JPS5810989Y2 - スイツチレバ復旧機構 - Google Patents
スイツチレバ復旧機構Info
- Publication number
- JPS5810989Y2 JPS5810989Y2 JP14639277U JP14639277U JPS5810989Y2 JP S5810989 Y2 JPS5810989 Y2 JP S5810989Y2 JP 14639277 U JP14639277 U JP 14639277U JP 14639277 U JP14639277 U JP 14639277U JP S5810989 Y2 JPS5810989 Y2 JP S5810989Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch lever
- frame
- recovery mechanism
- switch
- hook
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電話機のフックスイッチの如きスイッチにおけ
るスイッチレバー復旧機構に関するものである。
るスイッチレバー復旧機構に関するものである。
従来の電話機用フックスイッチは第1図に示すように構
成されている。
成されている。
ここで、1はフックフレーム、2はフックレバ、3は軸
、4はフックレバ2の戻し用コイルばね、5はフックフ
レーム1に取付けられているスイッチ群でフックレバ2
に駆動される。
、4はフックレバ2の戻し用コイルばね、5はフックフ
レーム1に取付けられているスイッチ群でフックレバ2
に駆動される。
フックフレーム1は軸受1−1 a 、1−1 b、フ
ックレバ2のストッパ1−2、コイルばね4の支持端1
−3からなり、フックレバ2は同様に軸受21a、2−
1b、ストッパ用突出部2−2、コイルばね4の支持端
2−3を備え、軸3を介してフックフレーム1に軸着さ
れ、回動できるようになっている。
ックレバ2のストッパ1−2、コイルばね4の支持端1
−3からなり、フックレバ2は同様に軸受21a、2−
1b、ストッパ用突出部2−2、コイルばね4の支持端
2−3を備え、軸3を介してフックフレーム1に軸着さ
れ、回動できるようになっている。
軸3には段差部3−1を設けてありその段差がフックフ
レーム1の軸受1−1bに係止されて軸3の抜は止めと
なっている。
レーム1の軸受1−1bに係止されて軸3の抜は止めと
なっている。
フックレバ2の戻し用コイルは゛ね4はフックレバ2の
押下刃がスイッチ群5の抗圧力に相反するような荷重特
性をもたせ、スイッチ群5の抗圧力と戻し用コイルばね
4の合成力がほぼ一定になるように90°より小さな角
度θで張力Pが作用するように取付けられているフック
レバ2が回動すると、コイルばね4は軸3に接近するの
で、コイルばね4は軸3から離れた位置Bに配置される
。
押下刃がスイッチ群5の抗圧力に相反するような荷重特
性をもたせ、スイッチ群5の抗圧力と戻し用コイルばね
4の合成力がほぼ一定になるように90°より小さな角
度θで張力Pが作用するように取付けられているフック
レバ2が回動すると、コイルばね4は軸3に接近するの
で、コイルばね4は軸3から離れた位置Bに配置される
。
そのため、フックレバ2にはA点を支点としてモーメン
トPlが作用するので、フックレバ2は両端支持構造に
しなければならず、小形化、プラスチック化によるフッ
クフレームと軸3の一体化もできず、また、フックレバ
2、コイルばね4の組立自動化が不可能であるなどの欠
点があった。
トPlが作用するので、フックレバ2は両端支持構造に
しなければならず、小形化、プラスチック化によるフッ
クフレームと軸3の一体化もできず、また、フックレバ
2、コイルばね4の組立自動化が不可能であるなどの欠
点があった。
本考案はこれらの欠点を解決するために戻しばねに横方
向の外力に対しては変形し難いばねを用いフレームと軸
を一体化し、自動組立を可能にしたスイッチレバの復旧
機構を提供するものである。
向の外力に対しては変形し難いばねを用いフレームと軸
を一体化し、自動組立を可能にしたスイッチレバの復旧
機構を提供するものである。
以下図面を用いて本考案を詳細に説明する。
第2図は本考案の実施例であって、a図は主要部の断面
図、b図は側面図である。
図、b図は側面図である。
1はフックフレーム、2はフックレバ、4aは戻しばね
、5はスイッチ群である。
、5はスイッチ群である。
フックフレーム1は、フックレバ2が支持軸として回動
するための軸1−1.フックレバ2の抜止め用係止爪1
−2a、戻しばね4aが位置される溝1−3a、スイッ
チ群5を装着するスイッチ装着部1−4、フックレバ2
の回動範囲を規正する上限ストッパ1−5、下限ストッ
パ1−6からなり、合成樹脂で一体成形されている。
するための軸1−1.フックレバ2の抜止め用係止爪1
−2a、戻しばね4aが位置される溝1−3a、スイッ
チ群5を装着するスイッチ装着部1−4、フックレバ2
の回動範囲を規正する上限ストッパ1−5、下限ストッ
パ1−6からなり、合成樹脂で一体成形されている。
フックレバ2は、回動するための軸穴2−1、フックフ
レーム1の軸1−1に挿入しやすくするための面取り2
−2a、戻しばね4aが位置される溝2−3、スイッチ
群5を駆動するための駆動部2−4からなる。
レーム1の軸1−1に挿入しやすくするための面取り2
−2a、戻しばね4aが位置される溝2−3、スイッチ
群5を駆動するための駆動部2−4からなる。
戻しばね4aは第3図に示すように丸線で一平面に沿う
偏平のW形に成形してあり、形状は各溝1−31.2−
3への挿入性および加工性から決定され、中央部4−1
をつかんで矢印方向に挿入される。
偏平のW形に成形してあり、形状は各溝1−31.2−
3への挿入性および加工性から決定され、中央部4−1
をつかんで矢印方向に挿入される。
戻しばね4aが位置するフックフレーム1の溝13aと
フックレバ2の溝2−3は、フックレバ2の回動中心(
軸穴2−1の中心)に対して従来のフックスイッチと同
様にフックレバ2の押下刃がスイッチ群5の抗圧力に相
反しほぼ一定になるような角度に設定されており、戻し
ばね4aを装着するとδ0だけ撓み適正な押圧力が得ら
れ、フックレバ2がφなる角度回動すると戻しばね4a
はδ1だけ撓まされる。
フックレバ2の溝2−3は、フックレバ2の回動中心(
軸穴2−1の中心)に対して従来のフックスイッチと同
様にフックレバ2の押下刃がスイッチ群5の抗圧力に相
反しほぼ一定になるような角度に設定されており、戻し
ばね4aを装着するとδ0だけ撓み適正な押圧力が得ら
れ、フックレバ2がφなる角度回動すると戻しばね4a
はδ1だけ撓まされる。
この撓みは対称形であるから片側について述べると、A
BCDE間における長さ方向の縮小変形とBCD間にお
ける捩れの和になり、荷重特性の安定化および長寿命か
ら、捩れ分が最小になるように線径、形状寸法を決定し
ている。
BCDE間における長さ方向の縮小変形とBCD間にお
ける捩れの和になり、荷重特性の安定化および長寿命か
ら、捩れ分が最小になるように線径、形状寸法を決定し
ている。
フックフレーム1の軸1−1にフックレバ2の軸穴2−
1を挿入すると、係止爪1−2aは可撓部をもたせであ
るので撓み、軸穴2−1に完全に挿入されるともとに戻
り、軸1−1が軸穴2−1に組込まれる。
1を挿入すると、係止爪1−2aは可撓部をもたせであ
るので撓み、軸穴2−1に完全に挿入されるともとに戻
り、軸1−1が軸穴2−1に組込まれる。
戻しばね4aの中央部4−1を支持しながら各溝1−3
a、2−3に入れると、溝1−3 a 、2−3に収ま
り、抜けなくなり、その戻しばね4aの圧縮力はフック
レバ2の軸穴2−1に均一に作用し、フックレバ2の片
押動作における軸1−1と軸穴2−1とのがたつきは従
来の両端支持より大きいが、機能的には何ら問題になら
ず、戻しばね4aの溝1−3a、2−3が軸1−1、軸
穴2−1と一体成形できるので位置公差のばらつきは小
さく、安定したカー変位特性が得られる。
a、2−3に入れると、溝1−3 a 、2−3に収ま
り、抜けなくなり、その戻しばね4aの圧縮力はフック
レバ2の軸穴2−1に均一に作用し、フックレバ2の片
押動作における軸1−1と軸穴2−1とのがたつきは従
来の両端支持より大きいが、機能的には何ら問題になら
ず、戻しばね4aの溝1−3a、2−3が軸1−1、軸
穴2−1と一体成形できるので位置公差のばらつきは小
さく、安定したカー変位特性が得られる。
また、戻しばね4aは丸線を成形したものなので溝1−
3a、2−3との摩耗は問題にならない。
3a、2−3との摩耗は問題にならない。
なお戻しばね4aは丸線に限らず角線でも板を線状に打
抜いたものでも支持端として支障ない(回転しやすいよ
うに)よう処理されれば使用できることは言うまでもな
い。
抜いたものでも支持端として支障ない(回転しやすいよ
うに)よう処理されれば使用できることは言うまでもな
い。
要するに縦方向の外力に対しては弾性復元力を以て縮小
変形するが、横方向の外力に対しては変形し難い形状の
弾性ばねが用いられることが望ましい。
変形するが、横方向の外力に対しては変形し難い形状の
弾性ばねが用いられることが望ましい。
以上説明したように、本考案は戻しばねに例えば線を用
いた成形圧縮ばねを用い、フックフレームと軸は一体成
形しであるからフックレバ、戻しばねの組立の自動化が
可能となり戻しばねの材料費低減、部品点数の減少など
経済的効果大である。
いた成形圧縮ばねを用い、フックフレームと軸は一体成
形しであるからフックレバ、戻しばねの組立の自動化が
可能となり戻しばねの材料費低減、部品点数の減少など
経済的効果大である。
第1図a、l)は従来のスイッチレバ復旧機構の要部を
示す断面図および側面図、第2図a、l)は本考案の=
実施例の要部を示す断面図および側面図、第3図は本考
案に用いる戻しばねの形状例を示す平面図である。 1・・・・・・フックフレーム、1−1・・・・・・軸
、1−1a、1−1b・・・・・・軸受、1−2・・・
・・・ストッパ、1−2a・・・・・・抜止用係止爪、
1−3・・・・・・支持端、1−3a・・・・・・溝、
1−4・・・・・・スイッチ装着部、1−5・・・・・
・上限ストッパ、1−6・・・・・・下限ストッパ、2
・・・・・・フックレバ、2−1・・・・・・軸穴、2
−1a、2−1b・・・・・・軸受、2−2・・・・・
・突出部、2−2a・・・・・・面取す、2−3・・・
・・・溝、2−4・・・・・・駆動部、3・・・・・・
軸、3−1・・・・・・段差部、4,4a・・・・・・
戻しばね、4−1・・・・・・中央部、5・・・・・・
スイッチ群。
示す断面図および側面図、第2図a、l)は本考案の=
実施例の要部を示す断面図および側面図、第3図は本考
案に用いる戻しばねの形状例を示す平面図である。 1・・・・・・フックフレーム、1−1・・・・・・軸
、1−1a、1−1b・・・・・・軸受、1−2・・・
・・・ストッパ、1−2a・・・・・・抜止用係止爪、
1−3・・・・・・支持端、1−3a・・・・・・溝、
1−4・・・・・・スイッチ装着部、1−5・・・・・
・上限ストッパ、1−6・・・・・・下限ストッパ、2
・・・・・・フックレバ、2−1・・・・・・軸穴、2
−1a、2−1b・・・・・・軸受、2−2・・・・・
・突出部、2−2a・・・・・・面取す、2−3・・・
・・・溝、2−4・・・・・・駆動部、3・・・・・・
軸、3−1・・・・・・段差部、4,4a・・・・・・
戻しばね、4−1・・・・・・中央部、5・・・・・・
スイッチ群。
Claims (3)
- (1)フレームと、該フレームに成形植立された支柱と
、該支柱を支柱軸として回動するように組込まれたスイ
ッチレバと、縦方向の外力に対しては弾性復元力を以て
縮小変形するが横方向の外力に対しては変形し難い形状
を有し前記フレームと前記スイッチレバとを両支持端と
して前記フレームの回動に対抗するように装着されかつ
前記スイッチレバが回動すると該スイッチレバの回動中
心と前記両支持端をそれぞれ結ぶ線分が一直線に接近す
るように前記両支持端が変位する弾性体とを備えたスイ
ッチレバ復旧機構。 - (2)前記弾性体がほぼ一平面に沿うように成形された
線状成形ばねよりなることを特徴とする実用新案登録請
求の範囲第1項記載のスイッチレバ復旧機構。 - (3)前記弾性体がほは゛−一平面沿うように形成され
た帯状成形ばねよりなることを特徴とする実用新案登録
請求の範囲第1項記載のスイッチレバ復旧機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14639277U JPS5810989Y2 (ja) | 1977-11-02 | 1977-11-02 | スイツチレバ復旧機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14639277U JPS5810989Y2 (ja) | 1977-11-02 | 1977-11-02 | スイツチレバ復旧機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5472666U JPS5472666U (ja) | 1979-05-23 |
JPS5810989Y2 true JPS5810989Y2 (ja) | 1983-03-01 |
Family
ID=29126848
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14639277U Expired JPS5810989Y2 (ja) | 1977-11-02 | 1977-11-02 | スイツチレバ復旧機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5810989Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-11-02 JP JP14639277U patent/JPS5810989Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5472666U (ja) | 1979-05-23 |
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