JPH1053817A - 耐ローピング性、リジング性および成形性に優れたフェライト系ステンレス鋼板の製造方法 - Google Patents
耐ローピング性、リジング性および成形性に優れたフェライト系ステンレス鋼板の製造方法Info
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- JPH1053817A JPH1053817A JP8210317A JP21031796A JPH1053817A JP H1053817 A JPH1053817 A JP H1053817A JP 8210317 A JP8210317 A JP 8210317A JP 21031796 A JP21031796 A JP 21031796A JP H1053817 A JPH1053817 A JP H1053817A
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Abstract
絞り性を有するフェライト系ステンレス鋼板を熱延板焼
鈍を省略し、1回冷延法での製造方法を提供する。 【解決手段】 重量%で、Cr:11〜25%、C :0.005 %
以下、N :0.008 〜0.03%、Ti:C/12+N/14<Ti/48<
5(C/12+N/14)を含有し、残部がFeおよび不可避的不
純物よりなるフェライト系ステンレス鋼のスラブを1250
℃以下に加熱し、次に1100〜 950℃の温度域で、 1パス
あるいは 2パス以上の合計圧下率が50%以上の粗圧延を
行ない、次いで粗圧延終了から仕上連続圧延機に噛み込
まれるまでに少なくとも10秒以上の時間をとり、その
後、最終の 2パスの合計圧下率が40%以上かつ仕上温度
が 850℃以上の仕上圧延を行ない、仕上圧延直後から 5
秒間の平均冷却速度を25℃/sec以下とし、巻き取った
後、通常の冷延、焼鈍を施す。
Description
ンレス鋼板の問題点であるリジング、ローピングの発生
を抑制し、かつ深絞り性の優れたフェライト系ステンレ
ス鋼板を製造する方法に関するものである。
加工時にリジングと呼ばれる圧延方向に沿った特有の凸
凹が生じ、製品の表面品質の著しい劣化を招くことがあ
る。このリジング防止策としては、低温仕上げ圧延を行
ない、その後熱延板焼鈍をした後、冷延、焼鈍をする方
法(特公昭45−34016号公報)や、低温熱延と高
温巻取を組み合わせた方法(特開平1−136930号
公報)等が開示されている。しかし、このような熱延を
低温にし、巻取を高温にする方法は、既存の熱延設備を
使用することを前提にすると達成するのが難しい。ま
た、前者が提唱している熱延板焼鈍を加えることは製造
コストの増加を招く。また、冷延時には、ローピングと
称し、リジングと類似した圧延方向に沿った凸凹が生じ
る現象がある。このローピングも商品の表面品質を劣化
するのでリジング抑制と同様の対応策が実行されてい
る。
り加工に供されることが多く、平均r値の向上策として
は鋼をIF(Interstitial atom free)化すること(特
公昭54−11770号公報、特公昭57−55787
号公報等)や2回冷延法の技術が開示されている。後者
の技術は冷延と焼鈍を2回繰り返すため製造コストが高
くなる欠点がある。また、IF系のフェライト系ステン
レス鋼板も高平均r値の達成とリジング、ローピングの
抑制を行なうには1回冷延法で製造する場合は熱延板焼
鈍を行なうのが一般的である。
れ、ローピング及びリジングの発生を抑制し、かつ高い
r値のフェライト系ステンレス鋼冷延鋼板を1回冷延法
で製造する方法を提供するものである。
耐ローピング性、耐リジング性に優れた超深絞り用フェ
ライト系ステンレス鋼板を熱延板焼鈍を省略した1回冷
延法で製造する技術の開発に取り組み、以下の知見を得
た。 仕上圧延前に再結晶が起こっていない場合は、リジン
グおよびローピングが顕著に起こる。 熱延板の組織が再結晶組織でないと、リジング、ロー
ピングが生じる。 第2相が10%以上存在しないと、熱延板の組織がた
とえ再結晶組織でも平均粒径が100μm以上になる
と、ローピングが生じる。 第2相が10%以上存在すると、1回冷延法では高い
平均r値が達成されない。 超深絞り性を得るにはIF化が必要。 本発明は、以上の知見に基づき、鋼としてはIF成分系
で、仕上圧延前、熱延板状態で再結晶組織を呈し、かつ
熱延組織の平均結晶粒径が100μm以下になる製造方
法を鋭意検討した結果なされたものである。
避的不純物よりなるフェライト系ステンレス鋼のスラブ
を1250℃以下に加熱し、次に1100〜950℃の
温度域での1パスあるいは2パス以上の合計圧下率が5
0%以上、かつ終了温度が950℃以上になるような粗
圧延を行ない、次いで粗圧延終了から仕上連続圧延機に
噛み込まれるまでに少なくとも10秒以上の時間をと
り、その後、最終の2パスの合計圧下率が40%以上、
かつ仕上温度が850℃以上となる仕上圧延を行ない、
仕上圧延直後から5秒間の平均冷却速度を25℃/sec以
下とし、巻き取った後、通常の冷延、焼鈍を施すことを
特徴とする耐ローピング性、リジング性および成形性に
優れたフェライト系ステンレス鋼板の製造方法である。
成分の限定条件について述べる。本発明において、Ti
をC/12+N/14<Ti/48を満たす範囲で添加
することとしたのは、鋼中のCおよびNを析出物の形で
固定することによりIF化を図り、製品の深絞り性を向
上させるのに有利な方位である(111)<112>,
(554)<225>などの集積度の高い集合組織を有
する鋼板を得ることができるからである。また、Tiの
添加量が多いことは耐食性には好ましいが、過剰な添加
は再結晶を抑制するので、Ti/48<5(C/12+
N/14)とした。
超えてCを添加するとTiCの析出量が多くなり、熱延
時の再結晶が抑制されるためである。
ある。NはTiと結合して析出物を生成することにより
鋳造組織を微細化することができ、これが熱延時の再結
晶を促進する。また、粗大なTiNを核生成サイトとし
て再結晶が起こり、再結晶が促進されている可能性もあ
る。いずれの原因にしろ熱延時の再結晶を顕著に促進す
るために、Nの添加量のを0.008%以上とする。し
かし、N量が多すぎると、TiNが増え、疵の発生が懸
念されるので0.03%以下とした。
るので、11%以上とした。しかしながら、Crの増加
は加工性を劣化するので25%以下とした。
の向上のためにBを添加することは使用用途によっては
有効であるが、B量が多くなると再結晶が抑制されるの
で、Bの添加量は0.005%以下とした。他の成分と
しては、耐食性の観点からMo,Ni,Cuの添加は使
用用途によっては有効であるが、Mo>3%,Ni>2
%,Cu>3%の添加は再結晶を抑制するので、Mo:
3%以下,Ni:2%以下,Cu:3%以下とした。
る。スラブの加熱温度を1250℃以下としたのは、1
250℃を超えると結晶粒が粗大化して、熱延後の再結
晶が抑制されるためである。また、加熱温度の下限につ
いては金属学的には限定する理由はないが、本発明の条
件を満足する熱延の仕上温度を確保するには1050℃
以上の加熱温度が望ましい。
スあるいは2パス以上の合計の圧下率が50%以上、か
つ終了温度を950℃以上の粗圧延を行ない、仕上圧延
開始までに少なくとも10秒以上の時間を取るようにす
るのは、仕上圧延の前に再結晶組織を得るためである。
これらの条件から外れると、仕上圧延前に再結晶組織が
得られず、耐ローピング性、耐リジング性が確保されな
い。
以上かつ仕上温度が850℃以上で仕上げ圧延を行な
い、仕上圧延直後から5秒間の平均冷却速度を25℃/s
ec以下とするのは、これにより熱延組織が再結晶組織
で、かつフェライトの平均粒径が100μm以下とな
り、ローピング、リジングの発生が抑制され、高いr値
の冷延鋼板が製造できるためである。
した成分組成を有する鋼の250mm厚スラブを加熱し、
粗圧延、仕上圧延を施した後に、捲取り、4mm厚の熱延
板を得た。そのときの加熱温度、粗圧延、仕上圧延、捲
取温度の各条件を表2に示す。なお、粗圧延後の厚みは
30mmとした。次に、冷延率80%で0.8mmに冷延し
た後、820℃で焼鈍した。その後、焼鈍板のr値、耐
ローピング性、耐リジング性を評価した。
後の寸法変化より求めた。r値はr=(r0 +r90+2
×r45)/4の関係式より求めた。ここでr0 は圧延方
向に平行な方向の試験片より求めたr値、r90は圧延方
向に垂直な方向、r45は圧延方向に45°傾いた方向の
試験片より求めたr値である。深絞り性に優れるにはr
値は少なくとも1.6以上が必要とされる。
式粗度計を用いて製品板の圧延方向に垂直な方向のうね
り高さを求めた。うねり高さが0.2μm以下であれ
ば、肉眼でローピングはほとんど観察できず、極めて優
れた状態と判断される。
JIS5号引張試験片を15%引張った後、表面を粗度
計で測定して鋼板のうねり高さより評価した。ランク1
はうねりの高さが20μm以下、ランク2:20〜30
μm、ランク3:30〜40μm、ランク4:40〜7
0μm、ランク5:70μm以上とした。ランク2まで
は実用上問題がないとされている。
範囲を満足した実験番号1,2,3,4,10,11,
13,14,15,16,17,18,22の材料はい
ずれもr値が高く、ローピング、リジングも良好であ
る。
却速度が30℃/secと大きかった実験番号5の材料は、
熱延板の再結晶が十分に起きずローピング、リジング、
r値すべてにおいて好ましい結果が得られなかった。特
に、特性の顕著な劣化が見られたのは仕上最終2パスの
合計圧下率が低かった実験番号6の材料であった。仕上
圧延温度が低かった実験番号7の材料も好ましい特性が
得られなかった。粗圧延において1100〜950℃の
温度域での合計圧下率が低かった実験番号8及び粗圧延
の最終パスの温度が低かった実験番号9の材料はともに
大きなローピングを示した。加熱温度が高かった実験番
号12の場合も大きなローピングを示した。比較鋼を用
いた実験番号19,20,21の材料では優れたローピ
ング、リジング特性が得られなかった。特にIF化され
ていない実験番号19のr値は低い。
なしに耐ローピング性、耐リジング性に優れた超深絞り
性フェライト系ステンレス鋼板を1回冷延法で製造する
ことができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 重量%で、 Cr:11〜25%、 C :0.005%以下、 N :0.008〜0.03%、 Ti:C/12+N/14<Ti/48<5(C/12
+N/14) を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物よりなるフ
ェライト系ステンレス鋼のスラブを1250℃以下に加
熱し、次に1100〜950℃の温度域での1パスある
いは2パス以上の合計圧下率が50%以上、かつ終了温
度が950℃以上になるような粗圧延を行ない、次いで
粗圧延終了から仕上連続圧延機に噛み込まれるまでに少
なくとも10秒以上の時間をとり、その後、最終の2パ
スの合計圧下率が40%以上、かつ仕上温度が850℃
以上となる仕上圧延を行ない、仕上圧延直後から5秒間
の平均冷却速度を25℃/sec以下とし、巻き取った後、
通常の冷延、焼鈍を施すことを特徴とする耐ローピング
性、リジング性および成形性に優れたフェライト系ステ
ンレス鋼板の製造方法。 - 【請求項2】 重量%で、 Cr:11〜25%、 C :0.005%以下、 N :0.008〜0.03% Ti:C/12+N/14<Ti/48<5(C/12
+N/14) を含有し、さらに、 B :0.005%以下、 Mo:3%以下、 Ni:2%以下、 Cu:3%以下 の1種または2種以上を含有し、残部がFeおよび不可
避的不純物よりなるフェライト系ステンレス鋼のスラブ
であることを特徴とする請求項1記載の耐ローピング
性、リジング性および成形性に優れたフェライト系ステ
ンレス鋼板の製造方法。
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