JPS58125648A - セメントクリンカの冷却および粉砕方法 - Google Patents

セメントクリンカの冷却および粉砕方法

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JPS58125648A
JPS58125648A JP718082A JP718082A JPS58125648A JP S58125648 A JPS58125648 A JP S58125648A JP 718082 A JP718082 A JP 718082A JP 718082 A JP718082 A JP 718082A JP S58125648 A JPS58125648 A JP S58125648A
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roller mill
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
本発明はセメントクリンカの冷却および粉砕方法に係り
、特に冷却工程と粉砕工程との間に新だにローラミルを
配設し、その特性を生かしてセメントクリンカの幼果的
な2次冷却および1次粉砕を行い、以って冷却・粉砕工
程における冷却効率。 粉砕1llIJ力原単位、製品品質、操業、保守等の曲
での改善を計ったも゛のである。 セメントili 、焼成工程にあ・いて生成したクリン
カを冷却したのち1石側・等の添加物を配合の上粉砕す
ることにより製造される。第1図はこの様なセメント製
1貨」−程中の従来方法での一例における冷却νよび粉
砕土4’Aを示す線図的系統図で、焼成工程lに続く冷
却口[程2と粉砕工程8とが互いに独立して構成される
。 ロータリーキルン11に代表きれる焼成炉の下端は焼成
口jt112を介し゛C?+r却機21と連通しており
。 焼成
【」覆12に設置αした燃焼装置18よりキルン1
1内へ燃Hが供給され、セメン)lli(Nけ高温雰囲
気の下に焼成されてセメントクリンカに形成され、キル
ン11の出[1端から1850乃全1450℃の渦1y
で焼成日覆12全通して冷却機21にりI出されZ)。 冷却機21としては種々の!1.”1.式のものが実用
されていて)が。 本例では所謂+:R!in+格子型冷却機が示されて、
b・す。 格子面により−1一方の加熱空気通路2:(と下方の風
箱24とに区割されてい/、。キルン11から格子22
−) K排出された]l111AタリンカQよ、格子2
2の[111後b°向の揺UJ jJG #]により層
状を成して出[ll1llIへ移送される間に押込送風
機25から風箱24内にjI・送された冷却用空気が格
子22トのクリンカ一層を直文流状に」1b渦すること
により、一般に70乃至120 ℃程度まで冷却される
ようになっている。クリンカとのM(交換により加熱さ
れた空気の一部は通路28から焼成口y 12をnli
 してキルン11へ燃焼用空気として回収され、残余の
空気e」通風機29に♂9引されて集塵機28を通して
系外へ排出きれる。冷却機21で冷却されたクリンカは
集塵機28で捕集さねた細粉と共にコンベヤ80により
クリンカ貯蔵ビン81へ運ばれる。 尚、冷却・1a21における加熱空気目1図不してbな
 8− hセメン) IJK料用仮焼炉への燃焼用空気、ヤメン
ト摩Pトまたは石炭乾燥用熱源、疲りけ廃熱発電ボイジ
用熱W等として使用される場合もある。 次いで、セメントクリンカは粉砕工程8において貯蔵ビ
ン31から連続定M rrjに切出され、同様に貯蔵ビ
ン82. asからI)J川される石骨およびスラグ等
の添加物と配合されて、コンベヤi14により供給口8
Bから粉砕機85に供給される。セメントタリン力Il
l扮砕磯としでも傭々のh式および型式のものがに用さ
れているが、+例でd中性リノ板88により区割された
2濱型の所謂開回路方式ボールミルで。 ミル内部にd、被粉砕物の冷却と過粉砕防止のために1
曲lll1lha 41により空気が誘引されるように
なっている。被粉砕物ijミル85内各室を通過する間
にボールの鎮下衝唯力と厚壊作用を受け、粉砕されて収
出「」37から排出され、ミル内通気に牛われてJ m
、lfi 40でV東された細粉と共に製品セメント4
2として収出される。尚、冷却工程2と粉砕工程3との
間にQよ一般にヤードまたはサイロを、政膚し。 クリンカを貯蔵することが多すが1図では省略さ 4− れている。 この様な冷却・粉砕工程において、先−rクリツカ冷却
機2■では特に低温)(1ζにおける冷却効率が充分で
ない。即ち、冷却機21での熱交庚メカニズムはrJf
l述の如く層状のクリンカとこれを質流する冷却用空気
とのu! ’k m、成熱交換にもとづくものであり、
冷r;gIIa21の入口1tlllにおいては尚Tl
1iクリンカと冷却用空気との大きな温jy差により比
較11J効率良く冷却されるが、低温AT(へ、移行す
るにつれてクリンカと冷Ml i41空気との凸、l 
l延冷が小さくなり、特に出口端のlfiボIでは耐〕
41速1M“が極端に低ドしている。 更に、これらの冷却状態はクリンカの粒径によっても相
違17.大塊と細粒については冷却状態がとりわけ良く
ない。即ち、キルン11から排出されるクリンカに一役
に粒径が不1前めで、大塊から細粒1で含オれてし・す
、この内大塊クリンカー表面が冷却されても中心Δ1(
は81品の丑\であり、これらは冷41機2]の出口端
においてグリズリ26により篩い分けして大塊破砕機2
7へ導入し、重刷りにすると同時に破砕時の両撃力によ
り格F22上に投げ返して再冷141 fる梯に計られ
ているが、冷却が不充分な−ま\排出されるものがある
。他方、タリン力中の細粒は、キルンからlK上下時偏
析現象および格子22の下1fから吹にげる冷却用空気
の影響を受けて冷却機2111111壁近くのタリン力
層F部Vc1もd在する傾向があり、冷却空気の通気抵
抗が増すため充分に冷却されないま\排出される。 冷却機低姫部でのこの様な冷却効率の低下および粒径に
よる冷却状態の相磁のために、後続の運搬・貯蔵・粉砕
工程に大きな支障を生じない程度にタリン力を冷却しよ
うとすれば、 □−J−決的に大きな冷却機を採用せね
ばならないと同時に、押込送1ila機25から大はの
冷却空気を送風する必要が生じ。 これに伴い集塵機28.誘引通風機29等の排気処理1
父備も谷ばを大きくする必要があるが、尚且つ粒径の相
咽にもとづく不均一な冷却を避けることの出来ないのが
現状である。 次に、セメントクリンカの粉砕機として古米使用されて
きたボールミルtt S品セメントの粒間分布が比較的
広いため、この曲でのコンクリート特性に侵ねていると
いう長所があるが、粉砕所要動力が大きく1棟だ粉砕に
1県して1波品温度が上昇して製品特性に悪影響を位r
= シ+温度」−昇抑制のための収水手段は保子が煩わ
しいという問題がある。 即ら、ボールミルへけ岐大粒僅か40 mrx itf
後の塊状のものを含むタリンカが冷却工程からOIi給
され。 またボールミル内での粉砕メカニズムに、配回して粉砕
効率が悪く、所定粒度に粉砕するだめの動力原単位が大
きい。捷た。 I<−ルミルへの供給タリン力は一投に
70乃芋1flO”Cの温り丈かあり、4つ粉砕消費助
力の大部分がミル本体内での発熱に転換されるため、粉
e過程においてill!粉砕物の虎昭が著るしく上列す
る。この温re−h昇を抑1lollするためにボール
ミル35の収出++37のゲージング等に散水装置d8
9を設は−Cミル内に散水するト11にも広く採用され
ているが、尚11つ充分な温j!l!X低ドが得られて
おらr、散水に伴う製品セメント品質への悪影響がある
と同時に、充分に冷却されない蜆晶」!メントは単にそ
の収扱いに困薙をff−うだけでなく、1イや加した石
碑の品質を劣化させたり、生コンクリート 7− の晶質にも悪影響を及ぼす。虹に散水装置i¥はその保
守がWSでないばかりでなく、多縦に散水を行う嚇りに
eま排気中に水滴が残るため、排気集塵機40として高
師な電気f良購機を採用しなければならない。 これに対して、近年セメントクリンカ−の粉砕に試用さ
れているローラミルは粉砕システムとしての動力原単位
が低く、′またミル内通渦空iはが多いためにミル内で
の温度−上昇が少なく比較的低温の製品セメントが得ら
れるという利点をもつが。 一方製品セメントが比較的狭い粒1(構成となるためコ
ンクリートのω期強度、混纏水の所要畝およびコンクリ
ート打設時のツー力ビリテイ等の面でのコンクリート特
性に問題があるため、米だ諺及するに至っていないのが
現状であり、持に1ift述の如き塊状物を合む粒t(
範囲の広い被粉砕物を一挙に微粉まで粉砕するメカニズ
ムとなっているため。 粒j(が細か<11面って比表面積の大きな製品を得る
((け請して訃らず、その用途が限定されている。 不発Ijlはこれらの事情に着目してなされたもの 8
− であって、従来の冷却工程と粉砕工程との間に新たにロ
ーラミル分配設しその優J′+た熱交換特性と粉砕特性
を生かしてセメントクリンカの冷ill↓、・よび粉砕
の両工程に、同時に目っ多曲17.lな効果のある冷却
によび粉砕方法を4M (RL/ 、1.’うとするも
のである。しかしてこの保々本発1す]と1弓、セメン
トクリンカの冷却pよび粉砕1−程をタリン力のJAf
、れの方向に見て、1次冷却−[i R門、2法令Il
l Ji!1次粉砕工程および2次粉砕工程により()
η成[2,2次冷却兼1次粉砕工程にt」ローラミル金
+1に+lIすることにより、1次冷却C程において1
次冷却したタリン力を当1該2次冷却Jfe 1υ(粉
砕−に徨にふ・いてローラミル内通個空気に【す2法令
IIを行うと同時V(、1次粉砕を行い、然る後曲記2
次粉砕工程において2次粉砕を行うべく構成した点にそ
の要旨がある。 以下図面に基づいて本)へ明を詳細に説1利するが。 回目具体的な実施の一例を示すもので1本発191 &
:1これらの図示例に限定されず、11J−後記の趣′
i′に清って他の構成としたり、或いヲ:Iニー・都の
設計を変更しても同様に′火1にすることができる。 第2〜4図は零発)J1方法による実施例におけるセメ
ントクリンカの冷却および粉砕工程を示す線図的系統図
で、同様々機能をもつ機器は同一符号で示す。fJ2図
においてセメントクリンカの冷却および粉砕工程は、ク
リンカの疏1れの方向に見て。 1次冷却工程2.2次冷却兼1次粉砕工程4および2次
粉砕工程8により構成されており、2次冷却兼1次粉砕
工&i 4にはローラミル51を適用する他、2火粉砕
工jli! 8にはボールミル85を使用しており、2
次冷却兼1次粉砕工程4へのクリンカ供給温度が比較的
高い場合に適した構成を示す。1次冷却工程2において
、冷却機21は同一能力に対して従来方法による場合に
較べ寸法的に小さく選定されており、?/?r却機21
から比較的高温のま\排出されるクリンカはコンベヤ8
0により2次冷却兼1次粉砕]二程4のローラミル51
に送られる。ローラミル51iJ:、下方に押込送風機
52に接続した冷却兼搬送空気の収入口58を、側部に
被粉砕物の供給口54を、また頂部には粉砕成品と排気
の取出[」55を備えてνす、更に収出口55Vi直列
に記i+* l、たり−イクロン算のtl[1鳴機56
およびバッグ式4にけ心気式の集塵機57を介して適宜
配置dシた誘引+lll風機5日に接続されている。コ
ンベヤ:3(1によりIR府o 54を圃じてロールミ
ル51に供に合されたクリンカは該ローラミル51内で
111味にて1次粉砕され、この粉砕成品t′i空気収
入口58から押込送風機52により送給される冷却nN
搬送空気に随伴して収用口55から排出され、この間に
粉砕成品は空気との間の熱交換により2次冷却され、誘
引通風機58に吸引されて浦東機56ら・よび集塵機5
7により搬送空気から分離さJll、−紅貯蔵ビン31
に貯えられる。+tU渠機56からの排気の一部目押込
送風機68を通してクリンカ冷却機21の冷却用空気の
一部として使用され、排気の他の一部は集塵機57を通
して系外に排出される。2次冷却兼1次粉砕工程4から
のクリンカは2次粉砕工程3において貯蔵ピ/;(lか
ら欅続定叶的VCl/J出され、貯蔵ビン32゜38か
らの石碑お・よ、びスラグ等添加物と1合されてボール
ミル35にて2次粉砕され、製品セメント42として収
出される。尚、2次冷却兼1次粉砕用ロー   11 
− 一うミル51からの粉砕成品の温度は、ローラミル5]
と1ill集機56の間の搬送ダクトに股Rl、た?1
q度検出器51〕の(4号を用いて、 、l’ll込送
風機52の冷風吸込口60に設けたグンー((11に吋
喘する駆動機62を操作することにより、帛に一定とな
るよう制御される。 この様な本発明の構成によれば、2次冷却兼1次粉砕工
程4におけるローラミル51が冷却工程2における冷却
機21とコンベヤaOを介して一本的に連接されており
5冷却機21から排出された高温クリンカはローラミル
51内で細かく1次粉砕され。 押込送風機52により送風されて該ミル51内を上昇す
る大酸の搬送空気中に高譲度に浮遊した状態で熱交換さ
れるので、億めて迅痙且つ均一に粒子内部まで効率良く
冷却される。このため、1法令却r、セ、l gにおけ
る冷却機21にて冷却性能の劣る低温部を排1余するこ
とができ、冷却機21の寸法および集塵機28.誘引通
風機29等の排気処理設備の容量を大+1]に削減する
ことができる。この1祭、ローラミル51から排出する
温風を冷却機21での冷却用空気の一部として使用する
ことにより、冷却工程212− としての熱回収効率が向上すると共に、2次冷却兼1次
粉砕工程4での集塵機57ではローラミル51からの排
気の全量を処理する必四がなく、集塵機57の各社が小
さくて/Aむ。また、ローラミル51け扮砕消費妨力が
少ない設置藷であるので、2次粉砕用ボールミル85に
対するローラミル51での粉砕仕事比率に相当して粉砕
工程全体としての−jカ消費量が低減される。尚、この
+Qにもローラミル51での粉砕成品kまボールミル8
5により2次粉砕されるので、製品セメントの粒Jy構
成面でコンクリート特性に間湖を生じることはない。V
 VC、ローラミル51での粉砕仕事比率を比較uノ小
さく選ぶ場合には、ボールミル85に散水債1ホ80が
設置はされるが。 2次粉砕工程3へは粒1yおよび温+2の揃ったクリン
カが供給されるので、散水装+iM 89を使用する場
合にも粉砕成品の温度管理が極めて容易となり。 比較的低温のセメントを容易に製造することができ、1
!!晶セメントの品質面での悪影響をl1iI避できる
。逆に、ローラミル51ではクリンカが高温であり、散
水されたクリンカは1aちに見苦空気中に浮遊されて水
分の蒸発が促進されるので、ロークミル51内に散水し
ても製品々質に&ぼす影響が少なく、ローラミル51で
のタリンカの冷却痩い&10−ラミル51の機械的振動
防11−に効果的である。 次に、この様な構成にもとづいた本実施例での五として
冷却工程面への効宋につき説明する。 尚、以Fの説1月において空気檄はクリンカ11f当り
で示す。冷却機21へは従来法での約70チに当る1、
7図m”の冷却用空気が送り込まれ、この内0.7Nm
”は−1IP込送風機25からの常温空気が使用され、
−また1、LINm3は85℃の温度をもつローラミル
51からの排出温風が押込送風機68に導入されて利用
される。 この冷却用空気により、キルン11から供給されたタリ
ンカは約250℃まで1次冷却され、冷却機21から高
温のま\排出される。このため、冷却機21の寸法は約
60チに短縮され、集塵機28.誘引通風機29等の排
気処理設備は約65チの容槍で済む。しかも、冷却機2
1からは従来ikkよる場合に較べて約140℃ 高温
の870℃程度の余剰排気が得られるのでその熱利用価
値が高められる。冷却機21から排出された250 ’
″Cの高l晶クリンカは引続いてロー2ミル5】に供給
されて1次粉砕さねながら、吸込口111119押込送
[a52によ抄導入される約1.9図m”の常温空気に
より、温膿調略手段fi9.62による制御の丁で1)
5℃まで2次冷却される。ローラミル51内でのタリン
カの冷ノ41により加熱された鍜送空気の内、  ’1
.(lNmjけd)I 、+rliの如く冷1.l]機
21に回収されて再利用され、また、  0.1) N
m3が嗅1梶磯57を血して系外へ排出され、この様に
して2次冷却と同時に1次粉砕されたクリ7カは2次粉
砕工程8へ送られる。 第8図は本発明方法によるinkの実施例におけるセメ
ントクリンカの冷却および粉砕工程を示す線図的系統図
で、2法令却Jlf 1次粉砕工程4へのタリンカ供袷
温虜が比較的低い場合に適した構成を示し、以下に第2
図と相逮する点のみを説明する。 冷却工程2にはキルン11の1lllI1体の周囲に装
着されたm−遊星型冷却機64か適用されており、該冷
却機64で冷却されたタリンカeま−LL貯蔵ピン8】
に貯えられる。この型代の冷却機で−も1図で説ノドの
 15− 揺幼烙子型冷却機21よりも経済的に冷却可能な温度が
高く、一般に150℃前後のタリン力が排出される。2
次冷却兼1次粉砕工程4におけるローラミル51け2次
粉砕工程8におけるボールミル85と一体的に連接して
いる。即ち、貯蔵ピン81.82からのタリンカおよび
石膏はローラミル51内へ供給されて2次冷却と同時に
1次粉砕され、捕集機56により分離されて直ちにボー
ルミル85へ供給され所定粒度に粉砕された後ローラミ
ル51用集塵機57からの微粉と共に製品セメント42
として取出される。尚、2次冷却兼1次粉砕工程4へ供
給される被粉砕物の温度が比較的低く、従ってロークミ
ル51内での冷却仕事緻が少ないので、ローラミル51
からの排気の一部は捕集機56と集塵機57との間の空
気導管から押込送風機52へ循環され、再使用される。 本実施例においては、ローラミル51での1次粉砕仕事
着がボールミル85での2次粉砕仕事量よりも多くなる
様選定されており、ローラミル51からのセメント成品
は既に相当細かくなっているため。  18− ボールミル35は単室型とし、細粒の粉砕に祷した小径
ボールを採用することにより粉砕効率を向−hさするこ
とができ、またボールミル85内での発熱(辻が少ない
ため散水装置11紫使)t1シなくても被粉砕物の温度
を低く維持することができる。即ち、製品セメントの種
墳、2次粉砕工捏8へ供給する被粉砕物の崗tt、およ
び周囲崗曳等にも依るが、一般に2次粉砕工程8として
図示しなり別画型の風力式分級機を組合せた所謂閉回路
万代によるボールミルを採用する場合には、2次粉砕工
程8での粉砕仕事はを全扮砕仕東曖の一11星貫以Fに
、また図示のA1き開回路方式によるホールミルを採用
する場合VCは回じく令扮砕仕事1直の%程度以下に選
ぶことにより、従来は不可欠であて)だ開回路方式にお
いてもボールミル内への散水を排除することができる。 尚、8砕工程での粉砕仕i1i融け(14T−vJi 
>にW例した伯として定義、され、ここにFおよびPは
夫々粉砕工程への供給物および成品の代表粒径である。 2次粉砕用ボールミル85内への散水を不要とすること
により製品セメントの品質を低下させることがなく、ま
た散水装置の保守に煩わされることがなく、財に)4ニ
ールミル35からの排気中には水滴を含むことがないの
で、集塵機40として設備費の安価なバンク式集塵機を
支障なく使用することができる。 この様な構成にもとづいた本実施例での主として粉砕工
程曲への効果につき説明する。尚、以下の説明において
空気鍍は被粉砕物1即当りで示し。 〜また代表粒径iJ: 80チ通過粒径で示す。タリン
カに石膏の配合された被粉砕物はローラミル51へ15
0℃で供給されて1次粉砕されながら、押込送風機52
が導入する2、lNm′の冷却兼搬送空気により、温度
を制御されて85℃まで冷却される。この際1本実施例
ではローラミル51とボールミル85での粉砕仕廖比が
qu : so程If K 選定されており、ローラミ
ル51へ供給される15乃至20#I11の被粉砕物は
該ミル51で80乃至90μmで1次粉砕される。ロー
ラミル51からの80′Cの排% 2.1Nm”の内、
 1.ONm3が捕集機56を介して該ミル51でr盾
IJ使用され、従って1.lNm3の常温空気が吸込口
60から補給され、  1.lNm”の排気が嗅塵機5
7を通して系外へ排出される。2次粉砕工程8では上述
の1次粉砕成品を受けて40乃至45μまで2次粉砕す
るが、被粉砕物の冷却が内錐な+jH回路方式を採用1
.ているにも拘らず、ボールミル85でi散水装置を1
史川しなくとも製品セメントの温度を1(川℃(呈lr
i以Fに抑えることかできる。 第4図は零発1月による財に111の′実施例における
2次冷却兼1次粉砕工捏4および2次粉砕工程8を示す
線区的系統図で、2次粉砕工程8にもローラミル71を
適用し、充分に冷却された製品セメントを漫ろのに適し
た構成を示す。 2次粉砕用ローラミル71へ&−11次粉砕工捏鳴の捕
集機56からの1次粉砕成晶が供給ロア4より直接供給
され、該ミル71内にて所定粒度に2次粉砕される。ロ
ーラミル71からの排気に搬送され、捕集機76で分離
した2次粉砕成品の一部は集塵機40゜57からの微粉
と共に製品セメント42として収出さ   、れるが、
他の一部は調節手段?もつ分配器77に分岐されて供給
ロア8から再び2次粉砕用ローラミル 19− qlvc循環される。 この様′f!構成にもとすき、2次粉砕用にもローラミ
ル71が適用されているので粉砕工程全体としての消費
助力が叶少で済む。゛まだ、2次粉砕用ローラミル71
でtま該ミル内通過風速が低いため通過に際しての圧1
14が少なく、また該ミル71へ供給される被粉砕物の
最大粒径に合止て2次冷却兼1次粉砕用ローラミル51
よりも小さな直径のローラを数多く配li&できるので
粉砕効率が向上し、また必要に応じて比表面積の大きな
製品セメントに粉砕することができる。2次粉砕工程8
に供給された被粉砕物はローラミル71内にて2次粉砕
されると同時に、吸込口Iから導入される常温空気によ
り麩に冷却されるが、この1祭ローラミル71での成品
粒度が細かく且つ粉砕成品の一部が循環されてローラミ
ル71内にl、t < 1!Pr留するので冷却が充分
に行われ、製品セメント用の特別の冷却手段を使用しな
くとも低い温度の製品セメントを得ることができる。し
かも1石・冴等に含まれて供給される水分Q」、2次冷
却4[1次粉砕工程4にて蒸発を完了して 20− いるので、2次粉砕工程8では製品セメントの温度を下
げても問題がない。また、一般にローラミルはそのケー
シング内に氾粉と細粉との分級機を内蔵しているが、2
次粉砕用ローラミル71に供給される被粉砕物の粒径が
小さく、ミル内II!111M風速を低く選定できるの
で内蔵型分級機を^略することができ、こ、の際ミル内
通過風速をj7!節することにより製品セメント中に適
度の粗粉を含ませることができ、!たローラミル71へ
(* 壌する粉砕成晶緘を分配器77で調節することに
より適度のI41+粉を含ませることができ、従うて、
これらの操作により製品セメントの粒間分布を、JfJ
 ’格することができる。尚、ローラミル71へ粉砕成
品の一部を循環する手段として9図示の如く捕集機76
の下部に分配器77を設置べすることの他、捕喚磯を僅
敗徂設けて一部の捕集機の粉砕成品収出1]をローラミ
ルに接続して構成することもできる。土だ、2次粉砕用
ローラミル71での粉砕1(:嘔献を増す場合には、2
法令却JIF 1次粉砕用ローラミル51の内蔵型分級
機(図示せず)を6略rることができる。 第4図の構成にもとす〈実施効果例として、2次粉砕工
程8へ85℃被粉砕物を供給し、セメン)1g当り1.
ONm”の常温空気を導入した場合に、外気温度にもよ
るが、55℃乃至65℃のセメントが得られ、また製品
セメントとしてボールミルで粉砕したと同等のコンクリ
ート特性をもつものが得られた。 これらの方法において、クリンカ冷却機および2次粉砕
機の方式或いは型式、クリンカの中間貯蔵の方式或いは
位[、更には添加物の種類或いは配合位lf等について
全く制限されないことは勿論である。また、既設の冷却
機或いは粉砕機に付帯してローラミルを追加設置するこ
とにより1本発明方法を容易に実施することができ、当
該冷却機或いは粉砕機の処理能力を増すこともできる。 本発明は以上の如く構成されており、冷却工程と粉砕工
程との間に配置したローラミルにてセメントクリンカの
2次冷却と1次粉砕とを同時に且つ効果的に行うことが
できるので、冷却工程における設備費、冷却効率および
粉砕工程における動力原単位、製品々質、操業、保守等
の面で極めて好都合である。
【図面の簡単な説明】
第1図はセメント製I行工程中の従来方法によるセメン
トクリンカの冷却および粉砕工程を示す線図的な系統図
、好2訃よび8図1−12次粉砕工程にボールミルを使
用した本発明方法による実施例の同様系統図で、第2図
は2次冷却兼1次粉砕用口示す。第4図は2次粉砕工程
にローラミルを使用した本発I11方法による1亀の′
実施例の同様系統図である。 ■:・・・−・・・・焼成工程 2、・・・・・・・・冷却工程または1法令却工程&・
・・・・・・・粉砕工程または2次粉砕工程範・・・・
・・・2法令却JIE 1次粉砕工程11、、、・・・
・・・・ ロータリーキルン      18・・・・
曲・燃焼11121・・・・・・・・・冷却機    
    22・曲用格子25、52.88.72・・・
・・・・・・押込送風機 26・開明グリズリ27・・
・・・・・・・大塊破砕機  28− 29、41.58.79・・・・・・・・・誘引通風機
80.84・・−・・・・・コンベヤ81・・・・・・
・・・クリンカ貯蔵ビン  82・・・・・・・・・石
膏貯献ビンa8・・・・・・・・・添加物貯蔵ビン  
 85・・−・・・・ボールミル89・・・・・・・・
・散水装置      42・・・・・・・・・製品セ
メント51・・・・・・・・2次冷却兼1次粉砕用ロー
ラミル5fl、 ’1B・・・iMI染機      
 59・・・・・・・・・温度検出器flu、 80・
・・冷風吸込口    61.81・・・・・・ダン、
(62・・・・・・・・・駆動機       64・
・・・・・・・・遊星型冷却機71・・・・・・・・・
2次粉砕用ローラミル77・・・・・・・・分配器 78・・・・・・・・・粉砕成晶循項供給口特許出頭人 株式会化 神戸製鋼所  24−

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)セメントクリンカの冷却および粉砕工程をクリン
    カの流れの方向に見て、1次冷却工程、2次冷却兼1次
    粉砕工程および2次粉砕工程により構成し、2次冷却兼
    1次粉砕工程にはローラミルにより、1次冷却工程にお
    いて1次冷却したクリンカを当該2次冷却兼1次粉砕工
    程においてローラミル内通過空気により2次冷却を行う
    と同時に1次粉砕を行い、然る後前記2次粉砕工程にお
    いて2次粉砕を行うことを特徴とするセメントクリンカ
    の冷却および粉砕方法。
  2. (2)2次冷却兼1次粉砕主程には、当該工程における
    成品クリンカのIM1度調整手段を備え、以って2次粉
    砕工程における温度管理を容易とした特許請求の範囲第
    1項に記載したセメントクリンカの冷却および粉砕方法
  3. (3)2次粉砕工程に閉回路方式によるボールミルを適
    用し、2次粉砕工程での粉砕仕事1glを全粉砕仕事酸
    の%程度以下とすることにより、2次粉砕用ボールミル
    内へ散水せずに粉砕することを特徴とする特#!F請求
    の範囲第1および2項に記載したセメントクリンカの冷
    却および粉砕方法。
  4. (4)2次粉砕工程に開回路方式によるボールミルを適
    用し、2次粉砕工程での粉砕仕事線を全粉砕仕事酸の青
    程度以下とすることにより、2次粉砕用ボールミル内へ
    散水せずに粉砕することを特徴とする特許請求の範囲第
    1および2項に記載したセメントクリンカの冷却おJび
    粉砕方法。
  5. (5)2次粉砕工程にローラミルを適用し、当該ローラ
    ミル内通過空気により2次冷却兼1次粉砕用ローラミル
    での粉砕成品を更に冷却することを特徴とする特許請求
    の範囲第1j、−よび2項に記載したセメントクリンカ
    の冷却および粉砕方法。
  6. (6)2次冷却兼1次粉砕用ローラミルからの排気を1
    次冷却工程での冷却用空気として使用することを特徴と
    する特#′I−請求の範囲第1−4 s?よび5項に記
    載したセメントクリンカの冷却および粉砕方法。
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