JPS5812156Y2

JPS5812156Y2 - アラ−ム付光電表示時計

Info

Publication number: JPS5812156Y2
Application number: JP1976163127U
Authority: JP
Inventors: 田丸宗孝; 野村泰
Original assignee: シチズン時計株式会社
Priority date: 1976-12-07
Filing date: 1976-12-07
Publication date: 1983-03-08
Also published as: JPS5397661U

Description

【考案の詳細な説明】本考案は、アラーム付光電表示時計の午前・生石表示に
関する。

すでに、アラーム付光電表示時計に於いて、アラーム設
定時刻表示を２４時間表示とし、アラーム設定が、２４
時間単位で行なえるようにすることは知られている。

この場合、時刻表示を通常の１２時間表示にすると、午
前、生石表示が必要となる。

しかし、午前、生石表示のために、付カロ表示体を設け
ることは、光電表示部のスペース・デザイン上制限があ
り、問題となることが大きい。

そこで本考案では、アラーム付光電表示時計に於いて、
時刻表示は、通常１２時間表示とし、アラーム時刻設定
表示は、２４時間表示とし、かつ、該時刻表示は、時刻
修正時のみ２４時間表示となるように構成したアラーム
付光電表示時計を提供するものである。

以下図面で説明する。

第１図は、本考案によるアラーム付光電表示時計の１実
施例の回路ブロック図である。

２は、基準信号発振源、４は、分周回路、６は、秒カウ
ンタ、８は、分力ワンタ、１０は、時カワツタ、１２は
、デコーダ回路、１４は、表示駆動部、１６は、アラー
ム分カウンタ、１８は、アラーム時カウンタ、２０は、
アラーム−数構出回路、２２は、アラーム警報装置、２
４は、時刻セレクトスイッチ、２６は、セットスイッチ
、２８は、アラームセレクトスイッチである。

この時計は、通常状態では、時カワツタ１０の内容が、
デコーダ回路１２０１２時間制用のデコーダ回路３０を
介して、表示駆動部１４に送られ１２時間表示している
。

そのために、切り換えゲート３２のアンドゲート３４は
、通常状態では開いている。

しかし、時刻の修正のために、セレクトスイッチ２４を
操作し、シフトレジツタ３６を［の通常状態から変化さ
せ、オアゲート３８の出力がＬからＨに代ると、切り換
えゲート３２のアンドゲート３４が閉じ、アンドゲート
４０が、開く。

この時には、時カワツタ１０の内容は、２４時間制用の
デコーダ回路４２を介して、表示駆動部１４に送られ、
２４時間表示をする。

また、アラーム時カウンタ１Ｂの内容は、２４時間制用
のデコーダ回路４４を介して、表示駆動部に伝送され、
２４時間表示で表示される。

アラーム時カウンタ１８、アラーム分カウンタ１６の時
刻設定は、アラームセレクトスイッチ２８を操作し、シ
フトレジスタ４６を切り換え、セットスイッチ２６を操
作して設定する。

このセットスイッチ２６は、時刻修正との兼用スイッチ
になっている。

時カワツタ１０、分カウンタ８が、アラーム時カワツタ
１８、アラーム分カウンタ１６に設定した時刻に到達し
た時、アラーム−数構出回路２０で検出し、アラーム警
報装置２２で警報を発する。

第２図は、この第１図に示したアラーム付光電表示時計
の１実施例で、液晶表示時計の表示外観図である。

第３図は、この第２図の液晶表示時計に使用する液晶表
示素子のセグメント電極のパターン図である。

第３図から説明すれば、４８，５０，５１は、それぞれ
、時、分、秒：の表示体で、時表示体４８は、２４時表
示を可能にするため、ａ１５ｂ１。

ｃｌ・の棒状セグメントと、逆コの字型のｈセグメント
で構成され、かつ、ａｌとｈセグメントは、電気的に同
時に駆動するので、電極線５２で結線され電気的には、
３つの独立したセグメントで表示す、るようにしている
。

分表示体５０、秒表示体５１のそれぞれ１０分、１０秒
の表示体の同時駆動されるａ２及びｄ２゜ａ３及びｄ３
セグメントは、電極線５４．５６で結線され、コロン表
示体５８の２個の点表示体も電極線５８で結線されてい
る。

従って、従来ある「時」表示は１２時間表示にし、午前
、生石表示は、コロン表示体の２個の点表示体を使い、
上方の点表示体が点灯すれば午前。

下方の点表示体が点灯すれば生石を示す方式の液晶表示
素子と比較して、この第３図のものは、電気的に独立し
たセグメント数として、時表示体で２個増し、コロン表
示体で１個減っている訳で、１個の増となっている。

第２図は、実際の表示例で、第２図ａば、８時３８分４
“０秒で、通常の時刻表示例である。

これをセレクトスイッチを入力して、修正モードにする
と第２図ｄに示すように、２４時間表示で２０時３８分
４０秒が表示され、生石８時であることが分る。

この第２図ｄの修正モードでは、秒表示が点滅し、秒修
正が可能であることを示している。

第２図すは、アラーム時刻設定表示に切り換えた時で、
設定時刻は、１４時３０分で生石２時３０分を示してい
る。

この時は、通常時刻表示の秒表示が消え、ＡＬのアラー
ムを示す。

第２図Ｃは、とのＡＬ表示が点滅し、アラームがセット
された状態を示している。

いずれにせよ、２４時間表示で午前、生石をはっきりと
区別することができる。

従来のコロン表示体を使用したものでは、コロンが片方
消えて、時計が故障したのではないかとか、どちらが午
前。

生石なのかといったとまどいを使用者に与える釦それも
あったが、本考案によるものでは、１個のセグメント数
の増加だけで、午前、生石をとまどいなくはっきりと示
すことができるようになっている。

しかも、通常の使用時は、時刻表示は１２時間表示で表
示されるため使いやすいものになっている。

本考案の実施例では、時刻表示とアラーム設定時刻表示
を同一表示体上で切り換える時計を示したが、もちろん
これに限定されろものではなく、別表示にしたものでも
よい。

また表示素子も発光ダイオード、エレクトロクロ□ツク
表示素子等を使用した光電表示時計に適用できる。

本考案は、表示部のスペース上ｆｌＷＩＩＪＲを受ける
携帯用時計に最適であるが、クロックその他でも、表示
を簡素化するために用いることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本考案によるアラーム付光電表示時計の回路
ブロック図である。第２図ａ、ｂ、ｃ。ｄは、第１図に基づく液晶表示時計
の１実施例の表示外観図。第３図は、第２図に用いた液晶表示素子のセグメント電
極パターン図である。３０・・・１２時間制用の時刻表示用のデコーダ回路、
４２・−・２４時間制用の時刻表示用のデコーダ回路、
４４・・・２４時間制用のアラーム設定時刻用のデコー
ダ回路、３２・・・時刻表示の１２時間、２４時間表示
の切り換えゲート。

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

アラーム付光電表示時計に於いて、時刻表示を、通常１
２時間表示とし、アラーム時刻設定表示を、２４時間表
示とし、かつ、該時刻表示を時刻修正時のみ２４時間表
示となるように構成したことを特徴とするアラーム付光
電表示時計。