JPS58117242A - アクリルアミド系重合体の製造法 - Google Patents

アクリルアミド系重合体の製造法

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JPS58117242A
JPS58117242A JP21589581A JP21589581A JPS58117242A JP S58117242 A JPS58117242 A JP S58117242A JP 21589581 A JP21589581 A JP 21589581A JP 21589581 A JP21589581 A JP 21589581A JP S58117242 A JPS58117242 A JP S58117242A
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acrylamide
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Atsushi Ezaki
江崎 厚
Yutaka Iwaguchi
岩口 裕
Koji Kimoto
木本 浩二
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MITSUI SAIANAMITSUDO KK
Mitsui Cyanamid Ltd
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MITSUI SAIANAMITSUDO KK
Mitsui Cyanamid Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高分子量で且つ水溶性の良好なアクリルアミド
系重合体の製造法に関する。
近年水溶性アクリルアミド系重合体は廃水処理用凝集剤
、抄紙用粘剤、汚泥脱水用助剤、石′油回収用薬剤等各
種の分野で広く使用されているが、一般に高分子量のも
の程効果が大きく、最近は分子量が2子方以上になるも
のが市販されている。
これらの水溶性アクリルアミド系重合体には水に不溶解
なものを含むが、これら不溶解物は薬剤の効果を減する
だけでなく、抄紙用粘剤では抄紙時 ・に紙に粘着し、
紙切れを起したり毛布を汚したりする。又、石油回収用
に使う場合、地下の油層老中をポリマー水溶液で掃攻す
るわけであるが、不溶解物があれば、油層岩を閉塞させ
致命的な打撃を与える。このように水溶性アクリルアミ
ド系重合体の溶解性は非常に重要であるが、重合体の分
子量が高くなればなる程、製造工程中で不溶解分を生じ
やすいため、以前よシ高分子量でしかも溶解性の良好な
重合体を得る検討が種々なされている。
溶解性をよくする為の方法として、(a)非常に低い乾
燥温度、(b)単量体の過度でしかも費用のかかる精製
、(C)非常に−い溶液での重合、(d)非常に多量の
添加物等が検討されているが、大量の製品を生産するに
於てコストを引゛き上げ満足出来る方法とは言えない。
本発明の目的は非常に簡単でしかも安価な方法で高分子
量且つ水溶性の良好なアクリルアミド系重合体を得るこ
とにある。更には水性重合させた重合体のゲルを乾燥さ
せる際、高温で乾燥させても不溶解物を生じせしめない
水溶性アクリルアミド系重合体を得ることにある。
本発明者は上記不溶解物の生成防止について鋭意検討を
重ねた結果、ある種の薬剤を非常に微量添加するだけで
不溶解物の生成を防止比”来ることを見い出し、本発明
に致った。すなわち本発明はアクリルアミドの単独、又
は50モル%以上のアクリルアミドと、これと共重合可
能な単量体の少くとも一種とを水性媒体中で重合させ、
得られた含水アクリルアミド系重合体を乾燥させ乾燥粉
末状のアクリルアミド系重合体を得るにあたり、乾燥工
程以前の工程で、一般式 (ただし、R□、只、は水素又はアルキル基を表わす。
)で示される化合物群から選ばれる化合物の少くとも一
種を存在させることを特徴とするアクリルアミド系重合
体の製造法に係るものである。
前記(I)の化合物としては3.4.5.6−ジインシ
ー112−オキサフオスフアン−2−オキシド、3.4
.5.6−ジベンゾ−2−メチル−1゜2−オキサ7オ
スフアンー2−オキシド、3.4.5.6−ジインシー
2−エチル−1,2−オキサフオスフアン−2−オキシ
ド等が挙げられる。前記(If)の化合物とし、ではl
O−メトキシ−9,10−ジヒドロ−9−オキソ−10
−フォスフオフェナンスレン、lO−エトキシ−9,1
0−ジ−ヒドロ−9−オキソーフオスフォフェナンスレ
ン、lo−デシロキシ−9,10−ジヒドロ−9−オキ
ソ−10−フォスフオフェナンスレン等が挙げられる。
更に又、公知の不溶化防止剤、例えばキノン類、多価フ
ェノール類、1.3−ジオン類を併用することは差支え
なく、むしろ有効である。
以上の化合物の添加方法としては重合時に単量体混合物
に添加してもよいし、重合完了後、乾燥工程以前に添加
してもよい。一般に重合時に添加した方が均一に分散さ
れ、少量の添加量で効果がある為望ましい。又これらの
化合物は重合速度等にはほとんど影響がない為、重合時
に添加する事は何ら問題はない。但し重合時に添加した
場合、若干分子量を低下させるものがあシ、これらの化
合物に関しては、重合完了後乾燥工程以前の場所で添加
することが望ましい。
これらの化合物は比較的水に対する溶解度が小さいが、
添加する場合微粉状にするか、又は水と相溶性のある溶
媒(例えばアルコール、アセトン)に溶解し重合時の単
量体溶液に分散させるか、又は重合後の含水ゲルに添加
し分散させる方法があるがどちらでも差しつかえない。
重合完了後の含水ゲルに添加する方法としては公知のニ
ーグー又は押出機等の方法があるが、いずれでもよい。
これらの化合物の添加量は非常に微量で効果がある。重
合時に添加する場合はわずかに単量体の0.0005重
量%から1.0重量%、好ましくはo、o O1重量%
〜0.5重量%で十分の効果を発揮する。それ以上添加
すると水溶性の点では問題はないが分子量を低下させる
傾向にあシむしろ好ましくない。重合後重合ゲルに添加
する場合も0.005重量%〜5重量%、好ましくは0
.01重量96〜2重量%の添加量−で充分効果を発揮
する。
本発明で重合させる単量体はアクリルアミドのみの場合
、又は50モル%以上のアクリルアミドと、これと共重
合可能な単量体からなる単量体混合物の場合とがあるが
、共重合可能な単量体としてはメタアクリルアミド、(
メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル等
の(メタ)アクリル酸エステル類、アクリル酸及びその
塩、メタアクリル酸及びその塩、2−アクリルアミド−
2−メチルプロパンスルフォン酸等のアミドスルフォン
酸及びその塩、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレ
ート、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート等の
アミノアルキルエステル類及びその塩、ジメチルアミノ
プロピルメタアクリルアミド等のアミノアルキルアミド
類及びその塩等が挙げられる。
本発明に於て用いられる重合方法は通常のフリーラジカ
ル開始による重合であシ、水溶液重合の場合には15〜
85重量%の上記単量体濃度の水溶液に通常の過酸化物
開始剤、レドックス開始剤及びアゾ系開始剤の中から1
種又I/i2種以上を用い重合せしめる◇尚、アクリル
アミド系重合体は重合完了後、高分子反応によシ各種の
変成1例えばアルカリによる加水分解反応を行なわせ陰
イオン性カルボキシル基に変成させる方法、マンニッヒ
反応、ホフマン分解反応によルカチオン性アミン基を導
入させる方法等があるが、それらの反応に於ても本発明
化合物は不溶解物の生成防止効果を発揮する。通常は以
上の方法で得られる重合体を乾燥工程に於て乾燥させ製
品とするが、高分子量のアクリルアミド系重合体を作る
場合は不溶解物の生成を防ぐ為に従来、70℃以下、望
ましくは65℃以下の温度で乾燥させる必要があったが
、本発明では90℃以上で乾燥しても水溶性の良好なア
クリルアミド系重合体が得られた。
以下実施例により本発明の効果を具体的に述べる。部は
重量部を指す。
実施例1〜5 アクリルアミド25部、イオン交換水73部よシなる単
量体水溶液に、表−1の化合物をメタノール0.5部に
溶解し、該水溶神液に添加後水溶液のpHを7に調整し
、さらに4.4I−アゾビス−4〜シアノバレリツクア
シツドを前記混合物単量体1モルに対して0.7 X’
 10−3モルの割合でメタノール0.5部に溶解し添
加した。反応系の溶存酸素を窒素ガスにて充分に追い出
した後、窒素ガス雰囲気中20℃にて上記単量体1モル
に対して過硫酸アンモニウムを1.0 、X 10−5
モルと重亜硫酸ソーダ0.5 X 10−5モルをそれ
ぞれ1部の水に溶解し、各々1艷ずつ添加して重合を開
始させた。重合熱にょる昇温とそれによる重合が進行す
るままに放置し反応を進行させ、上記昇温か認められな
くなったところで゛該重合反応を終了せしめた。得られ
た重合体ゲルを3IIllφに切断細粒化し、9’O’
Cの熱風乾燥機で3時間乾燥した後粉砕し、粉末サンプ
ルとした。サンプルをIN−硝酸ナトリウム水溶液に溶
解し、ウベローデ毛管粘度計により30’Cの固有粘度
を求め、更に脱イオン水に1重量%の濃度となるよう溶
解し、金網で濾過して溶解性を観察した。その結果を表
−1に示し、本発明の化合物を添加しない比較例1と比
較した。表−1にみられるように本発明の化合物を微量
添加したものは溶解性が非常に良好なのに対し、添加し
ないものはよくない。一実施例6〜8 アクリルアミド20部、アクリル酸ソーダー5部、イオ
ン交換水73部よシなる単量体水溶液に表−2の化合物
をメタノールo、5部に溶解し、添加後水溶液のpHを
7に調整し、さらにアゾビスイソブチロニ) IJルを
前記混合物単量体1モルに対してa5X10−4モルの
割合でメタノール0.5部に溶解し該水溶液に添加した
。反応系内の溶存酸素を窒素ガスで充分に追い出した後
窒素ガス雰囲気中で0℃にて該水溶液中に上記混合物単
量体1モルに対して過硫酸アンモニウム4 X 10−
6モルと硫酸第1鉄アンモニウム2X10−6モルをそ
れぞれ1部の水に溶解して添加し、重合を開始させた。
重合熱による昇温とそれによる重合が進行するままに放
置し、反応を進行させ、昇温か認められなくなったとこ
ろで該重合を終了せしめた。得られた重合体を実施例1
〜5と同じ方法で処理、測定し表−2の結果を得、本発
明の化合物を添加しない比較例2と比較した。
表−2にみられるように本発明の化合物を微量添加した
ものは溶解性が非常に良好なのに対し添加しないものは
よくない。
実施例9 比較例20重合反応で得た重合体ゲルにメタノールに溶
解した3、4.5.6−ジインシー112−オキサフオ
スフアン−2−オキシドを単量体に対し0.1重量%の
量をまぶしながら該重合体ゲルを押出し機にかけ、3m
11φの細粒化ゲルを得た。
これを実施例1と同様の方法で処理し、物性値を測定し
表−3の結果を得た。
何も添加しないものは溶解性がよくないのに対し、重合
体ゲルに本発明の化合物を添加したものの溶解性は非常
に良い。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 アクリルアミドを単独で、又はアクリルアミド5
    0モル%以上とこれと共重合可能な単量体とを、水性媒
    体中で重合させ、得られた含水アクリルアミド系重合体
    を乾燥させるに際し、乾燥工程以前の工程で、一般式 (ただし、R□、R2は水素又−はアルキル基を表わす
    。)で示される化合物を存在させることを特徴とするア
    クリルアミド系重合体の製造法。 2、一般式(1)又は(II)で示される化合物を重合
    時に重合に用いた単量体全量のα0005〜L○重量・
    %の量で存在させる特許請求の範囲第1項記載の製造法
    。 & 一般式、(1)又は(…)で示される化合物を重合
    完了後、重合ゲル中に重合に用いた単量体全量の0.0
    05〜5重量%の量で存在させる特許請求の範囲第1項
    記載の製造法。
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