JPH01201053A - セメントクリンカの粉砕方法 - Google Patents

セメントクリンカの粉砕方法

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Publication number
JPH01201053A
JPH01201053A JP31887682A JP31887682A JPH01201053A JP H01201053 A JPH01201053 A JP H01201053A JP 31887682 A JP31887682 A JP 31887682A JP 31887682 A JP31887682 A JP 31887682A JP H01201053 A JPH01201053 A JP H01201053A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cement
mill
ball mill
clinker
roller mill
Prior art date
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Pending
Application number
JP31887682A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Fujisawa
哲夫 藤沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はセメントクリンカの粉砕方法に係り。
特にローラミルおよびボールミル夫々のもつ特性を生か
してセメントクリンカの効果的な粉砕を図ったものであ
る。
〔従来技術〕
セメントは、焼成工程において生成したクリンカに石膏
等の添加物を配合の上、粉砕することにより製造される
第2図は従来の粉砕工程の一例を示す線図的系統図であ
る。前工程(焼成工程、冷却工程等)において生成され
たセメントクリンカは、該セメントクリンカを貯蔵して
いる貯蔵ビン31から連続定量的に切出され、同様に貯
蔵ビン32.33から切出される石膏およびスラグ等の
添加物と配合されて、コンベア34により供給口36か
ら粉砕機35に供給される。
セメントクリンカ用粉砕機としても種々の方式および型
式のものが実用されているが1本例では中仕切板38に
より区割された2室型の所謂開回路方式ボールミルで、
ミル内部には被粉砕物の冷却と過粉砕防止のために1通
風機41により空気が誘引されるようになっている。被
粉砕物はミル35内各室を通過する間にボールの落下衝
撃力と摩壊作用を受け、粉砕されて取出口37から排出
され、ミル内通気に伴われて集塵[40で捕集された細
粉と共に製品セメント42として取出され〔発明が解決
しようとする課題〕 この様なセメントクリンカの粉砕機として古来使用され
てきたボールミルは、製品セメントの粒度分布が比較的
広いため、この面でのコンクリート特性に優れていると
いう長所があるが、粉砕所要動力が大きく、また粉砕に
際して製品温度が上昇して製品特性に悪影響を及ぼし、
温度上昇抑制のための散水手段は保守が煩わしいという
問題がある。即ち、ボールミルへは最大粒径が40m+
前後の塊状のものを含むクリンカが前工程から供給され
、またボールミル内での粉砕メカニズムに起因して粉砕
効率が悪く、所定粒度に粉砕するための動力原単位が大
きい。
また、ボールミルへの供給クリンカは一般に70乃至1
00°Cの温度があり、且つ粉砕消費動力の大部分がミ
ル本体内での発熱に転換されるため、粉砕過程において
被粉砕物の温度が著しく上昇する。この温度上昇を抑制
するためにボールミル35の取出口37のケーシング等
に散水装置3・・9を設けてミル内に散水する手段も広
く採用されているが、尚且つ充分な温度低下が得られて
おらず、散水に伴う製品セメント品質への悪影響がある
と同時に、充分に冷却されない製品セメントは単にその
取扱いに困難を伴うだけでなく、添加した石膏の品質を
劣化させたり、生コンクリートの品質にも悪影響を及ぼ
す。更に散水装置はその保守が容易でないばかりでなく
、多量に散水を行う場合には排気中に水滴が残るため、
排気集塵機40として高価な電気集塵機を採用しなけれ
ばならない。
これに対して、近年セメントクリンカの粉砕に試用され
ているローラミルは粉砕システムとしての動力原単位が
低く、またミル内通過空気量が多いためにミル内での温
度上昇が少なく比較的低温の製品セメントが得られると
いう利点を持つが。
一方製品セメントが比較的狭い粒度構成となるためコン
クリートの初期強度、混練水の所要量およびコンクリー
ト打設時のワーカビリティ等の面でのコンクリート特性
に問題があるため、未だ普及するに至っていないのが現
状であり、特に前述の如き塊状物を含む粒度範囲の広い
被破砕物を一挙に微粉まで粉砕するメカニズムとなって
いるため、粒度が細かく、従って比表面積の大きな製品
を得るには適しておらず、その用途が限定されている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明はこれらの事情に着目してなされたものであって
、ローラミルおよびボールミル夫々のもつ粉砕特性を生
かして効果的な粉砕方法を提供しようとするものである
。しかしてこの様な本発明とは、セメントクリンカの粉
砕工程をクリンカの流れの方向に見て、1次粉砕工程と
2次粉砕工程により構成し、上記1次粉砕工程にはロー
ラミルを、また上記2次粉砕工程にはボールミルを夫々
適用し、上記ローラミルにより1次粉砕したクリンカを
粗粉と細粉とに分離した後、細粉は製品とし、粗粉はボ
ールミルにより2次粉砕を行うべく構成した点にその要
旨がある。
(実施例) 以下図面に基づいて本発明を具体化した実施例について
詳細に説明するが1図は具体的な実施の一例を示すもの
で1本発明はこれらの図示例に限定されず、前・後記の
趣旨に沿って他の構成としたり、或いは一部の設計を変
更しても同様に実施することができる。
第1図は本発明方法の実施に用いることのできるセメン
トクリンカの粉砕工程を示す線図的系統図で、第2図に
示す従来の粉砕工程と同様な機能をもつ機器は同一符号
で示す。
第1図においてセメントクリンカの粉砕工程は、クリン
カの流れの方向に見て、1次粉砕工程2および2次粉砕
工程3により構成されており、1次粉砕工程2にはロー
ラミル51を通用すると共に、2次粉砕工程3にはボー
ルミル35を使用している。
従って、貯蔵ビン31.32からのクリンカおよび石膏
はコンベア34により1次粉砕工程2のローラミル51
に送られる。ローラミル51は。
下方に押込送風機52に接続した搬送空気の取入口53
を、側部に被粉砕物の供給口54を、また頂部には粉砕
成品と排気の取出口55を備えており、更に取出口55
は直列に配置したサイクロン等の捕集機56およびバグ
式または電気式の集塵機57を介して適宜配置した誘引
通風機58に接続されている。
コンベヤ34により供給口54を通じてローラミル51
に供給されたクリンカは該ローラミル51内で1次破砕
され、この1次粉砕成品は空気取入口53から押込送風
機52により送給される搬送空気に随伴して取出口55
から排出され、誘引、通風機58に吸引されて捕集機5
6に導かれる。
1次粉砕成品は、捕集機56で粗粉と細粉とに分離され
、細粉は集塵機57で捕集されて直ちに製品セメント4
2として取出される。一方、捕集機5Gで分離された1
次粉砕成品中の粗粉は2次粉砕工程3のボールミル35
へ供給され、所定粒度に2次粉砕された後製品セメント
42として取出される。
このような本発明の構成によれば、ローラミル51は粉
砕消費動力が少ない設備であるので、2次粉砕用ボール
ミル35に対するローラミル51での粉砕仕事比率に相
当して粉砕工程全体としての動力消費量が低減される。
特に、ローラミル51で1次粉砕されたクリンカ中の細
粉は捕集機56で分離されて直ちに製品セメントとして
取出されるので、ボールミル35での粉砕消費動力が少
なくて済む、尚、この際にもローラミル51で1次粉砕
されたクリンカ中の粗粉は捕集機56で分離された後ボ
ールミル35により2次粉砕されるので、製品セメント
の粒度構成面でコンクリート特性に問題を生じることは
ない。
更に、ローラミル51内では細かく1次粉砕されたクリ
ンカが押込送風機52により送風されて該ミル51内を
上昇する大量の搬送空気中に高濃度に浮遊した状態で熱
交換されるので、掻めて迅速且つ均一に粒子内部まで効
率良く冷却される。
このため、2次粉砕工程3へは粒度の揃った低温のクリ
ンカが供給されることになるので、散水装!39を使用
する場合にも粉砕成品の温度管理が掻めて容易となり、
比較的低温のセメントを容易に製造することができ、製
品セメントの品質面での悪影響を廻避できる。
尚、ローラミル51での1次粉砕仕事量をボールミル3
5での2次粉砕仕事量よりも多くなる様選定する場合に
は、ローラミル51からのセメント成品は既に相当細か
くなっているため、ボールミル35を図示の如き単室型
とし、細粒の粉砕に適した小径ボールを採用することに
より更に粉砕効率を向上させることができ、またボール
ミル35内での発熱量が少ないため散水装置を使用しな
くても被粉砕物の温度を低く維持することができる。
従って、散水装置の保守に煩わされることがなく、更に
ボールミル35からの排気中には水滴を含むことがない
ので、集塵[40として設備費の安価なバグ式集塵機を
支障なく使用することができる。
これらの方法において、1次粉砕用ローラミルおよび2
次粉砕用ボールミルの方式或いは型式。
1次粉砕工程と2次粉砕工程での粉砕仕事の分担割合、
更には添加物の種類或いは配合位置等について全く制限
されないことは勿論である。また。
既設のボールミルに付帯してローラミルを追加設置する
ことにより1本発明方法を容易に実施することができ、
当該ボールミルの処理能力を増すこともできる。
本発明は以上の如く構成されており、セメントクリンカ
粉砕工程における動力原単位、製品々質、操業、保守等
の面で極めて好都合である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、セメントクリンカの粉砕工程をクリン
カの流れ方向に見て、1次粉砕工程と2次粉砕工程によ
り構成し、上記1次粉砕工程にはローラミルを、また上
記2次粉砕工程にはボールミルを夫々通用することによ
り、2次粉砕用ボールミルに対するローラミルでの粉砕
仕事比率に相当して粉砕工程全体としての動力消費量が
低減される。
更に、ローラミル内で細かく1次粉砕されたクリンカが
十分に冷却された後、ボールミル(2次粉砕工程)へ供
給されるため1粒度の揃った比較的低温のセメントを容
易に製造することができる。
また、ローラミルで1次粉砕されたクリンカ中の細粉は
直ちに製品セメントとして取出され、粗粉のみがボール
ミルに供給されるため、該ボールミルでの粉砕消費動力
が少なくて済む。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の実施に用いることのできるセメン
トクリンカの粉砕工程を示す線図的系統図、第2図は従
来方法による第1図相当図である。 〔符号の説明〕 2・・・1次粉砕工程    3・・・2次粉砕工程3
1・・・クリンカ貯蔵ビン 32・・・石膏貯蔵ビン3
3・・・添加物貯蔵ビン  35・・・ボールミル39
・・・散水装置     40.57・・・集塵機41
.58・・・誘引通風機 42・・・製品セメント51
・・・ローラミル    52・・・押込送風機56・
・・集塵機。 第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)セメントクリンカの粉砕工程をクリンカの流れの
    方向に見て、1次粉砕工程と2次粉砕工程により構成し
    、上記1次粉砕工程にはローラミルを、また上記2次粉
    砕工程にはボールミルを夫々適用し、上記ローラミルに
    より1次粉砕したクリンカを粗粉と細粉とに分離した後
    、細粉は製品とし、粗粉はボールミルにより2次粉砕す
    ることを特徴とするセメントクリンカの粉砕方法。
JP31887682A 1982-01-19 1988-12-16 セメントクリンカの粉砕方法 Pending JPH01201053A (ja)

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JP718082A JPS58125648A (ja) 1982-01-19 1982-01-19 セメントクリンカの冷却および粉砕方法
JP31887682A JPH01201053A (ja) 1982-01-19 1988-12-16 セメントクリンカの粉砕方法

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JP31887682A Pending JPH01201053A (ja) 1982-01-19 1988-12-16 セメントクリンカの粉砕方法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102153300A (zh) * 2011-05-06 2011-08-17 吴江市明港道桥工程有限公司 一种水泥粉磨系统及方法
USD937245S1 (en) 2018-12-27 2021-11-30 Pioneer Corporation Speaker
USD941272S1 (en) 2018-12-27 2022-01-18 Pioneer Corporation Speaker

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USD937245S1 (en) 2018-12-27 2021-11-30 Pioneer Corporation Speaker
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