JPS5843713B2 - デンシドケイ - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電子時計に関し、特にその表示部を数棟するも
のである。

電子時計において、通常、時、分、秒、月、日曜日、午
前、午後等の時間情報は４桁又は６桁の数字と数字以外
の文字又は記号を用いて表示される。

時、分、秒を同時に表示させる場合、各々２桁の数字が
必要であるから６桁の数字が必要である。

曜日も時、分、秒と同時に表示させる場合、６桁の数字
以外に文字又は記号が必要となる。

７ケの記号を用いて一週間の内容を表示させると６桁の
数字と７ケの記号が必要となる。

数字が６桁であるとストップウォッチの機能を電子時計
に加えることができ、この場合ストップウォッチとして
の計測時間を時間、分、秒として同時に表示することが
できるし、また、分、秒、上砂として０ 同時に表示することができる。

電子時計にストップウォッチ機能、月、日曜日、時１分
、秒と午前午後の区別を表示させることができて、６桁
の数字と７ケの曜日表示をさせる記号と１時を表わす数
字と分を表わす数字の間に時と分を区別する１ケ又は複
数個の記号とを用いる場合、時、分、秒、曜日を同時に
表示させ、スイッチ操作により、時、分、秒を表わす数
字のいずれかを用いて月１日を表示させることができる
。

また、スイッチ操作により、ストップウォッチとして時
間を計測し、計測時間を時間、分、秒あるし社、分、秒
請秒を表示させることができる。

上記のような電子時計において、時、分、秒、曜日を表
示している例が第１図である。

１，２゜３の数字はそれぞれ時、分、秒を表わす。

４は文字盤で、５は文字盤に印刷等の方法で記入された
曜日の内容を表わす文字である。

６は曜日を示す記号で、例えば、記号６−１が文字ｒｓ
ＵＮｌの上に表示されると日曜日を示すように、記号６
と文字５がそれぞれ対応して配列されている。

７は時と分の間に表示される時と分を区別する記号であ
る。

第２図は第１図で示した電子時計をスイッチ操作により
ストップウォッチとして時間を計測している状態を示す
。

１′は時間、２′は分、３′は秒を表わしでいるが、第
１図の表示例と比べてみると、ストップウォッチの計時
内容であるのか、時刻を表示しているのかたいへん区別
がつきにくい。

第１図と第２図の違いは曜日を示す記号６が表示されて
いないことでしかない。

１′を強２′を秒、３′のうち一つの数字に一秒を表０ 示させる場合でも、時刻の表示であるのかたいへん区別
がつきにくい。

また、数字２に月、数字３に日が表示されるようにスイ
ッチ操作により切りかえることができても、月の内容を
修正するときは、第３図に示したように数字２“だけが
表示されそれ以外の数字は表示されない。

ところが１分の内容を修正するときも、第１図の数字２
だけが表示されるので、２“の数字が分であるので月で
あるのかたいへん区別がつきにくく、誤まって分として
修正してしまうこともあり得る。

このように、同じ数字で違った内容を表示させる場合、
特にストップウォッチ動作時、及び時、分、月、日等の
修正時に、それぞれどの内容を表示しているのかたいへ
ん区別がつきにくい。

本発明はこれら従来の欠点に対処して表示内容の判別が
容易にできるようにすることを目的とするものである。

第４図〜第６図は本発明による表示例を示すものである
。

第１図と異なる点はストップウォッチモード、月修正モ
ード、曜日修正モード、日修正モード、時修正モード、
分修正モード、午後をそれぞれ表わす文字８を曜日を表
わす文字５と合わせて文字盤４に印刷等の方法で記入し
であることである。

第１図と同じように第４図では、１２時３０分２５秒で
日曜日であることを表わしている。

曜日を指定する記号６−１は点滅、輝度の強弱等の動作
をしないで表示されており、このような状態では記号６
が曜日を表わす文字５を指定する。

第５図はストップウォッチとして時間を計測している状
態を表わす。

記号６−１は、数分の１〜数ヘルツの通期で点滅、また
は輝度の強弱等の動作をしている。

このような動作を記号６がしている時は、記号６が文字
８を指定する。

記号６が点滅、輝度の強弱等の動作をすることにより、
記号６は文字５を読みとるモードではなく文字８を読み
取るモードであることは容易に判断される。

第６図は月修正モードにあることを記号６−２が示して
いる。

記号６−２は第５図と同様に点滅、輝度の強弱等の動作
をしており、かつ月修正モードを表わす文字に対応した
位置に表示されるので月修正モードであることが容易に
理解される。

このように曜日を示す記号を用いて点滅、輝度の強弱等
の動作をさせることによりモード等を指定するようにす
れば１表示装置に表示部分を増やすことが無くたいへん
有用である。

なお、曜日指定の記号と曜日修正モード指定の記号が同
一記号となる場合、例えば文字５と文字８を第４図のよ
うに記入した場合では、曜日修正モードで火曜日のとき
、曜日指定の意味から記号６を点滅、輝度の強弱等の動
作をさせないで表示させるようにする。

時修正モードに於ては、午後には記号６の内子後に対応
する位置にある記号を点滅、輝度の強弱等の動作をさせ
て表示させると午前、午後の区別がつく。

もちろん文字８の午後に対応する位置に午前を表わす文
字を記入し、午前に記号を点滅輝度の強弱等の動作をさ
せて表示しても午前、午後の区別はつく。

第７図に本発明の回路構成例を示す。

９ 、１０゜１１．１２，１３，１４．１５はそれぞれ
日曜日とストラフ０ウオツチモード、日曜日と月修正モ
ード、火曜日と曜日修正モード、水曜日と日修正モード
、木曜日と時修正モード、金曜日と分修正モード、土曜
日と午後を表示させる各記号６を駆動するための駆動回
路及び表示部である。

１６はモード切換え及びモード信号発生回路で、スイッ
チ１７をＯＮさせる毎に、モードが、ノーマルモード→
ストップウォッチモード→月修正モード→曜日修正モー
ド→臼修正モード→時修正モード→分修正モード→ノー
マルモード、のように切りかわり、各モードでモードに
対応した信号Ｍ１２Ｍ２゜Ｍ３２Ｍ４２Ｍ３２Ｍ６２Ｍ
７をＨｉｇｈレベルで発生する。

白信号ｓｄを入力とする曜日カウンタ１８はデコーダ１
９を介して、日、月、火、水、木、金、土の各曜日と対
応した信号Ｗ１．Ｗ２．Ｗ３゜ｗ４．ｗ５．ｗ６．ｗ７
をやはりＨｉｇｈレベルで発生する。

ノーマルモードとは、時、分、秒、曜日または時、分、
日、曜日または月、日、曜日等の表示をして時刻または
日付と曜日を同時に表示するモードをいう。

各信号はＨｉｇｈレベルでない時はＬｏｗレベルである
。

第５図および第６図の記号６−１，６−２等のモードを
表わす記号がＩＨｚで点滅する場合ＩＨｚの信号Ｓが必
要であり、午後に記号６のうち一番右側の記号をＩＨｚ
で点滅させる場合は、午後にＨｉｇｈレベルとなる午
後信号ＰＭが必要である。

これら各信号がゲート回路２０に入力されて、ノーマル
モードにあり日曜日であると、駆動回路及び表示部９が
動作して、第４図のように日曜日とストップウォッチモ
ードに対応する記号６−１が表示される。

このとき、記号６−１はＩＨｚでの点滅動作はしないの
で日曜日であることがわかる。

ストップウォッチモードにスイッチ１γを１度ＯＮさせ
てストップウォッチモードに移する、Ｍ２信号と■Ｈ浦
号Ｓが駆動回路及び表示部９を動作させて、日曜日とス
トップウォッチモードに対応する記号６−１をＩＨｚで
点滅して表示する。

従ってこのときはストップウォッチモードであることが
わかる。

このように第７図のような回路を用いれば、第４図〜第
６図の記号６−１，６−２のように、モードによって表
示される位置と点滅動作の有無の区別をつけることがで
きる。

以上のように本発明は、 ■ 表示されているモードが容易に理解できる。

■ 表示装置にモード区分表示用の表示部を設なくても
よいので表示装置が複雑にならない。

従って電子腕時計等の小型のものに用いることができる
。

■ 電子時計が持っている機能を文字から容易に推察が
でき、宣伝効果がある。

■ 時計の表示部分が時計の中心になくても記入された
文字が二行もあると、表示部分と文字を合わせて中心近
くにデザインすることができる。

■ 電子時計の文字盤に通常記入される文字は各国語に
変えることができるので、輸出先により文字盤をかえる
だけでよく、時計の表示装置はかえなくてもよい。

等の利点があり、有益な電子時計を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例による時、分、秒、曜日の表示例、第２
図は従来例によるストップウォッチモードにおける計測
時間の表示例、第３図は従来例による月修正モードにお
ける表示例を示し、第４図〜第６図は第１図〜第３図に
対応する本発明一実施例の表示例である。 第７図は本発明一実施例の回路構成例を示す。 ５・・・・・・曜日の内容を表わす文字、６・・・・・
・曜日を表示する記号、８・・・・・・ストップウォッ
チモード、月修正モード、曜日修正モード、日修正モー
ド、時修正モード、分修正モード、午後を表わす文字、
９〜１５・・・・・・駆動回路及び表示部、１６・・・
・・・モード切換え及びモード信号発生回路、１８・・
・・・・曜日カウンタ、１９・・・・・・デコーダ、２
０・・・・・・ゲート回路、Ｓ・・・・・・ＩＨｚ信号
、ＰＭ・・・・・・午後信号。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 曜日を時、分、秒等を表示する数字以外の記号で表
   示するようにした電子時計において、前記記号に対応し
   て、曜日の内容を表わす文字と月、日、曜日、時、分等
   の修正モードおよび他機能使用時のモード等を表わす文
   字を合わせて附し、前記曜日表示時と前記モード表示時
   においてその表示動作態様を異ならしめるよう前記記号
   の表示駆動制御手段を設けたことを特徴とする電子時計
   。