JPS5811624A

JPS5811624A - 容器の殺菌装置

Info

Publication number: JPS5811624A
Application number: JP10198581A
Authority: JP
Inventors: 岡部　光雄
Original assignee: Dai Nippon Printing Co Ltd
Current assignee: Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date: 1981-06-30
Filing date: 1981-06-30
Publication date: 1983-01-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明状包装材料を殺菌し、滅菌した内容物を無菌雰囲
気下で充填、１１封する無菌包装システムにお砂る容器
の殺菌装置に関する。

近年、食品の長期保存の要請から、ボイル殺菌、レトル
ト殺菌等が実用化されているが、これら紘加熱殺菌であ
る九め、充填する食品そのものの品質劣化が生じ、美味
しさの維持に問題がある。これを解決する丸め、無菌包
装システムが実用化され始めている。

無菌包装システム紘高温下で短時間滅菌し良内容物を無
菌的に充填、＊封するため、食品の熱による劣化が少な
く、長期保存と美味、新鮮さを両立させる方法である。

この、方法の場合、シート状包装材料を殺菌し、成形、
充填、密封するフオーム・フィル・シール型の好適な実
用例は多いが、第１図に示すように１カツプ、真空成形
品、射出成形品等の容器形状のものは、容器、ｌの形状
が複線であることから問題は多鴨すなわち、ノズル２か
ら蒸気等の殺菌液を噴霧状として容器ｌの収容部３０内
壁面に破線矢印で示すように噴霧する際、液喬れヤ飛散
時の温度降下による水滴化（図中、クロメノ・ツチング
を論こしえものが水滴４である。）、あるいは噴１１１
１０不均−殺曹化を防ぐために、勢いよくかつ過剰に噴
ｓｉｉをスプレーする必要がある。

しかし、過剰スプレーは多量に殺菌波を使用するとと−
に、殺菌時間が長くなることから殺菌コストが高くなる
ばかシでなく、殺菌剤５の容器内残留も起こ）好壕しく
ない。水滴４による殺菌剤器の容器内残奮紘次工程の乾
燥作業で部層時間が長くなることから、容器ＩＫ食品勢
の内容物を充填する充填機に組み込むこと社相互のイン
デックスタイムの違いＫよシ実用上困難である。

一方、容器を紫外線で殺菌する方法もあるが、この方法
紘容器の内庭まで完全殺菌するには長い照射時間を必要
とする難点があるとともＫ。

紙カップのような容器では、底部の折シ込み部は光分１
に殺菌ができない欠点がある。これに対して、強力な紫
外線ランプを使用する方法も一部にはあるが高価となる
。

本発Ｗ１４紘前記のような欠点を改善しようとするもの
で、水滴状殺菌液の残留を起むさずに！１時閘で効果的
な殺菌が行なえる殺菌装置を得ようとすることＫある。

このような目的を達成するために本発明状、容器の収容
部内壁にノズルから噴射すゐ殺菌液を噴霧させて容器の
収容部を殺菌する殺菌装置において、前記ノズルブロッ
ク体の形状を殺菌すべき容器の収容部形状と略相似形に
形作っておき、また、このノズルブロック体を容器材質
の融点を越えない温度に加熱させた状態で容器の収容部
に挿入して殺菌液　＊菌液ミストを噴射させるようにし
１ものである。

以下、実施例によシ本発明を説明する。

第２図は本発明の一実施例による容器の殺菌装置を示す
断面図である。この実施例におけるノズル２紘、あらか
じめ容器１０凹郁からなる収容部３の形状と略相似形と
し九ブロック体６として訃〈とともに１内郁に多数分岐
し先導孔７を設けて、ブロック体６の先端および周面等
に多数の噴射孔８を設妙ておき、多数の噴射孔８から同
時に殺菌液、１２曹液Ｚストを噴射するようになって−
る。

容器ｉｏ殺殺菌行なう際に゛は、ノズル２のプロッタ体
６部分を容器１の収容部３内に挿し込んだ後、殺菌液で
ある蒸気を破線て示すように６噴射孔８から噴射させて
容器１の収容部３０殺曹を行なう、この際、ノズル２０
ブロック体６は加熱しておく。この加熱方法祉、ノズル
２が容器ｌの上方に位置している際にヒータによって行
なう。すなわち、ノズル２が容器１の収容部３に降下挿
入する前の待機状態時に、環状と−タの中央に停止させ
てブロック体６を加熱する。を九、ノズル２にヒータを
内蔵させてブロック体６を加熱するような方法を採用し
てもよい。

前記ノズルの加熱温度は容器を熱的に損傷させるとと状
遊なければならないことから、少なくとも容器１の収容
部３の内壁を形作る物質の融点を越えない温度とする必
要がある。

まえ、ノズル２のブロック体″６の先端や馬面等Ｏ外周
両各部と容器１の収容部内壁面各部との間隔を略等間隔
にして蒸気釜噴射させる。

蒸気の噴射時間は数秒乃至は１験以下と極めて煙時間で
よい。

このような実施例によれば、ノズル２社加−熱されてい
る点、ノズル２の外周面と容器１の収容部′３の内壁面
との間隔が短かい点、ノズル２と収容部３との間隔が短
かいことからノズル２の先、端ブロック体６を収容部３
に挿入し九時点で容Ｉ！ｌの内壁面がノズル２の温度に
よって温度上昇する点、からしそ、噴射孔８から噴射さ
れる菖気紘凝縮して水滴とはならない。このため、従来
のよう表水滴付着は発生しない。まえ、客器自身が加熱
されることから、蒸気の噴射停止後にその熱によって容
器ＩＫ付着する微細水粒子状蒸発する。この結果、ノズ
ル２−の加熱温度、蒸気噴射量、ノズに２の収容部滞在
時間。

蒸気噴射タイミング等の条件を適ｍＫ遺択すれば、従来
性なっている次工程の乾燥作業を廃止することができ、
充填包装機への組み込みも可能となる。

まえ、この実施例で紘、ノズル２のブロック体６外周面
と収容部３の内壁面との間隔が略等間隔となっているこ
とと、ブロック体＠Ｋｔｉ多数の噴射孔８が設けられ、
収容部３の内壁各部に均一に蒸気が噴き付けられるよう
になっているため、殺菌ムラが発生せず、効果的＆殺菌
が行なえる。また、この結果、短時間ＯＩＩ気噴射でよ
く、蒸気の使用量も少なくなる。これら０ことから、殺
菌コストが低減される。

具体例としては、ポリエチレン、紙、ポリエチレン、ア
ル２ニウム箔、ポリエチレンの複舎材料にて、切断函が
内側に露出しないようＫｔＩツフ状に成形し、ラクトパ
シルス・ヘテロヒオチ（Ｌａｃｔｏｂａｅｉｌｌｕｓ　
ｂｅｔｅｒｏｈｉｏｃｈｉ　）　Ｈ−１株を内ＩＮＫ塗
布した容器を用いて、間歇送り円盤蓋充横機で、加熱温
度８０℃、蒸気噴射ａ８秒で殺菌し、高温短時間殺菌し
九清酒を常温充填したとζろ、１ケ月経過しても白濁が
認められず、良好な晶質を維持してｓ’　ｊ　、汚染曹
である火落菌が充分滅菌で１！えととが証明されえ。

！Ｔｈ、本発明紘飾記実施例に限定されず、本発−Ｏ技
術恩＠に基いて変形が可能である。九とえば、殺菌剤は
Ｈ，Ｏ，等でもよい。まえ、ノズルをボックス・モーシ
ョン作動にしてさらに殺菌の安全率を高めるようにして
もよい。また、容器形状としては、カップ、真空・圧空
成形品。

グーペルトップ容器、コンポジット罐、射出成形品等殆
どのものに適用できる。

さらに、第５図で示すように１カツプ等の７ランジ９を
有する容器ＩＫ対しては、ノズル２のブロック体６の一
部を伸ばしてフランジ１０を形作）、殺菌時、両７ラン
ジ９，１ｏを一時的に書着させて殺菌を行なえげ、容器
自社ある１！変の加圧状態となシ、殺菌効果が促進され
る。

以上のように１本発１ｊｌＫよれば水滴状殺菌液の残留
を起ζさずに８時間で効果的な殺菌が行なえることから
、充填包装機への組み込みも可能と１）、無菌包装シス
テムの生産コーストの低減化を図るととができる。

【図面の簡単な説明】

第ｆ＠は従来の殺菌装置を示す断面説明図、第２図は本
発明の一実施例による殺菌装置を示す断面説明図、第３
図は他の実施例の断面説明図である。１・・・容器、２・・・ノズル、３・・・収容部、４・
・・水滴、６・・・殺菌剤、６用ブロック体、８・・・
噴射孔、９．１０−・７ランジ。第１図第２図　　　　　第３１

Claims

【特許請求の範囲】（１）殺菌すべき容器の収容部形状と略相似形に形成し
、且つその周面に多数の噴射孔なＷｋ、＃Ｉｆてなるノ
ズルブロック体を、殺菌すべき容器の収容部内に挿入し
、前、記噴射孔よシ水蒸気殺菌液、まえは殺菌液ミスト
を噴射するようにしてなる容器の殺菌装置。０）　ノズルブロック体は、容器の少なくとも収容部内
壁を形作る物質の融点を越えない温度に加熱されてなる
特許請求の範囲第、１項記戦の容器の殺菌装置。（３）ノズルブロック体の外周部に１容器の収容部の入
口部を塞ぐフランジを設けてなる特許請求の範囲第１項
および第２項記載の容器０ｉｕｉ装置。