JPS58120827A - 紡機用走行型自動機への流体供給方法および装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は紡機用走行型自動機への流体供給方法および装
置に関する。より詳しくは、本発明は、精紡機、粗紡機
等の紡機の機台に沿って走行し、機台の所定箇所で停止
して機台への糸継ぎ、玉揚げ等を自動的に行なう自動糸
継ぎ機、自動玉揚槻埠の自動機へ、圧縮空気等の〃ｔ、
体を供給する方法および装置に関する。

機台に沿って走行する自動機が流体によって所望の作動
をする場合に、この流体供給方法として次のような方法
が従来採用されている。

ア・　コンプレッサのような流体供給諒全自動機に搭載
し、この流体供帖硼から自動機の必要鋤所ヘ流体を供給
し作動させる方法。

４１機台の一部に設けた流体源と自動機とを流体供給用
ホースにより連結し、ホースを通じて自動機へ流体を供
給する方法。

上記アの方法では、走行する自動機に流体供給源を′Ｐ
−載するため、重量が血くなり、また枠体が大型化し、
更に重音化により移動走行時の消費動力も多いという欠
点がある。

上記イの方法では、長いホースを連結したまま自動機が
走行するのでホースのメンテナンスが困難であるととも
にホースの存在によシ他の作業が阻害されるという欠点
がある。

本発明は上述した従来方法の欠点を階消して、自動機の
重量増加および大型化ｆ：極力小さくでき、しかも自動
機が長いホースをひきずって走行することをなくすこと
ができホースのメンテナンスが不要となるとともに他の
作業を妨害することのない紡機用走行型自動機への流体
供給方法および装置を提供することを目的とする。

本発明ではかかる目的金、補助流体タンク會搭載した自
動機を、流体源口を適宜間隔で有する紡機に沿って走行
させ且つ必要箇所で停止させ、機台の流体源口に向けて
自動機側からノズルを突出させてノズルを流体源口に結
合し自動機の補助タンクに流体を貯留する流体供給方法
に関する特定発明、並びに圧縮空気源口を有する紡機機
台に沿って走行する自動機に、補助空気タンクを搭載す
るとともに、前記圧縮空気源口に結合可能な流体継手お
よび該流体継手を圧縮空気源口に結合させる空気圧シリ
ンダを設け、該空気圧シリンダが補助空気タンクに連結
している流体供給装置に関する第二発明により達成する
。

以下添伺図面を参照して本発明の詳細な説明する。第１
図において、自動糸継ぎ機又は自動玉揚機のような自動
機】はオープンエンド梢紡機のような紡機３の機台３ａ
に沿って走行路５上を走行し、紡機３からの糸継ぎ又は
玉揚げ指令によって所定の動作位置で停止し糸継ぎ又は
玉揚けを行なう。紡機３の機台３ａには自動機１が使用
する圧縮空気のような流体源４が設置され、機台長手方
向に第１図に示すように各錘に空気取入口９を設は又は
第３図に示すように所定数毎に空気取入口９′ｆ：設け
ている。空気取入口９は本発明の流体碑口である。紡機
３の空気取入口９に結合可能なノズル７全自動機１に１
個（第１図）又は複数個（第３図）設けている。第３図
に示フように複数個のノズル７を自動機１に設けている
場合には、この複数個のノズルを一斉に前進させること
によっていずれかのノズル７を紡機３の空気取入口９と
結合させることができ、空気取入口９の数を減らすこと
ができる。

次に第２図を参照して、紡機３の空気取入口９およびノ
ズル７の構造全説明する。空気取入口９には、円柱孔９
ａ、該円柱孔９ａに連なり先細シ状の円錐孔９ｂおよび
円錐孔９ｂに連な９外部に向は拡開した円錐孔９Ｃを形
成しておシ、鋼球１１を圧縮はね１３により先細り状の
前記円錐孔９ｂの壁面に押圧している。１５は圧縮はね
保持用ねじ込み栓、１７は圧縮空気を流体源から供給す
る連結継手、１９はシール用Ｏリングである。

ノズル７はヘッド２１およびヘッド２１移動用圧空シリ
ンダ３１からなっている。ヘッド２１は空気取入口９の
外向きに拡開した円錐孔９ｃＫ案内され且つ圧縮はね１
３に抗して鋼球１１を押し戻すジヨイントビン２３を有
している。ジヨイントビン２３は先端が截頭円錐形状金
しており、その先端近傍の側壁に流体導入口２３ａｋ有
し、該流体導入口２３ａはジヨイントビン２３およびヘ
ッド２１内に形成された流体通路２５から連結継手２７
に連結している。

圧空シリンダ３１は、ピストン３３および該ピストン３
３に連結したロッド３５からなり、ロッド３５の先端は
ヘッド２１に螺合固定している。

３７はロッド３５の先端にヘッド２１を固定するための
ナツトである。ピストン３３により圧空シリンダ３１の
内部は２つのシリンダ室３１ａ。

３１ｂに区画されており、該シリンダ室３１ａ。

３１ｂはピストン３３の移動速度を制御するための流量
調整弁３９ａ　、３９ｂを介して４ボ一ト２位置切換′
ｗＬ磁升４１に接続している、切侠電磁升４１け補助空
気タンク４３に接続しておシ、該空気タンク４３は逆止
め弁４５、Ｔ継手４７およびホース４９を介してヘッド
２１の連結継手２７に接続している。逆止め弁４５は補
助空気タンク４３へ流入する空気の流れのみを許す。Ｔ
継手４７の他端は自動機１の適宜駆動部に接続している
。

以上の構成からなる本発明装置では、適宜給電手段を介
して走行駆動系を作動して自動機１を紡機３の機台３ａ
に沿って走行させ、機台３ａの糸継ぎ又は玉揚げ等の作
業７に要する御所で停止させる。次いで、切換電磁弁４
１を切換え、圧空シリンダ３１のピストン３３およびロ
ッド３５とともにヘッド２１を前進させ、ジヨイントビ
ン２３により空気取入口９の鋼球１１を押し戻す。なお
ヘッド２１の端面を空気取入口９のＯリング１９に押圧
して、ヘッド２１および空気取入口９間をシールする。

連結継手１７がら空気取入口９へ供給された圧縮空気は
銅球１１と円錐孔９ｂの間隙からヘッド２１の流体導入
口２３ａに入り、流体通路２５からホース４９およびＴ
継手４７、更に逆止め弁４５を経て補助空気夕／り４３
に入り貯留されるとともにＴ継手４７から目動機１の適
宜作動部へ供給される。

なお、上述の実施例では、ノズルを圧空シリンダによシ
前進させ空気取入口に結合させているので、ノズルの前
進速度は流量−整弁３９ａの叙シ量を変えることによシ
調節可能であシ、従ってノズル２１のジヨイントビン２
３が空気取入口９０円錐孔９ｃに沿ってゆっくりと案内
されるようにでき、これによシジョイントピン２３が円
錐孔９Ｃと多少芯ずれしていても、この芯すれは自動的
に且つ円滑に修正される。これに対し、圧空シリンダ３
１に代え電磁ソレノイドを用いると、そのストロークが
小さく且つ押圧力が小さいため可成り大型化しても所望
の作動特性が得られないことがある。加えて、電磁ソレ
ノイドでは作動速度が大きいので、ジヨイントビンの芯
ずれを自動的に調整できず、このため芯合せ精度全部め
る必要が生じる。

本発明によれば補助流体タンクを自動機に搭載するだけ
でよく、重量および寸法の大きい流体供給源を自動機に
搭載する必要がなく、作業機の小型化、＠量化が達成で
きる。また、自動機と機台とをホースによシ連結して自
動機全走行させるものでないので、ホースのメンテナン
スを問題にする必要もない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置の実施例の平面図、第２図は第１図
の１１−Ｕ部拡大断面図、第３図は他の実施例の平面図
である。 １・・・自動機、３・・・紡機、３ａ・・・機台、７・
・・ノズル、９・・・空気取入口、２１・・・ヘッド、
３１・・・圧空シリン〆、４３・・・補助空気タンク、
４５・・・逆止め弁。 第　１図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、補助流体タンクを搭載した自動機を流体源口を適宜
   間隔で有する紡機に沿って走行させ且つ必要虐所で停止
   させ、機台の流体源口に向けて自動機側からノズルを突
   出させてノズルを流体源口に結合し自動機の補助流体タ
   ンクに流体を貯留することを特徴とする紡機用走行型自
   動機への流体供給方法。 ２、流体が圧縮空気であり、前記ノズルと流体源口との
   結合が補助タンク内に貯留された圧縮空気によシ行われ
   る特許請求の範囲第１項記載の流体供給方法。 ３、圧縮空気源口ｆ：Ｍする紡機機台に沿って走行する
   自動機に、補助空気タンク全搭載するとともに、前記圧
   縮空気源口に結合可能な流体継手および該流坏蛭手を圧
   縮仝気源口に結合させる空気圧シリンダを設け、該空気
   圧シリンダが補助空気タンクに連結していることを特徴
   とする紡機用走行型自動機への流体供給装置。 ４、前記補助空気タンクとノズルとを逆止め弁を介して
   接続しノズルから補助空気タンクへの圧縮空気の流入を
   許すようにした特許請求の範囲第３項記載の流体供給装
   置。