JPS6040448B2 - 熱硬化性樹脂組成物 - Google Patents
熱硬化性樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS6040448B2 JPS6040448B2 JP13132880A JP13132880A JPS6040448B2 JP S6040448 B2 JPS6040448 B2 JP S6040448B2 JP 13132880 A JP13132880 A JP 13132880A JP 13132880 A JP13132880 A JP 13132880A JP S6040448 B2 JPS6040448 B2 JP S6040448B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acid
- polyester resin
- resin composition
- ester
- terephthalic acid
- Prior art date
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- Expired
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Epoxy Resins (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、機械的特性の極めて優れた硬化被膜を提供す
る特に粉体塗料に有用な熱硬化性樹脂組成物に関するも
のである。
る特に粉体塗料に有用な熱硬化性樹脂組成物に関するも
のである。
粉体塗料は、従来の溶剤型塗料に比べて火災の危険性,
公害問題,省資源,省力化などの点で優れており、適用
分野は塗料性能,塗料設備,塗装技術の長足な進歩も手
伝い家電製品や自動車の塗装まで広がってきている。
公害問題,省資源,省力化などの点で優れており、適用
分野は塗料性能,塗料設備,塗装技術の長足な進歩も手
伝い家電製品や自動車の塗装まで広がってきている。
当初,粉体塗料としては塩化ビニール系,ナイロン系,
ポリエチレン系などの熱可塑タイプが使用されてきたが
、最近は硬化被膜特性,作業性に優れるェポキシ樹脂系
,アクリル樹脂系,ポリエステル樹脂系の熱硬化タイプ
が主流になってきている。
ポリエチレン系などの熱可塑タイプが使用されてきたが
、最近は硬化被膜特性,作業性に優れるェポキシ樹脂系
,アクリル樹脂系,ポリエステル樹脂系の熱硬化タイプ
が主流になってきている。
とりわけポリエステル樹脂系は種々の硬化剤と絹合せる
と特徴ある粉体塗料が得られることから、将来性が期待
されている。ポリエステル樹脂の硬化剤としては、ポリ
エステル樹脂の有する官能基が主としてヒドロキシル基
の場合は、ブロック化ポリィソシアネート化合物,アミ
ノ樹脂などがあり、官能基が主としてカルボキシル基の
場合はポリェポキシ化合物,ポリオキサゾリン化合物な
どがある。
と特徴ある粉体塗料が得られることから、将来性が期待
されている。ポリエステル樹脂の硬化剤としては、ポリ
エステル樹脂の有する官能基が主としてヒドロキシル基
の場合は、ブロック化ポリィソシアネート化合物,アミ
ノ樹脂などがあり、官能基が主としてカルボキシル基の
場合はポリェポキシ化合物,ポリオキサゾリン化合物な
どがある。
ポリエステル樹脂のヒドロキシル基をブロック化ポリイ
ソシアネート化合物で硬化させる粉体塗料は平滑性、化
学的貯蔵安定性を特長とする反面、暁付け時に常温下に
おいて硬化剤を不活性にしているブロック剤,例えばご
−カプロラクタムやフェノールなどが放出されるため衛
生上,公害防止上好ましくない。又、厚膜にすると被膜
に発泡現象をひき起こし、1回の塗料で厚膜が得られる
と言う粉体塗料の最大の特長が生かせられない欠点をも
つ。ポリエステル樹脂のヒドロキシル基をアミノ樹脂で
硬化させる粉体塗料は、使用するアミノ樹脂が常温で液
状やワックス状であるため、アミノ樹脂の使用量が少な
くても粉体塗料がブロッキングする重大な欠点を有する
。又、低級アルコールやホルマリンなどが放出され、衛
生上,公害防止上好ましくない。ポリエステル樹脂のカ
ルボキシル基をポリオキサゾリン化合物で硬化させる粉
体塗料は、ポリオキサゾリン化合物が大気中の水分の影
響で活性を失いやすく塗料の役目をなさない欠点を有す
る。
ソシアネート化合物で硬化させる粉体塗料は平滑性、化
学的貯蔵安定性を特長とする反面、暁付け時に常温下に
おいて硬化剤を不活性にしているブロック剤,例えばご
−カプロラクタムやフェノールなどが放出されるため衛
生上,公害防止上好ましくない。又、厚膜にすると被膜
に発泡現象をひき起こし、1回の塗料で厚膜が得られる
と言う粉体塗料の最大の特長が生かせられない欠点をも
つ。ポリエステル樹脂のヒドロキシル基をアミノ樹脂で
硬化させる粉体塗料は、使用するアミノ樹脂が常温で液
状やワックス状であるため、アミノ樹脂の使用量が少な
くても粉体塗料がブロッキングする重大な欠点を有する
。又、低級アルコールやホルマリンなどが放出され、衛
生上,公害防止上好ましくない。ポリエステル樹脂のカ
ルボキシル基をポリオキサゾリン化合物で硬化させる粉
体塗料は、ポリオキサゾリン化合物が大気中の水分の影
響で活性を失いやすく塗料の役目をなさない欠点を有す
る。
これらに対し、ポリエステル樹脂のカルボキシル基をポ
リェポキシ化合物で硬化させる粉体塗料は、カルボキシ
ル基とオキシラン基の付加反応であるため、ブロック剤
やアルコールなどの揮発分がない上、常温下で安定であ
り理想的な粉体塗料と言える。ポリェポキシ化合物と組
合せるポリエステル樹脂の官能基はカルボキシル基でな
ければならないが、従来、このようなポリエステル樹脂
の製造法としては、カルボン酸成分とアルコール成分の
割合をアルコール成分が過剰になるようにして反応を進
め、一旦官能基がヒドロキシル基であるポリエステル樹
脂を製造後、フタル酸無水物、トリメリット酸無水物、
ピロメリット酸水物などの芳香族系酸無水物を添加して
官能基をヒドロキシル基からカルボキシル基に変換する
方法が一般的であつた。
リェポキシ化合物で硬化させる粉体塗料は、カルボキシ
ル基とオキシラン基の付加反応であるため、ブロック剤
やアルコールなどの揮発分がない上、常温下で安定であ
り理想的な粉体塗料と言える。ポリェポキシ化合物と組
合せるポリエステル樹脂の官能基はカルボキシル基でな
ければならないが、従来、このようなポリエステル樹脂
の製造法としては、カルボン酸成分とアルコール成分の
割合をアルコール成分が過剰になるようにして反応を進
め、一旦官能基がヒドロキシル基であるポリエステル樹
脂を製造後、フタル酸無水物、トリメリット酸無水物、
ピロメリット酸水物などの芳香族系酸無水物を添加して
官能基をヒドロキシル基からカルボキシル基に変換する
方法が一般的であつた。
しかし、この方法で製造されるポリエステル樹脂は、末
端基になる成分が無水物を形成しうる化合物に限定され
るため、その末端カルボキシル基がベンゼン環の非対称
位置に結合したものしか得られず、このポリエステル樹
脂を用いた粉体塗料は性能面,特に機械的特性において
満足できるものではなかった。
端基になる成分が無水物を形成しうる化合物に限定され
るため、その末端カルボキシル基がベンゼン環の非対称
位置に結合したものしか得られず、このポリエステル樹
脂を用いた粉体塗料は性能面,特に機械的特性において
満足できるものではなかった。
組成的にみて機械的特性はフタル酸,ィソフタル酸,ト
リメリット酸などより構造的に対称形であるテレフタル
酸の方が格段に優れることがわかっているが、上記のよ
うな方法および別の製造法としてカルボン醸成分とアル
コール成分の割合がカルボン酸成分が過剰になるように
して、カルボキシル基を分子末端に取り入れる方法は、
テレフタル酸が通常の製造条件下では熔解せず、反応を
進めても未反応物として樹脂中に残存してしまうため製
造法として採用できなかった。従って、未だ満足できる
熱硬化性樹脂組成物が得られず。早急な解決が望まれて
いた。本発明者らは、機械的特性に優れた硬化被膜を提
供する熱硬化性樹脂組成物を開発すべく、鋭意研究を重
ねた結果、本発明を成すに至った。
リメリット酸などより構造的に対称形であるテレフタル
酸の方が格段に優れることがわかっているが、上記のよ
うな方法および別の製造法としてカルボン醸成分とアル
コール成分の割合がカルボン酸成分が過剰になるように
して、カルボキシル基を分子末端に取り入れる方法は、
テレフタル酸が通常の製造条件下では熔解せず、反応を
進めても未反応物として樹脂中に残存してしまうため製
造法として採用できなかった。従って、未だ満足できる
熱硬化性樹脂組成物が得られず。早急な解決が望まれて
いた。本発明者らは、機械的特性に優れた硬化被膜を提
供する熱硬化性樹脂組成物を開発すべく、鋭意研究を重
ねた結果、本発明を成すに至った。
すなわち、本発明は、風力ルボキシル基末端ポリエステ
ル樹脂のカルボキシル基の少なくとも60%がテレフタ
ル酸モノ低級アルキルェステル成分のカルボキシル基で
占められる酸価10〜200(KOHの9/夕)のポリ
エステル樹脂と‘B}ポリェポキシ化合物を含有してな
る熱硬化性樹脂組成物に関する。本発明の胸成分はテレ
フタル酸モノ低級ァルキルェステルを用いて分子末端に
カルボキシル基を導入した酸価が10〜200、好まし
くは20〜150であり、ポリエステル樹脂であって、
カルボキシル基の少なくとも60%がテレフタル酸モノ
低級ァルキルェステル成分のカルボキシル基によって占
められるものである。また、粉体塗料に使用するために
は、軟化点が70〜15000、特に90〜130oo
であることが好ましい。このポリエステル樹脂は、酸価
が10未満では、硬化性が不充分となり、200を越え
るとフレキシビリティが低下する傾向にある。また、カ
ルボキシル基の少なくとも60%がテレフタル酸モノ低
級アルキルェステル成分のカルボキシル基で占められな
いと機械特性が低下する。なお、ここでテレフタル酸モ
ノ低級アルキルェステルとしては、テレフタル酸モノメ
チルェステル、テレフタル酸モノェチルェステル、テレ
フタル酸モノブチルェステルなどがあり、工業的にはテ
レフタル酸モノメチルェステルが適している。また軟化
点は7000未満では粉体塗料としたとき耐ブロッキン
グ性が劣る。そのため芳香族カルボン醸成分(芳香族オ
キシカルボン酸を含む)を全てカルボン酸成分(オキシ
カルボン酸を含む)中少なくとも70モル%とするのが
好ましい。逆に軟化点が高すぎても好ましくなく150
ooを越えると平滑性が低下する。本発明のポリエステ
ル樹脂の構成成分であるカルボン醸成分としては特に制
限はなく周知の原料が使用できる。
ル樹脂のカルボキシル基の少なくとも60%がテレフタ
ル酸モノ低級アルキルェステル成分のカルボキシル基で
占められる酸価10〜200(KOHの9/夕)のポリ
エステル樹脂と‘B}ポリェポキシ化合物を含有してな
る熱硬化性樹脂組成物に関する。本発明の胸成分はテレ
フタル酸モノ低級ァルキルェステルを用いて分子末端に
カルボキシル基を導入した酸価が10〜200、好まし
くは20〜150であり、ポリエステル樹脂であって、
カルボキシル基の少なくとも60%がテレフタル酸モノ
低級ァルキルェステル成分のカルボキシル基によって占
められるものである。また、粉体塗料に使用するために
は、軟化点が70〜15000、特に90〜130oo
であることが好ましい。このポリエステル樹脂は、酸価
が10未満では、硬化性が不充分となり、200を越え
るとフレキシビリティが低下する傾向にある。また、カ
ルボキシル基の少なくとも60%がテレフタル酸モノ低
級アルキルェステル成分のカルボキシル基で占められな
いと機械特性が低下する。なお、ここでテレフタル酸モ
ノ低級アルキルェステルとしては、テレフタル酸モノメ
チルェステル、テレフタル酸モノェチルェステル、テレ
フタル酸モノブチルェステルなどがあり、工業的にはテ
レフタル酸モノメチルェステルが適している。また軟化
点は7000未満では粉体塗料としたとき耐ブロッキン
グ性が劣る。そのため芳香族カルボン醸成分(芳香族オ
キシカルボン酸を含む)を全てカルボン酸成分(オキシ
カルボン酸を含む)中少なくとも70モル%とするのが
好ましい。逆に軟化点が高すぎても好ましくなく150
ooを越えると平滑性が低下する。本発明のポリエステ
ル樹脂の構成成分であるカルボン醸成分としては特に制
限はなく周知の原料が使用できる。
上記したテレフタル酸低級アルキルェステル以外の具体
例としてはマ。ン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン
酸、アゼラィン酸、セバシン酸、ダィマー酸、フタル酸
、ィソフタル酸ジメチルェステル、テレフタル酸、テレ
フタル酸ジブチルェステル、テレフタル酸ジメチルェス
テル、テトラヒドロフタル酸、メチルテトラヒドロフタ
ル酸、ヘキサヒドロフタル酸、メチルテトラヒドロフタ
ル酸、エンドメチレンテトラヒドロフタル酸、エンドメ
チレンヘキヒドロフタル酸、ナフタレンジカルボン酸、
ジフェノール酸、トリメリット酸、ピロメリット酸、ト
リメシン酸、シクロベンタンジカルボン酸、3,3,4
,4′ーベンゾフェノンテトラカルボン酸、1,2,3
,4−ブタンテトラカルボン酸、2,2′ービスー(4
ーカルボキシフエニル)プロパン、トリメリツト酸無水
物と4,4−ジアミノフェニルメタンから得られるジィ
ミドカルボン酸、トリス−(8ーカルボキシヱチル)イ
ソシアヌレート、イソシアヌレート環含有ポリィソシア
ヌレートとトリメリット酸無水物から得られるィソシア
ヌレート環含有ポリィミドポリカルボン酸、例えばトリ
レンジィソシアネート、キシリレンジイソシアヌレート
又はィソホロンジィソシアヌレートの3量化反応体とト
リメリット酸無水物から得られるィソシアヌレート環含
有ポリィミドポリカルボン酸などでありこれらの1種又
は2種以上が使用される。アルコール成分の具体例とし
てはエチレングリコール、トリエチレングリコ−ル、ポ
リエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロ
ピレングリコール、インベンチルグリコール、水添ビス
フエノールA,1,3ーブタンジオール、1,4−ブタ
ンジオール、1,6ーヘキサンジオール、ネオベンチル
グリコール、キシリレングリコール、1,4ーシクロヘ
キサンジメタノール、グリセリン、トリメチロールプロ
パン、ベンタヱリスリトール、ビスー(8ーヒドロキシ
エチル)テレフタレート、トリスー(3ーヒドロキシエ
チル)イソシアヌレート、2,2,4−トリメチルベン
タンー1,3−ジオールなどであり、更にオキシカルボ
ン醸成分を加えることができる。例えばpーオキシ安息
香酸、バニリン酸、ジメチロールピロピオン酸、リンゴ
酸、酒石酸、5一ヒドロキシィソフタル酸などである。
更に本発明のポリエステル樹脂は、構成成分の一部に1
価カルボン酸や1価ァルールを加えて顔料分散性、平滑
性などの性能を向上させることができる。このような化
合物としてはフェニル酢酸、0ートルィル酸、シクロヘ
キサン、カルボン酸、カプリル酸、ラウリル酸、ミリス
チン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、安息香酸、P−
ターシャリーブチル安息香酸などの1価カルボン酸、ス
テアリルアルコール、ラウリルアルコール、エチルセロ
ソルブ、ブチルセロゾルブ、メチルカルビトール、プチ
ルカルビトール、ベンジルアルコールなどの1価アルコ
ールがある。使用する場合、これらの添加量は全仕込量
に対して0.1〜10.の質量%、好ましくは0.5〜
5.の質量%にするのが望ましい。0.1質量%未満で
は改質効果が期待できず、10.の質量部を越えると耐
ブoッキング性が低下する。
例としてはマ。ン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン
酸、アゼラィン酸、セバシン酸、ダィマー酸、フタル酸
、ィソフタル酸ジメチルェステル、テレフタル酸、テレ
フタル酸ジブチルェステル、テレフタル酸ジメチルェス
テル、テトラヒドロフタル酸、メチルテトラヒドロフタ
ル酸、ヘキサヒドロフタル酸、メチルテトラヒドロフタ
ル酸、エンドメチレンテトラヒドロフタル酸、エンドメ
チレンヘキヒドロフタル酸、ナフタレンジカルボン酸、
ジフェノール酸、トリメリット酸、ピロメリット酸、ト
リメシン酸、シクロベンタンジカルボン酸、3,3,4
,4′ーベンゾフェノンテトラカルボン酸、1,2,3
,4−ブタンテトラカルボン酸、2,2′ービスー(4
ーカルボキシフエニル)プロパン、トリメリツト酸無水
物と4,4−ジアミノフェニルメタンから得られるジィ
ミドカルボン酸、トリス−(8ーカルボキシヱチル)イ
ソシアヌレート、イソシアヌレート環含有ポリィソシア
ヌレートとトリメリット酸無水物から得られるィソシア
ヌレート環含有ポリィミドポリカルボン酸、例えばトリ
レンジィソシアネート、キシリレンジイソシアヌレート
又はィソホロンジィソシアヌレートの3量化反応体とト
リメリット酸無水物から得られるィソシアヌレート環含
有ポリィミドポリカルボン酸などでありこれらの1種又
は2種以上が使用される。アルコール成分の具体例とし
てはエチレングリコール、トリエチレングリコ−ル、ポ
リエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロ
ピレングリコール、インベンチルグリコール、水添ビス
フエノールA,1,3ーブタンジオール、1,4−ブタ
ンジオール、1,6ーヘキサンジオール、ネオベンチル
グリコール、キシリレングリコール、1,4ーシクロヘ
キサンジメタノール、グリセリン、トリメチロールプロ
パン、ベンタヱリスリトール、ビスー(8ーヒドロキシ
エチル)テレフタレート、トリスー(3ーヒドロキシエ
チル)イソシアヌレート、2,2,4−トリメチルベン
タンー1,3−ジオールなどであり、更にオキシカルボ
ン醸成分を加えることができる。例えばpーオキシ安息
香酸、バニリン酸、ジメチロールピロピオン酸、リンゴ
酸、酒石酸、5一ヒドロキシィソフタル酸などである。
更に本発明のポリエステル樹脂は、構成成分の一部に1
価カルボン酸や1価ァルールを加えて顔料分散性、平滑
性などの性能を向上させることができる。このような化
合物としてはフェニル酢酸、0ートルィル酸、シクロヘ
キサン、カルボン酸、カプリル酸、ラウリル酸、ミリス
チン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、安息香酸、P−
ターシャリーブチル安息香酸などの1価カルボン酸、ス
テアリルアルコール、ラウリルアルコール、エチルセロ
ソルブ、ブチルセロゾルブ、メチルカルビトール、プチ
ルカルビトール、ベンジルアルコールなどの1価アルコ
ールがある。使用する場合、これらの添加量は全仕込量
に対して0.1〜10.の質量%、好ましくは0.5〜
5.の質量%にするのが望ましい。0.1質量%未満で
は改質効果が期待できず、10.の質量部を越えると耐
ブoッキング性が低下する。
硬化物に強轍性を付与するために上記ポリエステル樹脂
の構成成分として分子中にカルボキシル基または/およ
びヒドロキシル基を3個以上有する原料を全原料仕込み
量に対して1〜15質量%使用するのが好ましい。
の構成成分として分子中にカルボキシル基または/およ
びヒドロキシル基を3個以上有する原料を全原料仕込み
量に対して1〜15質量%使用するのが好ましい。
このような原料としては、トリメシン酸、トリスー(8
−カルボキシェチル)イソシアヌレート、トリメチロー
ルプロバン、トリス−(8−ヒドロキシエチル)イソシ
アヌレート、ジメチロールプロピオン酸などがある。な
お、以上のすべての原料については、そのェステル形成
性誘導体を使用することができる。
−カルボキシェチル)イソシアヌレート、トリメチロー
ルプロバン、トリス−(8−ヒドロキシエチル)イソシ
アヌレート、ジメチロールプロピオン酸などがある。な
お、以上のすべての原料については、そのェステル形成
性誘導体を使用することができる。
本発明の風成分である分子末端にカルボキシル基を有す
るポリエステル樹脂の製造法は大きくわけて、次の二つ
の方法がある。(1) 上記した原料(テレフタル酸モ
ノ低級アルキルェステルはカルボン酸成分としてて0〜
100%の闇で任意に使用できる。
るポリエステル樹脂の製造法は大きくわけて、次の二つ
の方法がある。(1) 上記した原料(テレフタル酸モ
ノ低級アルキルェステルはカルボン酸成分としてて0〜
100%の闇で任意に使用できる。
)をOH/COO日当量比(なお、OH基およびCOO
日基より誘導されるェステル形成性基は、それぞれOH
基おびCOO日基とみなす。)が1′1以上好ましくは
、充分にヒドロキシル基を存在させるために1.03′
1以上になるように仕込み、一旦分子末端基としてヒド
ロキシル基を有するポリエステルを製造後、テレフタル
酸モノ低級アルキルェステルまたはこれと他のカルボン
醸成分(テレフタル酸を除く。)の混合物を添加し、ェ
ステル交換反応を行ない、分子末端基としてカルボキシ
ル基を有するポリエステル樹脂を得る。ここで上記分子
末端基としてヒドロキシル基を有するポリエステル樹脂
は数平均分子量が1000〜5000が好ましい。10
0氏モ満では最終的に得られる粉体塗料の耐ブロッキン
グ性が劣り、5000を越えるとしべリング性が劣るよ
うになる。
日基より誘導されるェステル形成性基は、それぞれOH
基おびCOO日基とみなす。)が1′1以上好ましくは
、充分にヒドロキシル基を存在させるために1.03′
1以上になるように仕込み、一旦分子末端基としてヒド
ロキシル基を有するポリエステルを製造後、テレフタル
酸モノ低級アルキルェステルまたはこれと他のカルボン
醸成分(テレフタル酸を除く。)の混合物を添加し、ェ
ステル交換反応を行ない、分子末端基としてカルボキシ
ル基を有するポリエステル樹脂を得る。ここで上記分子
末端基としてヒドロキシル基を有するポリエステル樹脂
は数平均分子量が1000〜5000が好ましい。10
0氏モ満では最終的に得られる粉体塗料の耐ブロッキン
グ性が劣り、5000を越えるとしべリング性が劣るよ
うになる。
ここでヱステル交換反応がヱステル化反応より遠く進行
することからテレフタル酸の一方のカルボキシル基を低
級アルキルェステル基、例えばメチルェステル基にした
テレフタル酸モノメチルェステルを使用すれば未反応成
分が樹脂中に多量に残存することなにポリエステル樹脂
の分子末端に対称構造の芳香族カルボン酸を導入でき、
したがって従来の欠点がない。本発明は、このようなポ
リエステル樹脂を使用することが、殊に特徴的である。
(n) カルボン酸成分として60〜100モル%テレ
フタル酸モノ低級ァルキルェステルを使用し、テレフタ
ル酸モノ低級アルキルェステルとアルコール成分をカル
ボン酸成分/アルコール成分=1/1以上(当量比)に
なるように仕込み分子末端基がカルボキシル基であるポ
リエステル樹脂を製造する。
することからテレフタル酸の一方のカルボキシル基を低
級アルキルェステル基、例えばメチルェステル基にした
テレフタル酸モノメチルェステルを使用すれば未反応成
分が樹脂中に多量に残存することなにポリエステル樹脂
の分子末端に対称構造の芳香族カルボン酸を導入でき、
したがって従来の欠点がない。本発明は、このようなポ
リエステル樹脂を使用することが、殊に特徴的である。
(n) カルボン酸成分として60〜100モル%テレ
フタル酸モノ低級ァルキルェステルを使用し、テレフタ
ル酸モノ低級アルキルェステルとアルコール成分をカル
ボン酸成分/アルコール成分=1/1以上(当量比)に
なるように仕込み分子末端基がカルボキシル基であるポ
リエステル樹脂を製造する。
さらに詳しく説明すると次のようになる。
m ェステル基を有しないカルボン酸成分をアルコール
成分とともに反応容器に仕込み、不活性ガス例えば窒素
ガスを吹き込みながら約170℃〜190qCの温度で
反応を開始する。
成分とともに反応容器に仕込み、不活性ガス例えば窒素
ガスを吹き込みながら約170℃〜190qCの温度で
反応を開始する。
創生する縮合水は連続的に反応系外に除去される。反応
開始から数時間経過後、温度を210qo〜25ぴ0に
上昇させ反応を促進する。更に反応を促進するには通常
のェステル化触媒、例えば酸化亜鉛、酸化アンチモンな
どの金属酸化物、ジブチル錫オキサィド、ジプチル錫ジ
ラウレートのような有機金属がテトラブチルチタネート
のような金属アルコキシドなどを全原料仕込量に対して
0.1〜1質量%使用が有効である。その後テレフタル
酸モノ低級ァルキルェステルとヱステル交換触媒、例え
ば酢酸亜鉛、酢酸カルシウム、酢酸鉛、酢酸マグネシウ
ムのような金属酢酸塩ジブチル錫オキサィドのような有
機金属やテトラプチルチタネートのような金属アルコキ
シドなどを好ましくは全原料仕込量に対して0.005
〜0.05質量%加えて反応を進め分子末端にカルボキ
シル基を導入する。■ カルボン酸成分が低級アルキル
ェステルである場合は、01と同じ方法もとれるが、全
成分をェステル交換触媒とともに反応容器に仕込み、1
50qC〜170qCの温度で反応を開始する。
開始から数時間経過後、温度を210qo〜25ぴ0に
上昇させ反応を促進する。更に反応を促進するには通常
のェステル化触媒、例えば酸化亜鉛、酸化アンチモンな
どの金属酸化物、ジブチル錫オキサィド、ジプチル錫ジ
ラウレートのような有機金属がテトラブチルチタネート
のような金属アルコキシドなどを全原料仕込量に対して
0.1〜1質量%使用が有効である。その後テレフタル
酸モノ低級ァルキルェステルとヱステル交換触媒、例え
ば酢酸亜鉛、酢酸カルシウム、酢酸鉛、酢酸マグネシウ
ムのような金属酢酸塩ジブチル錫オキサィドのような有
機金属やテトラプチルチタネートのような金属アルコキ
シドなどを好ましくは全原料仕込量に対して0.005
〜0.05質量%加えて反応を進め分子末端にカルボキ
シル基を導入する。■ カルボン酸成分が低級アルキル
ェステルである場合は、01と同じ方法もとれるが、全
成分をェステル交換触媒とともに反応容器に仕込み、1
50qC〜170qCの温度で反応を開始する。
副生する低級アルコ−ルは連続的に反応系外に除去され
る。その後反応温度を徐々に上げ210qo〜240℃
で反応を進め目的の樹脂を得る方法。‘3} カルボン
酸成分が全てテレフタル酸モノメチルェステルで占めら
れ,る場合は、当量比でテレフタル酸モノ低級アルキル
ェステルがアルコ−ル成分より多くなるようにし、全成
分をヱステル交換触媒とともに仕込み、ェステル交換反
応を進めた後ェステル化触媒を追加して分子を生長させ
目的の樹脂を得る方法。
る。その後反応温度を徐々に上げ210qo〜240℃
で反応を進め目的の樹脂を得る方法。‘3} カルボン
酸成分が全てテレフタル酸モノメチルェステルで占めら
れ,る場合は、当量比でテレフタル酸モノ低級アルキル
ェステルがアルコ−ル成分より多くなるようにし、全成
分をヱステル交換触媒とともに仕込み、ェステル交換反
応を進めた後ェステル化触媒を追加して分子を生長させ
目的の樹脂を得る方法。
■ カルボン醸成分がカルボン酸化合物、低級アルキル
ェステル併用の場合は{1’の方法が適用できる。
ェステル併用の場合は{1’の方法が適用できる。
すなわち低級アルキルェステル、テレフタル酸モノ低級
アルキルェステルを除く成分でェステル化反応を進めた
後、低級アルキルェステル、テレタル酸モノ低級アルキ
ルェステル、ェステル交換触媒を加えて反応を進め目的
の樹脂を得ることができる。以上の方法において、ヒド
ロキシル基含有ポリエステル樹脂を製造後、テレフタル
酸モノ低級アルキルェステルと共に他のカルボン醸成分
(テレフタル酸を除く)を併用してもよいが、最終的に
得られるポリエステル樹脂のカルボキシル基の少なくと
も60%がテレフタル酸モノ低級アルキルェステルのカ
ルボキシル基となるように配合するのが、好ましい。
アルキルェステルを除く成分でェステル化反応を進めた
後、低級アルキルェステル、テレタル酸モノ低級アルキ
ルェステル、ェステル交換触媒を加えて反応を進め目的
の樹脂を得ることができる。以上の方法において、ヒド
ロキシル基含有ポリエステル樹脂を製造後、テレフタル
酸モノ低級アルキルェステルと共に他のカルボン醸成分
(テレフタル酸を除く)を併用してもよいが、最終的に
得られるポリエステル樹脂のカルボキシル基の少なくと
も60%がテレフタル酸モノ低級アルキルェステルのカ
ルボキシル基となるように配合するのが、好ましい。
本発明の‘B}成分のポリェポキシ化合物とは、分子中
に2個以上のェポキシ基を有する化合物であり、粉体塗
料に使用する場合軟化点が50〜13000のものが好
ましい。
に2個以上のェポキシ基を有する化合物であり、粉体塗
料に使用する場合軟化点が50〜13000のものが好
ましい。
しかし、軟化点が50qo未満のものでもェポキシ当量
が500以下であれば、ポリェポキシ化合物の配合量を
少なくできるため粉体塗料に使用できる。上記{B}成
分としては、例えば、ビスフェノールAなどのビスフエ
ノールとエビクロルヒドリンと反応させて得られるビス
フェノール型ェポキシ樹脂、水添ビスフェノールAなど
の水添ビスフェノールとェビクロルヒドリンとの反応に
よって得られる水添ビスフヱノールA型ェボキシ樹脂、
テレフタル酸ジグリシジルェステル、ィゾフタル酸ジグ
リシジルェステル、ヘキサヒドロフタル酸ジグリシジル
ヱステル、テトラヒドロフタル酸ジグリシジルエステル
、エンドメチレンテトラヒドロフタル酸ジグリシジルェ
ステル等のポリジグリシジルェステル型ェポキシ樹脂、
P−オキシ安息酸ジグリシジルェステル等のグリシジル
ェステルヱーテル型ェポキシ樹脂、トリス−(2ーェポ
キシプロピル)ィソシアヌレ−ト、アクリル酸グリシジ
ルェステルまたはメタクリル酸グリシジルヱステルと他
の共重合可能な不飽和単量体より得られる好ましくは分
子量3000〜30000のオキシラン基を有するアク
リル樹脂などがある。
が500以下であれば、ポリェポキシ化合物の配合量を
少なくできるため粉体塗料に使用できる。上記{B}成
分としては、例えば、ビスフェノールAなどのビスフエ
ノールとエビクロルヒドリンと反応させて得られるビス
フェノール型ェポキシ樹脂、水添ビスフェノールAなど
の水添ビスフェノールとェビクロルヒドリンとの反応に
よって得られる水添ビスフヱノールA型ェボキシ樹脂、
テレフタル酸ジグリシジルェステル、ィゾフタル酸ジグ
リシジルェステル、ヘキサヒドロフタル酸ジグリシジル
ヱステル、テトラヒドロフタル酸ジグリシジルエステル
、エンドメチレンテトラヒドロフタル酸ジグリシジルェ
ステル等のポリジグリシジルェステル型ェポキシ樹脂、
P−オキシ安息酸ジグリシジルェステル等のグリシジル
ェステルヱーテル型ェポキシ樹脂、トリス−(2ーェポ
キシプロピル)ィソシアヌレ−ト、アクリル酸グリシジ
ルェステルまたはメタクリル酸グリシジルヱステルと他
の共重合可能な不飽和単量体より得られる好ましくは分
子量3000〜30000のオキシラン基を有するアク
リル樹脂などがある。
なかでも、ビスフェノール型ェポキシ樹脂、トリスー(
2ーェポキシプロピル)イソシアヌレートを使用した場
合効果が大きい。本発明の■成分と【母成分の割合は凶
成分/‘B)成分=40/60〜95/5(質量比)と
なるようにするのが望ましい。
2ーェポキシプロピル)イソシアヌレートを使用した場
合効果が大きい。本発明の■成分と【母成分の割合は凶
成分/‘B)成分=40/60〜95/5(質量比)と
なるようにするのが望ましい。
95/5を越えると硬化性が十分でなく、40/6氏未
満ではビスフェノール型ェポキシ樹脂の場合は耐候性の
低下が著しく、トリスー(2ーェポキシ70ロピル)イ
ソシアヌレートの場合はフレキシビリティが低下するな
ど好ましくない影響があらわれる。
満ではビスフェノール型ェポキシ樹脂の場合は耐候性の
低下が著しく、トリスー(2ーェポキシ70ロピル)イ
ソシアヌレートの場合はフレキシビリティが低下するな
ど好ましくない影響があらわれる。
本発明に係る樹脂組成物は、適宜、公3敗の着色剤、顔
料、充填剤、流動調整剤、硬化促進剤を含有することが
できる。
料、充填剤、流動調整剤、硬化促進剤を含有することが
できる。
本発明に係る樹脂組成分を溶液状とするには、通常用い
られる溶剤、例えば、トルヱン、キシレン、エチルセ。
られる溶剤、例えば、トルヱン、キシレン、エチルセ。
ソルブ、ブチルセロソルプ、ブチルカルビートール、セ
ロソルプアセテート、酢酸エチル、酢酸プチル、メチル
イソブチルケトン、シクロヘキサノン、クレゾール、ジ
メチルアセトアミド、ジメチルフオルムアミド、Nーメ
チルピロリドンなどに溶解または懸濁される。合成例
1 ポリエステル樹脂−1の合成 構成成分 質量部 モル数テレフタル酸
1660 10.0テレフタル酸モ
ノ 693 3.85メチルヱステルネ
オベンチルグリ 718 9.6コ
−−′レ1,4ーシクロヘキ 144
1.0サンジメタノールトリメチロールプ
107 0.80/fンジブチル錫オキサ
3 酢酸鉛 0.5 上記成分のうちテレフタル酸、ネオベンチルグリコール
、1,4−シクロヘキサンジメタ/ール、トリメチロー
ルプロパン、ジブチル錫オキサィドを反応容器に入れ、
190COで8時間保温した。
ロソルプアセテート、酢酸エチル、酢酸プチル、メチル
イソブチルケトン、シクロヘキサノン、クレゾール、ジ
メチルアセトアミド、ジメチルフオルムアミド、Nーメ
チルピロリドンなどに溶解または懸濁される。合成例
1 ポリエステル樹脂−1の合成 構成成分 質量部 モル数テレフタル酸
1660 10.0テレフタル酸モ
ノ 693 3.85メチルヱステルネ
オベンチルグリ 718 9.6コ
−−′レ1,4ーシクロヘキ 144
1.0サンジメタノールトリメチロールプ
107 0.80/fンジブチル錫オキサ
3 酢酸鉛 0.5 上記成分のうちテレフタル酸、ネオベンチルグリコール
、1,4−シクロヘキサンジメタ/ール、トリメチロー
ルプロパン、ジブチル錫オキサィドを反応容器に入れ、
190COで8時間保温した。
縮合水は連続的に反応系外に除去した。反応温度を23
0qoに上げて反応を進めた後、テレフタル酸モノメチ
ルェステル、酢酸鉛を加え2時間保温してカルボキシル
価83(KOHのタノタ)、軟化点(環球法)115q
0の透明なポリエステル樹脂一1を得た。このポリエス
テル樹脂のカルボキシル基のうち舷%がテレフタル酸モ
ノメチルェステル成分のカルボキシル基である。合成例
2 ポリエステル樹脂−Dの合成 構成成分 質量部 モル数テレフタル酸
ジメ 1940 10.0チルヱステ/
しテレフタル酸モノ 6班 3.85
メチルエステ/しエチレングリコール 93
1.5ネオベンチルグリ 811
7.8コ−−′レ1.4ーシクロヘキ
187 1.3サンジメタノールトリメ
チロールエ 96 0.8タン酢
酸亜鉛 0.5 上記成分を反応容器に入れ、170℃で2時間保温した
後、約5時間かけて温度を松0℃に上げて反応を進めた
。
0qoに上げて反応を進めた後、テレフタル酸モノメチ
ルェステル、酢酸鉛を加え2時間保温してカルボキシル
価83(KOHのタノタ)、軟化点(環球法)115q
0の透明なポリエステル樹脂一1を得た。このポリエス
テル樹脂のカルボキシル基のうち舷%がテレフタル酸モ
ノメチルェステル成分のカルボキシル基である。合成例
2 ポリエステル樹脂−Dの合成 構成成分 質量部 モル数テレフタル酸
ジメ 1940 10.0チルヱステ/
しテレフタル酸モノ 6班 3.85
メチルエステ/しエチレングリコール 93
1.5ネオベンチルグリ 811
7.8コ−−′レ1.4ーシクロヘキ
187 1.3サンジメタノールトリメ
チロールエ 96 0.8タン酢
酸亜鉛 0.5 上記成分を反応容器に入れ、170℃で2時間保温した
後、約5時間かけて温度を松0℃に上げて反応を進めた
。
創生するメタ/ールは連続的に反応系外に除去した。得
られたポリエステル樹脂は透明でカルポキシル価80(
KOH地ノタ)、軟化点115q0であった。このポリ
エステル樹脂のカルボキシル基のうち100%がテレフ
タル酸モノメチルェステル成分のカルボキシル基である
。
られたポリエステル樹脂は透明でカルポキシル価80(
KOH地ノタ)、軟化点115q0であった。このポリ
エステル樹脂のカルボキシル基のうち100%がテレフ
タル酸モノメチルェステル成分のカルボキシル基である
。
合成例 3
ポリエステル樹脂−囚の合成
構成成分 質量部 モル数テレフタル酸
ジメ 1280 66チルエステルィソ
フタル酸 4灘 ′ 30セバシン酸
81 0.4テレフタル酸モノ
320 1.78メチルエステルエチ
レングリコール 360 5.8ネ
オベンチルグリ 3職 3.83コ−
−/し1,6−へキサンジ 59
0.5オールトリメチロールエ 50
0.42タン酢酸亜鉛 0.2 上記成分のうちィソフタル酸、セバシン酸、エチレング
リコール、ネオベンチルグリコール、トリメチロールェ
タンを反応容器に入れ、18000で3時間、2100
0で6時間反応を進めた後、テレフタル酸モノメチルェ
ステル、酢酸亜鉛を加え220℃で10時間反応させカ
ルボキシル価45(KOHm9/夕)、軟化点11〆○
のポリエステル樹脂−mを得た。
ジメ 1280 66チルエステルィソ
フタル酸 4灘 ′ 30セバシン酸
81 0.4テレフタル酸モノ
320 1.78メチルエステルエチ
レングリコール 360 5.8ネ
オベンチルグリ 3職 3.83コ−
−/し1,6−へキサンジ 59
0.5オールトリメチロールエ 50
0.42タン酢酸亜鉛 0.2 上記成分のうちィソフタル酸、セバシン酸、エチレング
リコール、ネオベンチルグリコール、トリメチロールェ
タンを反応容器に入れ、18000で3時間、2100
0で6時間反応を進めた後、テレフタル酸モノメチルェ
ステル、酢酸亜鉛を加え220℃で10時間反応させカ
ルボキシル価45(KOHm9/夕)、軟化点11〆○
のポリエステル樹脂−mを得た。
このポリエステル樹脂のカルボキシル基のうち90%が
テレフタル酸モノメチルェステルのカルボキシル基であ
った。合成例 4 ポリエステル樹脂−Wの合成 構成成分 質量部 モル数テレフタル酸
1660 10.0フタル酸無水
物 570 3.85ネオベソチルグ
リ 718 9.6コ−−/し1,
4ーシクロヘキ 144 1.0サンジ
メタノールトリメチロールプ 107
0.80/ぐンジブチル錫オキサ 3 フタル酸無水物を除く上記成分を反応容器に入れ、19
ぴ0で8時間保温後、温度を230℃に上げて反応を進
めた。
テレフタル酸モノメチルェステルのカルボキシル基であ
った。合成例 4 ポリエステル樹脂−Wの合成 構成成分 質量部 モル数テレフタル酸
1660 10.0フタル酸無水
物 570 3.85ネオベソチルグ
リ 718 9.6コ−−/し1,
4ーシクロヘキ 144 1.0サンジ
メタノールトリメチロールプ 107
0.80/ぐンジブチル錫オキサ 3 フタル酸無水物を除く上記成分を反応容器に入れ、19
ぴ0で8時間保温後、温度を230℃に上げて反応を進
めた。
次いで反応温度を18ぴ0に下げ、フタル酸無水物を加
えて2時間反応させ酸価82(KOH地/夕)、軟化点
114午0のポリエステル樹脂一Wを得た。このポリエ
ステル樹脂のカルボキシル基のうち、テルフタル酸モノ
低級アルキルェステルのカルボキシル基は0%であった
。実施例 1〜4、比較例 1,2 表1に示した塗料成分をスーパーミキサーに仕込み、7
0仇pmで10分間トライブレンド後、ブス社コニーダ
PR−46で溶融混練した。
えて2時間反応させ酸価82(KOH地/夕)、軟化点
114午0のポリエステル樹脂一Wを得た。このポリエ
ステル樹脂のカルボキシル基のうち、テルフタル酸モノ
低級アルキルェステルのカルボキシル基は0%であった
。実施例 1〜4、比較例 1,2 表1に示した塗料成分をスーパーミキサーに仕込み、7
0仇pmで10分間トライブレンド後、ブス社コニーダ
PR−46で溶融混練した。
混練条件はバレル温度80oo、スクリュー温度50o
o、スクリュー回転数6仇pmとした。鷹練物は速やか
に冷却後、粉砕、分級して80仏m以下の白色の粉体塗
料を得た。この粉体塗料をリン酸亜鉛処理鋼板(ボンデ
ライト#144)上に60土loAmになるように静電
スプレー塗装を行ない、180つ0で20分間競付けし
た。硬化被膜の性能を表1に示す 表 1 配合と鞠綿果 *配合の単位は質量部である。
o、スクリュー回転数6仇pmとした。鷹練物は速やか
に冷却後、粉砕、分級して80仏m以下の白色の粉体塗
料を得た。この粉体塗料をリン酸亜鉛処理鋼板(ボンデ
ライト#144)上に60土loAmになるように静電
スプレー塗装を行ない、180つ0で20分間競付けし
た。硬化被膜の性能を表1に示す 表 1 配合と鞠綿果 *配合の単位は質量部である。
‘1} モンサント社製アクリルポリマー■ 60度鏡
面反射率 t3} 荷重500夕 実施例と比較例を比べれば明らかなように本発明に係る
粉体塗料樹脂組成物は極めて優れた機械的特性(ェリク
セン、インパクト)を有するものである。
面反射率 t3} 荷重500夕 実施例と比較例を比べれば明らかなように本発明に係る
粉体塗料樹脂組成物は極めて優れた機械的特性(ェリク
セン、インパクト)を有するものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (A) カルボキシル基末端ポリエステル樹脂のカ
ルボキシル基の少なくとも60%がテレフタル酸モノ低
級アルキルエステル成分のカルボキシル基で占められる
酸価10〜200(KOHmg/g)のポリエステル樹
脂と(B) ポリエポキシ化合物 を含有してなる熱硬化性樹脂組成物。 2 ポリエステル樹脂が、芳香族カルボン酸成分を全カ
ルボン酸成分中、少なくとも70モル%含むポリエステ
ル樹脂である特許請求の範囲第1項記載の熱硬化性樹脂
組成物。 3 ポリエステル樹脂とポリエポキシ化合物の割合が、
ポリエステル樹脂40〜95質量部に対してポリエポキ
シ化合物5〜60質量部である特許請求の範囲第1項ま
たは第2項記載の熱硬化性樹脂組成物。 4 ポリエポキシ化合物がビスフエノール型エポキシ樹
脂である特許請求の範囲第1項,第2項または第3項記
載の熱硬化性樹脂組成物。 5 ポリエポキシ化合物がトリス−(2−エポキシプロ
ピル)イソシアヌレートである特許請求の範囲第1項,
第2項又は第3項記載の熱硬化性樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13132880A JPS6040448B2 (ja) | 1980-09-19 | 1980-09-19 | 熱硬化性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13132880A JPS6040448B2 (ja) | 1980-09-19 | 1980-09-19 | 熱硬化性樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5755958A JPS5755958A (en) | 1982-04-03 |
JPS6040448B2 true JPS6040448B2 (ja) | 1985-09-11 |
Family
ID=15055374
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13132880A Expired JPS6040448B2 (ja) | 1980-09-19 | 1980-09-19 | 熱硬化性樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6040448B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01111891U (ja) * | 1987-09-04 | 1989-07-27 |
-
1980
- 1980-09-19 JP JP13132880A patent/JPS6040448B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5755958A (en) | 1982-04-03 |
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