JPS58122106A - 厚板圧延方法 - Google Patents

厚板圧延方法

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JPS58122106A
JPS58122106A JP467182A JP467182A JPS58122106A JP S58122106 A JPS58122106 A JP S58122106A JP 467182 A JP467182 A JP 467182A JP 467182 A JP467182 A JP 467182A JP S58122106 A JPS58122106 A JP S58122106A
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rolled
pass
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Teruo Kono
河野 輝雄
Chihiro Hayashi
千博 林
Tetsuo Kajiwara
哲雄 梶原
Ryuichi Osono
大園 隆一
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Nippon Steel Corp
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Sumitomo Metal Industries Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B1/00Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations
    • B21B1/38Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling sheets of limited length, e.g. folded sheets, superimposed sheets, pack rolling

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metal Rolling (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、厚板の圧延方法に関し、特に最終成品の平
面形状を可及的に矩形に近すけサイドスクラップ量、ト
ップ及びボトムクロップ量の少ない高歩留シ圧延を可能
とする厚板圧延方法に係るものである。 通常の厚板圧延は、第1図に示す如く、加熱炉よシ抽出
したスラブ(11を先ずDBTパスと称するスラブ長手
方向の水平圧延に通して長手方向の厚みの変化の少ない
圧延材(2)に形成し、次いでこの圧延材(2)を圧延
材の軸方向←に対し水平面内で900転回して幅出し水
平圧延を行ない、さらに幅出し後の圧延材(3)を再び
90°転回して仕上厚みとなるまで水平圧延を行ない、
最終成品(4)を完成する。 ところで、−上記圧延工程を経た最終成品(4)の形状
が完全な矩形状であれば、その全長と全幅から有効に製
品数シすることができるのであるが、実際にはスラブf
ilを前記DBTパスに通した後の圧延材(2)は第2
図に示す如く四隅に幅張出しΔWが生じ、トップとボト
ムにり・ロッゾΔLが生じ鼓形の平面形状となる。 上記幅張出しくΔW)とクロップ(ΔL)は次段の幅出
し圧延、水平圧延によってさらに延伸され、拡幅された
状態で仕上圧延後の最終成品に残され、最終成品の平面
形状は矩形とならない。この場合、幅出し比(成品幅/
スラブ幅)が小さいと最終成品の平面形状は第3図の4
a、 4cに示すように舌状のクロップ形状と鼓状の幅
精度不良を生じ、一方幅出し比が大きい場合は4b、 
4dに示すようにフィッシュテール状のクロップ形状と
太鼓状の幅精度不良を生じる結果となる。 このような最終成品の平面形状不良は製品数シの際スク
ラップ量を増加し、歩留シの著るしい低下をきたすため
、従来よ構成品の平面形状を可及的に矩形形状に近ずけ
る種々の対策が構じられてきた。 その最も有効な対策の一つに、エツヂング圧延すなわち
厚板圧延工程途中でエッヂや(竪形ロール)を用い、圧
延材側面部に圧下をかけて圧延材の平面形状を矯正する
方法がある。 第4図は上記エツヂング圧延による圧延材平面形状の制
御例を示したもので、スラブ(+)をDBT ノ:スし
た後、前記幅張出しくΔW)とクロップ(ル)を生じて
鼓状になった圧延材(2)を水平面内で90°転回した
後エツヂャロール(51(5’lで幅方向両側面をエツ
ヂング圧延し、(C方向エツヂング圧延と称する)、こ
れによって圧延材(2)の幅張出し量ΔWを大きくする
。この圧延材(2)は次に水平幅出し圧延を受けて圧延
材(3)となるが、この状態では四隅の幅張出しくΔW
)が大きくなっているから、この圧延材(3)をさらに
水平面内で90°転回させ、すなわち圧延材(3)の長
手方向をスラブ+1)の長手方向に一致させテエツチャ
ロール(51+5’)で再度エツヂング圧延ヲ行ない(
L方向エツヂング圧延と称する)、前記の大きな幅張出
しくΔW)を先後方向にメタルフローさせて長手方向両
側・面のクロップ形状を矯正する。 次で圧延材(3)は仕上水平圧延に通されて仕上厚の成
品(4)となるのであるが、このようにして水平圧延工
程の途中でエツヂング圧延を行ない、圧延材トップ、ボ
トムのクロップ(ΔL)及び四隅の幅張出しくΔW)を
矯正しておけば、仕上圧延後の成品(4)の幅張出し量
(ΔW′)、クロップ長(ル′)を共に小さく矩形度の
高い平面形状とすることが可能である。 しかしながら、この場合問題は与えられた厚板圧延条件
(スラブ寸法、成品寸法、幅出し圧延前圧下量等)に対
してエツヂング条件、すなわちエツヂング圧延のタイミ
ングとエツチング量(幅圧下量)をどのように決めれば
仕上圧延後の成品の平面形状を最も矩形度の高い形状に
なし得るかという点である。これを従来は作業員の経験
的な勘によってエツヂング条件を決定していたため必ず
しも最適なエツチング量とはならず、結果的にエツヂン
グ圧延効果の少ない幅精度不良の成品形状となることが
多かった。 本発明は上記実状に鑑み行なわれたもので、所定の厚板
圧延条件に対する最適エツヂング条件を数値的に求める
方法を提供することによって容易に仕上最終成品の平面
形状精度を高め厚板圧延の歩留シを向上さすことを目的
とするものである。 本発明者等は、上記最適エツヂング条件を求めるために
は、与えられた圧延条件と任意に定めたエツヂング条件
とで厚板圧延した場合の最終成品がどのような形状にな
るかを数値的に予測することができれば、この予測最終
成品形状を望む最終成品形状と比較し、一致していなけ
れば頭初の任意エツヂング条件を修正して予測しなおし
、予測最終成品形状と担った最終成品形状とが一致した
時点を最適エツヂング条件として求め得ることができる
と判断し、前記所定の圧延条件と任意のエツヂング条件
とで厚板圧延した場合の最終成品形状を如何にして予測
するかを検討した。 そして、本発明者等は先ず、最終成品の平面形状が最終
成品に見られる四隅の幅張出しの量(ΔW)とトップ、
ボトムのクロップの長さくル)とによって鼓状あるいは
太鼓状等の一般的評価を下すことが可能な点に着目して
圧延工程における圧延材の平面形状の変化をその幅張出
し量(aW)とクロップ長(ル)の変化としてとらえ、
実機圧延材の測定とミニチュア鉛スラブを用いたモデル
圧延テストを行なって圧延材の幅張出し量(以下単にΔ
Wと記す)とクロップ長(以下単にΔLと記す)の変形
態様を詳細に調査した。その結果、この種のエツヂング
圧延を伴なう厚板圧延における最終成品の平面形状ΔW
及びΔLは第5図Aに示す如く、矩形断面形状の圧延材
(1)を水平圧延ロール+61 +6’)で圧延した時
の圧延材(2)への平面形状の変化量ΔWA及びΔLA
を予測するステップと、第5図Bに示す如く矩形断面形
状の圧延材(1)をエツヂャロール+5) (5’)で
エツヂング圧延したときのドツグボーン状に変形した圧
延材(1)を「ドツグボーン殺しパスコと称する盛シ上
シ部のみ圧下する水平圧延(HDパス)に通して平面に
ならした後の圧延材(3)のΔW1とΔL1を予測する
ステップとに分けて、上記ステップAにおける圧延材の
ΔWA及びΔLAを予測する算式と、ステップBにおけ
る圧延材(3)のΔW及びΔLを予測する算式をつくっ
て該ステップAの算式で出した数値とステップBの算式
で出した数値とを圧延工程に従って重ね合せてゆくこと
によって最終平面形状を精度よく予測できることを確か
めた。 なお、第5図のステップAの場合、水平圧延前の圧延材
の平面形状が矩形である(ΔW二ΔL二〇)としたが、
よシ一般的には圧延前の平面形状は矩形でない(ΔW\
0.ΔL″xeO)ので、この場合はjWルの圧延前後
の変化量1WA1  ΔLAを予測する等式を用いて水
平圧延後のΔW1ΔLを予測してもよい。 第6図は、上記の予測に関する鉛ミニチュアスラブを用
いたモデル圧延実験での検討例を示したもので、厚さ2
011m、幅150ff、長さ150flの鉛ミニチュ
アスラブヲロール直径100111のモデルエツヂャミ
ルとワークロール直径105朋のモデル水平ミルで圧延
した場合である。図中、ケースAはスラブをエツヂング
圧延(Vパス)して、さらにドツグボーン殺しパス(H
Dパス)を行なった後、水平圧延(Hパス)に通したV
−H両圧延後のスラブ長手方向の平面形状変化を元のス
ラブを基準として示したものである。 一方ケースBは上記ケースAのうち、ドツグボーン殺し
パス(HDパス)を省略した場合のV−H両圧延後の圧
延材の形状を前記同様に示したもので、通常の圧延に相
当する場合である。エッヂング圧延(■パス)は往復の
2パスで、各パス2Mの幅圧下を行ない、その後の水平
圧延(Hパス)の圧下量は2ffとした。 ケースAとケースBの■・H両圧延後の幅変化形状につ
いてみると若干の相違がみられるが、この程度の相違は
側面でのまくれ込み(ダブルパルシング)形状の違いで
生じたものであシ、例えば長手方向中央に対する先、後
端の幅偏差(ΔWに相当する)については、ケースAと
ケースBは略々一致している。 また、V−H両圧延後の先・後端クロップ長さについて
もケースAとケースBは略々一致している。この実験デ
ータによシ通常のV−H後の圧延材の形状はドツグボー
ン殺しパス(HDパス)後の平面にならした圧延材の形
状に、水平圧延(Hパス)での圧延材の形状の変化量が
重なっていると見ることができることを示しておシ、こ
の事実よシ水平圧延(Hパス)時の圧延材の平面形状変
化量(ΔWA1ΔLA )を予測する前記ステップAの
算式とエツヂフグ圧延前の圧延材の平面形状(ΔW。 ΔLo)を基準としてエツヂング圧延(■パス)及びド
ツグボーン殺しパス(HDパス)後の圧延材の平面形状
(ΔW1、ΔLt)を予測する前記ステップBの算式と
を重ね合せて最終成品の平面形状(Δ臀ΔLp)を予測
することが可能であシ、また最終成品の平面形状(ΔW
F1 ΔLF)が予測できれば、該最終成品の平面形状
を希望通シの矩形平面形状とするに必要な最適エツヂン
グ条件(圧下量及びタイミング)をステップAを予測す
る算式とステップBを予測する算式から求め得るといえ
る。 すなわち、本発明は、水平ロールによる圧延工程途中で
、竪形ロールにより圧延材幅方向側面及び長手方向側面
のエツヂング圧延を行なう厚板圧延において、矩形断面
圧延材を水平圧延したときの圧延材の幅張出し量の変化
量ΔWAとクロップ長の変化量ΔLAの数値を算式によ
シ予測し、一方エツヂング圧延したときの盛シ上シ部の
みを平面にならす水平圧延をしたときの圧延材の幅張出
し量ΔW1とクロップ長ΔLlの数値を算式によシ予測
し、前記ΔWA1ΔLAを予測する前者の算式と前記Δ
W1ΔL1全1ΔLる後者の算式を重合して最終成品の
幅張出し量ΔWF及びクロップ長jL、を予測し、該Δ
WF、ΔLFの予測値が担い最終成品の幅張出し量ΔW
o及びクロップ長ΔLoとなるような最適エツヂング条
件を求め、該最適エツヂング条件で圧延することを要旨
とする厚板圧延方法である。 ここで、上記水平圧延時の圧延材の幅張出し量の変化量
ΔWA及びクロップ長の変化量ΔLAの数値を予測する
算式の一例を下記に示す。 圧延パスのトップ側について 0.428 ΔWA(T)=6.1−]”T  、−(ho/R) 
    (1)ΔLA(T)=2.23th!!−・r
T””(Wo/R)””  (2)圧延パスのボトム側
について a689          0.471ΔWAO3)
= 8.22 rT   ・(ho/R)      
(3:)ルーCB)=9.02・=rT””(ho/R
)  ・(w、4oO,172〔4〕 但、rTはスラブ厚り。から今求めようとしている水平
パス出側の厚板りまでの全圧下率、Woはスラブ幅、R
は水平ローN半径を示し、単位は全てnなお、上記式〔
1〕〜〔4〕はいずれも1/10縮尺の鉛モデル圧延材
に相当する式である。 次に、エツヂング圧延したときのドツグボーン殺しパス
後の圧延材の幅張出し量ΔW1及びクロップ長ΔL0を
、上記〔1〕〜〔4〕式で求めたエツヂフグ圧延前の圧
延材の幅張出し量ΔWo及びクロップ長JLoを基準と
して予測する算式の一例とその導き方を以下に示す。 なお、以下で求めるjWl及びΔL1はいずれもトップ
、ボトムの平均値で表わすこととする。 最初に鉛ミニチュアスラブを用いたモデル圧延テストを
行ないΔW1の予測式を導いた。 モデル圧延テストの条件は、実機1/10縮尺を想定し
、鉛ミニチュアスラブの寸法は厚さ10〜201111
幅150〜320IIw1長さ150〜190ffであ
り、エツヂャはロール直径100uのモデルエツヂャ、
ドツグボーン殺しパスに使用する水平圧延機はワークロ
ール直径105ffのモデル水平ミルである。 手順は先ずスラブを1パスあたり1〜3ffの幅圧下量
で往復2パスのエツヂング圧延(■パス)後、ドツグボ
ーン殺しパス(HDパス)を行なって、その平面形状を
測定した。 また、スラブを水平面内で90°転回した時のV・HD
パス後の平面形状も上記同様にして測定した。 この両者の場合の幅張出し量ΔW1(財)(トップ、ボ
トムΔWの平均値)とV圧延往復パスでの合計圧下量(
ΣΔV)との関係を示したのが第7図である。 同図にみる如く、v−HDパス後の圧延材の幅張出し量
ΔWl(M)は、エツヂング圧延(Vパス)前の幅張出
し量ΔWo(9)(トップ、ボトム平均値)によらず下
式で求めることが可能である。 α7 ΔW1(社)ニー1.2(ΣΔV)      (5〕
ここで、V−HDパス前の幅張出し量ΔWoと上記式〔
5〕で求まるv−HDパス後の幅張出し量ΔW1から■
・HDパスにおけるΔWの変化量δΔWを下式で定義す
る。 δΔW=ΔW1−ΔWo〔6〕 同様に■・HDパスにおけるΔLの変化量δΔLを次式
で定義する。 δΔL=ΔLl−ΔL o(7) このδΔWとδΔLの関係を前記モデル圧延のデータに
つきプロットしたのが第8図である。 同図において、例えばv−HDノζス前の圧延材の形状
が・印で示す矩形形状の場合はδΔWとδルの関係は略
々一つの直線上にのる。 ■・HDパス前の形状によりこの直線の傾きは変るが■
・HDパス前の形状が矩形以外の場合、例えば110、
Δ印で示す太鼓形状や○印で示す鼓形状の場合であって
も、いずれも略々一つの直線上にのるようである。この
事実からδΔWとδルの比率をαとして下式で定義する
。 −h児         〔8〕 α−δΔL このαと■・HDパス前の幅張出し量ΔW0の関係を、
第8図のデータに基づいてプロットしたものが第9図で
ある。同図に見る如く、αは下式で与えられる。 α= 0.3 (ΔWo+5.35)    〔9〕0
.482 この点に関し、若干考察を行なった。 すなわち、第10図において、△bdcをエツヂング圧
延(Vパス)での非定常変形域と定義し、該△bdcが
■・HDパス後に△becに変形すると考えると、V−
HDパスによって生じるコーナの軌跡deは先に定義し
た非定常変形域△bdcの一辺bcと平行になる。 また、この非定常変形域の長さ田と幅πの比率がエツヂ
フグ圧延前の幅張出し量ΔWoによって変化することが
らdeの軌跡の角度はΔWoによって変わるということ
がいえる。 いずれにしろαが式〔9〕で求まれば、■・HDパスに
おけるΔLの変化量δΔLは式〔8〕よシΔWの変化量
δΔWを用いて下記の如く求まる。 δル=δΔW/α     〔8′〕 一方、■・HDパス前のクロップ長ΔLoはすでに求め
られている訳であるから、v−HDパス後のクロップ長
ル、−下記の如く求めることができる。 ル、ニル0+δル    〔ゲ〕 このように、前記式(IO2)で求まるΔWAと前記式
〔5〕で求まるΔW1とを圧延工程に従って重合してゆ
くことによって最終成品の幅張出し量ΔWFを予測する
ことができ、また前記式(2X4)で求まるΔLAと最
終的に前記式〔7〕で求まるΔL1とを圧延工程に従っ
て交互に重合してゆくことによって最終成品のクロップ
長ΔLFを予測することができる。 なお、ΔWの変化量、ΔLの変化量を夫々重合してゆく
際に、途中で水平面内での圧延材の90°転回が入る場
合、すなわち幅出し圧延時及びC方向り方向エツヂング
圧延時は、この点を考慮して転回前のΔWに転回後ΔL
の変化を加えること等が必要である。 次に最適エツヂング条件を求めるまでのプロセスを第1
1図の70−チャートに従って説明する。 先ず、演算器に圧延条件(スラブ寸法、成品寸法と幅出
し圧延開始までの圧下量、水平ロール半径等)を読込み
、エツヂング条件(エツチングのタイミングと圧下量)
を任意に仮定し、Hパス後の前記ΔWAとΔLA1v−
HDパス後のΔW1とΔL1t−求める。次にこれらの
数値を前記した如く圧延工程に従って重ね合わせてゆき
、最終成品形状での幅張出し量とクロップ長(ΔWF1
 ΔLp ) k予−測する。 求めた(ΔWF1 ΔLp)を担い最終成品形状(ΔW
。 ΔLc)と比較して両者が一致するか否かを判定し、も
し一致していなければ頭初のエッヂング条件を修正して
一致するまで最終成品形状の予測計算を繰シ返す。(Δ
WF1 ΔLp)と(ΔWc1 ΔLc)とが一致した
蒔のエツヂング条件がすなわち所定の圧延条件に対する
最適エッヂング条件となる。 なお、エツヂング条件を決定する際、そのエッヂング条
件がエツヂャに許容される最大荷重、最大トルクを越さ
ないようにする点、また圧延材の座屈を生じない範囲の
幅圧下量とする点等に注意する必要があシ、必ずしも全
ての圧延条件について担い通シの成品形状を実現するこ
とは不可能であるが、担い形状に最も近い成品形状とす
ることは可能である。 次に実施例について記載する。 実機寸法の1/10縮尺を想定した前記鉛モデル圧延の
例について、前記Hパス後のΔWA1  ΔLAを予測
する式(IX2X3X4)とV−H,パス後ノΔW1、
ΔL1を予測する式(5X6X7X8X9X8X7)を
用い、第11図のフローチャートに従ってエツヂング条
件の最適値を求めた。 鉛ミニチュアスラブの寸法は、24.5ff厚、210
鱈幅、230ff長さで、成品寸法は1.6ff厚、2
52f1幅、2,935ff長さであシ、幅出し圧延開
始までの圧下量は0すなわちスラブを直ちに幅出し圧延
することとした。 最終成品の担い形状としては、クロップ形状を若干のフ
ィッシュテール形状、幅張出し量を若干の幅張出しとし
た。 この場合、前述の最終成品形状を予測するための式〔1
〕〜(9X8X7)を用いて求めた最適エッヂング条件
は、幅出し圧延前のC方向エツヂングとして全幅圧下量
(各パスの幅圧下量の合計)が7.7u1幅出し圧延後
のし方向エツチングとして全幅圧下量が2.2ffであ
った。 この数値に基づきモデル圧延テストを実施した結果を第
12図に示す。 同図は、スラブから最終成品に致ろ過程のクロップ量Δ
Lと幅張出し量ΔWの変化をいずれもし1C方向の圧下
比で除した値π、贋で示したもので、図中(7)はモデ
ル圧延テストによって求めた最終成品の実測平面形状で
あシ、担い通シの若干幅張出し及び若干フィッシュテー
ル状のクロップ形状となっている。 一方、図中(8)は前記予測式〔1〕〜〔9〕〔d〕〔
ゲ〕を用いて算出した最終成品の予測平面形状であるが
、該予測平面形状(8)と上記実測平面形状(7)とは
圧延途中の形状変形過程も含めてよく一致している。 このことから、本発明者等の考えた前述の最終成品形状
を予測する方法と最適エツジング量とタイミングを決定
する方法は轟を得たものであるということができる。 以上説明した通シ、本発明は水平圧延後の圧延材の平面
形状変化を予測する場合の算式とエッヂング圧延したと
きのドツグボーン殺しパス後の圧延材の平面形状を予測
する場合の算式とによって与えられた圧延条件と任意の
エッヂング条件とで圧延されるスラブの最終成品形状を
精度よく予測できるようにしたから、所望の最終成品形
状を得るに必要な最適エツヂング条件を知ることが可能
となシ、厚板圧延の歩留シを飛躍的に向上さす優れた効
果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は厚板圧延の概略を示す図、第2図は幅出し圧延
前のスラブ長手方向圧延の際に生じるクロップと幅張出
しを説明する図、第3図は幅出し比の相違による最終成
品のクロップ形状と幅形状の異なシを説明する図、第4
図はエツヂング圧延による平面形状の制御例を示す図、
第5図はエツヂング圧延を伴なう厚板圧延で、平面形状
変化を予測する方法を説明する図、第6図は、第5図の
予測方法の妥当性を鉛モデル圧延で検討した例を示す図
、第7図はv−HDパスにおいて生ずる先・後端幅挾量
平均値と■パス往復での合計幅圧下量の関係を示す図、
第8図はδΔWとδΔLの関係を示す図、第9図はαと
ΔWの関係を示す図、第10図は非定常変形領域とコー
ナの軌跡の関係を説明する図、第11図は最適エツデン
グ条件を求めるためのフローチャート図、第12図は本
発明方法の鉛モデル圧延による実施例を説明する図であ
る。 1ニスラブ、2.3:圧延材、4:最終成品、5.5:
エッヂャロール、6.6′:水平圧延ロール、ΔWA1
ΔLA:水平圧延(Hパス)した時の圧延材の幅張出し
量の変化量、同クロップ長の変化量、ΔWo1ΔLo:
エッヂング圧延(Vパス)・ドツグボーン殺しパス(H
Dババス前の圧延材の幅張出し量、同クロップ長、ΔW
1、ル1:■・HDパス後の圧延材の幅張出し量、同ク
ロップ長出 願人  住友金属工業株式会社 出願人  三菱重工業株式会社 第3図 1  図 第2図 ΔL 第  9 図 第10図 上式より 、A3+A6 :A* 、−d@//bC 第8図 第12図 第11図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水平ロールによる圧延工程途中で、竪形ロールに
    よシ圧延材幅方向側面及び長手方向側面のエツジング圧
    延を行なう厚板圧延において、矩形断面圧延材を水平圧
    延したときの圧延材の幅張出し量の変化量lWAとクロ
    ップ長の変化量ΔLAの数値を算式によシ予測し、一方
    圧延材をエツジング圧延した後、エツジング圧延によシ
    生じた盛シ上シ部のみを平面にならす水平圧延をしたと
    きの圧延材の幅張出し量ΔW0とクロップ長ΔL1の数
    値を算式によシ予測し、前記ΔWA1 ΔLAを予測す
    る前者の算式と前記lW1、ル1を予測する後者の算式
    を重合して最終成品の幅張出し量lWF及びクロップ長
    ΔLFを予測し、該ΔWF1ΔL、の予測値が担い最終
    成品の幅張出し量ΔWo及びクロップ長lLcとなるよ
    うな最適エツヂング条件を求め、該最適エツヂング条件
    で圧延すると−とを特徴とする厚板圧延方法
JP467182A 1982-01-14 1982-01-14 厚板圧延方法 Granted JPS58122106A (ja)

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JP467182A JPS58122106A (ja) 1982-01-14 1982-01-14 厚板圧延方法

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