JP2000211784A - テンション制御した巻取機 - Google Patents

テンション制御した巻取機

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JP2000211784A
JP2000211784A JP11011890A JP1189099A JP2000211784A JP 2000211784 A JP2000211784 A JP 2000211784A JP 11011890 A JP11011890 A JP 11011890A JP 1189099 A JP1189099 A JP 1189099A JP 2000211784 A JP2000211784 A JP 2000211784A
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tension
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 巻取機において、アンリールスタンドの
原反ロールとフィードロールとの間におけるシートのテ
ンションは、原反ロールに回転トルクを与える第1のA
Cサーボモータの電流値のみを制御することによって行
われ、フィードロールと巻取ロールとの間におけるシー
トのテンションは、フィードロールのための第2のAC
サーボモータとサーフェイスロールのための第3のAC
サーボモータとの間の速度制御をすることによって、ま
たは、巻取ロールに回転トルクを与える第3のACサー
ボモータの電流値が所望値となるよう回転数を制御する
ことによって行われる。この場合において、シートのテ
ンションは、加減速時の慣性(GD2 )を補償した原反
ロール軸または巻取ロール軸にかかるトルクを演算する
ことにより求める。 【効果】 巻取機のシステム全体の構成を簡単化でき、
安価なものとすることができ、しかも、タイムラグの少
ない精度の高いテンション制御を行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙、樹脂フィル
ム、アルミ箔、銅箔、またはこれら素材をラミネートし
たラミネート材等のシート状物体の巻取機に関するもの
であり、より詳細に述べると、この種のシート状物体の
裁断時、特に、スリッティングする際等に使用するのに
適したような巻取機におけるテンション制御に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、この種のシート状物体を
所定巾にスリッティングする際に使用する巻取機におい
ては、巾広のシートを巻回した原反ロールからシートを
巻き戻しつつスリッティングして後、そのスリッティン
グされた所定巾のシートを再び巻き取って巻取ロール
(製品ロール)とするようなことが行われている。この
ような従来のスリッタでは、原反ロールを巻き戻すアン
リール側に、メカニカルブレーキ、またはパウダーブレ
ーキ等を専ら使用し、アンリールとフィードロール間に
テンション検出ロールを配し、この間のテンションを検
出し、テンションコントロールを行っている。また、一
部には、アンリール側巻取径を演算で求め、テンション
検出ロール無しのコントロールを行なうものもあった。
【0003】一方、フィードロールと巻取ロール(製品
ロール)との間のテンションは、巻取ロール駆動側にパ
ウダークラッチを配し、経験的なスリップ率を与えるこ
とにより、コントロールするとか、その間にダンサーロ
ールを配し、このダンサーロールの重量を規定し、その
位置が一定となるようにパウダークラッチをスリップさ
せる方法とかがとられてきた。勿論、パウダークラッチ
の代わりにモータを使用した制御も行われてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のスリ
ッティング等の加工機に使用する巻取機におけるシート
のテンションの制御方法では、特に、極薄フィルム等の
加工においてアンリール側にメカニカルブレーキ、また
はパウダーブレーキを使用する方法では、メカロスが大
きく、過大テンションとなり、フィルムに永久歪を生じ
る等の不都合があった。また、テンション検出ロールを
使用する制御方法では、テンションを検出した後に制御
するために応答速度が遅く、制御の遅れ、すなわち、タ
イムラグが大きくなり、且つハンチングすることもあ
り、どうしてもテンションを精密に一定に保つことがで
きなかった。このようにスリッティング中にシートのテ
ンションが微妙に変化してしまうと、伸びの大きなフィ
ルムの場合には、切り口が悪くなってしまい、また、伸
びの無いフィルムの場合には、滑りが生じてしまうとい
う不都合が生じてしまっていた。
【0005】一方、巻取側においても、前述したような
問題以外に製品の品質に直接関係する巻固さとか巻姿等
の問題があり、これらはまたテンションによって決定さ
れるものであるから、巻取側のACサーボモータは、フ
ィードロールによってアンリール側テンションを一旦カ
ットし、解放されたシートを微妙なテンションコントロ
ールによって再度巻き取ることを可能とするものでなけ
ればならない。
【0006】また、テンション検出ロールとか、ダンサ
ーロール等を配置することは、装置の複雑化を招き、場
合によっては設置困難なことがある。
【0007】本発明の目的は、前述したような従来技術
の問題点を解消し、装置構成を単純化し、ゼロテンショ
ンから高精度で微妙なテンションコントロールを非常に
簡単に行えるようにした巻取機を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の一つの特徴によ
れば、原反ロールを巻き戻ししうるように保持するアン
リールスタンドと、該アンリールスタンドに保持された
原反ロールから巻き戻されたシートを巻取ロールへと巻
き取るための巻取スタンドと、前記アンリールスタンド
と前記巻取スタンドとの間に配置されて該アンリールス
タンドに保持された前記原反ロールからシートを前記巻
取スタンドの方へと給送するフィードロールとを備えた
巻取機において、前記アンリールスタンドに設けられて
前記原反ロールに回転トルクを与えるための第1のAC
サーボモータと、前記フィードロールに回転トルクを与
えるための第2のACサーボモータと、前記巻取スタン
ドにおいて形成される前記巻取ロールに回転トルクを与
えるためのサーフェイスロール駆動用としての第3のA
Cサーボモータとを備えており、前記アンリールスタン
ドの前記原反ロールと前記フィードロールとの間におけ
るシートのテンションは、前記第1のACサーボモータ
の電流値のみを制御することによって所望値となるよう
に制御され、前記フィードロールと前記サーフェイスロ
ールとの間におけるシートのテンションは、前記第2の
ACサーボモータと前記第3のACサーボモータとの間
の速度制御をすることによって所望値となるように制御
され、前記第1のACサーボモータの電流値のみの制御
は、前記フィードロールの回転速度によって決まるシー
トの流れ量および前記原反ロールの回転数とから前記原
反ロールの直径を演算し、且つ加減速時の慣性(G
2 )を補償した原反ロール軸にかかるトルクを演算
し、前記第1のACサーボモータの電流値によって決ま
るシートのテンションを求め、前記第1のACサーボモ
ータの電流値を、該テンションが所望値となる前記原反
ロールの直径に対応するトルクとなる電流値とするよう
な制御であり、前記第2のACサーボモータと前記第3
のACサーボモータとの間の速度制御は、前記フィード
ロールと前記サーフェイスロールとの間の速度比がシー
トのテンションの所望値に対応する一定値となるよう
に、前記第2のACサーボモータおよび第3のACサー
ボモータの電圧制御またはパルス列によるデジタル制御
することによって行われる。
【0009】本発明の別の特徴によれば、原反ロールを
巻き戻ししうるように保持するアンリールスタンドと、
該アンリールスタンドに保持された原反ロールから巻き
戻されたシートを巻取ロールへと巻き取るための巻取ス
タンドと、前記アンリールスタンドと前記巻取スタンド
との間に配置されて該アンリールスタンドに保持された
前記原反ロールからシートを前記巻取スタンドの方へと
給送するフィードロールとを備えた巻取機において、前
記アンリールスタンドに設けられて前記原反ロールに回
転トルクを与えるための第1のACサーボモータと、前
記フィードロールに回転トルクを与えるための第2のA
Cサーボモータと、前記巻取スタンドに設けられて前記
巻取ロールに回転トルクを与えるための第3のACサー
ボモータとを備えており、前記アンリールスタンドの前
記原反ロールと前記フィードロールとの間におけるシー
トのテンションは、前記第1のACサーボモータの電流
値のみを制御することによって所望値となるように制御
され、前記フィードロールと前記巻取ロールとの間にお
けるシートのテンションは、前記第3のACサーボモー
タの電流値が所望値となるよう回転数を制御し、前記第
1のACサーボモータの電流値のみの制御は、前記フィ
ードロールの回転速度によって決まるシートの流れ量お
よび前記原反ロールの回転数とから前記原反ロールの直
径を演算し、且つ加減速時の慣性(GD2 )を補償した
原反ロール軸にかかるトルクを演算し、前記第1のAC
サーボモータの電流値によって決まるシートのテンショ
ンを求め、前記第1のACサーボモータの電流値を、該
テンションが所望値となる前記原反ロールの直径に対応
するトルクとなる電流値とするような制御であり、前記
第3のACサーボモータの電流値の制御は、前記フィー
ドロールの回転速度によって決まるシートの流れ量およ
び前記巻取ロールの回転数とから前記巻取ロールの直径
を演算し、且つ加減速時の慣性(GD2 )を補償した巻
取ロール軸にかかるトルクを演算し、前記第3のACサ
ーボモータの電流値によって決まるシートのテンション
を求め、前記第3のACサーボモータの電流値を、該テ
ンションが所望値となる前記巻取ロールの直径に対応す
るトルクとなる電流値とするような制御である。なお、
定速運転時においては、上記慣性補償を必要としないこ
とは当然である。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、添付図面に基づいて、本発
明の実施例について本発明をより詳細に説明する。
【0011】図1は、本発明の一実施例としてのスリッ
タに適用した巻取機の全体構成を概略的に示している。
この巻取機は、主として、スリッティングすべきシート
状物体を巻回した原反ロール1を巻き戻ししうるように
保持するアンリールスタンド10と、シート状物体をス
リッティングするためのスリッタ60と、アンリールス
タンド10とスリッタ60との間に配置されてアンリー
ルスタンド10に保持された原反ロール1からシート2
をスリッタ60の方へと繰り出すようにするためのフィ
ードロール40と、スリッタ60によってスリッティン
グされたシート3を巻取ロール(製品ロール)4とする
巻取手段を構成するサーフェイスロール90を含む巻取
スタンド100とを備えている。
【0012】アンリールスタンド10は、原反ロール1
を装着してこの原反ロール1と共に回転しうるシャフト
11が取り付けられている。このシャフト11には、シ
ャフト11を回転させて原反ロール1に回転トルクを与
えるための第1のACサーボモータ12が関連付けられ
ている。また、フィードロール40には、このフィード
ロール40に回転トルクを与えるための第2のACサー
ボモータ41が関連付けられている。さらにまた、サー
フェイスロール90には、このサーフェイスロール40
に回転トルクを与えるための第3のACサーボモータ9
1が関連付けられている。
【0013】ここで、本発明において重要な役割を果た
すACサーボモータの特性について詳述しておく。AC
サーボモータは、その発生トルクが電流値に比例し、そ
の回転数が電圧のみによって決定されるという特性があ
る。また、ACサーボモータの中には、その回転数がパ
ルス列によるデジタル制御されるようなものもある。そ
して、トルクと回転数との間には相互関係は全くない。
したがって、本発明においては、前述したような特性を
有するベクトルインバータモータ、直流サーボモータ等
を使用してもよい。このため、本明細書中において使用
する用語「ACサーボモータ」は、このような直流サー
ボモータ等をも含む広い意味を有するものである。本発
明において使用するACサーボモータは、市販されてい
る任意のものでよいが、例えば、東栄電機株式会社から
BS Servo series およびF seriesとして販売されている
デジタルACサーボモータ、BSサーボモータであって
よい。
【0014】次に、このような巻取機の全体の動作およ
びテンション制御について説明する。アンリールスタン
ド10のシャフト11に装着された原反ロールからスリ
ッティングすべきシート2がフィードロール40によっ
て、転換ロール20および30を通して引き出されて、
フィードロール40を経て、さらに転換ロール50を経
て、スリッタ60へ送られる。
【0015】そして、スリッタ60によって所定巾にス
リッティングされたシート3は、転換ロール70および
エキスパンションロール80を経てサーフェイスロール
90へと送られる。スリッティングされたシート3は、
さらに、巻取スタンド100の巻取シャフト101へと
巻き付けられて、巻取ロール4とされていく。このと
き、巻取ロール4は、シート3に掛かるテンションによ
ってサーフェイスロール90との間にスリップが生じな
い程度の接圧で、サーフェイスロール90に押し当てら
れている。
【0016】このような巻取機の動作の流れのなかで本
発明によって行われるテンション制御の全体動作につい
て、以下説明する。先ず、アンリールスタンド10の原
反ロール1とフィードロール(別称テンションカットロ
ール)40との間におけるシート2のテンションの制御
につき説明するに、フィードロール40の回転等からシ
ート2の流れ量を計測し、また、原反ロール1の回転数
を計測して、現時点での原反ロール1の直径を時々刻々
演算して求めていく。原反ロールの回転作動初期時を除
いて、通常は、巻取スタンド10のシャフト11に関連
付けられた第1のACサーボモータ12は、ブレーキと
して作用するのが普通であり、この第1のACサーボモ
ータ12の電流値を時々刻々検出することにより、原反
ロール1に掛かる回転トルクを知ることができる。ここ
で、一般的に、原反ロールや巻取ロール等のロールの軸
に掛かるトータルトルクQは、加減速トルクと、ロール
の半径rと、シートに掛かるテンションTとの関係か
ら、次の式で表されることが知られている。
【0017】 Q=T・r±GD2 (N1 −N0 )/375tα±LM 但し、加速時は−、減速時は+値となる。また、 Q:ロール軸に掛かるトータルトルク(Kg・m) r:ロールの半径(m) T:シートに掛かるテンション(Kg) GD2 (N1 −N0 )/375tα:加減速トルク(K
g・m) LM :メカロス(Kg) 但しメカロスは一定せず、実
験値に頼る以外になく正確な補償は不可能であるため、
ここでは触れない。 tα:加速または減速時間(秒) (N1 −N0 ):上記加減速時間内の回転速度の変化
(R.P.M ) GD2 :ロールの慣性(別途計算値)(Kg・m2 ) また、ここで、GD2 (N1 −N0 )/375tαは、
一般的には、慣性補償トルクともいう。この関係式を使
用することにより、前述したように時々刻々演算で求め
た原反ロール1の直径およびGD2 から加減速トルク即
ち慣性補償した原反ロール軸にかかるトルクを演算し
て、第1のACサーボモータ12の電流値によって決ま
るシート2に掛かるテンションを時々刻々求めることが
できる。したがって、このテンションが所望値となるよ
うに、第1のACサーボモータ12の電流値のみを制御
して、原反ロール1に掛かる回転トルクが、その所望の
テンション値に対応する回転トルクとなるようにするこ
とができる。
【0018】次に、フィードロール40とサーフェイス
ロール90との間におけるシート3のテンションの制御
につき説明するに、第2のACサーボモータ41と第3
のACサーボモータ91との回転比が所望のテンション
値に対応する一定値となるようなドロー制御(速度制御
または速度差制御)によりそのテンションコントロール
が行われる。すなわち、フィードロール40を駆動する
第2のACサーボモータ41およびサーフェイスロール
90を駆動する第3のACサーボモータ91の電圧制御
またはパルス列によるデジタル制御によって各ロールの
回転を制御し、この場合、基準はフィードロール40で
もサーフェイスロール90でもよく、とにかく、常に一
定速度比で駆動すればよい。また、このドロー制御とテ
ンション値の関係は、サーフェイスロール90の駆動モ
ータである第3のACサーボモータの電流値、すなわ
ち、トルクとサーフェイスロール90の直径から容易に
求まる。
【0019】なお、フィードロール40は、タングステ
ンカーバイドまたはモリブデン溶射ロールまたはセラミ
ックロール等の高摩擦ロールを使用し、且つできるだけ
抱き角度を大きくとれる配置とするのがよい。また、ニ
ップロールを配してフィードロールとニップロールによ
ってシートをニップする方法もある(図示していな
い)。サーフェイスロール40も一般的には、前述した
のと同じく高摩擦ロールまたはスリッティングすべきシ
ートの素材によってゴムロール等を使用するのが好まし
い。また、中間に使用する転換ロール等の小ロール等の
メカロス防止には、各ロールをベルト等で駆動するよう
にすることも考えられる。
【0020】さらにまた、アンリールスタンド10にお
いて原反ロール1を駆動するための第1のACサーボモ
ータ12は、前述したように、一般的には回生ブレーキ
として作用し、発電により省エネとなるが、原反ロール
が初期の段階で大きく加勢する必要のある場合は、逆に
回転モータとして作用する場合もあり、その切り換えは
自動的にスムーズに行える。
【0021】図2は、本発明の別の実施例としてのスリ
ッタに適用した巻取機の全体構成を概略的に示してい
る。この巻取機は、主として、スリッティングすべきシ
ート状物体を巻回した原反ロール1を巻き戻ししうるよ
うに保持するアンリールスタンド10と、シート状物体
をスリッティングするためのスリッタ60と、アンリー
ルスタンド10とスリッタ60との間に配置されてアン
リールスタンド10に保持された原反ロール1からシー
ト2をスリッタ60の方へと繰り出すようにするための
フィードロール40と、スリッタ60によってスリッテ
ィングされたシート3を軸巻き方式により巻取ロール
(製品ロール)4とするシャフト101Aを備えた巻取
スタンド100Aとを備えている。
【0022】アンリールスタンド10は、原反ロール1
を装着してこの原反ロール1と共に回転しうるシャフト
11が取り付けられている。このシャフト11には、シ
ャフト11を回転させて原反ロール1に回転トルクを与
えるための第1のACサーボモータ12が関連付けられ
ている。また、フィードロール40には、このフィード
ロール40に回転トルクを与えるための第2のACサー
ボモータ41が関連付けられている。さらにまた、巻取
スタンド100Aのシャフト101Aには、このシャフ
ト101Aを回転させて巻取ロール4に回転トルクを与
えるための第3のACサーボモータ102が関連付けら
れている。
【0023】次に、このような巻取機の全体の動作およ
びテンション制御について説明する。アンリールスタン
ド10のシャフト11に装着された原反ロールからスリ
ッティングすべきシート2がフィードロール40によっ
て、転換ロール20および30を通して引き出されて、
フィードロール40を経て、さらに転換ロール50を経
て、スリッタ60へ送られる。
【0024】そして、スリッタ60によって所定巾にス
リッティングされたシート3は、転換ロール70、エキ
スパンションロール80および転換ロール85を経て,
巻取スタンド100Aのシャフト101Aへと巻き付け
られ、巻取ロール4とされていく。このとき、巻取ロー
ル4には、シート3に掛かるテンションによって巻取ロ
ール4との間にスリップが生じない程度の接圧で、加圧
ロール103が押し当てられている。
【0025】このような巻取機の動作の流れのなかで本
発明によって行われるテンション制御の全体動作につい
て、以下説明する。先ず、アンリールスタンド10の原
反ロール1とフィードロール40との間におけるシート
2のテンションの制御については、図1に関して前述し
た巻取機におけるアンリールスタンド10の原反ロール
1とフィードロール40との間におけるシート2のテン
ションの制御と同じであるので、ここでは、繰り返し説
明しない。
【0026】次に、フィードロール40と巻取ロール4
との間におけるシート3のテンションの制御につき説明
するに、アンリールスタンド10の原反ロール1とフィ
ードロール40との間におけるシート2のテンションの
制御の仕方と同様の原理により、フィードロール40の
回転等からシート3の流れ量を計測し、また、巻取ロー
ル4の回転数を計測して、現時点での巻取ロール4の直
径を時々刻々演算して求めていく。この第3のACサー
ボモータ102の電流値を時々刻々検出することによ
り、巻取ロール4に掛かる回転トルクを知ることができ
る。ここでも、前述したような関係式を使用することに
より、前述したように時々刻々演算で求めた巻取ロール
4の直径およびGD2 から加減速トルクを演算して、第
3のACサーボモータ102の電流値によって決まるシ
ート3に掛かるテンションを時々刻々求めることができ
る。したがって、このテンションが所望値となるよう
に、第3のACサーボモータ102の回転数の増減によ
って電流値が所望値となるよう制御して、巻取ロール4
に掛かる回転トルクが、その所望のテンション値に対応
する回転トルクとなるようにすることができる。勿論、
定速運転時には加減速トルクはゼロとなり巻取軸トルク
と巻取ロール直径のみでテンションは定まる。
【0027】
【発明の効果】テンション検出ロールが不要であり、制
御のタイムラグはほとんどゼロとすることができる。
【0028】パルス列によるデジタル制御によれば、1
/10000以上の速度精度も可能であり、金属箔等の
伸びのほとんど無いシートの巻き取りも容易である。
【0029】逆に著しく伸び易いフィルム等について
は、制御のタイムラグがほとんどゼロのため、巻取速度
の変化等にもほとんど影響されず切り口は極めて良好と
なる。
【0030】アンリールとフィードロール間は、ACサ
ーボモータの電流値のみで、また、フィードロールとサ
ーフェイスロール間は、両者の電圧比(パルス列の比を
含む)のみでコントロールできるので、極めてシンプル
な速度制御となる。
【0031】したがって、巻取機のシステム全体の構成
を簡単化でき、安価なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてのスリッタに適用した
巻取機の全体構成を示す概略図である。
【図2】本発明の別の実施例としてのスリッタに適用し
た巻取機の全体構成を示す概略図である。
【符号の説明】
1 原反ロール 2 巻き戻されたシート 3 スリッティングされたシート 4 巻取ロール 10 アンリールスタンド 11 シャフト 12 第1のACサーボモータ 20 転換ロール 30 転換ロール 40 フィードロール 41 第2のACサーボモータ 50 転換ロール 60 スリッタ 70 転換ロール 80 エキスパンションロール 85 転換ロール 90 サーフェイスロール 91 第3のACサーボモータ 100 巻取スタンド 100A 巻取スタンド 101 シャフト 101A シャフト 102 第3のACサーボモータ 103 加圧ロール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原反ロールを巻き戻ししうるように保持
    するアンリールスタンドと、該アンリールスタンドに保
    持された原反ロールから巻き戻されたシートを巻取ロー
    ルへと巻き取るための巻取スタンドと、前記アンリール
    スタンドと前記巻取スタンドとの間に配置されて該アン
    リールスタンドに保持された前記原反ロールからシート
    を前記巻取スタンドの方へと給送するフィードロールと
    を備えた巻取機において、前記アンリールスタンドに設
    けられて前記原反ロールに回転トルクを与えるための第
    1のACサーボモータと、前記フィードロールに回転ト
    ルクを与えるための第2のACサーボモータと、前記巻
    取スタンドにおいて形成される前記巻取ロールに回転ト
    ルクを与えるためのサーフェイスロール駆動用としての
    第3のACサーボモータとを備えており、前記アンリー
    ルスタンドの前記原反ロールと前記フィードロールとの
    間におけるシートのテンションは、前記第1のACサー
    ボモータの電流値のみを制御することによって所望値と
    なるように制御され、前記フィードロールと前記サーフ
    ェイスロールとの間におけるシートのテンションは、前
    記第2のACサーボモータと前記第3のACサーボモー
    タとの間の速度制御をすることによって所望値となるよ
    うに制御され、前記第1のACサーボモータの電流値の
    みの制御は、前記フィードロールの回転速度によって決
    まるシートの流れ量および前記原反ロールの回転数とか
    ら前記原反ロールの直径を演算し、且つ加減速時の慣性
    (GD2 )を補償した原反ロール軸にかかるトルクを演
    算し、前記第1のACサーボモータの電流値によって決
    まるシートのテンションを求め、前記第1のACサーボ
    モータの電流値を、該テンションが所望値となる前記原
    反ロールの直径に対応するトルクとなる電流値とするよ
    うな制御であり、前記第2のACサーボモータと前記第
    3のACサーボモータとの間の速度制御は、前記フィー
    ドロールと前記サーフェイスロールとの間の速度比がシ
    ートのテンションの所望値に対応する一定値となるよう
    に、前記第2のACサーボモータおよび第3のACサー
    ボモータの電圧制御またはパルス列によるデジタル制御
    することによって行われることを特徴とする巻取機。
  2. 【請求項2】 原反ロールを巻き戻ししうるように保持
    するアンリールスタンドと、該アンリールスタンドに保
    持された原反ロールから巻き戻されたシートを巻取ロー
    ルへと巻き取るための巻取スタンドと、前記アンリール
    スタンドと前記巻取スタンドとの間に配置されて該アン
    リールスタンドに保持された前記原反ロールからシート
    を前記巻取スタンドの方へと給送するフィードロールと
    を備えた巻取機において、前記アンリールスタンドに設
    けられて前記原反ロールに回転トルクを与えるための第
    1のACサーボモータと、前記フィードロールに回転ト
    ルクを与えるための第2のACサーボモータと、前記巻
    取スタンドに設けられて前記巻取ロールに回転トルクを
    与えるための第3のACサーボモータとを備えており、
    前記アンリールスタンドの前記原反ロールと前記フィー
    ドロールとの間におけるシートのテンションは、前記第
    1のACサーボモータの電流値のみを制御することによ
    って所望値となるように制御され、前記フィードロール
    と前記巻取ロールとの間におけるシートのテンション
    は、前記第3のACサーボモータの電流値が所望値とな
    るよう回転数を制御し、前記第1のACサーボモータの
    電流値のみの制御は、前記フィードロールの回転速度に
    よって決まるシートの流れ量および前記原反ロールの回
    転数とから前記原反ロールの直径を演算し、且つ加減速
    時の慣性(GD2 )を補償した原反ロール軸にかかるト
    ルクを演算し、前記第1のACサーボモータの電流値に
    よって決まるシートのテンションを求め、前記第1のA
    Cサーボモータの電流値を、該テンションが所望値とな
    る前記原反ロールの直径に対応するトルクとなる電流値
    とするような制御であり、前記第3のACサーボモータ
    の電流値の制御は、前記フィードロールの回転速度によ
    って決まるシートの流れ量および前記巻取ロールの回転
    数とから前記巻取ロールの直径を演算し、且つ加減速時
    の慣性(GD2 )を補償した巻取ロール軸にかかるトル
    クを演算し、前記第3のACサーボモータの電流値によ
    って決まるシートのテンションを求め、前記第3のAC
    サーボモータの電流値を、該テンションが所望値となる
    前記巻取ロールの直径に対応するトルクとなる電流値と
    するような制御であることを特徴とする巻取機。
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