JPH0528186Y2 - - Google Patents

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JPH0528186Y2
JPH0528186Y2 JP1989019461U JP1946189U JPH0528186Y2 JP H0528186 Y2 JPH0528186 Y2 JP H0528186Y2 JP 1989019461 U JP1989019461 U JP 1989019461U JP 1946189 U JP1946189 U JP 1946189U JP H0528186 Y2 JPH0528186 Y2 JP H0528186Y2
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folded
plate
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、薬品等の分包品を詰めることが出
来、更に、ビニール袋、ストロー等の束等の付属
品や効能書をも同時に収納することが出来る多数
のスペースを、ワンタツチで立ち上げられる箱に
関するものである。
[従来の技術] 従来、立ち上げと同時に仕切りを完成するよう
にした紙器はあつたが、ワンタツチで立ち上げた
縦仕切り、横仕切りに依つて多数のスペースが設
けられ、更に二枚の縦仕切り版の中間にもスペー
スを設けられる紙器は無かつた。
[考案が解決しようとする課題] 本考案は仕切りと外箱とを一体に形成し、薬品
等の分包品等を詰めることが出来る多数のスペー
スの中間に、効能書等を収納するスペースを更に
設けるように、横仕切り版、縦仕切り版をワンタ
ツチで立ち上げられる紙箱をその目的として開発
したものである。
[課題を解決するための手段] 本考案の構成を上述の目的に従い説明すると、
四側面版1,2,3,4を各々折り筋5,6,7
を介して連設し、該側面版1の一側に糊付け片8
を設け、更に側面版1,3の上部に差し込み片
9,10を連設し、側面版4の上部に折り筋11
を介して差し込み片12を連設した蓋版13を設
け、側面版1,3の下部には折り筋14,15を
介して底版16,17を設け、該底版16,17
の一隅より内方に向かう各切り込み折り筋18,
19を斜設して糊付け片20,21を各々連設
し、前記底版16,17の下部に切り込み折り筋
22,23を介して糊付け片24,25を連設し
た横仕切り版26,27を各々設け、更に側面版
2,4の下部には折り筋28,29を介して箱の
横方向寸法の半分よりも長い寸法の底版30,3
1を設け、該底版30,31の一隅より内方に向
かう斜状長辺縁32,33の各先端に、切り欠き
部34,35を設けるように外方に向かう斜状短
辺縁36,37に接続して突出片38,39を設
け、前記底版30,31の下部に切り込み折り筋
40,41を介して縦仕切り版42,43を連設
したものを一枚に打ち抜き、組み立てに際して
は、先ず、各折り筋14,15,28,29を谷
折りして四側面版1,2,3,4上に夫々折り重
ね、底版16,17に斜設した切り込み折り筋1
8,19を逆折りして折り畳み、次いで、糊付け
片8,20,21,24,25に糊置きして折り
筋5を谷折りし、底版30及び縦仕切り版42上
に折り重ねて該糊付け片20,24を夫々貼着
し、更に、折り筋7を谷折りしながら、縦仕切り
版43の端部43aを縦仕切り版43の裏面にも
ぐり込ませ、立ち上げた際に、二枚の縦仕切り版
42,43が裏合わせになるようにして折り込み
貼着を完了するワンタツチで仕切りを立ち上げら
れる箱の構成である。
[作用] 本考案は上述の如く構成した結果、箱体を立ち
上げると同時に、仕切りで区画された多数のスペ
ースが得られ、各スペースに薬品等の分包品及び
効能書、ビニール袋等の束やストロー等の付属品
を収納するために、箱体の組み立てに際しては、
先ず、折り筋14,15,28,29を各々谷折
りして四側面版1,2,3,4上に夫々折り重
ね、底版16,17に斜設した切り込み折り筋1
8,19を逆折りして折り畳み、次いで、糊付け
片8,20,21,24,25に各々糊置きして
折り筋5を谷折りし、底版30及び縦仕切り版4
2上に折り重ねて該糊付け片20,24を夫々貼
着し、更に、折り筋7を谷折りしながら、縦仕切
り版43の端部43aを縦仕切り版42の裏面に
もぐり込ませ、立ち上げた際に、二枚の縦仕切り
版42,43が裏合わせになるようにして折り込
み貼着を完了するものである。
[実施例] 本考案の一実施例を図面に従い更に詳細に説明
すると、第1図は、四側面版1,2,3,4を
各々折り筋5,6,7を介して連設し、該側面版
1の一側に糊付け片8を設け、更に側面版1,3
の上部に差し込み片9,10を連設し、側面版4
の上部に折り筋11を介して差し込み片12を連
設した蓋版13を設け、側面版1,3の下部には
折り筋14,15を介して底版16,17を設
け、該底版16,17の一隅より内方に向かう各
切り込み折り筋18,19を斜設して糊付け片2
0,21を各々連設し、前記底版16,17の下
部に切り込み折り筋22,23を介して糊付け片
24,25を連設した横仕切り版26,27を
各々設け、更に側面版2,4の下部には折り筋2
8,29を介して箱の横方向寸法の半分よりも長
い寸法の底版30,31を設け、該底版30,3
1の一隅より内方に向かう斜状長辺縁32,33
の各先端に、切り欠き部34,35を設けるよう
に外方に向かう斜状短辺縁36,37に接続して
突出片38,39を設け、前記底版30,31の
下部に切り込み折り筋40,41を介して縦仕切
り版42,43を連設したものを、塩ビ版、又は
紙版等に依つて一枚に打ち抜いた展開体を示す展
開図である。
第2図は、上述の如く構成した展開体の組み立
てに際して折り筋14,15,28,29を各々
谷折りし、四側面版1,2,3,4上に底版1
6,17,30,31を夫々折り重ねた状態を示
す平面図である。
第3図は、次いで、底版16,17に斜設した
切り込み折り筋18,19を各々逆折りして糊付
け片20,21折り畳み、更に糊付け片8,2
0,21,24,25に夫々糊置きした状態を示
す平面図である。
第4図は、折り筋5を谷折りして底版30及び
縦仕切り版42上に底版16及び横仕切り版26
を折り重ね、糊付け片20,24を夫々貼着した
状態を示す平面図である。
第5図は、折り筋7を谷折りしながら、箱体を
立ち上げた際に二枚の縦仕切り版42,43が裏
合わせになるように、縦仕切り版43の端部43
aを、もう一枚の縦仕切り版42の端部42aか
ら裏面にもぐり込ませて折り込み貼着を完了する
状態を示す斜視図である。
第6図は、上述の如く製函した箱体を立ち上げ
る状態を底面から示す斜視図であり、各底版3
0,31の一隅より内方に向かう斜状長辺縁3
2,33の各先端に設けた切り欠き部34,35
が噛合うように斜状短辺縁36,37を滑つて嵌
込み、突出片38,39で止め合わせるものであ
る。
第7図は、上述の如くワンタツチで各仕切り版
を立ち上げ完成した箱体を示す斜視図であり、薬
品等の分包品等を収納する多数のスペースAを、
横仕切り版26,27縦仕切り版42,43で区
画して設け、更に、効能書等を収納するスペース
Bを、裏合せに立ち上げた二枚の縦仕切り版4
2,43の中間にも設けられるものである。
[効果] 本考案は上述の実施例の如く構成した結果次の
ような効果を生じる。
従来、立ち上げと同時に仕切りを完成するよう
にした紙器はあつたが、縦仕切り、横仕切りに依
つて商品を収納する多数のスペースが設けられ、
更に、付属品等を収納出来るスペースをも設けら
れるようにした紙器は無かつた。
本考案は、仕切り版と外箱とを一体に形成し、
ワンタツチで立ち上げて設けた多数のスペースの
中間に、更にスペースを設け、例えば、各仕切り
版で区画した多数のスペースに薬品等の分包品を
各25包ずつ計100包詰め込んで収納し、仕切り版
の中間に設けたスペースには効能書の束10〜20枚
を収納することが出来、効能書の他にビニール袋
やストロー等の付属品等を収納することも出来る
為、内容物に合わせた設計応用がきく等、ワンタ
ツチで仕切りを立ち上げられる箱の極めて実用的
な考案である。また、縦仕切り版を連設した底版
の寸法は箱の横寸法の半分よりも長い寸法に形成
されているので、箱を組み立てる場合に底版同士
がオーバーラツプし底の強度が強いという効果も
有する考案であります。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであり第1
図は本考案の展開図、第2図乃至第4図は組立手
順を示す各平面図、第5図は同組立手順を示す斜
視図、第6図は箱体を立ち上げる状態を底面から
示す斜視図、第7図は各仕切り版を立ち上げて完
成した箱体を示す斜視図である。 1,2,3,4……四側面版、5,6,7……
折り筋、8……糊付け片、9,10……差し込み
片、11……折り筋、12……差し込み片、13
……蓋版、14,15……折り筋、16,17…
…底版、18,19……折り筋、20,21……
糊付け片、22,23……切り込み折り筋、2
4,25……糊付け片、26,27……横仕切り
版、28,29……折り筋、30,31……底
版、32,33……斜状長辺縁、34,35……
切り欠き部、36,37……斜状短辺縁、38,
39……突出片、40,41……切り込み折り
筋、42,43……縦仕切り版、42a,43a
……縦仕切り版の端部、A,B……スペース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 四側面版1,2,3,4を各々折り筋5,6,
    7を介して連設し、該側面版1の一側に糊付け片
    8を設け、更に側面版1,3の上部に差し込み片
    9,10を連設し、側面版4の上部に折り筋11
    を介して差し込み片12を連設した蓋版13を設
    け、側面版1,3の下部には折り筋14,15を
    介して底版16,17を設け、該底版16,17
    の一隅より内方に向かう各切り込み折り筋18,
    19を斜設して糊付け片20,21を各々連設
    し、前記底版16,17の下部に切り込み折り筋
    22,23を介して糊付け片24,25を連設し
    た横仕切り版26,27を各々設け、更に側面版
    2,4の下部には折り筋28,29を介して箱の
    横方向寸法の半分よりも長い寸法の底版30,3
    1を設け、該底版30,31の一隅より内方に向
    かう斜状長辺縁32,33の各先端に、切り欠き
    部34,35を設けるように外方に向かう斜状短
    辺縁36,37に接続して突出片38,39を設
    け、前記底版30,31の下部に切り込み折り筋
    40,41を介して縦仕切り版42,43を連設
    したものを一枚に打ち抜き、組み立てに際して
    は、先ず、各折り筋14,15,28,29を谷
    折りして四側面版1,2,3,4上に夫々折り重
    ね、底版16,17に斜設した切り込み折り筋1
    8,19を逆折りして折り畳み、次いで、糊付け
    片8,20,21,24,25に糊置きして折り
    筋5を谷折りし、底版30及び縦仕切り版42上
    に折り重ねて該糊付け片20,24を夫々貼着
    し、更に、折り筋7を谷折りしながら、縦仕切り
    版43の端部43aを縦仕切り版42の裏面にも
    ぐり込ませ、立ち上げた際に、二枚の縦仕切り版
    42,43が裏合わせになるようにして折り込み
    貼着を完了するワンタツチで仕切りを立ち上げら
    れる箱。
JP1989019461U 1989-02-21 1989-02-21 Expired - Lifetime JPH0528186Y2 (ja)

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JP1989019461U JPH0528186Y2 (ja) 1989-02-21 1989-02-21

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JPH02111613U JPH02111613U (ja) 1990-09-06
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0110346Y2 (ja) * 1984-12-07 1989-03-24
JPH074168Y2 (ja) * 1987-05-07 1995-02-01 凸版印刷株式会社 中仕切付き箱

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02111613U (ja) 1990-09-06

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