JPS58118853A - 改良された保存寿命を有するシリコ−ンエラストマ−エマルシヨン - Google Patents

改良された保存寿命を有するシリコ−ンエラストマ−エマルシヨン

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JPS58118853A
JPS58118853A JP21824282A JP21824282A JPS58118853A JP S58118853 A JPS58118853 A JP S58118853A JP 21824282 A JP21824282 A JP 21824282A JP 21824282 A JP21824282 A JP 21824282A JP S58118853 A JPS58118853 A JP S58118853A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、高固形分のシリコーン エラストマー エマ
ルションの改良製造法罠関する。
シリコーン エラストマー エマルションは、1980
年9月9日付でジョンソン(Johnaon )らに発
行された米国特許第4.221.688号に記載されて
いる。該特許は、水を除去するとエラストマー生成物が
得られるシリコーン エマルシロンを教示している。そ
の分散相は、1分子当り約2個の珪素結合ヒドロキシル
基を含むアニオン的に安定化されたヒドロキシル化ポリ
ジオルガノシロキサン、有機錫化合物、及びコロイドシ
リカで本質的に構成されている。また、エマルションは
クレー、酸化アルきニウム、石英、炭酸カルシウム、酸
化亜鉛及び!イカを包含する他の充填剤を含むことがで
きる。ヒドロキシル化されたポリジオルガノシロキサン
のエマルションヲ製造し、コラしたエマルシロンの−を
9〜11.5の範囲内に調節するのがその製造方法であ
る。この特許明細書には、有機錫化合物を含まないエマ
ルションを例えば5ケ月間保存すれば、乾燥時に有用な
被膜が形成されると教示している。有機錫化合物を添加
することKより、エマルシコンを1〜3日間保存するだ
けで乾燥時に有用なエラストマー生成物が形成されるよ
うKなる。
コロイドシリカ以外の充填剤を除くエマルシロンの各成
分を混合してベースエマルションを形成し、次にこのベ
ースエマルションを室温で少な(とも2週間エージング
し、その後で充填剤を加えることKよって改良されたシ
リコーン エラストマー エマルションが生成される。
本方法により、乾燥させるとシリコーン エラストマー
が形成さレルシリコーン エラストマー エマルシロン
が製造される。このシリコーン エラストマーは、エー
ジングを行わないで製造した同じ配合のものに較べて改
良された物理的性状を有する。
改良された保存寿命を有するシリコーン エラストマー
 エマルションを製造することが本発明の一つの目的で
ある。
乾燥させた際に、改良された耐熱性及び耐候性を有する
エラストマーが得られるシリコーン エラストマー エ
マルションを製造することが本発明の一つの目的である
本発明は、アニオン的に安定化された、とrロキシル末
端封鎖ポリジオルガノシロキサン、コロイドシリカ、ア
ルキル錫塩、及びコロイドシリカ以外の充填剤からなる
シリコーン エラストマーエマルションの保存寿命を改
善する方法であって、(1+(Al 50.000以上
の重量平均分子量を有し、水中油型エマルションとして
存在する、アニオン的に安定化された、ヒPロキシル末
端封鎖ポリジオルガノシロキサン100重量部、(B)
コロイドシリカ1N11jO重量部、及び(Clアルキ
ル錫塩0.1〜1.5重量部を混合し、9以上の−に調
節し、コロイドシリカ以外の充填剤を用−ないでベース
エマルションを得、(II)室温で少なくとも2週間こ
のべ一スエマルシジンのエージングを行い、次いで(1
)エージングの終ったベースエマルション中の(A11
00重量部に対して10〜200重量部のコロイドシリ
カ以外の充填剤と、ニーソングの終ったベースエマルシ
ョンとを混合することにより、9以上の−及び400重
量部上の固形分含有量を有するシリコーン エラストマ
ー エマルションを製造する方法に関するものである。
本発明の方法は、室温で少なくとも2週間ペースエマル
ションのエージングを行5工m(if)ヲ含tr。
このエージング期間は、シリコーン エラストマー エ
マル/コンの製造方法における新規な工程である。
カオリンクレー又は炭酸カルシウムのような;ロイトン
リカ以外の充填剤を含む、例えばジシンソンらのシリコ
ーン エラストマー エマルシロンを乾燥させると、有
用な物理的性状を有するシリコーン エラストマーが得
られることは発見ずみである。この槌のエマルション忙
ついての経験によれば、乾燥時における形成シリコーン
 エクストマーの物理的性状は、これらのシリコーンエ
ラストマー エマルションに対fるエージングによって
左右されることが判った。これらのシリコーン エラス
トマー エマルションの製造時点から、エマルションを
乾燥してシリコーン エラストマーを得る時点までの期
間が長くなるに従って、物理的性状、特に伸び率の劣化
が生じた。シリコーン エラストマー エマルションの
エージ7/’による性状劣化の原因は不明であるが、劣
化を防止、又はその程度を少な(する方法を見いだした
のである。
もし、コロイドシリカ以外の充填剤を一定のニーシンク
又は保存期間が終った後のペースエマルション忙加える
ならば、得られるシリコーン エラストマーの物理的性
状が改善される。最善の結果を得るためには、エージン
グ期間は室温で少なくとも2週間必要であることが実験
によりてわ力〉つた。もし、この期間が2週間よりも短
かければ、物理的性状がさほで改善されない。期間が2
週間よりも長いことはさしつかえないが、余り長くして
も物理的性状がそれ以上改善されることはない。
また、本発明の方法では40重量%以上の固形分含有量
であることを必須条件としている。本発明の目的上、固
形分含有量はエマルションの不揮発成分含有量として定
義される。不揮発成分含有量は、直径50IImのアル
ミニウム秤量皿に2Iのエマルションを入れ、空気循環
オープン中150℃で1時間加熱することによって測定
される。冷却後面の再秤量な行い、もとの21に対する
残留分の優を測定する。この優がエマルションの固形分
チである。
本発明の方法で製造される組成物は、基体上の被覆とし
て、またコーキング材としても有用である。これらのタ
イプの用途忙おいては、乾燥時に形成されるシリコーン
 エラストマーが、亀裂又は空隙のない連続的被積でな
くてはならない。乾燥時にそのような連続的被覆が形成
されるためには、エマルションが過剰に収縮することは
#!物でアル。シリコーン エラストマー エマル7ョ
ンの固形分含有量が高いほど、乾gk時の収縮が少り。
(なり、乾燥波峰に亀裂又は空隙が含まれに((なる。
シリコーン エラストマー エマルションの応用面は多
岐に亘るので、用途によって固形分含有量が変わり、各
用途ごとに固有の固形分含有量の範囲がきまってぐる。
約0.25龍の薄い被膜として用いられるペイントタイ
プの生成物は、約40重isの固形分含有量であればほ
どよく乾燥する。例えば5〜201mの湿潤厚さで用い
られるコーキング材であれば、亀裂又は空隙のない固形
ニジストマーに&燥するため罠は、固形分含有量が70
重量%又はそれ以上でなくてはならない。
コーキング材の特徴を表示する方法は流下試験(slu
mp test )であって、垂直面の上装置かれた材
料の流れやすさを測定する方法である。A8TMD−2
202に試験方法が記載されている。コーキング材が6
時間で流れる距離がそのコーキング材の流れである。こ
の方法で試験した場合、有用なコーキング剤の流れは一
定ではない。0〜1゜龍の範囲内の流れを有するコーキ
ング材は垂直面に用いるのく有効である。これよりも流
れの量が大きいコーキング材は別の場所、例えば水平継
目用として有用である。本発明の目的上、非流下物質は
この試験において流れが5IO1以下の本のである。
本発明の方法釦用いられるベースエマルションは、ベー
スエマルションの成分及び製造法が記載されている19
80年9月9日付のジョンソンらKよる米国特許第4.
221.<588号に開示されているようなアニオン的
に安定化されたヒドロキシル末端封鎖ポリジオルガノ 
シロキサン、コロイrシリカ及びアルキル錫塩な含む。
ヒドロ中シル末端封釦ポリジオルガノ シロキサy(A
)t’に、乳化性のものであり、エマルシヨンから水を
除去した後に祷られる生成物にエラストマーの性状を付
与し、かつ、アニオン的に安定化されたシロキサンであ
る。本発明釦用いられるヒトロキ7nt末端刺頌ポリジ
オルがノ シロキサンの重量平均分子量(Mw)は50
.000 Mw以上である。分子量が高くなるにつれて
、引張り強度及び破断点伸び率が良好になり、s o、
o’o OMW以上で好適な引張り強度と伸びとが得ら
れる。重量平均分子量の最高限度は、乳化が可能であっ
て、しか屯エマルシ田ンから水を除去した後に得られる
生成物にエラストマー性状を付与しうる限界値である。
最高的i、o o o、o o oまでの重量平均分子
量を有するヒドロキシル末漏封鎖ポリジオルガノンロキ
サンが、本発明の実施忙適するものと予想される。ヒげ
ロキシル末端封鎖ポリジオルガノシロキサンの好ましい
Mwは200,000〜700.000の範囲内である
k=トoキシル末端封鎖ポリジオルガノ シロキサンの
有機基は、基当り7個以下の炭素原子を含む一歯の炭化
水素基、及び基当り7個以下の炭素原子を含む2−(パ
ーフルオロアルキル)エチル基であってよい。−価の炭
化水素基の例には、メチル、エチル、プロピル、エチル
、イソプロピル、ペンチル、ヘキシル、ビニル、シクロ
ヘキシル及びフェニルカ含まれる。2−(パーフルオロ
アルキル)エチル基の例には、5 e 5 h 5− 
トリフ A/オロプロピル及び2−(パーフルオロエチ
ル)エチルが含まれる。ヒドロキシル末端封鎖ポリジオ
ルガノ シロキサン忙は、その少なくとも50憾がメチ
ルである有機基が含まれているのが望ましい。ヒf” 
o キシル末i對鎖ボリゾオルが7 ノロキサンは、珪
素原子1個について2個の有機基を含む本質的に線状の
ポリマーであるが、製造工程中に紛れこむ不純物として
のモノオルガノ シロキサン単位又はトリオルガノ シ
ロキサン単位を嶺量含んでいてもよい。好ましいヒドロ
キシル末端封鎖ポリジオルガノ シロキサンはヒドロキ
シル基で末端封鎖されたポリジメチル シロキサンであ
る。
好ましいアニオン的に安定化されたヒドロキシル末端封
鎖ポリジオルガノ シロキサンは、1966年12月2
7日付でフィン−レイ< Findla7 )らに発行
された米国特許第5.294.725号に記載のアニオ
ン性乳化重合法で製造されたシ四キをンである。#特許
明細書には、重合方法、原料成分及びエマルション中に
得られるヒrロキシル末趨封鎖ポリジオルがノ シロキ
サンが教示すして^る。アニオン的に安定化されたヒド
ロキシル末端封鎖ポリジオルガノ シロキサンの別の製
造方法は、1959年6月23日付でハイY (Hyd
e )らに発行された米国特許第2.891.920号
に記載されている。該特許明細書には、ヒドロキシル末
端封鎖ポリジオルガノ シロキサン、使用成分及び製造
方法が示されている。これらの方法その他は当業界で公
知である。本発明に用いられるとrロ中シル末端封鎖ポ
リジオルガノ シロキサンはアニオン的に安定化された
ものである。本発明の目的上、[アニオン的に安定化さ
れた」ということは、ヒrロキンル末端111@ポリジ
オルガノ シロキサンがアニオン性の界面活性剤によっ
てエマルション中[安定化されていることを意味する。
このシリコーン エマルションは水中油型エマルション
である。塗料として有用なシリコーン エラストマー 
エマルションは、40〜65重量−)固形分ヲ含trシ
リコーン エマルション(A) カら製造するのが望ま
しい。シリコーン エラストマー エマルションをコー
キンク材トシテ用いる場合忙は、コーキング材というの
は水の量が少ないほどよいので、シリコーン エマルシ
ョン(A)の固形分含有量が55重重量板上であるのが
望ましい。
成分(B)はコロイーシリカである。吃し、コロイげシ
リカが存在しなければ、アニオン的に安定化さhたヒr
ロキシル基末端封細ボリゾオルガノシロキサンを乾燥し
た際に硬化被膜が得られない。
微細に分割されたシ′リカはポリジオルがノ ンロキサ
ンノ工マルション中に分散させることができる。普通の
形噛のコロイーシリカは、コロイーシリカの水性分散液
、ヒユーム−シリカ又は沈降シリカの乾燥粉末、及び珪
藻土として知られる採掘無定形シリカとして入手でする
。好ましいコロイーシリカは、ナトリウム イオンで安
定化された水性分散液であり、このものはシリコーン 
エマルション(A)と混合させやすい。このような分散
液は市販されている。固形分含有量が15〜50重量%
のコロイルシリカ分散液がWi敵されている。
ナトリウム イオンで安定化された水性分散液中に分散
したコロイドシリカの粒子は125〜800m”/ I
の表面積を有することができる。粒子の平均寸法が微細
な#lど、硬化後のシリコーン エラストマー エマル
ションの引張り強度は高くなり、伸び率は低くなる。コ
ロイドシリカ粒子の平均寸法が小さくなるほど、シリコ
ーン ニジストマーエマルションの保存寿命が短縮され
る。またコロイドシリカの量が増加しても、シリコーン
 エラストマー エマルションの保存寿命は低下する。
コロイげクリ力の望ましi量は、ポリジオルガノシロキ
サン100重量部に対して1〜20重量部でJb6゜シ
リコーン エラストマー エマルションの固形分含有量
が65重量%以上であるときKは、コロイドシリカの量
を2〜5重量部とスルノが好ましい。
ジアルキル錫ジカルボキシレートであるのが好ましいア
ルキル錫塩は、ペースエマルションの必須成分である。
ジアルキル錫塩は、100重量部の(A)ごとKO01
〜1.5重量部の量で用iることができる。好ましい量
は0.1〜0.75部である。
シリコーン エラストマー エマルションの固形分含有
量が655重量部上のときKは、ジアルキル錫ジカルボ
キシレートの量を0.1〜0.3重量部とするのが好ま
しく、0.2〜0.3重量部とするのが着水好ましい。
好ましいジアルキル錫ジカルボキシレートには、ジグチ
ル錫ジアセテート、ジプチル錫ジラウレート及びジオク
チル錫ジラウレートが包含されるが、ジオクチル錫ジラ
ウレートが最も好ましい。
シリコーン エラストマー エマルションの−は9以上
でなくてはならない。ペース二マルシ旨ン中のヒドロキ
シル末端封鎖ポリジオルガノシロキサンは、珪素結合ヒ
ドロキシル基以外を含んではならないというわけではな
い。珪素結合ヒドロキシル基の水素原子の若干は、ナト
リウム イオンのようなアルカリ金属イオンで置換され
ていてもよいし、アミンと共に錯体を形成してもよいし
、又は乳化剤と連合していてもよい、従って、本明細書
で用いられる[ヒドロキシル末端封鎖ポリジオルガノ 
クロキサンjという用語の範噂には、−9以上において
ヒ「ロキシル末端封鎖ポリジオルガノ クロキサンを乳
化することによって形成されうる末端停止基のすべての
種が包含されるものとする。
ヒドロキシル末端封鎖ポリジオルガノ シロキサン、コ
ロイドシリカ及びアルキル錫塩が含まれ、かつ、9以上
の−を有するシリコーン ペースエマルションは、付加
的な成分を含まなくとも、周囲条件下において水を除去
した後でエラストマー生成物を得ることができる。しか
しながら、ペースエマルション、シリコーン エラスト
マー エマルション、及びそれから得られるエラストマ
ー生成物にある種の有利な特性をもたらすのに、ある撞
の付加的成分が有用であることを見いだした。
例えば、増粘剤を添加することKより、シリコーン エ
ラストマー エマルションのチキソトロピー及び構造粘
性のような加工性を改善することができる。増粘剤は、
シリコーン エラストマーエマルションの使用粘度を高
めるととくよって、エラストマー生成物の薄膜で基体を
被覆するのに利用可能な物質を得るのに有用である。増
粘剤を含ませたこのようなシリコーン エンスト!−工
!ルシコンは、いちだんと厚目のエラストマー被膜を形
成する濃厚被覆の塗布を可能忙する。また増粘剤を用い
ることにより、特定の用途に対してそれにふされしく、
かつ、最も便利なエマルション稠度を選択することが可
能となり、従ってシリコーン エラストマー エマルシ
冒ンカ万能的な応用範囲を有することKなる。適当な増
粘剤は市販されており、59以上における安定性と使用
可能性とを基準にして選択される。若干の有用な増粘剤
には、セルロース銹導体、ポリアクリレート及びポリメ
タクリレートのアルカリ塩、ならびにカルボキンレート
 コポリマーのナトリウム及びアンモニウム塩からなる
部類のものが包含される。これらをはじめ他の増粘剤を
用いることができるが、エマルションの貯蔵安定性、エ
ラストマー生成物の形成、又は得られたエラストマー生
成物の性状に対して悪影響がないかどうかを調べるため
、個々の増粘剤忙ついて小規模の試験を行うべきである
。増粘剤は工程(1)を行っている間に添加するのが望
ましい。本発明のシリコーン エラストマー エマルシ
ョン用に最善の増粘剤はポリアクリレートのナトリウム
塩である。
ペースエマルシランの一調節は多数の方法のうちの任意
のもの、例えば米国%杵第4.221.688号に記載
の方法で行うことができる。本発明で好ましい方法は、
有機アミノを利用する方法である。
適当な有機アミンの例には、ジエチルアミン、モノエタ
ノールアミン、モルホリン及び2−アミノ−2−メチル
−1−プロパツールがある。コーキング材として好まし
iアミンは2−アミノ−2−メチル−1−プロパツール
である。
本発明の混合工程中に泡立ち現象が生じることがある。
このような泡立ちを制御するためには消泡剤を加えるの
が有利である。好ましい部類の消泡剤はシリコーンを主
成分としたものであって、それらは市販されている。
エマルションに普通用いられる他の成分は、エチレング
リコール又はプロピレングリコールのよコロイドシリカ
以外の充填剤は、本発明の方法において工程(OI)で
用いられる。コロイげシリカ以外の充填剤(以下[充填
剤」という)の例には、カーボンプラック、二酸化チタ
ン、クレー、酸化アルミニウム、石英、炭酸カルシウム
、酸化亜鉛、マイカをはじめ種々の着色剤顔料が含まれ
る。充填剤は、増量用の充填剤として用いることKよっ
てエラストマー生成物の単位容量当りのコストを下げる
こともできるし、又シリコーン エラストi−エマルシ
ョンをコーキング材として有用すものに変えることもで
きる。これらの充填剤は微細に4I!!+されたもので
なければならず、又カーメンブラックの水性分散液のよ
うに、市販品が入手できるならば水性分散液として用い
るのが有利である。本発明で用いられるシリコーン ペ
ースエマルシランは、乾燥形態の微細分割充填剤を容品
に受は入れるので、充填剤な水性エマルションの形で加
えなくてもよい。
充填剤を適当に選ぶことによって、ある特定の性状をエ
ラストマーに付与することができる。例えば、カオリン
クレーを用いることKより、防水性被覆が祷られる;ン
クリート用のペイントとして有用なシリコーン エラス
トマー 工マルシ冒ンカ製造できる。シリコーン エラ
ストマー エマルシロンの製造中に大量のクレーを加え
ることくより、80重量−といった高固形分含有量のも
の忙することができる。25℃における粘度が60〜1
50 Paasであるこの種のシリコーン エラストマ
ー エマルシロンを用い、表面忙塗布又は吹付け、そし
て乾燥しても亀裂を生じないような比較的厚めのfll
ll被膜を得ることができる。
耐熱性又は耐候性を育するエラストマー生成物は、クレ
ーよりもむしろ炭酸カルクラムを用いることによって製
造できる。炭酸カルシウムを含むシリコーン エラスト
マー 工マルンgyを乾sさせて得られるエラストマー
生成物は、熱及び風化にさらした際の物理的性状の劣化
がクレー含有生成物よりも少な−。
二酸化チタンは、保護塗料として用いられるシリコーン
 エラストマー エマルション用に有用な充填剤である
。その理由は、この充填剤を用いると、紫外線の影響か
ら被塗物を保護する不透明な塗膜が得られるからである
充填剤は、10μ以下の平均粒径な有しているのが望ま
しい。有用な充填剤は、0.05μ程度に低い平均粒径
を有していた。
本発明の方法は、(1)アニオン的に安定化されたヒr
ロキンル末端封鎖ポリジオルガノ シロキサンを、コロ
イドシリカ及びアルキル錫塩と混合する工程を含む。好
ましいコロイドシリカは、ナトリウム イオンで安定化
された水性分散液の形態におけるコロイドシリカである
。15〜50重量%のコロイドシリカが含まれ、−が8
.5〜10.5の範囲内であるこの種の分散液は、市販
されてiるものが多い。成分(A)、(B)、(C)は
任意の順序で混合できるが、シリカ(B)ともし必要な
らば、アt yとを一緒に混合し、次いでヒrロキシル
末端封鎖ポリジオルガノ シロキサン(A)の工賃ルシ
ョンを混入するのが望ましい、所望によりては、消泡剤
及び凍解安定剤を添加する。
次に必須成分のアルキル錫塩(C)をエマルション中に
混入する。この時点でエマルションの−は9以上でなく
てはならない、成分を適正に選べば、この時点でエマル
ションは適正−となるはずである。−の有効上限値は実
用可能性を考慮して決定サレル。−が高いほどシリコー
ン エマルションは腐食性となるので、過剰の塩基性化
合物を添加すべきではない。−が12を超えると、成分
の無定形シリカが溶解する傾向がある。系の−は時間の
経過につれて変化する傾向を有するが、10.5〜11
.5の範囲に調節する。
本発明の方法では、この時点においてペースエマルショ
ンを室温で少なくとも2週間貯蔵し、それがすんでから
次の工程にかかる。ベースエマルシシンは安定であり、
この貯蔵期間中適当な容器、すなわち、塩基性のエマヤ
シ1ンに合った容器に入れて置くだけでよい。高密度ポ
リエチレンが好適であることが見いだされた。この貯蔵
中にいかなることが起きるかは不明であるが、仕上りシ
リコーン エラストマー エマルションの性状に及ぼす
貯蔵期間の効果は、後記実施例に見られるとおり明らか
である。
熟成温度(gestation temperatur
e )を室温よりも高く、又はそれよりも低く変えるこ
と釦より、有用なペースエマルションを製造しうるもの
と考察される。温度な低くしたならば、シリカ以外の充
填剤を添加できるまでに長い貯蔵期間な必要とし、そし
て温度を高くしたならば、シリカ以外の充填剤を添加で
きるまでの所要時間が短縮されるものと考察される。こ
のようなシリコーン エラストマー エマルションから
有用な製品が期待されるとはいうものの、室温で熟成す
るのが望ましい。
貯蔵期間が経過した後、ペースエマルションヲ所望の1
機又はそれ以上の充填剤と混合する。すでに述べたとお
り、充填剤として何を用いるかは、少なくともある程度
シリコーン エラストマ−エマルシロンの最終用途によ
ってきまる。用いる混合装置は、製造される最終生成物
のタイプによって変わる。例えばペイントとして用いる
シリコーン エラストマー エマルション−(−アレハ
、M体上に刷毛塗り又は吹付けされるべき流動性又はチ
キソトロピー性を有する混合物に適した電キを一内で混
合することができる。例えばコーキング材トして用いる
シリコーン エラストマー エマルションであれば、使
用時に圧力をかけて押出さねばならないこの種の物質の
混合処理に適した、はるかに重負荷のミキサー内で混合
することになろう、充填剤を混ぜ終った後の生成物は、
シリコーン エラストマー エマヤシ1ンである。
ポリジオルガノ シロキナ7100重量部に対して1〜
20重量部のコロイドシリカを含ませ、カオリンクレー
な充填剤に用いれば、シリコーンエラストマー エマル
シロンが製造サレル。/L/−を含むシリコーン エラ
ストマー エマルションの粘度は、流動可能なペイント
タイプの物質から非流動性のペーストタイプのコーキン
グ材までの広範囲にわたって変えることができる。
2〜20重量部の量でコロイげシリカを含ませ、充填剤
として平均粒径が5μ以下の炭酸カルシウムを用いると
、別のシリコーン エラストマーエマルションが製造さ
れる。さらKwt細な粒子であれば、物理的性状が改善
されたいっそう均一な混合物が得られる。
コーキング材として用いるシリコーン エラストマー 
エマルションは、成分な適正に選ぶことKよって製造さ
れる。囚の望ましいポリジオルガノ シロキサンは、2
00.000〜700,000’の範囲内の重量平均分
子量を有するポリジメチルシロキサンである。コーキン
グ材としては高固形分含を量を有すべきであるので、エ
マルシーン(4)の固形分含有量を55重重量風上とす
る。同じ環内により、コロイドシリカ(B)として、固
形分含有量が40〜60重量%であるナトリウムで安定
化した分散液を用いる。コロイドシリカの量を2〜5重
量部とするのが望ましい。この量及びタイプのコロイド
シリカを用いれば、この檀の用途に対しての物理的性状
と保存寿命とのバランスが最善になるものと考察される
。ジアルキル錫ジカルポキンレート(C)は、ジオクチ
ル錫ジラウレートであるのが望ましく、好ましi量は0
.2〜0.5重量部である。ジエチルアミン、モノエタ
ノールアミン、モルホリン、及び2−アミノ−2−メチ
ル−1ゾロパノールからなる群から選ばれるアミンを用
いてペースエマルシロンの−を9〜12に調節するが、
2−アミノ−2−メチル−1−プロパツールを用いるの
が望ましい。
貯蔵されたコーキング材から得られたシリコーン エラ
ストマーは、貯蔵期間が長いほど伸び率が低下した。2
−アミノ−2−メチル−1−7”ロバノールを用いて製
造したコーキング材として有用なシリコーン エラスト
マー エマルシロンからは伸び率が高く貯蔵期間が長い
シリコーン エラストマーが得られる。伸び率が高いこ
とはコーキング材にとって望ましいことである。例えば
、伸び率が高ければ弾性率が低下するからである。
このようなコーキング材を含む継目が移動した場合、コ
ーキング材を破壊し、又は基体く対する結合を破壊しよ
うとしてコーキング材に慟〈応力は低モジュラスの材料
に対しては低い。2−アミノ−2−メチル−1−ゾロパ
ノールな用いて製造したエマルシロンの初期伸び率は高
いので、シリコーン エラストマーの有効寿命を長くす
るのく効果がある。この用途に望ましい充填剤は、最大
粒径5μ、平均粒径0.5〜1.0μの湿式粉砕した炭
酸カルシウムである。この充填剤は110〜180重量
部の範囲内の量で用iられる。充填剤の量が多−はど、
乾燥時の収縮が少ないコーキング材が得られる。ビルデ
ィングの深い亀裂をシールするような厚形材にコーキン
グ材を施す場合、収縮が少ないことは必須条件である。
垂直面にコーキング材を施した際の流下現象を防止する
のに充分な高粘度を、このシリコーン エラスト!−エ
マルションは有している。
本発明のシリコーン エラストマー エマルションは、
基体上に被覆な形成するのに有用であるし、またコーキ
ング材としても有用である。地下に埋められる壁を被覆
すれば、その壁は防水性になる。万一使用中の基体にひ
び割れが生じても、このエマルシロンからの被覆は弾力
性を有するので、被覆が亀裂部の橋渡しをして基体の保
MK当るであろう。風化忙さらされる面を被覆するのに
このシリコーン エラストマー エマルションを用いれ
ば、それらの面を日光、水分及び空気の影響から保護す
ることができる。硬化した工賃ルシランは、シリコーン
 エラストマーに共通するすぐれた耐候性を有する。こ
のシリコーン エラストマー エマルシ」ンはコーキン
グ材の形態にすることができ、その場合にはビルディン
グにおけるような亀裂のシール忙有用である。
以下実施例を記載するが、これらは単に説明を目的とす
るものであって、前記特許請求の範囲の欄に適法に記載
された本発明の枠を限定する亀のと理解すべきではない
。例中の部はすべて重量による。
例 1 シリコーン エラストマー エマルションの製造法を比
較するための試料を製造した。
線状のヒVロキシル末端封鎖ポリジメチル シロキサン
100部、水62.5部、ラウリル硫酸ナトリウム表面
活性剤3.8部及びドデシルベンゼンスルホン酸0.8
部から水性シリコーン エマルション(エマルションA
 ) ヲH造した。このエマルシロンの−は約5であり
、約525.000の重量平均分子量を有する乳化重合
したヒドロキシル末熾封@ポリジメチル シロキサンを
約60重量−含んでいた。
5つ−の固形分を含みナトリウムで安定化された水性コ
ロイーシリカ50部と安定剤としてのジエチルアミン2
部とを混合してシリコーン ペースエマルシロンを製造
した。次に172部の工マールション人を攪拌下に加え
、次忙固形分としてポリジメチル シロキサン/シリカ
混合物35憾を含む消泡剤0.5部、凍解安定剤として
のエチレングリコール0.5部、ならびに500重量部
ジオクチル錫ジラウレート、9重量饅のフルキルアリー
ルポリエーテルスルホン酸ナトリウム及び41−の水を
含む錫含有エマルション0.5部を加えてシリコーン 
ベースエマルシ日ソヲ得た。次KO,77μの平均粒径
及び10 m″/ 11の表面積を有するカオリン80
部をエージング期間抜きでシリコーン ベースエマルシ
ョンに加えた。このシリコーン エラストマー エマル
ションの固形分含有量は69重量%であった。
このシリコーン エラストマー エマルションを次に2
週間以上エージングした後、厚さ約1.5Ul ノエマ
ルションの層を平らな面の上にひろげのばし、エマルシ
ョンを7日間乾燥させて該エマルションの薄膜を製造し
た。ASTMD−412Vc従い、#膜の一部について
極限伸びの試験を行った。
結果を表IK示す。
このシリコーン エラストマー エマルションを50℃
において2週間及び4週間エージングした。予備実験の
結果として、50℃における4週間が室温での9ケ月に
相当することが実証されてIA f、−0各工−ジング
期間が経過した後、最初に行ったように薄膜を製造して
試験を行った。表■の結果から、未硬化のエマルション
の貯蔵期間が長(なるKつれて、硬化薄膜の極限伸びが
低下するのがわかる。4週間のエージング期間が経過し
た後、薄膜の伸びはもとの値のわずか52%にすぎなか
った。
本発明の方法に従って第2のシリコーン エラストV−
エマルションを製造した。
充填剤のクレーを加える前に室温で8週間混合物のエー
ジングを行った以外は、ペースエマルション忙ついて前
記に述ぺたと同一の原料、使用量及び手法を用いてエマ
ルション混合物を製造した。
充填剤のクレー添加後、前記のととぐこのシリコーン 
エラストマー エマルションの薄膜をg造して試験した
。この工マルシ1ンを50℃でエージングしてから、第
1エマルシ曹ンについて行ったと同じように薄膜の製造
及び試験な行った。結果を表■忙示す。
本発明の方法によって製造したエマルションから形成さ
れた薄膜の極限伸びは、本発明の方法によらないで製造
したエマルションから形成された薄膜についての値より
もはるかに高かった。この優秀な結果はエマルションの
寿命を通じて維持され、本発明の方法に従って製造され
たエージング処理後のエマルションから作られた薄膜は
、50℃における4週間のエージングの後でも当初の優
秀な値の75優を維持していた。
表  ■ 対照 705    485       570本発
明 1115    1170         81
0例  2 種々のタイプの充填剤を用い、対照製造法と本発明の方
法との両方でシリコーン エラストマーエマルションを
lli造Lり。
例1のコロイげシリカ50部とジエチルアミン2.75
部とを混合してシリコーン エラストマーエマルション
を製造した。次いでエマルション人167部を攪拌下に
加えた後、例1の消泡剤0.25部及び例1のジオクチ
ル錫ジラウレート エマルション0.5部を加えた。次
に1011の平均粒径を有する石英粉末充填剤77部を
攪拌して混入したが、エージング期間は設けなかった。
仕上りエマルションの固形分含有量は約70重量優であ
り、…は9以上であった。
このエマルションを室温で4週間エージングし、次いで
例1におけると同じように薄膜を形成し、硬化させて試
験した。引裂き強度はA8TM D −624に従って
測定した。結果を表IK示す。
石英粉末の代りに炭酸カルシウム及び酸化アルミニウム
を用い、上記の方法に従って第2及び第3のエマルショ
ンtil!した。#!1のエマルションと同じようにこ
れらのエマルションのエージング及び試験を実施した。
結果を表■に示す。
上記の5檀のエマルションと同一配合によるさらに三つ
のシリコーン エラストマー エマルションを本発明の
方法に従って製造した。石英粉末、炭酸カルシウム又は
酸化アルミニウムのうちの適当な充填剤を添加するに先
立ち、混合物を室温で4週間エージングした以外は前記
のごとく各エマルシラン混合物を製造した。充填剤を添
加してから6日後に、1ItJ配のとおり薄膜の形成、
硬化及び試験を行った。結果を表置に示す。
表置の結果を比較すると、配合が同じでも対照方法で製
造されたエマルシツンから得られた薄膜より本弾力性に
富む薄膜に硬化するシリコーンエラストマー エマルシ
ョンが、本発明の方法によって得られることが明らかで
ある。
例  6 本発明の方法を用いてエラストマーを製造した。
コロイげシリカ50重量係を含み、ナトリウムで安定化
された水性コ鴛イrシリカ60部をジエチルアミン2部
と混合した。次にエマルション人167部を混入した。
次いで例1の消泡剤0.5部及び例1の錫工iルシ四ン
0.5部を加えた。混合物をその後室温で2週間エージ
ングした。
エーシング期間が終ってから、混合物を例1のカオリン
クレー(クレー人)75部及び凍解安定剤としてのエチ
レングリコール0.5部と組合せた。
このシリコーン エラストマー エマルションの試料を
乾燥してエラストマーな傅、該エラストマーのヒートエ
ージングを150℃で行った。重量損失忙りいての結果
を表■に示す。
例  4 炭酸カルシウム充填剤な用い、本発明の方法に従っチ一
連のシリコーン エラストマー エマルションを製造し
た。
例5のコロイノトンリカ60部なジエチルアミン2部と
混合した。次に167部のエマルションAを加えた。そ
の後で例1の消泡剤0.5部、例1の錫エマルション0
.5部及ヒエチレングリコール0.5部を加えた。次に
このペースエマルシロンな室温で4週間エージングした
エーシング期間が終った後、炭酸カルVつA充填剤ra
+ 100部を加えた。この充填剤は、0.05μの平
均粒径を有する沈降訣酸カルンウムであった。
固形分含有量が約30%であるコロイrシリカ60部を
原料に用いた以外は前記と同じよ5tC第2の混合物を
製造した。エージング期間が終った後、この混合物を粒
径不明の沈降炭酸カルシウム充填剤rFJ100部と混
合した。
2.5μの平均粒径な有する粉砕炭酸カルシウム充填剤
rGJを用いた以外は上記の第2混合物と同じ成分を用
い、同一の方法で第3の混合物を製造した。
例3に記載したように、各シリコーン エラストマー 
エマルションの試料を乾燥してヒートエージングを行っ
た。重量損失の結果を表■に示す。
炭酸カルシウムを充填剤に用いて本発明の方法で製造し
た試料は、クレー充填剤を用いた試料に較べ、150℃
テヒートエージングしたときの重量損失がはるかに低い
例  5 カオリンクレーを添加する前に初期混合物を8週間エー
ジングした以外は、例5のよう忙シリコーン エラスト
マー エマルションを製造した。
カオリンクレーを添加してから7日後に1平らな面の上
にエマルションの層をひろげのばし、それを硬化させて
エマルションから薄膜を製造した。
A8TM D −412K従って、薄膜の一部分につき
引張り強度及び伸びを試験した。結果を表■に示す。
再現性の程度を示すため、上記のように第2の試料を製
造したうえ試験した。結果を表IVK示す。
エラストマー薄膜の追加試料を紫外線の強い耐候試験機
に入れ、長期間の大気暴11による影響と−同じkした
。表IVK示す劣化期間の後で試料をとり出して試験し
た。結果は表■に示すとおりである。
例  6 本発明の方法により一連のシリコーン エラストマー 
エマルションヲIll造L?、:。
エージング期関忙到るまでは例6の方法を適用した。混
合物のエージングを4週間行い、次に消泡剤の追加量0
.5部、例4の炭酸カルシウム充填剤roJ80部及び
アクリル系の増粘剤2部を加えた。
4週間の期間の後、上記混合物の一部を76重量%の固
形分を含む二酸化チタンスラリー26.5部と混合した
上記混合物の他の部分を二酸化チタン39.5部と混合
した。
これらの5種のシリコーン エラストマー エマルショ
ンをそれぞれ例5のように薄膜に流延し、乾燥してから
試験を行った。結果を表NlIC示す。
炭酸カルシウム充填剤を用いて作った試料は、カオリン
クレー充填剤を用いて製造した試料に較べ、耐候試験機
内での劣化に際して物理的性状の維持能力がはるかにす
ぐれている。
例  7 二つの製造方法で組成物を製造し、2種のエマルション
から得られた硬化薄膜の性状の相違をボす。
ナ) IJウムで安定化した固形分含有量50チの水性
コロイドシリカ30部をジエチルアさ72.75部と混
合し、対照製造法によるシリコーン エラストマー エ
マルションを製造した。次に167部のエマルションA
を攪拌下に加えた後、例1の消泡剤0.25部及び例1
の錫工!ルシ冒ン0.5部を加えた。次にこのエマルシ
ョンに77部の炭酸カルシウムを混入したが、エージン
グ期間は設けなかった。
室温でエマルションのエージングt 44間行ってから
薄膜を形成し、例5のごとぐ硬化させて試験した。引裂
き強度はA8TM D −624に従って測定した。結
果を表VK示す。
炭酸カルシウム充填剤の添加に先立って混合物を室温で
4週間エージングする本発明の方法によった以外は、同
一成分を同一分量で用いて第2試料を製造した。次に前
記のとおりシリコーン エラストマー エマルションを
4週間貯蔵した後、前記のように薄膜の形成及び試験を
行った。結果を表Vに示す。これらの結果を見ると、本
発明の方法忙よるものの方が物理的強度においてすぐれ
ていることが明らかである。
例  8 本発明の方法を用い、コーキング材として有用なエマル
ションを生成した。
攪拌機つきの混合槽に例1の水性コロイドシリカ4.4
部を仕込んだ後、ジエチルアミン1部を加えて完全に2
%ぜ合せた。次に94部の工!ルシ冒ンA、0.27部
の例1の錫含有エマルション及び0.27部のエチレン
グリコールを混入した。充分に攪拌して完全に均質化し
た後、得られたペースエマルションなポリエチレン容器
に入れて蓋を閉め、室温で2週間以上保存した。このペ
ースエマルションの−は10.5〜12、固形分含有量
は約60重量優、そして粘度は25℃で約0.7 Pa
−5であった。
保存期間が経過した後、ミキサーの内容物を攪拌できる
攪拌パrルと、接触する混合物に対して高剪断効果を与
えることが可能な高速混合グレードとの両者が装備され
て−るミキサーに前記のベースエマルション100部を
入れた。次いで二酸化チタン―料1.6部、及びナトリ
ウム ポリアクリレート加工助剤を含み、約0.7μの
平均粒径を有する炭酸カルシウム充填剤65.6部を加
えた。
ミキサーへは閉められ、容器内を真空にして空気を容器
から除去した。ミキサーを作動させて充填剤をエマルシ
ョン中に分散させることKより、エマルション中に空気
が混入していない均質混合物を得た。
この均質混合物は、固形分含有量が約75重量−であり
、垂直面上に押出しても流動しないような稠度な有する
コーキング材であった。乾燥させた後に残留する物質は
、0.7MPa以上の引張り強度及び800チ以上の極
限伸び率を有するシリコーン エラストマーであった。
例  9 ベー ス、! マルVヨンの−の調節に量及びタイプの
異なるアミンを用い、コーキング材として有用な一連の
エマルションを製造シた。
攪拌機つきの混合槽に172部のエマルションAと、固
形分30チのアクリル系増粘剤1部とな仕込んだ。次に
例1の水性コロイドシリカ8部、エチレングリコール0
.5部、及び例1の錫含有エマルション0.5部な加え
、均質混合物が形成されるまで攪拌した。その後で表■
に示される量及びタイプのアミンを加えてから混合物を
1時間攪拌した後ポリエチレン製の貯蔵容器に入れた。
各工iルションの−は10.5ないし12であった。
4週間貯蔵した後、例8の手法に従ってエマルション1
00部を例8の炭酸カルシウム充填剤95部と混合した
。混合物は、約78重量優の固形分含有量を有し、垂直
面に押出したときの流れが8ml以下である稠度な有す
るコーキング材であった。
炭酸カルシウム充填剤を加えてから3日後にシートに形
成してから乾燥させた際の残留硬化物質の物理的性質を
例2のよう忙試験した。表■に示す結果から、2−アミ
ノ−2−メチル−1−プロパツールを用いたコーキング
剤の伸び率がジエチルアミンを用いた場合に較べて高μ
ことが判る。
例10 種々のアミンを用いてコーキング材として有用なシリコ
ーン エラストマー エマルションヲ製造し、それらの
有効保存寿命を評価した。
ベースエマルション中にジエチルアミノ2部を用いて例
9と同じように第1のエマルションを作り、炭酸カルシ
ウム充填剤87部を用いてコーキング材を製造した。
ジエチルアミンの代りに2−アミノ−2−メチル−1−
プロパツール4部を用い、そして炭酸カルシf)ム充填
剤を加よる前にベースエマルションを2週間エージング
した以外は同じ方法で第2のエマルションを製造した。
例8と同じように、各工賃ルシツンの一部をシートに形
成し、乾燥した後、物理的性質の試験を行った。
次に各エマルションの残部を貯蔵用容器内で50°Oに
おいてニーソングし、室温における長期間の貯蔵条件に
なぞらえた。2.4.6及び8週間の間隔でエマルショ
ンの一部を貯蔵用容器から取出し、シートに形成し、乾
燥させた後に物理的性質の試験を行った。結果を表■に
示す。これらの結果は、2−アミノ−2−メチル−1−
プロパツールを用いて製造したエマルションの初期伸び
率が高く、そしてこの高い伸び率がエージング期間を通
じて最後まで持続されたことを示している。
(心     <  心 仏  11      へ  11 也 匪 呼 匪 ピ ぷ 写 m  蓮 啄 枳 戻 積 挨 峙 掩 脩 E 膿 膿 so  <  %0 ヘ        C’Jスス 表  ■ 当初の物理的性質

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  アニオン的に安定化された、ヒドロキシル末
    端側−ボリジオルガノ シロキサン、コロイドシリカ、
    アルキル錫塩、及びコロイドシリカ以外の充填剤からな
    るシリコーン エラストマー エマルションの保存寿命
    を改善する方法におりて、9以上の−及び40重量%以
    上の固形分含有量を有するシリコーン エラストマー 
    エマルションを#造するために、 +11囚 50.000以上の重量平均分子量な有し、
    水中油型エマルションとして存在する、アニオン的に安
    定化された、ヒFロキシル末端刺11iホlJジオルガ
    ノ シロキサン100重量S、(Bl  コロイドシリ
    カ1〜100重量部、及ヒIcI  アルキル錫塩0.
    1〜1.5重量部を混合し、9以上の−に調節し、コロ
    イドシリカ以外の充填剤を用いないでペースエマルショ
    ンを得、 (Ill  室温で少なくとも2週間このペースエマル
    ションのエーシングを行い、次いで (財) エージングの終ったエマルション中の(A)1
    00重量部当り10〜200重量部のコロイげシリカ以
    外の充填剤と、エージングの終ったエマルションとを混
    合すること、 を逐次行うことKよりシリコーン エラストマーエマル
    ションを製造することを特徴とする方法。
  2. (2)囚が40−以上の固形分含有量を有し、(Alの
    がリジオルガノンロキサンがポリジメチル シロキサン
    であって、200.000〜700.000の範囲内の
    重量平均分子量を有し、(B)がす) IJウムで安定
    化されたコロイドシリカ分散液の形態であり、そして(
    C1が0.1〜0.75重量部のジアルキル錫ジカルポ
    キンレートである特許請求の範囲(11の方法。
  3. (3)炭素、水素及び窪素原子で構成されるか、又は炭
    素、水素、ii1素及び酸素原子で構成され、工マルシ
    習ン忙含まれている量の水に可溶性である有機アミンを
    用いて工程(1)の混合物を…9〜12に調節する特許
    請求の範囲(1)の方法。
JP21824282A 1981-12-30 1982-12-13 改良された保存寿命を有するシリコ−ンエラストマ−エマルシヨン Expired JPS6046141B2 (ja)

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