JPS58110104A - ステンレス鋼帯冷間圧延におけるビビリ防止方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はステンレス鋼帯の冷間゛圧延、４ＩｆｉＦ−セ
ンシマー圧延機Ｋ、よる冷間圧延時に銅帯表面に生じる
波打ち現象であるビビリの発生を防止するに好適な方法
に関する。

一般に、冷間圧延中の銅帯表面上に生じる波打ち現象と
して、エマルジ冒ン圧延油會使用し九普通鋼Ｏタンデム
圧延で見られるチャタリングと称されるものＯ他に１鋼
板の微少なうね少として現われるビビリと称されるもの
が知られている。このビビリは、ステンレス銅帯をセン
シマー圧延機によりて冷間圧延する場合に１第１図の模
式図に示される如く、鋼帯ｌの圧延方向に略直角にその
表裏面に現われるピッチ１０〜３０細、山高さ５＃＠度
の微少なうねｐである。このようなビビリは銅帯品質全
悪化させるものであ〕、ビビリ０発生を防止することが
望まれている。

ところで、従来、ステンレス銅帯を圧延する場合には、
１回法が通例であ多、素材板厚から最終板厚オて一度に
圧延している。例えば、素材板厚が４ｍのステンレス銅
帯管目標板厚１．５ｍａｌｌまで、−回の圧延工程にて
圧延しているところである。

この場合、総圧下率は素材板厚（４Ｗ）Ｋ対する圧延に
伴なう板厚変動量（４麿−１，５ｍ）の比として表示さ
れ、総下率Ｆｉａｇ、ｓチとなる。この他圧下率の例と
しては最大ｓｇ、ｓ％（素材板厚４ｍ→最終板厚０，３
鴫）から最小５０−（素材板厚４麿→最終板厚２ｍ）の
範四内とするのが一般的である・ しかしｔｋから、このような圧延方法では、前述したよ
うなビビリがステンレス銅帯の表裏面に現われる欠点が
あり、しか４このビビリ現象の原因については°評しく
・−討され九ことはなく、ビビリ発生を圧延時に防止す
る対策は実施されていない。

それ故、従来では、ビビリが発生している圧延後Ｏステ
ンレス鋼帯に対し、発生したビビリを矯正する手段が採
られているものである。これは、圧延後のステンレス鋼
帯に１更ｋｉｌｌｌｉ張力でスキンパス圧延を行うこと
中、シートに裁断後ストレッチャーで引張る方法である
。しかし、前者の方法では充分な効果がなく、後者では
歩留）生産性が低くコスト高となる難点がある。

（のように１　ビビリが発生した鋼帯をスキンパス圧延
機中レベラーロールで矯正することは困難であ〕、ステ
ンレス刺品の長所である仕上げ面のＳａｔ損い、商品価
値を低下する間鉋点がある。

そのため、冷間圧延時のビビリ発生を防止する対策が急
がれていた。

本発明は、上記従来の問題点に着目し、別途にビビリを
矯正する工ｌＩヲ必要とせず、ステンレス銅帯のセンシ
マー圧延機による冷間圧延工程においてビビリＯ発生自
体！−阻止することができるビビリ防止方法を提供する
ことを目的とする。

上記目的を達成するためｋ、本発明に係るビビリ防止方
法は、ステ／レス鋼帯を竜ンジｉ−圧延機によシ総圧下
率４〇−以上で冷間圧延するに際圧延することｋよシ、
鋼帯表面のビビリ発生を防止するように構成したもＯで
、ある。

斯かる構成によれば、ステンレス鋼帯はビビリ−が発生
しない４０１Ｇ以下の圧下率で圧延される工程が目標板
厚まで繰ル返鳳されるため、この圧延工程でビビリが防
止され、品質向上を図ることができるとともに、ビビリ
矯正工程を不要とすることができる。

以下に１本発明の［理と実ｊＩＩｉ例について詳細に１
１２明する。

本発＊ｈ、ステンレス銅帯を七ンジマー圧延機ｋｘル種
々の圧延条件で圧延し、ビビリの発生相変を詳細に調査
検討を加え九結果に基づくものである。すなわち、ビビ
リはその山の高さが大きい＠台立つことから、ピッチよ
シも山の高さで評価すべ會であるが、圧延時Ｋ　５　ｓ
程度のうね〕を測定することは困難であるので、実験Ｋ
ＩＩＬ、ビビリＯ発生柵度’ｔａｎ観察による明瞭度と
して、その大、中、小、機先なしのＳ段階で評価し、同
時にピッチ測定を行つ走、この結果を第２〜３図に示す
。

第２図は圧延総圧下率とビビリ明瞭度との関係を示す４
のである・この実験は、素材ｔ−８Ｕ８−４３０．１Ｓ
Ｕ８３０４について、種々の素材板厚で行い、また、素
材は熱延鋼帯の焼鈍酸洗後のものＯ他に、七ンジマー圧
延後焼鈍酸洗ｆ：ｉｉＩ！た素材について行い、圧延総
圧下率を変更した場合のビビリ明瞭ａｔ評価したｔので
ある。この結果によれば、素材の板厚中履歴によらず、
圧延総圧下率が４０−以下で祉ビビリが発生せず、４０
１１を超克ると急激Ｋ１１Ｊ著になることが理解できる
。

一方、第３図には、圧延総圧下率とビビリピッチとの関
係を示す、これは、上記条件と同一条件下で爽験會なし
ピッチを測定したものであるが、中は夛圧延総圧下率４
〇−以下ではビビリピッチは発生せず、４０−を越える
２２０〜３０驕のピッチで現われ、次第にピッチは小さ
くなる。

このような結果によれば、ステンレス鋼帯の冷間圧延に
おいては、例えばＳＵ３３０４ｍでは総圧下率４０−で
変形抵抗が１００Ｋｒ／１０１”であるが、９０−ては
１８０４７ｍ”Ｋも達することＫｍみ、ビビリ現象は銅
帯が比較的硬化した圧延総圧下率が４０−以上となると
発生するものであることが理解できる。

斯かることから、ビビリ発生を防止する圧延方法として
、焼鈍酸洗後のステンレス銅帯を圧下率が４０％以下で
圧延し、次いで再度焼鈍酸洗して銅帯を軟化させた後、
更に目標の板厚まで圧延する手段が有効であるとの知見
を得たものである。

このような知見に基づき、ステンレス鋼のセンシマー圧
延機により行った圧延の１！施例を以下に説明する。

熱間圧延ｔｊｌｉした８Ｕ８３０４の鋼帯を用い、こＯ
素材仕様を板厚４麿、板１１１２５０１ｍ１とした。そ
して、この銅帯を最終板厚が１．５　ｍとなるまでセン
シマー圧延するものとし友、この場合、総圧下率は、圧
延に伴なう板厚装動量が４　ｍ　−１，５ｓｍ　ｃ＝１
５ｍであるため、素材板厚に対する比として、６１５−
となる。

そこで、まず、素材を焼鈍酸洗發、１回目の圧延が圧下
率４０−以下となるように１目Ｉｌｌ板厚をｍ５ＭＩＫ
設定しく圧下率３７．５　’３Ｇ−望ＸＩＯΦ、この、
１［厚となるｔて３パスでセンシマー圧延する。

そＯ螢、板厚がｇ、　ｓ　ｓｗとなった銅帯を再度焼鈍
酸洗、して、最終板厚である１Ｂ麿までセンシマー圧延
【麹すものである。この２回目の圧延圧下率は、板厚ｔ
−ｇ、　ｓ麿から１．５１１１オで圧下するものである
ため、４（１（富帖Ｒ工Ｘ１００）とな〕、この工程で
−も中はシ４〇−以下の圧下率であること管満足してい
る。

このような実施例では、圧延發のステンレス銅帯表面上
にビビリは確認できなかった。すなわち、本ｉＪ！施例
によれば、焼鈍酸洗処理して銅帯を軟化させつつ、圧下
率が４０優以下となるセンシマー圧延を施し、これを最
終目標板厚オで繰シ返す工程としているので、ビビリ発
生の原因が当骸圧延工程から取除かれ、し九がって、圧
延工程のみでビビリの発生を防止でき、ビビリ矯正が不
要となる・ 以上説明したように１本発明によれば、従来不可能であ
ったステンレス銅帯のセンシマー圧ｋｊ：ｍによる圧延
中に発生するビビリを防止することができ、ストレッチ
ャーなどでＯビビリ０矯正工程が不要となるという効果
を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図はステンレス銅帯のビビリ発生状１１０模式断面
図、第２図は圧延総圧下率に対するビビリ明瞭度Ｏ関係
を示すグラフ図、第３図は同ビビリピッチとの関係を示
すグラフ図である。 代理人　鵜沼辰之（ほか２名） 第１図 第２図 圧延縄り玉下手 第３図 ２０　　　４０　　　　６０　　　８０万、を成た下手
　（％）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ０）　　ステンレス鋼帯【センシマー圧延機により総圧
   下率４０ｍ！以上で冷間圧延するに際し、ステンレス銅
   帯を焼鈍酸洗した後に４０−以下の圧下率で圧延する工
   ｓｔＨ！ｎ返し、目標板厚まで圧延して銅帯表面のビビ
   リ発ヰを防止することを特徴とするステンレス鋼帯冷間
   圧延におけるビビリ防止方法。