JPS6317171B2 - - Google Patents
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- JPS6317171B2 JPS6317171B2 JP56029577A JP2957781A JPS6317171B2 JP S6317171 B2 JPS6317171 B2 JP S6317171B2 JP 56029577 A JP56029577 A JP 56029577A JP 2957781 A JP2957781 A JP 2957781A JP S6317171 B2 JPS6317171 B2 JP S6317171B2
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- JP
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- mechanical loss
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- 238000012360 testing method Methods 0.000 claims description 19
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 15
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 claims description 11
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 238000009530 blood pressure measurement Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01M—TESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01M17/00—Testing of vehicles
- G01M17/007—Wheeled or endless-tracked vehicles
- G01M17/0072—Wheeled or endless-tracked vehicles the wheels of the vehicle co-operating with rotatable rolls
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Testing Of Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
＜産業上の利用分野＞
本発明は、シヤーシダイナモメータにおける走
行抵抗制御装置に関し、特に走行抵抗の自動設定
回路に関する。
行抵抗制御装置に関し、特に走行抵抗の自動設定
回路に関する。
＜従来の技術＞
シヤーシダイナモメータは、道路の代わりにロ
ーラを仮想道路として自動車によるローラの駆動
によつて自動車の走行性能試験を可能にする。こ
の場合、ローラ軸には実際の道路上を走行するも
のと同じ負荷（走行抵抗）を与え、実走行にでき
るだけ近似した状態を再現できることが望まれ
る。
ーラを仮想道路として自動車によるローラの駆動
によつて自動車の走行性能試験を可能にする。こ
の場合、ローラ軸には実際の道路上を走行するも
のと同じ負荷（走行抵抗）を与え、実走行にでき
るだけ近似した状態を再現できることが望まれ
る。
第１図は従来の走行抵抗制御装置を示す。供試
自動車１の駆動輪が乗せられるローラ２を動力伝
達部とし、該ローラ２には自動車の等価慣性力を
得るためのフライホイール３、動力吸収装置とし
ての回転機４、動力吸収トルク検出のためのトル
クメータ５、速度検出のための速度検出器６が結
合される。走行抵抗設定器７は速度検出器６の検
出速度に対応づけた走行抵抗値を制御部８の設定
トルクとして出力し、制御部８はトルクメータ５
の出力をフイードバツク量として回転機４の制動
トルク制御をなす。このとき、スイツチ９，１０
は接点ｂ側に切換えられる。この走行抵抗制御に
おいて、自動車１から回転機４までの伝動系にお
ける機械損を補償するために、走行抵抗設定器７
の設定値から機械損設定値を減算もしくはトルク
メータ５の出力に機械損設定値を加算する。機械
損設定値は設定器１１により速度に対応づけて与
えられる。
自動車１の駆動輪が乗せられるローラ２を動力伝
達部とし、該ローラ２には自動車の等価慣性力を
得るためのフライホイール３、動力吸収装置とし
ての回転機４、動力吸収トルク検出のためのトル
クメータ５、速度検出のための速度検出器６が結
合される。走行抵抗設定器７は速度検出器６の検
出速度に対応づけた走行抵抗値を制御部８の設定
トルクとして出力し、制御部８はトルクメータ５
の出力をフイードバツク量として回転機４の制動
トルク制御をなす。このとき、スイツチ９，１０
は接点ｂ側に切換えられる。この走行抵抗制御に
おいて、自動車１から回転機４までの伝動系にお
ける機械損を補償するために、走行抵抗設定器７
の設定値から機械損設定値を減算もしくはトルク
メータ５の出力に機械損設定値を加算する。機械
損設定値は設定器１１により速度に対応づけて与
えられる。
＜発明が解決しようとする問題点＞
こうした走行抵抗制御装置において、定常状態
の実走行にできるだけ近似した負荷を与えるため
に、設定器７，１１の精度良い設定を必要とする
が、従来の設定方法では精度良い設定が難しく、
しかも設定に多大の時間を要す問題があつた。以
下に従来の設定方法を説明する。
の実走行にできるだけ近似した負荷を与えるため
に、設定器７，１１の精度良い設定を必要とする
が、従来の設定方法では精度良い設定が難しく、
しかも設定に多大の時間を要す問題があつた。以
下に従来の設定方法を説明する。
(1) 渦電流式ダイナモメータのように駆動力を持
たないダイナモメータの機械損設定の場合、第
１図におけるスイツチ９，１０を接点ｂ側に接
続し、走行抵抗設定器７及び機械損設定器１１
の設定値を零にした状態で自動車１による駆動
で回転機４、フライホイール３、ローラ２等を
最高設定速度V0以上まで加速した後、自動車
１の惰行を行わせる。この惰行には制御部８の
設定入力が零にあつてトルクメータ５の出力を
零にした回転機制御にされる。高速から低速
（停止）までの惰行において、第２図に示すよ
うに予め段階的に定める速度V0，V1，V2，…
…VNの区間毎の時間を時間測定部１２にて測
定する。例えば、速度V0からV1まで惰行減速
するに要する時間をT1、V1からV2までに要す
る時間をT2として得る。これら速度区間ΔVに
対応する時間測定から、各速度区間における機
械損FMを下記式に基づいて算出する。
たないダイナモメータの機械損設定の場合、第
１図におけるスイツチ９，１０を接点ｂ側に接
続し、走行抵抗設定器７及び機械損設定器１１
の設定値を零にした状態で自動車１による駆動
で回転機４、フライホイール３、ローラ２等を
最高設定速度V0以上まで加速した後、自動車
１の惰行を行わせる。この惰行には制御部８の
設定入力が零にあつてトルクメータ５の出力を
零にした回転機制御にされる。高速から低速
（停止）までの惰行において、第２図に示すよ
うに予め段階的に定める速度V0，V1，V2，…
…VNの区間毎の時間を時間測定部１２にて測
定する。例えば、速度V0からV1まで惰行減速
するに要する時間をT1、V1からV2までに要す
る時間をT2として得る。これら速度区間ΔVに
対応する時間測定から、各速度区間における機
械損FMを下記式に基づいて算出する。
FM＝IW／ｇ×ΔV／3.6t ……(1)
(1)式において、IWはダイナモメータの機械
系が有する設定等価慣性重量、ｇは重力加速
度、ΔVは各速度区分、ｔは各速度区間ΔVに
おける時間（T1、T2、……）である。この算
出結果を各速度に対応づけて機械損設定器１１
に設定し、速度入力信号に応じた機械損設定値
を得る。
系が有する設定等価慣性重量、ｇは重力加速
度、ΔVは各速度区分、ｔは各速度区間ΔVに
おける時間（T1、T2、……）である。この算
出結果を各速度に対応づけて機械損設定器１１
に設定し、速度入力信号に応じた機械損設定値
を得る。
(2) 直流機式ダイナモメータのように駆動力を持
つダイナモメータの機械損設定の場合、第１図
におけるスイツチ９，１０を接点ａ側に接続
し、速度設定器１３の設定値を段階的に変えて
回転機４による駆動をなし、各速度区間におけ
るトルクメータ５の出力を機械損として検出す
る。この測定値を対応づけて設定器１１に設定
する。
つダイナモメータの機械損設定の場合、第１図
におけるスイツチ９，１０を接点ａ側に接続
し、速度設定器１３の設定値を段階的に変えて
回転機４による駆動をなし、各速度区間におけ
るトルクメータ５の出力を機械損として検出す
る。この測定値を対応づけて設定器１１に設定
する。
(3) 走行抵抗設定には、走行抵抗が二次曲線にな
ることから、第３図に示す設定器回路に構成し
て定数Ａ項設定器１４、一次Ｂ項設定器１５、
二次Ｃ項設定器１６の設定により設定出力FR
を得る。１７は速度信号Ｎを被乗数と乗数入力
とする乗算器、１８1〜１８3は加算抵抗であ
り、設定出力FRは下記式になる。
ることから、第３図に示す設定器回路に構成し
て定数Ａ項設定器１４、一次Ｂ項設定器１５、
二次Ｃ項設定器１６の設定により設定出力FR
を得る。１７は速度信号Ｎを被乗数と乗数入力
とする乗算器、１８1〜１８3は加算抵抗であ
り、設定出力FRは下記式になる。
FR＝Ａ＋BN＋CN2 ……(2)
この設定器のＡ項、Ｂ項、Ｃ項を実走行にお
ける吸入負圧等の基本データから適当に設定
し、自動車１を実走行と同じ各速度毎に運転し
て各吸入負圧測定値と基本データと比較する。
この比較結果、違つていればＡ項、Ｂ項、Ｃ項
のどれが大きいか、或いは小さいかを判断して
設定器１４〜１６のうちの何れか１つを調整し
なおす。Ａ〜Ｃ項のうち１つでも変えると各設
定器１４〜１６の出力は夫々加算回路となつて
いるため全特性であるFRが変わつてしまう。
したがつて再度基本データと比較し、不一致で
あれば再度設定器１４〜１６の１つを調整する
という作業を繰り返し、走行抵抗出力FRを基
本データに近づける。
ける吸入負圧等の基本データから適当に設定
し、自動車１を実走行と同じ各速度毎に運転し
て各吸入負圧測定値と基本データと比較する。
この比較結果、違つていればＡ項、Ｂ項、Ｃ項
のどれが大きいか、或いは小さいかを判断して
設定器１４〜１６のうちの何れか１つを調整し
なおす。Ａ〜Ｃ項のうち１つでも変えると各設
定器１４〜１６の出力は夫々加算回路となつて
いるため全特性であるFRが変わつてしまう。
したがつて再度基本データと比較し、不一致で
あれば再度設定器１４〜１６の１つを調整する
という作業を繰り返し、走行抵抗出力FRを基
本データに近づける。
こうした手順により、機械損設定、走行抵抗設
定をなす従来技術では、実走行にできるだけ近似
した設定値を得ようとすると、特に走行抵抗設定
には試行錯誤による設定のため、設定に長時間を
必要とする問題があるし、精度良い近似も難しい
ものであつた。
定をなす従来技術では、実走行にできるだけ近似
した設定値を得ようとすると、特に走行抵抗設定
には試行錯誤による設定のため、設定に長時間を
必要とする問題があるし、精度良い近似も難しい
ものであつた。
本発明の目的は、機械損設定及び走行抵抗設定
を自動設定できるようにし、短時間に精度良い設
定値を得ることができる走行抵抗制御装置を提供
するにある。
を自動設定できるようにし、短時間に精度良い設
定値を得ることができる走行抵抗制御装置を提供
するにある。
＜問題点を解決するための手段＞
本発明は上記目的を達成するため、動力吸収装
置の吸収トルクを供試自動車の実走行抵抗に合わ
せて走行速度に応じて設定する走行抵抗指令部
と、供試自動車から動力吸収装置までの機械損補
正のための機械損を走行速度に応じて設定する機
械損指令部と、供試自動車の惰行試験における各
速度区間毎の機械損を検出して上記機械損指令部
の設定値を与える機械損演算部と、供試自動車の
路上惰行における各速度区間毎の時間測定データ
から実走行抵抗を演算する設定演算部と、ダイナ
モメータによる供試自動車の惰行試験における各
速度区間毎の時間測定により走行抵抗を演算し上
記設定演算部の演算結果との一致を判定する自動
判別部と、この自動判別部に一致判定が得られな
いときに走行抵抗を補正して上記走行抵抗指令部
の新たな設定値を与える補正演算部とを備えたも
のである。
置の吸収トルクを供試自動車の実走行抵抗に合わ
せて走行速度に応じて設定する走行抵抗指令部
と、供試自動車から動力吸収装置までの機械損補
正のための機械損を走行速度に応じて設定する機
械損指令部と、供試自動車の惰行試験における各
速度区間毎の機械損を検出して上記機械損指令部
の設定値を与える機械損演算部と、供試自動車の
路上惰行における各速度区間毎の時間測定データ
から実走行抵抗を演算する設定演算部と、ダイナ
モメータによる供試自動車の惰行試験における各
速度区間毎の時間測定により走行抵抗を演算し上
記設定演算部の演算結果との一致を判定する自動
判別部と、この自動判別部に一致判定が得られな
いときに走行抵抗を補正して上記走行抵抗指令部
の新たな設定値を与える補正演算部とを備えたも
のである。
＜作用＞
こうした構成により、機械損は供試自動車の惰
行での各速度区間毎の機械損を演算部によつて求
め、この結果を指令部に設定することでその自動
設定を行う。また、走行抵抗は、路上惰行での時
間データから実走行抵抗を演算し、このデータと
ダイナモメータによる惰行試験から求める走行抵
抗の一致判定が得られるまで走行抵抗の補正を繰
り返して走行抵抗の自動設定を行う。
行での各速度区間毎の機械損を演算部によつて求
め、この結果を指令部に設定することでその自動
設定を行う。また、走行抵抗は、路上惰行での時
間データから実走行抵抗を演算し、このデータと
ダイナモメータによる惰行試験から求める走行抵
抗の一致判定が得られるまで走行抵抗の補正を繰
り返して走行抵抗の自動設定を行う。
＜実施例＞
第４図は本発明の一実施例を示す制御回路図で
ある。なお、第１図と同じものあるいは同じ機能
を有するものは同一符号で示す。走行抵抗指令部
２０は第１図の走行抵抗設定器７と同様に速度に
応じた走行抵抗設定値を与えるが、その設定出力
を自動補正できるよう構成される。機械損検出部
２２は、時間測定部１２による各速度区間毎の時
間測定値から前記(1)式による演算で機械損を演
算、又は速度区間信号とトルクメータ５のトルク
検出値から各速度区間での機械損を検出し、検出
した速度区間毎の機械損は機械損指令部２１の設
定値として該指令部２１に記憶させる。
ある。なお、第１図と同じものあるいは同じ機能
を有するものは同一符号で示す。走行抵抗指令部
２０は第１図の走行抵抗設定器７と同様に速度に
応じた走行抵抗設定値を与えるが、その設定出力
を自動補正できるよう構成される。機械損検出部
２２は、時間測定部１２による各速度区間毎の時
間測定値から前記(1)式による演算で機械損を演
算、又は速度区間信号とトルクメータ５のトルク
検出値から各速度区間での機械損を検出し、検出
した速度区間毎の機械損は機械損指令部２１の設
定値として該指令部２１に記憶させる。
時間測定値からの機械損算出は、前記の駆動力
を持たないダイナモメータに適用されるものであ
り、スイツチ９，１０を接点ｂ側に接続し、走行
抵抗指令部２０の出力を零にした状態で機械系を
最高速度V0以上に加算したのち惰行させ、高速
から低速までの惰行での各速度区間毎の時間デー
タを時間測定部１２から与えられる機械損検出部
２２が前記(1)式の演算処理を行つて機械損算出及
び該算出結果を機械損指令部２１に自動設定す
る。この算出のためにはスイツチ２３を接点ａ側
に接続する。
を持たないダイナモメータに適用されるものであ
り、スイツチ９，１０を接点ｂ側に接続し、走行
抵抗指令部２０の出力を零にした状態で機械系を
最高速度V0以上に加算したのち惰行させ、高速
から低速までの惰行での各速度区間毎の時間デー
タを時間測定部１２から与えられる機械損検出部
２２が前記(1)式の演算処理を行つて機械損算出及
び該算出結果を機械損指令部２１に自動設定す
る。この算出のためにはスイツチ２３を接点ａ側
に接続する。
トルクメータ５の検出値からの機械損測定は、
前記の駆動力を持つダイナモメータに適用される
ものであり、スイツチ９，１０を接点ａ側に接続
し、速度設定器１３の設定値を段階的に変えて回
転機４による駆動をなし、各速度区間におけるト
ルクメータ５の出力を機械損として測定する。こ
の測定において、速度区間に対応づけたトルクメ
ータ５の出力読取りのために、時間測定部１２の
時間測定のための速度判定信号又は時間測定出力
信号をトルクメータ出力読取りのタイミング信号
にする。
前記の駆動力を持つダイナモメータに適用される
ものであり、スイツチ９，１０を接点ａ側に接続
し、速度設定器１３の設定値を段階的に変えて回
転機４による駆動をなし、各速度区間におけるト
ルクメータ５の出力を機械損として測定する。こ
の測定において、速度区間に対応づけたトルクメ
ータ５の出力読取りのために、時間測定部１２の
時間測定のための速度判定信号又は時間測定出力
信号をトルクメータ出力読取りのタイミング信号
にする。
走行抵抗指令部２０の自動設定には、基本デー
タ２４、設定入力部２５、設定演算部２６、自動
判別部２７及び補正演算部２８を用意する。基本
データ２４は実際の道路において供試自動車を惰
行させたとき、第２図と同様にその各速度区間と
その時間測定値であり、この基本データ２４は設
定入力部２５に記憶される。設定入力部２５の基
本データは設定演算部２６による走行抵抗演算用
データとして順次与えられ、該演算部２６は速度
区間（V0−V1、V1−V2、……）とその時間
（T1、T2……）から下記(3)式により各速度区間毎
の実走行抵抗FRRを算出する。
タ２４、設定入力部２５、設定演算部２６、自動
判別部２７及び補正演算部２８を用意する。基本
データ２４は実際の道路において供試自動車を惰
行させたとき、第２図と同様にその各速度区間と
その時間測定値であり、この基本データ２４は設
定入力部２５に記憶される。設定入力部２５の基
本データは設定演算部２６による走行抵抗演算用
データとして順次与えられ、該演算部２６は速度
区間（V0−V1、V1−V2、……）とその時間
（T1、T2……）から下記(3)式により各速度区間毎
の実走行抵抗FRRを算出する。
FRR＝Ｗ／ｇ×Vk−Vk+1／3.6t ……(3)
自動判別部２７は、設定演算部２６から演算結
果として出力される実走行抵抗FRRと、該FRRによ
る１回目の惰行により時間測定部１２から得る時
間測定値と速度区分データから(3)式と同じに演算
した走行抵抗FRCとを比較し、両者の走行抵抗FRR
が一致したか否かを判定する。この判定結果と走
行抵抗FRR，FRCの算出に使用された実走行での惰
行時間tRと時間測定部１２で検出された惰行時間
tCとは補正演算部２８に与えられる。補正演算部
２８は走行抵抗FRRとFRCの一致信号が与えられる
ときは該走行抵抗FRCを走行抵抗指令部２０の最
終設定値として与えて該指令部２０に信号FRCを
記憶させる。走行抵抗FRRとFRCの不一致の場合、
補正演算部２８は自動判定に供した設定走行抵抗
FRCを路上データの惰行時間tRとFRCによる惰行時
間tCを使用して下記式による補正演算する。K1〜
K3は定数。
果として出力される実走行抵抗FRRと、該FRRによ
る１回目の惰行により時間測定部１２から得る時
間測定値と速度区分データから(3)式と同じに演算
した走行抵抗FRCとを比較し、両者の走行抵抗FRR
が一致したか否かを判定する。この判定結果と走
行抵抗FRR，FRCの算出に使用された実走行での惰
行時間tRと時間測定部１２で検出された惰行時間
tCとは補正演算部２８に与えられる。補正演算部
２８は走行抵抗FRRとFRCの一致信号が与えられる
ときは該走行抵抗FRCを走行抵抗指令部２０の最
終設定値として与えて該指令部２０に信号FRCを
記憶させる。走行抵抗FRRとFRCの不一致の場合、
補正演算部２８は自動判定に供した設定走行抵抗
FRCを路上データの惰行時間tRとFRCによる惰行時
間tCを使用して下記式による補正演算する。K1〜
K3は定数。
FRC′＝FRC×K2tC＋K3tR／K1tR ……(4)
この補正した走行抵抗FRC′は走行抵抗指令部２
０の新たな設定値として再度の惰行による時間測
定をなし、再び自動判別部２７による判別及び補
正演算部による補正を繰り返し、最終的には走行
抵抗指令部２０に正確な実走行抵抗設定値を得
る。
０の新たな設定値として再度の惰行による時間測
定をなし、再び自動判別部２７による判別及び補
正演算部による補正を繰り返し、最終的には走行
抵抗指令部２０に正確な実走行抵抗設定値を得
る。
＜発明の効果＞
以上のとおり、本発明によれば、路上での実走
行データを使用した自動補正による走行抵抗設定
さらに機械損を自動設定でき、短時間に容易に精
度良く設定して走行性能試験を容易にする。
行データを使用した自動補正による走行抵抗設定
さらに機械損を自動設定でき、短時間に容易に精
度良く設定して走行性能試験を容易にする。
第１図は従来の走行抵抗制御装置を示す回路
図、第２図は惰行時間測定方法を示す図、第３図
は走行抵抗設定器の概念図、第４図は本発明の一
実施例を示す回路図である。 ２……ローラ、３……フライホイール、４……
回転機、５……トルクメータ、６……速度検出
器、８……制御部、１２……時間測定部、１３…
…速度設定器、２０……走行抵抗指令部、２１…
…機械損指令部、２２……機械損演算部、２４…
…基本データ、２５……設定入力部、２６……設
定演算部、２７……自動判別部、２８……補正演
算部。
図、第２図は惰行時間測定方法を示す図、第３図
は走行抵抗設定器の概念図、第４図は本発明の一
実施例を示す回路図である。 ２……ローラ、３……フライホイール、４……
回転機、５……トルクメータ、６……速度検出
器、８……制御部、１２……時間測定部、１３…
…速度設定器、２０……走行抵抗指令部、２１…
…機械損指令部、２２……機械損演算部、２４…
…基本データ、２５……設定入力部、２６……設
定演算部、２７……自動判別部、２８……補正演
算部。
Claims (1)
- １ 動力吸収装置の吸収トルクを供試自動車の実
走行抵抗に合わせて走行速度に応じて設定する走
行抵抗指令部と、供試自動車から動力吸収装置ま
での機械損補正のための機械損を走行速度に応じ
て設定する機械損指令部と、供試自動車の惰行試
験における各速度区間毎の機械損を検出して上記
機械損指令部の設定値を与える機械損演算部と、
供試自動車の路上惰行における各速度区間毎の時
間測定データから実走行抵抗を演算する設定演算
部と、ダイナモメータによる供試自動車の惰行試
験における各速度区間毎の時間測定により走行抵
抗を演算し上記設定演算部の演算結果との一致を
判定する自動判別部と、この自動判別部に一致判
定が得られないときに走行抵抗を補正して上記走
行抵抗指令部の新たな設定値を与える補正演算部
とを備え、上記自動判別部に一致判定が得られる
まで自動判定と補正を繰り返すことで実走行抵抗
に一致した走行抵抗設定値を得ることを特徴とす
るシヤーシダイナモメータの走行抵抗制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56029577A JPS57144439A (en) | 1981-03-02 | 1981-03-02 | Controller for traveling resistance of chassis dynamometer |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56029577A JPS57144439A (en) | 1981-03-02 | 1981-03-02 | Controller for traveling resistance of chassis dynamometer |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57144439A JPS57144439A (en) | 1982-09-07 |
| JPS6317171B2 true JPS6317171B2 (ja) | 1988-04-12 |
Family
ID=12279951
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56029577A Granted JPS57144439A (en) | 1981-03-02 | 1981-03-02 | Controller for traveling resistance of chassis dynamometer |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57144439A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02147416U (ja) * | 1989-05-18 | 1990-12-14 |
-
1981
- 1981-03-02 JP JP56029577A patent/JPS57144439A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02147416U (ja) * | 1989-05-18 | 1990-12-14 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57144439A (en) | 1982-09-07 |
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