JPS5812466Y2 - 電気機器における電気部品のホルダ - Google Patents

電気機器における電気部品のホルダ

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JPS5812466Y2
JPS5812466Y2 JP1980090347U JP9034780U JPS5812466Y2 JP S5812466 Y2 JPS5812466 Y2 JP S5812466Y2 JP 1980090347 U JP1980090347 U JP 1980090347U JP 9034780 U JP9034780 U JP 9034780U JP S5812466 Y2 JPS5812466 Y2 JP S5812466Y2
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博義 高梨
満之 平野
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ヤマハ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、発光ダイオード等の電気部品を電気機器に
取付ける場合に用いて好適なホルダの構造に関する。
従来、発光ダイオード等の電気部品を受信機等の電気機
器に取付ける構造として、第1図に示すように、電気機
器の前面パネル1に形成された孔2内に発光ダイオード
等の電気部品3の頭部を挿入すると共に同パネル1に電
気部品3を接着前4により固着し、そして電気部品3の
リード端子5゜5を前面パネル1の後方に配置したサブ
シャーシ板6の孔7を通して後方に突出させると共にこ
れらリード端子5,5にリード線を半田付等により配線
を行なうようにしたものが知られている。
ところで、この電気部品の取付構造によれば、電気部品
3を前面パネル1に接着する際に、接着剤が固化するま
で゛電気部品3を適宜手段により定められた位置に固定
しておく必要があるため電気部品3の取付作業が面倒で
あるという欠点があり、更に前面パネル1に直接電気部
品3を接着するため、電気部品3が故障した場合にその
交換に際して堅牢化した接着剤の部分を除去する必要が
あり、実用上電気部品3の交換ができない欠点があった
しかしてこの出願人は、上記の欠点を除去した電気部品
の取付構造として第2図に示すものを実願昭52−21
598号(実開昭53−116278号)で提供した。
すなわち第2図に示す取付構造は発光ダイオード等の電
気部品3をプリント基板等の基板8に取付けると共に同
基板8をゴム等の弾性体からなる取付枠9(その詳細な
形状を第3図に示す)により保持し、同取付枠9を、電
気部品3の頭部を前面パネル1の孔2内に挿入配置して
前面パネル1とその後方に配置したサブシャーシ板6と
の間に着脱可能に固定し、そして基板8に取付けた端子
10.10を介して電気部品3の配線を行うようにした
ものである。
この電気部品の取付構造によれば、取付枠9の前面パネ
ル1およびサブシャーシ板6から取外すことができるた
め、電気部品3が故障した場合にこれを基板8と共に交
換することができる。
しかしながらこの第2図に示す取付構造においては、前
面パネル1に対するサブシャーシ6の取付位置に誤差が
生じてこれらの間の寸法が規定寸法以上となった場合等
に、前面パネル1、サブシャーシ6に対する取付枠9の
取付状態および取付枠9に対する電気部品3の取付状態
が不安定となり、電気部品3を確実に取付けることがで
きない欠点があった。
またこの取付構造においては、電気部品3が基板8に直
接取付けられているため、基板8から電気部品3を取外
すことが困難であり、電気部品3を交換する際に基板8
も交換しなければならず不経済であるという欠点があっ
た。
この考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、その目
的とするところは、発光ダイオード等の電気部品を受信
機等の電気機器に取付ける場合に用いて、電気部品を電
気機器に容易かつ確実に取付けることができ、しかも電
気部品の交換を容易になし得る電気部品のホルダを提供
することにある。
この考案の特徴について述べると、この考案は、基端部
側から先端部側に向うに従って互いに距離が挾まるよう
に対向配置された一対の保持壁部と、これら一対の保持
壁部を連結する連結壁部と、前記一対の保持壁部の各基
端部に連設された一対の取付壁部と、前記一対の保持壁
部および連結壁部を中に挾んで対向するように位置し、
前記各取付壁部からそれぞれの先端部が前記保持壁部の
先端部より先方に位置するように延出する一対の腕部と
、これら一対の腕部の中心線の延長線上に互いに対向す
るように位置し、前記各取付壁部からそれぞれ前記腕部
と反対方向に延出する一対の脚部とり具備してなるもの
であって、前記各部が弾性変形可能に構成されているも
のである。
以下、この考案の一実施例を第4図ないし第9図を参照
して説明する。
第4図ないし第6図は、この考案による電気部品のホル
ダAを示す図である。
この実施例で示すホルダAは、例えば第7図に示す発光
ダイオードBを電気機器に取付ける場合を考慮して作ら
れたものである。
第4図ないし第6図に示されるようにホルダAは、基端
部側から先端部側に向うに従って、すなわち上方へ向う
に従って互いに距離が狭まるように対向配置された1対
の保持壁部16j6と、これら保持壁部16,16を連
結する連結壁部17と、保持壁部16j6の各基端部に
連設され、これら基端部から水平方向に延出する取付壁
部18,18と、保持壁部16,16および連結壁部1
7を中心に挾んで対向するように位置し、取付壁部18
,18から上方へ向けてそれぞれの先端部が保持壁部1
6,16の先端部より上方に位置するように延出する一
対の腕部19.19と、これら腕部19,19の中心線
の延長線上に互いに対向するように位置し、取付壁部1
8,18から下方へ延出する一対の脚部20.20とを
一体に成形してなるものである。
この場合前記腕部19゜19および脚部20.20には
互いに対向する側の面の先端部に係合突起21.21.
22.22が形成されている。
このホルダAは、例えばナイロン等の合成樹脂により形
成されたものであって、各部の弾性変形可能であり、連
結壁部17の両端部側に位置する保持壁部16、取付壁
部18.腕部19、脚部20からなる2つの部分が互い
に連結壁部17の中央部p点を中心として腕部19,1
9、脚部20.20の各先端部が互いに離接する方向に
全体的に回動することができ、更に腕部19、脚部20
からなる2つの部分が取付壁部18を中心として腕部1
9,19、脚部20.20の各先端部が互いに離接する
方向に一体的に回動することができる。
また発光ダイオードBは、第7図に示されるように方形
板状の基部25と、この基部25の上面に形成された四
角柱状の発光部26と、同基部26に下方へ突出するよ
うに取付けられたリード線27゜27とからなるもので
ある。
次に、上記のように形成されたホルダAを用いて発光ダ
イオードBを電気機器に取付ける方法について述べる。
第8図、第9図は取付方法の一例を示す図であり、発光
ダイオードBを電気機器の前面パネル30の孔31内に
取付ける方法として、発光ダイオードBをホルダAに取
付け、これら発光ダイオードBおよびホルダAをプリン
ト基板32に取付け、同プリント基板32を前面パネル
30に取付けるようにした例を示す図である。
これらの図に示すように発光ダイオードBを取付ける場
合には、まず発光ダイオ−ドBの基部25をホルダAの
腕部19,19をP点に拡開させてこれらの間に挿入し
、同基部25を腕部19,19の突起21.21と保持
壁部16,16の各先端部16.16の各先端部との間
に位置させる。
腕部19,19の拡開に際しては、腕部19.19自体
を把持してこれらを拡開させてもよいが、−組の腕部1
9、脚部20が一体的に動き得ることから、脚部20.
20を把持してこれらをそれぞれの先端部が近接するよ
うに変形させても腕部19゜19を拡開させることがで
きる。
この場合発光ダイオードBのリード線27.27は、ホ
ルダAの連結壁部17の両側方を通して脚部20.20
の延びる方向へ延出させる。
この状態において発光ダイオードBは、その基部25が
油起21,21と保持壁部16,16とにより上下位置
が規制されたうえで腕部19,19の弾性復帰力により
挟持され、ホルダAに確実に保持される。
そして次に発光ダイオードBを取付けたホルダAをプリ
ント基板32に取付ける。
すなわちホルダAの脚部20.20をプリント基板32
に形成された孔33.33内に、脚部20.20をP点
を中心に拡開させながら挿入し、取付壁部18,18の
下面をプリント基板32の上面に当接させ突起22゜2
2を同基板32の下面に係合させる。
この場合発光ダイオードBのリード線27は、その下端
部を電気部品取付孔34.34を通してプリント基板B
cr)F方に突出させ、同基板Bの下面に形成した図示
しない配線用導体にハンダ付が可能となるように位置さ
せる。
この状態においてホルダAは、取付壁部18.18と突
起22.22により上下位置を規制されたうえで脚部2
0.20の弾性復帰力により確実にプリント基板32に
取付けられる。
ここで、ホルダAが発光ダイオードBを保持する保持力
と同ホルダAがプリント基板32を保持する保持力とは
、ホルダAの腕部19,19および脚部20.20の協
働作用によるものである。
すなわち、脚部19.19は発光ダイオードBが挿入さ
れることによって僅か拡開されている。
このことは、−組の腕部19と脚部20とが一体的に働
くことからして、脚部20.20の先端部間を接近させ
ることになり、脚部20.20がプリント基板32を保
延する力が増加する結果を生む。
また、脚部20.20はプリント基板32の孔33.3
3内に係合することによって拡開されている。
したがつて、このことは上記と逆に腕部19,19が発
光ダイオードBを保持する力が増加する結果を生む。
このようにして各部が保持される結果、発光ダイオード
Bの保持、ホルダAのプリント基板32への取付けは極
めて確実なものとなる。
かくしてホルダAを用いて上記のように発光ダイオード
Bを取付ければ、発光ダイオードBに対する保持力、プ
リント基板32に対する取付は力を容易に確保すること
ができ、しかも発光ダイオードBやプリント基板32の
保持部、取付部に寸法誤差があった場合にもこの誤差を
充分吸収することができる利点がある。
このようにして発光ダイオードB、ホルダA、プリント
基板32を組立てたのち、プリント基板32の下面をハ
ンダ槽に浸して発光ダイオードBのリード線27.27
とプリント基板32の配線用導体とをハンダ付する。
この場合発光ダイオードBの基部25および発光部26
は、ホルダAを介してプリント基板32に取付けられて
いる。
プリント基板32に対して所定寸法離間しておりハンダ
付に際して熱の影響を殆んど受けることがない。
そして次にこの組立体を、発光ダイオードBの発光部2
6を前面パネル30の孔31内に挿入配置し、プリン1
一基板32をネジ35.35により支持柱部36,36
に固定して前面パネル30に取付ける。
このようにして前面パネル30に取付けられた発光ダイ
オードBへの配線は、プリント基板15の配線用導体に
電気機器本体側のリード線を接続して行われる。
しかして、上記のようにホルダAを用いた発光ダイオー
ドBの取付構造によれば、発光ダイオードBが例えば故
障してこれを交換する必要が生じた場合に、同発光ダイ
オードBだけを容易に交換することができる。
すなわちこの交換に際しては、まず発光ダイオードB、
ホルダA、プリント基板32の組立体を前面パネル30
から取外す。
この状態において発光ダイオードBは、基部25、発光
部26が基板32から離間しているため、これら基部2
5、発光部26を把持してホルダAから取外したのにハ
ンダ付されたリード線27 、27を基板32がら容易
に取外すことができる。
かくして発光ダイオードBを新品と取替えたのち再度組
立体を前面パネル30に取付ければよい。
なお、上記のホルダAの使用例においては、ホルダAを
プリント基板32を介して電気機器側、ずなわち前面パ
ネル30に取付けるようにしたが、このような取付方法
のほか、ホルダAを電気機器内に配設されたサブシャー
シ等に取付けるようにしてもよい。
また、この考案によるホルダを用いて取付ける電気部品
は、上記の実施例で述べた発光ダイオードに限られるも
のでなく、各種の表示素子、切換スイッチ類等であって
もよい。
以上の説明から明らかなように、この考案のホルダによ
れば、電気部品の保持および電気機器側への取付けを弾
性復帰力を利用して行うから、電気部品を容易かつ確実
に電気機器に取付けることができる利点がある。
また電気部品に対する保持力、電気機器側への取付は力
を容易に確保することができ、かつ電気部品や電気機器
側の保持部、取付部の寸法誤差を充分吸収できる利点が
ある。
またこのホルダを例えば電気部品をプリント基板に取付
ける場合に用いれば、電気部品をプリンI・基板に対し
て離間させたうえで配線することができ、これによって
電気部品の交換を容易になし得る等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はいずれも従来の電気部品の取付構造の
要部を示す縦断面図、第3図は第2図に示す取付構造に
用いられる取付枠の斜視図、第4図はこの考案による電
気部品のホルダAの平面図、第5図は同正面図、第6図
は同側面図、第7図は電気部品の一例として示した発光
ダイオ−ドBの正面図、第8図はホルダAの使用例を示
す図であって、ホルダAを用いて発光ダイオードBを電
気機器の前面パネルに取付けた構造の縦断面図、第9図
は第8図IX−に線視断面図である。 A・・・・・・ホルダ、B・・・・・・電気部品(発光
ダイオード)、16・・・・・・保持壁部、17・・・
・・・連結壁部、18・・・・・・取付壁部、19・・
・・・・腕部、20・・・・・・脚部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基端部側から先端部側に向うに従って互いに距離が狭ま
    るように対向配置された一対の保持壁部と、これら一対
    の保持壁部を連結する連結壁部と、前記一対の保持壁部
    の各基端部に連結された一対の取付壁部と、前記一対の
    保持壁部および連結壁部を中に挾んで対向するように位
    置し、前記各取付壁部からそれぞれの先端部が前記保持
    壁部の先端部より先方に位置するように延出する一対の
    腕部と、これら一対の腕部の中心線の延長線]二に互い
    に対向するように位置し、前記各取付壁部からそれぞれ
    前記腕部と反対方向に延出する一対の脚部とを具備して
    なり、前記各部が、前記連結壁部の両端部側に位置する
    前記保持壁部、取付壁部、腕部、脚部を有する2つの部
    分が互いに前記連結壁部を中心として前記一対の腕部、
    脚部の各先端部が互いに離接する方向に全体的に回動し
    得るように、かつ前記腕部、脚部を有する2つの部分が
    互いに前記取付壁部を中心として前記一対の腕部、脚部
    の先端部が互いに離接する方向に一体的に回動し得るよ
    うに弾性変形可能に構成されていることを特徴とする電
    気機器における電気部品のホルダ。
JP1980090347U 1980-06-27 1980-06-27 電気機器における電気部品のホルダ Expired JPS5812466Y2 (ja)

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JPS5729339Y2 (ja) * 1977-05-12 1982-06-26

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JPS5714473U (ja) 1982-01-25

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