JPS5811824A - 圧電型ノツクセンサのシヨ−ト検出回路 - Google Patents

圧電型ノツクセンサのシヨ−ト検出回路

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JPS5811824A
JPS5811824A JP10938281A JP10938281A JPS5811824A JP S5811824 A JPS5811824 A JP S5811824A JP 10938281 A JP10938281 A JP 10938281A JP 10938281 A JP10938281 A JP 10938281A JP S5811824 A JPS5811824 A JP S5811824A
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    • G01L23/22Devices or apparatus for measuring or indicating or recording rapid changes, such as oscillations, in the pressure of steam, gas, or liquid; Indicators for determining work or energy of steam, internal-combustion, or other fluid-pressure engines from the condition of the working fluid for detecting or indicating knocks in internal-combustion engines; Units comprising pressure-sensitive members combined with ignitors for firing internal-combustion engines
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、圧電型ノックセンサを用いたノック制御装置
に係り、特に圧電型ノックセンサが7ヨートした場合に
該ショートを検出するショート検出回路に関する。
エンジンに発生するノックは、ノック音を伴うため走行
性を低下させるとともに、逆トルクの発生によジエンジ
ンの出力低下、或いはエンジンの過熱による破壊を招く
ものである。このノックは点火時期と密接な関係を持っ
ておシ、エンジンの特性上、ノック直前に点火時期即ち
点火進角を設定することがエンジン出力を最大にできる
ことが知られている。従って、ノックの発生を避ける結
果、点火進角を小さくすることは、逆にエンジン出力を
低下させることにもなるので、点火時期はノック発生直
前に制御することが要求される。特に、ターボチャージ
ャー付エンジンにおいては、圧縮比が高く、最大効率を
維持するためには、点火時期を最適なものとすることが
要求される。−また、ノック状態を検出するノックセン
サは正常に動作していることが必要であり、ノックセン
サに異常特にショートが生じた場合には、速やかにこれ
を検出する必要がある。
従来の圧電型ノックセンサのショート検出ハ、圧電型ノ
ックセンサからの出力信号が出ているか否かによって判
定している。すなわち、圧電型ノツクセンサからの出力
が零であればショートであると検出している。そのため
、従来は、圧電型ノックセンサからの出力信号を増幅し
、積分し、該積分器の出力電圧が、所定値よりも小さい
ときにはショートであると判定していた。
しかしながら、従来の圧電型ノックセンサのショート検
出手段は、圧電型ノックセンサからの出力が出ているか
否かを判定するため大きく増幅し、該増幅した値を基礎
としている。この圧電型ノックセンサからの出力信号は
もともと小さいため低回転領域(通常1500回転〜2
000回転以下)ではノイズが検出されてくるため、ス
レショルドレベルを低くとれず、検出できないという欠
点を有していた。
本発明の目的は、いかなるエンジン回転領域においても
圧電型ノックセンサのショートを検出することのできる
圧電型ノックセンサのショート検出回路を提供すること
にある。
本発明は、圧電型ノックセンサを高抵抗でバイアスしコ
ンデンサ結合によって信号伝送を行い、該伝送される信
号が零電位近傍に低下したときに前記圧電型ノックセン
サのショートを検出することにより、いかなるエンジン
回転領域においても圧電型ノックセンサのショートを検
出しようというものである。
以下、本発明の実施例について説明する。
第1図には本発明の一実施例が示されるノック制御装置
の全体が示されている。
図において、ノック制御装置は、ノック信号を検出する
ためのノックセンサ10o、ノックセンサ100から入
力されるノック信号によって点火コイル135の点火時
期を制御するための制御信号を出力するノック制御装置
1011点火コイル135のスパークタイミングを検出
するためのピックアップコイル105.ピックアップコ
イル105とノック制御装置101からの出力により点
火コイルを点火させるとともにノック制御装置101に
フィードバック信号を送出するための無接点点火装置1
03とよシなる。
ノック制御装置101は、ノックセンサ100の検出信
号と無接点点火装置103の出力信号とを取込み、ノッ
キングに応じて無接点点火装置103を制御し進角又は
遅角制御を行わしめる。
ノック制御装置101は、ノックセンサ100の故障を
検出し点火時期を強制的に遅角させるだめの信号を送出
するフェールセーフ装置102、直流成分を除去するた
めの交流結合回路112、スパークタイミングに同期し
て点火ノイズをカットするだめのゲートを有する点火ノ
イズカット回路113、ノック信号をバンドパスさせる
ためのバンドパスフィルタ(BPF’)114、BPF
114の出力によシ入力信号比率に比例して自己の増巾
器のゲインを制御する自動利得制御回路(AqC回路)
160、AGC出力に対して所定のタイミングの区間マ
スクするマスク回路150、マスク回路150を介した
AGC回路160からの入力によジノツク信号の平均値
を得るだめのバックグラウンドレベル(BGL)検出回
路119、BGL検出回路119の出力を増巾してAG
C回路160にフィードバックさせるだめの増巾器16
1、マスク回路150の出力を増巾する増巾器151、
BGL検出回路119の出力電圧と増d〕器151の出
力信号とを比較してノッキングに比例した遅角信号を発
生する比較器118、比較器118の出力に所定のタイ
ミングでマスクをかけて出力するマスク回路153、該
マスク回路153出力の積分を行う積分器154、該積
分器154の出力によシノツキングに比例した遅角惜号
を設定するための遅角信号設定回路126、無接点点火
装置103からの信号により点火コイル135の遮断時
に同期して(即ち、パワートランジスタ134のベース
電流に同期して)一定パルス巾の信号を発生する単安定
回路128、単安定回路128の出力パルスが出ている
間、一定電圧/周期の割合で点火コイル135の点火時
期を進角させるだめの信号を出力する進角信号設定回路
127、遅角信号設定回路126に設定された遅角信号
ならびに進角信号設定回路127に設定された進角信号
に比例した直流電圧を発生すると共にフェイルセイフ装
置102からの出力により点火コイル135の点火時期
を進角又は強制的に遅角させるだめの出力を送出する積
分回路125及び基準電圧発生回路120より成る。更
に、本実施例では、マスク回路150.153のマスク
タイミング設定用の回転数検出回路156.一定時間発
生回路157゜158を持つ。一定時間発生回路157
は積分回路125の制御も行っている。
基準電圧発生回路120は、オペアンプOP3、コンデ
ンサC5、抵抗R15,几11..R,12゜R,14
よ構成る。抵抗R14とR15とを適当に選ぶことによ
ってオペアンプOP3の出力RV=’e基準電圧に固定
させている。この基準電圧几Vは例えば3Vであり、種
々の基準電圧に供される。
フェールセーフ装置102は、ノックセンサ100の各
種の故障あるいは異常モードを検出しそのモードに応じ
だ遅角制御を行わしめるフェールセーフ機能を持つ。こ
の装置102は、センサンヨード検出回路108を持り
センサ異常検出回路102Aより成シ、該各回路の出力
を積分回路125に供給し、フェールセーフ機能を果し
ている。BGL検出回路119は、半波整流器116、
積分回路117、増巾器117Aとより成り、マスク回
路150を介して送出されてくるAGC回路160の出
力信号を整流して積分全行い、信号全体の平均化信号を
得ている。この平均化信号は、BGL信号となる。比較
回路118は少なくとも2つの比較器118A、118
Bを持つ。比較器118AはBGL出力と増巾器151
の出力との比較、比較器118Bは増巾器151の出力
と基準電圧との比較を行う。
無接点点火装置103は、ピックアップコイル105の
出力信号を波形整形する増巾器131、ノック制御回路
101の出力電圧に応じて点火時期を制御するリタード
回路132、点火コイル135の2次側に高電圧を発生
させるパワートランジスタ134とよ構成る。
次に、以上の構成の動作を第2図の波形に基づき説明す
る。第2図(1)は、点火タイミング波形を示し、実際
には、この波形信号が後述の無接点点火装置103のパ
ワートランジスタ134のベース信号である。Hレベル
でパワートランジスタ134がオン(ON)で、Lレベ
ルでパワートランジスタ134はオフ(OF’F)とな
る。点火コイル135での火花はONかに0屹に切替ろ
過程で発生する。第2図(2)の信号S2は上記ベース
信号を入力としONからOFF’になる時にトリガされ
て一定巾(tl)のパルス信号を発生する単安定回路1
28の一定巾パルス出力信号である。
第2図(3)はレベルアップされたノックセンサ100
の出力を示している。ノックセンサー00で検出される
信号は直流ゼロ(0)レベルを基準として正負に振れる
信号である。該検出信号の中にノック信号が含まれる。
一方、フェールセーフを可能にすべく検出回路108を
設けている。これらの検出回路での故障モードでは、上
記直流ゼロレベルの信号のままではそのモード検出は不
能である。この対策のために、高抵抗R1を設けている
該高抵抗R1から定電圧がセンサー00の出力に重なる
ことによって一定の正方向へのバイアスがなされる。こ
の抵抗R1は重要な役割を果す。即(9) ち、ノックセンサ100の出力は±5mV〜±600m
Vの間を変化する。その変化巾は120倍となる。12
0倍の変化巾に対して、抵抗分圧による一般のバイアス
手段によりノックセンサ出力を減衰させようとする場合
、例えば、ノックセンサの出力が±5mVに近く、かつ
バイアス手段によるノックセンサ出力の減衰率’tl/
20にした場合、バイアス後の出力は0.25mVに低
下することになる。これは明らかに検出精度の低下を招
き、ひいては故障モードの検出が不能となる。本発明t
′i高抵抗R1を設けることによりノック検出精度を向
上し、且つ故障モードの検出を容易ならしめるものであ
る。第2図(3)は抵抗R1によりバイアスされたセン
サ出力を示している。
いま、ノックセンサ100がショートすると、0点の電
圧は約OVとな90点電圧よシ低くなり、−コンパレー
タOP2の出力電圧は第2図(4)に示す如く約OVと
なる。このコンパレータOP2の出力がLOWになるこ
とによりトランジスタ’l’80がオフする。これによ
り第2図(5)に示す如く、(10) VO端子よりフェールセーフ電圧が出力され、最大リタ
ード量あるいは中間リタード量まで自動的にリタードさ
れる。なお、コンパレータOP2の出力を外部に取シ出
して警告表示装置に入力することによシ容易に運転者に
知らせることができる(図示はしていない)。
交流結合回路112は、直流成分を除去するため設ける
。更にノッキング周波数領域で共振を起こさせるべく役
割を持たせることがある。交流結合回路112で直流バ
イアスを除去したことによって、次段での点火ノイズカ
ット回路113でのノイズカット性能の向上に著しい寄
与を呈する。
これは、直流バイアスを除去した後に点火ノイズをカッ
トしないと点火ノイズをカットできないからである。点
火ノイズカット回路113は、単安定回路128の第2
図(2)に示す如きパルス出力によって制御をうける。
ノイズカット回路113は一種のアンドゲートであシ、
単安定回路128の出力パルスを入力している。従って
、単安定回路128の出力パルスがIt IIIになっ
ている11区(11) 間のみ、交流結合回路112を介して得られるセンサ出
力はほぼぞの壕ま該点火ノイズカット回路113の出力
となる。この出力を第2図(6)に示している。これに
よって点火ノイズカットがなされる。
BPF114は、ノック信号を強調(他の信号を減衰さ
せる)させて出力するもので、ノンキングのノック信号
よシ高い周波数で少し減衰のある特性を持っている。A
GC回路160は増巾器161を介したEIGL回路1
19からのフィードバック信号を受けてそれ自体のゲイ
ンをフィードバック信号、即ちBGL出力に反比例させ
て変化させる。
マスク回路150では所定のタイミングでAGC回路1
60の出力に対してマスクをかける。このマスクは第2
図(2)のパルス信号s2によってなされる。このマス
ク回路150の出力をうけてBGL検出回路119はB
GLの検出を行う。比較回路118は、BGL検出回路
119のBGL出力(電圧)と増巾器151の出力とを
比較器118Aで行い、増巾器151の出力と基準電圧
との比較(12) を比較器118Bで行う。この時の両信号の様子は第2
図(7)に示す。比較回路118の比較器−118Aは
、BGL出力よりも大きい増巾器151の出力のみを整
形して出力する。更に比較器118Bはマイナス端子に
印加される基準電圧(この電圧はノック信号の異常振幅
を制限するだめの基準値)よりも高いレベルの増巾器1
51の出力を除去する。これによってノック信号の中の
異常に高い電圧はクランプされる。この比較器118の
出力がマスク回路15’@、遅角信号出力回路126に
入力して直流レベルに変換され、該直流レベル信号が求
めるべきノック信号となる。
ここで、マスク回路153は高速回転時に吸気筒より発
生するノック信号に類似の雑音を除去する役割を持つ。
このマスクはS2によって行っている。比較器118の
出力S6は単発パルス状であり、この単発パルスを平均
化する機能を進角信号出力回路126は持つ。
第2図(8)に比較器118で検出されたノック信号を
示している。第2図(9)はその一部の拡大図で(13
) ある。積分回路125は、遅角信号出力回路126の出
力信号を入力として所定の積分を行う。従って、ノック
パルスの数に応じた積分値が積分回路125よシ出力さ
れる。この積分出力によってリタード回路132の遅角
制御を行う。以上の動作は信号84,810の役割と機
能を除いた一般的なものである。信号84.SIO等に
よる新規な動作については後述される。
第3図はノックセンサ100からBpHi’114tで
の構成の具体的な回路例を示している。ノックセンサ1
00は圧電素子を使用した容量形のセンサであシ、等測
的にはコンデンサCと定電流源との並列回路となる。
抵抗1に供給される電源は電源部120より供給される
。電源部120は、抵抗R11,R,12゜Ri4.R
15、コンデンサC5、オペアンプOP3とよ構成る。
オペアンプOP3はバッファの役割を持つ。ネアンプO
P3のプラス端にはB電源が抵抗R14とR,15とで
分圧されて印加している。オペアンプOP3の出力は3
(V)に設定さく14) される。従って、a点の直流バイアス電圧は、約6(V
)となp1該6(v)電圧にノックセンサ100の出力
信号が重なることとなる。
一方、ノック制御装置の入力インピーダンスを高くする
と外乱ノイズが重畳しやすくなる。外乱ノイズの典型的
なものは、点火タイミングに同期して発生する点火ノイ
ズ(Igノイズ)である。
以下、本装置の点火ノイズについて説明する。
パワートランジスタのベース制御は第2図(1)に示す
如きパルスによって行われる。該パルスがHレベル0時
、パワートランジスタはオン(ON)し、Lレベルの時
、オフ(OFF’)する。このONからOFFに切換わ
る過程、或いはOFFになった時点で点火コイルの2次
電圧は急上昇し、第1次のノイズを発生する。更にこの
2次電圧の上昇によってプラグの間の空気層の絶縁が破
壊され、点火する。この点火時に第2次のノイズが発生
する。該第2次のノイズには、点火の初期に流れる容量
放電電流によるノイズと、その後の段階で流れる誘導放
電電流によるノイズとがある。第2次(15) のノイズの中では前者のノイズが大きなノイズ源となる
。入力インピーダンスを高くした場合には、第1次ノイ
ズ及び第2次ノイズ(前者のノイズ)がノック信号識別
に悪影響ケ与える外乱ノイズとして上記ノックセンサ出
力に重畳してくる。
かかる外乱ノイズを除去する必要がある。この外乱ノイ
ズは、50〜60μSee位の時間の間、継続する。従
って、この間、ノックセンサ出力をマスクすればよい。
かかる目的を達成するために、交流結合回路112、な
らびにノイズカット回路113を設けている。但し、実
際のマスク区間は上記ノイズ継続時間よシ充分大きい時
間巾、例えばo、 s m see程度に設定している
交流結合回路112はコンデンサC1と抵抗R3とよシ
成る。ノイズカット回路113は抵抗R4,R5,R,
6,R8,RIOI、  コンデンサC2、トランジス
タT2、オペアンプOPIとより成る。交流結合回路1
12は、ノックセンサ出力信号からノッキング信号を良
好に取υ出すだめの手段として設けたものであり、ノッ
キング信号(16) をこの回路112を通すことによってノックセンサ出力
信号に乗っている直流バイアス電圧を除去せしめている
。もし、直流バイアス成分を重畳してなるノックセンサ
出力からノック信号のみを取シ出そうとする場合、及び
上記ノイズマスクをかけようとする場合、その処理は極
めて複雑なものとなる。この直流カットするという考え
方そのものは簡単ではあるが、ノック信号を正しく分別
するためには極めて実用性の高い技術手段である。
ノイズカット回路113は、主としてトランジスタT2
の働きによってIgノイズカットを行っている。トラン
ジスタT2は単安定回路128の出力S2によってオン
・オフされる。単安定回路128は、第2図(1)に示
すパワートランジスタのベース信号の立下シでトリガー
を受け、マスク区間中のパルスを発生する。第2図(2
)がこの単安定回路128の出力’82であシ、時間巾
t1がマスク区間中と々る。この単安定回路128の出
力S2がII 、 11となるt1区間のみトランジス
タT2をオンする。これによって、この1.区間で(1
7) は、ノックセンサ出力はアースに短絡され、オペアンプ
OPIへの入力はなくなり、1gノイズをマスクするマ
スク効果を生む。尚、センサ100の負荷インピーダン
スとして、抵抗R3,R4゜R5、コンデンサC1,C
2が考えられるが、抵抗R5を高抵抗、例えばIMΩと
することによシ、抵抗R4,R5、コンデンサC2は負
荷としては無視できるものとなる。従って、センサ10
0の負荷はコンデンサCI、抵抗R3だけとみるととが
できる。
BPF114は、抵抗R7,R9,R,10、コンデン
サC3、C4,C22、オペアンプOP2とよシ成る。
該オペアンプOP2の非反転端子は、バッファの役割を
持つ電源部120のオペアンプOP3の出力RV(3V
基準電圧)に接続している。従ってBPF114出力は
、上記基準電圧に直流的にバイアスされたものとなって
いる。このBPF114では、ノック信号と非ノツク信
号とのレヘル差ヲ大きくすべくフィルタ機能を持つ。こ
れによって、レベルによる識別を容易にする。
(18) BPF114のオペアンプOP2からの出力S1は後述
のAGC回路160の抵抗R16に入力される。
次にノックセンサ故障検出回路102Aの動作を説明す
る。センサショート検出回路109は、抵抗R55と比
較器CO2によシ構成される。更に、比較器CO2のa
点電位を約0.2 (V)に設定しているものとする。
今、ノックセンサ100がショートしたとすると、a点
電位は第2図(3)に示す如く約0(V)となる。
従って、a点電位はa点電位よシ低くなり、比較器CO
2の出力は、約0(V)となる。ノックセンサ100が
ンヨートしない正常時には、直流バイアスによりa点電
位はa点電位よりも大きく設定されている故、比較器C
O2の出力は略a点電位(即ちOV)よシ大きいという
意味)になっている。
すなわち、ンヨートした時には、g点電圧がOMとなる
。これらの結果はトランジスタT80より信号S3とな
シ、積分器125への出力は0(v)となる。かくして
、比較器CO2によってショート(19) 故障を検出できる。
本装置の特徴の一つは、AGC回路160と比較回路1
18との間の回路構成にある。BPF1]4の出力SX
は、AGC回m 160に入力される。
AGC回路160の出力はマスク回路150を介して2
つの系統に分けられる。第1の系統はノック信号を増幅
し、比較回路118の一方の入力端子に入力する増幅器
151からなる系統である。
第2の系統は、半波整流回路116.最大クラ/プ回路
1.16A、積分回路117.増幅器117Aよシなる
BGL、回路119である。増幅器]17Aの出力は比
較回路118の他方の入力端子に入力される。増幅器1
17Aの出力は増幅器161を介してAGC回路160
に負帰還される。
ノックセンサ出力は±5(mV)〜6oo(mV)の範
囲となる。即ち、120倍の範囲でセンサ出力が振れる
ことになる。この出力を単純に増巾した場合(例えば1
00倍)、±0.5V)〜±60(V)となる。然るに
、自動車では、最大でバッテリ電圧(約12(V))で
あり、60(v)の値はあシえない。
(2Q) 従って、従来は、飽和しないように小さいゲインで使用
するか、又は飽和することを覚悟で処理するかのいずれ
かの方法をとっていた。前者は、微小人力に対して感度
が悪くなり、後者は大振幅人力に対して感度が悪くなる
欠点を持つ。本実施例の構成では、AGC回路160を
設けたこと、更に、このAGC回路160をBPF’l
14の出力側に設けたことを特徴とする。この構成とす
ることによってBPF114でノック信号と非ノツク信
号とのレベル差が大きくな9、この大きくなったレベル
差のままでAGC回路160に入力するため、S/N比
のよい出力を得ることができる。
第4図に示す入出力特性から明らかな如く、AGC回路
160は、低レベル入力(±Vt、 )及び高レベル入
力(±VH)の場合を除き、出力voを略一定に制御す
ることができる。
AGC回路160から比較回路118に至る回路の具体
例を第5図に示す。AGC回路160は、抵抗R,16
,R]、7.R19,I(,18,R,92゜R,10
2、オペアンプOP 3 、PET T17とよシ(2
1) 成る。半波整流回路116は、コンデンサc6、抵抗R
,20,几21.R,22、タイオートD 、 。
D2 、iオペアンプOP4より成る。
クランプ回路116Aは、抵抗R25,R,26゜R2
7,R,29、オペアンプOP6、比較器CO5、コン
デンサC8、ダイオードDIOとよシ成る。
積分器117は抵抗R29、コンデンサC9とよシ成る
。増巾器117Aは、抵抗R,30,R,31゜几32
.R33,R34,R35、オペアンプOP7とよシ成
る。増巾器161は、オペアンプOP8、抵抗R93,
R,37,R38,R36゜R,40,R39、コンデ
ンサCIOとよシ成る。
第5図に図示した回路の動作を説明する。BPF114
でフィルタリ/グされた出力S1は抵抗R16を介して
AGC回路160のOF2に入力する。OF2のマイナ
ス端には増巾器161を介してゲインがコントロールさ
れるF’ET (T17 )が設けられている。この結
果、AGC回路160のゲインは増巾器117AのOF
2の出力に応じて変更される。AGC回路160の出力
はマスク回(22) 路150によって所定タイミングのマスクがとられ、C
6,R,20に介して半波整流器116に入力する。ダ
イオードDI、D2の働きによシ正方向成分のみの半波
整流がなされ、最大クランプ回路116Aに入力する。
このクランプ回路116Aでは、比較器CO5の働きに
より所定の最大値(R27を介してプラス端子に印加さ
れる電圧に相当する。例えば5vである)にクランプさ
れる。
このクランプ回路116Aの出力は、抵抗R29゜コン
デンサC9とよシ形成される積分回路117で積分され
平滑化され、更に増巾器117Aで増巾され出力されて
ゆく。次に具体的に説明する。
AGC回路160の入力電圧(即ちBPF114の出力
電圧)をV1%出力電圧をVoとし、EFT(T17)
の出力インピーダンスをZFとすると、オペアンプOP
3の増巾率は、抵抗R19の値を高抵抗に設定している
ため、ZFと抵抗R,19で決まる値となる。即ち、利
得Gは (23) となる。(3勺式で重要な点は、インピーダンスZFが
PET(T15)のゲート・ソース間電圧Vcsによシ
変化することである。例えば、VG8が0(v)から−
2(V)へと低くなると、増巾器161の出力帰還によ
、j)、Zpは犬きくなシ、利得Gは小さくなる。大き
くなった場合は逆となる。その結果AGC回路160の
増幅器117Aから出力されるBGL出力電圧はAGC
回路160への入力電圧の変動とは無関係に一定となシ
、そのSN比は一定に近くなる。
Vcs−±200(mV)の範囲では、AGCが充分働
く。尚、抵抗R19は1.FE’ll’ (T15)の
断線故障時の保護用であシ高抵抗設定される。更に、Z
rは200Ωから2にΩ程度の値としている。
マスク回路150はトランジスタT15、抵抗R97と
より成る。i・ランジスタT15はベースに印加される
信号S4又はS2によシ導通する。
トランジスタTI5の導通によICAGC回路160の
出力はアース電位に降下し、マスクされる。信号S4は
一定時間巾発生回路158の出力であシ、(24) 信号S2は単安定回路128の出力である。
増巾器151の抵抗R95は、オペアンプOP9の出力
に対して360 (mV)の直流補正を行う。
更に、抵抗R35とコンデンサCIOとはBGLのリッ
プル防止機能を持つ。更に、全体図を通して、オペアン
プ(OP)は、日立製のHA 17902、比較器(C
O)は日立製のHA 17901を使用している。
増巾器161の抵抗R,40,R39,R38は、l3
GL入力がない時、オペアンプOP8のe端子はオペア
ンプOP3の出力端(3V)に接続されているため、そ
の端子入力は3(v)になシ、この時、オペアンプOP
8の出力V2は第8図に示すように4(v)になるよう
に設定する直流補正の機能を持つ。更に、オペアンプO
,P8は反転増巾器となっておシ、入力v1が増加する
と、出力V2が減少する方向となる。この出力v2はA
GC回路160のF’ET (T15)のゲート入力と
なっているため、BGLが増加すると、vlが増加して
v2が下シ利得Gも下り、AGCが働く。ここでAGC
回路(25) 160は、V2−3(v)から働き始め、4(V)〜3
(V)の間は、ZFは一定となっている。
最大クランプ回路116AのオペアンプOP6はインピ
ーダンス変換のために設けたバッファであり、非反転端
子電圧V、が5(v)以上になろうとすると、比較器C
O5が導通し、ダイオードD10、抵抗R,28を通し
て電流が放電し、その結果、オペアンプOP6の非反転
端子の端子電圧は、最大5(v)にクランプされる。こ
れによって、比較器CO5の反転出力電圧(バックグラ
ウンド電圧レベル)は、ノッキングの強度にょシ変るこ
となく、ノッキング時にBGLが上昇してノッキングの
検出が難しくなるようなことはなくなる。
比較回路118は、比較器118A、118B。
抵抗R43,R59、ダイオードD3よ9成る。
比較要素118Aの比較器CO4は増巾器151の出力
であるノック信号を含む信号と、抵抗R41とR42と
で分圧された基準電圧との比較を行う。
基準電圧は例えば4(v)に設定されている。一方、比
較器CO3はBGL出力と増巾器151の出力(26) との比較を行う。この結果、比較回路118の出力から
は、基準電圧よりも大きく、BGL出力よシも大きな増
巾器151の出力S6が出力する。
尚、ダイオードD3はこの出力を送信する役割、抵抗几
59は後述する遅角量設定回路126のコンデンサC1
3との間で放電用抵抗の役割を持つ。
比較回路118の出力S6は、次段のマスク回路153
に入力する。
マスク回路153から積分回路125に至る具体的回路
構成を第7図に示す。
進角信号設定回路127は、固定進角設定回路127A
と可変進角設定回路127Bとよシ成る。
固定進角設定回路127Aは抵抗R56,R68゜R,
70,、R98,R99,R,100、トランジスタT
llよシ成る。可変進角設定回路127Bは抵抗R,6
5,R69、)ランシスタT8よシ成る。
固定進角設定回路の進角出力信号は始動時の進角のだめ
の電源電圧りにより決まる。可変進角設定回路127B
の進角出力信号は単安定回路1280出力S9により決
まる。出力S9は回転数に比(27) 例したパルス巾の信号であシ、従って、回路127Bの
進角出力信号は回転数に比例した進角信号となる。進角
信号設定回路127の進角出力信号は積分器140の入
力となる。
比較器118の出力は積分回路125に直接に加えても
よいが、遅角信号出力回路126を介して積分回路12
5に印加してもよい。更に、遅角信号設定回路126と
比較器118との間にマスク回路153を設けることに
よって、一層正確な遅角信号を形成できる。本実施例で
は、この事例を開示している。マスク回路153は、抵
抗R57゜R58、トランジスタT7よシ成る。遅角信
号出力回路126はマスクをまぬがれた比較器118の
出力パルスを平滑化し且つ積分し対応する遅角制御を行
う。遅角信号設定回路126は、コンデンサC13、抵
抗1’l、63’、R64,R66、R67、トランジ
スタT9.TIOより成る。トランジスタT7は信号S
2又はS10によってオンし、この時の比較器118の
出力86はトランジスタT7を介してアースに流れ込み
マスクされる。ト(28) ランジスタT7がオフの時にはコンデンサC13に信号
86は蓄積され、抵抗R63を介してトランジスタT1
0を駆動する。トランジスタTIOの駆動は抵抗R64
を介して信号S3によっても行われる。信号S2は単安
定回路128の出力、信号S ]、 0は一定時間発生
回路157の出力である。信号83は異常検出回路10
2Aの出力である。トランジスタT9のベースに印加さ
れる電源電圧りは、電源回路(後述)から提供をうける
エンジン始動時にはバッテリ電圧が所定の最低許容電圧
よシも低下する。バッテリ容量が少なくなった時も同様
である。この異常な電圧低下時には電圧りは高い電圧と
なシ、正常電圧時には低い電圧となっている。高い電圧
りの時にトランジスタT9はオンし、トランジスタは抵
抗R63,R64を介して印加される信号のいかんにか
かわらず、オフを継続する。一方、電圧りが低い時には
、トランジスタT9はオフし、この結果、トランジスタ
TIOは、抵抗几63.R64を介した電圧の値によっ
てオン、オフの駆動が行われる。
(29) 積分回路125は、積分器140、最大電圧クランプ回
路141、最小電圧クランプ回路142より成る。積分
器140は、オペアンプ0P15、コンデンサC14,
C15、抵抗R200より成る。最大電圧クランプ回路
141はオペアンプ0P16、抵抗R,71、R74,
R,75,R7,6゜R77、R78、ダイオードD7
、トランジスタT20より成る。最小電圧クランプ回路
142は、オペアンプ0P17、抵抗R60,R61、
ダイオードD6よシ成る。
゛ 次に、積分回路125の回路動作を説明する。
今、比較器118の出力を入力とする遅角信号設定回路
126の出力であるノック信号により、トランジスタT
IOはノック信号に同期してONする。従って、第2図
(9)に示すように、ノック信号のパルス巾t。(約4
0〜70μ5eiC位)の間、トランジスタT10は導
通し、電流11がオペアンプQP15よpコンデンサC
14,C15、抵抗几67、トランジスタTIOを介し
てアースへと流れる。また、この時のオペアンプ0P1
5の出(30) 力電圧は3(v)である。
したがって、この時のオペアンプ0P15の1パルス当
シの電圧上昇率(電圧上昇/1パルス)ΔV1は次のよ
うになる。
より、 但し、容量CはコンデンサC14,C15の直列容量値
である。この(5)式から明らかなように、オペアンプ
0P15の出力電圧は、ノッキングパルス数に比例して
上昇することになる。
一方、毎周期ごとに、単安定回路128の反転出力S9
がトランジスタT6からトランジスタT8のベースに印
加され、一定マスク時間1.の間、トランジスタT8を
オフする。従って、この間、電流!2が電源V+から抵
抗R98J100、コンデンサC14,C15を介して
オペアンプ0P15へと流れる。ツェナーダイオードZ
D4(31) のツェナー電圧は6(v)である。また、オペアンプ0
P15のθ端子は一3ボルトとなっている。したがって
、オペアンプ0P15に単安定回路128から1パルス
入力するごとにオペアンプ0P15の出力電圧は、下記
の電圧下降率(下降電圧値/周期)ΔV2に従って下降
することになる。
したがって この電圧降下率ΔV2はエンジンのトルク、馬力等の動
力性能を考慮し電圧上昇率Δv1の約1150に設定さ
れている。積分器の出力は、その最大値を最大クランプ
回路141のクランプ電圧によりクランプされ、その最
小値を最小クランプ回路142のクランプ電圧によって
クランプされる。
積分回路125は、エンジン始動時には、電圧りにより
トランジスタTllがオンすることによ(32) り特定の進角特性(進角値)を持たせるようにしである
。この進角特性は、積分回路125が指令を行いリター
ド回路132が実際の進角(遅角)制御を行う。このリ
タード回路132は例えば、下記文献([J、S、 p
atent appl、、ica、tion 。
Ser、 A 80202 、 by Noboru 
Sugiura 。
filed october l 、 1979  a
nd as、signedto the a35jgn
ee of this application”Jg
nition timing control sys
tem forinternal  combu3ti
on engine”)示されたものが使用される。
こ\でリタード回路132の動作について説明する。
一般に、点火時期特性は相対的なものであり、ディスト
リビュータと、使用されている点火装置で決まるある運
転モードに従って決定される。まだ、ノック時の最大遅
角特性を与えておき、ノック時にこの特性に乗るように
している。第8図には、進角及び遅角特性を示し、実線
はある運転モードでの最小遅角(即ち最小クランプ電圧
)特性、(33) 点線はノック時の最大遅角(即ち最大クランプ電圧)特
性を示している。低速時、例えば200rpm以下では
、点火時期特性で決まる最大進角特性になるべく制御す
る。かかる特性を採用する理由は、起動時の始動を確実
に達成するためである。即ち、始動時、点火時期を遅ら
せるとエンジンは逆回転トルクを生じ、スタータの負荷
は非常に犬となる。この結果、スタータの駆動電流が異
常に大となりスタータではエンジンをまわすことができ
なくなり、いわゆる始動失敗となる。かかる始動失敗を
なくすために、始動時、例えば20Orpm以下では、
点火時期特性で決まる最大進角特性にさせている。
以上の特徴を達成すべきリタード回路132の特性を第
9図に示す。図示する如く、積分回路125の出力、即
ち積分器140の出力電圧に対して一定角度傾斜特性と
なるべくリタード特性を持っている。このため、毎周期
一定角度の進角となる。即ち、点火時期はノッキングパ
ルス数に応じて遅角しながら毎周期一定角度進角する構
成と(341 なっている。
次に、かかるリタード回路132を制御する積分回路1
25の動作、特に起動特進角を行う始動時対策について
述べる。この始動時対策は電源回路に関係あるもの故、
第10図に示す電源回路の説明を先ず行う。
この電源回路は、始動検出用電源装置50、実際の電源
装置51とよりなる。電源装置50、抵抗R86,I(
,87,R,88,R,89、ツェナーダイオードZD
3、コンデンサC19、ダイオードD9よシ成る。電源
装置51は、抵抗90,91、コンデン−!;1−C2
0,C21、ツェナーダイオードZD4.ZD5よシ成
る。バッテリ電源はBW端に接続され、ツェナーダイオ
ードZD5により所定電圧(6,2V)以」二の電圧は
カットされ、B二6.2vが出力される。電圧A及びD
は始動検出を反映した電圧となる。即ち、始動時にはバ
ッテリ電圧が低下する。その低下量が基準値以上になる
とトランジスタT14はオフし、電圧AとDとは同じ値
となる。バッテリの電源容量が低下した時(35) にも同じ動作となる。バッテリの電源電圧が正常であれ
ば、トランジスタT14はオンであり、D電圧は略アー
ス電位となり、点電圧は抵抗孔86によるドロップ電圧
相当となる。抵抗]’(86は比較的高抵抗(22にΩ
)に設定している。このD電圧はトランジスタT9のベ
ース、トランジスタTllのベースに印加しており、始
動時の所定の進角特性を設定する。
また、T端子より水温スイッチからの信号が入力される
。すなわち、エンジンの冷却水幅が所定値(例えば70
C)以下のときは(、ow倍信号入力される。したがっ
て、BW端子よシ抵抗Fl、88を通シ、ダイオードD
I2を通って、抵抗孔221を介してT端子に電流が流
れ、ダイオードD12のアノード側の電位が低くなる。
するとツェナーダイオードZD3に電流が流れず、トラ
ンジスタT14がカットオフする。このトランジスタT
14がオフすると、トランジスタT14のコレクタ側に
接続されているトランジスタT9のベースに電流が流れ
オンする。このトランジスタT9のオン(36) によってトランジスタTIOがオフし、ノック制御が作
動しないように構成されている。すなわち、暖気運転中
はリタードしないようにしている。
次にかかるリタード回路132を制御する積分回路12
5の動作、特に起動特進角を行う始動時対策について述
べよう。ツェナーダイオードZD3は約6(v)のツェ
ナー電圧を持ち、電源電圧(V+)が低い時、即ちスタ
ータオンのエンジン始動時には、抵抗II、88.R8
9の中点電圧がツェナーダイオードZD3をオンできな
くなる。このため、トランジスタT14がオフし、トラ
ンジスタT9゜TIOがオンする。この時、トランジス
タTIOはオフとなる。またトランジスタTllのオン
によシミ源よシ抵抗R70を通して電流L2と同じ方向
に電流が流れ、オペアンプ0P15の出力はに点電圧と
同じ電圧迄減少しクランプされることになる。このに点
電圧が第9図に示す最小クランプ電圧1.5Mに対応す
る。このクランプされた出力が第8図に点線で示す始動
時の最大遅角特性を設定することになる。これによって
、リタード回(37) 路132が制御され、最大遅角特性に設定されることに
なる。
次にセンサ100の故障時における積分回路125の動
作を説明する。第3図に図示されたセンサンヨード検出
器108ならびにセンサオープン検出器109からの出
力によシ、第7図に図示され7’CI−ラ/ジスタT7
がオフとなり、トランジスタTIO,T20がオンとな
る。トランジスタTIOがオンすると、上述の遅角動作
と同じように、コンデンサC14,C15に電流I、が
流れ続け、従ってオペアンプ0P15の出力電圧は、h
点電圧と同じ6vの電圧(最大電圧)にクランプされる
。更に、トランジスタT20がオ/する結果、h点電圧
は、通常時の電圧よシ低い5vのフェールセーフ電圧に
制御をうける。これによって、異常時も適切な遅角特性
をうる。なお、トランジスタT20を省略した場合のフ
ェールセーフクランプ電圧は第9図に示すように6vと
なる。
第11図は第3図のa点に異常電圧が重畳した時の動作
波形図を示す。この異常検出は検出回路(38) 108.109が兼用して動作することによって行われ
る。第11図(])はパパワートランジスタのベース信
号であシ、ノックセンサ100が何等かの原因で異常信
号となると、第11図(2)に示すように、連続的にb
点電圧よシ高い電圧が発生し、従って比較器の出力は第
11図(3)のように連続的に0(v)に下がシ、従っ
て積分回路125の出力は第11図(4)のように動作
の後、フェールセーフクランプ電圧(図では5.4 V
 )にクランプされる。従って、異常電圧に対しても充
分対処できることになる。
第12図は各種のタイミング信号を発生するタイミング
信号発生回路を示す。単安定回路128は、抵抗几44
.R45,R46,R47,R48゜R,49,R50
,R51,Et、52.R53,R,54゜コンデンサ
C1l、C12、)ランジスタT3゜T4.、T5.T
6、ダイオードD4.D5より成る。回転数検出回路1
56は抵抗R79,R80゜R81,R,83,R,8
4,R,96,R103゜R201,R202,R2O
3、オペアンプ(39) 0P10、コンパレータCO6、コンデンサ018、ダ
イオードD8、トランジスタT13とより成る。
単安定回路128の動作を説明する。端子Pには第2図
(1)に示すパワートランジスタのベース信号が印加さ
れている。このベース信号のHでトランジスタT3はオ
ンし、トランジスタT4はオフする。トランジスタT4
のオフにより、コンデンサC12には電源B→抵抗R4
8→R50→C12→トランジスタT5のベースへの経
路が形成される。一方、ベース信号のLでトランジスタ
T3はオフ、トランジスタT4はオンとなシ、電源B→
抵抗R51→コンデンサC12→抵抗R5’ 0→D5
→トランジスタT4→R49→アースの経路が形成され
る。この2つの経路はコンデンサCI2への充放電回路
であり、トランジスタT5のコレクタ端には第2図(2
)に示す如き時間巾t1なるスパークタイミングに同期
したパルスS2が発生する。また、トランジスタT6は
トランジスタT5と逆相関係にある故、信号S2と逆相
のパルスS9を出力する。この信号S2は、点火ノイズ
タ(40) ット回路113のトランジスタT2のベースに印加され
て点火ノイズカット信号となり、且つマスク回路153
のトランジスタT7のベースに印加されて点火ノイズカ
ットの役割を果している。信号9は進角信号出力回路1
27のトランジスタT8のベースに印加され、進角制御
に供されている。更に、信号S2は回転検出回路156
の入力信号となっている。
回転数検出回路156の動作を説明する。トランジスタ
T13は信号S2のHで且つトランジスタT3のオフ時
の2条件成立によジオンする。この結果、第2図のパル
ス巾11でオンすることになる。このパルスの周期は回
転数に比例する故、結局、トランジスタT13は回転数
に応じて駆動される。オペアンプ0P10のプラス端子
には最低電圧クランプ回路1420に点電圧(約1.7
 V )が印加されている゛。トランジスタT13のオ
ン時には、オペアンプ0P10の出力側からコンデンサ
C18→R,80→T13→アースなる経路が作られ、
コンデンサ018は充電される。トランク(41) スタT13のオフ時にはコンデンサ018の電荷は抵抗
R81に流れる。オペアンプ0PIOはグラス端子、マ
イナス端子に印加する電圧の偏差に対応する出力を発生
し、コンパレータCO6のマイナス端子に印加される。
!、たコンパレータCO6のプラス端子には抵抗R84
,R83に分圧された一定電圧(3,OV )が印加さ
れている。コンパレータC’06のマイナス端子には1
.7V以上で且つ回転数に応じた電圧が印加され、一定
電圧3vと比較される。3v以上の時にコンパレータC
O6の出力はLとなp、3V以下の時はHとなる。基準
となる電圧3Vは高速回転時対応の電圧である。
具体的には、−この電圧3Vに対応する回転数はaoo
o、rpmに設定している。従って、3000rpm以
下の時のみ、コンパレータCO6の出力はHになる。3
000rpm以下の回転の時にクランプ回路141のト
ランジスタT20をオンする。
トランジスタT20のオンによシオペアンプ0P16の
マイナス端への印加電圧はトランジスタT20オフ時に
比べて低くなる。尚、ダイオ−(42) ドD8.抵抗R103はヒステリシス特性を持たせるも
のであり、3000rpmに対してこの回路が応動する
のに時間がかがシ、その間若干回転数が上昇することが
あplこの上昇分を見越した出力を得るようにしている
したがって、本実施例によれば簡単な回路で、回転数に
関係なくノックセンサのンヨート検出をすることができ
る。
以上説明したように、本発明によれば、いかなるエンジ
ン回転領域においても圧電型ノックセンサのショートを
検出することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の全体構成図、第2図(1)〜00)は
タイムチャート、第3図、第5図、第7図、第10図、
第12図は具体的回路側図、第4図、第6図、第8図、
第9図は各特性説明図、第11図(1)〜(4)、第1
3図(1)〜(力はタイムチャートである。 100・・・ノックセンサ、101・・・ノック制御装
置。 代理人 弁理士 高橋明夫 (43)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1゜圧電型ノックセンサから出力される信号に基づきノ
    ックの発生を検出して信号を出力するノック検出回路か
    らの出力信号によってエンジン点火時期を制御するもの
    において、上記圧電型ノックセンサを高抵抗でバイアス
    しコンデンサ結合によって信号伝送を行うように構成す
    ると共に、該伝送信号が零電位近傍に低下したときに前
    記圧電型ノックセンサのショートを検出するようにした
    ことを特徴とする圧電型ノックセンサのショート検出回
    路。
JP10938281A 1981-07-15 1981-07-15 圧電型ノツクセンサのシヨ−ト検出回路 Granted JPS5811824A (ja)

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