JPS58111828A - エポキシ基含有ポリエステル樹脂の製造法 - Google Patents

エポキシ基含有ポリエステル樹脂の製造法

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JPS58111828A
JPS58111828A JP21387981A JP21387981A JPS58111828A JP S58111828 A JPS58111828 A JP S58111828A JP 21387981 A JP21387981 A JP 21387981A JP 21387981 A JP21387981 A JP 21387981A JP S58111828 A JPS58111828 A JP S58111828A
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JP
Japan
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polyester resin
epoxy
ester
acid
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JP21387981A
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Yugo Kumagai
熊谷 雄五
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Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はエポキシ基を有するポリエステル樹脂の新規な
製造法に関するものである。
近年、粉体塗料が省資源、無公害に効力を発揮する塗料
として脚光をあびてきている。
粉体塗料用素材としては当初、塩化ビニール樹脂、ポリ
エチレン樹脂に代表される熱硬化性樹脂が賞月された。
しかし最近は作業性、被膜特性に優れるエポキシ樹脂、
アクリル樹脂、ポリエステル樹脂などの熱硬化性樹脂が
粉体塗料用素材の中tc?になってきている。
エポキシ樹脂を素材とし九粉体塗料は防錆性を最大の特
長とするが耐候性が極端に劣る丸め屋外用途には適せず
、またアクリル樹脂を素材とした粉体塗料は耐候性に優
れるものの防錆性。
機械的特性が劣り、エポキシ樹脂8アクリル樹脂ともに
特性的に調和がとれない、これに対して種々の硬化剤が
組合せられるポリエステル樹脂を素材とした粉体塗料は
耐候性、防錆性及び機械的特性が程よく屋外用途、屋内
用途を問わず広く用いられるようになってきた。
ポリエステル樹脂の有する官能基がヒドロキシル基であ
る場合、ヒの樹脂と組合せる硬化剤としてはプシツク化
ポリイソシアネート化合物。
N−アシルポリラクタム化合物、アミノ樹脂が代表例と
してあげられるが、この硬化システムを用い九粉体塗料
は硬化時に、常温下で硬化剤の官能基を不活性にしてい
るブロック剤9例えばC−カプロラクタムやフェノール
など、あるいは縮合物1例えばメタノール、ブタノール
水が大気中に飛び出す丸め、粉体塗料の特長の1つであ
る無公害性に反する欠点や硬化被膜に発泡現象をひき起
むし1回の塗装で厚膜が得られない欠点をもつ。
ポリエステル樹脂の有する官能基がカルボキシル基であ
る場合、この樹脂と組合せる硬化剤としてはポリオキサ
ゾリン化合物、ポリエポキシ化合物があり、この硬化シ
ステムを用い九粉体塗料は、硬化時にブロック剤や縮合
物が飛び出さない点では理想的と言える。しかしポリオ
キサゾリン化合物を硬化剤とする粉体塗料は。
ポリオキサゾリン化合物が大気中の水分の影響で活性を
失いやすく、硬化剤としての役目をなさない欠点をもつ
。また、ポリエポキシ化合物としては一般的にビスフェ
ノール型エポキシ樹脂が用いられ、このビスフェノール
型エポキシ樹脂を硬化剤とする粉体塗料は、エポキシ当
量の小さいエポキシ樹脂例えばエピコー)828゜エピ
コート834(シェル社製品)などを用いてエポキシ樹
脂の添加量を少なくシ九タイプとエポキシ当量の大きい
エポキシ樹脂1例えばエピコート1004.エピコート
1007 (シェル社製品)などを用いてエポキシ樹脂
の添加量をポリエステル樹脂とほぼ同量にしたタイプと
がある。
エポキシ当量の小さいエポキシ樹脂を用い九タイプは、
耐候性は喪好なものの、エポキシ樹脂が液状であるため
粉体塗料の耐ブロッキング性が劣る。を九、エポキシ当
量の大きいエポキシ樹脂を用い九タイプは、耐ブロッキ
ング性の心配はないがエポキシ樹脂の添加量が多い丸め
耐候性が劣る。
理想的な粉体塗料用素材は、硬化時に揮発成分がなく、
かつ被膜特性、特に耐候性、防錆性。
機械的特性や耐プロツヤング性に優れるものである。し
かし、これまでの粉体塗料用素材は一長一短があり、満
足できるものはなく早急な解決が強く1i1まれてい喪
このような問題点を解決するものとして本発明者らは先
に、ポリエポキシ化合物とテレフタル酸モノアルキルエ
ステルとを反応させて得られるエポキシ基と、アルキル
エステル基を合わせもつエポキシエステル樹脂と、ヒド
ロキシル基含有ポリエステル樹脂とを反応させることを
特徴とするエポキシ基を含有するポリエステル樹脂の製
造法を提唱した。この方法で得られ良エポキシ基含有ポ
リエステル樹脂は稲々のポリカルボン酸と組合せること
により優れた特性(機械的特性、防錆性、耐候性、耐プ
ロツキン::1 グ性)を示したが、エポキシエステル樹脂を展性能を十
分発揮できない問題があつ九。本発明は副反応を抑制し
高濃度のエポキシ基を含有するポリエステル樹脂の製造
法を提供するものである。
すなわち9本発明はエポキシ基を少なくとも2個有する
ポリエポキシ化合物とテレフタル酸モノアルキルエステ
ルとを反応させて得られるエポキシ基とアルキルエステ
ル基を併有するエポキシエステル樹脂入)を一般式 (式中、R1,R,およびR1は水素、アルキル基。
シクロアルキル基ま九は芳香族基であり、これらは水素
を除き、置換されていてもよく、R1−R8は同一でも
異なっていてもよく、R4はアミノ。
カルバモイル、カルボニル、エーテルe含tr炭化水素
で形成される基、アルキル基、シクロアルキル基または
芳香族基であり、これらは置換されていてもよく、xは
C1,Br を九はlを示す) で表わされる触媒の存在下で製造し、ついでこれとヒト
セキシル基含有ポリエステル樹脂(B)とを反応させる
ことを特徴とするエポキシ基を有するポリエステル樹脂
の製造法に関する。
上記ポリエポキシ化合物とは1分子中に2個以上のエポ
キシ基を有する化合物であシ9例えば、ビスフェノール
Aなどのビスフェノールとエピクロルヒドリンと反応さ
せて得られるビスフェノール型エポキシ樹脂、水添ビス
フェノールAなどの水添ビスフェノールとエピクロルヒ
ドリンとの反応によって得られる水添ビスフェノール減
エポキシ樹脂、テレフタル酸ジグリシジルエステル、イ
ソフタル酸ジグリシジルエステル、ヘキサヒドロフタル
酸ジグリシジルエステル、テトラヒドロフタル酸ジグリ
シジルエステル、エンドメチレンテトラヒドロフタル酸
ジグリシジルエステル等のポリグリシジルエステル型エ
ポキシ樹脂、P−オキシ安息香酸グリシジルエステルエ
ーテル等のグリシジルエステルエーテル型エポキシ樹脂
、トリス−(2−エポキシプロビル)イソシアヌレート
、アクリル酸グリシジルエステルtiはメタクリル酸グ
リシジルエステルと他の共重合可能な不飽和単量体より
得られる好ましくは分子量a、ooo〜30,000の
オキシラン基を有するアクリル樹脂などがある。なかで
本、ビスフェノール型エポキシ樹脂。
これらの水添化物、トリス−(2−エポキシプロビル)
イソシアヌレート、テレフタル酸ジグリシジルエステル
が好適である。
まえ、テレフタル酸モノアルキルエステルとしては、テ
レフタル酸モノメチルエステル、テレフタル酸モノエチ
ルエステル、テレフタル酸モノブチルエステルが具体例
としてあげられるが工業的にはテレフタル酸モノメチル
エステルンジル基、フェネチル基等があり、これらはさ
らに置換されていてもよく、また、芳香族基としてはフ
ェニル基、置換された芳香族基として上記一般式で表わ
される触媒としては、塩化ドデシルトリメチルアンモニ
ウム、塩化ジドデシルジメチルアンモニウム、塩化トリ
ドデシルメチルアンモニウム、塩化ドデシルトリフェニ
ルアンモニウム、塩化ドデシルジフェニルアンモニウム
、塩化ジメチルジ−n−テトラデシルアンモニウム、塩
化ジメチルジ−n−ヘキサデシルアンモニウム、塩化ジ
メチルジー〇−オクタテシルアンモニウム、塩化ドデシ
ルジメチル(2−フェノキシエチル)アンモニウム、塩
化ベンジルジメチルフェニルアンモニウム、[化ベンジ
ルトリエチルアンモニラ’t−、塩化ベンジル〔(ドデ
シルカルバモイルメチル)ジメチル〕アンモニウム並び
K C1t Br、 Iに置換した臭化物、沃化物など
がある。なかでもペンジルジメチルアルキルアンモニヴ
ムの塩化、臭化、沃化物が効果が大きく1%に塩化(あ
るいは臭化。
沃化)ベンジルドデシルジメチルアンモニウムが適して
いる。
2  ポリエポキシ化合物とテレフタル酸モノアルキル
エステルの割合は、エポキシ基とカルボキシル基が反応
して得られたエポキシエステル樹脂(3)がエポキシ基
を少なくとも1個有するようにしなければならない。そ
のためにテレフタル酸モノ低級アルキルエステル/ポリ
エポキシ化合物(当量比)が1/n−n−1/n (友
だし。
nはポリエポキシ化合物の一分子中の平均エポキシ基数
である。)になるような割合で反応させることが好まし
い。この範囲外でもよいが未反応のポリエポキシ化合物
が多量に残存しえり。
得られるエポキシエステル囚の工゛ポキシ基数が少なく
なりすぎると好ましくない。
触媒の添加量はポリエポキシ化合物とテレフタル酸モノ
アルキルエステルの総量に対して(耐食性、耐湿性など
)に悪影響を及ぼすなど好ましい結果が得られない。
ポリエポキシ化合物とテレフタル酸モノアルキルエステ
ルの反応は上記触媒の存在下50℃〜200℃、好まし
くは70℃〜150℃の温度で行なえばよく、副反応の
発生は実質上抑えられる。
本発明のとドルキシル基含有ポリエステル樹脂(Blの
構成成分は特に制限はなく周知の原料が使用できる。カ
ルボン酸としては、マロン酸。
コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、アゼライン酸、セ
パシン酸、ダイマー酸、フタル酸、イソフタル酸、イソ
フタル酸ジメチルエステル。
テレフタル酸、テレフタル酸モノメチルエステル、テレ
フタル酸ジプチルエステル、テレフタル酸ジメチルエス
テル、テトラヒドロフタル酸。
メチルテトラヒドロフタル酸、ヘキサヒドロフタル酸、
メチルへキサヒドロフタル酸、エンドメチレンテトラヒ
ドロ7タル酸、エンドメチレンへキサヒドロフタル酸、
ナフタレンジカルボン酸、ジフェノール酸、トリメリッ
ト酸、ピロメリット酸、トリメシン酸、シクロペンタン
ジカルボン酸、 亀3.’4.4’−ベンゾフェノンテ
トラカルボン酸、1,2.&4−ブタンテトラカルボン
酸、&2’−ビス−(4−カルボキシフェニル)プロパ
ン、トリメリット酸無水物と44′−ジアミノフェニル
メタンから得られるジイミドカルボン酸、トリス−(β
−カルボキシエチル)イソシアヌレート、インシアヌレ
ート環含有ポリイソシアヌレートとトリメリット酸無水
物から得られるイソシアヌレート項含有ポリイミドポリ
カルボン酸1例えばトリレンジイソシアネート、キシリ
レンジイソシアネート又はインホロンジイソシアネート
の3量化反応体とトリメリット酸無水物から得られるイ
ンシアヌレート項含有ポリイミドポリカルボン酸などが
あり、これらの1種又は2種以上が使用′される。アル
コールとしては、エチレングリコール、ジエチレングリ
コール、トリエチレングリコール、ホリエチレングリコ
ール、プロピレングリコール。
ジプロピレングリコール、イソペンチルグリコール、水
添ビスフェノールA、1.3−ブタンジオール、1.4
−ブタンジオール、1.6−ヘキサンジオール、ネオペ
ンチルグリコール、キシリレングリコール、1.4−シ
クロヘキサンジメタツール、グリセリン、トリメチロー
ルエタン。
トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、ビス
−(β−ヒドロキシエチル)テレフタレー)、)!Jス
ス−β−ヒドロキシエチル)イソシアヌレート、2,2
.4−)リメチルペンタン−1,3−ジオールなどがあ
る。オキシカルボン酸としては、p−オキシ安息香酸、
バニリン酸。
p−ヒトU中ジメチル安息香酸、5−ヒドロキシイソフ
タル酸、ジメチロールプロピオン酸。
リンゴ酸9m石酸などがある。これらの原料は。
そのエステル形成性誘導体として使用することができる
。これらO原料はOH基/C0OH基(当量比、ζこで
OH基およびC0OH基のエステル形成性の基に鱒導さ
1れ九ものは、それぞれOH基およびC0OH基とみな
す。)が1/1以上、好ましくは1.03/1以上にな
るような割合で使用される。得られるヒドロキシル基含
有ポリエステル樹脂の酸価は20(KO)(ダ/7)以
下、好ましくは10 (KOHav/P)以下にi九ヒ
ドロキシル価は20〜200Kfiるようにする。酸価
が20 (KOHWI/l )を越えるとポリエステル
樹脂囚を添加し友際、カルボキシル基との反応で消費さ
れるエポキシ基数が多く、エポキシ基含有ポリエステル
樹脂のエポキシ含有量が少なくなり好ましくない。ヒド
ロキシル価が20未満では9反応させるエポキシエステ
ル樹脂(3)の配合量が少なくなる丸め、最終的に得ら
れるエポキシ基含有ポリエステル樹脂の架橋点が少なく
なシ、i九、ヒドロキシル価が2o。
を越えると7レキシピリテイが低下して好ましくない。
ヒドロキシル基含有ポリエステル樹脂(B)は例えば次
のようにして製造される。原料を反応容器に仕込み、不
活性ガス例え・ば窒素ガスを吹き反応系外に除去する。
反応開始から数時間経過後、温度を200〜250℃に
上昇させ反応を促進してヒドロキシル基を含有するポリ
エステル樹脂(B)を得る。更に反応を促進するKは9
反応がエステル化反応である場合はジブチル錫ジラウレ
ート、ジプチル錫オキサイドのような有機金属やテトラ
ブチルチタネートに代表される金属アルコキシドの触媒
を全原料仕込み量に対して0.1〜1質量−使用し、1
&、反応がエステル交換反応である場合は酢酸亜鉛、酢
酸カルシウム、酢酸鉛、酢酸マグネシウムのような金属
酢酸塩、酸化亜鉛、酸化アンチモンのような金属酸化物
や金属アルコキシドの触媒を全原料仕込み量に対して0
.005〜O,Q5質量優使用するのが有効である。
、上記エポキシエステル樹脂(4)とヒドロキシル基含
有ポリエステル樹脂を反応させてエポキシ基含有ポリエ
ステル樹脂を製造するには両者をエステル交換触媒の存
在下に好ましくは窒素ガに除去しながら反応させられる
このようKして得られるエポキシ基含有ポリエステル樹
脂を粉体塗料用素材とする九めKは軟化点が50〜20
0℃、好ましくは70〜150℃になるように調整する
必要がある。そのため本発明により得られるエポキシ基
を有するポリエステル樹脂中芳香族カルボン酸(芳香族
オキシカルボン域を使用する場合は芳香族オキシカルボ
ン酸も含む)は全カルポジ績中少なくとも70モル優で
あることが好ましい、得られる樹脂の軟化点が50℃よ
り低くては粉末化がしにくい、あるいは粉末化した樹脂
が凝集して固化しやすい、あるいはこれを用いた粉体塗
料は耐プロ、ツキング性が劣る。を九、逆に高すぎて4
好ましくなく200℃を越えるものは粉末化が困離であ
る。またこれを用いた粉体塗料は平滑性が劣る。
t7’L、上記エポキシエステル樹脂(4)とヒ)I 
にするのが望ましい。囚/(B)が20/80未満では
エポキシ基数が少なく架橋密度が上がらず。
(A)/(B)が80/20を越えると7レキシビリテ
イが低下する。
本発明の方法によって製造されるエポキシ基含有ポリエ
ステル樹脂は粉体塗料用素材などとして好適に用いられ
1例えばセバシン酸、ドデカン二酸゛、カルボキシル基
含有ポリエステル樹脂、カルボキシル基含有アクリル樹
脂などの硬化剤と組み合わせられる。
以下に本発明の実施例を示す。
実施例1 (1)エポキシエステル樹脂(4) 構 成 成 分  仕込量(質量)モル数エピコート8
28(注1)7602 (注1)ビスフェノール型エポキシ樹脂、エポキシ轟量
184〜1941分子量380 上記成分を反応容器に入れ、90℃で5時間反応させて
エポキシ基とメチルエステル基を併有するエポキシエス
テル樹脂(3)を得喪。副反応による生成物は5−であ
った。
(11)  ヒドロキシル基含有ポリエステル樹脂(B
)構 成 成 分   仕込量(質量) モル数テレフ
タル酸ジメチルエステル  640     &3ネオ
ペンチルグリコール  431   411.6−ヘキ
サンジオール   8   α07トリメチロールプロ
パン   13   α1酢酸亜鉛(触媒)     
  l 上記成分を反応容器に入れ、剛生するメタノールを反応
系外に除去しながら170℃で3時間保温した後、約6
時間かけて温度を220℃に上げて反応を進めヒドロキ
シル価100のポリエステル樹脂(B)を得た。
(lii)  エポキシ基含有ポリエステル樹脂構 成
 成 分     仕込量(質量)エポキシエステル樹
脂(A)     1120ポリエステル樹脂(B) 
      1120テトラブチルチタネート    
  2上記成分を反応容器に仕込み200℃でエステル
交換反応を進めエポキシ当量1088.軟化点(11球
法)98℃のエポキシ基含有ポリエステル樹脂を得え。
Ov)  塗料化(応用例) 塗 料 組 成     組成比(質量)エポキシ基含
有ポリエステル樹脂  4&0ベンゾイン     α
5 ルチル型チタン白       45.02−メチルイ
ミダゾール     0.1上記組成をミキサーで1.
00Orpm、10分間トライブレンドし喪後、ブス社
製コーダーPR−46で溶融混練した。
混線物を速やかに冷却後、粉砕9分級して150メツシ
ユ以下の粉体塗料を得九。この粉体塗料をリン酸亜鉛処
理鋼板上に60μmになるように静電スプレー塗装を行
ない160℃で20分間焼付けして試験片を得喪。
硬化被膜の特性及び粉体塗料の耐ブロッキング性を表1
に示す。
(注2) カルボキシル基含有ポリエステル樹脂は次のようにして
製造されたものである。
構 成 成 分  仕込量(質量)モル数上記■成分を
反応容!に入れ、180℃で5時間1次いで220℃で
10時間反応を進め丸後、■成分を加え220℃で10
時間反応させて酸価49 (KOHw9/P ) 、軟
化点116℃のカルボキシル基含有ポリエステル樹脂を
得え。
実施例2 (1)  エポキシエステル樹脂(A)構 成 成 分
   仕込量(質量) モル数テレフタル酸モノメチル
エステル 36o    2上記成分を反応容器に入れ
ioo’cで2時間反応させてエポキシ基とメチルエス
テル基を併有するエポキシエステル樹脂(3)を得え。
副反応による生成物は3−であっ九。
(II)  ヒドロキシル基含有ポリエステル樹脂(B
)実施例1と全く同様にし九。
(Ill)  エポキシ基含有ポリエステル樹脂構 成
 成 分    仕込量(質量)エポキシエステル樹脂
(A)     954夾施例1のポリエステル樹脂(
B)   1120テトラブチルチタネート     
 2上記成分を反応容器に仕込み2oo℃でエステル交
換反応を進めエポキシ当量5o3.軟化点110℃のエ
ポキシ基含有ポリエステル樹脂を得九。
(1v)塗料化(応用例) 塗 料 組 成     組成比(質量)エポキシ基含
有ポリエステル樹脂   30.0モダフロー    
    0.7 ペンゾイン        α5 ルチル型チタン白       45.02−メチルイ
ミダゾール     0.1上記組成で他は実施例1と
同様の方法で塗料化し、試験片を得た。
実施例3 +11  エポキシエステル樹脂(3)実施例1.2と
全く同様にした。
(11)  ヒドロキシル基含有ポリエステル樹脂(B
)構 成 成 分   仕込量(質量) モル数テレフ
タル酸ジメチルエステ  655    &4ル ネオペンチルグリコール  385    :11.7
1.6−ヘキサンジオール   35   0.31.
4−シクロへ中サンジメタツール 15    0.1
トリメチロールエタン    12   0.1酢酸亜
鉛(触媒)       1 上記成分を反応容器に入れ、実施例1と同じ条件で反応
を進めヒドロキシル価110のポリエステル樹脂(B)
を得九。
(It)  エポキシ基含有ポリエステル樹脂構 成 
成 分    仕込量(質量)実施例1のエポキシエス
テル樹脂tA)   560実施例2のエポキシエステ
ル樹脂(B)   477ポリエステル樹脂(B)  
    1000テトフブチルチタネート      
2上記成分を反応容器に仕込み220℃でエステル交換
反応を進めエポキシ当量679.軟化点101℃のエポ
キシ基含有ポリエステル樹脂を得九。
実施例4 (1)エポキシエステル樹脂(A) 実施例1と全く同様にし九。
(11)  ヒドロキシル基含有ポリエステル樹JII
IB)構 成 成 分   仕込量(質量)モル数テレ
フタル酸ジメチルニス   677    &5チル ネオペンチルグリコール  380    &71.6
−ヘキサンジオール   12   0.1トリメチロ
ールエタン    13   0.1酢酸亜鉛(触媒)
       1 上記成分を反応容器に入れ、実施例1と同じ条件で反応
を進めヒドロキシル価74のポリエステル樹脂(B)を
得た。
(iii)  エポキシ基含有ポリエステル樹脂構 成
 成 分     仕込量(質量)実施例1のエポキシ
エステル[1(A)   1120ポリエステル樹脂(
B)       I g 00テトラブチルチタネー
ト       2上記成分を反応容器に仕込み220
℃でエステル交換反応を進めエポキシ当量1278.軟
化点114℃のエポキシ基含有ポリエステル樹脂を得た
Ov)  塗料化(応用例) 塗 料 組 成     組成比(質量)エポキシ基含
有ポリエステル樹脂  90.0ドデカン二酸    
      10.0モダフロー       0.7 ベンゾイン        α5 ルチル型チタン白       45.02−メチルイ
ミダゾール     0.1上記組成で、実施例1と同
様にして塗料化し。
試験片を得た。
比較例1 (11エポキシエステル樹脂(3) 実施例1(1)のエポキシエステル樹脂(4)の構成成
分から触媒(塩化ベンジルドデシルジメチルアンモニウ
ム)を除き160℃で30分間反応させた。エポキシニ
スチル樹脂(3)に含まれる副反応による生成物は40
−で娶った。
(1)  ヒドロキシル基、エポキシ基含有ポリエステ
ル樹脂の製造及び塗料化は実施例1と全く同様とした。
比較例2 (1)  カルボキシル基含有ポリエステル樹脂構 成
 成 分   仕込量(質量)モル数@ トリメリット
酸無水物  64   α3上記■成分を反応容器に入
れ、180℃で5時間9次いで反応温度を220℃に上
げて反応を進め九。反応温度を180℃に下げ@成分を
加えて2時間反応させ酸114G(KOHダ/?)。
軟化点120℃のカルボキシル基含有ポリエステル樹脂
を得た。
(11塗料化 塗 料 組 成     組成比(質量)カルボキシ福
含有ポリエステル樹脂 8&0エピコート828   
    12Oベンゾイン     0.5 ルチル型チタン白       45.02−メチルイ
ミダゾール     α1上記組成で、実施例1と同様
にして塗料化し。
試験片を得え。
比較例3 (1)  カルボキシル基含有ポリエステル樹脂構 成
 成 分    仕込量(質量)モル数上記■成分を反
応容器に入れ、180℃で5時間9次いで220℃で1
0時間反応を進めた後、@成分を加え220℃で反応を
進めて酸価50(KOH■/?)、軟化点117℃のカ
ルボキシル基含有ポリエステル樹脂を得た。
(11)塗料化 塗 料 組 成     組成比(質量)カルボキシル
基含有ポリエステル樹脂s o、 。
エピコート1004       50.0モダフロー
           α7ベンゾイン       
   α5 ルチル型チタン白       4&02−メチルイミ
ダゾール     α1上記組成で、実施例1と同様に
して塗料化し。
試験片を得九。
(1)60度鏡面反射率 (2)荷重500F (3)  ツルトスプレ試験:(35℃、51NaCJ
)500時間後のセロテープはく離幅。
(4)サンシャインウエザオメータ試験=300時間後
の光沢保持率。
(5135℃、7日間放置後の状態 評価基準 ○:わずかな衝撃で粉体塗料が流動する状態。
Δ:軽い衝撃で粉体塗料が流動するものの、塗料中に小
さな塊がみられる状 態。
×:全体が塊になっている状態。
本斃明は官能基がエポキシ基であるポリエステル樹脂の
新規な製造法に関するものであシ1本発明により得られ
るポリエステ、ル樹脂は、特に粉体塗料用素材に適して
いる1本発明によシ得られるポリエステル樹脂を素材と
し圧粉体塗料は低温硬化性、横槍的特性(エリクセン、
インパクト)。
防錆性、耐候性に優れ、1+耐ブロツキング性にも優れ
るものである。
227

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 !、エポキシ基を少なくとも2個有するポリエポキシ化
    合物とテレフタル酸モノアルキルエステルとを反応させ
    て得られるエポキシ基とアルキルエステル基を併有する
    エポキシニス(式中、R,、R,およびRsは水素、ア
    ルキル基、シクaアルキル基または芳IP族基であり。 これらは水素を除き、置換されていてもよく。 粗〜R,は同一でも異なっていてもよく、R4はアミノ
    、カルバモイル、カルボニル、エーテルを含む炭化水嵩
    で形成される基、アルキル基、シクロアルキル基、t*
    は芳香族基であ)、これらは置換されていてもよく、X
    はC1@Brまたは1を示す) で表わされる触媒の存在下で製造し、ついでこれとヒド
    ロキシル基含有ポリエステル樹脂(B)とを反応させる
    ことを特徴とするエポキシ基を有するポリエステル樹脂
    の製造法。 2 エポキシ基含有ポリエステル樹脂が、全カルボン酸
    成分中、芳香族カルボン酸(芳香族オキシカルボン酸を
    使用する場合は芳香族オキシカルボン酸も含む)を少な
    くとも70モル−含むエポキシ基含有ポリエステル樹脂
    である特許請求の範囲第1項記戦のポリエステル樹脂の
    製造法。 λ エポキシ基含有ポリエステル樹脂が、軟化点が50
    〜200℃のエポキシ基含有ポリエステル樹脂である特
    許請求の範1i#1項又は第2項記載のポリエステル樹
    脂の製造法。 4、 ポリエポキシ化合物が、ビスフェノール置エポキ
    シ樹脂、水添ビスフェノール型エポキシ樹脂、)9スー
    (2−エポキシプロビル)インシアヌレート、テレフタ
    ル酸ジグリシジルエステルの群から選ばれ九少なくとも
    1種の化合物である特許請求の範囲第1項、第2項ま九
    は第3項記載のポリエステル樹脂の製造法。 翫 テレフタル酸モノアルキルエステルがテレフタル酸
    モノメチルエステルである特許請求の範囲第1項、第2
    項、第3項または第4項記載のポリエステル樹脂の製造
    法。 6、触媒が、ベンジルジメチルアルキル(炭素数1〜2
    0)アン毫ニウムの塩化物、臭化物1九は沃化物である
    特許請求の範囲第1項。 第2項、第3項、第4項または第5項記載のポリエステ
    ル樹脂の製造法。 7、触媒が、ベンジルドデシルジメチルアンモニウムの
    塩化物、臭化物i九は沃化物である特許請求の範囲第1
    項、第2項、第3項、第4項または第5項記載のポリエ
    ステル樹脂の製造法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6375077A (ja) * 1986-09-18 1988-04-05 Hodogaya Chem Co Ltd 静電塗装用樹脂粉体組成物

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JPS6375077A (ja) * 1986-09-18 1988-04-05 Hodogaya Chem Co Ltd 静電塗装用樹脂粉体組成物

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