JPH09178619A - 走行抵抗測定方法及び装置 - Google Patents
走行抵抗測定方法及び装置Info
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- JPH09178619A JPH09178619A JP7337562A JP33756295A JPH09178619A JP H09178619 A JPH09178619 A JP H09178619A JP 7337562 A JP7337562 A JP 7337562A JP 33756295 A JP33756295 A JP 33756295A JP H09178619 A JPH09178619 A JP H09178619A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動車の走行抵抗測定に、ダイナモ速度制御
にて自動車の実走行惰行曲線に沿い運転することによ
り、短時間で走行抵抗を求める。 【解決手段】 被測定車１をローラー２Ｒに載せ、ロー
ラー２Ｒとダイナモメーター３Ｒを設定車速まで加速し
た後、ダイナモメーター速度制御にて実走行惰行曲線に
沿い運転し、各速度における負荷吸収トルクをトルク計
測部４で計測し保持する。また、各速度毎の減速度とダ
イナモメーター３Ｒ、ローラー２Ｒの慣性量から、慣性
加減速トルク計算部５にて慣性加減速トルクを求め、ト
ルク計測部４に保持している各速度毎の負荷吸収トルク
から引くことにより、走行抵抗計測部６にて各速度毎の
走行抵抗値を求め、各速度毎の走行抵抗値を直線補間
し、全速度領域の走行抵抗値を求める。
にて自動車の実走行惰行曲線に沿い運転することによ
り、短時間で走行抵抗を求める。 【解決手段】 被測定車１をローラー２Ｒに載せ、ロー
ラー２Ｒとダイナモメーター３Ｒを設定車速まで加速し
た後、ダイナモメーター速度制御にて実走行惰行曲線に
沿い運転し、各速度における負荷吸収トルクをトルク計
測部４で計測し保持する。また、各速度毎の減速度とダ
イナモメーター３Ｒ、ローラー２Ｒの慣性量から、慣性
加減速トルク計算部５にて慣性加減速トルクを求め、ト
ルク計測部４に保持している各速度毎の負荷吸収トルク
から引くことにより、走行抵抗計測部６にて各速度毎の
走行抵抗値を求め、各速度毎の走行抵抗値を直線補間
し、全速度領域の走行抵抗値を求める。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車の走行テ
ストの模擬を行うシャーシダイナモメーターを利用した
走行抵抗測定方法及び装置に関するものである。
ストの模擬を行うシャーシダイナモメーターを利用した
走行抵抗測定方法及び装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の走行抵抗測定装置としては、例え
ば実開平６−３７７４２号公報に示されたものがある。
図６は上記従来の走行抵抗測定装置を示すもので、図に
おいて、１は測定対象となる自動車（以下被測定車と呼
ぶ）、２Ｒはローラー、３Ｒはダイナモメーター、４Ｒ
はフライホイール、８は制御装置、９は惰行時間計測
部、１０は走行抵抗計測部である。
ば実開平６−３７７４２号公報に示されたものがある。
図６は上記従来の走行抵抗測定装置を示すもので、図に
おいて、１は測定対象となる自動車（以下被測定車と呼
ぶ）、２Ｒはローラー、３Ｒはダイナモメーター、４Ｒ
はフライホイール、８は制御装置、９は惰行時間計測
部、１０は走行抵抗計測部である。
【０００３】次に動作について説明する。被測定車１の
駆動車輪をローラー２Ｒ上に載せて駆動することによ
り、ローラー２Ｒとダイナモメーター３Ｒが駆動され
る。この状態で、ダイナモメーター３Ｒを制御装置８に
よって速度制御し、設定車速まで加速し、トルク制御へ
切り換えて惰行させ、切り換え時点からの経過時間の測
定を惰行時間計測部９で行う。走行抵抗計測部１０が測
定値から各車速毎の平均惰行時間ｔを計算し、各車速毎
の走行抵抗を下記の式により求める。 Ｆ＝（Ｗ＋Ｗ１）／３．３５ｔ ・・・（１） Ｆ ：各指定速度における走行抵抗 Ｗ ：測定車の重量 Ｗ１：測定車の回転部分の相当重量 （１）式より求めた各車速毎の走行抵抗値から、全速度
領域の走行抵抗値を最小２乗法により求める。
駆動車輪をローラー２Ｒ上に載せて駆動することによ
り、ローラー２Ｒとダイナモメーター３Ｒが駆動され
る。この状態で、ダイナモメーター３Ｒを制御装置８に
よって速度制御し、設定車速まで加速し、トルク制御へ
切り換えて惰行させ、切り換え時点からの経過時間の測
定を惰行時間計測部９で行う。走行抵抗計測部１０が測
定値から各車速毎の平均惰行時間ｔを計算し、各車速毎
の走行抵抗を下記の式により求める。 Ｆ＝（Ｗ＋Ｗ１）／３．３５ｔ ・・・（１） Ｆ ：各指定速度における走行抵抗 Ｗ ：測定車の重量 Ｗ１：測定車の回転部分の相当重量 （１）式より求めた各車速毎の走行抵抗値から、全速度
領域の走行抵抗値を最小２乗法により求める。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の走行抵抗測定装
置は、シャーシダイナモメーターと被測定車の走行抵抗
値の測定を、ダイナモメーター速度制御で設定速度まで
加速し、トルク制御に切り換え、トルク零制御にて惰行
させて求める方式を用いており、安定した実車相当の走
行抵抗値を得るためには、何度か修正運転が必要である
という問題点があった。
置は、シャーシダイナモメーターと被測定車の走行抵抗
値の測定を、ダイナモメーター速度制御で設定速度まで
加速し、トルク制御に切り換え、トルク零制御にて惰行
させて求める方式を用いており、安定した実車相当の走
行抵抗値を得るためには、何度か修正運転が必要である
という問題点があった。
【０００５】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、シャーシダイナモメーターと被
測定車の走行抵抗値測定を上記方法で行わず、実車走行
抵抗曲線をダイナモメーター速度制御で模擬することよ
り、トルク検出器からシャーシダイナモメーターと被測
定車の機械損失を含んだトルクを求め、被測定車をロー
ラー上に載せたシャーシダイナモメーターの走行抵抗曲
線の誤差修正をすることなく実車走行抵抗曲線と一致さ
せることを目的としたものである。
ためになされたもので、シャーシダイナモメーターと被
測定車の走行抵抗値測定を上記方法で行わず、実車走行
抵抗曲線をダイナモメーター速度制御で模擬することよ
り、トルク検出器からシャーシダイナモメーターと被測
定車の機械損失を含んだトルクを求め、被測定車をロー
ラー上に載せたシャーシダイナモメーターの走行抵抗曲
線の誤差修正をすることなく実車走行抵抗曲線と一致さ
せることを目的としたものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明に係る走行抵抗
測定方法は、走行抵抗を測定すべき被測定車の駆動車輪
をローラーに載せ、このローラーをダイナモメーターに
よって設定車速まで加速した後、自動車の実走行惰行曲
線に沿って速度制御して運転中の吸収負荷トルクのデー
タを計測し、その計測値とダイナモメーターの速度検出
出力との関係を示すデータを保持し、一方、自動車の実
走行惰行曲線の車速から換算した各速度区分別の慣性加
減速トルクを計算し、上記保持された吸収負荷トルクと
車速の関係を示すデータの各速度区分別吸収負荷トルク
から上記慣性加減速トルクを差し引き、このデータを走
行抵抗値とするものである。
測定方法は、走行抵抗を測定すべき被測定車の駆動車輪
をローラーに載せ、このローラーをダイナモメーターに
よって設定車速まで加速した後、自動車の実走行惰行曲
線に沿って速度制御して運転中の吸収負荷トルクのデー
タを計測し、その計測値とダイナモメーターの速度検出
出力との関係を示すデータを保持し、一方、自動車の実
走行惰行曲線の車速から換算した各速度区分別の慣性加
減速トルクを計算し、上記保持された吸収負荷トルクと
車速の関係を示すデータの各速度区分別吸収負荷トルク
から上記慣性加減速トルクを差し引き、このデータを走
行抵抗値とするものである。
【０００７】また、走行抵抗を測定すべき被測定車の駆
動車輪をローラーに載せ、このローラーをダイナモメー
ターによって設定車速まで加速した後、自動車の実走行
惰行曲線に沿って速度制御し、各速度毎にダイナモメー
ターを速度一定に保ち慣性加減速トルクに関係のない吸
収負荷トルクを計測して保持し、この保持した各速度毎
の吸収負荷トルクから走行抵抗値を求めるものである。
動車輪をローラーに載せ、このローラーをダイナモメー
ターによって設定車速まで加速した後、自動車の実走行
惰行曲線に沿って速度制御し、各速度毎にダイナモメー
ターを速度一定に保ち慣性加減速トルクに関係のない吸
収負荷トルクを計測して保持し、この保持した各速度毎
の吸収負荷トルクから走行抵抗値を求めるものである。
【０００８】また、この発明に係る走行抵抗測定装置
は、走行抵抗を測定すべき被測定車の駆動車輪を載せる
ローラー、このローラーの速度を自動車の実走行惰行曲
線に沿って制御するダイナモメーター、このダイナモメ
ーターからの各車速における負荷吸収トルクを計測し保
持するトルク計測部、上記ダイナモメーターから得られ
る自動車の実走行惰行曲線に沿った車速から換算した各
速度区分別の慣性加減速トルクを計算する慣性加減速ト
ルク計算部、及びこの慣性加減速トルク計算部の出力で
ある慣性加減速トルクと上記トルク計測部の出力である
負荷吸収トルクとから走行抵抗値を計算する走行抵抗計
測部を備えたものである。
は、走行抵抗を測定すべき被測定車の駆動車輪を載せる
ローラー、このローラーの速度を自動車の実走行惰行曲
線に沿って制御するダイナモメーター、このダイナモメ
ーターからの各車速における負荷吸収トルクを計測し保
持するトルク計測部、上記ダイナモメーターから得られ
る自動車の実走行惰行曲線に沿った車速から換算した各
速度区分別の慣性加減速トルクを計算する慣性加減速ト
ルク計算部、及びこの慣性加減速トルク計算部の出力で
ある慣性加減速トルクと上記トルク計測部の出力である
負荷吸収トルクとから走行抵抗値を計算する走行抵抗計
測部を備えたものである。
【０００９】また、被測定車の駆動車輪を載せるローラ
ー、このローラーの速度を自動車の実走行惰行曲線に沿
って制御するダイナモメーター、このダイナモメーター
からの各車速における慣性加減速トルクに関係のない負
荷吸収トルクを計測し、各速度毎に保持するトルク計測
部、及びこのトルク計測部の出力である負荷吸収トルク
から走行抵抗値を求める走行抵抗計測部を備えたもので
ある。
ー、このローラーの速度を自動車の実走行惰行曲線に沿
って制御するダイナモメーター、このダイナモメーター
からの各車速における慣性加減速トルクに関係のない負
荷吸収トルクを計測し、各速度毎に保持するトルク計測
部、及びこのトルク計測部の出力である負荷吸収トルク
から走行抵抗値を求める走行抵抗計測部を備えたもので
ある。
【００１０】また、４輪駆動の被測定車に対して、４輪
全てに対応するローラーとダイナモメーターが設けら
れ、トルク計測部が４輪全ての吸収負荷トルクを計測す
ることにより４輪駆動車の走行抵抗測定を可能にしたも
のである。
全てに対応するローラーとダイナモメーターが設けら
れ、トルク計測部が４輪全ての吸収負荷トルクを計測す
ることにより４輪駆動車の走行抵抗測定を可能にしたも
のである。
【００１１】
実施の形態１．図１はこの発明の実施の形態１を示す走
行抵抗測定装置のブロック図で、図において、１は被測
定車、２Ｒは被測定車の駆動車輪を載せるローラー、３
Ｒは負荷トルクを吸収するためのダイナモメーター、４
はトルク計測部、５は慣性加減速トルク計算部、６はト
ルク計測部４と慣性加減速トルク計算部５の出力から各
速度毎の走行抵抗を計算する走行抵抗計測部、７はダイ
ナモ制御部である。
行抵抗測定装置のブロック図で、図において、１は被測
定車、２Ｒは被測定車の駆動車輪を載せるローラー、３
Ｒは負荷トルクを吸収するためのダイナモメーター、４
はトルク計測部、５は慣性加減速トルク計算部、６はト
ルク計測部４と慣性加減速トルク計算部５の出力から各
速度毎の走行抵抗を計算する走行抵抗計測部、７はダイ
ナモ制御部である。
【００１２】次に動作を説明する。被測定車１の駆動車
輪をローラー２Ｒ上に載せて駆動することにより、ロー
ラー２Ｒとダイナモメーター３Ｒが駆動される。ダイナ
モメーター３Ｒは走行抵抗を模擬するための負荷吸収ト
ルクを発生する。ダイナモ制御部７の制御により、ダイ
ナモメーター３Ｒの速度を、実走行惰行曲線（図４）の
設定速度Ｖ６まで上昇させ、実走行惰行曲線に示す被測
定車の実走行惰行曲線に沿い減速させる。減速時にダイ
ナモメーター３Ｒから計測されるトルクと車速を実走行
惰行曲線の各速度Ｖ５、Ｖ４、・・・Ｖ１毎にトルク計
測部４に取り込み、負荷吸収トルクを各速度Ｖ５、Ｖ
４、・・・Ｖ１毎に保持する。また、慣性加減速トルク
計算部５にて、トルク計測部４と同じ各速度Ｖ５、Ｖ
４、・・・Ｖ１毎に自動車の路上実走行惰行曲線より計
算した加減速度とローラー２Ｒ、ダイナモメーター３Ｒ
の慣性量から、慣性加減速トルクを計算する。走行抵抗
計測部６は、トルク計測部４の保持している各速度Ｖ
５、Ｖ４、・・・Ｖ１毎の負荷吸収トルクから慣性加減
速トルク計算部５の保持している各速度Ｖ５、Ｖ４、・
・・Ｖ１毎の慣性加減速トルクを差し引いた値を各速度
Ｖ５、Ｖ４・・・Ｖ１毎の走行抵抗値とする。各速度毎
の走行抵抗値を走行抵抗曲線（図５）のＶ５、Ｖ４、・
・・Ｖ１にプロットし、直線補完することにより全速度
領域における走行抵抗値を求めることができる。
輪をローラー２Ｒ上に載せて駆動することにより、ロー
ラー２Ｒとダイナモメーター３Ｒが駆動される。ダイナ
モメーター３Ｒは走行抵抗を模擬するための負荷吸収ト
ルクを発生する。ダイナモ制御部７の制御により、ダイ
ナモメーター３Ｒの速度を、実走行惰行曲線（図４）の
設定速度Ｖ６まで上昇させ、実走行惰行曲線に示す被測
定車の実走行惰行曲線に沿い減速させる。減速時にダイ
ナモメーター３Ｒから計測されるトルクと車速を実走行
惰行曲線の各速度Ｖ５、Ｖ４、・・・Ｖ１毎にトルク計
測部４に取り込み、負荷吸収トルクを各速度Ｖ５、Ｖ
４、・・・Ｖ１毎に保持する。また、慣性加減速トルク
計算部５にて、トルク計測部４と同じ各速度Ｖ５、Ｖ
４、・・・Ｖ１毎に自動車の路上実走行惰行曲線より計
算した加減速度とローラー２Ｒ、ダイナモメーター３Ｒ
の慣性量から、慣性加減速トルクを計算する。走行抵抗
計測部６は、トルク計測部４の保持している各速度Ｖ
５、Ｖ４、・・・Ｖ１毎の負荷吸収トルクから慣性加減
速トルク計算部５の保持している各速度Ｖ５、Ｖ４、・
・・Ｖ１毎の慣性加減速トルクを差し引いた値を各速度
Ｖ５、Ｖ４・・・Ｖ１毎の走行抵抗値とする。各速度毎
の走行抵抗値を走行抵抗曲線（図５）のＶ５、Ｖ４、・
・・Ｖ１にプロットし、直線補完することにより全速度
領域における走行抵抗値を求めることができる。
【００１３】このように、実走行惰行曲線を、ローラー
及びダイナモメーターの速度制御で模擬することによ
り、１回の計測で走行抵抗を求めることができる。
及びダイナモメーターの速度制御で模擬することによ
り、１回の計測で走行抵抗を求めることができる。
【００１４】実施の形態２．上記実施の形態１では、被
測定車がＦＲ自動車の場合の路面模擬をローラー２Ｒに
より行い、ダイナモメーター３Ｒにて負荷吸収トルクを
発生させる場合を述べたが、図２に示すように、ローラ
ー２Ｆを設け、路面模擬をローラー２Ｒとローラー２Ｆ
にて行い、ダイナモメーター３Ｆを設け、負荷吸収トル
クをダイナモメーター３Ｒとダイナモメーター３Ｆにて
行い、トルク計測部４が４輪全ての吸収負荷トルクを計
測するようにすることにより、被測定車が４ＷＤ車の場
合も同様に走行抵抗値の測定を行うことができる。
測定車がＦＲ自動車の場合の路面模擬をローラー２Ｒに
より行い、ダイナモメーター３Ｒにて負荷吸収トルクを
発生させる場合を述べたが、図２に示すように、ローラ
ー２Ｆを設け、路面模擬をローラー２Ｒとローラー２Ｆ
にて行い、ダイナモメーター３Ｆを設け、負荷吸収トル
クをダイナモメーター３Ｒとダイナモメーター３Ｆにて
行い、トルク計測部４が４輪全ての吸収負荷トルクを計
測するようにすることにより、被測定車が４ＷＤ車の場
合も同様に走行抵抗値の測定を行うことができる。
【００１５】実施の形態３．上記実施の形態１では、ダ
イナモ制御部７により、ダイナモメーター３Ｒを速度制
御にて自動車の実走行惰行曲線に合わせて減速させるた
め、慣性加減速トルクを計算する慣性加減速トルク計算
部５を設ける場合について述べたが、図３に示すよう
に、慣性加減速トルク計算部５を省略し、ダイナモ制御
部７からダイナモメーター３Ｒを速度制御して、各速度
Ｖ５、Ｖ４、・・・Ｖ１毎にダイナモメーター３Ｒを速
度一定に保ち、慣性加減速トルクに関係ない負荷吸収ト
ルクを計測し、これを走行抵抗計測部６に各速度Ｖ５、
Ｖ４、・・・Ｖ１毎に保持する。この保持した値から走
行抵抗計測部６にて各速度毎の走行抵抗値を走行抵抗曲
線（図５）のＶ５、Ｖ４、・・・Ｖ１にプロットし、直
線補完することにより全速度領域における走行抵抗値を
求めるようにしてもよい。
イナモ制御部７により、ダイナモメーター３Ｒを速度制
御にて自動車の実走行惰行曲線に合わせて減速させるた
め、慣性加減速トルクを計算する慣性加減速トルク計算
部５を設ける場合について述べたが、図３に示すよう
に、慣性加減速トルク計算部５を省略し、ダイナモ制御
部７からダイナモメーター３Ｒを速度制御して、各速度
Ｖ５、Ｖ４、・・・Ｖ１毎にダイナモメーター３Ｒを速
度一定に保ち、慣性加減速トルクに関係ない負荷吸収ト
ルクを計測し、これを走行抵抗計測部６に各速度Ｖ５、
Ｖ４、・・・Ｖ１毎に保持する。この保持した値から走
行抵抗計測部６にて各速度毎の走行抵抗値を走行抵抗曲
線（図５）のＶ５、Ｖ４、・・・Ｖ１にプロットし、直
線補完することにより全速度領域における走行抵抗値を
求めるようにしてもよい。
【図１】 この発明の実施の形態１に係る走行抵抗測定
装置を示すブロック図である。
装置を示すブロック図である。
【図２】 この発明の実施の形態２に係る走行抵抗測定
装置を示すブロック図である。
装置を示すブロック図である。
【図３】 この発明の実施の形態３に係る走行抵抗測定
装置を示すブロック図である。
装置を示すブロック図である。
【図４】 実走行惰行曲線を示す図である。
【図５】 走行抵抗曲線を示す図である。
【図６】 従来の走行抵抗測定装置を示すブロック図で
ある。
ある。
１ 被測定車、２Ｒ、２Ｆ ローラー、３Ｒ、３Ｆ ダ
イナモメーター、４ トルク計測部、５ 慣性加減速ト
ルク計算部、６ 走行抵抗計測部、７ ダイナモ制御
部。
イナモメーター、４ トルク計測部、５ 慣性加減速ト
ルク計算部、６ 走行抵抗計測部、７ ダイナモ制御
部。
Claims (5)
- 【請求項１】 走行抵抗を測定すべき被測定車の駆動車
輪をローラーに載せ、このローラーをダイナモメーター
によって設定車速まで加速した後、自動車の実走行惰行
曲線に沿って速度制御して運転中の吸収負荷トルクのデ
ータを計測し、その計測値とダイナモメーターの速度検
出出力との関係を示すデータを保持し、一方、自動車の
実走行惰行曲線の車速から換算した各速度区分別の慣性
加減速トルクを計算し、上記保持された吸収負荷トルク
と車速の関係を示すデータの各速度区分別吸収負荷トル
クから、上記慣性加減速トルクを差し引き、このデータ
を走行抵抗値とするようにしたことを特徴とする走行抵
抗測定方法。 - 【請求項２】 走行抵抗を測定すべき被測定車の駆動車
輪をローラーに載せ、このローラーをダイナモメーター
によって設定車速まで加速した後、自動車の実走行惰行
曲線に沿って速度制御し、各速度毎にダイナモメーター
を速度一定に保ち慣性加減速トルクに関係のない吸収負
荷トルクを計測して保持し、この保持した各速度毎の吸
収負荷トルクから走行抵抗値を求めるようにしたことを
特徴とする走行抵抗測定方法。 - 【請求項３】 走行抵抗を測定すべき被測定車の駆動車
輪を載せるローラー、このローラーの速度を自動車の実
走行惰行曲線に沿って制御するダイナモメーター、この
ダイナモメーターからの各車速における負荷吸収トルク
を計測し保持するトルク計測部、上記ダイナモメーター
から得られる自動車の実走行惰行曲線に沿った車速から
換算した各速度区分別の慣性加減速トルクを計算する慣
性加減速トルク計算部、及びこの慣性加減速トルク計算
部の出力である慣性加減速トルクと上記トルク計測部の
出力である負荷吸収トルクとから走行抵抗値を計算する
走行抵抗計測部を備えたことを特徴とする走行抵抗測定
装置。 - 【請求項４】 被測定車の駆動車輪を載せるローラー、
このローラーの速度を自動車の実走行惰行曲線に沿って
制御するダイナモメーター、このダイナモメーターから
の各車速における慣性加減速トルクに関係のない負荷吸
収トルクを計測し、各速度毎に保持するトルク計測部、
及びこのトルク計測部の出力である負荷吸収トルクから
走行抵抗値を求める走行抵抗計測部を備えたことを特徴
とする走行抵抗測定装置。 - 【請求項５】 ４輪駆動の被測定車に対して、４輪全て
に対応するローラーとダイナモメーターが設けられ、ト
ルク計測部が４輪全ての吸収負荷トルクを計測するもの
であることを特徴とする請求項３または請求項４記載の
走行抵抗測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33756295A JP3279898B2 (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | 走行抵抗測定方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33756295A JP3279898B2 (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | 走行抵抗測定方法及び装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09178619A true JPH09178619A (ja) | 1997-07-11 |
| JP3279898B2 JP3279898B2 (ja) | 2002-04-30 |
Family
ID=18309818
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33756295A Expired - Fee Related JP3279898B2 (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | 走行抵抗測定方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3279898B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001108580A (ja) * | 1999-10-13 | 2001-04-20 | Horiba Ltd | シャシダイナモメータを用いた路上走行シミュレーション試験方法で用いる路面の勾配データの採取方法およびシャシダイナモメータの制御方法 |
| JP2008082857A (ja) * | 2006-09-27 | 2008-04-10 | Meidensha Corp | シャシーダイナモメータの制御装置 |
| JP2011164013A (ja) * | 2010-02-12 | 2011-08-25 | Ono Sokki Co Ltd | タイヤ試験装置 |
| CN103376211A (zh) * | 2012-04-25 | 2013-10-30 | 广州汽车集团股份有限公司 | 一种车辆滑行时空气阻力系数的测量方法 |
| JP2016080636A (ja) * | 2014-10-21 | 2016-05-16 | 公益財団法人日本自動車輸送技術協会 | シャシダイナモメータにおける車両損失計測装置および車両損失計測方法 |
| CN105628398A (zh) * | 2016-02-15 | 2016-06-01 | 长春孔辉汽车科技股份有限公司 | 多用电动汽车整车试验台 |
| JP2016223926A (ja) * | 2015-06-01 | 2016-12-28 | 公益財団法人鉄道総合技術研究所 | プログラム及び走行抵抗曲線算出装置 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101881698B (zh) * | 2010-05-26 | 2011-08-03 | 吴明 | 便携式制动仪车速、距离和减速度检测方法 |
| JP6488645B2 (ja) * | 2014-10-30 | 2019-03-27 | 横浜ゴム株式会社 | 走行抵抗算出方法、走行抵抗計測方法、及び走行抵抗算出装置 |
-
1995
- 1995-12-25 JP JP33756295A patent/JP3279898B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2001108580A (ja) * | 1999-10-13 | 2001-04-20 | Horiba Ltd | シャシダイナモメータを用いた路上走行シミュレーション試験方法で用いる路面の勾配データの採取方法およびシャシダイナモメータの制御方法 |
| JP2008082857A (ja) * | 2006-09-27 | 2008-04-10 | Meidensha Corp | シャシーダイナモメータの制御装置 |
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