JPS58122243A

JPS58122243A - ウエザストリツプの取付構造

Info

Publication number: JPS58122243A
Application number: JP57003734A
Authority: JP
Inventors: Toshirou Arishima; 有嶋　俊郎; Kiyoto Matsuzaki; 松崎　清人
Original assignee: Nissan Motor Co Ltd
Current assignee: Nissan Motor Co Ltd
Priority date: 1982-01-13
Filing date: 1982-01-13
Publication date: 1983-07-20

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、取付強度を上げシール性能を向上させたウエ
ザスｌ−ＩＪツブの取付構造に関する。

例えば第１図に示すように、自動車の車体外面（１）へ
開設されたウィンド開口部（２）へサイドウィンドパネ
ルとしてのガラス（３）（以下ウィンドガラスと称す）
を開閉可能に取り付ける場合に、ウィンド開口部（２）
とウィンドガラス（３）とをシールするウエザスｌ−Ｉ
Ｊツブの取付構造としては第２図に示すようなものがあ
る。

すなわち、車体外面（１）を形成するアウタパネル圓と
インナパネル（１４とがフランジ（Ｉ３１でスポット溶
接結合されてウィンド開口部（２）が形成されている。

フランジ（１３）は、アウタパネル旧）とインナパネル
０２）との結合に都合の良い方向である車体外面（１）
に平行な方向を向いている。このフランジα３）にウェ
ザスト’Ｊ−ｙブ（４）が、その嵌合部（４１）におい
てフランジ０３）の先端から嵌入されることにより嵌着
されており、フランジ０３）の而とは直角方向にシール
リップ（４りが形成されている。ウィンド開口部（２）
の外方からウニサストリップ（４）のシールリップ（４
渇に圧接してウィンドガラス（３）が取り付けられてい
る。また、嵌合部（４υとフランジα３）との間隙には
シール材（４９が充填されている。

しかし、上記従来のウニサストリップの取付構造では、
ウィンドガラス（３）からシールリ・ノブ（４２）が受
ける圧接力をフランジ（１３）の側面に受けることにな
り、嵌合部（４υもまた側方よりの力を受ける。このた
め、フランジ（１３Ｉと嵌合部（４１）との嵌合が外れ
やすく、第３図に示すようにウエザストリ・ノブ（４り
が移動してしまうと、ウエザストリ・ノブ（４りとアウ
タパネル圓との間などに間隙が生じたり圧接力か弱くな
ったりする。すると外部の水が矢示（Ｎのように間隙に
侵入し、シール材（４３）も間隙を埋め切れなくなるの
で、これら間隙伝いに遂には矢示＋Ｂｌのように室内に
水が侵入してしまうという問題点があった。

本発明は上記問題点に着目してなされたもので、フラン
ジの先端部をウィンドパネルの方向に向けることにより
ウィンドパネルによる圧接力がウェザストリップの嵌合
方向へ向くようにすることにより、取付強度を上げシー
ル性能を向上させたウェザストリップの取付構造を提供
することを目的としている。

かかる目的を達成するため、本発明においては車体外面
へ開設されたウィンド開口部の取付フランジへ嵌着され
、ウィンドパネル内面へ圧接するシールリップを備えた
ウェザストリップの取付構造において、該取付フランジ
は、該車体外面に略平行な基部と、該基部に略直角に該
ウィンドパネル側へ折設された先端部とより成る略り字
形断面に形成される一方ウエザストリップは、そのシー
ルリップが該取付フランジの先端部と同方向に形成され
ており、該先端部に歌合される嵌合部が設けられている
ことを特徴とするウェザストリップの取付構造として構
成したものである。

以下、図示実施例に基づき本発明を祝明する。

なお、同一部位には同一符号を付する。

第４図は本発明の一実施例を示しており、従来例と同様
に、車体外面＋１１を形成するアウタパネル住υとイン
ナパネル（１２１とがフランジ（１３１で結合されてウ
ィンド開口部（２）が形成され、このフランジ（［３）
にウェザストリップ（４）が嵌着され、ウェザストリッ
プ（４）のシールリップ（４２１に圧接してウィンドパ
ネルとしてのウィンドガラス（３）が取り付けられてい
る。

ここにおいて、フランジ（１３）は、車体外面に略平行
であって、アウタパネル０１）とインナパネル（１４と
が重畳してスポット溶接結合されている基部Ｉと、基部
Ｉに略直角にウィンドガラス（３）側へ折設された先端
部ｕ５１とより成る略り字形断面に形成されている。本
実施例では先端部ｕ５１はアウタパネルｕ　１）１１１
部材により新設形成されているが、インナパネル（Ｉ２
１でも良く、両部材を重畳してあっても良い。

そして、ウェザストリップ（４）には、嵌合部（４１）
がフランジＵ■の先端部（１５）に沿う方向、すなわち
基部ｕ４）には略直角方向に形成され、嵌合部（４Ｉ）
よりウィンドガラス（３）側へシールリップ（４りが形
成されている。さらに、ウェザストリップ（４）の基部
には、アウタパネルＯ１）に沿って圧接する外側シール
リップ＋４４）、インナパネル（Ｉ４内側ヘトリムａＯ
を介して圧接する内側シールリップ（４５１が形成され
ている。フランジ（１３）の先端部（１５１と嵌合部（
４υとの間隙にはシール材（４りが充填されている。

上記構成を有するウニサストリップの取付構造では、ウ
ィンドカラス（３）が閉じられてシールリ・ツブ（４４
がその内面に圧接して圧接力を受けているとき、圧接力
の方向はフランジ０３）の先端部（１句とウェザストリ
ップ（４）の嵌合部（４Ｉ）との嵌合方向に一致するか
ら、嵌合力を強める方向に働き、ウェザストリップ（４
）が外れ方向に移動することは無く、当初の良好な取付
状態が保たれるのでシール性能の耐久性が向上する。フ
ランジ（１３）を略り字型断面にしたから取付強度も向
上する。フランジ（１３）の先端部（ＩＱにウェザスト
リップ（４）を嵌合するだけでもシール性能の向上が得
られるが、本実施例ではさらに外側シールリップ（４４
）、内側シールリップ（４５）を設けたからシール性能
は一層安定している。また、内側シールリップ（４５１
はトリム（１６）の端縁の目隠しに利用することができ
る。そして、フランジ（ｉ■の基部Ｉはスポット溶接の
し易い方向を向いているから車体組立における作業性が
阻害されることは無い。

本発明に係るウェザストリップの取付構造によれば、ウ
ェザストリップの嵌合力が自ずから増加する方向でウェ
ザストリップを取り付けるようにしたから、安定した良
好なシール性能を維持することが出来、水の侵入を防止
し、長期に良好な品質性能を維持して耐久性が向上する
。

【図面の簡単な説明】

第１図は自動車後部の部分側面図、第２図および第３図
は従来例を示し、第２図は第１図■−ｕ線位置相当断面
図、第３図は同様にシール不良状態を示しており、第４
図は本発明の一実施例を示す第１図１ｌ−ＩＩ線位置相
当断面図である。（１）・・車体外面　　　　　（１］）・・・アウタパ
ネル（１２１・・・インナパネル　　　（ｌ■・・・フ
ランジ０優・・・基部　　　　　　　（１５）・・・先
端部（２）・・・ウィンド開口部　　（３）・・・ウィ
ンドパネル（４）・・・ウェザストリップ　（４υ・・
・嵌合部（４４・・・シールリップ第２図

Claims

【特許請求の範囲】

車体外面へ開設されたウィンド開口部の取付フランジへ
嵌着され、ウィンドパネル内面へ圧接するシールリップ
を備えたウェザストリップの取付構造において、該取付
フランジは、該車体外面に略平行な基部と、該基部に略
直角に該ウィンドパネル側へ近設された先端部とより成
る略り字形断面に形成され、該ウエザスｌ−ＩＪツブは
、該シールリップが該取付フランジの先端部と同方向に
形成されており、該先端部に嵌着される嵌合部が設けら
れていることを特徴とするウェザストリップの取付構造
。