JP3006779B2 - カード式プログラムタイマ - Google Patents

カード式プログラムタイマ

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JP3006779B2
JP3006779B2 JP3093809A JP9380991A JP3006779B2 JP 3006779 B2 JP3006779 B2 JP 3006779B2 JP 3093809 A JP3093809 A JP 3093809A JP 9380991 A JP9380991 A JP 9380991A JP 3006779 B2 JP3006779 B2 JP 3006779B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、年間における負荷制御
の入、切時刻等のタイマ動作指定情報をマーク式カード
によって設定するカード式プログラムタイマに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の電子式の年間タイマは、例えば実
公昭61−11673号公報に見られるようなものがあ
った。この従来例は、年をデジタル式に表示しつつ設定
する年年設定器、土曜日の制御形式を設定するデジタル
式の土曜設定器、休日の初日の月日及び休日の連続日数
を設定するデジタル式の休日設定器で、休日の年月日及
び日数や土曜日の制御形式を設定している。
【0003】また低負荷時間設定器、ピーク負荷時間帯
設定器、通常負荷時間帯設定器があり、夫々の時間帯の
開始時刻を表示しつつ夫々設定できるようになってい
る。更に登録ボタンを押すことにより、設定器によって
設定された設定データが記憶部に記憶される。このよう
に上記従来例ではデジタル式の設定器で年月日や時刻、
時間を設定するため、操作盤面は、各定器で広い場所を
取る。特に数多い休日を設定できるよにするためには、
その数だけ設定器を増やす必要がある。また開始時刻を
より細かく(例えば1分ごとに)設定しようとすると、
更に設定器が必要であり、その上登録ボタンを押して記
憶させる手間も必要である。
【0004】このような手間を省くものとしてカード式
プログラムタイマが特開昭57−42883号公報に見
られるように提供されている。このカード式プログラム
タイマは1種類のカードを使用して週間の動作プログラ
ムを設定できるようになっている。同様にカード式プロ
グラムタイマとしては、実開昭58−186493号公
報に見られるものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来のカード式
プログラムタイマでは、当日の一時的な変更や、翌日の
特定パータンのプログラムを設定することができないと
いう問題があった。請求項1記載の発明は、上述の問題
点に鑑みて為されたもので、その目的とするところは、
特定の動作パターンを、当日或いは翌日の一時的な動作
プログラムとして簡単にカードにより指定設定すること
ができるカード式プログラムタイマを提供することにあ
る。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の目的に加えて、指示手段の操作で、設定されている
プログラムの内容を現在時刻表示部で表示させて、確認
することができるカード式プログラムタイマを提供する
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに請求項1記載の発明は、入、切時刻やタイマ動作さ
せる回路の番号や条件からなる動作パターンを指定する
マーク記入枠と、当日と翌日のいずれかを選択指定する
マーク記入枠とを少なくとも備えたカードを用い、カー
ドリーダから読み取ったマーク記入枠のマークから指定
情報を取り込む手段と、取り込まれた指定情報からプロ
グラムを作成する手段と、作成されたプログラムを記憶
する記憶手段と、現在時刻を計時する手段と、現在時刻
が記憶手段に記憶しているプログラムの設定時刻と一致
したときに指定された番号のタイマ動作させる回路を制
御する出力を発生する手段と、現在時刻を表示する現在
時刻表示部とを備えたものである。
【0008】また請求項2記載の発明は請求項1記載の
発明において、現在時刻表示部に、記憶手段に記憶させ
たプログラムを表示させる指示を与える指示手段と、こ
の指示手段の指示により記憶手段に記憶させたプログラ
ムを読み出して現在時刻表示部にプログラム内容を表示
させる手段とを備えたものである。
【0009】
【作用】而して本発明によれば、カードに動作させる回
路の番号や条件、入、切時刻をマーク記入枠にマークを
記した動作パターンを指定し、当日か翌日かの指定を行
うことにより、当日や、翌日の動作プログラムを設定す
ることができるもので、このカードに記したマークをカ
ードリーダに読み取らせるだけで、当日や、翌日の一時
的な動作プログラムを記憶手段に記憶させ、自動的に記
憶されたプログラムに基づくタイマ動作が実行される。
【0010】記憶手段に記憶させたプログラムの確認を
行いたい場合には、指示手段の操作により、現在時刻表
示部にプログラムを表示させることができる。
【0011】
【実施例】図1は実施例の回路ブロックを示しており、
この実施例回路は、カード2のマークを読み取るカード
リーダ3と、操作用スイッチを備えた操作パネル1と、
操作パネル1に配置される現在時刻表示部4及び出力表
示部5と、これら現在時刻表示部4を駆動するVFDド
ライバ6と、6つのタイムスイッチ回路を構成するリレ
ー接点を開閉するリレー(図示せず)のリレードライブ
回路7と、時報吹鳴用のチャイム音を作成するチャイム
ユニット8と、チャイムユニット8からのチャイム音信
号を増幅する増幅器9と、増幅器9からの出力で駆動さ
れてチャイム音を出力するスピーカ10と、これら回路
に電源を供給する停電補償機能付き電源回路11と、停
電を検出する停電検出回路12と、マイクロコンピュー
タからなる信号処理回路13、外部RAM14、更にス
イッチ操作音等を発鳴する圧電ブザー15等から構成さ
れる。
【0012】信号処理回路13は、信号処理回路13自
体を動作させるプログラムを格納したROMを有し、こ
のROMに格納したプログラムに沿って、現在時刻と、
年、月、日、曜日を計時する計時手段と、カードリーダ
3で読み込んだ読み取りデータの処理を行って内部RA
M或いは外部RAM14等の記憶手段に書き込む手段
と、操作パネル1からの操作スイッチで入力されたデー
タを取り込む入力処理機能と、現在時刻や、上記記憶手
段に記憶された設定時刻や出力状態を表示するための表
示処理手段、上記記憶手段内に記憶した設定時刻と現在
時刻とを比較してリレードライブ回路7に信号を出力す
る出力処理手段等の手段を構成し、外部に設けてある水
晶振動子XLからの規則的な信号にて、計時手段が計時
動作を行う。
【0013】カードリーダ3は、ホトトランジスタと赤
外線発光ダイオードとのペアからなる光学的センサを、
カード2に記されるマークに対応するように多数個並列
に配置するとともに、適宜なカード送り装置を組み合わ
せて構成されている。操作パネル1の操作スイッチは、
キーマトリックス入力回路に接続されたもので、各操作
スイッチは、通常レバースイッチと、プッシュスイッチ
とが使用されている。
【0014】現在時刻表示部4は蛍光表示管や、液晶表
示器や発光ダイオードのセグメント表示器等からなり、
また出力表示部5はタイマ動作制御に関する情報を表示
する発光ダイオードからなる。外部RAM14は信号処
理回路13に内蔵されたRAMに取り込んだデータを記
憶保持させるためのものである。
【0015】リレードライブ回路7は、出力処理手段に
よって出された信号によりリレー(図示せず)を駆動し
てそのリレー接点を入又は切させる出力手段を構成し、
これらのリレー接点がタイムスイッチ回路となる。尚4
0は親時計用モニタ時計、子時計用のドライバ回路で、
このドライバ回路40の出力は切り換えスイッチSW
と、子時計電源電圧回路41を介して子時計へ、また親
時計用モニタ時計調整スイッチS6を介してモニタ出力
として親時計用モニタ時計へ夫々出力される。S7は子
時計の調整スイッチであり、42は子時計用の停電補償
電源電圧検出回路を示す。
【0016】図2は上記操作パネル1に、両表示部4、
5を配置した例を示しており、出力表示部5の各タイム
スイッチ回路の出力状態を回路毎に表示する出力表示ラ
ンプL1〜L6の下方には、設定されたタイマプログラム
を回路毎に確認するときに使用する呼出スイッチSW1
〜SW6と、回路毎の出力をプログラムに関係なく、入
/切できる手動操作スイッチSW11〜SW16を夫々対応
配置し、また現在時刻表示部4の下方には、デジタル式
の時計表示の時刻合わせを行う時又はプログラムの内容
を確認する時に使用するスイッチS1〜S5と、親時計モ
ニタ調整スイッチS6とを配置している。
【0017】ここで現在時刻表示部4は、年、月、日の
表示の他に、プログラム、特定日に動作する動作パター
ン、サマータイム等を表示する「Next Yr.」、
「Month」、「Day」等の表示を行うことができ
る。また親時計用モニタ時計調整スイッチS6は親時計
モニタを時刻合わせするときに使用する際に用いるスイ
ッチである。
【0018】実施例に用いるカード2には図3に示す週
間・特定日動作時刻指定用のカード2がある。このカー
ド2には、従来のカード式プログラムタイマと同様にタ
イムスイッチ回路の回路番号指定欄16、タイマ出力か
時報出力を指定する出力指定欄17、時報の吹鳴時間を
指定する吹鳴時間指定欄18、「入」「切」の時刻を指
定する時刻指定欄19、動作させる曜日を指定する各時
刻曜日指定欄20、特定パターン番号指定欄21、時報
のチャイムの曲目を指定するチャイム曲目指定欄23
や、時刻を記入する時刻記入枠31等を設け、従来にな
い当日・翌日の指定欄22を設け、これらの欄16〜2
3には夫々マーク記入枠を形成するとともに、これらマ
ーク記入枠のマークをカードリーダ3が読み取るための
タイミングを設定するタイミングマークTMの列をカー
ド2の上部長手方向に設けている。
【0019】次にカード2の使用方法に付いて実際の記
入例に沿って説明する。例えば、第1回路(第1のタイ
ムスイッチ回路)を、月曜日から金曜日において、入時
刻(入時刻)を9時として切時刻(切時刻)を12時と
した動作と、入時刻(入時刻)を13時として切時刻
(切時刻)を18時とした動作の2動作を設定し、また
土曜日では入時刻(入時刻)を9時として切時刻(切時
刻)を13時とした動作を設定し、日曜日は全日、切状
態という動作をさせると内容をプログラムするという場
合では、カード2で、第1回路に対応して回路番号指定
欄16の〔1〕のマーク記入枠にマークし、出力指定欄
17の「タイマ」のマーク記入枠にマークし、第1番目
のタイマ「入」の各時刻曜日指定欄20の〔月〕、
〔火〕、〔水〕、〔木〕、〔金〕のマーク記入枠にマー
クし、更に第1番目のタイマ「入」の時刻指定欄19
で、「時」の一位の〔8〕のマーク記入枠と、「分」の
十位及び一位の
〔0〕のマーク記入枠にマークし、また
第1番目のタイマの「切」の時刻指定欄19で「時」の
十位の〔1〕及び一位の〔2〕のマーク記入枠と、
「分」の十位及び一位の
〔0〕のマーク記入枠にマーク
し、第2番目のタイマ「入」の時刻指定欄19で、
「時」の十位の〔1〕及び一位の〔3〕のマーク記入枠
と、「分」の十位及び一位の
〔0〕のマーク記入枠にマ
ークし、また第2番目のタイマの「切」の時刻指定欄1
9で「時」の十位の〔1〕及び一位の〔8〕のマーク記
入枠と、「分」の十位及び一位の
〔0〕のマーク記入枠
にマークし、第3番目のタイマの「入」の各時刻曜日指
定欄20の〔土〕のマーク記入枠にマークし、第3番目
のタイマの「入」の時刻指定欄19で、「時」の一位の
〔9〕のマーク記入枠と、「分」の十位及び一位の
〔0〕のマーク記入枠にマークし、また第3番目のタイ
マの「切」の時刻指定欄19で「時」の十位の〔1〕及
び一位の〔3〕のマーク記入枠と、「分」の十位及び一
位の
〔0〕のマーク記入枠にマークする。
【0020】この例では特定パターンは使用しない。ま
た出力が時報でないので、吹鳴時間指定欄18もマーク
しない。更に第1番目のタイマの「切」と第2番目のタ
イマの「入」と第2番目のタイマの「切」と第3番目の
タイマの「切」の各時刻曜日指定欄20にマークしな
い。これは先に各時刻曜日指定欄20のマーク記入が継
続されるためである。
【0021】図4は第2回路(第2のタイムスイッチ回
路)に、入時刻を金曜日の17時とし、切時刻を月曜日
の7時とした制御を行う場合に付いての例を示す。この
例のカード2では、回路番号指定欄16の〔2〕のマー
ク記入枠にマークし、出力指定欄17の「タイマ」の枠
にマークし、第1番目のタイマの「入」の各時刻曜日指
定欄20の〔金〕のマーク記入枠にマークし、更に第1
番目のタイマの「入」の時刻指定欄19で、「時」の十
位の〔1〕及び一位の〔7〕のマーク記入枠と、「分」
の十位及び一位の
〔0〕のマーク記入枠にマークし、ま
た第1番目のタイマの「切」の各時刻曜日指定欄20の
〔月〕のマーク記入枠にマークし、第1番目のタイマの
「切」の時刻指定欄19で「時」の一位の〔7〕のマー
ク記入枠と、「分」の十位及び一位の
〔0〕のマーク記
入枠にマークする。つまり所謂日渡りプログラムとな
る。
【0022】次に、当日又は翌日の一時的動作のプログ
ラムの例を説明する。まず、今日が水曜日であるとし、
ここで予定が変更になり、今まで設定した曜日の動作パ
ターンに無い特殊な動作パターン、例えば第1のタイム
スイッチ回路対して入時刻9:00、切時刻15:0
0、第2のタイムスイッチ回路に対して入時刻2:0
0、切時刻23:00という動作パターンで負荷を運転
することになったとすると、この場合曜日変更では対応
できない。
【0023】この場合のカード2の記入例を図5と、図
6とに示す。まず、図5の場合であるが、一時変更欄の
〔当日〕のマーク記入枠にマークし、回路番号指定欄1
6の〔1〕のマーク記入枠にマークするが、出力指定欄
17は記入しない。但し、出力指定欄17のマーク記入
枠にマークするかしないかは、設計上だけの問題であ
り、マークすることは容易であるから、本発明の本質に
触れるものでは無い。
【0024】次に、当日は1日だけのことであるので、
各時刻曜日指定欄20のマーク記入枠にはマークしな
い。次に第1番目のダイマの「入」の時刻指定欄19
で、「時」の一位の
〔9〕のマーク記入枠と、「分」の
十位及び一位の
〔0〕のマーク記入枠にマークし、また
第1番目のタイマの「切」の時刻指定欄19で、「時」
の十位の〔1〕と一位の〔5〕のマーク記入枠と、
「分」の十位及び一位の
〔0〕のマーク記入枠にマーク
する。
【0025】同様に、図6に、第2のタイムスイッチ回
路の記入例を示す。この場合一時変更欄の〔当日〕のマ
ーク記入枠にマークし、回路番号指定欄16の〔2〕の
マーク記入枠にマークするが、出力指定欄7は記入しな
い。また各時刻曜日指定欄20のマーク記入枠にもマー
クしない。次に第1番目のタイマの「入」の時刻指定欄
19で、「時」の一位の〔2〕のマーク記入枠と、
「分」の十位及び一位の
〔0〕のマーク記入枠にマーク
し、また第1番目のタイマの「切」の時刻指定欄19
で、「時」の十位の〔2〕と一位の〔3〕のマーク記入
枠と、「分」の十位及び一位の
〔0〕のマーク記入枠に
マークする。
【0026】このように当日の設定が非常に簡単で、い
つまでもこのカード2をリードさせたとき、そのカード
2にマークされた動作パターンの操作プログラムで負荷
を動作させることができる。このようにして記入された
カード2の読み取りは、従来のカード式プログムタイマ
と同様に行われる。
【0027】但し、カードリーダ3の波形整形された各
光学センサの出力は、マルチプレクサを介さず、カード
リーダ内3のコンパレータ回路を通って直接マイクロコ
ンピュータからなる信号処理回路13に入力される。次
に図7に示すフローチャートにより実施例の全体の動作
を説明する。まず、電源が投入されると、全ての出力信
号が”H”状態となり、自動的に出力される信号以外
は、この状態が続き信号処理回路13の内蔵RAM及び
外部RAM14は全てクリアされる。
【0028】このクリア後では、操作パネル1の調整ス
イッチS2が操作されるまで、他のいかなる入力も受け
付けず、出力もされない。調整スイッチS2が操作され
ると、イニシャルモードへ移行し、通常の動作へ移行す
る初期化が行われる。次のタイマモードでは、時計、タ
イマ出力、時報出力の各機能が働くモードであって、時
計機能は現在時刻の表示、年月日の表示を現在時刻表示
部4で行なわせる機能などがあり、タイマ出力機能は予
め設定されたプログラムに従って設定時刻に”入””
切”の信号をリレードライブ回路7に出力する機能であ
る。また時報出力機能は予め設定された時刻に選択され
た曲のチャイム音による時報の信号を設定された時間、
チャイムユニット8から出力させる機能である。
【0029】タイマモードに入ったあと時刻調整ルーチ
ンで時刻修正を行い、カードリーダ3の読み取り動作が
あると、プログラムモードに移行して、カードリーダ入
力機能、カードリーダ制御機能等を働かせる。カードリ
ーダ入力機能は、カード2に記入されたマークをカード
リーダ3が読み取り、タイマ動作に必要なタイマプログ
ムを設定する機能である。
【0030】またカードリーダ制御機能は、カード2に
記入されたマークを読み取るときのタイミング信号や、
データ信号、カードリーダのモータの制御信号等を制御
する機能である。図8は、プログラムモードの内容を示
すフローチャートを示しており、カードリーダによるカ
ード読み取りが開始されると、信号処理回路13はマー
クの取込みを開始し、取り込んだマークの位置を基に、
予め設定している定義に従って「入」時刻、「切」時
刻、回路番号、回路の条件等のタイマ機能のプログラム
を作成し、この作成したプログラムを外部RAM14に
記憶させてプログラムの設定を完了する。また当時或い
は翌日のマーク記入があると、前述と同様にそのプログ
ラムを作成し、この作成したプログラムを外部RAM1
4に記憶させてプログラムの設定を完了する。
【0031】上述のようにマークの取込み後、プログラ
ムの作成と記憶を行うが、マーク取込み中に逐次、次の
処理を行っても良く、またそれぞれの処理を一括して行
っても良く、更に組み合わせても良い。さて図8におけ
るプログラム確認モードは、設定されたプログラムを確
認するモードで、タイマ機能で設定されたプログラムを
操作パネル1の操作スイッチを使用して現在時刻表示部
4に表示させる。
【0032】更に図8に示す低消費電力モードは、停電
検出回路12から停電検出信号が信号処理回路13に入
力されると、信号処理回路13は低い消費電力動作を電
源回路11の補償用電源等を用いて行い、停電検出信号
が無くなると、低消費電力動作を解除する動作モードで
ある。次に現在時刻の表示及び時刻の調整について説明
する。
【0033】まず本発明のカード式プログラムタイマの
実施例では、年間プログラムタイマの設定を行う機能が
あるため、年、付、日、曜日、時、分、秒を表示するこ
とができる。しかし、年、付、日(曜日)の表示や設定
は、本発明に関係しない。さて操作パネル1の表示スイ
ッチS1は、押す毎に、現在時刻表示部4の表示を、図
9に示すように現在時刻の曜日、時、分、秒の表示と、
図10に示す年、月、日の表示とに切り換える信号を信
号処理回路13に与える。
【0034】現在時刻の時、分、秒の調整を行う場合に
は、まず表示スイッチS1で曜日、時、分、秒の表示に
設定し、調整スイッチS2と、時スイッチS3とを同時押
しして時を、調整スイッチS2と分スイッチS4とを同時
押しして分を、調整スイッチS2と秒スイッチS5とを同
時押しして秒を調整する。時、分の調整時は調整スイッ
チS2が押されている状態で時スイッチS3又は分スイッ
チS3を押すと、押す度に表示が1づつ上がり、時は
「23」の後に「0」に、分は「59」の後に「00」
となる。
【0035】同時押しの時間が1秒以上になると、押し
ている間、8Hzで早送りする。秒の調整時には、調整
スイッチS2と秒スイッチS5を押している間は、「0
0」のままで、どちらかのスイッチを離すと、カウント
を開始し、「01」、「02」、「03」〜と表示す
る。現在の年、月、日を調整するときは、現在時刻表示
部4の表示を図9に示すような年、月、日の表示にし、
調整スイッチS2と、時スイッチS3とを同時押しして年
を、調整スイッチS2と、分スイッチS4とを同時押しし
て月を、調整スイッチS2と、秒スイッチS5とを同時押
しして日を夫々調整する。
【0036】年、月、日の調整時には、調整スイッチS
2が押されている状態で、時スイッチS3又は分スイッチ
4又は秒スイッチS5を押すと、押す毎に表示が1づつ
上がり、年は「99」の後に「00」、月は「12」の
後に「1」に、日は「28」、「29」、「30」又は
「31」の後(年、月の設定により異なる)に「1」に
なる。同時押しの時間が1秒以上になると、押している
間、8Hzで早送りする。
【0037】次に現在時刻の表示及び時刻の調整につい
て説明する。まず本発明のカード式プロフラムタイマは
年間プログラムの設定を行う機能があるため、現在時刻
についても、年、月、日、曜日、時、分、秒を表示する
必要がある。操作パネル1の表示スイッチS1は、押す
毎に、現在時刻表示部4の表示を、図9に示すように現
在時刻の曜日、時、分、秒の表示と、図10に示す年、
月、日の表示とに切り換える信号を信号処理回路13に
与える。
【0038】現在時刻の時、分、秒の調整を行う場合に
は、まず表示スイッチS1で曜日、時、分、秒の表示に
し、調整スイッチS2と、時スイッチS3とを同時押しし
て時を、調整スイッチS2と分スイッチS4とを同時押し
して分を、調整スイッチS2と秒スイッチS5とを同時押
しして秒を調整する。時、分の調整は調整スイッチS2
が押されている状態で時スイッチS3又は分スイッチS3
を押すと、押す度に表示が1づつ上がり、時は「23」
の後に「0」に、分は「59」の後に「00」となる。
【0039】同時押しの時間が1秒以上になると、押し
ている間、8Hzで早送りする。秒の調整は、調整スイ
ッチS2と秒スイッチS5を押している間は、「00」の
ままで、どちらかのスイッチを離すと、カウントを開始
し、「01」、「02」、「03」〜と表示する。現在
の年、月、日を調整するときは、現在時刻表示部4の表
示を図9に示すような年、月、日の表示にし、調整スイ
ッチS2と、時スイッチS3とを同時押しして年を、調整
スイッチS2と、分スイッチS4とを同時押しして月を、
調整スイッチS2と、秒スイッチS5とを同時押しして日
を夫々調整する。
【0040】年、月、日の調整は、調整スイッチS2
押されている状態で、時スイッチS3又は分スイッチS4
又は秒スイッチS5を押すと、押す毎に表示が1づつ上
がり、年は「99」の後に「00」、月は「12」の後
に「1」に、日は「28」、「29」、「30」又は
「31」の後(年、月の設定により異なる)に「1」に
なる。同時押しの時間が1秒以上になると、押している
間、8Hzで早送りする。
【0041】更に次にプログラムの確認の方法につい
て、例えば、図3のカード2を用いて説明する。図3の
カード2では第1回路を指定したため、呼出スイッチS
1を押す。この呼出スイッチSW1の操作信号に応じ
て、信号処理回路13は外部RAM14に格納している
プログラムを読み出して、第1回路についてのプログラ
ム内容を記入順に現在時刻表示部4で表示し、全ての表
示が完了すると、「End」の文字を表示して、再度、
先頭のプログラムから表示する。図11はそのプログラ
ムの表示例を示す。図12は当日のプログラムの第1の
タイムスイッチ回路のプログラムの表示例を示す。
【0042】まず秒スイッチS5を押すと翌日の曜日を
表示する。次に呼び出しスイッチSW1〜SW6を押すと
プログラムを表示する。次に当日又は翌日を設定し、実
際にその日に到達したとき(当日はカードリードしてプ
ログラムの記憶が完了した後、現在時刻表示部4に表示
している曜日を点滅させて、その日が、当日又は翌日の
プログラムで負荷を動作させていることを知らせること
ができる。
【0043】また、プログラム確認のとき、パターンの
種類を現在時刻表示部4に表示させた時、「Patte
rn」の文字表示を行わせて認識させ易くすることがで
きる。更に、来年の特定日を設定したとき、来年を意味
する「Next Yr.」の文字を点滅表示してより分
かり易くすることができる。
【0044】これらの機能は、信号処理回路13のタイ
マモード処理や、プログラム確認モード処理の中に取込
み実施することができる。
【0045】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、入、切時刻やタ
イマ動作させる回路の番号や条件からなる動作パターン
を指定するマーク記入枠と、当日と翌日のいずれかを選
択指定するマーク記入枠とを少なくとも備えたカードを
用い、カードリーダから読み取ったマーク記入枠のマー
クから指定情報を取り込む手段と、取り込まれた指定情
報からプログラムを作成する手段と、作成されたプログ
ラムを記憶する記憶手段と、現在時刻を計時する手段
と、現在時刻が記憶手段に記憶しているプログラムの設
定時刻と一致したときに指定された番号のタイマ動作さ
せる回路を制御する出力を発生する手段と、現在時刻を
表示する現在時刻表示部とを備えたものであるから、カ
ードで動作の特定パターンと、当日又は翌日を指定する
だけで、当日又は翌日のプログラムをいつでも簡単にカ
ードで設定できるものであって、当日又は翌日を指定す
る形式であるため、曜日が特定されることがなく、その
ため同一動作パターンであれば、同一カードの反復使用
を可能とし、曜日毎にカードを作成する手間を必要とせ
ず、また保存する場合にも保存カード数を減らすことが
できるという効果がある。
【0046】また請求項2記載の発明は、現在時刻表示
部に、記憶手段に記憶させたプログラムを表示させる指
示を与える指示手段と、この指示手段の指示により記憶
手段に記憶させたプログラムを読み出して現在時刻表示
部にプログラム内容を表示させる手段とを備えたもので
あるから、記憶手段に記憶させたプログラムの確認を行
いたい場合には、指示手段の操作により、現在時刻表示
部にプログラムを表示させることができるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路ブロック図であ
る。
【図2】操作パネルの一部省略した配置例図である。
【図3】本発明の一実施例のカードのマーク記入状態を
示す一部省略した正面図である。
【図4】本発明の一実施例のカードの別のマーク記入状
態を示す一部省略した正面図である。
【図5】本発明の一実施例のカードの他のマーク記入状
態を示す省略した正面図である。
【図6】本発明の一実施例のカードのその他のマーク記
入状態を示す一部省略した正面図である。
【図7】本発明の一実施例の全体のフローチャートであ
る。
【図8】本発明の一実施例のプログラム読み取り過程を
示すフローチャートである。
【図9】本発明の一実施例の現在時刻表示部の現在時刻
の表示説明図である。
【図10】本発明の一実施例の現在時刻表示部の現在時
刻の表示説明図である。
【図11】本発明の一実施例の現在時刻表示部のプログ
ラムの表示説明図である。
【図12】本発明の一実施例の現在時刻表示部のプログ
ラムの表示説明図である。
【符号の説明】
1 操作パネル 2 カード 3 カードリーダ 4 現在時刻表示部 5 出力表示部 6 VFDドライバ 7 リレードライブ回路 8 チャイムユニット 9 増幅器 10 スピーカ 11 電源回路 12 停電検出回路 13 信号処理回路 14 外部RAM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 聰 大阪府東大阪市菱江1番地 朝日ナショ ナル照明株式会社内 (56)参考文献 実開 平1−141496(JP,U) 実開 平1−136495(JP,U) 実公 昭61−11673(JP,Y2)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入、切時刻やタイマ動作させる回路の番号
    や条件からなる動作パターンを指定するマーク記入枠
    と、当日と翌日のいずれかを選択指定するマーク記入枠
    とを少なくとも備えたカードを用い、カードリーダから
    読み取ったマーク記入枠のマークから指定情報を取り込
    む手段と、取り込まれた指定情報からプログラムを作成
    する手段と、作成されたプログラムを記憶する記憶手段
    と、現在時刻を計時する手段と、現在時刻が記憶手段に
    記憶しているプログラムの設定時刻と一致したときに指
    定された番号のタイマ動作させる回路を制御する出力を
    発生する手段と、現在時刻を表示する現在時刻表示部と
    を備えたことを特徴するカード式プログラムタイマ。
  2. 【請求項2】現在時刻表示部に、記憶手段に記憶させた
    プログラムを表示させる指示を与える指示手段と、この
    指示手段の指示により記憶手段に記憶させたプログラム
    を読み出して現在時刻表示部にプログラム内容を表示さ
    せる手段とを備えたことを特徴する請求項1記載のカー
    ド式プログラムタイマ。
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