JP4358080B2 - ワイパ装置 - Google Patents
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制限アタッチメントは、ワイパアームの内側に挿入可能で、対向する側部を備え、各側部のそれぞれの外側面には、突起が形成されている。一方、ワイパアームには、支持孔が形成されており、突起を内側から嵌合させると、制限アタッチメントをワイパアームに装着することができる。このようなワイパ装置では、制限アタッチメントによってワイパアームの側部の内面間の距離が小さくなることで、ワイパブレードのふれが制限される。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その主な目的は、ワイパブレードのふれを防止する部材が、ワイパアームに装着できなくなること等を防止することである。
このワイパ装置では、支持部材の一対の側部によってワイパブレードが揺動方向に直交する方向に移動しないように規制される。ここにおいて、ワイパアームに支持部材を装着する際には、板状部材を変形させて、支持部材の外形を縮小させた状態でワイパアームに挿入し、その後、弾性変形部を復元させることで、支持部材をワイパアームに係合させる。
また、板状部材と側部との間に、板状部材の変形を許容するような隙間が形成されているので、板状部材を変形させ易い。
さらに、位置決め部をワイパアームに係合させることで、支持部材がさらに強固に取り付けられる。板状部材が変形すると、位置決め部は、その突出量が減少する方向に移動するので、挿入の妨げになることはない。なお、板状部材を側部のそれぞれに設ける場合には、そのそれぞれに位置決め部を設けても良いし、一方の弾性変形部にのみ設けても良い。
そして、支持部材の形状やワイパアームの形状に寸法誤差があった場合でも、板状部材の変形によって寸法誤差を吸収することができる。
このワイパ装置では、板状部材の長手方向略中央の弾性変形の変位量を大きく設定することができる。
このワイパ装置では、板状部材の変形を許容するような隙間がさらに大きく形成されているので、板状部材をさらに変形させ易い。
このワイパ装置では、位置決め部が斜めに切除されたような形状になっている。このため、支持部材を挿入する際に、位置決め部の先端部がワイパアームにスムーズに挿入される。なお、位置決め部を複数有する場合には、少なくとも1つの先端部を斜めに成形すれば良い。
図1に示すように、ワイパ装置1は、駆動軸であるピボットシャフト2の回動によって往復揺動するアームヘッド3と、アームヘッド3に連結されたワイパアーム4と、ワイパアーム4に着脱自在で車両のガラス面を払拭するワイパブレード5とを備えている。
図1及び図2に示すように、アームヘッド3は、回動自在なピボットシャフト2に止着されるピボット取付部3aを基端とし、ここから図2中の上方、すなわち車両から離間する方向にわずかに湾曲しつつ延び、先端部3bに至っている。さらに、図1に示すように、先端部3b側は、アームヘッド3の揺動方向にオフセットするように湾曲させられている。先端部3bには、金属製のワイパアーム4がリベット6を介して連結されている。なお、アームヘッド3とワイパアーム4との間には、不図示の圧縮スプリングが架け渡されており、ワイパブレード5をガラス面に所定の荷重で接触させるようになっている。
図1及び図6に示すように、ワイパアーム4の先端部4bは、上壁部7に略矩形の開口部9が長手方向に延びるように形成されており、この開口部9を覆うようにカバー10が装着されている。図5及び図6に示すように、先端部4bの側壁部8のそれぞれには、貫通孔が形成されており、ここに金属製のリベット11が挿入され、固定されている。このリベット11には、取付部材12、及びスペーサ13が揺動自在に支持される揺動軸である。
図8及び図9に示すように、支持部材51は、上部61の両側縁のそれぞれから側部62,63が延設された略コ字形状を有する樹脂製の部材である。側部62の下端には、つば部64が外側に向かって膨出するように形成されている。同様に、側部62の下端には、つば部65が外側に向かって膨出するように形成されている。側部62,63の内面62a,63aは、平行に、かつ上部61に対して所定の傾斜角度をもつように形成されている。さらに、図9に示すように、各内面63aには、支持部材51の長手方向に沿って等間隔に3つの摺接部66,67,68が突設されている。各摺接部66,67,68は、断面が略半円形状になっており、先端側の2つの摺接部66,67に対して基端側の摺接部68が大きくなっている。図8に示すように、内面63aにも、同様の摺接部66,67,68が突設されている。各内面62a,63aのそれぞれの摺接部66,67,68は、対向するように配置されており、摺接部66,67,68間の距離は、ワイパブレード5の幅に略等しくなっている。したがって、摺接部66,67,68に沿ってワイパブレード5を摺動させることができる。
同様に、側部63の外面63bは、先端部と基端部、及びつば部65を残して凹状に成形されており、ここに係合部76が設けられている。係合部76は、突起74に傾斜面75が形成されていない点を除いて、係合部70と同じ構成になっている。
まず、支持部材51を上部61側から、ワイパアーム4の内側に挿入する。挿入時には、係合部70,76のプレート72が、外面62b,63bに近接するように、内側に向かって弾性変形する。その結果、側部62,63の突起74,74間の距離が小さくなり、ワイパアーム4の側壁部8の内面間に支持部材51が挿入される。この際に、係合部70は、突起74に傾斜面75が形成されているので、突起74が最初にワイパアーム4の側壁部8の端面に当接したときに、側壁部8の端部から作用する力が、プレート72を内側に弾性変形させる方向の力に変換されるので、支持部材51がスムーズにワイパアーム4に挿入される。そして、突起74が、ワイパアーム4側の側壁部8に形成されている支持孔90に達すると、プレート72が復元して、突起74が支持孔90に嵌入し、支持部材51がワイパアーム4に装着される。このとき、プレート72が板ばねのように作用してワイパアーム4の側壁部8の内面を押圧するので、支持部材51はワイパアーム4に強固に装着される。
同様に、支持部材50は、突起74の傾斜面75を利用しつつ挿入され、突起74がワイパアーム4の側壁部8の支持孔91に嵌入すると、プレート72の弾性力と突起74とによって、支持部材50がワイパアーム4に装着される。この際に、つば部84,85の段差がワイパアーム4の側壁部8の端部に係合する。
例えば、支持部材50,51は、一方の側部62,63,82,83のみに係合部70,76,86,87を有しても良い。また、係合部70,76,86,87は、一方のみに突起74を有しても良いし、両方の突起74に傾斜面75を形成しても良い。
係合部70,76,86,87は、脚部63に支持された変形自在なプレート72のみを備えても良い。この構成では、押圧力と摩擦力とによって支持部材50,51を取り付けることが可能になる。この場合に、プレート72の先端側と基端側とのそれぞれに当接し、長手方向の移動を規制するような突起を、ワイパアーム4側に設けても良い。
支持部材50,51の各側部62,63,82,83にスリットを2本ずつ平行に形成し、これらスリットで区画される領域を外側に突出させ、この突出部分を弾性変形部としても良い。
2 ピボットシャフト(駆動軸)
4 ワイパアーム
5 ワイパブレード
8 側壁部
12 取付部材
50,51 支持部材(支持部)
72 プレート(弾性変形部)
74 突起(位置決め部)
75 傾斜面
Claims (4)
- 一対の側壁部を備え、断面視で略コ字形状を有し、駆動軸を中心にして往復揺動運動を行うワイパアームと、
前記ワイパアームに支持される取付部材と、
前記取付部材を介して前記ワイパアームに連結され、前記ワイパアームの往復揺動運動によってガラス面を払拭するワイパブレードと、
前記ワイパアーム内に装着され、一対の側部を有する断面略コ字形状を有し、前記側部間に前記ワイパブレードが挿入される支持部材と、
を備えたワイパ装置において、
前記支持部材は、前記側部の少なくとも一方に、前記側部から離間して設けられた弾性変形可能な板状部材と、該板状部材から突設し、前記ワイパアームに位置決めして固定するための位置決め部と、
を有することを特徴とするワイパ装置。 - 前記板状部材は、前記側部の側面から突出する2つの脚部と、これら脚部に長手方向の両端部が支持される板状のプレートから構成され、該板状のプレートの長手方向の略中央部から外側に向けて前記位置決め部が突設されていることを特徴とする請求項1に記載のワイパ装置。
- 前記側部の外面は凹状に形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のワイパ装置。
- 前記位置決め部は、その先端部が前記ワイパアームへの挿入方向に対して斜めに成形されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のワイパ装置。
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