JPS6237656Y2 - - Google Patents

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JPS6237656Y2
JPS6237656Y2 JP1981048327U JP4832781U JPS6237656Y2 JP S6237656 Y2 JPS6237656 Y2 JP S6237656Y2 JP 1981048327 U JP1981048327 U JP 1981048327U JP 4832781 U JP4832781 U JP 4832781U JP S6237656 Y2 JPS6237656 Y2 JP S6237656Y2
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JP
Japan
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driving
main piston
valve
driven
compressed fluid
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JP1981048327U
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JPS57162078U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、空気等の加圧流体を動力源とする打
込機において、被打込具を給送するための給送部
に圧縮流体を供給する回路に関するものである。
第1図、第2図は、被打込具9を射出口19内
へ給送する給送ピストン10と、給送ピストンを
駆動させるための圧縮流体供給回路(以下供給回
路と呼ぶ)24を備えた従来の打込機1を示す。
図に示す如く供給回路は、制御バルブ22から通
じている。本来、この制御バルブは駆動バルブ及
び排気バルブ4を動かすためのものであるが、更
に給送ピストンをも動かすため次の欠点がある。
即ち、制御バルブの容量不足により駆動バルブの
作動速度が遅くなり、主ピストン6の上面へ急激
に圧縮流体を供給出来ず出力の効率が悪い。制御
バルブの容量を大きくするとトリツガ12等の引
力が大きくなり操作性が悪くなる。
また、駆動バルブと給送ピストンを作動するた
めの圧縮流体の供給を、同一供給回路から設けて
いるため、両者のタイミングが圧力によつて変動
してしまい、被打込具を正確に打込めない欠点が
あつた。
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をな
くすことにある。
本考案は、駆動バルブが作動することにより主
ピストンの上面に圧縮流体が供給されることに着
目し、この主ピストン上面に供給された圧縮流体
を給送部に供給し給送ピストンを作動させるよう
供給回路を設けたものである。即ち、制御バルブ
は駆動バルブと排気バルブのみを動かし、駆動バ
ルブが作動してから給送ピストンが作動するよう
な構造としたものである。
第3図は、本考案になる打込機の一実施例を示
す断面図であり、打込動作をした途中の状態を示
すものである。第4図は、第3図に示す打込機の
打込動作を終了した直後の状態を示すものであ
る。
第3図において、圧縮流体はアキユームレータ
23に蓄積されており、2連のバルブから構成さ
れている制御バルブ22をアキユームレータ23
に開口することにより、圧縮流体は図に示す通路
を矢印の如く通つて1つは排気バルブ4を図の如
く下方に押し下げ排気口を閉じ、同時にシリンダ
5のフランジ部上面に流入する。シリンダ5のフ
ランジ部下面に作用している圧縮流体による力と
スプリングによる力の和よりもフランジ部上面に
作用する力が大きくなると、シリンダ5は下方に
下がる。即ち、駆動バルブが開く。従つて、主ピ
ストン6は急激に下降し射出口19内の被打込具
9を射出する。主ピストン6の上面に圧縮流体が
流れ込むのと同時に、シリンダ5の内径よりも内
側に入口を設けた供給回路24を通つて圧縮流体
は給送ピストンの左端面に流れ込み、給送ピスト
ンを後退させ、次に打ち込む被打込具9を射出口
19内に送り込む状態になる。打込動作を終え、
制御バルブ22の一方をアキユームレータ23と
閉じ大気へ開口した状態を示したものが第4図で
ある。図において、制御バルブ22の一方がアキ
ユームレータ23と閉じ、大気に開口すると、シ
リンダ5のフランジ部上面及び排気バルブ4の上
面の室に流入していた圧縮流体は、図に示す通路
を矢印方向に流れて大気に放出される。シリンダ
5のフランジ上面に作用している力が弱まると、
フランジ下部に作用している圧縮流体による力と
スプリングによる力によりシリンダ5は上方へ押
し上げられ駆動バルブ21は閉じる。また、排気
バルブ4は、排気バルブ4の上面と下面に作用し
ている圧縮流体の圧力差により上方へ移動するた
め、シリンダ内に蓄積された圧縮流体は矢印の方
向に排出される。これと同時に、給送ピストン1
0の左端部に供給されていた圧縮流体は供給回路
24を通り大気に放出される。従つて給送ピスト
ン10は給送スプリング11の力により、元の位
置に戻る。この時、給送ピストンに備えてある図
示してない送り爪により、次に打込もうとする被
打込具9を射出口19内へ送り込む。また、主ピ
ストン6は、戻りアキユームレータ25に蓄積さ
れた圧縮流体により元の位置に復帰する。これで
打込機の1サイクルが完了する。
本考案の説明は、主ピストンを駆動する駆動バ
ルブが、第3図、第4図に示すごとくシリンダで
あるものによつて説明したが、第5図に示す如く
駆動バルブがヘツドバルブであつても同様の作
用、効果を得る。
以上のように本考案によれば、給送ピストンへ
の圧縮空気の供給は、制御バルブからではなく、
駆動バルブから供給している。従つて、制御バル
ブで作動させる部分は、駆動バルブと排気バルブ
だけなので、空気圧の低下が少ない。そのため、
駆動バルブの開閉スピードが速くなり、打込力ア
ツプ、空気消費量の節約ができる。また、給送バ
ルブへの空気は、駆動バルブ開口後、アキユーム
レータの空気が、通路24を通して直接送られる
ため、圧力変動が少ない。そのため、主ピストン
と給送バルブの動作のタイミングが安定し、被打
込具が射出口に確実に送られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来例を示す縦断側面図である。第
2図は、第1図の給送部を示すB−B線断面図で
ある。第3図、第4図は本考案になる打込機の供
給装置の一実施例を示す縦断側面図で、第3図
は、主ピストンの打込状態時を示す縦断側面図、
第4図は、主ピストンの戻り時を示す縦断側面図
である。第5図は、本考案になる打込機の給送装
置の変形応用例を示す縦断面図である。 5……シリンダ、6……主ピストン、17……
給送部、19……射出口、21……駆動バルブ、
22……制御バルブ、23……アキユームレー
タ、24……供給回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 打込動作をする主ピストンと、該主ピストンを
    駆動する駆動バルブと、該駆動バルブの動作を制
    御する制御バルブと、前記主ピストンを駆動する
    ための圧縮流体を蓄積するアキユウームレータ
    と、前記主ピストンをガイドするシリンダと、被
    打込具を射出する射出口と、該射出口内に前記被
    打込具を給送する給送部とを備えた打込機おい
    て、前記シリンダ内の主ピストン上面側と前記被
    打込具を射出口へ給送する給送部とを供給回路に
    より連通すると共に、前記駆動バルブの開口によ
    り、前記圧縮流体が前記給送部に、前記主ビスト
    ン上面側から前記供給回路を経て供給されるよう
    構成して、前記給送部が前記主ピストンの駆動と
    直列的に連動して駆動され、前記主ピストンと給
    送部とがほぼ同一の圧力下で所期のタイミングを
    以つて駆動されるよう構成して成る打込機の被打
    込具給送装置。
JP1981048327U 1981-04-02 1981-04-02 Expired JPS6237656Y2 (ja)

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JP1981048327U JPS6237656Y2 (ja) 1981-04-02 1981-04-02

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JP1981048327U JPS6237656Y2 (ja) 1981-04-02 1981-04-02

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JPS57162078U JPS57162078U (ja) 1982-10-12
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5741939B2 (ja) * 2011-08-23 2015-07-01 日立工機株式会社 打込機
JP5741940B2 (ja) * 2011-08-23 2015-07-01 日立工機株式会社 打込機
JP6540235B2 (ja) * 2015-05-29 2019-07-10 工機ホールディングス株式会社 打込機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5623011Y2 (ja) * 1975-12-29 1981-05-29
JPS5329878U (ja) * 1976-08-21 1978-03-14

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