JPH0240512Y2 - - Google Patents

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JPH0240512Y2
JPH0240512Y2 JP1652283U JP1652283U JPH0240512Y2 JP H0240512 Y2 JPH0240512 Y2 JP H0240512Y2 JP 1652283 U JP1652283 U JP 1652283U JP 1652283 U JP1652283 U JP 1652283U JP H0240512 Y2 JPH0240512 Y2 JP H0240512Y2
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brake
temperature
cooling
set temperature
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JP1652283U
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JPS59122533U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ブレーキダイナモメータ、特にブレ
ーキ温度条件を持つ試験でのデータ記録装置に関
する。
ブレーキダイナモメータは、例えば第1図に示
す構成にされる。被試験ブレーキのブレーキドラ
ム(デイスク)1Aはスリツプリング2を介して
フライホイール3及び駆動電動機4に結合され、
ブレーキシユー(パツド)1Bはトルクメータ5
を介在して固定される。制御装置6は試験項目及
びその各種条件が設定される操作設定器7の指令
に基づいて電動機4を所定回転数まで駆動、該回
転状態での電動機4とフライホイール3の切離
し、ブレーキシユー1Bの操作による制動開始、
ブレーキドラム1Aの制動状態等の各種制御及び
記録計8への計測データ出力など種々の計測制御
を行なう。
こうしたブレーキダイナモメータにおいて、各
種試験項目のうちブレーキ温度条件を必要とする
項目がある。例えば、ブレーキ開始時点のブレー
キ温度を設定しておき、ブレーキドラム1Aの加
速終了後、ブレーキの温度が設定温度まで下つた
後ブレーキの作動を開始するという手順を繰り返
す温度サイクル運転をして耐久テスト等の各種試
験をする。
こうしたブレーキ温度条件を持つ試験には、ブ
レーキの温度を温度検出器9で検出して制御装置
6に取込むし、ブレーキを冷却する冷却ブロア1
0も用意し、ブレーキが設定温度になつたことを
条件にした試験を施し、そのときの状態を各種記
録計8に記録させる。この記録にチヤート式記録
計を使用して試験中の全てのデータ記録をする
と、ブレーキが設定温度になるまでの待機中のデ
ータなど記録不要なデータ部分が非常に多くな
り、チヤート紙の無駄が多くなつてしまう。
チヤート紙の無駄を少なくするための従来装置
では、第2図に示すように、ブレーキ温度冷却特
性Tにおいて、温度Tがブレーキ開始設定温度
T1(又はT2)まで冷却されてきたときに制御装置
6が記録計8にチヤート送りオン指令K及びブレ
ーキオン制御Bを発生してブレーキ発熱特性Ta
(又はTb)のデータ記録等をするものであつた。
この従来装置ではチヤート紙の無駄は無くなる
が、ブレーキオン開始時点から実際のチヤート送
りまでの遅れ分に相当する時間内のデータ記録漏
れの虞れがあつた。
本考案はブレーキ温度がその設定温度まで冷却
される前にチヤート紙送り指令を発生し、チヤー
ト紙送り指令発生タイミングをブレーキ冷却ブロ
アによる冷却効果も含めて自動補正することによ
り、ブレーキ開始設定温度に拘らず適正なタイミ
ングでチヤート紙送り制御をし、チヤート紙の無
駄をなくししかも漏れのないデータ記録を可能に
したデータ記録装置を提供することを目的とす
る。
第3図は本考案におけるデータ記録制御態様を
示す。ブレーキ温度冷却特性Tに対してブレーキ
開始設定温度T1(又はT2)が設定される場合、ブ
レーキオン制御Bに対して時間t1(又はt2)だけ
早いタイミングでチヤート送りオン指令Kを得
る。従つて、チヤート送りオン指令Kは設定温度
T1(又はT2)よりも温度α1(又はα2)だけ高いブ
レーキ温度で与えることになる。
このように、ブレーキオン制御Bに先立つてチ
ヤートオン指令Kを発生することにより、データ
記録範囲Rは図示のようになり、ブレーキ開始直
前からのデータ記録もしくは少なくともブレーキ
開始時点からのデータ記録を可能にし、漏れのな
いデータ記録になるしチヤート紙の無駄も無くな
る。
ここで、ブレーキ冷却温度特性Tは直線でない
ことから、温度α1,α2を一定にするとチヤート送
りオン指令Kとブレーキオン制御Bまでの時間
t1,t2が変化し、チヤート紙の送りが早過ぎてチ
ヤート紙を無駄にしたり、逆にチヤート紙の送り
が遅過ぎてデータ記録漏れが発生する虞れがあ
る。そこで、温度α1,α2はブレーキ冷却温度特性
Tとブレーキ開始設定温度T1,T2に対応づけて
夫々の温度α1,α2を設定温度の全範囲に渡つて設
定できる設定温度補正をする。
この設定温度補正において、ブレーキ冷却温度
特性Tはブレーキ冷却ブロアによるブレーキ冷却
強さによつて変つてくる。このブレーキ冷却温度
特性Tは冷却ブロアの風量(風速)によつて変
り、例えば第3図中に一点鎖線T′で示すように
変つた場合には一定の温度補正量特性では適正な
タイミングでのチヤート送りオン指令Kを発生で
きない。そこで、本考案においては設定温度補正
要素にブレーキ冷却ブロアの冷却風量も含ませる
ことにより、適正なタイミングでのデータ記録を
図るようにしている。
第4図は本考案における制御装置での要部制御
ブロツク図を示す。操作設定器7に備えるブレー
キ開始温度設定器11の設定値Tsは温度検出器
9の検出値Tvと突合わされて比較器12による
大小比較がなされ、ブレーキ温度Tvが設定値Ts
まで降下したときに比較器12からブレーキオン
制御Bの制御信号が取出される。一方、設定器1
1の設定値Tsは設定温度補正回路13の補正入
力にされ、この補正回路13は補正入力Tsに対
して第3図におけるブレーキ冷却温度特性T,
T′のうち基準となる温度特性(ここではTとす
る)における設定温度T1,T2に対する補正温度
α1,α2に相当する補正信号A1を発生する。次に、
ブロア風速補正回路14はブレーキ冷却ブロア1
0の風速センサ15の検出値Vvが補正入力とさ
れ、この補正回路14は補正入力Vvに対して基
準となるブレーキ冷却温度特性T及び該特性Tに
おける基準となる冷却風速(例えば風速50%)か
らの変化量に対応した補正信号A2を発生する。
これら補正回路13,14の補正信号A1,A2
は設定器11の設定値Tsと共に加算器15の入
力にされてそれらが加算され、この加算結果は温
度検出器9の検出値Tvと突合わされ、比較器1
6による大小比較がなされてチヤート送りオン指
令Kの制御信号が発生される。
この構成により、ブレーキオン制御Bに先立つ
てブレーキ開始温度設定温度Tsの違い及びその
ときの冷却ブロアの風速Vvの違いによる補正量
A1及びA2に相当する時間だけ早くチヤート送り
オン指令Kが発生され、この指令BとKの時間差
は設定温度Ts、風速Vvの違いに影響されること
なく一定時間に制御され、チヤート紙の適正な送
り制御になる。
第5図は設定温度補正回路13及びブロア風速
補正回路14の入出力特性を例示し、同図aに示
す補正回路13の特性は設定温度Tsが大きくな
るほど補正量A1を大きくする。この入出力特性
はブレーキ温度冷却特性Tからも明らかなように
設定温度T1,T2(ブレーキ開始制御B)とチヤー
ト送りオン指令Kの発生タイミングとの時間差
t1,t2を同じにするには補正量α1,α2を設定温度
T1,T2に対応づけて決めるなど実際のブレーキ
制御とチヤート紙送り動作から適宜決められる。
また、第5図bに示す補正回路14の特性は風
速Vvが大きくなるほど特性Tの時間変化率が高
くなつて同じ補正量A1ではチヤート送りタイミ
ングが遅くなることから、風速Vvが大きくなる
ほど補正量A2を大きくする。
以上のとおり、本考案によれば、ブレーキオン
制御に先立つてチヤート送りオン指令を発生する
のに、ブレーキ冷却ブロアによる冷却効果も含め
たブレーキ冷却温度特性からチヤート送りタイミ
ングを補正するため、チヤート紙の無駄がなくし
かもデータ記録漏れを確実に防止する効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はブレーキダイナモメータの基本構成
図、第2図は従来のブレーキ制御とデータ記録制
御を説明するための特性図、第3図は本考案にお
けるブレーキ制御とデータ記録制御を説明するた
めの特性図、第4図は本考案における要部制御ブ
ロツク図、第5図は第4図における設定温度補正
回路及びブロア風速補正回路の入出力特性図a,
bである。 1A……ブレーキドラム、1B……ブレーキシ
ユー、3……フライホイール、4……駆動電動
機、5……トルクメータ、6……制御装置、7…
…操作設定器、8……記録計、9……温度検出
器、10……冷却ブロア、11……ブレーキ開始
温度設定器、12,16……比較器、13……設
定温度補正回路、14……ブロア風速補正回路、
15……加算器、K……チヤート送りオン指令、
B……ブレーキオン制御。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被試験ブレーキが設定温度まで冷却されたとき
    に該ブレーキを動作させて各種試験項目における
    データ記録をするブレーキダイナモメータのデー
    タ記録装置において、被試験ブレーキの温度が上
    記設定温度まで冷却されたことを検出して該ブレ
    ーキを動作させる制御信号Bを発生し、被試験ブ
    レーキの基準となる冷却温度特性から決める上記
    設定温度に対する設定温度補正量と該ブレーキの
    冷却ブロアの風速と上記冷却温度特性から決める
    冷却風速補正量とを加算した温度だけ該設定温度
    よりも高い温度まで該ブレーキが冷却されたこと
    を検出してデータ記録チヤート紙の送り指令Kを
    発生する制御回路を備えたことを特徴とするブレ
    ーキダイナモメータのデータ記録装置。
JP1652283U 1983-02-07 1983-02-07 ブレ−キダイナモメ−タのデ−タ記録装置 Granted JPS59122533U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1652283U JPS59122533U (ja) 1983-02-07 1983-02-07 ブレ−キダイナモメ−タのデ−タ記録装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1652283U JPS59122533U (ja) 1983-02-07 1983-02-07 ブレ−キダイナモメ−タのデ−タ記録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59122533U JPS59122533U (ja) 1984-08-17
JPH0240512Y2 true JPH0240512Y2 (ja) 1990-10-29

Family

ID=30147801

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1652283U Granted JPS59122533U (ja) 1983-02-07 1983-02-07 ブレ−キダイナモメ−タのデ−タ記録装置

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JPS59122533U (ja) 1984-08-17

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