JPH05505880A - 秘密表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 秘密表示装置 この発明はアナログ腕時計に関するものであり、該時計は時計面中の窓と時間表 示以外の情報を具えた回転ディスク（またはリング）を有しており、該ディスク は窓中に該情報を表示するように構成されている。

時間を示す針と日付または曜日を示すディスクとを用いたクォーツアナログ時間 表示時計は従来の機械式の時計と同じ外観を有していることが望ましい。

この形式の製品の場合には機械的な運動よりも電子的な運動の方を採用するのが 好ましい、なぜなら電子的な運動は精度がよく、また機械的な時計の堝姉機構に 貯えられるエネルギーの時間よりも電池が生きている限りは寿命が続くからであ る。電子的な運動を用いることにより機械的な運動の場合と同じような設計上の 目出もあり、時間表示（秒、分、時間、日付、曜日、月または年など）の基本的 な機能も損ねることなく、製品に種々の装飾を施すことができるのである。

以下に述べる従来技術にあっては、タイマー、アラーム、月、年、温度表示装置 などの電子的アナログ時計にいくつかの補助的な機能を添加したものである。

例えば電子光学セルを設けて、時計面の近傍または時計面中の窓に数字またはア ルファベット数字の表示を行なうものがその一例である。また時計面と同じ形状 の電子光学セルを時計面中に配置して、セルの中心孔に時針の軸を通してやるよ うにしたのもその一例である。

しかしこれら従来のものの欠点は設計に大きな制約が掛かるという点である。電 子光学セルはその色、形状および外観が限られたものであり、その故に特に高級 品市場においては外観的な魅力を欠いたものとなる。

この欠点を克服すべ（この発明においては、ディスクの情報が設けられているの と同じ位置にに少なくとも１個の開口部を設けて、この開口部が窓に対応したと きに補助的な情報が得られるようにしたものである。

好ましい実施態様においては、補助的な情報が固定電子光学表示手段によって与 えられるものである。

ディスクが日付情報を有しているときには、ディスク中における開口部の寸法は ほぼ１／３２回転に相当するのが好ましい。

ディスクが曜日を表示する場合には、ディスクの開口部の寸法はほぼ１／８回転 相当が好ましい。

特に好ましい実施態様によれば、ディスクの開口部は時計面の窓と同じである。

この発明の時計は開口部に表示された補助的な情報に至達するための制御手段を 有している。

時計が時間設定リューズを有している場合には、この制御手段はこの時間設定リ ューズを含むものであることが望ましい。　時計の時間設定リューズは、特殊な 操作により開口部に補助的な情報を窓に表示させる指令を発生できるようなもの である、ことが望ましい。

制御手段は好ましくは少なくとも１個のボタンを有してぃ他の実施態様において は制御手段が自動的であって、電池の交換時に張力を掛けることにより励起され ることが望ましい。

以下添付の図面に示す諸実施態様によりさらに詳しくこの発明について説明する 第１図はこの発明の時計の部分図であって、ディスクの開口部を介して示達でき る補助的な情報が隠された状態であり、第２図は同じく開口部と窓とが重なった 状態を示す部分図であり、 第３図は他の実施態様における補助的な情報が隠された状態を示す部分図であり 、 第４図はさらに他の実施態様を示す部分図であって、補助的な情報はディスクの 開口部を通して表示されており、窓がこれに重なった状態にある。

以下に述べる実施態様において、日付および／または曜日を表示するディスクは ある位置においては電子光学表示を表出する開口部を与えるものであり、この電 子光学表示は時計面の窓の真下でかつディスクの真下に固定されている。この開 口部は好ましくは日付ディスクの１／３２回転相当の寸法を有しており、例えば ３１日と１日との間を占めている。また曜日ディスクの場合には１／８回転相当 であって、例えば日曜日と月曜日との間を占めている。開口部が窓と一致すると 、電子光学表示機構からの一群の補助的な情報が現われる。

他の全ての位置にあってはこの補助的な情報は日付番号または曜日表示を具えた ディスクにより隠されている。窓を伴なった位置以外の位置は従来の日付および ／または曜日の表示に対応するものである。

このような機構を装備するには、時計の針を変位させる手段とは独立にディスク を角変位させるなんらかの手段が必要となる。２つの異なる部分で「運動系を分 割する」という用語が用いられる。従来公知のこのような構成にあっては、１個 以上のディスクを、時針による時間表示と干渉することなしに、あるまたは他の 方向に変位させるものであって、時針の位置に関係なく行なわれるものでなけれ ばならない。日付または曜日表示を具えた機械式のアナログ時計にあっては、デ ィスクの角位置を修正する手段が必ず設けられている。一般的な法則としては、 このような手段はリューズに連結された機構からなっており、それが中間軸位置 にあるときにリューズの１回転により対応するディスクが日付−日付（または。

曜日−曜日）変位を行なうように構成されている。この場合にも運動系は分割さ れる。したがって前記した電子光学表示を付帯の電子回路とともに機械的な時計 に追加する他はないのである。この部分に供給するためのみに１個の電池が必要 なのである。。

電子時計の場合にはディスクの位置決めをする手段を具えることが好ましい。こ の位置決め手段は時計の電子回路に付随しており、窓に対向して正しい値を自動 的に位置させるものである。この場合該回路は電子メモリーを有しており、これ がディスクの実際の位置に関連するデーターを永久的に記憶する。

位置決め手段を具えていない簡単な構成にあっては、電子光学表示が現われるま でのディスクの変位はリューズを用いて手動により行なわれる。この表示は第２ の時間、すなわち他の時間帯における時間などの追加の情報を与えるものである 。

位置決め手段を具えていないシステムにあっては、月または週が変るときには、 機械式の場合と同じように、使用者がリューズを用いて手動によりｌ／３２また は１／８回転分だけ追加にディスクの位置を前進させる。これにより３１日から 月の最初の日に、または日曜日から月曜日へとディスクの開口部を飛び越して進 むのである。

電子回路に接続されたディスクに位置決めシステムを加えると、ディスクの前進 とバイパスとが自動的に制御されるのである。

上記したように運動系を分割してかつ位置決めシステムを与えることにより、永 久暦時計を達成することが可能となる。

電子光学的表示により永久暦機能に必要な情報である月と年とを電子回路にプロ グラムすることが特に容易となる。

東１．２図に示す電子時計は第１のモーター（図示せず）によって駆動される時 間表示機構（時、分および秒針など）のった目の運動系を有しており、さらに第 ２のモーター１１によって駆動される日付ディスクｌＯを有している。このモー ターは日付ディスク１０に係合するホイール１２に噛み合うウオーム１２に連結 されている。このモーターはディスク位置決め機構１５に接続された電子回路１ ４により制御されるものである。この位置決め機構はディスクｌＯ上の突起１７ と協働する接点１６を有している。

その一部を図示する時計面１８には窓１９が設けられている。この窓の寸法は、 ディスク上に印刷された日付２０の全体が窓を通して視認できるように、設定さ れている。

日付３１と１との間には回後部２１が形成されており、その寸法は窓１９と同じ か若干大きめに設計されている。上記のようにこの開口部は窓１９の真下の定位 置に設けられた補助的な情報に至達するためのものであって、この補助的な情報 は開口部が窓と合致しないときには隠されるものである。

第１図の状態にあっては、開口部２１が窓１９から３ステツプ離れており、補助 的な情報表示は日付ディスクｌＯにより効果的に隠されている。第２図の状態に あっては、日付ディスクの回転に伴い開口部２１は窓１９と合致しており、表示 機構３０が窓に現われている。この表示機構は例えば数字″０３“を表示する光 学電子ユニットから構成されている。

この機構はプリント回路３１に付設された電子回路１４により制御されるもので 、この電子回路は矢印３２で示すような電気的接続により表示機構３０にリンク されている。この状態において接点１６は閉じており、電子回路１４に適当な信 号を伝達する。

補助的な情報は好ましくは月を数字で略記したものからなっているが、これに限 定されるものではなく、環境温度、世界の他の都市における時刻などであっても よい。

第３．４図に示す実施態様にあっては、日付ディスクの代わりに曜日ディスクが 用いられている。この曜日ディスクには８個の空所が設けられており、そのうち ７個には曜日が記されており、８番目は開口部２１に対応している。この場合開 口部２１は長い形状をしており、曜日ディスクの１／８回転に相当している窓１ ９も同じ１／８回転の長さを有しており、曜日の全体が表示されるようになって いる。第３図に示すように、７この曜日は連続して窓１９に表示され、曜日が表 示されている限りは開口部は時計面により隠されている。

逆に曜日が８番目の位置に同けて動くときには、窓１９と開口部２１とが合致し 、窓１９の真下の定位置にある補助的な情報に示達できるようになる。

第４図に示すようにこの実施態様にあっては、補助的な情報は日付の全体を示す ものであって、例えば７−２２−９１が窓１９および開口部２１を通して視認さ れている。

上記したように永久暦時計の場合には、この補助的な情報は時計をプログラムす るのに使用される。この場合開口部への示達、ひいては補助的な情報表示への示 達は電子的な時間設定リューズの特殊操作（おそら（は３通りの位置へ）により フード化される。このような電子的な時間設定リューズは実際には接点機構であ って、この機構は時計の電子回路に付随したもので、軸位置や回転や回転の方向 を制御する公知のものである。

一例としてリューズが押下されると回転が起こらない。これは中立状態と呼ばれ 時計は通常に機能する。

リューズが中間の軸位置にあると、回転が起きて時針により示された時間から正 確に１時間だけ回転方向に応じて前進または後退する。

リューズが完全に引き出された軸位置にあると、時針が時間表示をするように回 転が制御される。

時針が真夜中に達すると、電子回路がモーターに指令を発してディスクを駆動さ せて日付を変えさせる。日付が３１から１に変るときには、回路がこれらの日付 間に位置する窓を前進させ、時計は従来のものと同じに作動する。

電子回路には指令を与えて電子光学表示を表出するようにする。すると回路はこ の指令を解読実行して、開口部が窓と合致するまで日付ディスクを変位させる。

この指令は押しボタンを加圧することにより与えることができ、これにより電子 回路に接続差された接点が閉じられる。しかし時計の外観のためにはボタンには 頼らずに、時間設定すニーズの特殊操作によった方がよい。リューズが引き出さ れた状態にあるときには、これを７秒間に５＠回転させるとボタンの機能を果た す。この場合電子回路はこのような操作を認識する適宜な手段を含んでおり、こ れが時計をプログラムモードにする。

日付ディスク中の開口部が時計面の窓と合致すると、電子光学表示が電子回路に より励起される。この表示は好ましくは電子光学セルを眉いて行なわれる。

リューズが押下されると現在の日付が表示される。一方の方向に回転すると日付 の値が増加し、所望の日付がプログラムされる。他方の方向に回転すると上記し た特殊な操作が可能となり、プログラムされた日付値が再びディスクにより表示 される。

リューズが中間軸位置にあると、月が”０１”から”１２”へと表示され、１時 計回り回転により表示値が（＋１）だけ増加し、反時計回り回転により表示値が （−１）だけ減少する。月はこのようにしてプログラムされる。

りニーズが引き出された位置にあると、例えば１９９０年については９０という ように年を２桁で表示する。時計回りまたは反時計回り回転により表示される値 が増加または減少する。力）＜シて年がプログラムされる。リューズが再び押下 されて上記の特殊操作が完了すると、電子回路がディスクに指令を発してプログ ラムされた位置に戻るようにする。月と年とがプログラムされたら、電子回路は 次には永久層の原理にしたがって日付ディスクの前進を制御できるようになる。

第３．４図に示すように窓が曜日ディスクの曜日の上に位置すると、日付、曜日 、月および年の全てが直接表示され、これによりプロ動作の制御が可能となる。

要約 アナログ時間表示を具えた腕時計であって、窓１９を具えた時計面と非時間表示 を帯びたディスクとを有している。このディスクは、その上に提供された表示が ディスクの開口部を介して窓中に現われ、この開口部の寸法は表示のそれに等し い。開口部２１が窓１９と合致したとき、この開口部が電子光学表示機構３０に よって与えられる追加的な表示を表出する。

国際調査報告

Claims (11)

【特許請求の範囲】
1. １．窓を具えた時計面と時間表示以外の情報を提供する回転ディスクまたはリン グを有してなり、かつ提供する情報が窓に現われるようにディスクが構成されて おり、ディスク（１０）が少なくとも１個の開口部（２１）をディスク上の補助 的な情報と同じ位置に有しており、開口部（２１）が窓（１９）と合致したとき に、補助的な情報が示達できるようになる ことを特徴とするアナログ時間表示付腕時計。
2. ２．補助的な情報が固定された電子光学Ｈ機構により与えられる ことを特徴とする請求項１記載の時計。
3. ３．ディスク（１０）上に提供される情報がＪ（２０）からなり、 ディスクに形成された開口部（２１）が１／３２回転に相当する空間を占めてい る ことを特徴とする請求項１記載の時計。
4. ４．ディスクにより提供される情報が曜日からなり、ディスクに形成された開口 部（２１）が１／８回転に相当する空間を占める ことを特徴とする請求項１記載の時計。
5. ５．ディスクに形成された開口部（２１）が時計面に形成された窓（１９）と寸 法が実質的に等しいことを特徴とする請求項１記載の時計。
6. ６．制御手段が設けられており、これが開口部を介しての補助的な情報への示達 を可能とする ことを特徴とする請求項１記載の時計。
7. ７．時間設定リューズが設けられており、制御手段がこれによって構成されてい る ことを特徴とする請求項６記載の時計。
8. ８．時間設定リューズが複合特殊操作可能であって、これによりＨされた補助的 な情報に開口部を介して示達する指令が励起される ことを特徴とする請求項７記載の時計。
9. ９．制御手段が少なくとも１個の押しボタンから構成されている ことを特徴とする請求項６記載の時計。
10. １０．制御手段が自動的である ことを特徴とする請求項６記載の時計。
11. １１．制御手段が、電池交換の際に圧力を掛けることにより、励起される ことを特徴とする請求項１０記載の時計。