JPS58125552A - 巻取機制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （ａ）　　技術分野の説明 本発明は紙、フィルム等のシート状物を、コイル状に巻
取る巻取機の自動巻替を制御する巻取機制御装置の改喪
に関する。

（ｂ）　　従来技術の説明 ２軸巻取機においては、通常２軸をＡ軸と８４１１とに
区別する。今、Ａ軸にてシート状物のコイル巻取りを行
なっている時、一般にＢ軸では巻取ったコイルを取りは
ずし、新しいロールを設置するこの状態で、ある程度Ａ
軸で巻取った時点巻替位置に位置決めし、巻替タイミン
グになると、Ｂ軸をプリドライブし、次にタッチロール
をタッチさせ、次いでカッターを動作させ、Ａ軸と切離
し、Ｂ軸へ巻替えを行なう。Ａ軸、は停止し、前記同様
巻取つ九コイルを取抄はずし、新しいロールを設置する
。この様に順次巻取を連続して行ない、コイル状に製作
する。

第１図は巻取制御装置の構成図を示すものであり、Ａ軸
１にて、巻取り制御を行なっている時のＡ＠ｌの制御を
説明する。すなわち、ライン速度設定器１８によりライ
ン速度基準Ｖｔが発生する。

一方Ａ軸モータパルス発振器９によるへ軸モータ８の回
転−数ＮＡとＡ軸コイル径演算器２１による現在の巻取
コイル径りムとにより、λ軸表面速度漬出器１３からＡ
軸コイル表面実速度ＶＡ（社）ムＸＮＡがもとまる。又
、ダンサ−４により、その位置のずれに対応するダンサ
−制御装置１９により、ダンプ−位置補正信号が発生す
る。

上記、ライン速度基準Ｖｔ、フィードバックのＡ軸１コ
イル光面夷速度■ムの負、及びダンサ−位置補正信号ｄ
ａのム軸加算器１４により、Ａ軸１モータは、ダンサ一
定位置の速度制御が行なわれる。ここで、人軸１コイル
径Ｄムは、Ａ軸コイル径演算器２１で演算される。その
演算方法は、Ａ軸パルス発振器９によるＡ軸１回転数Ｎ
ムと、他方、メジヤリ／グロール５のロール径Ｄ１１、
及びメジヤリ／グロール５取付のメジャリングロールバ
’Ｗス発振器２６によるメジヤリ／グロール５の回転数
Ｎｍとにより、ム軸１コイル径Ｄムは（１）式でこのよ
うにＮｌとＮムを検出することにより、人軸コイル径り
ムは演算される。なお、ＩＷ１図にふ・いて２６は巻替
タイミング設定器、２７は巻替タイミング検出器、２８
は各種タイミング信号／；スである。

従来、上記Ａ軸１よりＢ軸２への巻替に関しては、Ａ軸
１での巻取妙量がある設定値になｆＬば巻替を行なう。

第２図はこの巻替のタイムチャートを示し、Ｂ軸２０−
ルをプリドライブ゛する。この時Ｂ軸２０−ルのコイル
径ＤＩは、Ｂ軸ロール径と同じで初期設定されており、
プリドライブによりＢ軸２０−ルの表面速度は、ライン
設電速度と等しくなる。次いでタッチロール６のアーム
を入れ、シートをＢ軸２０−ルとタッチし、ニップして
カッタ７を入れ、Ａ軸１とＢ軸２間ロールを切離し、Ｂ
軸２０−ルに巻込む。一方、Ａ軸ｌの運転を停止する。

以上のタイミングで巻替を行なうわけであるｄ！、タッ
チロール６でニップすると、人軸１−Ｂｌｌｌ１２間張
力は、Ｂ軸２０−ルの表向速度に影醤されて倣妙に変動
する。特に、張力がゆるむ方向に行くと、カッタ７がは
いっても、切断出来ない不具合が発生する。一方、前記
不具合を防ぐ為、Ｂ軸。

速度基準をライン速度設定値■１より少し低くし、Ａ軸
１−Ｂ軸２間張力を上げる方向に制御する方法があるが
、ライン速度基準Ｖｔ、Ａ軸１表面速度基準及びＢ軸２
ｔ１面速度基準を別々に作る必要があり、父、前記ライ
ン速度基準Ｖｔと、Ａ軸１及びＢ軸２の前記表面速度基
準とのマツチングが困−であるという欠点を有する。

（ｃ）　　発明の目的 本発明は上記事由に鑑みてなされ、滑らかに張力を変化
させて巻替を行なうことのできる、前記欠点のない巻取
機制御装置を提供することを目的とする。

（ｄ）　　発明の構成と作用 以下本発明について説明するが、説明の便宜上、はじめ
ＶＣ本発明の原理について説明することにする。上記目
的を達成するためには、前記第１図において、Ａ軸ｌコ
イルとＢ軸２０−ル間のシート張力をカッタ切断時に切
断可能な張力にもって付けば曳いわけである。したがっ
て本発明では、Ｂ軸２０−ルの径を、模擬的に見かけ上
大きくしてやればライン速度Ｖｔに対し、Ｂ軸２０−ル
表面速度を遅くすることが出来ることに着目するもので
ある。第３図はその具体的な一実施例を示し、前記第１
図の構成に新にコイル径バイアス設定器２４を設け、こ
のコイル径バイアス設定器２４により、コイル径バイア
ス値ＤＩＩＹを設定する。そして、タイミングを取る為
の接点ｃ１及びｄを設ける。又、前記バイアス値り、と
実コイル匪（ロール径）と加算するＡ軸用及びＢ軸２用
コイル径バイアス加算器２３及び２２を設ける。

第４図は、本発明によるタイミングチャートを示すもの
である。今、Ｂ軸２０−ルがプリドライブを開始する。

プリドライブのタイミング時は、Ｂ軸２０−ル径り、は
実ロール径と同じである。従って、Ｂ軸２０−ル径表面
速度Ｖ１は、Ｖｍ　＝　ＤｍＸＲｓ　−ｔ２１ Ｎ、は、Ｂ軸２０−ル回転数 であり、ライン速度ＶＬと一致する。

ここでタッチロール６を入れるのと、ノ（イアス設定器
２４のバイアス値ＤＲＹの接点Ｃの閉とのタイミングを
取る バイアス値ＤＩを負値として入れることにより、見かけ
上のＢ軸２０−ル径ＤＩＭは、 Ｄ藷＝　ＤＢ　＋　Ｄｉ＋ｙ・・・（３）但し、Ｄｌｒ
は負値 ｔ３）式にヨリ、ｎ軸２ｏ−ルｔｋ面速［Ｖｎｓは、ｖ
酊＝馬麗×Ｎ勝・・・（４） （２）式（７）Ｖｍと（４）式ノＶ１ｍでは、■膓〉■
１１・・・（５） となる９、 （５）式の結果、第４図イのようにＢ軸２０−ルｆｋｔ
ｉｉ速度は下がる。このためＡ軸１とＢ軸２間張力は、
タッチ四−ル６がニップすると、第４図口のように上が
る。ここで、ニップすることにより、Ｂ軸２及びダンサ
−４間の張力はゆるみ、ダンサ−４はＦがる。ダンサ−
４を定位置に戻すようダンサ−制御ｉｌ装置１９は補正
信号を出し、Ａ軸１コイルの速度を上げる方向に制御す
る。この結果、第４図ハのよう−に増々張力は上がり、
カッタ７にてすみやかに切断出来る状態と表る７したが
ってこのタイミングを取り、カッタ７を動作させて切断
が行なわれる。

以上のように本発明においては、新しく巻取るＢ軸２の
ロール径を見かけ上大きくシ、ロール六面速度を下げ、
張力を上げることによりスムーズに切断ができるように
したものである。なお、カッタ切断時、Ｂ軸２０−ルと
ダンサ−４間の張力は、逆に下がることになる。この結
果切断後、Ｂ軸２０−ルへスムーズに巻込まないことが
考えられるが、第３図工のように、今後はＢ軸２０−ル
径を、逆に小さい方向にバイアスをかけることによＬ　
ｎ軸２０−ル表面速度が速くなり、スムーズに巻込むこ
とができる。

（、）　　総合的な効果 このようにして本発明によれば、ライン速度基準を１つ
にして、巻取軸コイル径にバイアスを正負可変に自由に
かける回路をコイル径演算器に付加することにより、ス
ムーズに巻替を何なうことが出来、巻替失敗を防ぎ、生
産性向上に寄与する効果的な巻取機制御装置が提供でき
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の巻取機制御装置のブロック図、第２図は
第１図の巻替時のタイミングチャート、第３図は本発明
の一実施例を示すブロック図、第４図は第３図の巻替時
のタイミングチャートであｌ・・・Ａ軸、２・・・Ｂ軸
、３・・・タミーロール、４・・・ダンサ−１５・・・
メジヤリ／グロール、６・・・タッチロール、９．１１
・・・パルス発振器、１２．１５・・・速度制御装置、
１３．１６・・・Ａ　、　（Ｂ）軸表面速度算出器、１
４．１７・・・加算器、１８・・・ライン速度基準設定
器、２０、２１・・・コイル径演算器、２２．２３・・
・コイルバイアス加算器、２４・・・コイルバイアス設
定器、２７・・・巻替タイミング検出器。 （７３１７）代理人　弁理士　則　近　麿　佑　（はか
１名）第１２図 第３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ２つのロール軸を備え両軸を適宜切替え速度制御装置を
   介し駆動モータを制御してコイル状にシート材を巻取る
   巻取機の制御装置において、シート材を搬送するライン
   側に設けられライン速度を設定するライン速度基準設定
   器と、前記ライン側に設けたパルス発振器及び前記２つ
   のロール軸に設けた巻取機側パルス発振器と、前記ライ
   ン側及び巻取機側発振器の出力を入力して現在のコイル
   径を演算するコイル径演算器と、このコイル径演算器に
   付加して設けられ巻取コイル径にノ（イアスを正負可変
   に自在に印加する回路とを具備し、シート材の巻替を行
   なうさい張力を制御し、ナイフカットして旧ロールから
   新ロールに巻替を行なう巻取機制御装置。