折曲線であり、左右一対の外部側壁3との
境界をなすものとして、版体Mの幅員方向に沿い平行列
設されている。
4はこの頂壁2の中央部に細長く開口された把手片挿通
用窓孔であり、この窓孔4の仮想中心線Oを境界どする
版体Mの左右両半部は互いに対称形状であるため、以下
には便宜上その片側半部についてのみ説明する。
bは頂壁2と外部側壁3との境界をなす上記折曲線aに
直交する如り、、版体Mの幅員方向に亙る一定間隔をお
いて平行列設された複数組の切込みであり、この切込み
bの一組宛により区威された狭幅な帯域が折曲げ仕切壁
5となるように設定されている。
6は外部側壁3に開口された複数の易損物保合用窓孔で
あり、易損物の視認点検用を兼ねている。
この窓孔6は何れも折曲げ仕切壁5の隣り合う相互間に
配設されているが、その開口形状は図例のような6角形
に限らす、要するに鶏卵等の円弧面一部と係合して、そ
のガタッキを規制できれば足る。
尚、外部側壁3の帯域は頂壁2のそれよりも狭幅である
7は外部側壁3よりも更に狭幅な帯域の底壁、Cはこの
底壁7と外部側壁3との境界折曲線、dは底壁7と内部
側壁8との境界折曲線であり、この折曲線dに沿い件部
側壁3と向かい合う如く起立状に折曲げられる内部側壁
8には、やはり複数の易損物係合用窓孔9が開口されて
いる。
この窓孔9も上記折曲げ仕切壁5の隣り合う相互間に位
置して、外部側壁3の上記窓孔6と略対応している。
この内部側壁8における窓孔9の開口形状も、図例のよ
うな5角形に限らない。
内部側壁8と外部側壁3とは略同−幅の帯域を有してお
り、この内部側壁8をそのまま一部延長する如くに、上
記の把手片1が張り出されているわけである。
向把手片1には手指の挿入用窓孔10を開[Jさせてお
くことが好ましい。
内部側壁8の窓孔9はこれを省略しても良い。
第6,7図は本考案の部分的変形例を表わしており、こ
れが第1〜5図の上記基本例と構成上界なる点は、次の
通りである。
即ち、L記基本例では内部側壁8の易損物保合用窓孔9
を、該側壁8の完全な抜き取りによって開口形成してい
るに当り、これではこの窓孔9を形成するに当り、例え
ばこれを形作る5角形の1辺のみを残して、他の4辺に
適合する切込みeを刻入することにより、その窓−7L
9を開閉式に施蓋可能な易損物カバー用乗下片11とし
て、そのまま内部側壁8との連繋状態に保っている。
これによれば、爾後曲げ起される垂下片11によって、
窓孔9に係合された易損物の外面が安全に常時カバーさ
れる。
その余の構成は第1〜5図の基本例と同一である。
尚、図示省略しであるが、このような窓孔9の開口形成
手段を外部側壁3の上記窓孔6に対しても適用し、その
窓孔6にも易損物カバー用垂下片11を連繋させて良い
上記の構成において、全体的に1枚物の厚紙製版体Mか
ら収納容器に組立てるに当っては、第1図の状態から水
平頂壁2に対し、互いに平行する折曲線a、c、dの案
内に従って順次外部側壁3、底壁7並びに内部側壁8を
一方向へ連続的に折曲げてゆき、最後に水平頂壁2の把
手片挿通用窓孔4から、版体Mの両端部にある把手片1
を亙いに重合させつつ導出状として、その窓孔4に把手
片1を挿通係合させるのである。
他方、これと前後して、頂壁2と外部側壁3との境界折
曲線a上に配列された複数の仕切壁5を、上記と逆な方
向へ押し込み状に折曲げる。
そうすれは゛、第3〜5図から明白なように、版体Mは
水平な頂壁2によって言わば施蓋された全体的に略W字
形として組立てられることになり、把手片1がその頂壁
2の窓孔4に挿通係合されているため、その組立状態が
固定されることとなる。
つまり、頂壁2の窓孔4から導出された把手片1を中心
とし7て、その左右両側に互いに向かい合う2列の細長
い易損物収納室Sが均等に区分されることになり、その
各収納室Sが水平な頂壁2と底壁7並びに傾斜起法状の
内外両側壁3,8により囲繞された略V字形を呈するこ
とになる。
しかも、各収納室Sはこの中へ上方から折曲げ状に突出
した仕切壁5により、複数の小室に更に区分されること
になる。
又、各収納室Sの略■字形組立てから明白なように、内
部側壁8は亙いに重合しない傾斜起立状態をなし、底壁
7が安定接地する。
尚、鶏卵などの易損物Eは上記の折曲げによる組立操作
の途中で、その小室内へ挿入すれば良く、重合した把手
片1をホッチキス針等の簡易止着具により結合一体化し
ても良い。
上記の折曲げ操作を逆方向に行なえば、第1図の展開状
態に復元するため、易損物Eの取り出しも容易なこと勿
論である。
以上のように、本考案では一枚物の厚紙製版体Mを用い
、これを連続的に折曲げ操作するだけで組立て得るので
、鶏卵その他の界損@Eの出し入れを含む取扱いが著し
く便利である。
又、組立状態において易損物収納室Sは略V字形をなし
、版体Mの全体的には略W字形を呈すると共に、その底
壁7が安定接地するため、例えばテーブル上に載置した
場合にも、外方へ広がるようなことがなく、易損物Eの
重量や厚紙製とも相俟って、安定した形部れのない収納
容器を提供できる。
易損v!IJEはその収納室S内に抱持されて安定し、
しかも、その円弧面一部が内外両側壁3,8の傾斜起立
面により支持されており、その両側壁3,8に開口され
た保合用窓孔6,9に係合しているため、仕切壁5によ
る易損物相互の接触防止とも相俟ち、易損物Eをガタッ
キなく、安全に包装できるのであり、このように易損物
Eを抱持しても、その収納室Sは通気性に富むため、鶏
卵その他の腐敗も防止でき、しかも外部側壁3の窓孔6
により易損物Eの視認点検を容易に行なえる。
更に、頂壁2の窓孔4から導出された把手片1は重合さ
れるため、強度的に有効であると共に、収納容器を梱包
・輸送に際し積み上げる場合、第4図の鎖線で示すよう
に下段容器の把手片1が上段容器の向かい合う面内部側
壁8の相互空隙におさまるため、積み上げ状態が安定す
るのであり、その積圧にも充分耐え得る。
把手片1を手指で握りつつ携帯にも便利であり、その携
帯時に両内部側壁8が互いに重なり合い、これによって
収納室S内の易損物Eが衝当して破損する危険性に対し
ては、上記のような内部側壁8の窓孔9がら垂下した易
損物カバー用垂下片11によって自ずと予防できる。
版体Mは段ボール紙等の厚紙から作成しであるため、そ
の緩衝力も相伴ない、収納室S内に抱持した易損物Eを
円滑に且つ安全に包装でき、又紙製のため製作容易であ
ると共に、使用後の焼却に当っても公害問題を起さず、
何れにしても一般家庭や店頭、流通過程において、易損
物Eを包装使用する容器として、実用的に優れた考案と
言える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の基本例を示す展開図、第2図は同じく
組立状態の側面図、第3図は第2図のAA線に沿う断面
図、第4図は第2図のB−B線に沿う拡大断面図、第5
図は同じくC−C線の拡大断面図、第6図は本考案の変
形例を示す要部のみの展開図、第7図は同じく変形例の
第4図に対応する拡大断面図である。 1・・・・・・把手片、2・・・・・・頂壁、3・・・
・・・外部側壁、4・・・・・・把手片挿通用窓孔、5
・・・・・・仕切壁、6,9・・・・・・易損物係合用
窓孔、7・・・・・・底壁、8・・・・・・内部側壁、
a、c、d・・・・・・折曲線、b、e・・・・・・切
込み、M・・・・・・版体、S・・・・・・収納室、E
・・・・・・易損物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 角形な厚紙の版体中央部に把手片挿通用窓孔の開口され
    た水平頂壁り区威し、同じく版体の両端部に把手片を張
    り出すと共に、その把手片と頂壁との間に左右対称な外
    部側壁、底壁並びに内部側壁を区或する複数の折曲線を
    平行列設し、その外部側壁と頂壁との境界折曲線上に、
    該新曲線と直交する切込みにより区威される複数の仕切
    壁を折曲げ可能に配置して、水平頂壁に対し外部側壁、
    底壁並びに内部側壁を順次一方向へ連続的に折曲げ、そ
    の両端部の把手片を重合しつつ上記窓孔に対して導出状
    に挿通係合することにより、頂壁にて施蓋された互いに
    重合しない2列の略■字形収納室を形作り、且つ仕切壁
    を上記と逆な方向へ折曲げて、その収納室を複数の小室
    に区分し、更に外部側壁又は/及び内部側壁には、小室
    に収納される易損物の円弧面一部を係合する係合用窓孔
    を開口形成したことを特徴とする易損物の組立式紙製収
    納容器。
JP9058678U 1978-06-30 1978-06-30 易損物の組立式紙製収納容器 Expired JPS5812761Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9058678U JPS5812761Y2 (ja) 1978-06-30 1978-06-30 易損物の組立式紙製収納容器

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JP9058678U JPS5812761Y2 (ja) 1978-06-30 1978-06-30 易損物の組立式紙製収納容器

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Publication Number Publication Date
JPS557775U JPS557775U (ja) 1980-01-18
JPS5812761Y2 true JPS5812761Y2 (ja) 1983-03-11

Family

ID=29019052

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9058678U Expired JPS5812761Y2 (ja) 1978-06-30 1978-06-30 易損物の組立式紙製収納容器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0430138Y2 (ja) * 1987-10-09 1992-07-21
JP6321383B2 (ja) * 2014-01-06 2018-05-09 株式会社タカハシ包装センター 物品収容容器

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Publication number Publication date
JPS557775U (ja) 1980-01-18

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