JPS58125783A - 石炭の水素添加方法 - Google Patents

石炭の水素添加方法

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JPS58125783A
JPS58125783A JP57235055A JP23505582A JPS58125783A JP S58125783 A JPS58125783 A JP S58125783A JP 57235055 A JP57235055 A JP 57235055A JP 23505582 A JP23505582 A JP 23505582A JP S58125783 A JPS58125783 A JP S58125783A
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hydrogenation
reactor
suspension
coal
temperature
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JP57235055A
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カ−ル−ハインツ・イムハウゼン
オイゲン・ランク
ユルゲン・チンク
フリ−ドリツヒ・シエツフエル
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IMHAUSEN CHEMIE GmbH
IMUHAUZEN HEMII GmbH
ZARUTSUGITSUTAA IND BAU GmbH
Original Assignee
IMHAUSEN CHEMIE GmbH
IMUHAUZEN HEMII GmbH
ZARUTSUGITSUTAA IND BAU GmbH
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
    • C10G1/00Production of liquid hydrocarbon mixtures from oil-shale, oil-sand, or non-melting solid carbonaceous or similar materials, e.g. wood, coal
    • C10G1/08Production of liquid hydrocarbon mixtures from oil-shale, oil-sand, or non-melting solid carbonaceous or similar materials, e.g. wood, coal with moving catalysts
    • C10G1/083Production of liquid hydrocarbon mixtures from oil-shale, oil-sand, or non-melting solid carbonaceous or similar materials, e.g. wood, coal with moving catalysts in the presence of a solvent

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  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 連続加圧水素添加方法に関する。より詳細には、懸濁液
を形成するための石炭油( coal oil )を含
有する最高500μmの粒子サイズを有する石炭と通常
の石炭水素添加触媒とを混合し、該懸濁液を水素と反応
させ、反応器を通過した混合物を液状留分とガス状留分
とに分離することからなる方法に関する。分離された生
成留分けそののち通常の方法で処理されうる。
本明細書において石炭とはディ炭、亜炭、カツ炭、歴青
炭、無煙炭などの陸植炭や残留炭、腐デイ炭などに限ら
れず、木炭など本発明の連続加圧水素添加方法が適用可
能な炭素物質をも含む概念である。
石炭の水素添加および水素添加物の燃料への処理は一般
に知られている。通常の方法はダブリュ・コーニツヒ(
 w. Konig )の6石炭、タールおよび鉱物油
の触媒加圧水素添加( The OatalyticP
ressure Hydrogenation of 
Ooals 、 Tars and MineralO
ils )”(1950)シュプリンゲル・フェルラー
ク( Spr境er Verlag ) 、ヘルリンに
記載されている。
前記方法において、一般に触媒を含有するまたは含有し
ない石炭懸濁液は200〜400バールの圧力下、垂直
型反応器中で水素添加される。ある種の特別なばあいに
は700バールに近い圧力に到達しうる。石炭粒子の安
定および水素による比較的粘度の高い石炭懸濁液の充分
な混合を確実にするために多量の循環ガスを反応器中に
鋤かせることか必要である。それに加え反応熱を除去す
るために冷却ガスを導入しなければならない。石炭を完
全に変換させるために数個の反応器を連続的に結合した
いわゆる階段槽にすることが必要である。その滞留時間
は比較的長く、30分間よりも長い。多量の循環ガスの
使用により圧縮エネルギーの実質的な支出および資本の
投資が必要である。反応器の容積は多量の循環ガスによ
り大きく影響される。該循環ガスは階段槽の反応器それ
ぞれに供給されなければならず、それを用いなければ可
能である空時収率が減少する。
石炭への水素添加用チューブ状反応器については特許文
献にも詳細に記載されている。たとえばフランス特許第
817488号明細書、特IJ昭54−106506号
公報はチューブ状反応器について開示している。
前記フランス特許第817288号は反応がチューブ状
反応器中で影響されうる状態に関して正確な開示をして
いない。前記特開昭54−106506号公報によれば
垂直にのぼり、下降するチューブ部材を有するチューブ
状反応器を使用しなければならない。上昇するチューブ
部材は下降するチューブ部材よりも太い直径を有する。
適用された圧力下において前記ガスは大部分気相中に存
在しており、そのためチューブ上部の曲げ部にガス分w
i機を準備する必要がある。前記反応器自身は第2のチ
ューブで取巻かれている。ガス状水素または可能ならば
石炭油または石炭懸濁液のような媒体は中間部分を通過
する。前記媒体は内側チューブの多数の穴を通してそれ
自身反応チューブ中に浸透しうる。それゆえ前記反応器
の温度は所望されるせまい範囲で制御されえない。前記
反応器壁を通して反応熱を除去することは可能ではない
。それゆえ水素は460〜4600aの比較的低い温度
においてさえも影響をうける。それに加えて温度の低い
石炭油または石炭懸濁液を反応混合物中に導入すること
は絶対に必要である。しかしながら反応速度は温度上昇
にしたがって顕著に増加するため、より高い温度を用い
ることが望ましい。
本発明の目的は好ましくは反応時間または滞留時間が短
い状態下、チューブ状反応器中で石炭の加圧水素添加を
生じさせることである。反応混合物中の状態は単純な信
頼性のある方法で制御または調整され、最も高い可能な
油収量かえられる。前記目的が技術的に単純な再現しう
る方法で以下にのべる測定の−続きの結合の適用により
達成されうろことが見出された。
本発明は (a) 最大粒子サイズ500μmの石炭と懸濁液を形
成するための有効な量の石炭用水素添加触媒および石炭
油とを混合すること、 (b)長さ/直径が800/1〜20000/1である
チューブ状水素添加反応器を通して前記懸濁液を流すこ
と、 (Q)チューブ状反応器にそった複数箇所で、水素添加
の条件下にある前記懸濁液中に水素の少なくとも705
g(重量%、以下同様)を溶解させるために充分な量の
前記懸濁液に水素を導入すること、 (d)465〜約530°0(7)温度および700 
バー /l/より高い圧力で前記チューブ状反応器中で
前記懸濁液中の前記石炭を水素添加すること、 師)反応器壁を通して外部冷却媒体に反応熱を除去する
こと、および (f)液状留分およびガス状留分として前記チューブ状
反応器からの反応生成物を取出すことからなる加圧下に
おいて石炭の連続水素添加の方法である。
チューブ状反応器中における石炭の加圧水素添加は懸濁
液を形成するための石炭油および通常の石炭用水素添加
触媒を混合した最高粒子サイズ500μmを有する石炭
にとくに適する。懸濁液と水素とを反応させたのち、反
応器を通過した混合物が液状留分とカス状留分とに高温
分離器中で分離され、それら生成留分けさらに処理され
る。
前記方決の重要なパラメーターおよび特徴は(a)46
5〜530°Cで水素添加を行なうこと、(b)700
バールをこえる圧力が加えられること、(C)水素添加
条件下において導入される水素の少なくとも70%が懸
濁液中に溶解されるようにチューブ状反応器にそった複
数箇所から水素が導入されること、 (d)使用されるチューブ状反応器は長さ/直径が80
0/1〜20000/1であること、(e)反応熱は反
応器壁を通して外部冷却媒体に除去されること である。
本発明による方法は褐炭から高度に炭化した無煙炭まで
炭化の程度の非常に異なった石炭の水素添加を可能にし
た。後者は従来法では水素添加されえない。
石炭は不活性雰囲気下、湿潤状態または乾保状態下で微
細に粉砕される。用いられる粉砕エネルギーにより、ま
たは小さな粒子の増加した反応性により粒子サイズ分布
が決定される。本発明の方法の反応性の観点から300
μmの最大粒子サイズ、とくに100μmの最大粒子サ
イズが好ましい。一般に鉄を基礎としている通常の石炭
用水素添加触媒は粉砕石炭に添加される。前記混合物は
さらにポンプによって導管に用いるのに適する懸濁液に
するために充分な量の石炭油と組み合わされる。公知で
ありがっ水素添加によりえられる重質油および媒体は石
炭油として使用される。しかしながら少なくとも異なっ
たタイプの油を部分的に使用することは考えられる。前
記の固体/液体の比は所定の条件下において該混合物が
ポンプを用いて使用されなければならない事実により決
定される。石炭含量を可能なかぎり高くすることが望ま
しい。石炭および油混合物に関して石炭台ff135〜
60%であることが最も適切である。
使用される触媒はウルマンズ・エンサイクaベデア・オ
ブ・インダストリアル・ケミストリー(Tnlmann
s  Blhxcyclopedia of Indu
strial Ohemlstry)第3版(1958
) 、10巻498頁および500頁に記載されている
ようなこの分野において公知の触媒であり、該開示は本
発明に参考として編入されている。
さらに本発明の実施態様において前記懸濁物は反応圧力
をうるため50〜1500aで適するポンプ手段で圧力
がかけられ、反応温度まで予備加熱器中で加熱される。
該予備加熱器は水素添加用に使用される反応器と同じか
または類似の直径を有するチューブからなっている。懸
濁液の加熱は通常の方法により行なわれる。
とくに無煙炭の水素添加において長所を有する好ましい
実施態様によれば、前記懸濁液は25バールをこえない
圧力下、300〜400°Cに予備加熱され、水素添加
圧力まで圧力を高められ、そののち水素添加湿度まで加
熱される。該水素添加圧力および温度は前記のように維
持される。
最大粘度より高い温度(無煙炭油のはあい約300°C
)まで懸濁液を予備加熱することを大きな容積を有する
容器中において低い温度で生じさせうるためその手順は
有益である。それによって生じるにちがいない予備加熱
チューブの細い直径の閉塞の危険がそんな風にさけられ
る。
本発明の方法の本質的な特徴は水素がチューブ状反応器
にそった数箇所から導入され、水素添加条件下において
該水素の少なくとも70%、好ましくは少なくとも80
%、とくに好ましくは少なくとも90%が懸濁液中に溶
解される事実からなりたっている。懸濁液中にできるか
ぎり多くの水素が溶解されることは根本的に望ましい。
それゆえ水素添加反応開始時に水素添加の好ましい条件
をなお維持する一方、できるかぎり多ら消費に応じて供
給される。導入される水素の量は前記条件を充分満足す
る量でなければならない。水素添加圧力が高ければ高い
ほど水素添加反応開始時にチューブ状反応器に供給され
うる水素は多くなる。高い水素添加圧力のばあいには結
果的により少数の再供給箇所で充分であり、低い圧力の
ばあいよりも適している。700バールよりも高く約1
200バールに至る圧力のばあいには約10箇所、好ま
しくは8箇所、とくに好ましくは6箇所の供給箇所が適
する。より高い圧力においてはそれに応じてより少数の
供給箇所でよい。結果としてたとえば約15oOパール
の圧力では4箇所または2箇所の供給箇所でさえも充分
である。
前記のように水素添加は700バールよりも高い圧力で
行なわれる。上限圧力はチューブ状反応器、その付属品
の材料の耐荷重能力および運転費用の経済性により設定
される。一般に最大1600バールが許容される。水素
添加圧力は好ましくは750パール、とくに好ましくは
800バール、さらに好ましくは900バールをこえる
圧力である。上限は好ましくは1500バールである。
本発明による方法の温度は前記のように465〜560
°0である。該温度は公知の対比されうる方法の温度よ
りも高く、優位差がある。高い温度での水素添加の選択
性が所望される方向、すなわち高い圧力をかけるときに
生成する油およびガソリンの高い選択性の方向へ向けら
れるようにより高い圧力で水素添加が行なわれるばあい
にはより高い温度で運転されることが好ましい。水素添
加は480°C2好ましくは490°Cをこえる温度で
行なわれることが好ましい。上限温度で行なわれること
が好ましい。上限温度は前記材料の強度に依存する。好
ましい最高温度は約530°0であり、本質的に510
°aが好ましい。
高圧力の適用は反応温度の上昇をともなうためとくに有
利である。なぜならば反応速度したがって空時収率がか
なり増加するためである。
本発明による方法は長さ/直径が800/1〜2000
0/1を有するチューブ状反応器中で行なわれるが、該
比の下限は最も適する約1000/1および最も好まし
い1100/1である。この種のチューブ状反応器の1
つの長所は反応器壁面積/反応器容積が高いことであり
、それによりとくに好ましい熱移動が想像される。ポン
プ能力および反応器の全長を変化させることにより一般
の要望に製造能力を調整することもまた可能である。
当然のことではあるが反応器の絶対的寸法は所望される
生産量と材料の強度に依存する。
前記水素添加反応は激しい発熱反応である。
それゆえ従来法においては多量の冷却循環ガスを反応器
に導入しなければならない。通常のオートクレーブ反応
器においては反応器壁を通して熱は除去されえない。そ
れらに対して本発明によるチューブ状反応器は反応器壁
面積/反応器容量が大きいという長所を有している。そ
れゆえ一般に全反応熱を反応器壁を通して外部の冷却媒
体に除去することが可能であり、またその熱を前記冷却
媒体から回収することが可能である。前記水素添加温度
でチューブ状反応器にそった1〜数箇所において水素を
石炭油中に供給することはまた可能である。該方法によ
り反応器全体にわたり著しく均一な反応温度が非常に簡
単にえられる。通常のオートクレーブ反応器の器壁と反
応器中心との間に観察されるような温度傾斜のないこと
が次第に生じ、可能になる。均一な反応温度により高い
選択性が生じる。
同一の最高温度を有するチューブ状反応器にそった温度
の平均値はオートクレーブ中におけるよりも高い。それ
により水素添加速度の増加が導かれ、それゆえ油のより
高い収量が導かれる。
本発明による方法では非常に短い時間内に水素添加され
ることが可能である。当然それは技術的特徴である。本
発明の条件下の水素添加は60分間をこえない時間、好
ましくは20分間、とくに好ましくは15分間そして1
0分間よりも短い時間でさえも行なわれうる。それらの
条件下において公知の方法よりも実質的に高い空時収率
かえられる。その上、選択性は滞留時間の減少により正
の方向、すなわちガスおよびアスファルトの形成が減少
し、油の収量が増加する方向に影響される。チューブ状
反応器を使用するばあいには通常のオートクレーブのば
あいと比較して非常に短い前記滞留時間にもがかわらず
同じ結果を与える。
供給されるべき水素の全量は反応に必要とされる量、す
なわち石炭中に含有されている炭素に対して約10%ま
たはそれ以下の水素の量に相当する。それゆえ大過剰の
水素を循環させる必要はないため、反応器容積ならびに
圧縮および加熱エネルギーが効果的に節約される。
反応器から取出された混合物は高温分離器中で液状留分
とガス状留分に分離され、それら生成留分は公知の方法
でさらに処理される。前記公知の水素添加方法のその最
終処理を参照されたい。
本発明の方法のとくに有利な実施例によれは、チューブ
状反応器を通過した反応混合物が高温分離器中に入る前
に膨張することが可能である。
前記混合物は適する6バールをこえる圧力に關脹する。
より低い圧力に膨張するばあいにはコークスになる危険
がある。
高温分離器中における圧力の本質的な基準は高温分離器
の温度であり、該温度は油だめ中の生成物のそののちの
フラッシュ真空蒸留により下限が制限されている。前記
制限温度が300°Cをこえることから高温分離器中の
圧力は少なくとも6バール、好ましくは20バール、と
くに好ましくは50バールより高いことが必要であるが
最高水素添加圧力の50%をこえるべきではない。
該方法の長所は公知の水素添加の方法と比較して、膨張
バルブがトラブルなしに運転されうる事実および改善さ
れた、単純化された生成物の分離が達成される事実を含
んでいる。残渣および通常の生成物の分離もまた低い圧
力で行なわれるためより安い費用で達成される。
つぎに実施例をあげて本発明の詳細な説明する。
実施例1 乾燥無煙炭100kg/h 、石炭油100kp/hお
よび酸化鉄触媒(いわゆるラックス(Lux)またはバ
イエル(Bayer )マス(mass ) ) 6k
p/hからなる石炭懸濁液203kg/hを710バー
ルで予備加熱器中であった。水素分圧が約700バール
で優勢であり、かつ40000をこえる温度において、
導入した水素の約80%を石炭懸濁液中に溶解した。
予備加熱器中において前記石炭懸濁液を490長さ 0Cに加熱したのちL/d(/直径比、以下同様) =
 4300/1のチューブ状反応器中に導入した。
反応初期には多量の水素が消費されるため、溶解された
水素の大部分が消費され、その結果残存ガス状水素もま
た水素添加媒体中に溶解した。
同時に水素消費量を示す水素添加速度を温度変化から決
定しえた。
流れ方向に反応器入口から反応器長さ約10%の位置で
水素1.6kp/hを水素添加媒体中に供給した。供給
した水素量は石炭の水素添加に必要な全水素量の約25
%であった。
本実施例においては煙道ガスの手段により外部からチュ
ーブ状反応器を加熱し、490〜500°0にした。
前記反応器の流れ方向においてさらに4箇所でそれぞれ
1.0kp/hの水素を導入した。導入したそれぞれの
水素量は石炭の水素添加に必要な全水素量の約15%で
あった。
前記方法により必要とされる水素の約120%が加えら
れた。
チューブ状反応器の末端部分において前記水素添加混合
物を450°0に冷却し、高温分離器に導いた。
本実施例における純粋な石炭処理量は1.77kg/に
−h、油収量は1.25kg/l−hであり、導入され
た石炭の97%が変換された。生成物はガソリンおよび
媒体油留分68%、ガス状炭化水素約20%、アスファ
ルトおよび重留出油7.5%および残渣4.5%からな
りたっていた。
実施例2 乾燥無煙炭100kg/h%石炭油100kg/h オ
ヨU 実施例1と同様の触媒3kO/hからなる石炭懸
濁液203kg/hを1200バールで予備加熱器中に
導入した。
予備加熱時、前記石炭懸濁液に水素2.8kp/hを導
入した。前記水素量は石炭の水素添加に必要な水素総量
の約45%であった。
水素の優勢な分圧が約1180バールであり、がつ40
0°0をこえる温度において、導入した水素を石炭M濁
液中に溶解した。
予備加熱器中において前記石炭懸濁液を51o0aに加
熱したのちL/d = 1900/1のチューブ状反応
器中に導入した。
本実施例においては前記チューブ状反応器を煙道ガスの
手段により510〜520’Oに加熱し、温度を520
〜510°0に下げるため石炭油を3回導入した。
水素消費量分示す水素添加速度を温度変化から決定しえ
た。
反応器入口から反応器長さ約15%の位置で水素2.2
kg/hを水素添加媒体中に供給した。供給した水素量
は石炭の水素添加に必要な全水素量の約35%であった
反応器の流れ方向にあるさらに2箇所でそれぞれ水素1
.4kg1bを導入した。導入したそれぞれの水素量は
石炭の水素添加に必要な全水素量の約22%であった。
前記方法により必要とされる水素の約120%が加えら
れた。
チューブ状反応器の末端部分において前記水素添加混合
物を450°Cに冷却し、高温分離器に導いた。
本実施例における純粋な石炭の処理量は4.00に9/
l−h、油取量は3.11に9/l−h 、導入された
石炭の97%が変換された。生成物はガソリンおよび媒
体油留分75%、ガス状炭化水素15%、アスファルト
および重留出6%および残渣4%がらなわたっていた。
第1頁の続き ■出 願 人 ザルツギツテル・インズストリーバウ・
ゲゼルシャフト・ミツ ト・ベシュジンクテル・ハフツ ンク ドイツ連邦共和国3320ザルツギ ツテル41ポストフアツハ4111 9 特許庁長官 若 杉 和 夫   殿 1事件の表示 昭和 57年特許願第 265055  号2発明の名
称 石炭の水素添加方法 3補正をする者 づ 4代理人〒540 川 5補正の対象 (1)明細書の「発明の詳細な説明」の欄6補正の内容 (1)  明細書7頁9行の「第817288号」を「
第817488号」と補正する。
以  上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 仏)最大粒子サイズ500μmの石炭と懸濁液を形
    成するための有効な量の石炭用水素添加触媒および石炭
    油とを混合すること、 (b)長さ/直径が800/1〜20000/1である
    チューブ状水素添加反応器を通して前記懸濁液を流すこ
    と、 (C)チューブ状反応器にそった複数箇所で、水素添加
    の条件下にある前記懸濁液中に水素の少なくとも70重
    量%を溶解させるために充分な量の前記懸濁液に水素を
    導入すること、(d)465〜530°0の温度および
    700バールより高い圧力で前記チューブ状反応器中で
    前記懸濁液中の前記石炭を水素添加すること、 (e)反応器壁を通して外部冷却媒体に反応熱をの反応
    生成物を取出すこと からなる圧力下における石炭の連続水素添加方法。 2 前記水素添加が30分間をこえない時間で行なわれ
    る特許請求の範囲第1項記載の方法。 6 前記水素添加が20分間をこえない時間で行なわれ
    る特許請求の範囲第1項記載の方法。 4 前記水素添加が15分間をこえない時間で行なわれ
    る特許請求の範囲第1項記載の方法。 5 前記水素が水素添加条件下で導入され、該導入量の
    少なくとも80重量%が懸濁液中に溶解される特許請求
    の範囲第1項記載の方法。 6 前記水素が水素添加条件下で導入され、該清大量の
    少なくとも90重量%が懸濁液中に溶解される特許請求
    の範囲第1項記載の方法。 725バールをこえない圧力下にある前記懸濁液を 3
    00〜400°Cに予備加熱し、前記懸濁液を濃厚化し
    、前記懸濁液を前記水素添加温度に加熱することからな
    る特許請求の範囲第1項記載の方法。 8 前記チューブ状反応器にそった1または数箇所から
    水素添加温度よりも低い温度の石炭油を導入することか
    らなる特許請求の範囲第1項記載の方法。 9 前記チューブ状反応器にそった1または数箇所から
    水素添加温度よりも低い温度の石炭油を導入することか
    らなる特許請求の範囲第7項記載の方法。 10  高温分離器中において前記チューブ状反応器を
    通過した反応生成物を膨張させることからなる特許請求
    の範囲第1項記載の方法。 11  高温分離器中において前記チューブ状反応器を
    通過した反応生成物を節脹させることからなる特許請求
    の範囲第7項記載の方法。 12  高温分離器中において前記チューブ状反応器を
    通過した反応生成物番膨張させることからなる特許請求
    の範囲第8項記載の方法。 13  高温分離器中において前記チューブ状反応器を
    通過した反応生成物を膨張させることからなる特許請求
    の範囲第9項記載の方法。 14  水素添加時の前記圧力が200バールをこえて
    1600バールに至る特許請求の範囲第1項記載の方法
    。 15  水素添加時の前記圧力が750〜1500バー
    ルである特許請求の範囲第1項記載の方法。 16  水素添加時の前記圧力が800〜1500バー
    ルである特許請求の範囲第1項記載の方法。 17  水素添加時の前記圧力が900〜1500バー
    ルである特許請求の範囲第1項記載の方法。 18  水素添加時の前記温度範囲が480〜530°
    Cである特許請求の範囲第1項記載の方法。 19  水素添加時の前記温度範囲が490〜510°
    Cであ5特許請求の範囲第1項記載の方法。 20  前記チューブ状水素添加反応器の前記長さ/直
    径が1000/1〜15000/1である特許請求の範
    囲第1項記載の方法。 21  前記チューブ状水素添加反応器の前記長さ/直
    径が1100/1〜10000/1である特許請求の範
    囲第1項記載の方法。
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