JPS58126100A - しなやかなシ−ト材を加工中保持する装置及び方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、織物、紙、プラスチック、レザー、ゴム等の
ようなしなやかなシート材を裁断する自動制御裁断機に
関する。特に、本発明は、裁断時、シート材を所定位置
にしっかりと保持するために使用される真空床に関する
。

しなやかなシート材を裁断する従来の機械では。

裁断中、シート材を所定位置に、しっかりと保持するた
めに真空が使用されてきた。本発明と同じ譲り受入の米
国特許第３，４９５，４９２号は、そのような機械を開
示している。このシート材は、それを通して真空床へ引
かれる空気量を減らし、シート材を密にするより大きな
おさえつける力を発生するために、空気を通さない覆い
がかけられている。しかしながらこの真空システムは、
裁断時覆い及びシート材を通る漏れより大きく、適当な
おさえつけ力を維持するに十分な容量を持っていなけれ
ばならない。

裁断テーブルに使用される真空システムの容量を最小に
するために、真空床は分割され、裁断刃が作動するこれ
ら真空床の分割区画においてのみ真空を生ずるように弁
が使用された。従来、裁断テーブルの真空床は米国特許
第３，７６５，２８５号、第４，２０５，８３５号に示
されるような剛毛マット又はブロックで構成されている
。剛毛は、支持面に垂直な方向及び支持面に平行な方向
の空気流に対して限られた抵抗を示す。従って、床の一
区画に真空が加えられると、その区画を覆う支持面及び
隣接区画からの空気流が真空システムを通して引かれる
。

隣接区画から床を通して流れる水平方向の空気流に起因
する真空システムの容量を減らすために、消耗して良い
パネル又はセパレータが、米国特許第３，７６５，２８
９号に示されるように各区画間の剛毛の中に挿入された
。このようなパネルは、紙、ゴム、薄いプラスチック等
で作られており、刃が裁断特異なる区画間を通過する毎
に切断されていた。長期に亘る使用で、パネルはこわさ
れて、水平方向の空気流を制限する効果を失ってしまい
。

従って定期的に取り換える必要を生じた。

従って、本発明の目的は、裁断中こわされないパネルに
よって分割された異なる区画でしなやかなシート材を保
持するための真空床を提供することである。特に１本発
明の目的は、殆んどの裁断中床を通る水平方向の空気流
を制限し、刃が床の一区画から他の区画へ移動すると引
っ込められるパネルを有する真空床を提供することであ
る。

本発明は、往復動裁断刃のような工具によって加工され
るしなやかなシート材を保持する方法及び装置である。

裁断刃及びシート材は、予め定められた裁断線に沿って
刃を案内するために、互いに相対的に動けるように取り
付けられる。

この方法を実施する装置は、しなやかなシート材が、加
工作業中拡げられる支持面を形成する空気を通す床を有
する支持手段即ちテーブルから、成っている。刃とシー
ト材が互いに相対的に床の支持面に平行に動けるように
、動くことのできるキャリッジ手段が刃と支持手段に接
続される。このようにし′て、刃は、数値制御又は他の
制御のもとに、プログラムされた裁断線に沿って動くこ
とができる。床を通して真空に引き、シート材の裁断中
、シート材を支持面にしっかりと保持するために、真空
発生手段が空気を通す床と接続される。

この空気を通す床は、真空に引かれ、裁断刃か、床も刃
も傷つげないで、シート材と支持面を貫通できる複数の
剛毛から構成されている。

複数の空気を通さない隔壁が、空気を通す真空床に出た
り入ったりできるように取り付けられる。

この隔壁は、床が区画間の空気流を生ぜずに真空に引か
れる複数の隣接区画に効果的に分割されるように、間隔
をおいて、支持面と垂直に設けられている。隔壁を個別
に動かし、独立して裁断中に床に入れたり出したりする
作動手段が、複数の隔壁と接続される。裁断刃が作動し
ている床の区画へ空気を通す床を通して水平方向に流れ
る空気流が裁断ステーションの両側で防止されるように
隔壁の動きが制御される。裁断刃が区画間を進む時、空
気流を阻止する間の隔壁は、裁断刃との干渉を避けるよ
うに床から引っ込められる。

本発明の推奨実施例では、裁断具が作動している床の区
画のみ真空にされ、こうして、隔壁の挿入及び引っ込み
、異なる区画内の真空システムの作動は裁断刃の動きに
応じて制御される。

隔壁は、床の区画間の空気流を制限するので、裁断が行
われる真空床の限られた部分の要請に応じて、動くこと
のできる隔壁により真空システムの容量を選択すること
ができる。裁断刃がシート材に入るまで床の隣接区画は
活性化しない、すなわち真空にはならない。隔壁及び裁
断刃は、互いに干渉しないので、刃或いは隔壁に傷がつ
かなく、隔壁の定期的な取り換えは必要ない。

第１図は、着物、家具類、及び他の製品に使用されるし
なやかなシート材の裁断或いはシート材に他の加工を施
す自動制御裁断機１０を示している。このシート材は、
制御装置（図示せず）から、制御ケーブル１４を通して
受信した命令に応じて、多くの積み重ねＬで裁断される
。制御装置は、プログラムテープからデータをとり出し
、このデータを、マシーンプログラムに従って、パター
ン片の輪郭によって定められる裁断路Ｐに沿って往復動
裁断刃２０を案内する裁断テーブル１０に加えられる命
令信号に変換する。

裁断機１０は、積み重ねＬでシート材が拡げられている
支持面゛を形成している入シ込める真空床２４を有する
テーブル２２を備えている。この床２４は、裁断路Ｐが
横切った場合、裁断刃２０°が容易に入り込むことがで
きて、どちらも傷つかない開口形泡材或いは、好ましく
は剛毛床から構成されている。この床は、また、前述し
た米国特許第３，４９５，４９２号に詳細に説明されて
いるものと同様の真空システム（第２．３．４図と共に
後述する）を備えている。この真空システムは、しなや
かなシート材をぎっしり詰め、これをテーブルの支持面
２５にしっかりと保持する。

実施例における裁断刃２０は、Ｘキャリッジ２６、Ｘキ
ャリッジ２８によって、テーブル２２の支持面の上方に
つるされたナイフ刃である。Ｘキャリッジは、ケーブル
１４を通して受信した命令信号により付勢されるＸ駆動
モータ３４と係合する一組のラック３０．３２上を、図
示のＸ座標方向前後に移動する。Ｘキャリッジ２８は、
Ｘキャリッジに対してＹ座標方向に動けるようにＸキャ
リッジ２６に覗り付けられて、Ｘ駆動モータ３６と、モ
ータとキャリッジ間に接続された親ねじ３８とに°よっ
て駆動される。Ｘ駆動モータと同様に、Ｘ駆動モータも
ケーブル１４を通して受信さ糺た命令信号によって付勢
される。こうして、キャリッジ２６．２８の統合された
動きが、支持面２５の任意の場合の裁断路Ｐに沿って裁
断刃を移動させる。

裁断刃２０は、テーブル２２上のシート材の積み重ねＬ
に鋭い刃先を切り込ませたり、離したりするＸキャリッ
ジ２８から片持ばり式につるされている。刃２０は、往
復動刃であり、裁断中では積み重ねＬのシート材を貫通
するだけでなく、入り込むことのできる真空床２４にま
で、支持面２５を通して入シ込む。

第２〜第５図の実施例で示すように、入り込める真空床
２４は、穴あき台４２から上方へ突出し、その上端で、
支持面２５を形成している剛毛床４０によって構成され
ている。この台４２は、格子又はスクリーン４４上に取
りつけられて、妨げられない空気流が、台４２、スクリ
ーン４４を通して、テーブル２２の台の複数の真空室４
６の一つへ垂直下方へ流れるようにしている。真空源即
ちポンプ４８は、マニホールド５０．それぞれ各室に配
置された摺動弁５２を通して各真空室４６と接続されて
いる。摺動弁５２は、ばね５４によって常閉位置の方へ
偏倚させられ、作動プランジャ５６とＸキャリッジ２６
からつるされたカム５８によって第３図の分解部分で示
すように開放位置へ動かされる。このカムは、プランジ
ャ５６を押し下げ、ある室４６の摺動弁５２を開いて、
その室、その上の床部分、及びその上のシート材部分を
排気する。真空は、シート材をしっかりと所定位置に保
持し、保持力を高めるために、積み重ねＬは、シート材
と共に裁断されるポリエチレンシートのような、消耗し
て良い空気を通さない覆い５５がかけられている。カム
５８は、刃の直ぐ近傍にある室及びその上の床部分を排
気するこれらのプランジャのみを押し下げることが観察
される。

従って、床のもつと離れた部分は裁断刃がその場所へ移
動するまで作動されない即ち排気されない。

本発明によれば、複数の空気を通さない隔壁すなわちパ
ネル６０が、真空床に並行に離して取り付けられ、さら
に、床を一連の区画に分割し、支持面に平行な各区画間
での空気の流れを妨げるように剛毛の中に挿入される。

パネル６０は、各真空室４６を分ける各様６２に配置さ
れることは。

第４図でもつとも良く解る。各様は、開口即ちスロット
６４を内包し、パネル６０は、剛毛４０内の高い位置と
、スロット６４の低い即ちひっこめられた位置との間を
動くことができる。パネルは、剛毛内の高い位置にある
時、支持面に対して垂直で、床の異なる区画間での水平
方向の空気流を妨げる。パネルが低い位置にあると、往
復動裁断刃２０は、パネルにじゃまされずに、異なる区
画間を通れる。

第５図に示すように、空気を通さない各パネル６０は、
テーブルの一方の側に、パネルと接続された作動プラン
ジャ６６、及びテーブルの反対側に同様のプランジャ６
７を有している。プランジャ６６は、床の支持面２５の
上方へ突出し、Ｘキャリッジ２６の一端につるされた作
動カム６８（第１図及び第２図）と係合するように頂部
にカム従動節６９を有している。同様に、テーブルの反
対側のプランジャ６７は、支持面２５の上方へ突出し、
カム６８と横方向に並んで、Ｘキャリッジ２６の他端か
らつるされた作動カム７０と係合するようにカム従動節
７１を有している。その結果、キャリッジ２６が、裁断
中、裁断テーブルを越えて進むと、作動カムは裁断刃の
近くのプランジャ６６．６７のカム従動節と係合し、パ
ネルを剛毛の高い位置から低い位置へ押し下げる。第５
図の左部分に示されたパネルは、高い位置にあり、右側
部分では、低い位置に押し下げられているが、パネルの
区画という表現は単に説明のためだけであって、裁断機
においては、パネルの両端が、横方向に整列したカムに
よって共に作動させられる。

Ｘキャリッジ２６が裁断刃を、テーブル２２の他方の部
分へ動かしてしまうと、パネルの両端の復帰ばね’１２
．７４は全てのパネルを低い位置から高い位置へ持ち上
げる。持ち上げられた即ち挿入された位置では、パネル
の上縁は、支持面２５と共平面にあって、床の隣接区画
間で、剛毛な通して空気が流れるのを効果的に防ぐ。パ
ネルの低い即ちひっこめられた位置では、パネルの上縁
は、裁断刃の最大侵入深さよりも低く、従って、裁断刃
は、パネルにじゃまされずに、異なる区画間を通ること
ができる。

第１図及び第４図で示すように、カム６８と７０は、同
時にパネル６０の一つだけを押し下げる。しかしながら
、区画がより小さく、パネルが近接している場合には、
カムは一度に一つ以上のパネルを作動させ、区画がより
大きく、パネル間隔が広い場合には、パネルが剛毛から
引っこめられない区画の中央近くに裁断刃が位置し得る
と考えられる。この点について言えば、６引っこめられ
る”という言葉は、パネルが実際に低い位置に押し下げ
られても或いは引っ張られても低いパネル位置であるこ
とを意味し、″挿入される”という言葉は、パネルが高
い位置に持ち上げられても或いは押し上げられても高い
位置であることを意味している。

低い位置のパネルは、剛毛の隣接区間で空気を水平方向
に流すので、摺動弁５２を作動させるカム５８の位置決
めは、パネルを引っこめるカム６８．７０の位置決めと
統合されることが好ましい。特に、パネルが押し下げら
れる前には、パネルの両側の床区画の摺動弁は１区画間
のいかなる漏れも、シート材保持力を弱めないように開
口していることが望ましい。パネルが引っこめられるよ
り前に、弁を開くことは、区画が極端に大きくなければ
、真空源を通る空気流をそれ程増加させない。同様に、
摺動弁は、裁断刃が移動して離れ、パネルが、剛毛内の
高い位置へ復帰した後迄閉じられるべきでない。このよ
うにして、真空は、パネルが押し下げられる以前に、刃
が移動していく床区画において発生され、パネルが押し
上げられた後布、刃がそこから移動して去る区画におい
て維持される。

第６図は、真空床において、押し上げられ、下げられる
空気を通さないパネルを有する自動制御裁断機の他の実
施例を示している。８０で示された機械は、概略的に示
されているが、第１図の機械１０の場合と同様の往復動
裁断刃２０の型の裁断具、キャリッジ２６．２８及び真
空床２０を備えている。また真空床２４は、剛毛な通る
水平方向の空気流を制限し、裁断刃がパネルにじゃまさ
れずに床を貫けられるように、上げられ、下げられる複
数の空気を通さないパネル８２を備えている。しかしな
がら、この実施例では、ツクネル８２は１通常低位置に
納められ、裁断ステーションの両側直ぐ近くの位置、に
ある時だけ、支持面２５と同平面の剛毛の中上方へ挿入
される。このために、カム８４（一つだけ見える）がＸ
キャリッジ２６０両端からつるされ、各カム８４は、裁
断刃の両側でパネル８２を持ち上げる２つの突出部８６
を備えている。突出部８６の間には、カム８４の輪郭が
、くぼみ′８８を形成し、これは空気を通さないパネル
８２が剛毛内に下げられ、裁断刃がじゃまされずに通れ
るようにしている。

裁断機８０においては、各カム突出部８６が、少なくと
もパネル８２０１つを、常時持ち上げた位置に維持する
に十分な長さであることが重要である。さもなければ、
空気の水平方向の流れを阻市することはできない。ツク
ネルは、自身の重量で下がるが、カムのくぼみ８８によ
り可能な時にをま、パネルが、剛毛の高い位置から確実
に動かされるように、復帰ばねのような手段を使用する
ことが好ましい。

第７図は、９０で示す自動制御裁断機における本発明の
他の実施例を示す。この機械９０は、Ｘキャリッジ２６
、Ｘキャリッジ２８によって支持された往復動裁断刃２
０を備え、裁断刃は、第１図、第６図の実施例で示され
たと同様に、シート材りと切断係合するように、自動的
に前後に動かされる。積み重ねＬは、コンベア９４を有
するコンベアテーブル９２上に支持されており、このコ
ンベア９４は、積み重ねＬを、裁断のために、テーブル
の右側部分に積み、テーブルの左側部分に裁断したパタ
ーン片を下ろす。コンベアテーブルの場合、裁断が行わ
れるテーブル９２のセグメントの何倍もの長さを有する
マーカー或いはノ々ターン片列を裁断することが可能で
ある。マーカーの一部即ち“バイト”は裁断された後、
積み重ね■・が載置されているコンベア９４は、コンベ
ア駆動モーター９６を通して動かされ、裁断されたシー
ト材はテーブルの右側から左側へ移され、一方、新しい
裁断されてないシート材が右側部分へ引き出される。

裁断テーブルの右側部分は、真空ポンプ１０２、主導管
即ちマニホールド１０４及び摺動弁１０８を通して導管
１０４と接続された複数の真空室１０６を有し、コンベ
ア９４の下方に位置した真空システム１００を備えてい
る。摺動弁１０８は、第２図ないし第４図で示した摺動
弁５２と同様に構成され、作動する。

コンベア９４のリンク１１０は、真空システム１００と
結合した入り込める真空床から成っている。第８図に詳
細に示されているように、リンク１１０は、ビン１１２
によって蝶番即ち回転可能に接続されており、各リンク
はそのいくつかの断面が示されている下、側の箱フレー
ム１１４から構成され、上側部分は、第１図ないし第４
図に示された剛毛４０２台４２と同じ構成の剛毛マット
即ちブロック１１６で構成されている。

テーブル９２の上側に配置されたコンベア９４は、コン
ベア駆動モータを付勢した時、動けるようにテーブルの
両側の静止フレームワークによって支持されている。上
側のコンベア路に沿う一連のリンクは、互いに近接結合
し、その結果、一つのリンクにおける剛毛マット１１６
は、隣接リンクのマントと接触即ち一体となっている。

こうして、リンクは連続した支持面１１９を形成し、こ
の上に、シート材の積み重ねＬが載置されて、裁断刃２
０は、動作中、シート材及び支持面を貫通する。

真空システム１００は、マツ）１１６．箱フレーム１１
４を通して室１０６へ、支持面１１９から下方へ空気を
引くことによシシート材を加圧する。このために、箱フ
レームの床は孔１３６を有し、空１．０６の上側壁は、
孔１１８を備えている。

各リンク１１０は、裁断テーブルの一方の側から他方の
側まで各箱フレームの下側に沿って延びる横方向のシー
ル１２０を備えている。孔１１８とシール１２０は、空
気が、剛毛を通して、コンベア９４の任意の停止位置の
真空室１０６へ引かれるように位置決めされ、寸法が決
められる。シール１２０．真空室１０６及び摺動弁１０
８は、裁断刃２０が越えて動作する真空床の区画にコン
ベア９４の排気を制限することが理解されるだろう。

コンベアテーブル９２のより完全な説明には、１９８０
年１１月１１日出願の米国特許第２０７，８７３号を参
照するのが良い。

本発明によれば複数の空気を通さないパネル１３０が剛
毛マット内の高い及び低い位置間を動けるようにリンク
１１０に取り付けられている。

高い位置ではパネルは、コンベア９４のいくつかのリン
ク間を空気が水平方向に流れるのを防止し。

低位置では、パネルは、裁断刃２０がパネルにじゃまさ
れずに裁断中、シート材の積み重ねを通して剛毛の中へ
突き通せるようにする。

第９図、第１０図、第１１図は、リンク１１０と、パネ
ル１３０が剛毛マツ）ｌ　１６の中で持ち上げられ、下
げられる動作機構の詳細を示している。第９図に示すよ
うに、剛毛マット１１６は、箱フレーム１１４の上部に
取り付けられ、さらに穴あき台１３２を備え、これを通
して剛毛の上端で形成された支持面１１９から空気が引
かれる。

箱フレームの床の複数の孔１３６は真空システムの静止
部へ、空気を下方へ引く。

隔壁１３８は箱フレームの中央部に配置され。

空気を通さないパネル１３０の両側に在る剛毛マットを
支持するように床から上方へ突出している。

隔壁１３８内のスロット１４０は、裁断中、裁断刃が剛
毛を通らなければならない時、パネルが下って入るくぼ
みとして働く。パネル１３０の直ぐ近くの剛毛マットは
、はとんど、或いは全くぶれずにパネルが剛毛間に挿入
されるような十分な間隔だけ互いに離されしかもその間
隔は、パネル１３０が引っこめられた時の支持面１１９
の不連続がそれ程問題にならない程度に小さい。

コンベア９４の頂部におけるシート材の重量とおさえつ
ける力は、テーブルの他の部分から支持されなければな
らないことは明らかで、このために、ホイール１４２が
、各端部の接続されたピン１１２上に取り付けられる。

真空システムによってつくられたおさえつける力に加え
て、積み重ねＬとコンベア９４の重量は、全てホイール
に支持され、制限された圧力がシール１２０を通してテ
ーブルに加えられる。第１０図のフラップシール１４４
が、箱フレームの各端部を横切って延び、テーブル台上
のシールブロック１４６に対して摺動して、箱フレーム
１１４及びコンベアの下の真空室間で排気される空間を
密閉する。

持ち上げられた位置と下げられた位置の間で空気を通さ
ないパネル１３０を作動させるために、作動プランジャ
１５０は、第１０図、第１１図に示すような箱フレーム
１１４の側面に取り付けられ、プランジャの上端は、第
８図に示すＸキャリッジ２６からつるされたカム１５４
が係合するカム従動節を備えている。第１０図において
、作動プランジャ１５０は、コンベアの支持面１１９に
垂直な方向に摺動するように、箱フレームの外側の一対
の出張り１５６に取り付けられている。パネル１３０は
、箱フレーム１１４の垂直側壁を架橋する接続支柱１５
８によってプランジャ１５０と接続されている。復帰ば
ね１５９は、プランジャの周りに同軸に取り付けられ、
上側の出張り１５６とストップワッシャ１６０間に間挿
されて、パネルを高い位置へ押し上げている。同じ出張
り、プランジャ、支柱及びばねが、パ１ネルの反対側と
接続している（図示せず）。

前述したように、パネルが取り付けられ、プランジャ１
５０に接続された場合、パネルは１通常、第９図で示す
ように剛毛内の持ち上げられた位置にあり、キャリッジ
２６が裁断刃をパネルの近くに移動させた時、プランジ
ャ１５０は、パネルを箱フレーム１１４のスロット１４
０の中へ下げる。

裁断刃及びカムがパネルを越えて動いた後、カム１５４
により、復帰ばね１５９は、パネルを高い位置へ戻し、
剛毛を通してガスが水平方向に流れるのを防止する。パ
ネル端部と箱フレームの端部との間のシールは、パネル
周囲のガス流を制限するために設けられている。同様に
、一つのフレームカラ次のフレームへ、或いはフレーム
の外側からの漏れを防ぐために、隣接箱フレームの端部
間にシールが設けられている。

第１２図、第１３図、第１４図は、第７図、第８図で示
されたテーブル９２と同様のコンベアテーブル１６８と
共に使用される本発明の他の実施例を示している。しか
しながら第１２図で示すように、空気を通さないパネル
１７０は、隣接真空室１０６　間の隔壁１７４によって
形成されるスロット１７２内に取り付けられる。従って
、パネルは、剛毛マット１１６或いは、コンベア１７６
のリンク１１０から成る箱フレーム１１４のシール内に
は取シ付けられない。

剛毛マットを取り除いた第１４図のコンベア１７６の平
面図で示すように、箱フレーム１１４は、３つの蝶番１
８０，１８２，１８４によって接続されている。コンベ
ア１７６によって定められた真空床部分肉にパネル１７
０を挿入したい時には、コンベアは、先づ、テーブル１
６８の台のスロット１７２と符号するようにリンク１１
０間の蝶番又はスロットと共に位置決めされなければな
らない。コンベアの各リンク１１０に対して１つのパネ
ル１７０とスロッ）１７２があることは重要でなく、真
空が限定されるコンベアの面積と、リンク１１０の長さ
によって、３つ以上のリンク毎に１つのパネルであって
もよい。

パネル１７０の各々は、蝶番１８０，１８２゜１８４と
対応するノツチ１８１，１８３，１８５を有しているの
で、第１４図で示すように剛毛マット１１６間の流れを
制限する位置にパネルが持ち上げられた時、蝶番は、じ
ゃまされずにノツチ内に納められる。パネル１７０のノ
ヅチには、隣接リンクの剛毛マット１１６間に限定され
た漏洩があるが、この漏洩は、局所的で、最小限のもの
である。

パネル１７０の作動は、パネルの下端からテーブルの床
を通して下方に延びるプランジャ１８８゜１９０によっ
て成される。カム従動節１９２と１９４は、各プランジ
ャの下端に接続され、２つのリフトカム１９６，１９８
は図示のように、パネルを上方へ持ち上げる各従動節と
協働する。リフトカムは、第１図のカム６８．７０或い
は第８図のカム１５４と同様に、Ｘキャリッジ２６から
つるされる。カム１９６，１９８と支持キャリッジが、
パネルを越えてテーブルに沿って動かされる時、第１２
図に示した引っ込められた位置の方へ通常パネル１７０
を押し下げる復帰ばね２００゜２０２は、カム従動節１
９２，１９４及び真空室の台の間に間挿される。

第１２図ないし第１４図の実施例は、隔壁とシールをコ
ンベアでささえておく必要がなく、従って、リンク１１
０はもつと簡素な構成となる利点を有している。一方、
第８図ないし第１１図の実施例は、空気を通さないパネ
ル１７０を、コンベア１７６のリンク間のスロットとそ
ろえる必要がないので、裁断のため任意の位置にコンベ
アを停止させられる利点がある。

要するに、加工中、しなやかなシート材を保持する方法
及び装置がいくつかの実施例において述べられている。

各場合において、真空床は、区画間で排気する空気の流
れを制限するために、空気を通さない隔壁またはパネル
により互いに分離された異なる区画を備えている。貫通
する裁断刃のような裁断具がパネルに近づくと、パネル
はじゃましないように床から引っ込められる。

本発明を推奨実施例で述べてきたが、本発明の範囲から
逸脱せずに多くの修正や置換が可能であることが理解さ
れるであろう。例えば、Ｘキャリッジと接続されたカム
が、流れを制限する高い位置と、流れを制限しない低い
位置の間で空気を通さないパネルを動かすために使用さ
れているが、他の型の水圧式、空気式、電気式或いは流
体アクチュエータも使用できることが理解されるであろ
う。このような他のアクチュエータは、キャリッジの動
きを検出する、或いはＸ座標方向の裁断刃の動きを制御
するプログラムから直接引き出される作動信号を検出す
る機械的又は電気的センサによってトリガーされる。従
って、本発明は、限定するのではなく説明のためにいく
つかの実施例において説明してきた。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明を実施する自動制御裁断機の斜視図、 第２図は、第１図の線２−２に沿った裁断機の断面図、 第３図は、第１図の機械の裁断テーブルを示す、一部所
面の頂部平面図、 第４図は、裁断具及びキャリッジが支持面より上方に示
された第３図の線４−４゛に沿うテーブルの拡大断面図
、 第５図は、線５−５に沿う第３図の裁断テーブルを示す
拡大断面図。 第６図は、機械の倒立面図における本発明の実施例を示
す概略図、 第７図は、本発明を実施する他の自動制御裁断機、 第８図は、第７図の裁断テーブルの部分側立面図、 第９図は、第８図のコンベアの拡大部分図、第１０図は
、第９図の線１０−１０に沿うコンベアの拡大部分図、 第１１図は、第９図、第１０図に示されたコンベアの頂
部部分平面図。 第１２図は、本発明の他の実施例を示すテーブルコンベ
アの拡大部分図、 第１３図は、第１２図に示したコンベアの部分頂部平面
図、 第′１４図は、第１３図の線１４−１４に沿うコンベア
と裁断テーブルの断面図、 １０・・・裁断機、１４・・・ケーブル　２ｏ・・・Ｉ
ＵＩ２２・・・テーブル　２４・・・真空床　２５川支
持面２６・・・Ｘキャリッジ　２８・・・Ｘキャリッジ
　３０．３２・・・ラック３４　、３６・・・モータ　
３８・・・親ねじ　４０・・・剛毛４２・・・穴あき台
　４６・・・真空室　４８・・・真空ポンプ５０・・・
マニホールド　５２・・・摺動弁　５６・・・プランジ
ャ５８・・・カム　６０・・・パネル　６２・・・壁６
４・・・スロット　６６．６７・・・プランジャ６８．
７０・・・カム　７１・・・カム従動節６５

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、シなやかなシート材が、加工作業において拡げられ
   、加工中、工具が支持面を通して床に貫通する支持面を
   定める空気を通す床を有する支持手段； 加工作業中、工具とシート材が支持面に平行に、互いに
   相対的に動けるようにし、それによって、工具が異なっ
   た加工位置でシート材を加工できるように工具と支持手
   段に接続された動くことのできるキャリッジ； シート材が工具によって加工されている間、しなやかな
   シート材を、支持面上所定位置にしっかりと保持するよ
   うに、床を通して支持面で真空に引くための空気を通す
   床と接続された真空発生手段； を備え、更に、 空気を通す床に出入りし、間隔をおいて支持面と垂直に
   取りつげられ、それによって、床と支持面が、空気を通
   さない隔壁によって分離された複数の隣接区画に分割さ
   れて、床が、隣接区画間に空気流を生ぜずに覆っている
   シート材の中を真空に引けるようにする複数の空気を通
   さない隔壁（６０，８２，１３０，１７０）；及び個別
   に、独立して空気を通さない床に、隔壁を出入りさせ、
   隔壁を工具加工位置の両側で空気を通す床の中に位置決
   めし、加工位置においては床から移し、それによって全
   ての床を通して加工位置の・方へ空気流が生ずるのを、
   加工中防止するように動くことのできるキャリッジ手段
   と連動した複数の隔壁と接続されたアクチュエータ（６
   ８゜８４．１５４，１９６）；を備えたことを特徴とす
   るシート材と工具が互いに相対的に制御された関係で動
   くように取り付けられ、シート材が工具で加工されてい
   る間シート材を保持する装置。 ２、真空発生手段が、真空源、空気を通す床の隣接区画
   の各々と真空源間の導管、及び工具加工位置の近傍にお
   ける個々の区画の支持面で、真空に引くためのキャリッ
   ジ手段と連動した導管における弁手段を備えたことを特
   徴とする特許請求の範囲第１項記載のしなやかなシート
   材を保持する装置。 ３、アクチュエータが、複数の空気を通さない隔壁に取
   り付けられたカム従動節（６９，７１゜１５２．１９２
   ，１９４）を備え、動くことのできるキャリッジが、隔
   壁を機械的に床に出し入れするように、カム従動節と保
   合可能なカム（６８゜７０．８４，１５４，１９６）を
   備えたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のし
   なやかなシート材を保持する装置。 ４、空気を通さない隔壁（５０，１３０）が、空気を通
   す床内の位置へ偏倚され、隔壁のカム従動節と動くこと
   のできるキャリッジ手段のカムが、工具加工位置の近く
   で、隔壁を床に出し入れするように共働することを特徴
   とする特許請求の範囲第３項記載のしなやかなシート材
   を保持する装置。 ５、空気を通さない隔壁（８２，１７０）が、空気を通
   す床内の位置から外れるように偏倚され、隔壁のカム従
   動節と、動くことのできるキャリッジ手段のカムが工具
   加工位置の両側で隔壁を床に入れるように共働すること
   を特徴とする特許請求の範囲第３項記載のしなやかなシ
   ート材を保持する装置。 ６、支持手段が、テーブルを越えて動くことのできる空
   気を通す本体を有し、しなやかなシート材の支持面を形
   成するコンベア（９４）を備えた支持テーブルから成り
   、複数の空気を通さない隔壁１（１３０）が、前記本体
   に出入りするようにコンベアに取り付けられ、テーブル
   を越えて動くコンベアで運ばれることを特徴とする特許
   請求の範囲第１項記載のしなやかなシート材を保持する
   装置。 ７、支持手段が、テーブルを越えて一部延在する空気を
   通す本体を有し、しなやかなシート材の支持面を形成す
   る動くことのできるコンベア（１７６）を有する支持テ
   ーブルから成り、前記本体は、支持面から床を通して、
   床と支持面の隣接区画間に間隔をおいて垂直に延びる複
   数のスロットを有し、複数の空気を通さない隔壁（１７
   ０）が、テーブルを越えて延在するコンベア本体部分の
   下の支持テーブルに、テーブルから床のスロットに出入
   りするように床を通してスロット間隔に応じた間噂で取
   り付けられていることを特徴とする特許請求の範囲第１
   項記載のしなやかなシート材を保持する装置。 ８、支持面に垂直及び平行な空気流に対して限られた抵
   抗を有する貫通可能ｔ【真空床の支持面上に平らにシー
   ト材を拡げる段階； 拡げられたシート材を、支持面にしっかりと保持するた
   めに、支持面の下側の床のある位置から真空床の支持面
   を真空に引く段階； から成り、更に、 支持面に平行な床を通る空気流に対する抵抗を増大させ
   るために、支持面に垂直に空気を通さないパネル（６０
   ，８２，１３０，１７０）を真空床に挿入する段階；及
   び パネルが刃の貫通を妨害しないように裁断に際して、刃
   がパネルに近づくと、空気を通さないパネルを真空床か
   ら引っ込める段階； から成ることを特徴とする裁断詩法の上を前後に動き、
   シート材及び支持面を通して床へ貫通する往復動裁断刃
   によってシート材が裁断される貫通可能な真空床の支持
   面にしなやかなシート材を保持する方法。 ９、挿入する段階が、空気を通さないパネル（６０，８
   ２，１３０，１７０）を、支持面の下側から床へ挿入す
   ること及びパネルを、支持面の上方へ延びるように位置
   決めすることから成ることを特徴とする特許請求の範囲
   第８項記載の貫通可能な真空床の支持面にしなやがなシ
   ート材を保持する方法。 １０、支持面を真空に引く段階は、裁断刃が、裁断中、
   一方の側から他方の側へ前進するとき、挿入された空気
   を通さないパネルの一方及び他方の側の支持面部分に選
   択的に臭突を発生させることから成ることを特徴とする
   特許請求の範囲第８項記載の真空床の支持面にしなやか
   なシート材を保持する方法。 １１．空気を通さないパネルを引っ込める段階は。 裁断刃が、一方の側から他方の側へ動く場合に、パネル
   に到達する前に生じ、空気を通さないパネルを挿入する
   段階は、裁断刃が、一方の側から他方の側へ動く場合に
   、引っ込められたパネルを通った後に生じ、更に、 真空に引く段階は、挿入段階後、引っ込めて真空でなく
   ならせる段階の前に、パネルの一方の側の支持面部に真
   空を発生させ、さらに、引っ込める段階前であるが、パ
   ネルの一方の側に真空が発生される後、パネルの他方の
   側の支持面部に真空を発生することを含むことを特徴と
   する特許請求の範囲第８項記載の真空床の支持面にしな
   やかなシート材を保持する方法。