JPS6030176Y2 - 折箱 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はボール紙その他適宜の材料より成る食料品その
他のものを収納する折箱の考案に係るものである。

以下本考案を図示実施例につき説明すれば、第１図は本
考案折箱の内側から見た展開半面図で、１は底面板、２
． ３． ４．５は該底面板１の四方に連設された側面
板、６．７．８．９は該各側面板にそれぞれ連設された
略三角状の上面板、１０．１１，１２．１３は該上面板
の一辺に連設された把持片で、該各上面板及び把持片に
は隣接する上面板及び把持片と重合する部分６ａ、７ａ
。

８ａ、９ａ及び１０ａｙ １１ ａ、 １２ａ＊
１３ａが設けられている。

１４．１５は上記側面板２と３及び４と５の間に連設さ
れた折込み片、１６及び１７は側面板３及び５に連設さ
れた三角状の差込み片、１８．１９は該差込み片に対応
する位置において側面板２，４に設けられた差込み溝、
２０．２１，２２，２３は上面板と把持片の境に接して
各把持片１０，１１，１２．１３に設けられた結合孔で
、該結合孔にはピン、箸或はプラスチック製のスプーン
、フォークの柄等適宜の結合杆が挿通される。

尚第１図において２点鎖線は図の内側に折曲げる折目、
１点鎖線は外側に折曲げる折目を示す。

第２図は上記第１図の展開図に示すものにより組立てら
れた状態を示す平面図、第３図はその正面図で、第１図
と同一符号は同一部分を示す。

箱を組立てるには、側面板２． ３． ４． ５及び上
面板６，７，８．９を折目に沿って内側に折曲げ、側面
板を起立させるとともに上面板を水平に形威し、把持片
１０，１１，１２，１３を起立させ、折込み片１４．１
５を内方に折込み、差込み片１６．１７をそれぞれ差込
み溝１９，１８に差込んだうえ、起立させた上記把持片
に設けられた結合孔に箸その他適宜の結合杆２４を挿通
し各把持片を結合して箱の組立てが完了する。

尚第３図において２５は底面板１の内側に添付された発
泡スチロール、吸質性資材及び非侵透性資材その他任意
の材料より成る補強底板で必要に応じ設けられる。

本考案折箱は上記のような構造より成るもので、その組
立てが容易に行われ、その解体も結合杆を外すだけで簡
単に行われるため、内容物を詰め込む前の箱資材のスト
ック時、あるいは廃棄時等も場所をとらず多数の積み重
ねが可能となる。

また把持片に設けられた結合孔に箸或はフォーク、スプ
ーンなどの柄等の結合杆を挿通して結合するようにした
ため、容器内に例えば食料品等を収容した場合その取出
しに際し便利である。

【図面の簡単な説明】

図面は本考案の実施例を示し、第１図は本考案折箱の内
側より見た展開平面図、第２図は組立てた状態の平面図
、第３図は正面図である。 １・・・・・・底面板、２．３．４．５・・・・・・側
面板、６、７．８．９・・・・・・上面板、６ａ、７ａ
、８ａ。 ９ａ・・・・・・上面板の重合部分、１０，１１，１２
゜１３・・・・・・把持片、１０ａ、１ｌａｔ １２
ａ＊ １３ａ・・・・・・把持片の重合部分、１４．
１５・曲・折込み片、１６，１７・・・・・・差込み片
、１８，１９・・・・・・差込み溝、２０．２１．２２
．２３・・・・・・結合孔、２４・・・・・・結合杆、
２５・・・・・・補強底板。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 底面板１の四方に側面板２．３．４．５を連設腰該側面
   板に略三角状の上面板６． ７．８． ９を連設し、該
   上面板の一辺にそれぞれ把持片１０．１１，１２，１３
   を連設し、上記上面板及び把持板にそれぞれ重合部分６
   ａ、 ？ ａｔ ８ ａｔ ９ａ及び１０ａ、
   ｌｌａ、１２ａ、１３ａを設け、隣接する側面板２，３
   及び４，５間にそれぞれ折込み片１４．１５を相対向さ
   せて設け、側面板３．５の上記折込み片１４．１５の反
   対側に差込み片１６．１７を設けるとともに側面板２，
   ４に差込み溝１８．１９を設け、各把持片１０，１１．
   １２，１３に結合孔セ０，２１，２２．２３を設け、上
   記各側面板及び上面板を内方に折曲げて底面、側面及び
   上面を形成するとともに各把持部１０，１１，１２．１
   ３を起立させ、折込み片１４．１５を内方に折込み、差
   込み片１６．１７をそれぞれ差込み溝１９．１８に差込
   み、各把持片の結合孔２０，２１，２２，２３に適宜の
   結合杆２４を差込んで結合するようにしたことを特徴と
   する折箱。