JPS58127138A - ブレ−キ試験機の送風機制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はブレーキ試験装置、特にブレーキ特性確 の測定制度を高めた車両用ブレーキ試験装置に関する。

従来、この種のブレーキ試験装置を用いて踏面２ 形ブレーキ或いはディスク形ブレーキの試験を行う場合
には、電動機によって試験が行われるべき回転体例えば
車輪をこの車輪に機械的に連結されたフライホイールと
ともに回転させ、この車輪の回転速度が予め設定した回
転速度に達した後に電動機への給電を断ってこれを開放
し、ついでブレーキ指令に基づき空気弁または油圧弁を
開き、空気圧または油圧シリンダを作動させて、制輪子
すなわちブレーキシュー或いはブレーキパッドを車輪の
踏面に対し或いは車輪側面に装置されたディスクに対し
押付けることによりブレーキトルクを発生させている０
この間送風機は、車輪に送風している。このような方式
１こおいて、実際の外部からの風の量の大きさに応じた
等価試験または車速の大きさによる風の平均量の大きさ
に応じた等価試験は可能である。しかし車速に応じて変
化する風量によって受ける車輪への影響を正確番こ把握
することは困難であるという欠点がある。

従って従来のこの種の試験装置においては、風畦の大き
さに応じて異る温度上昇の変化が実際とＰ３ 異なるだけでなく、風量の設定条件が難がしくなると太
う欠点があった。

本発明の目的はかかる従来装置の有する欠点を除去した
新規なブレーキ試験機の送風機制御装置を提供すること
にある〇 従って、本発明によれば電動機によりフライホイール装
置を介して回転駆動されている回転体に制輪子を接触さ
せてこの回転体のブレーキ特性を測定するために使用さ
れるブレーキ試験機の送風機制御装置において、回転体
の回転速度を検出し、この回転速度に比例する様に、前
記送風機の駆動用電動機の速度設定値を変化せしめ１車
両の速度の大きさに応じて変化する風量の設定を加える
ことｌこより、実際の運転状態に近づ、けたシミーレー
ジＩンによる運転ができ、この結果回転体の温度の変化
の開側および温度の変化によって変わるブレーキ特性等
のより実際に近い試験データが得られるようになった。

なお他に実際の車輪に外部から与えられる一定の風量の
設定を加えることもある。

以下、図面により本発明の実施例につき説明する０ 第１図は本発明のブレーキ試験機の送風機制御装置の説
明に供するブロック線図であり、１は試験されるべき車
両用車輪、２は制輪子、３はこの車輪に機械的に結合さ
せたフライホイール装置、４はこれら車輪１およびフラ
イホイール装＃ｔ３を一緒１こ回転駆動させるための電
動機、５は電動機４の回転を制御するためのサイリスタ
ブリッジより成る出力制御装置、６は電動［４に対する
給電端子、７は増幅器、８は電動機４の回転数を電気量
として出力する速度計発電機（以下タコゼネと略称する
）、９は演算器、１０は車輪１の回転速度指令を与える
ための速度設定器、１１は送風機、１１ａは車輪１およ
び制輪子２を冷却するためのファン、１１ｂはファンｌ
ｌａを駆動するための電動機、１２は電動機１１ｂの回
転を制御するサイリスタブリッジより成る出力制御装置
、１３は電動機１１ｂに対する給電端子、１４は増幅器
、１５は一定の風量をバテイアスする場合に設定される
速度設定器、１６は５ 電動機４の回転速度に見合うファンｌｌａの送Ｘ菫を設
定する分圧器、１７は演算器、１７ＪＩは速度設定器す
る演算部、１８は電動機１１ｂの回転速度を電気量とし
て出力するタコゼネ、１９は車輪１踏面に対し制輪子２
を押し付けまたは離脱する押し力発生器、人は制輪子２
が移動する方向の矢印である。

かかる構成において、１〜話五公知のものであるから詳
細な説明を省略するが、電動機４によりフライホイール
装置３を介して回転駆動されている車輪１に制輪子２を
接触させてこの車輪１のブレーキ特性を測定するために
使用されるブレーキ試験機である〇 本発明のブレーキ試験機の送風機制御装置は車輪１と制
輪子２を冷却する送風機１１を制御する出力制御装置１
２を備え、車輪１の回転速度を検出するタコゼネ８から
の出力を分圧器１６に入力しこの分圧器１６からの出力
と、車輪１および制輪子２を冷却するファンｌｌａと連
結された電動機１１ｂからからの出力と、電動機１１ｂ
の回転速度を検出するタコゼネ１８からの出力の３者を
演算器１７に入力しその出力を増幅する増幅器１４１こ
入力し、増幅器１４の出力を出力制御装置１２に与え、
給電端子１３からの電源を制御するという構成から成る
０ここで押させる。

かような構成に基づいて、第２図（ａ）　、　（ｂ）の
特性を参照しながら説明すると、第２図は第１図の特性
図で（−）は車輪１に連結する電動機４の回転速度と時
刻の関係を示し、（ｂ）はファンｌ１Ｍに連結する電動
機１１ｂの回転速度と時刻の関係を示し、Ｒ１゜Ｒ２は
電動機４の回転速度、ファンｌｌａの回転速度のそれぞ
れを示し、Ｃ１は電動機４の特性、Ｃ２＊　”Ｂはファ
ンｌｌａの特性、Ｔは時刻である。ここで試験されるべ
き車輪１の条件に応じて制御手段の速度設定器１０で電
動機４の回転速度を設定して電動機４を始動させると、
電動機４はこの制御手段のＰ７ 作用により次オに回転速度を早め、時刻Ｔｌで設定速度
に達しこの速度を維持する〔第２図（−１のＣ１特性〕
。

一方フアンｌｌ＆において、電動機４を始動させたこと
によってタコゼネ８の出力があられれ始める。このタコ
ゼネ８の出力は分圧器１６に入力され出力を演算器１７
（こ入力される０ここに使用される分圧器１６は電動機
４の回転速度に見合う）７ン１１ａの送風葺に換算され
設定するところである。

またタコゼネ１８からの出力も演算器１７に入力される
。更にパ子イアスの風量がある場合は速度設定器１５の
出力を演算器１７に入力するがない場合はゼロ設定とな
っている。

次に演算器１７の出力は増幅器１４を経て出力制御装置
１ｉｔ１２に入力し、電動機１１ｂを制御する。ファン
の０２＊　”ｓ１？＃性〕。なお一点鎖線で示した特性
Ｃ２は電動機４の回転が停止している場合でもファン１
１ａを回転させておくことを示す図である。回転速度ｒ
、は一定回転速度を与えていることを示し、ｒ、の鉤整
は速度設定器１５で行われる０次に時刻Ｔ２において、
電動機４の給電を断ちこれを開放すると電動機４の回転
速度は次オに減少し、時刻Ｔ３で停止する〔第２図（−
１の０１特性〕。而して、演算器１７に入力されていた
タコイネ８出力は減少し、前記各系統を経た出力はファ
ンｌｌａの回転速度を次オに減少し、時刻Ｔ３で停止す
る〔第２図（ｂ）の０３特性〕。なお０２％性の場合は
一定の回転速度ｒｌまでファンｌ１ｍの回転速度を次オ
に減少する。また第２図、（ａ）と（ｂ）に示した縦の
点線は同一時刻ＴＩ　、　Ｔ２　、　’ｒｓテある〇こ
こに説明した実施例ではファンｌｌａの制御をタコゼネ
８の出力で行っているが、車輪１の回転速度に比例する
ものであれば他のものにより制御してもよい。

以上の如く、本発明は車輪および制輪子を冷却する送風
機を設け、車輪の回転速度に見合った風音を送風機に与
えた制御手段を付加することによ９ す、実際の車両走行時１こブレーキを作動させたときに
起る風の影譬に近づけることが出来、よって試験条件を
実車の状況に出来るだけ近づけた運転をすることにより
ブレーキ試験装置としてのブレーキ特性の測定精度を一
層高めることが出来るブレーキ試験機の送風機制御装置
を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明１こよるブレーキ試験機の送風機制御装
置の一実施例を示すブロック系統図、第２図は第１図の
特性図で（−１は車輪に連結する電動機の回転速度と時
刻の関係を示しくｂ）はファンに連結する電動機の回転
速度と時刻の関係を示す。 １・・・・・車輪、２・・・・・・制輪子、３　・　フ
ライホイール装置、１１・・・・・・送風機、１２・・
出力制御装置、１７・・・・・演算器。 実用新案登録出願人 東洋電機製造株式会社 代表者　土　井　　　厚 第２図 ＯＴ＋　　Ｔ２　　　　　　　丁３

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電動機によりフライホイール装置を介して回転駆動され
   ている回転体に制輪子を接触させて該回転体のブレーキ
   特性を測定するために使用されるブレーキ試験装置にお
   いて、前記回転体と制輪子を冷却する送風機を制御する
   出力制御装置を有し、前記回転体の回転速度を検出する
   検出器、前記送風機の回転速度を検出する検出器、該送
   風機の回転速度を設定する設定器とのそれぞれから与え
   られる出力を入力とする演算器を有し、該演算器の出力
   を前記出力制御装置に与えるようにしたことを特徴とす
   るブレーキ試験機の送風機制御装置。