JPS5812313B2 - リヨウメンネンチヤクテ−プ - Google Patents

リヨウメンネンチヤクテ−プ

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Publication number
JPS5812313B2
JPS5812313B2 JP50052870A JP5287075A JPS5812313B2 JP S5812313 B2 JPS5812313 B2 JP S5812313B2 JP 50052870 A JP50052870 A JP 50052870A JP 5287075 A JP5287075 A JP 5287075A JP S5812313 B2 JPS5812313 B2 JP S5812313B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive
tape
parts
polymer
double
Prior art date
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Expired
Application number
JP50052870A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS51128336A (en
Inventor
吉川信治
深田勝治
杉木隆
倉本盈夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Electric Industrial Co Ltd filed Critical Nitto Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP50052870A priority Critical patent/JPS5812313B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は支持体の両面に同一組戒め粘着剤層を有し、且
つシリコーン処畑紙、ポリエチレンシ一ト等の剥離性シ
ート(セパレーター)無しにそのままロール状に巻いた
状態から簡単に巻戻して使用できる両面粘着テープに関
する。
支持体の表裏両面に粘着剤層を設けた両面粘着テープは
よく知られている。
従来から公知である両面粘着テープは、ベースポリマー
、粘着付与剤、軟化剤等をトルエン等の溶媒に溶解して
得られる混合系粘着剤を支持体両面に塗布乾燥すること
により製造される。
該テープ製造時、上記混合系粘着剤を使用し支持体両面
に粘着剤層を設け、そのままロール状に巻取った場合は
接触する2つの粘着剤層の間で配合成分の相互拡散が生
じ(粘着剤はその配合成分が互に相溶性の良いものを選
んで配合されているため)、互に強く接着するというプ
ロツキング現象を起し、一つの固まりになってしまって
使用に際し巻戻すことができな<云るか或いは極めて困
難になってしまう。
従ってテープ巻取り時にセパレーターを粘着剤層に仮着
させた状態でロール状千巻取り粘着剤同志が接触しない
ようにしてプロツキングを防止している。
しかしながら、このような両面粘着テープを使用するに
はセパレーターを除去しながら接着作業をしなければな
らず面倒であり、しかも不用となったセパレーターの処
分にも手間がかかり、またテープの価格がセパレーター
を有するために高くなってしまう。
そこで上記のようなセパレーターに起因する問題を解決
するため、例えば、特公昭35−7480号公報にセパ
レーター無しの両面粘着テープが記載されている。
該テープはゴムとアクリル酸系ポリマーを各々の粘着剤
のベースポリマーとし、互に化学的に異なるために物理
的に融和しない(配合成分の相互拡散を生じない)組成
の粘着剤を用いたものである。
成程このような粘着剤を用いれば所期の目的を達するこ
とができる。
しかしながら、該テープ製造時には2種類の粘着剤を用
意しなければならず、また、テープをロール状に巻取っ
た後互に接触している粘着剤同志がその配合成分の卸互
拡散によるプロツキング現象を起すのを防止するため、
各粘着剤の配合決定に際し厳密な検討を必要とし面倒で
ある等種々の問題がある。
本発明は上記の如き従来の両面粘着テープの間題点を一
挙に解決するもので、同一組成の粘着剤層を支持体の表
裏両面に設け、セパレーター無しでロール状に巻取り、
使用時粘着剤層のプロツキングを生ずることなく簡単に
巻戻しできる型の両面粘着テープを提供するものである
両面粘着テープの粘着剤として同一組成の混合系粘着剤
を使用した場合は、プロツキング現象を生じ所期の目的
を達成できないことは前述のとおりである。
本発明者達は、このことから粘着剤を非混合系とすれば
プロツキングを防止しうるものと推論し、種々実験を行
なった結果、粘着性を有するポリマーを竺定限度以上こ
架橋した架橋ポリマーのみから成る非混合系粘着剤は互
に接触してもプロツキングを起すことがないことを知得
し本発明をするに至ったものである。
即ち、本発明の両面粘着テープは可撓性支持体の両面に
、粘着性を有するポリマーをゲル分が20%以上特に好
まし<は3o%以上になるように架橋したポリマーから
成る粘着剤層を設けて成るものである。
本発明において使用される可撓性支持体としては、紙、
布、プラスチックフイルム、プラスチックフォームシ一
ト、金属薄シート等が挙げられる。
また粘着性を有するポリマ了は粘着剤として用いること
ができる程度の粘着性を有い且つ架橋可能なポリマーな
らば特に限定されることはなく、例えば天然ゴム或いは
合成ゴムにアクリル酸エステル、メタクリル酸エステル
、ビニルエステル等をグラフト共重合させたポリマー、
アクリル酸等の不飽和カルボン酸、アクリル酸エステル
、メタクリル酸エステル、ビニルエーテル、ビニルエス
テル等のホモポリマーおよびコポリマー等が挙げられる
本発明において上記の如きポリマーをゲル分が20%以
上、特に好ましくは30%以上になるように架橋するに
は、種々の架橋剤、例えば過酸化物、イソシアネート化
合物、メラミン又はユリアの初期縮合物、エポキシ化合
物、フェノール樹脂、アミン、金属酸化物、イオウ、イ
オウ化合物等をポリマー100重誉部に対し約0.2〜
15重量部添加混合し加熱する方法が架橋のコントロー
ルが簡単で好ましいが、放射線照射惑いはトリクロルエ
チレン等の光増感剤を添力し紫外線照射して行なうこと
もできる。
なお架橋は粘着性を有するポリマーを可撓性支持体上に
塗布した後行なうようにする。
即ち、架橋剤を用いる場合はポリマー溶液に堺橋剤を添
加混合し、これをロールコーティング、デイツピング等
により支持体に塗布した後加熱し架橋させる方法により
、また、放射線照射、紫外線照射により架橋させるとき
はポリマー溶液を塗布した後照射を行ない架橋させる。
架橋が塗布前に行なわれると支持体に粘着剤層を設ける
のが困難になるか或いは全く不可能となり好ましくない
本発明においてポリマーの架橋がゲル分で20%未満の
場合は粘矯済り層のプロツキング現象を生じ好ましくな
い。
本発明においてポリマーの架橋度を表わすゲル分(%)
は下記のようにして算出する。
ポリマー(架橋された)の一定量を円筒ろ紙上に採取し
、ベンゼンを溶媒としてソックスレー抽出器によりベン
ゼンの沸点下で24時間ゾル分の抽出を行ない、次いで
円筒ろ紙上のベンゼンを含んだポリマー(膨潤ゲル)を
シャーレに移し加熱乾燥してベンゼンを除去した後、ゲ
ル重量を秤り、次式によりゲル分(%)を算出する。
本発明は上記の構成から成るものであり、(1)セパレ
ーターが不要であり資源を節約できること、(2)一種
類の粘着剤により両面粘着テープを製造できること、(
3)ポリマーの架橋は架橋剤の添加、或いは放射線、紫
外線の照射により簡単にできること等の効果を奏する。
以下実施例により本発明を詳細に説明する。
なお、実施例中の部、%は各々重量部、重量%実施例
1 アクリル酸ブチル100部、メタクリル酸7部に重合触
媒として過酸化ベンゾイル(BPO)0.3部を加えト
ルエン100部、酢酸エチル150部の混合溶媒中でN
2を流しなから67±1Cで6.5hrs重合させ、次
いでトルエン178部を加え希釈して濃度20%のポリ
マー溶液を得る。
該ポリマー溶液を小分けした後架橋剤としてBPOをポ
リマー100部に対し0.15・0.3−0.5・1・
3・5・10部加え混合する。
次に各溶液を厚さ25ミクロンのトリアセテートフイル
ムの両面にロールコーティングし、熱風循環式乾燥塔中
で1、20℃×5分加熱乾燥し架橋を行なうとともこ溶
媒を除去し円筒ポール芯上に巻取り粘着剤層が各々厚さ
15ミクロンの両面粘着テープを得た。
該テープの巻戻し性および粘着剤のゲル分の測定結果を
第1表に示す。
なお比較例として、未架橋粘着剤層を設けたテープおよ
びゲル分15*%の粘着剤層を設けたテープのデータを
同時に示す。
※ブロツキング 実施例 2 テープの支持体として厚さ15ミクロンのトリアセテー
トフイルムを用い、下記配合の粘着剤溶液を使用し実施
例1と同様にして両面粘着テープを得た。
該テープの巻戻し力、接着力の経口変化および粘着剤の
ゲル分(%)を第2表に示す。
粘着剤1:ポリアクリル酸ブチル100部に対しBPO
を0.3部添加した溶液 粘着剤2:実施例1のポリマー溶液にBPOを0.5部
添加した溶液 粘着剤3:アクリル酸2−エチルヘキシル100部に対
しメタクリル酸2−ヒドロキシエチル7部配合し共重合
したポリマー100部にプチルエーテル化メラミン樹脂
3部を添加した溶液 粘着剤4:アクリル酸ブチル100部に対し、酢酸ビニ
ル40部、メタクリル酸3部を配合し重合させたポリマ
ー100部にBPOl部を添加した溶液 粘着剤5:天然ゴム(RSSl級)100部に対しメチ
ルメタクリレート30部、BPOを0.5部配合し重合
させたポリマー100部にイオウ化合物(犬内新興化学
社製ノクセラTRA)3部添加した溶液 比較例1:粘着剤2の配合にクマロンインデン樹脂(日
鉄化学社製NG−1)20部を更に添加した溶液 比較例2:粘着剤4におけるポリマーのみの系以上の粘
着剤1〜5および比較例1〜2における粘着剤溶液はト
ルエンの20%溶液を使用した。
なお、巻戻し力はJISZ−1524に準じ、接着力は
JISZ−1528に準じ測定した(測定値は試料10
個の平均値)。
×・・・プロツキングのため測定不能 ※・・・粘着剤の凝集破壊 以上の実施例、比較例より本発明の両面粘着テープはセ
パレーター無しで巻取ってもプロツキングを生ずること
なく、70℃という高温に放置されても実用性に何ら支
障を起すことがないことが判る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 可撓性支持体の両面に、粘着性を有するポリマーを
    ゲル分が20%以上にびるように架橋したポリマーから
    成る粘着剤層を設けて成る両面粘着テープ。
JP50052870A 1975-04-30 1975-04-30 リヨウメンネンチヤクテ−プ Expired JPS5812313B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50052870A JPS5812313B2 (ja) 1975-04-30 1975-04-30 リヨウメンネンチヤクテ−プ

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JP50052870A JPS5812313B2 (ja) 1975-04-30 1975-04-30 リヨウメンネンチヤクテ−プ

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Publication Number Publication Date
JPS51128336A JPS51128336A (en) 1976-11-09
JPS5812313B2 true JPS5812313B2 (ja) 1983-03-07

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JP50052870A Expired JPS5812313B2 (ja) 1975-04-30 1975-04-30 リヨウメンネンチヤクテ−プ

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JPS5829154Y2 (ja) * 1978-09-27 1983-06-25 サンエ−化学工業株式会社 耐熱性保護フィルム
US4522870A (en) * 1982-11-04 1985-06-11 Minnesota Mining And Manufacturing Company Linerless double-coated pressure-sensitive adhesive tape
JP2877678B2 (ja) * 1993-11-24 1999-03-31 積水化学工業株式会社 両面粘着テープ

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