JPS5811608B2 - ズ−ムレンズ - Google Patents

ズ−ムレンズ

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JPS5811608B2
JPS5811608B2 JP14725677A JP14725677A JPS5811608B2 JP S5811608 B2 JPS5811608 B2 JP S5811608B2 JP 14725677 A JP14725677 A JP 14725677A JP 14725677 A JP14725677 A JP 14725677A JP S5811608 B2 JPS5811608 B2 JP S5811608B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
focal length
curvature
object side
radius
Prior art date
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Expired
Application number
JP14725677A
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English (en)
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JPS5480143A (en
Inventor
岡田洋光
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Optical Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Optical Co Ltd filed Critical Tokyo Optical Co Ltd
Priority to JP14725677A priority Critical patent/JPS5811608B2/ja
Publication of JPS5480143A publication Critical patent/JPS5480143A/ja
Publication of JPS5811608B2 publication Critical patent/JPS5811608B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は広角域から望遠域まで変倍可能なズームレンズ
に関する。
この様な画角変化の大きいズームレンズは、高性能化を
計ろうとするとレンズ系自体が大型化してしまい、特に
35朋サイズカメラ用ズームレンズとして考えた場合、
小型軽量化は性能悪化無くしては実現が極めて困難であ
る。
これは一般に発散レンズ群を配するいわゆるバリエータ
−の焦点距離が、小型軽量化を計るために極めて小さく
なってしまい、ズーム範囲の全域にわたって高性能を得
ることが出来ないためである。
例えば焦点距離が35mm〜100間、ズーム比約2.
8のズームレンズでは、大型化を防ぐためにパリフォー
カルレンズとして、ピント合わせはレンズ系全体の繰り
出しで行なうことや、焦点距離を35〜70mmとして
ズーム比を小さくして実用化されている現状にあり、い
ずれも高性能を維持するためのやむを得ない処置とされ
ていた。
本発明は、この様な従来の欠点を除去し、小型・軽量で
ありながらズーム範囲の全域にわたって極めて高性能な
ズームレンズを提供するもので、その特徴とするところ
は、全系を順に焦点距離f1なる収斂レンズ群と焦点距
離f2なる発散レンズ群と焦点距離f3なる収斂レンズ
群との3群によって構成し、前記f1とf3を一体で光
軸方向に線型又は非線型移動すると同時に、前記f2が
光軸方向に非線型又は線型移動して変倍と焦点位置を一
定に保つズームレンズにおいて、前記f1は物体側より
順に負レンズL1、正レンズL2および物体側に凸面を
向けた正メニスカスレンズL3の3成分を有し、L3の
物体側曲率半径を鴇とし、前記f2は物体側より順に2
つの負レンズL4.L5および物体側に凸面を向けた正
メニスカスレンズL6の3成分を有し、R4およびR5
の像側曲率半径をそれぞれR7,R9゜R6の物体側曲
率半径をR10とし、前記f3は物体側より順に正レン
ズL7、物体側に凸面を向けた2つの正メニスカスレン
ズL8.L9、負レンズ”10および正レンズ”11の
5成分を有し、Lloの像側曲率半径をR19とし、 (1) 0.4f、≧f3≧1f21 (2) 0.4f1≦R4≦0.6f1(3) 1
.8≦(1/R7+1/R9) I f21≦2.8(
4) 0.9≦1f21/R1o≦1.2(5)
2.2≦f s/ Rt 9≦2.6なる条件を有する
この様なズームレンズでは収斂レンズf3を光軸方向に
移動させることで、f3の使用倍率を変えることが出来
るので、収斂レンズf1と発散レンズf2との合成焦点
距離の変倍範囲を小さく出来る利点がある。
さらにflを光軸方向に移動可能とすることは、バリエ
ータ−の役目を有するf2の移動量を増すことと同じ意
味を持つので、それだけf2の焦点距離を長くしても、
レンズの大型化を防ぐことが出来る。
これらのことがらf2に対する収差補正上の負担を大巾
に軽減できるので、高性能化と小型軽量化の両方を満足
させ得るものである。
なお11群は合焦用に単独で繰り出ぜることは従来のズ
ームレンズと同様である。
次に上記限定条件の意味を述べると、(1)の条件は全
系の焦点距離配分に関し、小型軽量化とレンズ群を線型
および非線型に相対的位置関係を持たせて移動させるた
めのカムの製作を容易にする条件を示し、f3が上限を
こえる時はレンズ全長が大型化し、必然的に前玉有効径
も増大するため結果として極めて大きく、重量も増えて
好ましくない。
またf3が下限をこえる時は、所定のズーム比を得るの
にflとf3を一体で移動させることを不可能にしたり
、あるいは線型移動と非線型移動との相対的位置関係が
急激な変fヒを示すことで、カムの製作を極めて困難な
ものとしてしまう。
(2)の条件は主とじて歪曲のコマ収差の補正に有効な
もので、R4が上限をこえる時は歪曲のズーミング中の
変動中を小さく出来るが、像面が大きく内側へ湾曲する
ために、f2群以降で補正しても、コマ収差特に下光線
のコマ収差は補正不可能となってしまう。
またR4が下限をこえる時は、広角側で大きな樽型歪曲
が発生し、使用に耐えられないものとなる。
(3)の条件はズーミング中の球面収差と正弦条件の変
動中を少なくするための条件で、(1/R7+1/R0
)1f21が上限をこえる時は広角側の正弦条件は良好
になるが、望遠側で球面収差が極度にオーバーとなり補
正不可能となる。
(’/R7+’/R9) l f 21が下限をこえる
時は、広角側の正弦条件がアンダーになりすぎて不都合
な上、望遠側の球面収差が極度にアンダーとなり、これ
も正弦条件をくずさずに補正することが出来なくなる。
(4)の条件は、主としてズーミング中の球面収差、像
面湾曲、非点収差の変動を補正するのに有効であり、1
f21/ R10が上限をこえる時は、望遠側での球面
収差が極度にアンダーとなり、且つ高次の球面収差を発
生させてしまい不著13合となる。
l fez l/ Rt oが下限をこえる時は、望遠
側での球面収差はオーバーとなり、高次の球面収差の発
生を減少できる利点はあるが、広角側での球面収差の動
きが小さいために、ズーミングによる球面収差の変動中
が減小されない上に、広角側での像面がプラスに大きく
湾曲してしまうことになる。
(5)の条件は主として正弦条件に関するもので、11
群、f2群に対して前記(1)〜(4)の条件を適用し
てズーミング中の諸収差の変動中を充分補正した上で、
正弦条件のみを良好に保つことができる。
f s/R1oが上限をこえる時は極度の外向きコマ収
差を、f3/R19が下限をこえる時は極度の下向きコ
マ収差を発生させてしまい、ズーミング中の全域にわた
って高性能を保つことは不可能となってしまう。
以上の条件を満たした本発明による実施例として、35
mmサイズカメラ用に適用したものを示す。
実施例 1゜ 以上の実施例で絞り位置は、実施例1.の場合はR1□
とR18の中間に、実施例2.ではR1□の直前に置か
れ、また絞り径については、実施例1.ではズーミング
中固定、実施例2.ではズーミング中口径比を一定に保
つようにf3群の移動量と関連させて可変としである。
前記2つの実施例についての断面配置図を〔第1図〕お
よび〔第2図〕に示す。
また〔第3図〕は実施例1.の収差図、〔第4図〕は実
施例2.の収差図である。
これらのことから本発明によれは、ズーム範囲の全域に
わたって高性能を維持できることがわかる。
また実施例1.の場合、全長は広角端において、望遠端
における焦点距離の1.366×、実施例2.のそれは
1.395X、フィルター径はいづれの場合も67mm
中であり、広角域から望遠域まで変倍可能なズームレン
ズとしては、かなり小型軽量である。
さらに、本発明によれば前述の如く、従来例に比較して
バリエータ−としての発散レンズ群の焦点距離を長くで
き、しかも高性能が達成されるので、実際の加工、組立
て上のトラブルも少なくできる利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1.の広角状態における断面配置図。 第2図は実施例2.の広角状態における断面配置図。 第3図は実施例1.の収差図。第4図は実施例2.の収
差図。 第5図は実施例1..2.における各レンズ群の移動関
係を示す図。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 全系を順に焦点距離f1なる収斂レンズ群と焦点距
    離f2なる発散レンズ群と焦点距離f3なる収斂レンズ
    群との3群によって構成し、前記f1とf3を一体で光
    軸方向に線型又は非線型移動すると同時に、前記f2が
    光軸方向に非線型又は線型移動して変倍と焦点距離を一
    定に保つズームレンズにおいて、前記f1は物体側より
    順に負レンズL1、正レンズL2および物体側に凸面を
    向けた正メニスカスレンズL3の3成分を有し、L3の
    物体側曲率半径をR4とし、前記f2は物体側より順に
    2つの負レンズL4.L5および物体側に凸面を向けた
    正メニスカスレンズL6の3成分を有し、L4およびL
    5の像側曲率半径をそれぞれR7,Ro、 L6の物体
    側曲率半径をRIOとし、前記f13は物体側より順に
    正レンズL7、物体側に凸面を向けた2つの正メニスカ
    スレンズL8.L9、負レンズI’toおよび正レンズ
    L11の5成分を有しN LIOの像側曲率半径をR1
    9とし、 (1) 0.4f1≧f3≧1f21 (2) 0.4f1≦R4≦o、6f1(3) 1
    .8≦(1/ R7+1 / R9) l f21≦2
    .8(4) 0.9≦l f2 ’/R1o≦1.2(
    5) 2.2≦fy’R≦2.6 なる条件を満たすことを特徴とするズームレンズ。
JP14725677A 1977-12-09 1977-12-09 ズ−ムレンズ Expired JPS5811608B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14725677A JPS5811608B2 (ja) 1977-12-09 1977-12-09 ズ−ムレンズ

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JP14725677A JPS5811608B2 (ja) 1977-12-09 1977-12-09 ズ−ムレンズ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5480143A JPS5480143A (en) 1979-06-26
JPS5811608B2 true JPS5811608B2 (ja) 1983-03-03

Family

ID=15426109

Family Applications (1)

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JP14725677A Expired JPS5811608B2 (ja) 1977-12-09 1977-12-09 ズ−ムレンズ

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Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58137814A (ja) * 1982-02-12 1983-08-16 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 3群ズ−ムレンズのフオ−カシング方式
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JP2000347102A (ja) * 1999-06-04 2000-12-15 Konica Corp ズームレンズ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5480143A (en) 1979-06-26

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