JPS5857696B2 - 走行抵抗制御方法 - Google Patents

走行抵抗制御方法

Info

Publication number
JPS5857696B2
JPS5857696B2 JP53053435A JP5343578A JPS5857696B2 JP S5857696 B2 JPS5857696 B2 JP S5857696B2 JP 53053435 A JP53053435 A JP 53053435A JP 5343578 A JP5343578 A JP 5343578A JP S5857696 B2 JPS5857696 B2 JP S5857696B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
dynamometer
speed
control
running resistance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53053435A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54145176A (en
Inventor
彰 衛藤
勲 手島
修 前原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ono Sokki Co Ltd
Original Assignee
Ono Sokki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ono Sokki Co Ltd filed Critical Ono Sokki Co Ltd
Priority to JP53053435A priority Critical patent/JPS5857696B2/ja
Publication of JPS54145176A publication Critical patent/JPS54145176A/ja
Publication of JPS5857696B2 publication Critical patent/JPS5857696B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Of Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ダイナモメータを走行抵抗制御する際に、そ
のダイナモメータがもつ損失抵抗を修正して目標走行抵
抗に制御する方法に関するものである。
ダイナモメータとしては、シャシおよびエンジンの各ダ
イナモメータがあり、前者は動力計、車載用ドラム、フ
ライホイル(動力計にて慣性抵抗も制御する場合は不要
)を軸により結合し、また、後者はドラムの代りにエン
ジンを置き換えたものである。
ところで、このようなダイナモメータを走行抵抗制御す
る際、動力計の走行抵抗制御系にそのまま制御目標抵抗
値Fs(以下、目標値Fsと記載)を制御指令値Fc(
以下、指令値Fcと記載)として加えると、動力計は目
標値Fsで制御されることになるが、ドラム上あるいは
エンジンの結合部における実際の走行抵抗値は、ダイナ
モメータの例えば動力計回転部、結合軸等の機械的損失
や回転部の風損による損失抵抗値Fl(以下、損失値F
lと記載)が目標値Fsに加わった走行抵抗値Fs+F
gとなってしまうため、あらかじめ目標値Fsを損失値
Fd分少なく修正した修正値Fcを形成して動力計を制
御することが必要となる。
この種の修正制御装置としては、第1図に示すものが公
知であり、先ず、図を参照してその制御方法を簡単に説
明する。
図において、10はダイナモメータであり、被制御体の
動力計11とドラム12(エンジンダイナモの場合はエ
ンジンが結合される)が13により結合され、その速度
値Vfを速度検出器14により検出して送出すると共に
、動力計11の制御抵抗値Ffを例えばその揺動部にと
り付けたトルク検出器15により検出して送出するよう
になっている。
なお、後述の制御系において慣性抵抗外の制御を行なわ
ない場合はフライホイルが軸13に結合されている。
また、動力計11としては、渦電流式あるいは直流モー
タ式動力計が用いられるが、前者は動力吸収機能のみで
、駆動機とはならないため、後述する惰行試験において
は、別に駆動源、例えば、モータを軸13と結合するか
、あるいはドラム12上に車両を載せ、それを駆動源と
して試験を行なうことになる。
以下、特にことわらない限り、以後の説明は動力計11
に直流モータ式のものを用いた場合を例にとって行なう
ことにする。
次に40は動力計11の制御回路であり、連動するスイ
ッチ1および2をA側に切換えた際には、速度設定器3
0からの指令速度値Vsと前記速度検出器14からの制
御速度Vfが導入され、動力計11の回転速度を制御す
る速度制御系となり、また、スイッチ1および2をB側
に切換えた際には、後述の走行抵抗の指令値Fcと前記
トルク検出器15からの制御抵抗値Ffが導入され、動
力計11が吸収する抵抗値を制御する走行抵抗制御系と
なるように形成されている。
そして、前記の走行抵抗の指令値Fcは被試験車両によ
り定まる定数が設定器21に設定されていて、その定数
と速度検出器14から送出される速度Vfとを演算器2
2により所定の算出式に基いて演算し、目標値Fsを発
生する目標値発生回路20の出力Fsを修正回路50に
より損失抵M1分少なく修正したものとなる。
修正回路50は、速度値と抵抗値の設定器51とその設
定値から速度検出器14の速度Vfに対応した抵抗値F
l’を演算する演算器52とからなる修正抵抗Fl′の
発生回路と、その修正抵抗Fl′と前記目標値発生回路
20から送出される目標値Fsとを比較し、その差に対
応した指令値Fcを形成する比較回路55と、前記トル
ク検出器15からの制御抵抗値Ffと、前記修正抵抗値
Fl′とを比較器53で比較すると共に、その差を指示
計54に指示させるモニタとからなっていて、以下に示
すような操作により修正抵抗値F6’をダイナモメタ1
0の損失値Flに一致させて、指令値Fcが目標値Fs
と損失値Flとの差となるようにしている。
先ず、設定器51の設定値を0にして修正抵抗値Fl′
を0にすると共に、スイッチ1および2をA側に切換え
て動力計11を速度制御系にする。
続いて、速度設定器30からの指令速度Vsを例えば1
0kR/hごとに順次段階的に上げて、動力計11を駆
動すると共に、そのときの制御抵抗値Ffを指示計54
により読取る。
そうすると、ダイナモメータ10は無負荷で駆動されて
いることになるので、指示計54に指示された制御抵抗
値Ffはそのままダイナモメータ10の損失抵抗Flに
一致することになる。
そこで、次にその読取値を設定器51に測定時の速度と
対応させて設定し、演算器52を介して修正抵抗値Fl
′を発生させると共に、再度、動力計を速度制御しなが
ら指示計54の指示値(FfFl′)がOになるように
設定器51の設定値を微調節する。
つまり、この微調節はダイナモメタ10の損失値Flが
比較的少なく、したがって、最初の読取値がトルク検出
器15の比較的低レンジでの検出値となるため、安定し
た結果を得られないので再チェックしているわけである
以上の結果、修正抵抗値Fl′は損失値Flに等しくな
るため、指令値Fcは目標値Fsと損失値Flの差に対
応するわけであるが、前記したようにトルク検出器15
、指示計54等が低レンジで使用されるため、再チェッ
クによってもある程度の不安定はまぬかれない。
そこで、再々チェックとして、以上の操作の後惰行試験
を行なっている。
つまり、第3図に示すように動力計11を速度制御して
所定速度まで加速運転し、次にスイッチ1および2をB
側に切換えて指冷値Fc(つまりFs−Fl’)で走行
抵抗制御しながら惰行運転させ、所定の速度区間ごとの
惰行時間を測定して、所定の算出式によりダイナモメー
タ10の走行抵抗値を算出し、これと目標値Fsとを比
較し、両値に差があれば再度設定器引の設定値を微調節
する操作を繰返している。
この惰行試験法は、現在、最も走行抵抗値の測定法とし
て信頼性があり、すべて最終チェックは惰行試験法によ
って行なわれている。
したがって、このような修正法は極めて煩雑な多数回の
操作を必要とすることになり、多大の調整時間と人員を
必要とする欠点がある。
しかも、このような修正を行なっても、ダイナモメータ
10の機械系や制御系にはドリフトが伴うため長時間、
同一の修正値とすることはできず、普通一連の試験の都
度上記操作を繰返すことになるため、試験の迅速化も妨
げられることになる。
本発明は、上記欠点を除くために、あらかじめ試験に先
立って行なわれる惰行試験の結果を自動的にメモリに記
憶させると共に、それと目標値とを自動的に演算して走
行抵抗の制御時の指令値を送出させ、制御するようにし
たものである。
以下、本発明の一実施装置である第2図を参照して本発
明の詳細な説明する。
図において、第1図と同番号を付したダイナモメータ1
0、目標値Fsの発生回路20、速度設定器30、制御
回路40、スイッチ1および2は第1図と同様のもので
あり、同様の動作を行なう。
60は本発明の要部となる修正法を実施するための修正
回路であり、速度検出器14から送出される速度値Vf
がスイッチ61を介して導入され、その速度値Vfとあ
らかじめ設定された多数の設定速度値とを比較し、各設
定速度間ごとの時間を測定する惰行時間計63と、その
測定時間と速度とにより所定の演算式に基いて走行抵抗
値を演算する第1の演算器64と、その演算結果を速度
と対応させて記憶するメモリ65と、その記憶値をスイ
ッチ62を介して導入すると共に、前記目標値発生回路
20からの目標値Fsを導入し、両値を後述する演算式
により演算して指令値Fcを形成する第2の演算器66
とから構成されている。
なお、メモリ65には速度値Vfが導入されされて、そ
の速度に対応する記憶値が読み出される。
この場合、導入される速度値Vfは連続的に変化量であ
り、メモリに記憶された記憶値は一定の速度間隔ごとで
あるが、この速度間隔を微小にすれば、記憶値は連続し
て速度と対応しているとみなしてよく、もちろん、速度
とVfを第2の演算器66にも導入し、メモリ65から
は速度値Vfの前後の速度に対応する記憶値を読出し、
補間により速度Vfに対応する記憶値を算出するように
してもよい。
以上の諸回路は例えばCPUよりなる。以下、本発明に
おける指令値Fcの形成方法について説明する。
先ス、スイッチ1および2をA側に切換えて、動力計1
1を速度制御系にし、惰行試験における所定速度まで加
速運転する。
続いて、スイッチ62を開成、スイッチ61を閉成する
と同時にスイッチ1および2をB側に切換えて、動力計
11を目標値Fsで制御しながら惰行運転させる。
そうすると、惰行時間計63では各速度区間ごとの惰行
時間を自動計測すると共に、それを次の第1の演算器6
4に送出して走行抵抗値に変換し、メモリ65に各速度
と対応させてその抵抗値を記憶することになる。
この記憶値は、動力計11が目標値Fsで制御された状
態で測定されたものであり、目標値Fsにダナモメータ
10の損失値Flが加わった(Fs+Fl)となる。
次に、走行抵抗制御する際には、スイッチ61を開成ス
イッチ62を閉成して第2の演算器66に目標値Fsと
共に速度Ffに対応した記憶値(Fs+Fl)を読み出
して導入し、目標値Fsを2倍すると共にそれぞれと記
憶値(Fs+Fl)の差を算出して指令値Fcを形成し
、制御回路40に加える。
この結果指令値Fcは、Fc=2Fs (Fs+Fl
)=Fs−Fl (1)となり、動力計11を目
標値Fsから損失値Flを差引いた走行抵抗値で制御し
ていること(こなり、結局ドラム12上の走行抵抗値は
目標値Fsに制御されることになる。
以上は、メモリ65に(Fs+Fl)を直接記憶させる
場合であるが、第1の演算器64に目標値Fsも導入し
ておき、惰行試験の際に、第1の演算器64において(
Fs+Fl)を算出すると共に導入された目標値Fsと
の差を算出し、メモリ65には損失値Flを記憶させて
、第2の演算器66においては、単に目標値Fsと記憶
値Flとの差を算出して指令値Fcを形成してもよいこ
ともちろんである。
また、上記説明は動力計11に直流モータ式のものを用
いた場合につき例示したが、渦電流式のものを用いた場
合には、別に設けた駆動機でダイナモメータ10を運転
させると共に、惰行試験時には駆動機との結合を解除(
例えばドラム12上で車両により駆動した後、車輪をジ
ヤツキで持ち上げる)すればよい。
以上のとおりであり、本発明は、ダイナモメータの損失
値を自動的に測定すると共に、それを記憶し、走行抵抗
制御の際の指令値は目標値と損失値との差を自動的に演
算して形成するので、損失値を修正した走行抵抗制御が
簡便になり、また、その修正は、惰行試験によって得ら
れ結果により行なわれるので、正確な走行抵抗制御を行
なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は公知の制御装置のブロック線図、第2図は本発
明を実施する装置の一例を示すブロック線図、第3図は
惰行試験法の説明図である。 10:ダイナモメータ、20:指令値発生回路、30:
速度設定器、40:制御回路、60:修正回路、63:
惰行時間計、64.66:演算器、65:メモリ、 1 2.61 .62 :スイッチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 動力計の走行抵抗制御系に制御目標抵抗を制御指令
    値として加えて制御すると共に、その制御下で惰行試験
    し、適宜に設定した多数の速度間ごとに惰行時間を検出
    してそれによりダイナモメータの全走行抵抗値を自動演
    算し、その演算値(またはその演算値と制御目標抵抗値
    との差)をメモリに速度値と対応させて記憶し、ダイナ
    モメータの走行抵抗制御の際には、動力計の走行抵抗制
    御系に加える制御指令値を、制御目標抵抗値と前記メモ
    リから速度に対応して読み出される記憶値とを自動演算
    して得られる目標走行抵抗値とダイナモメータの損失抵
    抗値との差とするところの走行抵抗制御方法。
JP53053435A 1978-05-02 1978-05-02 走行抵抗制御方法 Expired JPS5857696B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP53053435A JPS5857696B2 (ja) 1978-05-02 1978-05-02 走行抵抗制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP53053435A JPS5857696B2 (ja) 1978-05-02 1978-05-02 走行抵抗制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54145176A JPS54145176A (en) 1979-11-13
JPS5857696B2 true JPS5857696B2 (ja) 1983-12-21

Family

ID=12942758

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP53053435A Expired JPS5857696B2 (ja) 1978-05-02 1978-05-02 走行抵抗制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5857696B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5766340A (en) * 1980-10-13 1982-04-22 Toyota Motor Corp Operating device for running sikulation of actual car
JPS5871425A (ja) * 1981-10-23 1983-04-28 Ono Sokki Co Ltd ダイナモメ−タ装置の制御方法
JPS5871426A (ja) * 1981-10-23 1983-04-28 Ono Sokki Co Ltd 走行抵抗値の設定方法
JPS59126927A (ja) * 1983-01-11 1984-07-21 Toyo Electric Mfg Co Ltd トルク試験機の走行抵抗制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54145176A (en) 1979-11-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4327578A (en) Dynamometer
JP2604036B2 (ja) エンジン試験制御装置
JPH02132341A (ja) ダイナモメータ
KR20030088491A (ko) 모터 제어장치 및 메커니즘 특성 측정방법
KR19980015274A (ko) 모터의 이상상태 감지장치 및 이상상태 감지방법
JPH0384432A (ja) エンジン試験装置のダイナモ慣性補正によるエンジン出力軸トルク制御装置
US4162634A (en) Method of and apparatus for balancing rotors
JP2008048464A (ja) 電気慣性制御装置およびその制御方法
JPS5857696B2 (ja) 走行抵抗制御方法
JPH1164462A (ja) バッテリの特性をシミュレートして出力する直流電源装置の出力電圧制御方法とその方法を用いた出力電圧制御装置
US3955410A (en) Method for measuring a driving power by means of an induction motor
JP2647576B2 (ja) 駆動試験機の電気慣性補償制御装置
JP2788360B2 (ja) 電動機の速度制御装置
JP2004309290A (ja) シャシーダイナモメータの慣性負荷の検証方式
JPH10197408A (ja) ブレーキ試験装置のトルク補償制御方法
JPS6317170B2 (ja)
JPS6317171B2 (ja)
JPS6317172B2 (ja)
JPH03170831A (ja) 駆動試験装置の慣性補償装置
JP2003130751A (ja) 自動車部品の試験装置
JPH0755620A (ja) エンジン慣性自動測定方法
JPH0539478Y2 (ja)
JP2583604B2 (ja) タイヤ試験機における荷重制御方法
SU892381A1 (ru) Устройство дл измерени магнитной индукции
JPS61116636A (ja) エンジンのオイル消費試験装置