JPS58109413A - 耐衝撃性腸溶錠 - Google Patents
耐衝撃性腸溶錠Info
- Publication number
- JPS58109413A JPS58109413A JP20815581A JP20815581A JPS58109413A JP S58109413 A JPS58109413 A JP S58109413A JP 20815581 A JP20815581 A JP 20815581A JP 20815581 A JP20815581 A JP 20815581A JP S58109413 A JPS58109413 A JP S58109413A
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- JP
- Japan
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- methacrylic acid
- coating
- enteric
- tablet
- coated
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は耐衝撃性腸溶錠に関する。さらに詳しくはアク
リル系腸溶性皮膜を施された腸溶錠において当該皮膜と
素錠との中間にセルロース系水溶性皮膜が存することを
特徴とする耐衝撃性腸溶錠に関する。
リル系腸溶性皮膜を施された腸溶錠において当該皮膜と
素錠との中間にセルロース系水溶性皮膜が存することを
特徴とする耐衝撃性腸溶錠に関する。
素錠に腸溶性皮膜を被覆するにあたり、当該皮膜成分を
有機溶媒に溶解し2錠剤に噴霧する技術が従来より行わ
れてきた。しかしながら有愼溶媒□溶液の噴霧によって
生ずるいわゆる残留溶−の問題あるいは、安全比、公害
等の作業環境の問題か近年問題とされてきており、この
点から最近では当該皮膜成分の水性分散液すなわち乳化
液あるいは懸濁液が次第に用いられつつある。このため
当業艙は水性分散液とするのに適した皮膜剤の選択に以
前から腐心してきた。その結果、アクリル系の乳化重合
体が比較的良好な腸溶性皮膜を与え。
有機溶媒に溶解し2錠剤に噴霧する技術が従来より行わ
れてきた。しかしながら有愼溶媒□溶液の噴霧によって
生ずるいわゆる残留溶−の問題あるいは、安全比、公害
等の作業環境の問題か近年問題とされてきており、この
点から最近では当該皮膜成分の水性分散液すなわち乳化
液あるいは懸濁液が次第に用いられつつある。このため
当業艙は水性分散液とするのに適した皮膜剤の選択に以
前から腐心してきた。その結果、アクリル系の乳化重合
体が比較的良好な腸溶性皮膜を与え。
所期の口重を達成するものであることが知られるように
なり9例えば、メタクリル酸−アクリル酸エチルエステ
ル共重合体を30%水性乳化液としてあらかじめ調製し
たものがオイドラギッ)LaO2)−55なる商品名を
もって市販、汎用されつつある状態に至っている。
なり9例えば、メタクリル酸−アクリル酸エチルエステ
ル共重合体を30%水性乳化液としてあらかじめ調製し
たものがオイドラギッ)LaO2)−55なる商品名を
もって市販、汎用されつつある状態に至っている。
しかしながら、使用する溶媒にかかわらず当該皮膜剤は
なお当業者の要望を十分に満足しえていないのが実情で
あり、特に衝撃に対して脆弱であるという欠点が解決さ
れていないのである。つまり素錠に被覆後、コーティン
グパンから腸溶錠を排出せしめる際に、あるいは運搬し
たり、容器に計数充填する際に加えられる単純な落下衝
撃によって、腸溶比フィルム剤にヒビ割れが生じ、腸溶
性を失ってしまうのである。もっとも、当該皮膜剤を素
錠上に非常に厚目に被覆せしめれば、多少の衝撃に対し
ても耐えることができるか、必要以上に多量に被覆する
ことはいたづらに腸内における崩壊時間を延長するのみ
であり、かえって好ましくない結果をもたらすのである
。従って9通常は素錠の重量に対して5〜1596程度
までの皮膜剤を被覆することによって、所定の腸溶性が
発揮されることが望ましいのである。
なお当業者の要望を十分に満足しえていないのが実情で
あり、特に衝撃に対して脆弱であるという欠点が解決さ
れていないのである。つまり素錠に被覆後、コーティン
グパンから腸溶錠を排出せしめる際に、あるいは運搬し
たり、容器に計数充填する際に加えられる単純な落下衝
撃によって、腸溶比フィルム剤にヒビ割れが生じ、腸溶
性を失ってしまうのである。もっとも、当該皮膜剤を素
錠上に非常に厚目に被覆せしめれば、多少の衝撃に対し
ても耐えることができるか、必要以上に多量に被覆する
ことはいたづらに腸内における崩壊時間を延長するのみ
であり、かえって好ましくない結果をもたらすのである
。従って9通常は素錠の重量に対して5〜1596程度
までの皮膜剤を被覆することによって、所定の腸溶性が
発揮されることが望ましいのである。
かかる観点から9本発明者は素錠の重量に対して5〜1
596のアクリル系共重合体を被覆し、かつ衝撃に対し
て強い腸溶錠を与える技術について検討をおこなった結
果、アクリル系共重合体皮膜と素錠との中間にセルロー
ス系水溶性皮膜を存せしめることによって所期の目的が
達成されることを見出し9本発明を完成した。
596のアクリル系共重合体を被覆し、かつ衝撃に対し
て強い腸溶錠を与える技術について検討をおこなった結
果、アクリル系共重合体皮膜と素錠との中間にセルロー
ス系水溶性皮膜を存せしめることによって所期の目的が
達成されることを見出し9本発明を完成した。
次に本発明を説明する。
本発明におけるアクリル系腸溶性皮膜の原料としては例
えばメタクリル酸−アクリル酸エチルエステル共重合体
、メタクリル酸−メタクリル酸メチルエステル共重合体
、メタクリル酸−アクリル酸メチルエステル共重合体、
メタクリル酸−アクリル酸メチルエステル−メタクリル
酸メチルエステル共重合体をあげることができる。特に
、メタクリル酸−アクリル酸エチルエステル共重合体は
これを30%水性乳化液としたものがローム・ファーマ
社より提供されており9本発明において好便に使用する
ことができる。
えばメタクリル酸−アクリル酸エチルエステル共重合体
、メタクリル酸−メタクリル酸メチルエステル共重合体
、メタクリル酸−アクリル酸メチルエステル共重合体、
メタクリル酸−アクリル酸メチルエステル−メタクリル
酸メチルエステル共重合体をあげることができる。特に
、メタクリル酸−アクリル酸エチルエステル共重合体は
これを30%水性乳化液としたものがローム・ファーマ
社より提供されており9本発明において好便に使用する
ことができる。
本発明に係るセルロース系水溶性皮膜の原料としては具
体的には、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルセル
ロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース等の水溶
性セルロースエーテルをあげることができる。これら皮
膜原料の使用量は素錠の大きさ9重量および表面積によ
り異なるが。
体的には、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルセル
ロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース等の水溶
性セルロースエーテルをあげることができる。これら皮
膜原料の使用量は素錠の大きさ9重量および表面積によ
り異なるが。
後記効果例において示されるととく素錠の重量に対して
1〜596が適当である。
1〜596が適当である。
本発明に係るセルロース系水溶性皮膜が腸溶皮膜に耐衝
撃性をもたらす理由については明瞭ではない。腸溶錠が
落下したときに、アクリル系腸溶性皮膜が素錠から受け
る衝撃をセルロース系水溶性皮膜が緩和するためである
とも、また、素錠面に直接被覆される場合よりも、セル
ロース系水溶性皮膜面上に被覆された場合の方が、アク
リル系腸溶性皮膜は緊密に被覆され、膜間に空隙を生じ
ないためであるとも、あるいはその両方であるとも推定
される。
撃性をもたらす理由については明瞭ではない。腸溶錠が
落下したときに、アクリル系腸溶性皮膜が素錠から受け
る衝撃をセルロース系水溶性皮膜が緩和するためである
とも、また、素錠面に直接被覆される場合よりも、セル
ロース系水溶性皮膜面上に被覆された場合の方が、アク
リル系腸溶性皮膜は緊密に被覆され、膜間に空隙を生じ
ないためであるとも、あるいはその両方であるとも推定
される。
被覆される素錠は、腸溶性製剤とされることが望まれる
医薬品を含有するものであればいづれでもよい。
医薬品を含有するものであればいづれでもよい。
次に9本発明腸溶錠は通常の方法によって製造すること
ができる。例えばコーティングパン中で素錠を転動せし
めながら、セルロース系水溶性皮膜原料の5%水溶液を
噴霧し、熱風乾燥し、所定量を素錠表面に皮膜化せしめ
る。次に同様に転勤せしめながらアクリル系腸溶性皮膜
原料の例えば3096水性乳化液を噴霧し、熱風乾燥し
、所定量を皮膜化せしめればよい。
ができる。例えばコーティングパン中で素錠を転動せし
めながら、セルロース系水溶性皮膜原料の5%水溶液を
噴霧し、熱風乾燥し、所定量を素錠表面に皮膜化せしめ
る。次に同様に転勤せしめながらアクリル系腸溶性皮膜
原料の例えば3096水性乳化液を噴霧し、熱風乾燥し
、所定量を皮膜化せしめればよい。
以下に記載する効果例をもって本発明の詳細な説明する
。
。
効果例1
試料
重複110IR9,直径6.5 rrL’HL e厚さ
3.55 mmの錠剤(素錠)に実施例1に記載の方法
によりマスヒドロキシプロプルメチルセルロースヲ素錠
の重量に苅して1.8%となるように皮膜化し。
3.55 mmの錠剤(素錠)に実施例1に記載の方法
によりマスヒドロキシプロプルメチルセルロースヲ素錠
の重量に苅して1.8%となるように皮膜化し。
次にその−Lにメタクリル酸−アクリル酸エチルエステ
ル共重合体を同じ〈実施例1に記載の方法により皮膜化
し、メタクリル酸−アクリル酸エチルエステル共重合体
の皮膜量が一錠当り1〜30■の範囲のいづれかとなる
各種検体試料を用意した。別に対照試料としてヒドロキ
シプロピルメチルセルロースを皮膜化せずに直接にメタ
クリル酸−アクリル酸エチルエステルを皮膜化したもの
を用意した。なお、素錠は日周規定の崩壊試験法におい
て一分以内に崩壊することをあらかじめ確認した。 )
: 方法 試料とする腸溶錠100錠をとり、 1mの高さより
大理石上に二回繰返し落下させ、その後シャーレに満た
した水中に浸漬し、30分経過後に外観検査し、ひび割
れ、膨潤あるいは崩壊したものの数を求め不良率とした
。測定を二面おこない、平均値を落下衝撃不良率として
示した。
ル共重合体を同じ〈実施例1に記載の方法により皮膜化
し、メタクリル酸−アクリル酸エチルエステル共重合体
の皮膜量が一錠当り1〜30■の範囲のいづれかとなる
各種検体試料を用意した。別に対照試料としてヒドロキ
シプロピルメチルセルロースを皮膜化せずに直接にメタ
クリル酸−アクリル酸エチルエステルを皮膜化したもの
を用意した。なお、素錠は日周規定の崩壊試験法におい
て一分以内に崩壊することをあらかじめ確認した。 )
: 方法 試料とする腸溶錠100錠をとり、 1mの高さより
大理石上に二回繰返し落下させ、その後シャーレに満た
した水中に浸漬し、30分経過後に外観検査し、ひび割
れ、膨潤あるいは崩壊したものの数を求め不良率とした
。測定を二面おこない、平均値を落下衝撃不良率として
示した。
結果
結果を図1に示す。図1はメタクリル酸−アクリル酸エ
チルエステルの皮膜量と落下衝撃不良率との関係を示し
、○印線は対照試料について。
チルエステルの皮膜量と落下衝撃不良率との関係を示し
、○印線は対照試料について。
・印線は検体試料についてのものを示す。図1より本発
明腸溶錠が対照錠に比して衝撃に対し強い耐性を有する
ことが判明する。
明腸溶錠が対照錠に比して衝撃に対し強い耐性を有する
ことが判明する。
効果例2
試料および方法
ヒドロキシプロピルメチルセルロースの皮膜量が素錠の
重量に対して0.596.0.9%、 1.896゜
3.6%の四種類である点を除いて、効果例1試料の項
に記載の検体試料と同一のものを用意した。次に、効果
例1方法の項に記載の方法により落下衝撃不良率を求め
た。
重量に対して0.596.0.9%、 1.896゜
3.6%の四種類である点を除いて、効果例1試料の項
に記載の検体試料と同一のものを用意した。次に、効果
例1方法の項に記載の方法により落下衝撃不良率を求め
た。
結果
結果を図2に示す。図中9口印線はヒドロキシプロピル
メチルセルロースの皮膜量が素錠の重着に対して0.5
%である場合、Δ印線は同0.9%である場合、○印線
は1.8%である場合、・印線は同3.6%である場合
における落下衝撃不良率を示す。図2よりヒドロキシプ
ロピルメチルセルロースの皮膜量が素錠の重量に対して
0.5%である場合には効果不十分であるが、同0.9
%以上ではほぼ完全に効果が示されることが認められる
。
メチルセルロースの皮膜量が素錠の重着に対して0.5
%である場合、Δ印線は同0.9%である場合、○印線
は1.8%である場合、・印線は同3.6%である場合
における落下衝撃不良率を示す。図2よりヒドロキシプ
ロピルメチルセルロースの皮膜量が素錠の重量に対して
0.5%である場合には効果不十分であるが、同0.9
%以上ではほぼ完全に効果が示されることが認められる
。
効果例3
試料および方法
ヒドロキシプロピルメチルセルロースがメチルセルロー
ス、ヒドロキシプロピルセルロース。
ス、ヒドロキシプロピルセルロース。
ヒドロキシプロピルメチルセルロース、メタクリル酸−
アクリル酸メチルエステル−メタクリル酸メチルエステ
ル共重合体(MMMCと略記)およびポリビニルピロリ
ドンの五種類である点を除いて、効果例1試料の項:こ
記載の検体試料と同一のものを用意した。次に効果例1
方法の項に記載の方法により落下衝撃不良率を求めた。
アクリル酸メチルエステル−メタクリル酸メチルエステ
ル共重合体(MMMCと略記)およびポリビニルピロリ
ドンの五種類である点を除いて、効果例1試料の項:こ
記載の検体試料と同一のものを用意した。次に効果例1
方法の項に記載の方法により落下衝撃不良率を求めた。
結果
結果を図3に示す。図中、目印線はMMMCを皮膜化し
た場合、Δ印線はポリビニルピロリドンを皮膜化した場
合、・印線はヒドロキシプロピルセルロースを皮膜化し
た場合、○印線はヒドロキシプロピルメチルセルロース
を皮膜化した場合、ム印線はメチルセルロースを皮膜化
した場合における落下衝撃不良率を示す。図3より本発
明の効果はメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセル
ロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース等のセル
ロース系水溶性皮膜原料によって与えられることが判明
する。
た場合、Δ印線はポリビニルピロリドンを皮膜化した場
合、・印線はヒドロキシプロピルセルロースを皮膜化し
た場合、○印線はヒドロキシプロピルメチルセルロース
を皮膜化した場合、ム印線はメチルセルロースを皮膜化
した場合における落下衝撃不良率を示す。図3より本発
明の効果はメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセル
ロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース等のセル
ロース系水溶性皮膜原料によって与えられることが判明
する。
以下に記載する実施例をもって本発明をさらに詳細に説
明する。
明する。
実施例1
ヒドロキシプロピルメチルセルロースを水に溶解し、5
%水溶液とした。重fi1107”4.直径65mnL
、厚さ3.55 mYnの錠剤(素錠)をコーティン
グパン中で転勤せしめながら、これに前記水溶液を噴霧
し、熱風乾燥し、皮膜量が素錠の重量に対し1.8%と
なるように被覆した。別にトリアセチン(グリセリント
リ酢酸エステル)4.5重量部を水に加温溶解し、冷却
し、メタクリル酸−アクリル酸エチルエステル共重合体
30%乳化液lO重量部(固形分3重量部)を加え、さ
らに水を加えて全量20重量部としたものを用意し、こ
れを前記被覆錠剤にコーティングパン中で転勤せしめな
がら噴霧し、熱風乾燥し、皮膜量が一錠当りlO〃lと
なるように被覆した。
%水溶液とした。重fi1107”4.直径65mnL
、厚さ3.55 mYnの錠剤(素錠)をコーティン
グパン中で転勤せしめながら、これに前記水溶液を噴霧
し、熱風乾燥し、皮膜量が素錠の重量に対し1.8%と
なるように被覆した。別にトリアセチン(グリセリント
リ酢酸エステル)4.5重量部を水に加温溶解し、冷却
し、メタクリル酸−アクリル酸エチルエステル共重合体
30%乳化液lO重量部(固形分3重量部)を加え、さ
らに水を加えて全量20重量部としたものを用意し、こ
れを前記被覆錠剤にコーティングパン中で転勤せしめな
がら噴霧し、熱風乾燥し、皮膜量が一錠当りlO〃lと
なるように被覆した。
実施例2
実施例1記載においてヒドロキシプロピルメチルセルロ
ースの代わりにヒドロキシプロピルセルロースを1史用
した点を除いて、実施例1と同様に実施した。
ースの代わりにヒドロキシプロピルセルロースを1史用
した点を除いて、実施例1と同様に実施した。
実施例3
実施例1記載においてヒドロキシプロピルメチルセルロ
ースの代わりにメチルセルロースヲIN用した点を除い
て、実施例1と同様に実施した。
ースの代わりにメチルセルロースヲIN用した点を除い
て、実施例1と同様に実施した。
実施例4
ヒドロキシプロピルメチルセルロースを水に溶解し、5
%水溶液とした。重11110■、直径6、5 mrn
*厚さ3.55 mmの錠剤(素錠)をコーティング
パン中で転勤せしめながら、これに前記水溶液を噴霧し
、熱風乾燥し、皮膜量が素錠の重量に対し、1.596
となるように被覆した。別にポリエチレングリコール6
000を0.1重量部とり。
%水溶液とした。重11110■、直径6、5 mrn
*厚さ3.55 mmの錠剤(素錠)をコーティング
パン中で転勤せしめながら、これに前記水溶液を噴霧し
、熱風乾燥し、皮膜量が素錠の重量に対し、1.596
となるように被覆した。別にポリエチレングリコール6
000を0.1重量部とり。
エタノールに溶解し、メタクリル酸−メタクリル酸メチ
ルエステル共重合体1重量部を加え、さらにエタノール
を加えて全量20重量部としたものを用意し、これを前
記被覆錠剤にコーティングパン中で転勤せしめながら噴
霧し、熱風乾燥し、皮膜量が一錠当り8〜となるように
被覆した。
ルエステル共重合体1重量部を加え、さらにエタノール
を加えて全量20重量部としたものを用意し、これを前
記被覆錠剤にコーティングパン中で転勤せしめながら噴
霧し、熱風乾燥し、皮膜量が一錠当り8〜となるように
被覆した。
11一
実施例5
実施例4記誠において、メタクリル酸−メタクリル酸メ
チルエステル共重合体の代わりにメタクリル酸−アクリ
ル酸メチルエステル共重合体を使用し、かつポリエチレ
ングリコール6000を0.1眞綾部f更用する代わり
にトリアセチンを0.1重−置部およびポリエチレング
リコール1500を0.1重量部使用した点を除いて、
実施例4と同様に実施した。
チルエステル共重合体の代わりにメタクリル酸−アクリ
ル酸メチルエステル共重合体を使用し、かつポリエチレ
ングリコール6000を0.1眞綾部f更用する代わり
にトリアセチンを0.1重−置部およびポリエチレング
リコール1500を0.1重量部使用した点を除いて、
実施例4と同様に実施した。
実施例6゜
実施例4記俄において、メタクリル酸−メタクリル酸メ
チルエステル共重合体の代わりにメタクリル酸−アクリ
ル酸メチルエステル−メタクリル酸メチルエステル共重
合体を使用し、かつポリエチレングリコール6000を
0.1重量部使用する代わりにトリアセチンを01重量
部およびポリエチレングコール1500を0.1重量部
使用した点を除いて、実施例4と同様に実施した。
チルエステル共重合体の代わりにメタクリル酸−アクリ
ル酸メチルエステル−メタクリル酸メチルエステル共重
合体を使用し、かつポリエチレングリコール6000を
0.1重量部使用する代わりにトリアセチンを01重量
部およびポリエチレングコール1500を0.1重量部
使用した点を除いて、実施例4と同様に実施した。
=12−
図1は効果例1結果の項に記載の図1に相当する図面で
あり、メタクリル酸−アクリル酸エチルエステルの皮膜
量と落下衝撃不良率の関係を示す。 ′図2は効果例2結果の項に記載の図2に相当する図面
であり、メタクリル酸−アクリル酸エチルエステルの皮
膜量と落下衝撃不良率の関係を示す。 図3は効果例3結果の項に記載の図3に相当する図面で
あり、メタクリル酸−アクリル酸エチルエステルの皮膜
量と落下衝撃不良率の関係を示す。 特許出願人 工一ザイ株式会社 図 2 メククリル酸−アクリル酸二チルエステル共重合体皮膜
量(1錠当りmg) 図 3 メタクリル酸−アクリル酸エチルニスチル共重合体皮膜
量(1錠当りmg)
あり、メタクリル酸−アクリル酸エチルエステルの皮膜
量と落下衝撃不良率の関係を示す。 ′図2は効果例2結果の項に記載の図2に相当する図面
であり、メタクリル酸−アクリル酸エチルエステルの皮
膜量と落下衝撃不良率の関係を示す。 図3は効果例3結果の項に記載の図3に相当する図面で
あり、メタクリル酸−アクリル酸エチルエステルの皮膜
量と落下衝撃不良率の関係を示す。 特許出願人 工一ザイ株式会社 図 2 メククリル酸−アクリル酸二チルエステル共重合体皮膜
量(1錠当りmg) 図 3 メタクリル酸−アクリル酸エチルニスチル共重合体皮膜
量(1錠当りmg)
Claims (4)
- (1)アクリル系腸溶性皮膜が施された腸溶錠にお・い
て、当該皮膜と素錠との中間にセルロース系水溶性皮膜
が存していることを特徴とする腸溶錠 - (2)′アクリル系腸溶性皮膜がメタクリル酸−アクリ
ル酸メチルエステル共重合体、メタクリル酸−メタクリ
ル酸メチル゛エステル共重合体。 メタクリル酸−アクリル酸メチルエステル共重合体、メ
タクリル酸−アクリル酸メチルエステル−メタクリル酸
メチルエステル共重合体の群から選ばれた1乃至4の組
合わせにより与えられる皮膜である特許請求の範囲第1
項記載の腸溶錠 - (3)セルロース系水溶性皮膜がメチルセルロース、ヒ
ドロキシプロピルセルロース、ヒドロキレプロピルメチ
ルセルロースの群から選ば′れた1乃至3の組“合わせ
により与えられる皮膜である特許請求の範囲第1項また
は第2項記載の腸溶錠 - (4)セルロー長系水溶性皮膜の重量が素錠の重量に対
して1〜5%である特許請求の範囲第1項ないし第3項
記載の腸溶錠
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20815581A JPS58109413A (ja) | 1981-12-23 | 1981-12-23 | 耐衝撃性腸溶錠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20815581A JPS58109413A (ja) | 1981-12-23 | 1981-12-23 | 耐衝撃性腸溶錠 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58109413A true JPS58109413A (ja) | 1983-06-29 |
JPH0420890B2 JPH0420890B2 (ja) | 1992-04-07 |
Family
ID=16551553
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20815581A Granted JPS58109413A (ja) | 1981-12-23 | 1981-12-23 | 耐衝撃性腸溶錠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58109413A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2576514A1 (fr) * | 1985-01-30 | 1986-08-01 | Warner Lambert Co | Formes de dosage revetues |
US4775536A (en) * | 1986-02-24 | 1988-10-04 | Bristol-Myers Company | Enteric coated tablet and process for making |
US4912146A (en) * | 1985-01-30 | 1990-03-27 | Warner-Lambert Company | Coated dosage forms |
JPH037233A (ja) * | 1989-02-02 | 1991-01-14 | Shiseido Co Ltd | ビフィズス菌含有固型剤 |
US5047258A (en) * | 1989-07-14 | 1991-09-10 | Sterling Drug Inc. | Aqueous spray-coating process |
US5373836A (en) * | 1992-09-29 | 1994-12-20 | Tokai Corporation | Water heater |
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