JPS58109561A - モノアゾ染料の製法 - Google Patents

モノアゾ染料の製法

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JPS58109561A
JPS58109561A JP21184481A JP21184481A JPS58109561A JP S58109561 A JPS58109561 A JP S58109561A JP 21184481 A JP21184481 A JP 21184481A JP 21184481 A JP21184481 A JP 21184481A JP S58109561 A JPS58109561 A JP S58109561A
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JP
Japan
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dye
group
solvent
derivative
hydrogen
Prior art date
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Pending
Application number
JP21184481A
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English (en)
Inventor
Taira Fujita
藤田 平
Masao Nishikuri
西栗 正夫
Shinichi Hasegawa
慎一 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、モノアゾ分散染料の改良された製法に関する
ものである。
従来、アゾ系分散染料のカップリング反応後□の取出し
は、塩酸、硫酸、燐酸等の酸類を含む水溶液中でアブカ
ップリング反応を終了させた後、(1)必要な場合は中
和し、さらに必要ならばそのまま加熱処理後、濾過、洗
浄を行なうか、(2)濾過、洗浄を行なった後、再度水
性懸濁液にし、必要な場合は、中和して、加熱処理した
後、濾過、洗浄を行なうか、あるいは(3)中和し、加
熱処理後、濾過、洗浄を行ない、さらに再度、水性懸濁
液にし、加熱処理後、濾過、洗浄を行なうなどの方法で
行われている。しかしいずれ(2) の場合も、染料ケーキの濾過性は悪く、そのため、一般
的に使用できる押退器は限定され、フィルタープレスの
ような押退面積が大きく、押退圧力を高くできる押退器
を使用し、また、洗浄性も悪いため、多量の洗浄水を使
用せざるを得ないのが現状であり、また取出したケーキ
も低固型分で取扱い量が多いこと、及び製品化の際に、
種々の制約を受けている。
本発明者らは、上述のような問題点を解決すべく鋭意検
討した結果、カップリング反応終了後、疎水性有機溶剤
を加えて加熱処理し、ついでそれを留去することにより
濾過性と低固型分の問題を解決できることを見い出した
すなわち、本発明は、ジニトロアニリン誘導体をジアゾ
化し、ついでアニリン誘導体とカップリング反応させた
後、単離して一般式(I)(3) (式中、Xはハロゲン原子、Rよ、に2は水素、C工〜
C2sのアルキル基、シアノエチル基、アリル基、ベン
ジル基、アリルオキシエチル基1、シアノエチルオキシ
エチル基、 −CH20((OH)CI(20に′または−CI(2
C02R′(ただし〆は水素、C0〜C8のアルキル基
を表わす)、R3は水素または−OR’ 、 Rは水素
、−mco*または−NHCO@を表わす) で示されるアゾ分散染料を製造するに際し、カップリン
グ反応終了後、必要により反応液の一部または全部を中
和した後、疎水性有機溶剤を加えて加熱処理し、その後
有機溶剤を留去し、ついで押退することを特徴とするモ
ノアゾ分散染料の製法である。
本発明において疎水性有機溶剤とは、水と自由に混合し
ない有機溶剤を意味する。具体的には、ベンゼン、トル
エン、キシレン、エチルベンゼン、イソプロピルベンゼ
ン、メシチレン、ナフタレン、テトラリン、トリエチル
ベンゼン、ブチルベンゼン、ジイソプロピルベンゼン、
ド(4) デシルベンゼン、メチルナフタリン、シクロヘキシルベ
ンゼン、シメン等の芳香族炭化水素類、デカリン、ドデ
カン、シクロヘキサン等の脂肪族炭化水素類、アニソー
ル、フエネトール、フェニルエーテル、ベンジルエーテ
ル、ジメトキシベンゼン等の芳香族エーテル類、メチイ
ソブチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類、クロ
ロホルム、四塩化炭素、ジクロルエタン、トリクロルエ
タン、テトラクロルエタン、テトラクロルエチレン、ト
リクロルエチレン、ジクロルエチレン等のハロゲン化脂
肪族炭化水素類、モノクロルベンゼン、ジクロルベンゼ
ン、トリクロルベンゼン、α−クロルナフタリン等の/
10ゲン化芳香族炭化水素類、ニトロベンゼン、ニトロ
トルエン等のニトロベンゼン類などがあげられる。特に
ベンゼン、トルエン、キシレン、メチルイソブチルケト
ン、ジクロルエタン、ジクロルエチレン、テトラクロル
エチレン、モノクロルベンゼン、ジクロルベンゼン、ニ
トロベンゼンなどが効果的である。
(5) 有機溶剤の使用量は、反応液中に存在する染料ケーキの
乾燥重量に対して、1〜40チ(重量)が良く、なかで
も5〜25%であることが好ましい。
本発明の製法を詳述すると、カップリング反応終了後の
反応液を、酸濃度0〜20%、好ましくは0〜5チに調
整し、(場合、によっては無調整の時もあり得る)その
調整した反応液に、疎水性有機溶剤を加える。
有機溶剤添加後、35〜100℃、好ましくは40〜8
0℃に加熱する。加熱時間は、30分以上であればよい
が、一般的には、2〜5時間が好ましい。加熱後、水蒸
気蒸留、減圧留去などにより、有機溶剤を留去した後、
押退、洗浄を行なう。
本発明方法によれば、カップリング反応終了時や、従来
法の染料ケーキに比べて結晶成長及び結晶変換が起きて
おり、濾過性は従来法に比してはるわに改良される。そ
のため、使用できる押退器もフィルタープレスに限定さ
れること、(6) なく、バキュームフィルター、リーフフィルター、遠心
分離r過器、さらには連続式の回転沖過器なども使用可
能となった。また、洗浄水の使用量も従来法に比べて、
2〜3割の使用量で十分であり、ケーキの固型分も45
〜80%と、従来法のケーキに比べて大巾に向上した。
さらに、驚くべきことに、取出した染料ケーキを分散剤
と共に解膠して微粒化する際、一般的分散染料として、
使用可能となる粒度まで微粒化する時間が、従来法の染
料ケーキを微粒化するに要する時間に対して、5〜8割
の時間で十分に微粒化されることがわかった。そして、
実際の染色に際し、高温凝集性が良くなり、スペック等
、染色時に起き得る問題も容易に避は得るようになった
ばかりでなく、染料の高濃度化も可能になった。
本発明において、カッηす、ング反応液中に、ポリビニ
、ルスルホナート、ナフタリンスルホン酸とホルムアル
デヒドとの縮合生成物、フェノールとホルムアルデヒド
及び重亜硫酸ナトリウ(7) ムトの縮合生成物、リグニンスルホナートノアルカリ塩
などの分散剤が存在する場合でも、本発明の効果は発現
する。
以下、実施例及び比較例により、本発明を具体的に説明
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。ま
た、文中、部チとあるのは特記しない限り重量部、重量
%を示す 実施例1 2.4−ジニトロ−6−ブロムアニリン26部をニトロ
シル硫酸でジアゾ化する。4−メトキシ−3−β−ヒド
ロキシル−T−ブトキシプロピルアミノアセトアニリド
31部を3チ硫酸に溶解し、これに前記ジアゾ液を5℃
以下で加える。反応終了後、30℃以下で反応液の硫酸
濃度を1%に調整する。
調整後、トルエン10部を加え、70℃で3時間加熱す
る。その後、減圧下でトルエンを留去し、留去後のスラ
リー水溶液を押通する。押退俊、300部の水で洗浄す
ると、式(1)(8) で示される染料55部を含む押退ケーキ120部(染料
含有量45.8チ)を得る。
実施例1で製造した染料ケーキの解膠性および高温凝集
性を下記のテス)−1,2を行って調べたところ、表−
1の結果が得られた。
〔テスト方法−1〕 染料ケーキ30部、リグニンスルホナ ートのアルカリ塩(分散剤A)20部、ナフタレンスル
ホン酸とホルムアルデヒドとの縮合生成物(分散剤B)
15部をスラリー濃度30チになるように水で調整し、
PHを7にして、ガラスピーズ 400部を加え、解膠を行なう。
解膠性の評価として、平均粒度が0.5ミクロンになる
時間を用いた。
(9) 〔テスト方法−2〕(高温凝集性) 〔染色試験方法〕 試験用染色装置カラーペット(日本染 色機械(株)社製)の布染色用ホルダーの内筒に、ポリ
エステルジャージ布をすきまを生じないように固く巻き
付け、ホルダーの上端と下端をゴムバンドを用いゆるみ
のないように固定する。ついでこれに外筒をセットした
後、別途染浴を調製しておいた染色ポット中に投入し、
90℃から115℃まで急速昇温し、欠番こ20分間1
15〜116℃に保持する。染浴は全量を繊維重量の3
0倍とし、繊維重量に対し6チとなるような量の染料(
テスト方法−1で微粒化したものを乾燥したもの)とp
H調整剤として酢酸と酢酸ナトリウムを用い、染浴のp
Hを約5に調整して行う。この場合、助剤は添加しない
。その後90℃まで急冷し、直ちに染色物を取り出し、
軽く水洗し、ついで拡げて風(10) 乾する。
風乾後、染色用ホルダー内筒の液流通 口に接する繊維上に付着した染料凝集物の量の多少を目
視判定する。
判定が記号である場合1は下記の基準によった。
◎:凝集物の付着が認められない。
○:凝集物の付着がわずかしか認められない。
△:凝集物の付着がやや多く認められる。
×:凝集物の付着が多く認められる。
××:凝集物の付着が著しく認められる。
比較例1 実施例1と同様の操作を行なって全量中和まで行なう。
ついで、中和液を80℃で2時間加熱し、その後押退し
、 、1000部の水で洗浄を行なう。
式(1)の染料55部を含む戸、過ケーキ200部(染
料含有im 27.5%)を得る。
得られたケーキについて、実施例1と同様のテスト1.
2を行ない、結果を表−1に示した。
表−1 実施例2〜8 表−3に、実施例1と同様に従来法との比較を行ったと
きの、解膠性、高温凝集性及び押通ケーキの固型分を示
した。
また、表−2にそのときの条件を示した。
表−2中、分散剤Aは、リグニンスルホナートのアルカ
リ塩、分散剤Bはナフタリンスルホン酸とホルムアルデ
ヒドとの縮合物、分散剤Cはフェノールとホルムアルデ
ヒド及び重亜硫酸ナトリウムとの縮合物を意味する。
また、溶媒項目中の数値は、染料分に対する重量比(%
)を意味する。表−3中の解膠結果中の数値は、微粒化
された粒子の平均粒度が0.5ミクロンに達するに要し
た時間(h)、また、高温凝集性の評価方法は、実施例
1と同様である。
(13) 表 −3(結果) (16完) 450−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ジニトロアニリン誘導体をジアゾ化し、ついでアニリン
    誘導体とカップリング反応させた後、単離して一般式(
    I) (式中、Xはハロゲン原子、R1,R2は水素、C□〜
    C8のアルキル基、シアノエチル基、アリル基、ベンジ
    ル基、アリルオキシエチル基、シアノエチルオキシエチ
    ル基−Gq騎CI(2OR′または−C112ω2R′
    (ただしWは水素、c工〜C8のアルキル基を表わす)
    、R3は水素またはOR′、k は水素、−NHCOR
    ′  または−N)ICO【D  を表わす) (1) モ示されるアゾ分散染料を製造する際に、カップリング
    反応終了後、必要により反応液の一部又は全部中和した
    後、疎水性有機溶剤を加えて加熱処理し、その後有機溶
    剤を留去し、ついで濾過することを特徴とするモノアゾ
    分散染料の製法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6341567A (ja) * 1986-08-01 1988-02-22 サンド アクチエンゲゼルシヤフト モノアゾ染料
CN105400230A (zh) * 2015-11-18 2016-03-16 浙江闰土研究院有限公司 一种通过偶合反应制备偶氮染料的方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6341567A (ja) * 1986-08-01 1988-02-22 サンド アクチエンゲゼルシヤフト モノアゾ染料
CN105400230A (zh) * 2015-11-18 2016-03-16 浙江闰土研究院有限公司 一种通过偶合反应制备偶氮染料的方法
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