JPS5811147B2 - 電話回線網の交換接続用信号方式 - Google Patents

電話回線網の交換接続用信号方式

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JPS5811147B2
JPS5811147B2 JP8810276A JP8810276A JPS5811147B2 JP S5811147 B2 JPS5811147 B2 JP S5811147B2 JP 8810276 A JP8810276 A JP 8810276A JP 8810276 A JP8810276 A JP 8810276A JP S5811147 B2 JPS5811147 B2 JP S5811147B2
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  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は交流信号と、接続の形成及び解除用の所要の音
声周波信号と、必要に応じて用いられる、交換技術上の
情報に対する補助的情報として、通話の種類とか外部接
続可能状態ないし優先順位または径路や通話の状態を指
示する付加信号である音声周波信号とを使用し、副信号
としての音声周波信号に対し常にすぐ先行する主信号と
しての交流信号を、音声周波信号の送出・受信・評価を
行なう送受信装置の制御に使用した電話回線網の交換接
続用信号方式に関する。
なお、本明細書中外部接続可能(優先順位ないし外部接
続可能状態)とは「局線または公衆通信網との接続可能
(状態)またはそのような接続をしてもよい(禁止され
ていない)または接続が許可されている状態」を意味し
、「外部接続不能」とは以下「外部接続不能(状態)に
あるまたは公衆通信網との接続不能(状態)ないしその
ような接続をしてはならない(禁止されている)状態」
を意味する。
ところで、所謂空き(状態)信号は、PBXが空き状態
であると検出されたとき発せられる。
これに反してPBXが塞がり状態であると検出された場
合は塞がり(状態)信号が発せられる。
また通話終了時の復旧(解除)とは形成された接続の解
除を意味する。
電話回線網等の通信網に双方向通信線路を使用すること
は公知である。
階位の相等しいPBX交換機間の接続は、中継接続とよ
ばれる。
また主交換機と内線交換機との接続は、内線接続及び内
線交換機接続とよばれる。
内線交換機は、主交換機を介しないと局線に接続するこ
とができない。
交換機間の接続例えばPBXの主交換機と内線交換機と
の間の接続の際は、交換機間で交換接続用信号のやりと
りがある。
これらの交換接続用信号としては例えば直流信号、誘導
信号、音声周波信号。
多周波ダイヤル信号などが送出される。
信号方式は、交換機の電話方式や使用する線路装置の動
作形式ばかりでなく、伝送すべき信号の数をも勘案して
定める。
ダイヤル信号に対する伝送方式は自由に選択可能である
例えば並列式伝送を行なうことも可能であり、その際受
信する交換機においてそれらの伝送されたダイヤル信号
を、当該変換機において定められた選択信号方式に変換
される。
接続線路を介する信号の伝送方式では、通常接続線路の
一端に設けられた交換機において用いられる選択信号方
式が異なっても支障(困難性)になることはない。
接続線路の一端に設けられた交換機がダイヤルインパル
ス方式を採用しているか又はブツシュボタン方式を採用
しているかそれとも双方を採用しているか等が支障には
ならない。
即ち任意の選択信号方式を採用することができる。
また接続線路を介する選択信号の伝送方式として任意の
方式を使用して構わない。
例えばダイヤルインパルスや多周波ダイヤル信号又は他
の形式の信号にして伝送することができる。
ダイヤルインパルスによる場合には、通常接続線路で使
用される伝送方式に従った信号方式によりダイヤルイン
パルスを伝送する。
本発明の信号方式は、選択信号と共に付加的に伝送され
る交流信号及び音声周波信号(例えば多周波信号から成
る)に関する。
交流信号は主信号とよばれ、多周波信号等から成る音声
周波信号は副信号とよばれる。
非閉塞線路を介する信号伝送に主信号と副信号を使用す
ることは、ドイツ連邦共和国特許出願公開公報第223
3764号から公知である。
また伝送方向に応じて異なる長さを主信号に与え、一方
の伝送方向を優先接続することは公知である。
なお、補足的に述べると、副信号としては通常の音声ダ
イヤル信号方式の周波数スペクトル領域における音声周
波信号が用いられる。
これらの信号は多周波信号として伝送することもできる
音声周波信号を用いて比較的多数の副信号を表示形成し
得る。
このような副信号によって交換技術上の情報に対して補
助的な情報信号が伝送される。
これらの情報信号は例えば通話の種類とか付与された優
先順位のシグナリングについての情報である。
また、音声周波信号として径路及び通話状態についての
指示内容を含む情報が伝送され得る。
以上のように主交換機と副交換機との間の非閉塞線路火
介して信号を伝送する方法は、ドイツ連邦共和国特許出
願公開公報2233764号から公知である。
この方法では、閉塞信号、ダイヤルインパルス、空き信
号、接続解除信号等の接続の形成・解除に必要な信号が
、長さの相異なる50H2交流信号として主交換機と副
交換機との間で授受される。
また優先順位信号PBX内部で空きの接続路が存在しな
い状態を表わす(シグナリングする)信号等の接続形成
に必ずしも必要でない信号は、相異る周波数の音声周波
信号として両り換機間で授受される。
多周波ダイヤル信号を使井することもできる。
音声周波信号に先行する交流信号は、音声周波信号の受
信・評価および/又は送出に必要な音声周波信号装置お
よび/又は音声周波信号装置装僧のうち空いている装置
を接続線路に接続する際にも使用される。
しかし以上述べた公知の方法では、主信号と原信号をい
かなる場合にも完全に伝送・評価することはできない。
同じ方向又は反対方向の主信号木よび/又は副信号が互
いに混入するおそれがあ歴からである。
本発明の課題は、所定の通信方向の信号の伝ジな優先せ
しめ、信号を確実かつ完全に伝送することのできる、主
信号及び副信号を有する交換接細用信号方式を提供する
ことである。
本発明によればこの課題は次のようにして解ジされる。
径路設定および/又は通話状態を指示する第1主信号に
後続して、通話の種類および/yは優先順位の識別に使
用される副信号を伝送し、径路設定および/又は通話状
態を指示し該副信月に後続する第2主信号の直ぐ後に該
副信号を再ジするのである。
このようにすれば、仮りに第1主信号に後続する副信号
が障害を受は又は撹乱されても、副信刊の情報内容を保
持することができる。
しかも同一の副信号を使用するので簡単である。
同じ伝送方向の他の主信号が送出される場合又は反対方
向G主信号が送出される場合、副信号が短縮される勇能
性がある。
しかし副信号を再送すれば、副信月を確実に評価するこ
とができる。
例えばダイヤ/パルスの場合、閉塞信号(主信号である
)に後細する副信号が完全に終らないうちにダイヤルイ
ンパルスを接続線路を介して伝送すると、副信号力短縮
されてしまう。
次に本発明を実施例について図面により詳細に説明する
第1図は本発明の実施例を示す。第1図において、主信
号HK1〜HK4及び副信号NK1〜NK1//は、接
続の形成に際して接続側路が閉塞され次いで第1ダイヤ
ルパルス列(例えば3本のパルス)が送出される際、主
交換機HAから送出される。
副信号NK1’〜NKIIIは、拶述のように、副信号
NK1の繰返しである。
第2図a−dは、接続の形成の際副交換機WUAから主
交換機HAに送出される主信号及び副信号を示す。
第2図aは閉塞に必要な主信号HK5を示す。
第2図すは閉塞に必要な主信号HK5と副信号NK2を
示す。
副信号NK2は例えばダイヤルコードを指示し、主信号
HK5の直後に送出される。
第2図Cは主信号HK5の長さの相異る2つの音声周波
信号から成る副信号NK3を示す。
副信号NK3は例えば自動ダイヤル市外通話サービスの
ない局を指示する。
第2図dは主信号HK5と3つの音声周波信号から成る
副信号NK4を示す。
副信号NK4は自動ダイヤル市外通話サービスのある局
を指示する。
第3図は、第1ダイヤルパルス列の主信号HK7〜HK
10と閉塞信号HK6を示す。
副交換機WUAから主交換機HAへの接続形成の場合で
あり、副信号は使用されていない。
第4図は、割込接続の際に主交換機HA及び相手副交換
機WUAから送出される主信号及び副信号を示す。
第5図は、コールバックの際副交換機WUAから主交換
機HAに送出される信号を示す。
第6図は、副交換機WUAに収容された加入者が終話表
示をし、主交換機HAと副交換機WUAとの間の接続が
解除される際の信号を示す。
第7図は、主交換機HAに収容された加入者が終話表示
をし、主交換機HAと副交換機WUAとの間の接続が解
除される際の信号を示す。
以下では主交換機HAに複数の副交換機(内線交換機)
WUAが接続可能であるとする。
副交換機WUAに収容された加入者は、主交換機HAを
介しない限り局線に接続することができない。
主交換機HAと副交換機WUAとの間の接続線路の主交
換機側の端部及び副交換機側の端部には中継線装置が設
けられている。
主交換機HA又は副交換機WUAから接続線路を介して
着信する信号は、中継線装置において、線路における信
号伝送方式ないし交換機内の信号方式に合致する信号形
式に変換される。
接続線路を介しては、通常の10進ダイヤルパルス列又
は多周波ダイヤル信号が伝送される。
接続形式用信号、接続解除用信号、径路設定の指示信号
、径路や通話の状態を指示する信号、通話の種類や優先
順位を指示する信号は、主信号(第1図ではHK1〜H
K4)および/又は副信号(第1図ではNK1)として
伝送される。
主信号としては50Hz交流信号が使用される。
副信号としては通常の音声周波ダイヤル方式の周波数領
域の音声周波信号が使用される。
この場合音声周波信号を複数の周波数の組合せから成る
多周波信号として伝送することもできる。
但し伝送すべき信号が少数の場合には単一の音声周波数
を使用する方がよい。
単一の音声周波数を用いる場合には425Hzを使用す
る。
425Hzの発生には、個々の交換機に必要な装置を設
けさえすればよい3425Hzを用いる場合には、これ
を他の目的にも共用することができ、信号周波数発生装
置を節約することができる。
この425Hzの音声周波数を用いて多数の副信号を形
成する方法については後述する。
主信号としては50Hz交流信号が用いられる3主信号
(例えば第1図ではHK1〜HK4)により、径路設定
の指示、径路の状態や通話状態の指示等の交換機能上重
要な情報が伝送される。
副信号(例えば第1図ではNK1)により、通話の種類
や優先順位等の補足的な指示情報が伝送される。
副信号は主信号に次いで直ちに送出されるか、又は主信
号から所定時間の経過後に送出される。
この場合主信号は接続形成の際の主要な機能を果たす。
即ち所謂コーディング信号として、以下述べるように所
定伝送形式の接続路の形成ないし所定の方向の線路東上
の伝送路の接続を行なわせるために用いられる。
主信号は所謂コーディング信号として、副信号として伝
送される音声周波数の受信・評価装置の接続を制御する
だけではない。
主信号は、接続線路の両端において、主信号及び副信号
の伝送中、通話伝送の遮断を制御し、主信号及び副信号
の障害を防止する。
即ち副信号に先行する主信号により通話伝送の遮断が始
まり、主信号に副信号が続(場合、少なくとも副信号の
持続時間の間通話伝送の遮断が続けられる。
主信号ないし副信号の終了から所定遅延時間の経過後、
通話伝送の遮断が解除される。
この遅延時間は、主信号と後続の副信号との間の最長休
止時間および/又は同じ副信号に所属する周波数列間の
最長休止時間より長い。
また最長パルス休止時間より長く、従って同じ副信号に
所属する周波数列間の最長休止時間より長くとった場合
には連続する2つの主信号間の休止時間より長い。
以上説明したように、相手交換機は主信号を常に受信し
得る状態になければならず、また副信号をも含めて主信
号に通話信号等の他の信号からの障害がないようにしな
ければならない。
主信号(副信号の場合も同様)の送出中及び主信号の送
出に引き続き生ずるケーブルの透放電(反射)の間、送
出側では受信することはできない。
既述のように通話伝送の遮断を遅らせれば、不必要に通
話伝送を遮断・再開することはない。
以上述べたように主及び副信号の送出及び評価中は通話
伝送が行なわれてはならない。
主信号が相手交換機に着信すると、音声周波信号から成
る副信号の発信装置が準備される。
受信装置は、副信号の着信から副信号の最長持続時間の
経過まで自動的に動作可能状態に保持される。
以上説明した方法により下記の事項を実現することがで
きる。
■、非閉塞線路を介する動作が可能である。
2、主信号を副信号により補足するので、種々の長さの
交流信号を多数用いる必要がない。
3 両交換機から同時に信号が送出される場合には、長
い方の主信号を貫通接続することができる。
4、多周波ブツシュボタン方式の周波数発生装置を併用
することができる。
5°主信号をコーディング信号として使用することがで
きる。
即ち副信号を受信する多周波ダイヤル信号用受信装置を
所定時間の間のみ動作可能状態におけば足りる。
そのため多数の受信装置を設ける必要がない。
6、多周波ダイヤル信号用の受信装置に固有の通話保護
装置を設ける必要がない。
受信副信号は中央制御装置に供給される。
これらの副信号は単独で、又は先行の主信号との関連か
ら更に接続形成中の交換状態ないし接続の種類を表示す
る中央制御装置の状態信号との関連から、以後の接続形
成ないし切換等に関連する命令の処理についての情報を
与える。
次に接続形成の際又は接続中に行なわれる信号のやりと
りを個々の時相毎に詳細に説明する。
1、閉塞 閉塞用主信号として伝送される50Hz交流信号の長さ
は、送出する交換機に応じて相異なる。
例えば第1図の主信号HK1と第2図aの主信号HK5
とはその長さが相異なる。
このようにすれば、主交換機HAから副交換機WUAへ
の接続を、これとは反対方向の副交換機WUAから主交
換機HAへの接続に対し優先させることができる(第1
図及び第2図)。
即ち同一の線路に同時に2つの閉塞パルスが生ずる場合
、例えば主交換機HAからの閉塞パルス(長い方の主信
号HK1)と副交換機WUAからの閉塞パルス(短い方
の主信号HK5)とが同時に同一の線路に生ずる場合、
持続時間の長い主交換機HAからの閉塞パルスのみ貫通
接続させる。
主交換機HAからの閉塞信号と副交換機WUAからの閉
塞信号を同時に送出し、両閉塞信号が重畳され、主交換
機HAからの閉塞信号が短縮されることがあっても、副
交換機WUAの入りは主交換機HAから閉塞される。
副交換機WUAの中継線装置において閉塞信号の受信が
始まると、中継線装置は他の出方向の閉塞動作に対し閉
塞される。
閉塞信号の長さを越える許容最大値より長い信号が受信
される場合には、中継線装置の入りは閉塞されない。
副交換機WUAは、この場合中継線装置の入つの閉塞が
確実に防止されるように働(。
前記許容最大値より長い信号が受信されると、副交換機
WUAから主交換機HAへの閉塞動作の禁止が強制的に
解除され、相手交換機の中継線装置は確実にこの閉塞動
作を受は入れる状態になる。
副交換機WUAの中継線装置の閉塞に併い、後続の音声
周波信号の受信装置が投入接続される。
中継線装置を閉塞した主信号が副信号のコーディング信
号としても働(からである。
主信号に続いて送出される副信号は、通話の種類の識別
や接続方向および/又は発呼加入者の優先順位の識別に
使用される。
1つの信号で一緒に伝送すべき情報数に応じて、副信号
の周波数は伝送すべき唯一の副信号に相応する周波数か
又は伝送すべき副信号の組合せに相応する周波数になる
副信号の長さは次のように設定される:即ち相手交換機
に最小の副信号が着信する場合にも、中間の中継線装置
を介する搬送周波伝送区間を考慮する際(コーディング
信号の間及びコーディング信号の終了から約40m5経
過まで中間の中継線装置の通話路を短絡する)、受信側
で充分評価し得るように設定する。
単一の副信号のみ伝送する必要がある場合には、既述の
ように、個々の交換機の信号装置の425Hzから副信
号を形成しさえすればよい。
他方種々の加入者に対し相異る複数の副信号を使用する
場合には、所定の休止期間により断続される持続時間の
長い音声周波信号と持続時間の短い音声周波信号を42
5Hzから形成し、副信号として合成・伝送することが
できる(例えば第2図C)。
この場合にも主信号はコーディング信号の役割を果たす
更に多数の副信号を必要とする場合には、多周波ダイヤ
ル信号を用いて副信号を付加変形する。
主信号と副信号を同時に同じ方向に送出することはでき
ない。
また主信号と副信号を同時に相異る方向に送出すること
はできない。
例えば直通ダイヤル方式の場合、副交換機WUAにおけ
る径路設定の際に必要な被呼加入者番号の冒頭の数字を
、副交換機WUAに対し接続方向を指示する番号の選択
後あまり早く選択すると、以後の接続形成を規制する第
1ダイヤルパルス列の最初のダイヤルパルス又は最初の
いくつかのダイヤルパルスが、閉塞信号である主信号に
後続する副信号に重畳されるおそれがある。
これらダイヤルパルスが副信号に重畳すると、副信号の
一部分(例えば第1図のNKI〜NK3)が切除される
そのため閉塞信号である主信号HK1に後続する副信号
NKIを確実に評価することができない。
このような場合には副信号を繰返し伝送しなげればなら
ない(NKIと同じNK1’〜NKiIを繰返し伝送す
る)。
繰返し伝送する副信号が確実に評価されるようにするに
は、第1ダイヤルパルス列の最後のダイヤルインパルス
(最後の主信号HK4)の直後に副信号NKIを再送し
なげればならない。
しかし第1ダイヤルパルス列の最後のダイヤルインパル
スNK4を検出することは煩雑である。
そこで第1ダイヤルパルス列の個々の主信号の終了時に
その都度副信号を再送する。
このようにすれば、ダイヤルパルス列の最後のダイヤル
インパルスの後にも自動的に所定の長さの副信号NK1
//が伝送される。
この種の場合には、第1の主信号は閉塞信号であり、閉
塞信号に続くダイヤルパルス列の最後のダイヤルインパ
ルスは少なくとも第2の主信号である。
ダイヤルインパルス毎に副信号を再送するように構成す
れば、個々のダイヤルインパルスを第2の主信号と見做
すことができる。
但し副信号はダイヤルインパルス間のパルス休止期間よ
り長いので注意を要する。
前述のように副信号を再送する方法は、副信号が障害を
受ける場合に効果を奏する。
副交換機WUAに伝送すべきダイヤル信号を一時的に記
憶する装置が設けられている場合には、最初のダイヤル
パルス列の後に副信号を再送する必要がない。
ダイヤル信号の一時記憶装置がある場合には、第1の主
信号と第1の主信号に続く副信号が評価可能な状態で確
実に蓄積されない限り、中央制御装置が制御されるダイ
ヤル信号が伝送されることはないからである。
経済的な理由から副交換機WUAの複数の中継線装置に
共通の多周波ダイヤル信号装置を設け、実際に必要な時
間の間だけ多周波ダイヤル信号装置を中継線装置に接続
するように構成した場合には(浮動接続)、音声周波信
号の伝送に損失が生ずる可能性がある。
従って副信号に障害が生ずると、副信号が失われるおそ
れがある。
副信号の断のため、極めて制限の強い接続となる。
あらかじめ発時加入者の優先順位信号又は通話の種類の
識別信号あるいは方向の優先順位信号が与えられていな
い場合には、副信号の断により、これらの信号が変化す
るからである。
例えば主交換機HAから副交換機WUAへの通話接続で
は、主信号HK1に続く副信号NK1が障害のため消失
すると、主信号HK1には特定の通話の種類を指示する
内容が付与される。
既述のように信号が変化し、あらかじめ設定された最長
ダイヤル間隔時間以内にダイヤル信号を送らないと、例
えば発呼信号が交換台に供給される。
信号が変化し局内接続に必要な番号より多い番号を選択
する場合にも、あらかじめ設定された最長ダイヤル間隔
時間以内にダイヤル信号を送らない場合と同様に、交換
台への切換が行なわれる。
従って明瞭でないダイヤリング動作の場合手動交換台へ
例えば発呼信号が供給される。
信号が変化し、主交換機HAの局内接続でないと識別さ
れる番号をダイヤルすると、副交換機WUAの発呼加入
者の優先順位を再度信号化せよとのデマンドが発せられ
る。
副交換機WUAに収容された加入者の局に相当する優先
順位が識別されると、主交換機HAの中央制御装置は、
閉塞した接続線路を公衆電話回線に接続された空き局線
中継装置に接続し、次いで主交換機HAに所属しないと
判断され一時的に記憶された番号を送出する。
無論この場合には一時記憶装置を信号装置に設けなけれ
ばならない。
もつとも中途で信号が変化するのであるから、変化以後
に選択した番号を一時記憶できれば足りる。
所定の接続要求があったとき交換台への自動的切換えを
行なうことができる。
そのような事態が起るケースとしては所定の通信接続、
例えば主交換機の局内接続が不可能であることが当該ダ
イヤル番号から明らかになった場合がある。
このような場合交換台におけるオペレータはその接続要
求を訊くようにすることができる。
副交換機WUAから主交換機HAへの接続の形成する際
、相手交換機の中継線装置を閉塞する(即ち主交換機H
Aの中継線装置を閉塞する)閉塞用主信号に後続して、
閉塞用主信号(第1図ではHKI)より格段に短い主信
号(第3図ではHK6〜HKIO)を送出する。
これらの主信号HK1は主交換機HAから別交換機WU
Aの方向に接続を形成する場合に閉塞信号として使用さ
れる。
副交換機WUAから主交換機HAへの閉塞信号が局内接
続に関連するものならば、主信号に後続して副信号を送
る必要はない(第2図a及び第3図)。
他方局内接続を越えて更に接続を延ばす場合、例えば局
線との接続を希望する場合には、主信号に後続して副信
号を伝送する。
第2図の各図に図示したように、例えば相異なる3つの
副信号を送出する。
但し既述のように第2図aは、副交換機WUAから送出
される閉塞信号である主信号を示す。
第2図すに示す副信号NK2はPBX交換機から局線な
いし公衆通信網への接続の際主交換機HAにおける符号
変換器として構成された加入者番号発信器が接続される
場合副交換機WUAから送信される信号である。
副信号NK2は200〜300m5の長さの音声周波信
号から成る。
他方副交換機WUAの加入者が自動ダイヤルサービスを
介せず局線束への接続を希望する場合、又は局の優先順
位を有するPBX交換機からの接続要求がある場合には
、主信号HK5に後続して副信号NK3をパルス列とし
て送出する。
副信号NK3を形成するパルス列は例えば長さの相等し
い又は長さの相異なる2つの音声周波信号から成る。
第2図Cの場合には、副信号として長さの相異なる2つ
の音声周波信号が送出される。
また音声周波信号間には所定の長さの休止期間が設けら
れる。
副交換機WUAの加入者が主交換機HAにおいて自動ダ
イヤルサービスを介して局線束への接続を要求する場合
、又は域外通話の外部接続可能なPBX交換機からの接
続要求がある場合には、例えば同じ周波数の長いパルス
と2つの短いパルスとから成る副信号NK4を送出する
これらの場合には、可聴信号発生用の信号装置の425
H2を用いて副信号を形成することができる。
以上の説明から明らかなように、適当なパルス発生装置
から発生され、その都度の接続状態を指示するスイッチ
ング装置により制御され、相異る長さの又は相等しい長
さの信号として必要に応じて配列され(第2図a)る複
数の副信号(例えば第2図d)のNK4を伝送すれば、
副信号の持つ情報量を増倍することができる。
上述のように局線との接続が要求され、しかも公衆電話
網の電話局の選択信号が受信される場合に限り続けて公
衆電話網の電話局にダイヤルすることができる場合には
、副交換機WUAから主交換機HAへの接続の際、最初
のダイヤルパルス列の最後の主信号に後続して副信号を
再送する必要がない。
公衆電話網の電話局の選択信号を待たずに続けてダイヤ
ルすると、通常接続は解除される。
副交換機WUAの加入者と主交換機HAの加入者とのP
BX域内の接続の場合には、発信PBX交換機に関連す
る情報(例えば発信PBX交換機の優先順位)を伝送す
る目的で副信号を送る必要はない。
従ってポストダイヤルの際以後のダイヤルの待時間に制
限が加えられることはない。
例えば主交換機HAの受信装置が所定時間に投入接続さ
れないため、閉塞用主信号に後続して伝送される副信号
(例えばNK4)が局線との接続の際消失すると、通話
の種類の評価が変わり、局線との接続がPBX域内の接
続と見做される。
しかしこの場合にも、局内接続の形成に必要な番号以外
の番号をもダイヤルするか、又は局内番号制とは異なる
番号をダイヤルすれば、交換台への接続に切り換わるか
又は主交換機HAの中央制御装置からの指令により副交
換機WUAの加入者の優先順位があらためて識別される
そして主交換機HAが局に相当する優先順位を識別する
場合には、空き局線中継線装置への切換が行なわれ、一
時的に記憶された番号は局線を介して送出される。
2、PBX内部で空きの接続路が存在しない状態のシグ
ナリング(信号化) このようなシグナリングは副交換機に接続されている1
つの線路束のすべての線路が塞がり状態にある場合にも
同じようにしてなされる。
上述のようなPBX内部で空きの接続路が存在しない状
態は主信号又は副信号を用いて信号化する。
そのような空き接続路不存在の状態を主信号を用いて信
号化する場合には、交換機にダイヤル終了の主信号とP
BX交換機空きの主信号とPBX交換機塞がりの主信号
と応答の主信号がなければならない。
これらの主信号がないと、そのような空き接続路不存在
の状態と、帰路方向に伝送すべき被呼加入者の解除信号
を表示するそれ自体同じ信号とを受信側で識別すること
ができないからである。
また「非優先順位」ないし外部接続不能状態のための解
除との区別ができない(第4節及び第8節参照)。
上述の空き接続路不存在の状態を表わす信号と帰路方向
に伝送される解除信号とは同じ信号である。
しかし同じ信号が、ダイヤル終了信号及び後続のPBX
交換機空き信号ないしPBX交換機塞がり信号の前に配
置されるか又は後に配置伝送されるかに応じて、それぞ
れ上記の空き接続路不存在表示信号になりあるいは反対
方向解除信号にもなる。
従ってその都度の接続状態により、伝送される信号の意
味が定まる。
反対方向解除信号については、第4節及び第8節で復旧
信号として説明する。
主交換機HAで上述の空き接続路不存在の状態が確認さ
れると、例えば径路探索が自動的に再開される。
従って接続の形成が繰り返される。
その結果特殊な信号化が行なわれるか、又は交換台との
接続が形成される。
上記の空き接続路不存在の表示信号を、 PBX交換機塞がりの主信号に後続する副信号として伝
送することもできる。
但しこの場合には、上記の空き接続路不存在の状態によ
り自動的にPBX交換機塞がり信号がトリガされ、主信
号として送るべきPBX交換機塞がり信号は上記の空き
接続路不存在の状態を指示する副信号により補足される
形になる。
3、ダイヤル終了 主交換機HAと副交換機WUAとの間の接続にダイヤル
インパルスを選択信号として用いる場合には、ダイヤル
終了信号は信号本来の機能以外に付加的な役割を果たす
、即ち主交換機HAの加入者が続いてダイヤルする場合
、副交換機WUAから送出される信号のため、PBX交
換機空き信号とPBX交換機塞がり信号を優先的に貫通
接続するのである。
従って接続形成に関連するすべての選択情報が副交換機
WUAにおいて選択された旨の確認があると、副交換機
WUAの中央制御装置から指令があり、ダイヤル終了信
号は主信号として接続線路を介して主交換機HAに伝送
される。
主交換機HAがダイヤル終了信号を受信すると、主交換
機HAでは副交換機WUAへのダイヤルパルスの送出が
阻止される。
このようにして、接続が解除されるまでは、副交換機W
UAから送出されるすべての信号と主交換機HAからの
ダイヤパルスとの間で所謂競合が生ずることはない。
ダイヤル終了信号を形成する主信号の伝送からPBX交
換機塞がり又はPBX交換機空きを指示する主信号の伝
送までの時間間隔は、副交換機WUAではパルス受信の
監視期間となる。
ダイヤル終了信号は主交換機HAからの後続のダイヤル
パルス列に重なり、そのため失われる場合がある。
この場合には、後続の信号即ち副交換機WUAからのP
BX交換機空き信号又はPBX交換機塞がり信号との競
合を回避しなければならない。
主交換機HAから後続して伝送されるダイヤルパルス列
とダイヤル終了信号とが重なり、そのため後続のダイヤ
ルパルスが副交換機WUAに入る場合、副交換機WUA
では、主交換機HAから後続して送出されるダイヤルパ
ルス列の最後のダイヤルパルスが入ってから所定の遅延
時間の経過後でなければ、PBX交換機空き信号又はP
BX交換機塞がり信号は帰路方向に伝送されない。
ダイヤル終了信号HK11の働きにより(ダイヤル終了
信号HK11がポストダイヤルにより消失した場合にも
)、また相手交換機の加入者空き信号Fにより、更にP
BX交換機塞がり信号により、少なくとも応答信号Mが
相手交換機に入るまで、後続のダイヤルパルス列の送出
は阻止される。
競合の結果ダイヤル終了信号が消失しても、主交換機H
Aには影響がない。
ダイヤル終了信号が欠如した状態で伝送しても、PBX
交換機空き信号又はPBX交換機塞がり信号がダイヤル
終了信号として評価されるからである。
PBX交換機空き信号は例えば200〜 300m5の長い交流パルスから成る。
他方PBX交換機塞がり信号は例えば50rSの2つの
交流パルスから成る。
この場合2つの交流パルス間には50m5の休止期間が
設けられる。
この休止期間HK12〜HK13は、ダイヤル終了信号
HK11とPBX交換機塞がり信号である第1主信号H
K12との間の間隔より短かい。
従ってダイヤル終了信号HK11が消失してもPBX交
換機塞がり信号を識別することができる。
ダイヤル終了信号と後続のPBX交換機塞がり信号又は
PBX交換機空き信号との間の時間(監視時間)、およ
び主交換機HAにおいて続いて選択されたダイヤルイン
パルスの着信後PBX交換機空き信号又はPBX交換機
塞がり信号を送出するまでの遅延時間は、ダイヤル間隔
時間の予想値以上長くてはならない。
これは、主交換機HAから第2の番号をダイヤルできな
いようにするためである。
従って主交換機HAで続いてダイヤルし後続のダイヤル
パルスを送出する前に、少なくともPBX交換機空き信
号又はPBX交換機塞がり信号により後続のダイヤリン
グを阻止しなげればならない。
これは、ダイヤル終了信号と競合する主交換機HAから
の選択情報が唯一のダイヤルインパルスか宴成り、その
ためこのダイヤルインパルス及びダイヤル終了信号の双
方が相手交換機に到達することができず、主交換機HA
では該ダイヤルインパルスからダイヤル間隔時間の経過
後ダイヤリングを続行する場合にも当嵌まる。
PBX交換機空き信号に後続する応答信号は、ダイヤル
終了信号の後できる限り早く伝送することが望ましい。
以上の理由から、ダイヤル終了信号の後PBX交換機空
き信号を伝送するまでの間に一定時間を置く。
主信号及び副信号は、休止期間により断続する複数の単
一信号から形成される14、公衆電話網の加入者から、
副交換機WUAの局の外部接続不能のPBX交換機への
接続要求公衆電話網の加入者から副交換機WUAの局の
優先順位を有しないPBX交換機への接続要求があり、
副交換機WUAで局の外部接続不能状態の旨の確認があ
ると、PBX交換機空き又はPBX交換機塞がりの確認
前又は確認後、遅くとも局の外部接続不能状態のPBX
交換機の応答前、接続を解除しなければならない。
そこで副交換機WUAにおいてダイヤル終了を確認後、
ダイヤル終了信号を送出し例えばPBX交換機空き信号
又はPBX交換機塞がり信号を伝送した後、副交換機W
UAからの応答信号送出前、反対方向解除信号を主交換
機HAに伝送し、これにより接続の解除を起動する。
この反対方向解除信号は第2節及び第8節に説明した信
号に相当し、復旧信号とよばれる。
反対方向解除信号はこの復旧信号の場合とは異なる時間
、即ち異なる接続状態下、に伝送される。
従って副交換機WUAとの関係では局線接続の場合発信
交換機として働く主交換機HAにおいて、反対方向解除
信号により交換機ブロックが局線に接続される。
但し副交換機WUAへの局線かもの貫通接続の場合にも
、主交換機HAを発信交換機として考えるので注意を要
する。
以上のように、同じ信号を、接続状態に応じて、それぞ
れの交換機で違った信号として使用することができる。
この種の反対方向解除機能は、主交換機HAの加入者と
副交換機WUAの加入者との間のコールバック接続の際
は必要でない。
しかし副交換機WUAの優先順位のない加入者とのコー
ルバックでは、反対方向に送出する信号の伝送ないし評
価が必要である。
またこの信号が解除信号でない場合も同様である。
これについては第6節を参照。
なお、従属請求項4に特定した記載事項は詳しく、本明
細書第27頁半ばあたりから第29頁後半のところ、及
び第40頁〜第41頁後半までに記載しである。
その記載事項について付言すると、優先順位ないし通話
の種類について所定の(異なった)内容でシグナリング
させることができ、その内容がどのようなものであるか
を例えば数字で表わし得る。
例えば加入者が交換台を介してのみ通話を形成し得るよ
うな内容でシグナリングさせ得る。
また、加入者が所定の他の加入者からしか通話接続され
得ないようにすることも可能である。
副信号が消失すると例えば、接続形成が交換台を介して
のみ行なわれるように所定の(異なった)内容でシグナ
リングがされる。
i、ポストダイヤリング及び割込(第4図)割込信号H
KI4.NK6.HK15は、PBX交換機塞がり信号
HK12.HK13゜NK5の伝送後でなければ受信さ
れない。
PBX交換機塞がり信号HK12.HK13゜NK5は
ダイヤル終了信号HK11に後続して送出される。
中央制御装置は、PBX交換機塞がり信号HK12.H
K13.NK5が確実にダイヤル終了信号HK11に後
続して送出されるように働く。
PBX交換機塞がり状態にならない限り、割込信号HK
I4.NK6.HK15の受信は可能でない。
割込は、例えばアースキーを押すか又はポストダイヤル
により割込信号を送出するこれにより行なわれる。
例えばポストダイヤルにより主交換機HAから割込が行
なわれる場合、主交換機HAの中央制御装置により、ポ
ストダイヤルされる番号のパルス列を表示する主信号の
代わりに特別な主信号HK14゜HK15が伝送される
この主信号により割込が始まる。
キー押圧終了信号HK15は、キー抑圧期間の長さを表
示し、短時間のキー抑圧を長時間のキー抑圧から識別し
、また逆に長時間のキー抑圧を短時間のキー押圧から識
別できるようにする。
長時間のキー押圧は例えば交換機ブロックにおける信号
の投入、例えば交換機ブロックの呼出し又はノック(割
込の際の付加的な喚起信号)を意味する。
コールバックの起動および交換機ブロックの呼出しの場
合も同様であり、短いキー押圧と長いキー抑圧とがある
キー抑圧の開始の際、キー抑圧信号が加入者から送出さ
れた主信号HK14として伝送される。
この主信号に後続して、キー押圧信号を送出する加入者
の優先順位を表示する副信号NK6が伝送される。
受信側の中継線装置の付加的なタイムスイッチ装置は、
第1の主信号HK14及び第2の主信号HK15の時間
間隔に基いてキー押圧時間の長さを検出する。
しかし副信号(例えばNK6)の長さをキー抑圧時間の
長さに相応して定め、受信側の中継線装置のタイムスイ
ッチ装置が副信号の長さからキー抑圧時間の長さを検出
できるようにすることもできる。
既述のように、加入者空き状態又は加入者塞がり状態の
評価から所定時間の経過後、発呼加入者又は被呼加入者
がポストダイヤルする番号又は数字は変換される。
このポストダイヤルによる番号又は数字は、その都度の
接続状態に応じて評価され、割込等の接続動作が始まる
またこのポストダイヤルによる番号又は数字は、番号又
は数字とは異なる主信号および/又は副信号として、交
換機から接続線路を介して相手交換機に伝送される。
このようにすれば、加入者に信号発生用の付加装置を設
ける等の特別な措置を講する必要はな(、またこれらの
信号の伝送・評価のため中継線装置や中央制御装置に付
加装置を設ける必要もない。
副交換機WUAに割込開始信号として伝送される主信号
に後続して副信号NK6が伝送される。
副信号NK6は他の交換機能上の情報を含む信号である
副信号NK6に、割込の際、種種の割込優先順位を指示
させることができる。
割込の対象である加入者が割込後送受器をおいて空きに
なると、加入者空き信号ないしPBX交換機空き信号H
K16.NKγ及び後続の応答信号HKI7.NK8は
主信号HK16゜HK17として主交換機HAに伝送さ
れる。
また場合により主信号HK16.HKI7には副信号N
K7.NK8が後続する。
割込信号HK14.NK6はPBX交換機空き信号(例
えばHKi6)に重なる場合がある。
この場合にはPBX交換機空き信号Fが優先的に貫通接
続される。
PBX交換機空き信号Fは割込信号(例えばHK14)
より長いからである。
その結果割込動作は不要になり、自動的に割込が終る。
そして待機中の接続を貫通させる。この評価は主交換機
HAの中央制御装置により行なわれる。
次いで割込過程が終る。長い方のPBX交換機空き信号
Fを確実に貫通接続するためには、割込信号(主信号か
ら成る)間の最小間隔を充分太き(設定し、PBX交換
機空き信号Fと唯一の割込信号(割込キー押圧開始信号
又は割込キー押圧終了信号)とが重なる程度で従ってP
BX交換機空き信号Fがその分だけ短縮されるに過ぎな
いようにする。
それ故割込開始信号HK14と割込終了信号HK15と
の間に所定の最小間隔を設けなげればならない。
フラッシュキーを操作して割込を起動する場合には、フ
ラソンユキーと番号キーとを同時に操作して割込以外の
他の交換動作を起動することもできる。
割込の終らないうちに空きが検出され、割込が早期に終
る場合には、PBX交換機空き信号Fを繰返さなければ
ならない。
すなわち割込過程の終了する前に副交換機の閉塞ないし
捕捉の際、この副交換機が空き状態であると検出された
場合(例えば伝送の異常の際)、空き状態信号は誤った
表示となり、再送しく繰返さ)なげればならない。
従って空き状態信号の最初の送信は主交換機HAにおい
てたんに検査(チェック)のためのシグナリングである
と評価され、その際検査を行なわなければならない。
6、ダイヤル終了信号及び応答信号の意味局線を介して
非優先順位の形で接続の要求される副交換機WUAのP
BX交換機の非優先順位は、通常の接続動作の際に応答
の主信号を起動する接続の場合のみその識別が可能であ
る。
被呼者が反対方向の解除との間の区別をつけることがで
きないからである。
また接続解除の前に、ダイヤル終了信号である主信号と
PBX交換機空き又はPBX交換機塞がりの主信号を伝
送しなければならない。
これは、受信側において非優先順位に基く解除とPBX
内部で空きの接続路が存在しない状態(のシグナリング
)に基(解除とを識別する上で必要である。
この場合ダイヤル終了信号だけでは充分でない。
ダイヤル終了信号は競合により消失する可能性があるか
らである。
また以上の方法を使用するには副交換機WUAの加入者
が外部接続不能状態にある場合主交換機HAで応答信号
が不要になることを条件とする。
応答信号としては、PBX交換機空き信号の後短かい交
流パルスが送出される。
この応答信号には競合がない。
応答信号に後続して副信号を伝送することができる(第
4図のHK17゜NK8)。
但し通常は応答信号に後続してこの種の副信号NK8を
伝送する必要性は少ない。
乙 コールバック(第5図) コールバックの際は、副交換機WUAから接続線路を介
して主交換機HAに信号を伝送しさえすればよい。
副交換機WUAの加入者の場合にのみ、接続線路を介し
ての局線との接続があり得るからである。
副交換機WUAの加入者がコールバックの際信号キーを
押圧すると、この信号キーの抑圧は固定長の信号(即ち
主信号HK18従って交流信号)として伝送される。
この信号の長さは、受信側でコールバック信号HK18
がダイヤルインパルスと区別されるように設定される。
ダイヤルインパルスの長さは通常50〜70m5である
から、コールバック信号HK18としては200〜30
0Lsの信号が使用される。
コールバック信号は接続形成の特定の時相に拘束されな
い。
副交換機WUAから主交換機HAに送出される閉塞信号
HK19は短かい主信号である。
キー押圧時間の長さを検出する必要がある場合には既述
のように、主信号HK18に後続してキー抑圧時間の長
さに関連する副信号NK9を伝送する。
但しこの副信号は通常固定長の信号ではない。
この副信号は優先順位Ω識別及び接続状態の識別に使用
され、評価される。
従ってコールバック開始の際のみ必要である。
副信号を受信する主交換機HAの受信装置は、コールバ
ックを指示する主信号を受信する際投入接続される。
これにより副交換機WUAの構成を簡単にすることがで
きる。
副交換機WUAは、コールバックの通話の際第1のキー
押圧かそれとも第2のキー押圧かを区別する必要がない
からである。
以上の説明から明らかなように、信号キー抑圧時間の長
さを伝送する必要がある場合でも、信号キーの釈放まで
に副信号NK9の音声周波信号を伝送することができる
しかしこれは、コールバック信号が他の信号(例えば交
換取扱者の呼出信号)と混同するおそれがある場合にの
み意味がある。
第5図の主信号HK20〜HK23は最初のダイヤルパ
ルス列である。
また主信号HK24〜HK27は最後のダイヤルパルス
列である。
長い主信号HK28はコールバック終了を指示する。
コールバックにおいて局の優先順位を有しないPBX交
換機に対し主交換機HAの加入者から呼がある場合には
、主交換機HAがその旨を信号化しなげればならない。
副交換機WUAはこの場合応答信号を伝送しない。
また応答信号以外の他の主信号(従って50Hzの交流
パルスも含めて)は、コールバックの接続が完全に解除
されない限り、副交換機WUAから主交換機HAに伝送
されない。
このようにすれば、加入者間即ち主交換機HAの加入者
と副交換機WUAの局の優先順位を有しない加入者との
間のコールバックのみ可能である。
それ政局線接続が優先順位のない加入者との接続に切り
換わることはない。
また以上のようにすれば、誤動作により切換が生じても
、コールバック加入者ないし局線(従って公衆電話網の
電話局の加入者)を空き交換ブロックに接続し、信号化
することができる。
また以上の説明から明らかなように、副交換機WUAの
加入者の応答信号Mが主交換機HAに着信する場合には
、主交換機HAの中央制御装置は局線を副交換機WUA
の加入者に切換接続させるだけである。
応答信号Mの一時記憶装置ぼ主交換機HAの塞がった局
線中継線装置に設けられる。
被呼加入者の優先順位信号は、PBX交換機空きF及び
PBX交換機塞がりBの主信号及び副信号から成る信号
の副信号として伝送される。
8、接続解除 以下では副交換機WUAの加入者からの接続解除と、主
交換機HAの加入者からの接続解除を区別する。
まず副交換機WUAの加入者が送受器をおいて、局線と
の接続又は主交換機HAの加入者との接続を解除する場
合を考察する(第6図)。
この場合副交換機WUAから極めて長い主信号HK29
が復旧信号として主交換機HAに送出される。
主信号HK29の長さは、閉塞信号や空き信号又は塞が
り信号やコールバック信号とも異なる。
復旧信号HK29が他の主信号により短縮され、復旧信
号HK29に他の主信号の意味が生ずるおそれがないよ
うにしなければならない。
また他の主信号により短縮され、閉塞信号や空き信号又
は塞がり信号やコールバック信号の長さのオーダになっ
てはならない。
復旧信号HK29は常に復旧信号として評価可能な状態
になげればならない。
復旧信号HK29の送出後、主交換機HAから応答信号
として所謂閉塞解除信号HK30が送出される。
復旧信号HK29と閉塞解除信号HK30との間の監視
時間は次のように設定される;即ち復旧が遅れても、即
ち所定時間の経過後に閉塞解除信号HK30が返送され
ても、評価従って復旧が確実に行なわれるようにする。
主交換機HAから閉塞解除信号HK30が送出されると
、中継線装置と主交換機HAのおよび副交換機WUAの
他の関連する接続装置が復旧する。
場合により局線な介して解除信号を伝送する必要がある
この場合には既に復旧信号HK29が生ずる際、主交換
機HAの中央制御装置により解除信号が局線を介して伝
送される。
副交換機WUAが閉塞解除信号HK30を受信した後、
副交換機WUAの中継線装置及びその他の所要装置は他
の接続形成動作に対し空きになる。
次に主交換機HAの加入者からの接続解除又は公衆電話
網の加入者からの接続解除について説明する(第7図)
この場合には主交換機HAから接続線路を介して副交換
機WUAの方向に遮断信号HK31が送出される。
遮断信号HK31は、主交換機HAから副交換機WUA
に送出される他の信号(例えば閉塞信号)から識別でき
なければならない。
そこで遮断信号HK31の長さを1200〜1700m
5に設定する。
この遮断信号HK31により、副交換機WUAの中継線
装置では復旧信号HK29が返送される。
この復旧信号HK29は、既述のように(第6図)、反
対方向に信号を伝送する場合にも他の信号のオーダの長
さに接近しないように充分長く形成される。
復旧信号HK29は既述のように主交換機HAにおいて
、所定の監視時間の経過後副交換機WUAの方向に閉塞
解除信号を送出する。
次いで副交換機WUAの加入者が送受器をおく場合と同
様に復旧動作が始まる。
以上の説明から明らかなように、主交換機HAの装置は
主交換機HAから送出される閉塞解除信号HK30によ
り復旧し、副交換機WUAの装置は主交換機HAから入
る閉塞解除信号HK30により復旧する。
これは、副交換機WUAの加入者が送受器をおいて解除
動作を起動する場合、主交換機HAの加入者が送受器を
おいて解除動作を起動する場合、公衆電話網の加入者が
送受器をおいて解除動作を起動する場合、いずれの場合
にも同様である。
従って発呼加入者からの接続の解除と被呼加入者からの
接続の解除により、それぞれ違った固定信号列(第6図
のHK29.HK30と第7図のHK31.HK29.
HK30)が接続線路を介して伝送される。
これは接続形成方向及び接続解除方向に依存しない。
信号列はそれぞれ接続線路の個々の端部に固定的に配属
される。
即ち接続線路を最終的に復旧させる第1信号(HK30
、閉塞解除信号)は、接続線路の所定端部HAから送出
される。
他方側々の信号列HK29.HK30及びHK31.H
K29゜HK30では、接続線路の所定端部から送出さ
れる第1信号HK30に先行して、第1信号HK30を
トリガする第2信号(HK29、復旧信号)が送られる
接続線路の所定端部から接続解除する場合には、信号列
HK29゜HK30及びHK31.HK29.HK30
に、第2信号HK29をトリガする第3信号HK31が
遮断信号として設けられる。
第1信号HK30と第3信号HK31は接続線路の所定
端部から送出される。
他方第2信号HK29は該端部とは反対側の端部WUA
から送出される。
第2信号HK29は充分長く形成される。第2信号HK
29は、受信側で第3信号 HK31又は第3信号HK31と同じ方向から入るダイ
ヤル列により短縮されても完全に評価可能である。
9、遠隔閉塞動作 主交換機HAから副交換機WUAへの接続形成及び副交
換機WUAから主交換機HAへの接続形成の双方に遠隔
閉塞信号が設けられる。
遠隔閉塞信号は例えば1sより長い。
中継線装置が入方向の閉塞ないし応答信号の受信に対し
動作可能状態にない際、遠隔閉塞信号が中継線装置から
送出される。
遠隔閉塞信号の入る交換機において、この遠隔閉塞信号
により該交換機が副交換機WUAの場合には復旧信号を
トリガし該交換機が主交換機HAの場合には遮断信号を
トリガすることができる。
このようにして障害のある中継線装置を復旧させ、障害
又は動作不能状態を解除する。
次に本発明の各独立請求項による各発明ごとの効果を述
べる。
本発明の第1番目の発明(第1請求項)によれば第1主
信号に後続する副信号が障害を受は又は撹乱されても、
副信号の情報内容を保持することが同一の副信号の使用
のもとで簡単に行ない得ると共に、同じ伝送方向の他の
主信号が送出される場合又は反対方向の主信号が送出さ
れる場合、副信号が短縮されることがあっても、副信号
を再送することにより副信号を確実に評価することがで
きるという効果が得られる。
次に本願発明の第2番目の発明(第12請求項)によれ
ば、相手(副)交換機からの応答信号送出前止交換機に
伝送して接続の解除を起動するための復旧信号に相応す
る信号である同じ信号を、接続状態に応じて、それぞれ
の交換機で違った信号として使用することができるとい
う効果が奏される。
次に本願発明の第3番目の発明(第13請求項。
によれば、簡単且有効な所要の接続の解除ないし阻止手
段が実現されるという効果が得られる。
さらに次に本願発明の第4番目の発明(第14請求項)
によればダイヤル終了信号が主交換機HAからの後続の
ダイヤルパルス列に重なって失われても後続の信号即ち
副交換機WUAからのPBX交換機空き信号又はPBX
交換機塞がり信号との競合が回避され得、またダイヤル
終了信号が消失しても、主交換機HAには影響がないよ
うにし得るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は閉塞信号及び後続の副信号を示す略図、第2図
a−dは接続の形成の際副交換機から主交換機に送出さ
れる主信号及び副信号を示す略図、第3図はダイヤルパ
ルス列の主信号と閉塞信号を示す略図、第4図は割込接
続の際に主交換機及び相手交換機から送出される主信号
及び副信号を示す略図、第5図はコールバックの際副交
換機から主交換機に送出される信号を示す略図、第6図
は副交換機に収容された加入者からの接続解除の際の信
号を示す略図、第7図は主交換機に収容された加入者か
らの接続解除の際の信号を示す略図である。 HA・・・・・・主交換機、WUA・・・・・・副交換
機、HKl・・・・・・閉塞信号、F・・・・・・加入
者空き信号、B・・・・・・加入者基がり信号、M・・
・・・・応答信号、HKl4.HKl5・・・・・・キ
ー押圧信号、HK29・・・・・・復旧信号、HK31
・・・・・・遮断信号、HKII・・・・・・ダイヤル
終了信号。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 交流信号と、接続の形成及び解除用の所要の音声周
    波信号と、必要に応じて用いられる、交換技術上の情報
    に対する補助的情報として、通話の種類とか外部接続可
    能状態ないし優先順位または径路や通話の状態を指示す
    る付加信号である音声周波信号とを使用し、副信号とし
    ての音声周波信号に対し常にすぐ先行する主信号として
    の交流信号を、音声波信号の送出・受信・評価を行なう
    送受信装置の制御に使用した電話回線網の交換接続用信
    号方式において、径路設定および/又は通話状態を指示
    する第1主信号HKIに後続して、通話の種類および/
    又は優先順位ないし外部接続可能状態の識別に使用され
    る副信号NKIを伝送し、径路設定および/又は通話状
    態を指示し副信号NKIに後続する第2主信号HK2に
    すぐ後続して該副信号を再送することを特徴とする電話
    回線網の交換接続用信号方式。 2 第1主信号HKIを閉塞信号として設け、第2主信
    号を、閉塞信号に後続するダイヤパルス列HK2〜HK
    4の少なくとも1つのダイヤルインパルスHK4として
    設けた特許請求の範囲第1項記載の電話回線網の交換接
    続用信号方式。 3 第1主信号HK1に後続する副信号NKIが障害に
    より断である際、主信号HK1は接続路に所定の異なる
    機能ないしシグナリングの内容を付与しもって発呼加入
    者又は接続線路の通話の種類および/又は優先順位ない
    し外部接続可能状態について所定の異なったシグナリン
    グをさせる特許請求の範囲第1項記載の電話回線網の交
    換接続用信号方式。 4 副信号断の時のように異なった内容でシグナリング
    の際、あらかじめ固定的に設定された最長ダイヤル間隔
    時間以内に続いてダイヤルしない場合、発呼信号を交換
    台に供給し、他方、域内接続に必要な番号以外の数字を
    ダイヤルする場合、交換台への切換を行なう特許請求の
    範囲第3項記載の電話回線網の交換接続用信号方式。 5 主交換機HAと副交換機WUAとを接続する接続線
    路の発信端及び着信端の双方で、主信号HKl等および
    副信号NKI等の送信及び評価中は通話伝送が行なわれ
    得ないようにし、そのための通話信号の伝送不能状態の
    開始が、個々の主信号HKI等により行なわれるように
    し、主信号HKl等に後続する副信号NKI等により、
    通話伝送のそのような伝送不能状態を少なくとも副信号
    NK1等の持続時間の間維持する特許請求の範囲第1項
    記載の電話回線網の交換用信号方式。 6 主交換機HAと副交換機WUAとを接続する接続線
    路の発信端及び着信端の双方で、主信号HKl等および
    副信号NK1等の送信及び評価中は通話伝送が行なわれ
    ないようにし、そのための通話信号の伝送不能状態の開
    始が、個々の主信号HKI等により行なわれるようにし
    、主信号HKl等に後続する副信号NKI等により、通
    話伝送のそのような伝送不能状態を少なくとも副信号N
    KI等の持続時間の間維持するようにし、該伝送不能状
    態を維持する持続時間の大きさが、2つの相前後する同
    種の主信号HK2/HKa等間の休止期間より長く、か
    つ共通の副信号に所属する2つの周波数列間の最大体止
    期間より長いようにした特許請求の範囲第1項記載の電
    話回線網の交換接続用信号方式。 7 加入者空き状態又は加入者基がり状態の評価から所
    定時間の経過後に発呼加入者又は被呼加入者からダイヤ
    ルされる番号又は数字を、その都度の接続状態に依存し
    て評価して所定の接続動作を起動するようにした特許請
    求の範囲第1項記載の電話回線網の交換接続用信号方式
    。 8 第1主信号に第2主信号F、Bが後続する場合にお
    いて第1主信号が断の際、着信する第2主信号F、Bと
    第2主信号F、Hに後続する副信号から、消失した第1
    主信号の情報内容を導出する特許請求の範囲第1項記載
    の電話回線網の交換接続用信号方式。 9 被呼加入者の所属する交換機WUAにおけるダイヤ
    ル終了信号及び加入者空き信号F又は加入者基がり信号
    Bにより、また、発呼加入者が続いてダイヤルしたため
    に被呼加入者側交換機においてダイヤル終了信号が消失
    した場合にも、前記の被呼加入者側(の所属する)交換
    機WUAにより伝送された応答信号Mが発呼加入者側(
    の所属する→交換機HAに到来するまで、該発呼加入者
    側交換機HAからの後続のダイヤルパルス列の伝送が阻
    止されるようにし、被呼加入者側交換機WUAにおける
    ダイヤル終了を指示する第1主信号が発呼加入者側交換
    機HAにて受信されない場合、被呼加入者側交換機WU
    Aにおける加入者空き信号F又は加入者基がり信号Bで
    ある第2主信号にダイヤル終了信号の役割をも果たさせ
    る特許請求の範囲第8項記載の電話回線網の交換接続用
    信号方式。 10 加入者がキー抑圧信号を送出する際、キー押圧開
    始の際1つの主信号HK14を送出し、キー抑圧終了の
    際1つの主信号HK15を送出し、キー抑圧開始を表示
    する主信号HK14に副信号NK6を後続して伝送する
    特許請求の範囲第1項記載の電話回線網の交換接続用信
    号方式。 11 個々の信号列HK29.HK30及びHK31.
    HK29.HK30において、接続線路の所定端部から
    送出される第1主信号HK30に先行して、第1主信号
    HK30をトリガする第2主信号HK29を送出し、接
    続線路の前記所定端部の側から接続を解除する際、信号
    列HK29゜HK30及びHK31.HK29.HK3
    0に第2主信号HK29をトリガする第3主信号HK3
    1を設け、第1主信号HK30と第3主信号HK31を
    常に接続線路の前記所定端部HAの側から送出せしめ、
    第2主信号HK29を常に所定端部HAとは反対側の端
    部WUAの側から送出せしめる特許請求の範囲第1項記
    載の電話回線網の交換接続用信号方式。 12 交流信号と、接続の形成及び解除用の音声周波信
    号と、接続の形成自体には必ずしも必要でない付加信号
    としての音声周波信号とを使用し、副信号としての音声
    周波信号に対し常に先行する主信号としての交流信号を
    、音声周波信号の送出・受信・評価を行なう送受信装置
    の制御に使用した電話回線網の交換接続用信号方式であ
    って径路設定および/又は通話状態を指示する第1主信
    号に後続して、通話の種類および/又は優先順位ないし
    外部接続可能状態の識別に使用される副信号を伝送し、
    径路設定および/又は通話状態を指示し副信号に後続す
    る第2主信号に後続して該副信号を再送するようにした
    電話回線網の交換接続用信号方式において、接続線路を
    介して呼び出された相手交換機の加入者から反対方向に
    発信交換機に、ダイヤル終了信号と、PBX交換機が空
    き状態ないし塞がり状態であると確認されたとき生ぜし
    められるPBX交換機空き信号ないしPBX交換機塞が
    り信号と、応答信号と、通話終了の除虫ぜしめられる復
    旧信号(接続解除信号)とを伝送し、相手交換機WUA
    の外部接続不能の加入者を呼び出す場合、応答信号Mの
    伝送の前に復旧信号に相応する信号を発信交換機HAに
    送出し、接続に関与する装置及び接続線路を、該復旧信
    号により復旧せしめ、発信交換機HAでは前記加入者の
    ダイヤル信号を制御することを特徴とする電話回線網の
    交換接続用信号方式。 13 交流信号と、接続の形成及び解除用の音声周波信
    号と、接続の形成自体には必ずしも必要でない付加信号
    としての音声周波信号とを使用し、副信号としての音声
    周波信号に対し常に先行する主信号としての交流信号を
    、音声周波信号の送出・受信・評価を行なう送受信装置
    の制御に使用した電話回線網の交換接続用信号方式にお
    いて、径路設定および/又は通話状態を指示する第1信
    号HK1に後続して、通話の種類および/又は優先順位
    ないし外部接続可能状態の識別に使用される副信号NK
    Iを伝送し、径路設定および/又は通話状態を指示し副
    信号NKIに後続する第2主信号HK2にすぐ後続して
    該副信号を再送するようにし、相手交換機の外部接続不
    能状態の加入者をダイヤリングした場合、外部接続可能
    状態の加入者の際に加入者空き信号Fに後続して送出す
    る応答信号Mを伝送せず、発信交換機HAからの接続の
    維持を阻止することを特徴とする電話回線網の交換接続
    用信号方式。 14 交流信号と、接続の形成及び解除用の音声周波信
    号と、接続の形成自体には必ずしも必要でない付加信号
    としての音声周波数信号とを使用し、副信号としての音
    声周波信号に対し常に先行する主信号としての交流信号
    を、音声周波信号の送出・受信、評価を行なう送受信装
    置の制御に使用した電話回線網の交換接続用信号方式に
    おいて、径路設定および/又は通話状態を指示する第1
    信号HK1に後続して、通話の種類および/又は優先順
    位の識別に使用される副信号NK1を伝送し、径路設定
    および/又は通話状態を指示し副信号NK1に後続する
    第2主信号HK2にすぐ後続して該副信号を再送するよ
    うにし、またダイヤル終了信号を形成する主信号の伝送
    からPBX交換機塞がり又は空きを指示する主信号の伝
    送までの時間間隔を副交換機WUAにおいてパルス受信
    の監視期間として用いるようにし、その際副交換機WU
    Aからのダイヤル終了信号HKIIにつづいて主交換機
    HAからのダイヤルパルス列が、当該副交換機WUAか
    らの、前記の終了信号HK11に後続するPBX(ない
    し加入者)空き状態表示信号Fないし塞がり状態表示信
    号Bの送出前に到来するため前記ダイヤル終了信号が消
    失すると、主交換機HAかも送出されるダイヤルパルス
    列の最後のダイヤルインパルスの着信から所定の遅延時
    間の経過後はじめて副交換機の、加入者(PBX交換機
    )塞がり状態ないし空き状態指示信号の伝送がなされ得
    るようにしたことを特徴とする電話回線網の交換接続用
    信号方式。
JP8810276A 1975-07-23 1976-07-23 電話回線網の交換接続用信号方式 Expired JPS5811147B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19752532939 DE2532939C3 (de) 1975-07-23 Verfahren unter Verwendung eines Systems zum Austausch von Schaltkennzeichen im Verbindungsverkehr in Fernsprechnetzen, insbesondere in Nebenstellennetzen mit Wählunteranlagenverkehr
DE19752532920 DE2532920C3 (de) 1975-07-23 Verfahren für ein Schaltkennzeichensystem zur Abwicklung des Verbindungsverkehrs in Fernsprechnetzen, insbesondere in Nebenstellennetzen mit Wählunteranlagenverkehr
DE19752532943 DE2532943C3 (de) 1975-07-23 Verfahren unter Verwendung eines Systems zum Austausch von Schaltkennzeichen im Verbindungsverkehr in Fernsprechnetzen, insbesondere in Nebenstellennetzen mit Wählunteranlagenverkehr
DE19752532973 DE2532973C3 (de) 1975-07-23 Verfahren unter Verwendung eines Systems zum Austausch von Schaltkennzeichen im Verbindungsverkehr in Fernsprechnetzen, insbesondere in Nebenstellennetzen mit Wählunteranlagenverkehr
DE19752532955 DE2532955C2 (de) 1975-07-23 1975-07-23 Verfahren für ein Schaltkennzeichensystem zur Abwicklung des Verbindungsverkehrs in Fernsprechnetzen, insbesondere in Nebehstellennetzen mit Wählunteranlagenverkehr
DE19752532983 DE2532983C3 (de) 1975-07-23 Verfahren unter Verwendung eines Systems zum Austausch von Schaltkennzeichen im Verbindungsverkehr in Fernsprechnetzen, insbesondere in Nebenstellennetzen mit Wählunteranlagenverkehr
DE19752532919 DE2532919C2 (de) 1975-07-23 1975-07-23 Verfahren für ein Schaltkennzeichensystem zur Abwicklung des Verbindungsverkehrs in Fernsprechnetzen, insbesondere in Nebenstellennetzen mit Wählunteranlagenverkehr
DE19752533001 DE2533001C3 (de) 1975-07-23 Verfahren für ein Schaltkennzeichensystem zur Abwicklung des Verbindungsverkehrs in Fernsprechnetzen, insbesondere in Nebenstellennetzen mit Wählunteranlagenverkehr
DE19752532927 DE2532927B2 (de) 1975-07-23 1975-07-23 Verfahren unter verwendung eines systems zum austausch von schaltkennzeichen im verbindungsverkehr in fernsprechnetzen, insbesondere in nebenstellennetzen mit waehlunteranlagenverkehr
DE19752532944 DE2532944C2 (de) 1975-07-23 Verfahren für ein Schaltkennzeichensystem zur Abwicklung des Verbindungsverkehrs in Fernsprechnetzen, insbesondere in Nebenstellennetzen mit Wählunteranlagenverkehr

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JPS5237704A JPS5237704A (en) 1977-03-23
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59157133U (ja) * 1983-04-07 1984-10-22 日信工業株式会社 機械式ドラムブレ−キの制動間隙自動調整装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59157133U (ja) * 1983-04-07 1984-10-22 日信工業株式会社 機械式ドラムブレ−キの制動間隙自動調整装置

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